イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2011年 01月 31日

   ・・・ 世に評判の、ノルチャの旨いもの店は、 ・・・

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       イタリア各地の広場で、よく催される旨いもの物産展
       迷い込むと時間の経つのを忘れる程にたくさんの屋台が並びます。
       それ程に、それぞれの土地伝統の旨いものがあるのですが、
       豚肉製品となると、ノルチャの名は外せません!

       ノルチャ・Norcia。 
       そう、ウンブリアの南東の奥に位置し、ヨーロッパの守護聖人である
       サン・べネデット・San Bebedetto
       初の宗教団体であるベネデット会派の創始者としても有名な
       聖ベネデットの生地であると共に、
       美味しい豚肉製品の生産地としてもとみに有名なのですね。

       昨年秋ノルチャに2度目の訪問をしましたが、
       今日は町の旨いもの店、豚肉製品の店特集をご覧頂こうと!

       上の写真は、プレーチから出発約半時間、1008mの峠を越え、
       ノルチャの町がある盆地に出てきた所
       左端の山の麓に右に行く道が見え、それが中程を左に(これが見えにくいですが)
       そして頂上近くを少し上り加減に道が通っているのが分かりますか?
       この道が一番高い所では1521mを通る
       ノルチャからカステルッチョ・Castelluccio に南から入る道で、
       4年前の春にはこの道を通り、カステルッチョに行ったのでした。

       その時の様子は、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/5405447



       町の様子を上から
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       家並の中、横に並木が横切りますが、
       この町も城壁がぐるりと取り囲み、上側が城壁内の町で、
       手前は後から開けた地域という事になります。



       町の城壁
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       こちらは町の北側に当たり、町への大きな門も開きます。
       奥に見える山から、越えて来た峠の感じがお分かりでしょうか?



       町入り口にある道路標識
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       ペルージャ、ローマが、ここからだと近いですね。
       ローマ人が造ったというマルモーレの滝、
       聖女リータ・Rita の町カーシャ・Cascia もまだ知りません。



       町の門を入り真っ直ぐの通りが中心広場まで。
       豚肉製品の店はすぐに目につきます。
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       町の中心にある、サン・ベネデット広場。       
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       手前の像がサン・ベネデット、
       その奥が、サン・ベネデット聖堂で、
       左が市役所となっている塔のある建物。
 
       広場のこちら側には、カステッリーナ・Castellina
       呼ばれる16世紀のの法皇代理の住まいの建物があり、
       現在は博物館に。

       上でご案内した以前の記事にも書いていますが、
       また詳しくご案内したいと思っています。

       こちらは広場の角にある、銅製品の店
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       普通の店が目立つ程、豚肉製品の店が多い町なのです!



       はい、こちらも。
       とにかく品数が多い!
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       名前の付け方が可笑しく、あれこれ見ていると笑えます。
       いわく、お祖父ちゃんの棒、タマタマ、ロバのXXX eccecc.

       
       
       この日は閉店していた、有名店らしいのですが、
       店の前の写真が凄い!
       上手く見えますか?  遠景のを選んだのですけど・・。
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       以前行った時は、店の外まで匂いが流れ!



       店の名前、ブランカレオーネ・Brancaleone が嬉しくて!
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       名優ヴィットリオ・ガスマンが主演した「ブランカレオーネの軍隊
       とでもいう有名な喜劇映画の主人公の名が、
       ノルチャの田舎騎士ブランカレオーネという訳で。

       ノルチャの人、ノルチーノ・Norcino という言葉には、
       豚肉製品を作る人、屠殺者、そして藪医者といった意味も含まれ、
       少しばかり揶揄するイメージがありますね。
       
       あれこれ考えていて、ブランカレオーネ・白いライオン=豚
       という意味が含まれているのかも、と気が付いたのですが、
       どうなのでしょうか?

       それに、ウルビーノ公フェデリコ・ダ・モンテフェルトゥロ
       最初の奥方が、タルトゥーフォで有名なサンタンジェロ・イン・ヴァードの
       ジェンティーレ・ブランカレオーネ・Gentile Brancaleone という名前。
       ふむ、少し調べてみたい気持ちになりました。

       追記を。
       少し調べて即分かった事を書きますと、
       Branca、Leone 共に中世に多かった姓で、それが一緒になったといい、
       12世紀には既に存在するとの事。
       で、Branca は白ではなく、ラテン語からきてZampa、動物の足を指すそう。
       つまりブランカレオーネは、ライオンの足という事になりますね。
       
       ブランカレオーネの軍隊、についてはcucciolaさんがこちらに
       http://blog.livedoor.jp/cucciola1007/archives/765079.html  



       上の写真の店は、町の南門に近くあり、
       その門を出ると、真っ直ぐな街道がこの様に。
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       中程から上り坂になっているのが見えますね。
       暫く進み左折すると、最初の写真のカステルッチョへの峠道。



       こちらはパン屋さん。
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       リスや葡萄、秋らしい飾りつけです。



       肉製品だけでなく、チーズも美味しい物がたくさん!
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       タルトゥーフォ(トリフ)あり、の看板に釣られて入りかけ、
       余りの匂いのすさまじさに・・、諦めたひ弱な大和撫子!



       道を戻ってきたら、もう一軒のブランカレオーネ店!
       こちらの方が新しいのか、店構えもすっきり。
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       たくさんたくさん店を写したのですが、
       この手の店に子豚の絵を描いた物とか、
       ショッキングピンクの札が付いた店とかは省略して。



       この町の有名レストランの看板があったので、ご紹介を。
       このまま住所が見えますね。       
       Granaro del Monte・グラナーロ・デル・モンテ
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       Vesupasia・ヴェスパジーア。 
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       Palazzo Seneca Luounge・パラッツォ・セーネカ・ラウンジ
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       ここに写真はありませんが、有名と思われるホテル・レストランに、      
       Grotta Azzurra・グロッタ・アズッラというのも。

       グルメの皆さん、遥々山を越えて行かれても大丈夫、
       美味しい物がたくさん、皆さんをお待ちしていますよぉ!



       最後は八百屋の店先を。
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       店の前、公園脇に品を広げていましたが、
       そう、栗も葡萄も、大きなザクロも見えますね。
       こちらのザクロの甘さには驚きですよ、一度お試しを!



       町の北の門の外、駐車場の脇からの眺め。
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       西を向いて写していて、あの山の向こ~~うにスポレート



       という事で、再びこの山と峠を越え、プレーチの宿に戻ります。
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     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今日から3日間が一年で一番寒いメルラの日・クロウタドリ
       だと今日のニュースで。
       確かに、トリノ、ミラノは雪で白くなっておりました。

       今朝届いた日本からのメールによると、
       昨夜のサッカーアジア大会で日本が優勝、皆さん3時まで夜ふかし、
       という様子だったようですねぇ?!。
       やはり参加するだけよりも、勝つのが嬉しい!!ですよねぇ。

       こちらは昨年末に地上デジタル放送となり、格段に番組数が増え・・、
       さてそうなると、じわじわとお好みの番組も増えますねぇ!
       夕御飯の後の、アメリカはニューヨークの警察番組、
       1週間の間に!家を建て替えるプロジェクト、と
       今の所はこの2つですが、
       アンテナは衛星放送のも既に家に届いているので・・、
       デジタル受像機に取り替えるのも、そう遠くないかも?
       いやいや、番組自体は古いので、もう少し我慢のshinkaiです。


       という事で、ではではまたまた
       励まし、応援クリック、よろしくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-01-31 00:25 | ・旨いもの! | Comments(10)
Commented by kazu at 2011-01-31 17:16 x
種類が豊富なイタリアに肉製品にびっくりしました。
店先に並ぶ物や入口の軒先から吊るされた物 お店の看板も
なかなかユニークで日本では見られない風景です。
生ハムやサラミ位しか知らないので面白い写真でした。
Commented by bluemillefeuille at 2011-01-31 20:45
イタリアでは、ホテルの朝食に、ハムが山のように出てきますものね~。
美味しかった~♪
食も加わると、その土地が更によくわかり、いいですね~。
スロー・フードのイタリア、その土地の伝統と、食材を大切に守っている、
と、番組で言ってました。
これからもご紹介ください!!
これに素敵なカフェ情報なども加わるとパーフェクト。
でもそうなると、shinkaiさん大忙しなので、やめときましょ(笑)
Commented by cucciola at 2011-01-31 21:40 x
shinkaiさま、

こんにちは!
ノルチャは本当にお肉屋さんが多いんですね!ブランコレオーネという名もたくさん残っていてびっくりしました。
ちなみにローマにはブランカッチョ家という貴族の宮殿があるのですが、その家の紋章もやはり動物の足でした。中世にちょっとはやった名字だったのかもしれないですね。
サラミにチーズにパン、パニーノを作ってもらって街を散策したくなりました。
Commented by tonton at 2011-01-31 22:19 x
どうしてかしら??
この間から、世界ふれ合い街歩きDVDを友達から借りて、あれこれイタリアの風景を見ていますが。
田舎のなんてこと無い風景画、どうしてこんなに素敵なんでしょうね?
日本の田舎は・・・なんででしょう?素敵というより、寂れています。寂れているというより、なんだろ。殺伐としているというか・・・。
生活感が無いからかな。
日本の田舎ももちろん素敵な場所はたくさんあるのだけど・・・。
観光地でなければ過疎が進んで・・・荒れた感じなのかな。
イタリアにもそういう田舎ってあるんでしょうかね?
Commented by italiashiho2 at 2011-01-31 22:56
★kazuさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そう、凄く賑やかでしょう?! でも今回は余り激しいのやけばけばしいのは省いたのですよ。 普通の町の肉屋さんは、ガラス戸越しに中に吊り下げているのが見える位で表には出していませんけど、やはりここは一種の観光地、この品が一番の売り物の町なのでこんな感じなのでしょうね。
そうです、とにかく品物の種類が多く、形も色々で、名前も色々で・・、面白いでしょう?
各地で祭日に開かれる旨いもの物産展でも、こんな感じになりますよ。 
一度おいでの時に出会うチャンスがあったら、あれこれ試食して見て下さいね!!
Commented by italiashiho2 at 2011-01-31 23:03
★hanaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そう、本当に土地の特産品が多いですよね、イタリアは。 そして美味しい! これは言えます!!
ハムとチーズの盛り合わせはね、お昼時にでも、おやつでもグループで注文すると、大皿にあれこれ薄切りにしたのが出て来ますよ。 とにかく品数があれこれ出るのに驚きます。

カフェ情報ですかぁ?! あのね、たまたま昨夜フィレンツェの写真整理のついでに(一昨年の秋のが、漸くに全部済みました!)見つけた面白いサイトに、フィレンツェのいわゆる昔からの店の紹介があったのですよ。 その中にカフェとレストランも、ね。 面白そうなので、ご紹介しようと思ったのですけど、そうですか、ではでは、チャンスを見つけて。

Commented by italiashiho2 at 2011-01-31 23:09
★cuccilaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そう、ノルチャでブランカレオーネの名前を見つけた時は、笑いましたよ。 やはりあるのですねぇ! 
それにブランカがラテン語からのzampaだとも知って、中世の姓の面白さにもちょっとふれた感じでした。 ブランカッチョ家は有名な一族ですよね、そうなのですか、やはりブランカ・ザンパから来ているのですね。

そう、お店の前にはパニーノをお好みで、といっぱい出ているのに今回気が付きました。 あそこはチーズも美味しそうですから、下手にレンズ豆を食べるよりも美味しいかも!ですね。

春が待ち遠しいですね!!
Commented by italiashiho2 at 2011-01-31 23:20
★tontonさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなのですね、いつも友人達が来ると車で走りながら、また旅行のときでも良く話に出るのが、イタリアの田舎の美しさ、なのですよね。 どこがどう、と言えないのですが、なんとも美しいね、という話になります。 色、彩りかもしれないのですが。
勿論、先日ご案内したウンブリアの奥のロッカノルフィの村など、4年前に行った時はその10年前の地震のまま残っていて、崩れ寂れ、悲惨でした。 でも昨年の秋にはかなり修復されていましたから。
過疎が進む、地崩れ山崩れで村が放置され荒れるまま、というのも勿論あるのですが、日本だったらとっくの昔に便利さを求め、経済的な良さを求め町に出るだろう、というのが、どっしりとそのまま住んでいる、というケースが多いからかもしれませんね。良くも悪くも人間の根性が座っている、と言えるのかも。
Commented by mayumi-roma at 2011-02-01 00:21
はじめまして♪
hanaさんとcucciolaさんとのご縁から、時々遊びに来ていました。
イタリア各地の知られざる町を、美しい写真とともに紹介されてあって、素敵ですね。

どうして、そんなにたくさんの素敵な写真をお持ちなのかしら~!?
カメラがご趣味だったんですか?
私は、ブログを始めて1年ちょっとなので、写真に苦労しています。
これまで、どうして、写真の記録をつけておかなかったのかしら?って・・
長年イタリアに暮らしていると、当たり前になってしまって、どこに行っても写真を撮っていなかったんです・・
今、あの写真があったら~~~なんて、後悔しています。

同じexblogなので、リンクを頂きますね♪
Commented by italiashiho2 at 2011-02-01 02:34
★mayumiさま、初めまして、こんにちは! ブログご訪問、コメント、そしてリンクも有難うございます! 私の方からも今頂いて来ましたので、今後ともよろしくお願いいたします。

はい、ランキングの方でタイトルを拝見したり、cucciolaさんの所でもお名前を拝見していましたが、いつもバタバタで。 リンクを頂いたのでお邪魔させて頂きますね。

写真は、はい、好きなのです、単純に!  絵を描いていた時はスケッチをして、資料の為に撮っていたのですが、ブログをするようになるとご紹介する為の写真ですから、また別のものですし。
今はデジタルで現像代がタダですから、旅行すると撮り過ぎて後で整理するのに苦しんでいますけど!! ははは。

田舎に住んでいるので、いつもはとても満足ですが、でも都会の方のブログを拝見すると、田舎者になったぁ! と実感です。恐ろしい!!


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