イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

italiashio.exblog.jp
ブログトップ
2010年 04月 19日

   ・・・ エジプト紀行 ・ アブ・シンベル神殿・ナイル下り その1 ・・・

d0097427_1411112.jpg

      今日は ナイル河上流に位置するアブ・シンベル神殿 Abu Simbel
      アスワン・ダム、そしてアスワンの街の様子をほんの少し、
      そして、ナイル下りの沿岸風景をごゆっくり! 
     
      最初は、アブ・シンベル神殿同様に小島に移されたイシスの神殿、
      その後クルーズ船でナイルを下りながら見たルクソール・Luxor迄の
      遺跡群を少しづつでも、と思っていたのですが・・・、

      どの遺跡もそれぞれに見所はあり、特徴もあるにせよ
      ほぼ同じスタイルの神殿構築で、何せ5000年前の物ですから、
      ローマ遺跡をあちこちで見ている目には、どれもが同じ様なイメージ!
      彫り込まれた浮き彫りの類、びっしりと埋められた象形文字
      実際にはかなり興味深く眺め、写真もたくさん撮りましたが、
      さてブログにと選び出すと、皆ほぼ同じなのですね。

      という事で、思い切って以下略。
      アスワンから乗り込んだナイル下りのクルーズ船で、
      ルクソールまでに見たナイル沿岸風景をご覧頂こうと
      其々の遺跡については、また懐かしくなったら纏めて見て頂こうと。
      よろしくお願いいたしま~す!
      
      
        
d0097427_14208.jpg

      ◆アブ・シンベル  1

       カイロからアブ・シンベル迄、1時間半弱の飛行予定でしたが、
       朝カイロ空港に着き、ツァー会社の持ち飛行機利用の為
       チェック・インも無しに待合室に入ったものの、
       狭い待合室が超満員になり、予定時間を過ぎてもそのまま!

       皆がお互いにツァー仲間の顔を探し、
       安心確認するうちに漸くに説明があり、
       アブ・シンベル空港が朝からの猛烈な砂嵐で閉鎖されており、
       運航がOKとなり次第出発するので待ってくれ、との事。

       春先からは砂嵐が強くなる、とか読んでいましたので、
       あれま、やったぜ!と思いつつ、
       それでも1時間半ほど待つうちに、搭乗、飛行でやれやれ。

       到着のアブ・シンベル空港は、こんな色!

       写真はあちこちで見かけた、
       ドラム缶に色をつけ道の両側から交互に突出している物。
       つまり、ジグザグに運行させ車のスピードを落とさせたり、
       検問所代わりの物ですが、
       どこからか、ホラ、自動開閉柵だぜ、の声。



d0097427_1422299.jpg

d0097427_1424012.jpg

      ◆アブ・シンベル  2・3

       砂嵐の色をどうぞ!



d0097427_1425819.jpg

      ◆アブ・シンベル  4

       空港からのバスがまた素晴らしかった!
       真ん中のドアの布張りが半分剥げ落ちて、がたがたと。
       う~ん、観光バスでこれだものね、一般のバスはどうなんだろ?

       大きなヨシズ張りの、待合所兼バールに到着、
       検問の柵を通り抜けた前に、この小山。
       右からぐるっと、回り込むように進みます。



d0097427_1431763.jpg

d0097427_1433526.jpg

      ◆アブ・シンベル  5・6

       こんな風に、石ころがゴロゴロする道を。

       湖の水の色も、水平線もボワンと濁り・・



d0097427_1435765.jpg

d0097427_1441616.jpg

      ◆アブ・シンベル  7・8

       小山をぐるっと回り込んで近づく形に造られているので、
       まず向こうの小神殿
       そして、手前の大神殿が目に入ります。

       何とも、素晴らしい瞬間!



d0097427_1444038.jpg

      ◆アブ・シンベル  9

       そう、これを見るために、エジプトに来たのでした!

       時に薄日が射しますが、以前として風が強く肌寒く、
       皆、口を閉じて見惚れます

       アスワン・ダム建設で水底に沈むのを救うため、
       幾つもに切り分け、この高所に運んで再構築されたのは知っていましたが、
       この辺り一帯地震地帯の為、中の神殿の上部にはドームが作られ、
       その上から岩で覆っているのだそう。



d0097427_145168.jpg

d0097427_1452091.jpg

d0097427_1454125.jpg

      ◆アブ・シンベル  10・11・12

       エジプトの神殿遺跡を、この後あれこれ見物しましたが、
       この神殿に勝る美しい神殿
       取分け、この正面の美しさを超える神殿は他にはないと

       岩に彫り込まれたので、この正面の形なのでしょうが、
       細部や大きさは違っても、他の神殿はほぼ同じ形態を持つのに対し、
       ここは唯一の、独特な構成で
       像の美しさの完成度も群を抜いていると思います。



d0097427_14618.jpg

d0097427_1462357.jpg

d0097427_1464395.jpg

      ◆アブ・シンベル  13・14・15

       大小の像の対比から、その言わんとする所が推し量れるような、
       単に力の誇示のみでなく
       ここの像には愛情もこもっている様な。

       細部の彫りも、大変美しく。



d0097427_14742.jpg

d0097427_147333.jpg

d0097427_1475320.jpg

      ◆アブ・シンベル  16・17.18

       奇怪な姿で現わされる事の多いエジプトの神々ですが、
       鷹の姿はホルス神だとか。

       この国の古代宗教についても、政治についても余り関心がなく、
       単に姿、形としてのみ見るのですが、
       動物の姿にはすぐ目が行き、ここの鷹は素晴らしいと・・。

       風が強いので、雀がチィチィ鳴きながら、飛び交います。



d0097427_148133.jpg

      ◆アブ・シンベル  19

       4体のラムセス像の真ん中に、内奥の神殿入り口があり、
       内部は写真禁止で、これは記念写真を撮ったカバーから。

       内部通路の両脇に、8体の巨像が立ち並び、
       この両脇に、びっしりと浮彫の施された部屋が並びます。

       そして65m奥の部屋には、神像が4体、
       この4像には、夏至と冬至の朝日だけが何分間か届くのだとか
       こんなロマンを何十年振りかに思い出しました。

       写真禁止なので、内部で撮りはしませんでしたが、
       奥から逆に入り口を見た時、
       砂嵐で弱い光が射しこみ、ぼんやりと浮かぶ巨像の姿が見え
       これはもうまったく、写せないのが大いに残念でした!

       でもね、ちょっとズルをしたのですよ
       入り口脇に制服の警官と、もう一人民族衣装ターバンの小父さんがいて、
       脇に抱えたカメラを見て、制服が内部はダメと言いかけ、
       もう一人が私を見ながら、彼をとめたのですね。
       魚心あれば水心、亀の甲より年の功
       はは~んと思い、外に出た時、私を撮ってくれと頼みましたら、
       OK!で、入り口に立ちましたら、もっと中に入れ、とね。
       カメラを渡す前に、思い切りISOを上げておきましたから、
       はい、暗い奥の像までしっかり写っていました。
       記念撮影代、2エウロ。 
       良いカメラだと、褒めて貰いましたぁ。



d0097427_1483734.jpg

      ◆アブ・シンベル  20

       隣の小神殿、こちらにはラムセスとその妻ネフェルタリ、
       そして皇子と王女の像が並びますが、
       隣の迫力ある美しさには、やや劣りますね。



d0097427_1485743.jpg

d0097427_1494182.jpg

d0097427_150564.jpg

      ◆アブ・シンベル  21・22・23

       立像は、後の神殿でもイヤというほど見ましたが、
       高くはなっても、やはり坐像の迫力には欠けるのでしょうか。


d0097427_1502894.jpg

d0097427_1504830.jpg

      ◆アブ・シンベル  24・25

       小神殿のこちらから見る大神殿。

       そしてこれも見納めの、両アブ・シンベル神殿。
       
       ピラミッドとスフィンクス、そしてこのアブ・シンべル
       我がエジプト旅行の目的達成!



d0097427_151912.jpg

d0097427_1513514.jpg

      ◆アブ・シンベル  26・27

       小山をぐるっと回りながら、入り口に戻ります。
       道脇に、こんな素敵な柄を持つ鳥のカップル

       そう、考えてみれば、
       このアブ・シンベル神殿を見に来る世界中の観光客の為に、
       ここの空港は存在するのですね。
       他には、何もないのです。
       考えると凄い事ですが、いや、その価値は十二分にあります!



d0097427_1515992.jpg

d0097427_152333.jpg

      ◆アブ・シンベル  28・29

       入り口脇にある、バール兼休憩所はかなり大きいのですが、
       見る見るうちにいっぱいになり、席もなくなり・・、
       出発の知らせがないなぁ、と待つうちに、またもや、
       砂嵐の為空港閉鎖、空港は先に行った観光客でいっぱいで
       行っても無駄ですから、食べ物もあるここで待ちましょう、と。
       なにぃ?! そんなに待つのぉ?!
       仕方もなく、ジュースとポテトチップを買い、
       砂嵐を見ながら、皆でポリポリと。

       雀たちが騒ぎながらすぐそこまでやって来て、
       風にあおられつつ、観光客のおこぼれ頂戴。

       ヤシの葉も、草木も砂嵐に吹き流されますが
       それでも不思議な事に、扇風機も回されたまま・・!



d0097427_153413.jpg

      ◆アスワン  1

       有難い事に、1時間半も待たずにバスに乗せられ再開した空港に。
       ここでもまた多少は待ちましたが、なんとかアスワンに到着
       45分程の飛行だったと。
       カイロからの鞄の行方不明が出たりして、また暫く待機。

       漸くに、今夜からの宿になるクルーズ船に向かいつつ見た夕陽
       途中見たアスワン・ダムの風景と重ねて納得の、
       砂漠にずっと延びる送電線。

       道には、黄色い細かい砂が吹き寄せられ敷き詰め
       ブレーキをかけたら危険だろうなぁという風景。

       後に聞いた話では、確かに待ちはしましたが我々は幸運でした。
       後発のグループは、アブ・シンベル空港が閉鎖の為カイロに引き返し、
       翌日には行ったものの、またもや砂嵐で、蜃気楼を見ただけだったとか!
       蜃気楼も、そりゃまぁ見れるなら見たいものですが、
       あの神殿とは比較できませんよね。

       余談ですが、到着した船の入り口でおしぼりが渡され、
       顔を吹いたら、おしぼりが茶色に!
       シャワーを浴び、耳の中をタオルで拭いたらまだまだ茶色!
       入り口では、さすが耳の中まではね・・!



d0097427_1532635.jpg

      ◆アスワン  2

       翌日は、前日の砂嵐が嘘のような快晴!
       早速に、アスワン・ハイ・ダムの見物に。



d0097427_1534998.jpg

d0097427_1541257.jpg

d0097427_1543745.jpg

      ◆アスワン  3・4・5

       ダムの下流側、と上流の広い広い湖。
      
       そして、アスワン・ダムの構造図。

       こういうのは、私は説明されても分からないので、
       説明は省略、・・こうなっているんですと。
       皆さん、お分かりになりましたねぇ?
      
       

d0097427_15511.jpg

      ◆アスワン  6

       フィラエ島だと。
       この島にあったイシス神殿がダムの水に沈み、
       現在別の島に移されているのを見物に。
       なかなか素晴らしい神殿でした。



d0097427_156858.jpg
d0097427_1564348.jpg

      ◆アスワン  7・8

       昨夕アスワンに到着した時に見た送電線。
       武骨な姿を見せますが、ダムの発電で得た電気を
       カイロに迄も、国中に運んでいるのでしょう。

       ナイル河の流れに寄り添い村落が続き、
       そのすぐ奥には砂漠。



d0097427_157798.jpg

d0097427_1572840.jpg

      ◆アスワン  9・10

       ナイルの東岸側、こちらにアスワンの市街が広がりますが、
       大きなオアシスになるのか、深い緑に。

       緑色に塗られたこの家は、アスワン・ダムの建設時
       イギリス人技師の住んだ家だそう。
       庭の縁取り部分の、黄色と黒が気になりつつ、
       長崎の洋館を連想しましたが・・。



d0097427_1575174.jpg

      ◆アスワン  11

       ツァー仲間で仲良くなった夫婦2組と、
       クルーズ船を抜け出しアスワンの街散歩に

       カイロと違いアスワンの街は、小奇麗でのんびりとした雰囲気。
       船の係留河岸から道に上がると、すぐに公園が広がり、
       ナイルの西に見える砂漠の丘が、こんな風に。



d0097427_1581495.jpg

d0097427_1583774.jpg

      ◆アスワン  12・13

       これは公園の清掃人と、バイクのゴミ収集車

       この程度の大きさの車で十分なのかいな?
       ガイドのナッセールの話だと、アスワンの市長が働き者で、
       街が上手く機能している、との事でしたが。



d0097427_1591015.jpg

d0097427_1593194.jpg

      ◆アスワン  14・15

       所で、エジプトのカラスは真っ黒ではないのですよ。
       こんな風に、ネズミ色とのツートン・カラーで、
       ええ、まぁ大きさも少し小さめかな。

       合歓の木の葉が、広がり始め。



d0097427_202061.jpg

d0097427_212391.jpg

      ◆アスワン  16・17

       手書き?に見えたナンバー・プレート、
       そして、
       荷物風に運ばれる子供。
       落ちるなよ!



d0097427_214542.jpg

d0097427_2225100.jpg

      ◆アスワン  18・19

       映画館入り口と、ポスター。

       エジプト国産映画のようですが、
       ええ、ラヴ・シーンもしっかりあるようですがぁ、
       濃厚かどうかは、わしゃ知らんよ。



d0097427_224724.jpg

      ◆アスワン  20

       道の奥に、アスワンの国鉄駅

       この時は時間切れで行きませんでしたが、
       夜再度脱出を敢行、
       駅の中も覗きに行きました。

       各種、各街の夜景写真は、次回に一挙公開予定
       お楽しみに!

       
       という所で、下の「次のページ」をクリック、
       エジプト紀行 ・ ナイル下り その2 にお進み願います。
       
               

by italiashiho2 | 2010-04-19 01:39 | ・エジプト | Comments(2)
Commented by tomocone at 2010-04-22 05:50 x
こんにちわ
素敵な写真ばかり。それにしても、大きい、壮大という言葉がぴったり。圧倒されるような感じで、写真を見入ってしまいました。
アブ・シンベル  26・27の鳥、本当にきれいな柄ですねね。
Commented by italiashiho2 at 2010-04-22 17:07
★tomoconeさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、ピラミッド、スフィンクス、そしてこのアブ・シンベル神殿はやはりとても素晴らしかったです。 旅行した甲斐があった、と思いましたよ。
他の神殿類も素晴らしく、それぞれの違いもあったのですがね、 イタリアでローマ期の物を見ているでしょう? 
そうすると、全体として見てどれもが何となく似た感じなので、少し目が慣れすぎて・・。

ええ、あの鳥素敵でしょう? ルクソールでも見かけましたから、あちこちにいるのでしょうね。



<<    ・・・ エジプト見たまま...         ・・・ エジプト紀行 ・... >>