イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2011年 09月 07日

   ・・・ 南仏プロヴァンス ・ ゴルド その2 ・・・

       昨日に引き続き、南仏のゴルド・Gordes
       フランスの美しい村にも選ばれているという、
       岩山の上の、古くからの小さな町の様子をご覧下さいね。

       見事なパノラマ!
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       町の一番の高所は635mあるそうで、坂道を下って行くと、
       平野の海抜111mにまで下る事ができ、
       屋根瓦の古い集落も下に見えます。
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       下まで行った友人の写真を見ると、まさに洞窟式と言うのか、
       多分倉庫用に使っていた、今も使っているらしい部分もありまして、
       天然の岩山や崖を利用した、古い町の起源が分かる様でした。



       こんな風に、石畳の道が町の下に続きますが
       岩も壁の中に組み込まれているのが良く分かり、
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       見ていると、前方を見据えた猫君がスタスタと
       何か獲物を見つけたかな?
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       一応の説明が済み、では何時に広場に集合と解散になり、
       皆がそれぞれに好きなように探訪に。

       狭い町の古い小路を、あっちにこっちに辿り楽しみますが、
       なんとも急傾斜の石畳に、石組みの作りだす模様が面白く
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       これは雨の日は大変だろうなと思いつつ
       排水溝が口を開けてるのを見て、納得もし、
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       傍らの石垣に、ニンニクの花らしいのも見つけ
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       道との段差を利用した、立派な倉庫
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       町はずれの道から見る、谷の向こう側の崖、岩。
       飛び出し剥き出しの岩の下にも上にも家、家
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       石畳の急傾斜の坂道を上るのはかなりきつく
       ゆっくりと、はぁはぁ、
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       上った坂道を振り返り・・、
       ウンブリアの村の感じとよく似ていますね
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       思い出したこの村をどうぞ
       ヴァッロ・ディ・ネーラ ・ 中世のまま、不思議な美しさ
       http://italiashio.exblog.jp/5572534



       昨日案内を見て頂いた地下の博物館もそうですが、
       岩山ががっしりと頑丈なので、石を切り出し、その跡も
       地下蔵として使えるのでしょうが、この村の家々は、皆、石積み

       角の家にこんなくり抜きがあり
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       最初見た時は、なんとなしに日本の布袋さんを想像しましたが、
       そう、頭の上に帆立て貝があり、
       肩から袋を提げ杖をついた、巡礼姿の聖ヤコブですね。
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       この町をサンチャーゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道が通り
       教会の壁にも彫られた帆立て貝がある、というのは知らず、
       見てもいませんでしたから、この像は新しい様ですが、
       壁龕を見つけて写していたのは嬉しいです!

       というのも、
       行く前には(余り)その町について調べませんし、
       まぁ読んでも、頭に入っていないのは長年の経験済みでして、はは、
       戻って来て読み、自分の見たもの写したものと突き合わせ、
       漸くに、ああそうか、となるのが常なので。
       
       今年のポルトガル旅行の最初に、かねてよりの念願だった
       サンチャーゴ・デ・コンポステーラにも寄れましたので、
       またあの街、物凄い大聖堂にもご案内致しますね。
  


       これはまた別の坂道で、窓は修復され新しいのですが、
       テラス自体は古そうで
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       こんな形に張り出すバールも見かけ・・!
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       この道の向こうは崖で、
       脇壁があったのですが、こんな形の石組み
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       セナンク修道院に行く途中、デ・ボリー・Des Bories という
       石積みの家々で有名な村の近くを通りましたが、
       道脇に見る石の塀は、やはりこんな積み方でした。



       ゆっくりと中心広場に戻ります。
       フランス、プロヴァンス旅行で一番目に付いた色グレイ
       これは少し水色が入ったグレイですが、
       白っぽいグレイから、水色に近い、また紫の入ったグレイまで、
       なんともシックで見とれました。

       こんな倉庫と思われる場所にもグレイの色。
       イタリアでは、グレイの窓枠とか扉は見かけないので、
       尚の事、新鮮に目に映ります。
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       このお店も手作りの品々が並び
       入り口の色も素敵でしょう?
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       こちらは、昨日店を見て頂いた広場に面するお店ですが、
       レトロな雰囲気の品々と、品の下に見えるキルト、
       これはミシン・キルトではありますが、ブティ・Boutis という
       フランス伝統のキルトを踏まえたもの。
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       ブティの18世紀頃の作品の写真を見ると、
       細かい2本のステッチでラインを作り、その線で柄を作り、
       線の中にインディゴで染めた糸を通したキャミソールなどがあり、
       ・・どんなのか、想像してみて下さいね、
       その細やかさと浮き上がる柄の美しさに、実物を見に行きたくて
       どきどきする様なのがあります。

       ですからミシンとはいえ、こういう細かい柄のキルトは
       見るだけで嬉しく、
       それに、布の色がなんとも渋く、小さな柄刺繍もシック
       置かれた品の素敵にレトロな雰囲気!
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       集合時間となり、バスがやって来て乗り込み、
       目の前を新芽の様な爽やかな少女が通って行き・・、
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       来た時と逆に、今度は町の後ろを眺めつつ坂道を下り
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       途中の展望台の横をそろ~っと通り過ぎてくれて・・。
       多分ガイドブックの写真もこの辺りからなのでしょうね。
       もし次回のチャンスがあるなら、
       この村に泊まりたいものです!
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       セナンク修道院 ・ 南フランス、プロヴァンス その1
       http://italiashio.exblog.jp/13355855

       セナンク修道院 ・ 南フランス、プロヴァンス その2
       http://italiashio.exblog.jp/13355634
  
       モナコ公国  ほんのちょっぴり、駆けめぐり その1
       http://italiashio.exblog.jp/13370083

       モナコ公国  ほんのちょっぴり、駆けめぐり その2
       http://italiashio.exblog.jp/13369955

       ニース ・ 紺碧海岸、結婚式、メルカート 
       http://italiashio.exblog.jp/12371373

       南仏アルル ・ ヴァン・ゴッホの足跡の残る街 
       http://italiashio.exblog.jp/12347108

       南仏の、煌めく陽射しを懐かしみ ・ マルティーグ 
       http://italiashio.exblog.jp/12324090

       アヴィニョンの教皇庁宮殿 その1
       http://italiashio.exblog.jp/11627847  

       アヴィニョンの教皇庁宮殿 その2
       http://italiashio.exblog.jp/11627668

       アヴィニョン ・ 街の中心をほんの少し   
       http://italiashio.exblog.jp/11595014

       エクサン・プロヴァンス ・ セザンヌと学術都市の香り 1
       http://italiashio.exblog.jp/11514416

       エクサン・プロヴァンス ・ セザンヌと学術都市の香り 2
       http://italiashio.exblog.jp/11514310

       セザンヌのアトリエ ・ エクサン・プロヴァンス
       http://italiashio.exblog.jp/11402675

       カマルグ ・ 野生の大平原と、民衆信仰と 1
       http://italiashio.exblog.jp/11476037

       カマルグ ・ 野生の大平原と、民衆信仰と 2
       http://italiashio.exblog.jp/11475814

       ポン・デュ・ガール ・ ローマ期の美しい水道橋  
       http://italiashio.exblog.jp/11439901


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       8月の中旬に、身分証明書・カルタ・イデンティタの更新に
       行って来ましたが、5年ごとの更新が今回はなんと5回目!
       そして今迄は紙の2つ折りが、今回からはプラスティックの
       カードとなり、10年間有効。

       写真は備え付けのカメラで撮ってくれ、
       全ての私めの記録を磁気テープに収め、自動的にカードが出来、
       ですが、一人分を作るのに20分はかかるのです!

       市役所に到着したのは10時15分で、7人待ちの8番目、
       計算して見て下さいね、何時に済んだか!!

       まぁ、それにしても、新しいカードを眺めつつ、
       しみじみと、この20年間の年月の重さに想いを!
       滞在許可証に残る写真のなんと若い事!!
       係の女性が見て、髪が長かったのね? 
       ええ、それに若かった!
       うん、ほんのちょっとね。
       優しくて、忍耐強い市役所の係の方でした。

       あ~あ、前の身分証明書も酷かったけど、
       今度のは、人様には見せたくないなぁ!
       とはいえ、身分証明書を提示する時には、
       既に実物が目の前にいる状態ではあるのですけどぉ・・。

       まったく、秋の陽はつるべ落とし、ですぅ!!


       という様子ですが、
       本日もどうぞ、
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by italiashiho2 | 2011-09-07 23:53 | ・フランス | Comments(8)
Commented by cucciola at 2011-09-08 01:59 x
shinkaiさま、

こんにちは!
さすがにフランスで一番美しい村、積んである石、敷き詰められた石の一つ一つまで住んでいる人の細やかさを感じますね。この清潔感、我々も見習わなくては。
この街にもベビーカーで買い物するお母さんたちがいるんだろうなあ、なんてわが身を省みて思ってしまいます。いやほんと、石畳用の大きな車輪のベビーカーを買いなおそうかしら、なんて思うくらいです。
山頂からなだれるように築かれた町の形は、イタリアのそれと本当によく似ていますが保存の仕方はやはりフランスが上でしょうか。

身分証明書の更新、お疲れ様でした!
こういうお役所の仕事、精神的にも疲れますよね。まだまだお若い!ますます精力的に活動されますように!
Commented by italiashiho2 at 2011-09-08 03:48
★cucciolaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

町の外からの形は、如何にもウンブリアにもよくありそうな形ですよね。 それが中はやはり違うのですね、違って当たり前なのでしょうけど、やはりイタリアの方が大まかですね。 そして、色に対する繊細さ、はやはりあちらが随分上だと思います。

そう、cucciolaさんちのチビちゃんも、一日一日大きく重くなり、ベビーカーが坂道の町には大変でしょうねぇ! 凸凹しているし、カーヴだし。 早く歩いてくれるようになると良いですねぇ!

有難うございます! 12月に近づくと、ああ、また1年だと思うのですけど、愚痴らずに頑張らないといけませんね。 
Commented by KawazuKiyoshi at 2011-09-08 15:47
はじめまして。
面白かった。
ゆっくり説明と写真を楽しみました。
今日もスマイル
Commented by 二木一郎 at 2011-09-08 16:21 x
shinkaiさん、こんにちは。

南仏のゴルド、堪能しました!
街全体も、個々の石の表情も、周囲のパノラマも、何もかもが素敵です!
天気のせいでしょうが、意外と落ち着いた雰囲気ですね。
扉や窓枠にグレーが多いのも影響しているのかもしれませんね。
グレーの扉は良いですねぇ。
このまま絵になりますね。

「道との段差を利用した、立派な倉庫」のアーチは迫力ありますね。
イタリアでたくさん見ましたが、こんなに立体的な印象のものは記憶にありません。
石畳も歩きづらそうですが良い味出していますね。
ここまで凸凹だったら、足裏のツボが刺激されて良いかも。
谷の向こう側の風景も良いですね。

ゴルドは本当に素晴らしいです。
プロヴァンスに行く機会があったら、ここは絶対素通りできませんね。
Commented by italiashiho2 at 2011-09-08 17:46
★KawazuKiyoshi様、初めまして、こんにちは! ブログご訪問、コメント有難うございます。

そちらのサイトもちょっと覗かせて頂きましたが、あれこれ幅広いご活躍の様子、また改めて拝見させて頂きます。

今後とも、よろしくお願いいたします。
Commented by italiashiho2 at 2011-09-08 17:52
★二木さん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、この町はとても良かったです。 何よりも絵になります! 町の大きさも手ごろ、高低差があって変化に富みますし、長い歴史の変遷を経て来た重さがあります。

グレーの扉や、アーチの倉庫が良いと言って頂けるのは、嬉しいです。 イタリアでもああいう倉庫は、崖や岩を利用した古い町に多いのですけど、たいてい間に合わせ式の感じですから、これはなかなか良いと思ったのでした。

はい、ここは狙って行っても十分収穫があると思います!
Commented by allegria1i at 2011-09-08 21:15
ご無沙汰しています。 
工房でイタリアの家庭惣菜なども少しずつ売り出し始め・・・
PCに向う時間なく、何だか忙しい夏を過ごしておりました。
久し振りにどっしりと腰を据えて、ブログを拝見しました。
フランスとイタリア・・・似ていても、少しずつ趣が違うものだなぁ~と
画面を眺め、癒されていました。
もう少し落ち着いたら、自分のブログも記事を・・・と思っていますが
一度怠けてしまうと、腰が重いものですねぇ~。
Commented by italiashiho2 at 2011-09-08 23:30
★パンダさん、こんにちは! コメント有難うございます。

漸くに涼しくなりましたが、そうですか、お仕事の幅がまた広がっているのですね。 食欲の秋に向かい、あれこれ美味しいものが頂きたくなりますものね、素敵です!

すぐお隣の国なのに、やはり随分違いますねぇ。 アルファベットが並んでいるのを見ると、なんとなく想像がつきそうな気もするのですけど、発音がまるで違いますものね、その辺りの違いに似ているのかも。

涼しくなって、逆に夏の間の疲れが出ませんように、お気をつけて下さいね!


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