イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2011年 03月 22日

   ・・・ ナポリ街歩き、そして周遊バスの上から その1 ・・・

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       先回ナポリ空港に到着して後、国鉄駅まで行った様子を
       見て頂きましたので、今回はその続きを。
       ホテルは空港からのバスが停まる国鉄駅前ガリバルディ広場・
       Piazza Garibaldi の一角にありましたので、
       荷物を置き、すぐに街の半日観光に繰り出しました。
       
       わずか半日ですから、市内周遊観光バスに乗ろうと友人と決め、
       ホテルから一番近いバス停がある筈の
       カプアーナ門・Porta Capuana に向かいました。
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       で、上の写真と次の写真がカプアーナ門とその広場


       市内周遊観光バス・CitySightseeing Napoli
       真っ赤な車体の2階建バス
       フィレンツェやローマでも走っているあのバスです。
       地図をどうぞ
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       右端真ん中あたりに見えるのが国鉄駅とガリバルディ広場。
       つまりカプアーナ門10から乗り、の始発終着駅のある
       カステル・ヌウーヴォの広場まで行き、お城を見て、
       出来たら赤い線の、街中とカポディモンテの山の上を回る
       バスに乗りたかったのですね。

       所がやっと見つけたバス停には、時刻表が無い!
       そう、ここはフィレンツェではなくナポリなのだと改めて気が付き、
       次にいつ来るのか、回って来るまでは待てませんし、
       あちこち見上げ見つめ見とれながら、写真を撮りつつ、   
       赤い線と水色の線が重なっている道コルソ・ウンベルト・プリーモ
       Corso Unberto I に出てお城に向かって歩きました。

       真っ赤なバスがいつ来るかと振り返ったりしながら歩き、
       でも、途中であっさりと追い抜かれましたけど、はは、
       これが楽しい街歩きになりました。
       ナポリの街は大きく、繁栄の歴史を持つ街に相応しく重厚で
       見るべきものが街の通りにもたくさん!

       遂にお城の広場に到着してバスを見つけ訊ねましたら、
       既に3時前だったでしょうか、
       今からだと水色のコース、ドゥオーモや考古学博物館の前を通る、と
       戻って来て後にブルーのコース、ずっと海沿いを行くコース、
       実際のこのコースは地図で見える倍の長さがあります、の
       2つに乗れる、という事で了解、切符22エウロを求め、
       喜んで2階建のバスの上に座ったのでした。

       イタリア各地の周遊バスのサイトはこちらに。
       http://www.city-sightseeing.it/home.htm



       順序が逆になりますが、まずは歩いて見て撮った写真をどうぞ。
       上の地図の10の停留所のすぐ下に、
       ずっと西に一直線に抜ける道がありますね、その道です。
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       緩い坂道がずっと続いているのが見え、
       多分スパッカ・ナポリ・Spacca Napoli と呼ばれる
       古い下町辺りにも続く道でしょうが、
       東洋女2人の観光客は、凄いねぇ!と覗くだけ。
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       2007年の12月に一度ナポリを訪問しましたが、
       その時に下町を、ガイドに連れられて歩きましたのをこちらに
       http://italiashio.exblog.jp/6792525



       こんな石段が続き、中途を横切る道には必ず駐車
       とにかく車が溢れ、人もあふれ・・。
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       大通りのコルソ・ウンベルト1世に出てくると、一層賑やか。
       車が道脇に隙間なく駐車し、その向こうを車とバイクが走りまわり、
       道端にはあれこれ物売り。
       イヤリングは如何?
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       ニコラ・アモーレ・Nicola Amore 広場
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       ぐるっとロータリーを囲む周囲の建物は、
       すべてこの巨人達が、入り口脇に見張り番代わりに。



       このスフィンクス像のあった建物はなんでしたっけ、
       覚えていないのですが、素晴らしいでしょ?
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       垣間見える教会の丸屋根
       ナポリで見かけ始め、アマルフィ沿岸沿いの町でたくさん見た
       タイル使いのアラビアのイメージもある丸屋根です。
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       船の形が半分突き出し、多分由緒があるのでしょう。
       古い文字はローマ銀行とありましたが、
       現在はどうやら商工会議所の建物の様子。
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       こんな素晴らしい軒下飾りの建物も。
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       ウインドウに見つけた、迷信深いナポリ人用万年カレンダー
       魔よけの赤い角や、幸運を呼ぶ蹄鉄等など。
       でも何と書いてあるのか、ナポリ訛りはさっぱり・・。
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       素晴らしい飾りの建物ですが、
       良く見るとベランダのあちこちにはげ落ちた跡が見え、
       ・・怖いなぁ、下を歩くのが。
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       漸くにたどり着いたカステル・ヌオーヴォ広場
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       紀元前5世紀にギリシャ人がナポリの町を作ったと言われますが、
       その後は、ローマ、ロンゴバルド、ノルマン、フェデリコ2世と続き、
       13世紀半ばにフランスのアンジュー家がこの街に。
       そしてこの城を建設、アンジュー家の要塞・Maschio Angioino とも
       呼ばれますが、
       街は15世紀にスペインのアラゴン家の元に入り、
       この城も全面的に改装されたのだそう。
       
       こうして2世紀に渡るスペイン統治の後、
       フランスのブルボン家に渡り、
       1860年のイタリア統一まで続いたという街の歴史。

       イタリアであってイタリアでないというか、
       まぁ、イタリアという概念自体が無かったと言いますが、
       次々と諸外国の下にあった街ナポリ。
       つまり美味しい街でもあった訳で、
       諸外国の文化が混じった混沌とした味わいが
       ナポリの魅力なのでしょう。

       という事で、
       周遊バスの切符売り場は手前右下に見える屋根下で、
       その前の広場にバスの発着場があります。


       城の正面入り口の美しい彫刻の施された凱旋門
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       城の中は見物しなかったのですが、
       入り口部分だけでもなかなか興味深かったので、
       また改めて、お城だけでもご覧頂きますね。



       これはお城前で見つけて嬉しくなった物。
       お天気が良くて現代抽象みたいな重複画になりましたが、
       盗難防止のハンドルカバー、見えますか?
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       てな事で前置きが長くなりましたが、
       それではバスの2階席から見下ろして街を行きます
       まず先ほど歩いて来たコルソ・ウンベルト1世を戻り・・、
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       バスに座り運転手任せで、何も考えませんでしたが、
       こうして写真を見ると怖い走り方、というか道ですねぇ!
       全体で6車線位ある一番端が駐車の列で、
       左2車線を逆行きの車が走り、我らはその横を逆方向に!



       ここはちょっとした隙間に車が突っ込んで駐車していて、
       バスはここをすり抜けて、直進する訳ですがぁ・・
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       ほんのちょっぴり、ちょっぴりずつ進んで、
       通り抜けましたよ!

       右のシニョーレが、私が笑いながら写しているのを見て、
       彼も笑いながら車を指さし、次に、アホやで、と頭を指し、あはは。



       3月8日女性の日でしたので、ミモザの花を現わすつもりか
       店の前にたくさんの黄色い風船が付けられたピッツア屋さん
       はぁい、お持ち帰りも見えますねぇ。
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       ナポリのドゥオーモ・Duomo 水色コース3の停留所、
       以前に訪問した時には、素晴らしい内部も拝見。
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       年に2度、この街の守護聖人ジェンナーロ・Gennaro の血液が
       液体化する奇跡でも良く知られたドゥオーモです。
       


       この方はバスのガイドさん
       2階席に上がって来て写真を写しているのを横から。
       モデルになってる事が分かると、この笑顔。
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       良いお天気ではあったのですが大変に寒い日で、
       おまけに風が強く、2階席はかなりの揺れもあったのですが、
       でも頑張ったのでした、はい、アホのなんとかで、はは。
       
       彼女のこの笑顔を最後に、次回に致します、お楽しみに!


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       昨夜息子夫婦が山の家の点検からの戻りに我が家により、
       TVニュースで見た日本の地震や津波の話題になりました。
       彼らにとっての大きな感心事は、日本人の礼儀と忍耐と、でした。
       あの辛い大変な時でも、放射線検査にも皆がじっと騒ぎもせず
       礼儀正しく列を作って並んでいる事など、
       自分の国と人々との大きな差を感じた様子です。

       一番大変な時に、一番の本心、肝心な事が現れるのですよね。
       それが彼らにも分かった、というのが
       私にもとても嬉しかったです。

       まだまだ大変な困難の中にお出でなのでしょうが、
       どうぞ、心を強く頑張って下さい!! と願います。


       日本のニュースを見つつ、自分のブログをどうするか、
       いささか躊躇する部分もありましたが、
       今迄通り続けさせて頂こう、と決めました
       どうぞ、よろしくお願いいたします

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by italiashiho2 | 2011-03-22 03:47 | ・ナポリ・アマルフィ一帯 | Comments(6)
Commented by fresco1939 at 2011-03-22 09:46
おはようございます・・・ナポリはおもしろいですね。私はカプリに渡る船の時刻の都合で
ナポリはほとんど見られなかったのです。今から思えば残念・・・
ところで、万年カレンダーを見て、ハッと気がつきました。あのフラ・アンジェリコが描いた
天使の頭に魔よけの赤い角が描いてありました。不思議だなと思っていたのですが、フラ以外の
画家も描いていて、それが本になる時に、少し色を薄めたりしています。魔よけだったとは・・・
Commented by allegria1i at 2011-03-22 12:28
怖くて、ドキドキしてながら歩いた街並みも
shinkaiさんの手に掛かると、魔法のように美しく見えます。
今度は、もう少しゆっくりと歩けるかしら・・・などと思いながら拝見しました。

日本は、、、、震災後いろいろなことが起きています。 
が、忍耐強い国民性であることは確かです。 
被災地は、まだまだ手つかずのところも多く・・・・
原発の不安も消えず・・・・
でも、少しずつですが前進はしていることを実感します。

次も元気の出る写真、楽しみにしています。
Commented by italiashiho2 at 2011-03-22 16:42
★frescoさん、こんにちは! コメント有難うございます。
戻ってそうそう、そちらのブログを覗きに行き、ご無事と知ってそのままご挨拶もせずに戻り、失礼いたしました。

はい、私もゴミの問題や他のTVニュースからも、ナポリにはたくさん見所があるのを知りつつも、実際には半日で済ませてしまったのですが、やはり最低2日程は滞在し美術館博物館を見たいものだと、今回街歩きをした後思いました。

フラ・アンジェリコの天使の頭に赤い角ですか? いや、これは逆に、私の方が気が付いておりませんでした。早速に見てみますね。 そう、あの赤い角は小さい物から呆れるほど大きな実の間で一杯あって、どこにでも売っていて、もう赤トウガラシの房かと思うほど・・! 車にもじゃらじゃら吊ったり、お財布にもつけたりですよ。
Commented by italiashiho2 at 2011-03-22 16:52
★パンダさん、こんにちは! お忙しくまだまだ大変な所、本当に有難うございます!!

いや、周遊バスに乗ろうと思ったのは、バスの中でのスリとかも気にせずにすむし、バス停の乗り降りも楽だし、という理由からにもよるのですよ。 
以前に行った時はイタリア人のグループだったのですが、下街歩きの時にガイドが、しっかりまとまって歩いてくれ、と言ってましたしね、やはり観光客の顔で女二人では下町歩きは避けた方が良いかもと思ったのです。 私のカメラバッグを見ている男がいるから、チャックを中に向けろ、と息子が下町歩きの時に言った事もありますし、それで今回もリュック式を前がけにして、撮った都度カメラを納めるようにしていました。 
まぁ、実際歩いていると危険な感じは何もなかったのですし、道を訊ねても皆親切に教えてくれたりでしたが。

有難うございます。いつも通りに続けさせて頂こうと決めました。 よろしくお願いいたします。
Commented by BB at 2012-09-17 15:45 x
地図を片手に,たどっています。
3月で二階建て観光バスは寒そうですね〜。
2月だったら 乗れないかな?
観光前に,こう言うバスで一回りしてみるのも、良いですよね〜。
地図が頭に入るしね。でも、寒いかな@P@!
Commented by italiashiho2 at 2012-09-18 00:59
★BBさん、2階建てバスの上は勿論良く見えるのでお勧めなんですけど、この日は風が強かったのですね。 でも1階部分はちゃんと窓がありますからね、このバスで回るのはお勧めです! 我々がしたように、両方の路線に乗ってぐるっとやるのも面白いと思います。

そして、ナポリでは決して決して、良い衣類を着たりで、お金持ちの日本人ご夫婦観光客に見えないように、それでなくとも日本人は目立ちますので、カメラを首から下げて歩いたりしないよう、バッグは斜め前かけに、しっかりしっかり気をつけて下さいね。
中心街の大通り、広場は大丈夫と思いますが、横の路地に入ったりしないよう、これも必ずお気をつけて!

ナポリは何泊のご予定ですか?




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