イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2012年 01月 30日

   ・・・ n.4 サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂 その2 (追記を) ・・・

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       昨年初夏ポルトガル旅行の初っ端に訪れ、
       幾らかでもその雰囲気なりとも味わう事が出来ました
       中世からのサンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼行と、
       巡礼達の目指したサンティアゴの街と大聖堂。

       スペイン北西部からポルトガルへ、一路南下する日の
       午前中に再度訪れました大聖堂内部の様子後半と、
       お昼のミサの最後に行われた圧巻ボータフメイロ
       今日はそれらをご覧下さいね。

       上は、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂正面の、
       高さ70mにも及ぶという荘厳な塔。


       街の地図のある、旧市街と大聖堂の外からの眺めは
       http://italiashio.exblog.jp/15300209
       http://italiashio.exblog.jp/15310995       



       大聖堂内部の見学で、ここは回廊部、
       中央に大きな泉水盤がありましたが、天水利用かな?
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       というのも、
       上がってまた降りての見学で、写真と平面図を睨み、
       例に寄り、薄らぎ混乱した記憶を辿りつつ、
       自分の見てきた物が何かを確かめておりますが、
       平面図では見えない事、
       確かにここは土地の高低を利用した2階部分でした。

       スペイン2日目、そしてポルトガル初日でもあるこの日は、
       生憎の曇り空が遂に小雨となり、
       南下してポルトガルに入る頃かなりの雨となりましたが、
       
       この広い階上の回廊部分、雨模様のせいだけではない
       少し厳しく厳めしい回廊の雰囲気。
       イタリアの修道院でいつも見る、花の咲き乱れる回廊、
       緑滴る様子とはかなり違いました。

       なので、この回廊中央の由緒ありげな泉水盤も、
       2階部分ですし、単純に天水を受けていたのかも。



       回廊の外側テラス部分から見る街の家並と通り
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       正面のオブラドイロ広場側に回って来て
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       見下ろす広場と、周囲を囲む市庁舎と元巡礼用病院の現ホテル、
       そして聖堂入り口の階段部分。
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       聖堂正面の階段前に、こんな服装の男性2人。
       聖堂所縁の何か係の人、の様子でしたが、さて・・。 
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       聖堂の中には博物館もありあれこれ見物しましたが、撮影禁止。
       こちらは管理の方の見張り付きで厳しく、到底無理。
       で、こうして聖堂内見物の後一旦解散となり、
       12時半頃にはボータフメイロがあるので戻る様にと。
       
       大香炉が頭上で振られるボータフメイロ・Botafumeiroは、
       お昼のミサの最後に行われるというのですが、毎日ではなく
       どうやら特別な日以外は、お布施を払って申し込む様で、
       この朝ガイドから「今日は行われます」と知らされておりました。
       
       近くのバールで一服の後12時過ぎに聖堂に戻りましたら、
       聖堂内はもう満員の人々。
       運良く同じグループの男性の一人がいるのを見つけた、一段高い
       洗礼盤の横隅が空いていて、日本人用に取って置いたと! ははは。
       という訳で、こんなに明るく照明された中央が見えたという訳。
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       各国からの巡礼達が、ミサに参加して聖書の一部を朗読、
       その後に、各国出身の司祭たちがまた違う言語で朗読、
       とミサが続きます。

       吊るされているのが大香炉
       青銅に銀メッキ 高さ約1.6m 重さ70Kg というのですが、
       これに炭や香、約13kgが加えられ(炭10k、香3kだそう)
       つまり83kgの重さの香炉が、聖堂内の巡礼達の頭上で振られる訳ですね。

       先回、この香炉が世界で一番大きい、と書きましたが、
       2003年からイタリアはカンパーニャ州カーヴァ・デ・ティッレーニ・
       Cava de' Tirreniの街のフランチェスコ派の聖所教会の香炉が
       世界一の大きさとなったそうで、
       教会関係でもこういう競争をするのか、と少し味気ない想いですが・・。

       サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼が始まった遠い遥かから
       香炉の存在はあった訳ですが、
       巡礼達の頭上で振られる大香炉、ボータフメイロの確かな記録は、
       16世紀のフランス王ルイ11世の贈り物として登場。
       ですが、これはどうやら銀の大鍋の形、だったようで、
       現在の物は1851年に鋳造されたと。

       先回見て頂いた様に、天井にある滑車を使って振られる仕掛けですが、
       この大きさ、重さです、
       長い歴史の中では何度か外れて落下した事もある様子で!
       大きな事故は1499年、そして未来のアラゴン国妃カテリーナが
       王女の時に臨席していた1622年に起きたそう。
       
       天井の滑車の部分、写真を大きくして追加しました、
       大聖堂のご案内 その1
       http://italiashio.exblog.jp/15341647

       こうしてミサの終わりを待っていた訳ですが、       
       ・・これが長びいた! のです。
       12時半頃、というのが1時位までミサが続きまして・・、

       この写真は、とんぼの本「スペイン巡礼の道」から拝借して、
       大香炉が右の何人もの男性によってロープが引かれ振られる様子
       さすが重さ大きさもあり、7人程の男性がロープを曳いていますね。
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      ◆追記を、そしてもう一度追記
       所で、この大香炉の振り方について、
       ophthalmosさんから疑問のコメントを頂き、
       ついでに良く分かる図解のサイトまで探して教えて下さいました。
       こちらです。
       http://www.sciences.univ-nantes.fr/sites/genevieve_tulloue/Meca/Oscillateurs/botafumeiro.html
       フランス語のサイトですが、図解ですので一目瞭然!
       ophthalmosさん、感謝です! さすが!!

       「ですが、この図では地上の輪になっているのですが、
        聖堂内にはこの輪はありませんので、
        つまりロープを曳く8人の男性が、
        輪の代わりに回っているのだ、と知りました!

        また、イタリア語のサイトでは、10人がかりで独特な操作をする、
        とも書いてあり、ガイドブックの写真には、
        香炉の上のロープの間に長めの棒が射しこまれているのもありますので、
        最初に、香炉自体の操作もあるのかも。
        というのは、可能でしょうか?」
    
       と追記した所で、再度ophthalmosさんからコメントを頂き、
        「・・直線的に引っ張ったり緩めたりでも同じです。
         要は、滑車から香炉までの振り子の長さが
         振り子の振動に合わせて伸縮すればよいのです。」
       との事。
              
       という事は、やはり天井の滑車に既に巻きついているのが見えた
       余分のロープが、滑車が回る事によって働いている、という事ですね?
       飲み込みの悪い生徒で申し訳ないです! きゃはは。

       私の位置からは人混みでまるで見えなかったのですが、
       そうなのか!と知る事ができ、
       疑問を持って書いてくださった事にも、
       ophthalmosさん、感謝です!
       


       さて漸くに(失礼!)ミサが終わりまして、
       するすると大香炉が降ろされ
       司祭たちが取り囲んでいる様子が見え、
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       もうもうと煙が立ち上り
       この時は、聖堂内から期せずして、おお!という声が上がり、
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       ほらね、如何に写真禁止か、良くお分かりでしょう?! ははは。



       するすると上がる香炉。 おお! おお!
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       じわっと振られ始め
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       いやぁ、私は一段高い所におれて、本当に幸いでした!
       ミサの終わる頃には、もう動きが取れないほどの大満員。
       そしてもひとつ幸運な事に翼廊側にいたので、
       香炉が翼廊の右、左と往き来するのが良く見れたのでした。
       仲間の一人が、以前身廊から見たのだけど、
       通りすぎの一瞬だけしか見えなかった、と。


       香炉が往ったり来たりしながら徐々に高く上がり
       ふわっと、古典的な香りが届きます。
       巡礼達の疲れきって辿り着いた体にも心にも、
       届いたであろう、古くからの香り。
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       どんどん振りが大きくなり、香炉はグンと強く高く上がり、
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       これが最高に高い位置に上がった時の香炉
       殆ど天井に届かんばかり、22m位まで上がるそう!
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       香の煙が薄くなりつつ、徐々に下がり
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       数えておりませんでしたが、
       全部で10回程も振られたでしょうか?
 

       着地
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       心地良さに浸る間もなく
       せかされて大急ぎで駐車場に!
       こうして我々はスペインを後にポルトガルに向かった訳ですが、
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       こちらはガイドブックからの写真で、

       往時の巡礼達は、サンティアゴ大聖堂への巡礼を済ませた後
       国に戻る前に、街から更に西に進み海辺に。
       未だ新大陸が発見されぬ中世に於いて、
       大西洋に向かうこの浜辺が、この世の果てだったのですね。
       土地の名も、まさにFinisterre・地の終わり。
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       ここで着て来た衣類、靴なども全て燃やし
       新しい衣類を身につけ、
       生まれ変わった心と体で国に戻って行ったのだそう。

       サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼道の道脇には
       巡礼達が書いたという数々の詩があるそうですが、
       Nájeraの司祭 Eugeno Garibay Boños が書いたという韻詩をどうぞ。

       土埃、泥、太陽、そして雨が
       サンティアゴへの道。
       何千人もの巡礼達が
       千年以上に渡って続く。

       巡礼よ、誰がお前を呼ぶのか?
       隠されたどんな力がお前を引き寄せるのか?
       星降る野(サンティアゴの街)でも、大聖堂でもない。
       ナヴァッラ・Navarraの勇気でも、
       Riojaのワインでも、
       Galiziaの魚介でも、
       Castigliaの原でもない。

       巡礼よ、誰がお前を呼ぶのか?
       隠されたどんな力がお前を引き寄せるのか?
       巡礼道の人々でもなく、
       田舎の伝統のお祭りでもない。
       歴史と文化でもなく、
       Calzadaの鶏でも、
       Gaudiの邸宅でも、
       Ponferradaの城でもない。

       私(巡礼)が通り過ぎながら見る物は美しい。
       が、私を呼ぶ声はもっと深くから。
       私を押し、引き寄せる力、
       それは自分でも説明できない力。
       唯一、彼、空の彼のみが知っている。

       サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路
       http://italiashio.exblog.jp/15285180


       毎年7月25日がサンティアゴの祭日で、
       その日には広場で各国からの信者も集い、大きなお祭りがある様子。
       そして夜には、こんな花火大会も。
       このお祭りに居合わせた巡礼達は、
       辿り着いた達成感に心が弾けたでしょうね。
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       長々とサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼道、
       旧市街、大聖堂の様子とご紹介して来ましたが、
       お楽しみいただけました様に!



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by italiashiho2 | 2012-01-30 18:44 | ・スペイン・ポルトガルSpain Po | Comments(27)
Commented by fresco1939 at 2012-01-30 19:00
こんばんは〜、おかげさまで、わたしも巡礼した気分です。おつかれさまでした。

日本は寒いです。春は遠いようです・・・
Commented by italiashiho2 at 2012-01-30 19:08
★frescoさん、こんにちは! 早速のコメント有難うございます。

いやぁ、どこか遠い所に身一つで何かに向かって進みたい、という気持ちはどなたもがお持ちなのでしょうね。
やっと纏める事が出来て、私もホッとしています。

今日はこちらは良いお天気なのですが、やはり冷え込んでいます。
体調にお気を付けて!
Commented by ophthalmos at 2012-01-30 19:43 x
shinkai さん、こんにちは!
Botafumeiro というのは、はじめて知りましたが、これはまた奇祭ですね。
そんなに重たいものをどうやってあんなに高々と振っているのか、その機構に興味があるんですが、残念ながらお写真では(特に天井の支点のあたりが)判然としないので、わかりませんねえ。単に反対側から綱を引っぱるだけでは、あんなに高く上がるように思えないんですが...
Commented by italiashiho2 at 2012-01-30 22:26
★ophthalmosさん、こんにちは! きゃっ!のコメントを有難うございます。 ははは。

あの仕掛けについては、ガイドさんも話していましたが、得意分野な物で当然耳にも入っておりませんで、はは、今写真のあの滑車部分を大きくアップしたのを、先回の写真の下に追加して来ました。

少しブレていて見難いのですが、止めてある状態でロープが真ん中部分に巻きついているので、多分引いた時に一定の方向、記憶と写真では内陣に向かって右に動き出し、巻いたロープが全部ほどけると反対に振れるのではないかと・・。

で、香炉自体が重いですから、反動が付き、一挙に引く事によって振りが大きくなって行き、戻る早さも強くなり高く上がる、という事ではないのかなぁ・・と。

宜しかったら、写真を見て、お教え下さいませぇ!

Commented by la_mia_coccolina at 2012-01-30 23:09
italiashiho様、こんばんは。
中身の濃いお話、ご一緒させて頂いたように興味深く拝見致しました。
ボータフメイロ、以前にカトリックの方と結婚した友人のお式で初めて拝見した時、とても厳かな雰囲気を味わいました。
これだけ大きな香炉は迫力があるのでしょうね。
長い歴史の中、多くの巡礼者たちがどのような思いでこのボータフメイロを目にしていたのでしょう。。。
素晴らしいお話を今日もありがとうございました。
Commented by ophthalmos at 2012-01-31 00:10 x
shinkai さん、拡大写真を追加してくださって、ありがとうございます!
...ですが、一方向からの静止画像ではなんとも想像が難しく、結局ネットも探してみたら、こんなのを見つけました。

http://www.sciences.univ-nantes.fr/sites/genevieve_tulloue/Meca/Oscillateurs/botafumeiro.html

これなら、文章とか数式とかで説明しなくても、一目瞭然ではないでしょうか。
ミソは、天井の滑車のほうではなくて(この点、私の見当違いでした!)、地上の車輪のほうにあるんですね。地上でロープを引っ張るほうの車輪を一定速度で回転させ、その回転の周期を振り子の周期と同期させることで、ブランコをこぐときと同じような効果が生まれる(物理では「パラメーター共振」といっています)んですね。
これですっきりしました。どうもお騒がせしました。
Commented by ゆんぴょ at 2012-01-31 01:02 x
こんばんは~。すごい、すごい! 迫力のボータフメイロ。これを実際目にしたら、やはり感慨深いだろうなぁ。香りも漂ってくるんですよね~。あぁ、写真禁止って(笑) デジカメのオンパレードですねぇ。
綱が切れたりしないのかなとちょっとハラハラ。あぁ、やはり歴史の中では事故もあったのですか。
今はもちろん念入りに点検されていると思いますが。
聖堂の中には長い歴史の中で、この地に辿りついた巡礼者たちの思いが満ち溢れているような濃密な空気。たっぷり紹介していただき、ありがとうございます。
ふと思い出して、ツンドク本を見てみたら・・・ありました、我が家にもスペイン巡礼の旅の本が。(とんぼの本とは違うようです)
未読なので、またいずれ。
Commented by italiashiho2 at 2012-01-31 01:09
★coccolinaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

香の香りというのは、日本のお寺さんでもやはり独特のものですよね。
やはり一時現世から離れる事を誘って貰えますよね。
きっと中世の貧しい厳しい日常からこの聖堂に着いて、素晴らしい聖堂の中に身を置き、聖人像に触り、ミサであの大香炉の香りを撒いて貰ったら、巡礼達は天にも上った想いだったでしょうね。

こちらこそ、こうして読んで頂けてとても嬉しいです。 有難うございました!
Commented by italiashiho2 at 2012-01-31 01:17
★ophthalmosさん、感謝です! 今記事の方に追記をさせて頂いた所です。

で、書きましたように、聖堂のあの位置には輪車が無く、写真にも写っていないので、きっとあの8人の男性がロープを持って回っているのだろうと想像します。

教えて頂いたサイトの図ではかなり位置がずれながら、高く上がって行く様子なのですが、
実際には大変正確に往ったり来たりで、あの辺りも独特の回す技術があるのかも、と思った事でした。

いやぁ、疑問にも思わなかった事を教えて頂けて、感謝です!
お陰さまでまた一つ、知りました。
今後とも、よろしくお願いいたしま~す!!
Commented by italiashiho2 at 2012-01-31 01:27
★ゆんぴょさん、こんにちは! コメント有難うございます。

ねぇ、やはりこれが見れて良かったです! どのサイトにもガイドブックにも、特別の祭礼の日にしか行われない、と書いてあるのを、今回読んだのですが、
ガイドさんのお話では、やはりお布施をするグループなどがいるとしてくれるそうで、我々も幾らか払っていたのかも知れませんが、それでも折角行って見れなかったら、残念ですから、本当に良かったです。

そう、凄いディスプレイの数でしょう?! 最初に行った時はまだ少し隙間があって司祭さんが回って来ていて、うっかりカメラを構えているのを見つかって、
隣のグループの男性が咳払いして教えてくれたのが遅くてね、ははは、
ダメ、と注意されたのですけど、何の何の、いざ始まったらネ、ご覧の通り! ははは。

あ、お家にも本がありましたか。
世界遺産に指定されて以来、若い人の間でも出かけるのが一種のブームになっているようですよ。
Commented by ophthalmos at 2012-01-31 06:26 x
shinkai さん、たびたびすみません。そして、追記をありがとうございます!

私の書き方がまずかったのですが、地上のほうの輪うんぬんは、リンク先のモデルのアニメーションのことを言っただけで、直線的に引っ張ったり緩めたりでも同じです。要は、滑車から香炉までの振り子の長さが、振り子の振動に合わせて伸縮すればよいのです。
実際、サイトのアニメーションの左下、「Stop」の下の右側に、手のひらのマークがありますが、それを押すと、ロープの端の引っ張る部分が車輪から手のひらの絵に変わり、それをマウスで動かして、自分で Botafumeiro を体験することができる、というすぐれものです。
私もいろいろ勉強になりました。感謝です!
Commented by italiashiho2 at 2012-01-31 07:13
★ophthalmosさん、何度もすみません、そして有難うございます!!

あの模型図は、手で動かすと上手くロープの長さが調節できず、すとんと落ちそうになったりで・・、本当に飲み込みが悪くて、申し訳ないです、がはは。 と我ながら、こういうのが分からないという事態には慣れっこになっておりまして・・!

ではやはり天井の滑車に巻きついている余分のロープが、滑車が回る事で緩んだり、また巻き付いたりで、ロープの伸縮に関わって働いているのですね。

いやぁ、お忙しいのに、本当に有難うございました!! 
Commented by aichanmama at 2012-01-31 16:21
ボータフメイロの迫力は実際に見るのと、写真とではそれはそれは違うのでしょうね。
一度は行ってみたい!と思っているのですがshinkaiさんの説明でかなり疑似体験ができました。
ざっと見ただけなので、もう一度よ~~~く呼んで、体験してみます!
いつもありがとうございます^0^
Commented by italiashiho2 at 2012-01-31 20:11
★愛ちゃんママさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうですね、かなりその感じが分かるようにと、私はいつも写真を多く見て頂いているのですが、それでもやはり実際に、あの天井の高い聖堂内で香炉の香りを感じながら、大きく天井にまで届きそうに振られるのを見るのは、違うと思います。

実際の聖堂内の空気、薄暗さ、建物の大きさ、などなど、それを感じるのが現地に行く事のメリットだと思います。
チャンスがあったら、是非お出かけ下さいね。

Commented by 中山典子 at 2012-01-31 22:12 x
 こんばんわ。サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼の道、大作でしたね。いつも詳しくご説明していただき、ありがとうございます。大変懐かしく拝見しました。 2年半前、夫が定年退職した際、サンジャンピエー・ド・ポーから念願のサンチャゴ・デ・コンポステーラまでの巡礼の道を1ヶ月ちょっとかかって歩きました。その後、ニースで私と落ち合い、イタリアを3週間回りました。巡礼で親しくなったイタリアの若者達にもミラノで会ったりして、楽しい旅が出来ました。今は夢のようです。      31歳の息子が1月中旬に大腸がんが見つかり、明日手術します。まさかの坂に最初はただただびっくりして、うろたえましたが、5年完治を目指して、又イタリアに行ける日を夢見て、彼をサポートして行こうと思っています。    これからも美しい映像と、丁寧な説明のブログいつも楽しみに拝見していますね。
Commented by italiashiho2 at 2012-02-01 00:40
★中山さん、こんにちは! コメント有難うございます。

まずは、息子さんの明日の手術がどうぞ上手く済みますよう、祈ります。
どんなにご心配な事でしょう! 
ですが、既にこれからの事にお気持ちは定めておいでのご様子、どうぞお疲れ過ぎにならぬよう、お願いいたします。
そしてきっと上手く行く事を信じて、お過ごしくださいね!!

有難うございます! 上手く息抜きのお手伝いが出来ますように、私の方もだらけずに続けて行きますね。

そうでしたか、ご主人様は歩かれましたか?! ご立派です!
失礼ながら、定年退職されたお年で、というのが羨ましい、というか、本当にお偉いですね。

また必ず、イタリアにお出でになれますように!!
Commented by vruocculu at 2012-02-01 10:45
はじめまして。
ガイドブックにはないイタリアの村を拝見させて頂きたいと思います。
これから、過去へ遡ります。
リンクを頂いてまいります。宜しくお願いいたします。
Commented by italiashiho2 at 2012-02-01 17:46
★vruocculuさま、初めまして、こんにちは! ブログご訪問、コメント有難うございます。

今ちょっとそちらに拝見にあがりましたが、素敵な美味しそうな写真がたくさん!

リンク、有難うございます。 こちらからもリンクさせて頂きました。

後ほど再度お邪魔いたしますね。 
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!
Commented at 2012-02-01 20:32
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by italiashiho2 at 2012-02-01 22:41
★cocxxさん、こんにちは! 

こちらこそ、有難うございました!!
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

Commented by Otium at 2012-02-02 01:57 x
香炉の香りは不思議な力があると思います。ローマだったかヴェネチアだったかの大聖堂のミサで、ふんだんに香りが飛んできたら、嗚咽してしまうのを抑えるほど感動しました。巡礼を達成した人がこの大香炉の煙を浴びたら、恍惚感を味わうのではないでしょうか?

それにしてもBotafumeiroは迫力のある振り回し方をされるのですね~。図解ページにあった動画へのリンクから幾つも眺めてしまいました。使われるところをご覧になれたshinkaiさんは幸運でしたね。

今年は日本で新年を告げる鐘を鳴らそうとして滑った僧侶を見たので、この大香炉では事故がおきない方が不思議だと思って検索してしまいましたが、20世紀後半からは事故がおきていないようなので動画はおろか画像も見つかりませんでした...。
Commented by italiashiho2 at 2012-02-02 07:42
★Otiumさん、こんばんは! コメント有難うございます。

ええ、あれを一段だけでも高い、翼廊の位置から見れたのは本当に幸運でした!
まさにおしゃる通り、教会やお寺の香の香りは、どこかに運んで行ってくれるような、まさに尊い香りですよね。 香水などとは違う、でも陶酔させてくれる香りですね。
奈良の二月堂で売っていた香り袋を買って戻りましたが、とても幽玄な香りで、あのサンティアゴ聖堂の香りもやはり深く古典的な香りでした。
かっての巡礼達が幾ら身を清めて聖堂に入っても、人数も多く大変な異臭が漂ったので、それを消す為にも、というのも読みましたから、尚の事、恍惚感に浸ったかもですね。

ええ、何度かやはり落下しているようですけど、最近はないのでしょうね。 さすがOtiumさん! あの人混みに落ちたら、それはもう大惨事になるでしょうから、今後もない事を願いましょう。
Commented by cucciola at 2012-02-02 23:27 x
shinkaiさま、

こんにちは。
最後の詩、胸に響きました。
巡礼とは本当に、誰のためでもなく自分のための苦行なんですね。
たとえどんなに科学が発達しても、こうした行動でしか超えられない壁っていつの世にも存在するんだなあ、と感じました。

ポルトガルは南米にも植民地が多かったようですが、以前本で見た南米のパロック建築にこの大聖堂は影響を与えたような気もします。
重々しくて、いかにも厳格な国のカトリックという感じがします。
Commented by italiashiho2 at 2012-02-03 02:06
★cucciolaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

今頃は若い方達がスポーツ感覚で出かける部分が多い様な気がしますが、それでも、毎日毎日1カ月間も雨の日も歩き続けると、
きっとどこかで心の中に何かが起こる、出来るだろうと確信しています。
まさにあの詩の様に、自分が抱えている物は自分が行動する事によってしか、超えて行けないものなのでしょうね。

最後に、この世の果てと信じられていた浜で衣類と靴を燃やし、新しい衣類を身につけ国に戻る、というのが良いなぁ、と思った事でした。

大変に厳格な様式で、内陣の祭壇などもずいぶんとイタリアの感覚と違いキンキラキンで厳めしく、同じカトリックでも違うものだ、というイメージが強かったですね。
 
Commented by aosta at 2012-04-09 08:59 x
初めまして。
aostaと申します。
先日の拙ブログでサンチャゴ・デ・コンポステラの大香炉につて
のコメントのやり取りの中で、こちらのブログを知り、拝見させていただきました。美しいお写真の数々、中でも噂の(笑)大香炉の画像は、迫力でした。写真だけでなく、記事内容も内容が濃く、単なる紹介にとどまらないところが素晴らしいですね!
イタリアにお住まいとは、うらやましい。
HNでもお判りかと思いますが、私もオットもイタリアが大好き。オットなど、前世はイタリア人だった、と公言してはばかりません(笑)またお邪魔してイタリアを感じさせていただこうと思います。どうぞよろしくお願い致します。
Commented by aosta at 2012-04-09 09:01 x
あらら、コメント欄にOtiumさんのお名前を発見致しました。
こちらを紹介してくださったのはOtiumさんです=^_^=
Commented by italiashiho2 at 2012-04-09 16:59
★aostaさん、初めまして、こんにちは! ブログご訪問、コメント有難うございます。

今ちょっとそちらにどんな方なのかと覗きにまいりましたら、なんと八ヶ岳の方にお住まいなのですね。 懐かしい名前! 私は長野市の生まれなのです。 
それにガサツな我がブログと違い、しっとりの趣のあるブログでした。 またゆっくり改めてお邪魔させて頂きます。

はい、Otium さんは素晴らしい好奇心でどんどん調べて行かれますよね。 素敵な方です。 暫くお邪魔していませんが、また拝見にあがらないと。

有難うございます。 あの香炉振りは迫力があって、やはり素晴らしかったです。
イタリアをお好きな方、まして前世は、という方は、はは、大体感じが分かります!

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。


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