イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2010年 01月 29日

   ・・・ カステルフランコの町 ・ ジョルジョーネ展 ・・・

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      上の写真は、ヴェネツィア・アッカデミア美術館所蔵の名作
      ジョルジョーネの「テンペスタ」ですが、
      4月上旬まで開催のジョルジョーネ展で、久し振りに出会いました。
      没後500年記念のこの展覧会は、彼の生地カステルフランコ・Castelfranco
      の、彼の家とされる博物館での開催で、久し振りにこの町を訪問。
  
      ジョルジョーネ展については、cucciolaさんが詳細されていますので、
      こちらもどうぞ。
      http://blog.livedoor.jp/cucciola1007/archives/765021.html
     
      カステルフランコについては、以前一度ご紹介しており、
      緑滴る町の様子はこちらで。
      http://italiashio.exblog.jp/4868553




      地図をどうぞ
       カステルフランコはどこにあるか?
       ヴェネツィアの北西に位置し、電車だとトゥレヴィーゾ・Treviso 経由
       またはパドヴァ・Padova からも。
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       地図をご覧頂くと、ヴェネト平野に於けるカステルフランコの位置
       かっては大変重要だった事が良くお分かり頂けると思います。
       トゥレヴィーゾから西に30k、パドヴァから北に40k
       西のヴィチェンツァからだと35k、
       ヴェネツィアからは北西に、直線距離で45k。

       という事でこの町の起こりは、12世紀の末にトゥレヴィーゾから、
       西のヴィチェンツァ、南のパドヴァに対する砦としての移殖政策に由ります。
       カステルフランコ の フランコは、移植民に対する税免除を意味し、
       守備兵士の砦ではなく、商業農業の取引の場としても重要だったのですね。

       税免除を意味するカステルフランコ という地名はあちこちにあり、
       検索、地名探しには、カステルフランコ・ヴェネトと特定します。



       町の中心部は、ご覧の様に城壁と堀に囲まれ
       現在大きな橋はこの西側と、突き抜ける東側、北と3ヶ所にあり、
       今はこうして石の橋ですが、その昔は跳ね橋だったと。
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       上の写真の堀を渡っての門で、現在この左脇にインフォメーション。
       ご覧の様に、ジョルジョーネ展のポスター、垂れ幕があちこちに見え、
       町はまさにジョルジョーネ展一色なのでした。
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       城壁内の中心部はほんとに小さく
       先ほどの門を入るとすぐに東側の門と市の塔が見え、
       電飾の飾りは、クリスマス用のまま。
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       左手中程の白いアーチの建物が市役所で、
       かっての執政官の建物跡に19世紀に建て替えられたもの。



       こちらが市役所の正面側、ドゥオーモの前から。
       中世の町中にあると新しく見えますが、
       真ん中に18世紀の礼拝堂が内蔵されています。
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       町の中心、城壁内部分の地図をどうぞ
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       左下の門から入り、まっすぐに見えた市の塔 1
       市役所はちょうど真ん中 7
       ドゥオーモ 16
       ジョルジョーネの家、博物館 17で、ここが今回の会場
       2 は、死者の塔・Torre dei morti.

       他にご案内する場所もついでに。
       4 劇場 テアトロ・アッカデミコ
       12 国立音楽大学
       13 トゥーツィオ・コスタンツォの家

       ご覧の様に城壁はほぼ真四角で、一辺の長さが約230m
       現在残る塔は四隅の塔と、市の塔、死者の塔と6つですが、
       元は8塔あったと。



       こちらがドゥオーモで、左脇のクリーム色の建物が
       ジョルジョーネの家とされている博物館
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       ドゥオーモはかってのロマネスクの教会の場所に
       18世紀に建設されたもので、右の小路の奥に見えるのが死者の塔。
       ドゥオーモの右脇に細い階段が付いているのが分かりますか?
       教会内からも抜けれますが、ここにコスタンツォの礼拝堂があり、

       ジョルジョーネの素晴らしい祭壇画・Pala di Giorgione が。


       こちらがその祭壇画。
       フラッシュなしで写真も撮れましたが、少しガラスが反射し・・。
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       大変美しい静謐な作品で、穏やかな明るい光に満ち、
       深い瞑想に誘われる感
があります。



       これは後でご紹介するテアトロ・アッカデミコで、
       懐かしいポスターに再会。
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       家博物館内に残るフレスコ画の清新さに魅かれていましたが、
       こうして見た聖母のまなざしに魅かれたのが
       ジョルジョーネに興味を持つきっかけでした。
  
       この作品は一度盗まれて戻り修復に、で
       長らく町に戻らなかったのですね。
       その経緯をこちらに書いた事がありますので、どうぞ。
       http://italiashio.exblog.jp/4868523



       祭壇画の下部分の左、若い兵士マッテーオ・コスタンツォ・Matteo Costanzo
       が23歳の若さで亡くなり、父親のトゥーツィオ・Tuzio
       ジョルジョーネに依頼したのが、この祭壇画と言われます。
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       この鎧はマルタ騎士団員である事を示し、聖人の名が3名ほど挙げられますが、
       顔は亡くなったマッテーオと言われ、憂愁に満ち、こちらを見つめます。

       展覧会の最初の展示に、
       祭壇画の依頼者トゥーツィオ・コスタンツォについて展示があり、
       彼とアーゾロの女領主カテリーナ・コルナーロとの
       関係についても触れておりました。


       例に寄り、家に戻ってから調べて改めて知る事が多く、
       シマッタ、見なかった!というやつを・・。
       
       これは トゥーツィオ・コスタンツォの住んだ家、地図13
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       彼はシチリアのメッシーナの生まれで、マルタ騎士団に属し、
       彼の父親ムーツィオ・Muzio は、カテリーナの夫 キプロス王ジャコモ2世に仕え
       ジェノヴァ人追い払いの功績で、副王の位。

       息子のトゥーツィオは、キプロスには行ったものの
       ヴェネツィア共和国の下で傭兵隊長として働き、
       キプロス王が亡くなり、カテリーナが政治を執るようになると
       ヴェネツィア政府は彼の影響力を恐れ、島に戻ることを許さず、
       遂にカテリーナがキプロスをヴェネツィアに献上し、
       アーゾロに来る(1489)前に、彼もカステルフランコに(1475)

       血筋が良く武勲にも優れたトゥーツィオは、キプロスの縁もあり
       アーゾロ領主となったカテリーナのお気に入りとなったようで、
       二人の結びつきは深く、セレニッシマの10人委員会の注意を引いた程と。

       が、息子マッテーオの死に際しジョルジョーネに祭壇画を依頼、
       ドゥオーモにコスタンツォ家の礼拝堂を作った事から、
       漸くこの地に落ち着いたものと受け取られた、と。

       アーゾロはカステルフランコからも近く、キプロス王家がらみの
       こういう良家の傭兵隊長がこの町に住み、あの祭壇画を依頼した、と
       大変興味深く感じました。
       トゥーツィオの年齢が分からないのが残念ですが、
       カテリーナとはほぼ同年代と考えて良いのではないかと。
       
       アーゾロの領主カテリーナ・コルナーロについては、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/10138432



       家の壁にはめ込まれた、トゥーツィオ・コスタンツォの紋章
       祭壇画にもあるこの紋章、ライオンの下に見えるのは肋骨を示し、
       両脇に、T と C とイニシャルが。
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       昨年末の市会議に、市長からこの家の購入提議があった様ですが、
       ゴシック様式の古い家で階段も急で狭く、床の強度にも問題があり、
       何に使うかも未定の高い買い物はできない、と
       大論争になったという記事がサイトにありました。
       さて、どうなりますか。
       

       サイトで見つけたフレスコ画で、
       これがジョルジョーネ展会場の建物にあるというのですが、
       昔見た時は気がつかず、今回も展示物で一杯で・・。

       カテリーナ・コルナーロはアーゾロから下ったアルティーヴォレに
       バルコ と呼ばれる夏の住居、宮殿を造ったのですが、
       そのバルコの花壇に寛ぐカテリーナとトゥーツィオだそう
       奥に見えるのが、キプロスの宮殿を表していると。
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       カテリーナは多分右側の2人目なのでしょうが、
       トゥーツィオがこれでは良く分かりません。
       うむ、ジョルジョーネ展が済んだらまた建物を見に行って来よう!

       キプロス島をヴェネツィア共和国に引き渡す事については、
       彼女の実弟ジョルジョが説得をした様子ですが、
       この夏の宮殿バルコについても、ジョルジョ自身が見た事のある
       ウルビーノのモンテフェルトゥロ公、パヴィアのジャン・ガレアッツォ公の
       バルコについての情報を与え、それを上回る物をと進言したそう!
       今は単に一棟のみが残るバルコですが、かなりの宮殿だった様子。

       アルティーヴォレのバルコについても、上の記事リンクでご覧頂けます。

       ジョルジョーネの静謐で神秘的な画風は、
       ヴェネツィア貴族からの依頼が多く、公的な仕事は2件のみ。
       ドゥカーレ宮の聴聞室の油彩と、リアルト橋脇の現郵便局、
       かってのドイツ商館の正面のフレスコ画のみで、

       このフレスコ画の値段について、150ドゥカーティの請求に対し
       130しか払われなかったようで、揉めた様子の書類展示があり、
       大変可笑しかったです。

       ドイツ商館のジョルジョーネの壁画については、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/10232700



       お昼を食べ町の散歩に

       城壁内には大きな建物が並びますが、
       中庭が覗ける大きな門の上に、雰囲気のあるフレスコ画。
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       市役所の横を入って来た所、テアトロ・アッカデミコ
       18世紀の建設で、こちら手前の入り口部分は後に増設と。
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       テアトロ・アッカデミコのロビー
       なかなか素敵でしょう?
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       舞台も小さく席数も少ない、が、美しい立派な劇場、
       TVニュースでもよく見かける、
       イタリアの豊かな小さな町にある劇場です。
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       我がコネリアーノにもありますが、
       これ程上等な造りではないようで・・。



       左側部分はこの様に塞がれていますが、
       右側の東に当たるこの部分は大きな窓で、
       講演会等に使われる時は、カーテンが開けられるのだそう。
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       たまたま小グループがガイド付きでやって来て、
       説明が聞こえ、儲けものでした。



       天井画
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       後方のボックス席
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       舞台の垂れ幕。
       この垂れ幕が下りているのをTVニュースで見ましたが、
       天井と同じモチーフが真ん中に。
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       ボックス席の様子
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       人口3万人程の小さな町の劇場とは思えませんね。
       如何にこの町が商業交易で豊かであったか、
       文化的にも高い水準を持っていた事も偲ばせます




       町はジョルジョーネ展一色に染まり
       ここにはパンで作った名前。
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       バールか、レストランか良く分かりませんが・・、
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       ガラスに反射して見えるお庭は、


       これです、地図の12
       個人住宅ではない様子で、入ってみました。
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       右手高台にこの建物が見え、ピアノの音が聞こえます。
       何かと思いましたら、かってのバルバレッラ邸・Barbarella が
       現在国立の音楽大 アゴスティーノ・ステッファーニ・Agostino Steffani に。
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       広い空間の大樹に囲まれた音楽大学、
       なんとも優雅で、建物選択のセンスに感心しました。




       細長い中庭の古い井戸、巻き上げ滑車が可愛い形。
       向かいの建物も音大使用の様ですが、
       かっては使用人住居、作業場だったのかも。
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       高台のお屋敷の流れですが、すぐ後ろが城壁
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       城壁の高さは約17mで、厚さは1,7m
       時代の古い造りですから特別な基礎はなく、
       16世紀の火器使用になるとまるで脆く、
       カンブライの戦時には(これについてはまだ・・、ご容赦!)
       あちこちに損傷や陥落が出たとの事。



       ドゥオーモ前まで戻り、東の市の塔から城壁外に。
       
       これは市の塔の、例によってヴェネツィア共和国シンボルの
       サン・マルコのライオン君と時計(15世紀末)
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       カステルフランコの町は、パドヴァのダ・カッラーラ家、
       ヴェローナのスカーラ家領有の変遷の後、14世紀から
       ヴェネツィア共和国の下で4世紀間の平和を享受
しますが、
       この門内天井部にダ・カッラーラ家の輪の紋章が今も。



       城壁を囲む堀の東南部分
       鐘楼の見える方に行くと、国鉄駅。
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       堀を囲み歩道が巡りますが、彫像が立ち大変良い雰囲気。
       堀の向こう城壁外にも散歩道があります。
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       城壁外の北東角、ジョルジョーネ広場が西に広がります。
       この辺り一帯、かっては穀類と家畜市で繁栄した場所ですが、
       この日も市で大賑わい。
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       正面に見える建物群が良い雰囲気でしょう?
       年代が古いせいか素朴な建築様式の3、4階がせいぜい、
       空が広く見えます。



       堀の北東角に、ジョルジョーネの彫像
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       堀を囲む東と北の建物群には
       フレスコ画がかなり残っています。
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       こんな感じで、フレスコ画のモチーフは神話物が多く
       人物、動物、植物と多彩。
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       後ろに見える高いのが、ジョルジョーネ君
       お堀周辺の空気、お分かり頂けます?
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       城壁とお堀をぐるっと回って、駐車場に戻ります。
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      ◆番外

       おまけの予告宣伝を。

       この2月26日から、6月2日まで、我がコネリアーノの町で
       チーマ・ダ・コネリアーノ・Cima da Conegliano展が開催
されます。
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       我が町出身、15世紀から16世紀にかけて活躍した画家で、
       写真は町のドゥオーモの祭壇画。
       ジョヴァンニ・べッリーニに師事した優しい画風が特徴です。

       作品は約40点、ロンドン、ワシントンのナショナル・ギャラリー、
       サン・ピエトロブルゴのエルミタージュ、ヴェネツィアのアッカデミア
       等など、上等なのが集まります。
       これを良い機会に、我がコネリアーノにお出かけ下さい、ませませ!!

       写真の多いサイトはこちらに。
       http://www.daringtodo.com/lang/it/2010/01/26/grandi-mostre-cima-da-conegliano-maestro-del-paesaggio/

       我が町コネリアーノのご紹介は
       http://italiashio.exblog.jp/4460160
    
       町のお祭り、ダーマ・カステッラーナ
       http://italiashio.exblog.jp/9981410

     ◆*◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今日はもう字数制限一杯!

       次回は、既に立春でしょうか?
       お元気で!
             

by italiashiho2 | 2010-01-29 01:25 | ・ヴェネト州 | Comments(15)
Commented by ペッシェクルード at 2010-01-29 18:56 x
shinkai さん、こんにちは。
カステルフランコを楽しませて頂いています。アッカデーミア美術館で『テンペスタ』に感動して、2度目のヴェネツィア行の時は、ヴィチェンツァからこの町に入りました。懐かしい写真の数々で色んなことを思い出しています。そして当時は知らなかった美しい劇場の事などを知り、感動しております。
また改めて何度も楽しませて頂きます。有難うございました。
Commented by shinkai at 2010-01-29 22:11 x
★ペッシェクルードさま、こんにちは!  コメント有難うございます。

こちらこそ、有難うございます。 確かカーニヴァルの時期だったか、カステルフランコかに居られて、ヴェネツィアに行かれた、と拝見した事を覚えています。
私も久しぶりの町でしたが、大きな変化はなにもなく、少し整備されて綺麗になったかな、という程度で、変化のないのが気持ちが良いです。
劇場は今回中に初めて入ったのですが、大変美しい立派なもので、わきのロビーではヴェネトの作家の油彩展もあり、中には戦時中に描かれたヴェネツィアの絵などもあって、興味深かったです。

それとやはり土地の歴史というのは、その土地に行かないと分からないものだと痛感しました。 その意味でも大変興味深い展覧会でした。
Commented by ゆんぴょ at 2010-01-30 00:11 x
こんばんは!
「テンペスタ」! ジョルジョーネの名作ですね。
カステルフランコの町がこの展覧会で大変盛り上がっている様子がよくわかります。あちこちにポスター・・・パン屋さんまで!
聖母のポスターが魅力的ですね。憂いを含んだまなざし。
彼の描く人物像はこういった雰囲気のあるものが多いのかしら。
劇場も細部まで美しく作りこまれてて品が良いなぁ。
コネリアーノの展覧会も楽しみですね。

お送りした画像がO.K.だったようで良かったです! お世話かけますが、よろしくお願いします~
Commented by shinkai at 2010-01-30 05:57 x
★ゆんぴょさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、「テンペスタ」はもう何年ぶりでしょうか、来ているかな?と思いつつ行ったのですが、本当にすぐ近くで、何度も行ったり来たりでためつすがめつ・・。 
ジョルジョーネの作品も、何枚も見ているわけではないですから、今回がいわばそのつもりになって何枚も見比べる事が出来た、というチャンスでした。
そう、全部の作品、といっても良いのでしょうね、憂愁に満ちたまなざしと空気に満ち、なんというのかな、作品としての完成度は高いのですが、作家の「これが言いたい!」「良いでしょう?!」という押しつけを感じないのです。 その絵の中の空気で、ふわっとこちらを包み込むのです。  逆に考えると、この腕でこの若さで、これは凄いなぁと思いました。

は~い、何度も有難うございました! また、お知らせしますね。

 
Commented by fresco1939 at 2010-01-30 11:55
こんにちは〜、いつもどさっとの展開ですから、大変だろうなと思いつつ、愉しんでいます。
7番の聖母、いいですねぇ。魅せられます。口が小さいので、緊張しているのでしょうね。
ほれぼれしています、ありがとうございました。
Commented by shinkai at 2010-01-30 17:52 x
★frescoさん、こんにちは!  コメント有難うございます。

愉しんでいる、といって頂けると、これはもう大変うれしいです。有難うございます!

はい、あの聖母の顔は素晴らしいですねぇ。 単なる美人女性 の聖母ではなく、こちらに何かを感じさせますね。 ジョルジョーネの絵の好きな所です。
一昔前の研究家の説では、あの聖母の顔は、ジョルジョーネの愛人チンツィア(という名だったと・・)の顔、というのがあるそうですが、さてどうでしょうか。

今朝はまた、こちらは雪です!  冷え込んでいます。

Commented by cucciola at 2010-01-30 19:33 x
shinkaiさま、

こんにちは。
私の記事をご紹介いただきましてありがとうございます。
私もshinkaiさんの記事をジョルジオーネの記事に紹介させていただこうと思っています。
私はカステルフランコではジョルジオーネ展を見ただけで終わってしまったので、改めてshinkaiさんの写真を拝見しながら町を偲びました。
それに、コスタンツォという若い騎士とカテリーナ・コルネールの関係は見逃しておりました。びっくり。コスタンツォさん、年上の女性に癒しを与えそうなやさしい面立ちですよね。
ダ・カッラーラの影響力はここまで来てたんですか。改めて勉強しなくては、と思ってしまいました。興隆期のヴェネツィア相手に奮闘したんですね!
Commented by shinkai at 2010-01-30 22:33 x
★cucciolaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

こちらこそ、よろしくお願いいたします。 あの日にローマにお帰りだったと拝見して、多分会場周辺だけで町は見ておられないだろうと思っておりました。

ああ、カテリーナとの関係は、あの祭壇画に描かれたマッテオの父親、トゥーツィオの方なのです。 でも今まで単なる祭壇画の依頼者としか知らなかったコスタンツォ家の血統にいささか驚きました。 マッテオの祖父がキプロスの副王だったというのですもの。やはりその土地土地に郷土史家がおられて、書かれているのですね。 もう少し突っ込んで知りたいものです。

ダ・カッラーラは最後の消滅が哀れだったようですが、一時はかなり!
アーゾロの上の要塞、先日のヴィットリオヴェネトの山の上の現司祭館にも、パドヴァの南、モンセーリチェにもあったと・・・とにかく領有した場所にはあの紋が残っているのです。
そう、セレニッシマにかなり対抗したようですよ。
Commented by shinkai at 2010-01-30 22:35 x
cucciolaさん、文字数が多いとの事で・・。
昨日medioevoの3冊まとめたpulsというのを見つけ買いましたよ。6,9エウロ!! 
中には持っていなかった昨年の5、6、7月分があり、欲しかったアルボルノスの特集がようやく手に入り、にこにこしています! ははは。
 
Commented by cucciola at 2010-01-31 07:33 x
shinkaiさん、
この雑誌、またしても北部だけの販売なんですよ!
私もパドヴァのジョルナラーイオで見かけて、買おうか迷ったのですが重たいので断念したんです。
ローマにはないんですよ。メディオエーヴォめ、南部に恨みでもあるんでしょうか!!アルボルノスは私も持っているんですが。あれはいい記事でした。
カテリーナのお相手はお父様のほうだったんですね。失礼!息子の容貌から察するに、お父様もハンサムだったんでしょう、きっと。
Commented by shinkai at 2010-01-31 17:11 x
★cucciolaさん、 きゃはは。 これは興味深い分析が出来そうですよ。
文化の香り豊かな北部、と見るか、はたまた、単に売れ残りの多い北部の在庫一掃セールと見るか・・!! あはは。
メール差し上げます。

そうなんですよ、カテリーナがアーゾロに来たのは35歳ですもの、まぁだまぁだ若いですよねぇ。 博物館でヴィデオご覧になられたですか? アップで見た息子は大変ハンサムな優しい顔でしたねぇ。
それにやはり彼女は、キプロス女王の位にかなりの未練があり、取り巻きにもキプロス組がかなりいたとか、なかなか複雑だった様子です。 セレニッシマが神経をとがらす筈ですね。
Commented by tonton at 2010-01-31 19:27 x
カステルフランコ・・・情緒のある素敵な街ですね~。
shinkaiさんは、写真がお上手だから、ますますうっとりしちゃいます。
堪能させていただきました。

私は美術に疎く・・・。
一番上の画像のみ、見たことあるなぁ・・・くらいのもので、お恥ずかしいです。
美術にも歴史にも、皆さん、造詣が深いのですね~。
私もイタリアに関するいろんなこと勉強しなくっちゃ!
Commented by shinkai at 2010-01-31 22:00 x
★tontonさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうですね、この小さな町には、昔なにも知らずに訪れた時に、何とものんびりした優雅な鄙びた良さがあるなぁ、と思ったものでしたが、その印象は変わりませんね。 なかなか素敵でしょう?
ありがとうございます、お天気の良い日を狙って出かけたので、お陰さまで青空の良い写真が撮れました。

皆さんにご紹介する為に、自分の旅行の写真をまとめ、間違いなく書くためにあれこれ調べますよね。
ブログを書くのは、まさに自分のため、自分の勉強になっているのです、お陰さまなのです!!
お体、お大事にね!!
Commented by Ayumi at 2010-02-01 16:24 x
shinkaiさん、こんにちは!

カステルフランコ、Giorgione展で盛り上がっていますね。
私もたくさんの記事やパンフなどを読んで、知識だけはいっぱし。でもやっぱり実物を観てみたい...彼の作品をまとめて観られる機会はそうないので、本当に惜しいです。
それにしても、Giorgioneが描く、憂いを含んだ人々の表情には魅せられます。この祭壇画と、町の空気に触れるだけでも楽しそうですね。いつか必ずや!
Commented by shinkai at 2010-02-01 23:12 x
★Ayumiさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、小さな町が本当に盛り上がっておりましたよ。 とはいえ、落ち着いた素敵な優雅な町で、本当に一度はお出かけください。
作品を纏めてみる事が出来、これでようやくに、そうか、こういう画家だったのか、と知る事が出来ました。
ティツィアーノが模写している、とされるのも何枚かありましたし、とにかく記録文書でもなんでも舐めるように近づいて見れるのが、こちらの良い所ですね。

今日は良いお天気ですが、とにかく寒い、冷え込んでいます。昨日アルトアディジェで零下47度という記録が出ました!
2月3月はまだ寒いのだそうです、4月にようやく暖かくなるとの事、 待ち遠しいです!




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