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2012年 08月 15日

   ・・・ トリエステの陽光、そして旨いお昼を ・・・

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       皆さま、お久し振りです!
       オリンピックもお盆も済み、ついでに私めのお休みも済み、
       元気はつらつ、・・という事にして置きましょうねぇ、ははは、
       ブログを再開させて頂きます
       再度よろしくお願いいたします!

       まずは、このお盆休みを利用してやってきた広島の若い友人と
       出かけたトリエステ、イタリア最北東部に位置する国境の街、
       光溢れ解放感溢れるこの街を、
       のんびり、そしてしっかり歩きまわった様子を
       何回かに分けてご覧頂きたいと思います。

       今回は休み明けでもありますし、街と港の雰囲気、
       そして美味しいお昼を頂いた店のご案内をまずどうぞ!

       トップは電車の窓から海が見えてきた辺り
       潮目が見え、手前ではムール貝養殖の杭も見え、


       もっとトリエステに近づくと、こんな風に湾の外に停泊する
       大型タンカーが見えて来て
       見えにくいですが、奥に広がるのがトリエステの街。
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       そうなのです、トリエステに行く時、
       いつも海が見え始めると、気持ちが、期待が高まります。


       駅構内
       これは駅の案内所の中から撮った物。
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       トリエステの駅構内は、この部分はともかく、
       だだっ広かった内部が改装され、ホームからここに至る部分が
       たくさんの店に分割され、今はスーパーもバールも開店していますが、
       まだ空いたままの店もたくさん。

       インフォには我らの前に2人先客がいたのですが、
       なんとまぁ、列車の時間比較、割引比較に粘りに粘り、
       2人が済んで街の地図を貰うまでに優に30分!

       トリエステご訪問をお考えの皆さま
       駅構内のインフォメーションは、トゥレーニターリア・Trenitalia の
       案内が主業務で、街の情報は不案内ですので、
       地図以外の他の情報は、ウニタ・ディターリア広場・Piazza dell'Unita d'Italia
       の方でどうぞ!!



       駅を出た所にある観光案内板
       はい、全て矢印が東、あっちに行け、と出ておりまして、
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       駅のインフォで貰った地図でご案内を
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       1.駅  駅前にはリベルタ広場・Piazza Liberta
       2.モーロ・アウダ―チャ・突堤アウダ―チャ
       3.ウニタ・ディターリア広場
       4.サン・ジュスト聖堂・Cattedrale di S.Giusto
       5.サン・ジュストの城・Castello di S.Giusto
       6.カフェ・トマゼーオ・Caffè Tommaseo
       7.ウンベルト・サバの書店・Libreria Antiquaria Umberto Saba

       トリエステの見所としては他に
       駅近くのオーベルダン広場・Piazza Oberdan からケーブル電車で
       街を一望に見下ろせるオピチ―ナ・Opiciina、
       ここには巨大な洞窟・Grotta Gigante があり、

       駅から西に行くとミラマーレの城・Castello di Miramare、

       駅前、オーベルダン広場、ゴルドーニ広場・Piazza Gordoni 等を通る
       バス10番が、リジエーラ・ディ・サン・サッバ・Lisiera di San Sabba、
       イタリアに唯一在ったナチの絶滅収容所に、

       バス20番が、トリエステ湾の向かい側小さな漁港、海水浴場のある
       ムッジャ・Muggia に行きます。
       ムッジャには、魚を食べるには本当に美味しくて安い組合経営のレストラン、
       小さな安いホテルも幾つもありますし、バスで30分程、
       港の水族館脇から出る水中翼船だと15分ほどですので、
       お時間のある方、ゆっくり泊まり美味しい魚を、の方にお勧めです。

       フランスはブルゴーニュにお住まいのotiumさんが
       ムッジャの美味しいレストランを紹介して下さり、
       shinkaiも行き、旨さ保証!
       小さな港の、突き出した突堤にあります。
       http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-1471.html

       ミラマーレのご案内
       http://italiashio.exblog.jp/5493866/

       リジエーラ・ディ・サン・サッバのご案内
       http://italiashio.exblog.jp/5491205/

       トリエステとその周辺のご案内
       http://italiashio.exblog.jp/i21



       重厚な駅の眺め
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       駅前のリベルタ広場にあるオーストリア最後の皇帝妃シシー
       素晴らしい美貌でフランツ・ヨーゼフ皇帝をイチコロにしたエリザべッタの像。
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       ここは広場というよりも公園の感じで大きな木が茂っているのですが、
       こんな風にカモメが何羽も鳩に混じって餌の確保を
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       こうして駅を後にし、右手の道を辿りますと
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       じきに港、海が見えてきます!
       素晴らしく陽が煌めく朝で、爽やかな風、
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       傍らの海を覗きこむと、こんな小魚がいっぱい!
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       朝食を家で軽く済ませ出かけ、到着後にもう一度朝食をしたにもかかわらず、
       こういうのを見ると、網でざっとすくって、ジュッと空揚げにしたら・・!
       と言いあう我ら!!



       突堤アウダ―チャで港の空気を吸い、爽やかな風に吹かれ、
       開放感を味わいつつ・・、

       ここはサン・ニコロ通り・Via San Nicolò
       横切る通りは車が通るのですが、この道は歩行者専用で
       幾つもカフェが道に張り出し、素敵な通りなのですね。
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       この写真の右側に、地図7番のウンベルト・サバの書店があり、
       2か月前にもお客様と一度来たのですが、
       今回の友人も須賀敦子さんのファンで、やって来た次第で、
       書店の様子はまたご案内いたしますね。


       通りでどこでお昼をしようか、と話していると
       老ご夫婦から英語が話せるかと話しかけられ、
       向こうが何か聞きたいのかと思いましたら、
       逆にどこに行きたいのか、とご親切に。

       シニョーラの方は20年ほどクルーズ船に勤務していたそうで、
       地中海内はあちこち行ったけど、日本には行ったことが無い、
       いつか行けると良いなぁ、と。
       良いですねぇ! 
       トリエステはイタリアで一番年金生活者層が多いのですが、
       それでもこの気分の若さ、明るさ! お手本ですねぇ。

       魚が食べたい、と言いましたら、
       ではこの道を真っ直ぐ海に向かい、サン・ニコロ教会の横の
       カフェ・トマゼーオに行きなさい。
       カフェという名でもちゃんと食事ができ、美味しい、
       外でも食べられるし、リストも値段がちゃんと出ているから、
       と教えて貰い、


       では、と感謝の握手をして別れ、やって来たのがこの店、
       年季の入ったメニュー
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       実は駅前に夏のシーズン用か、テントの案内所が出ていて、
       そこで再度地図を貰ったのですが、
       有名なカフェ・サン・マルコの位置を訊ねましたら、
       今は夏で閉っている、と、
       カフェ・トマゼーオはここ、と印をつけてくれたのですね。
       という事で、名前が重なリ、ここにしようと決めたのでした。



       外のテラスはこんな感じで、写真では他のお客が見えませんが、
       徐々に詰まりまして・・、
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       サン・ニコロ通りと駅から来る海岸大通りの
       角に接し、西横にはサン・ニコロ教会。
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       まずは生ビールが来て、・・ああ、美味しいねぇ!!
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       左に見える容器にパンが入っておりまして、
       フィノッキオ・ウイキョウの種入りのパンもあり、
       プンと香りのする、ビールにぴったりのパンでしたぁ。

       生ビールはビッラ・アッラ・スピーナ・Birra alla spinaと言い
       大概の店にありまして、
       ビオンダ・ブロンドか、モ―ラ・黒髪か、と聞かれます。

       ビッラ・ビールが女性名詞なので、ブロンド女か黒髪女かとなり、
       好みの女性を聞かれているのではありませんので、
       男性方、慌てしゃんすなよ、ははは。

       お味は、ブロンドが軽め、モ―ラは濃い目です、色の通りね。



       さて、まずは海の幸のアンティパスト
       右下手前が、蛸のマリネ、メルルーサのヴィチェンツァ風パテに
       カリッと焼いた薄いパン、海老のマリネ、鰯のサオール・
       イワシの唐揚げと玉ねぎ炒めのマリネ。
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       半分づつ取り分け、自分のお皿に盛り、
       ルーコラと一緒に頂きます、旨かったなぁ!
      


       お次は、shinkaiが魚のスープ
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       友人は貝類と海老のスパゲッティ・スパゲッティ・アッロ・スコーリオ・       Spagetti allo scoglio
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       ボンゴレ・アサリだけのスパゲッティも美味しいですが、
       こちらはムール貝も海老も入る豪華版で、
       お値段も少し張りますが、美味しさは各段で、
       次回のチャンスには是非どうぞ!



       食べている間に、横を小さなブーケを持った白いドレスの女性
       数人が行き、あ、結婚式だ、と思っていたのが、
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       我々が食べ終わった頃、無事市役所での式が終わったか、
       再び通り、アッ、と思ってカメラを手にしたものの、
       あああ、美しいブロンドの花嫁の横顔が隠れてしまい・・、



       こんな友人同士の挨拶のキス場面がね
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       男性はイマイチですが、ははは、失礼、
       女性が美しいので、良しとしてやって下さいませぇ。



       で、最後をカフェで〆まして
       トリエステに本社のあるイッリ・illyのカフェ・マッキアートと
       横に生クリームが付いて来ました。
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       ウィンナ・コーヒーの面影がこんな所に顔を出し、
       さすがオーストリア治下にあった土地柄ですねぇ、
       奥に小さく丸く見えるのは、チョコレット・クッキー。

       ええと、これで全部で56エウロ足らずだったと。



       こちらが店の正面で、奥に見えるのがサン・ニコロ教会、
       海岸通りですから、すぐ分かります。
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       店内も素晴らしく、写真を撮りませんでしたので、
       サイトの方でどうぞ。 メニューもあります。
       http://www.caffetommaseo.com/default.aspx



       この後港を一望に出来る高台のお城とサン・ジュスト教会に行き見物、
       駅とを結ぶバスに乗って戻り、

       駅の掲示板に、国境駅に相応しく、というには夕方なので1便だけですが、
       ドュッセルドルフ行きの文字が見えたので、
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       時間が少し早いのですが、コネリアーノまで2時間少々掛かり、
       この夕には再度我が友人達との会食があり、
       早めに戻ったという訳でした。


       トリエステのお城や聖堂、サバ書店については、ご案内をお楽しみに!
       と、古寺巡礼も忘れずに続けますので、こちらもよろしくどうぞ。

    
     ***

       ただ今水彩ブログには、途中経過、ピエンツァとトランザックワ
       をアップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho

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by italiashiho2 | 2012-08-15 22:50 | ・トリエステ・周辺 Trieste e | Comments(8)
Commented at 2012-08-16 05:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by italiashiho2 at 2012-08-16 22:04
★イXさん、こんにちは! コメント有難うございます。

3年前にですか?! トリエステの大体は見ているのですが、以前見た場所でもきちんと見ていないとか、博物館関係でもまだまだ見ていない部分がありますので、勿論、また出かけたいと思っています。

この街は大きくて整ってきていて、何よりも港街の解放感がいいのですよね。
Commented by kazu at 2012-08-17 15:53 x
トリエステといえば須賀敦子さんで知ったところですがすごく大きな町なんですね。ウンベルトサバの書店が現在でもあるとか。
BSでトリエステの坂道を取り上げどんな町かなって思っていました。
書店の案内楽しみにしています。
魚介類の美味しいレストランのメニューにお店の歴史を感じます。
スープもパスタ見ているだけで幸せ!
日本でもお馴染のillyの本店がトリエステなんですね。
たべること大好きな者にとってはたまりません。
暑い日本ではお昼はソーメンとお蕎麦ばかりの毎日です。
Commented by italiashiho2 at 2012-08-17 19:10
★kazuさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなんですよ、トリエステはとても大きな街、そしてバロック様式というのか建物が重々しくて大きな、そんな街なのです。 そして神戸みたいな明るい開けた港街でもあるのです。

ええ、須賀さんの圧倒的なファンのお陰で、この街とサバの書店は日本人に有名ですよね。 次回にご案内いたしますね。

ははは、日本食の旨さはもう言うまでもなく、すらっと喉を通り精神安定にも大いに有効なのですけど、かといって、イタリア料理もとても美味しい!!

そうそう、イッリはトリエステに本店があり、あのカフェの味はイタリアではちょっと独特な酸味があり好きですねぇ、缶入りで少しお値段が高いですけど。
Commented by cucciola at 2012-08-28 23:23 x
shinkaiさま、

ずいぶんとご無沙汰をしてしまいました。
まずはテレビのお仕事、お疲れ様でございました。shinkaiさんのお人柄ゆえか、お友達の面々も美しいかたがた多いですねえ。

トリエステというと私は皇后シシーの義弟のマクシミリアンのお城を思い出します。といっても見たこともないんですけどね。
トリエステ、という響きは美しいけれど、なんかこう寂しさも感じるような。
それにここまでくるとオーストリアの影響が大なのですね。

魚のスープ、実は魚が豊富なプーリアで挑戦してみたかったのですが、どの魚をどのように料理するのか見当もつかず断念。やはり素人には出せない味があるんでしょうね。写真のスープ、よだれが出るほどおいしそうです。
イリーの本店がトリエステとは初めて知りました。日本でもコーヒー講座なんかを開講して知名度を上げているみたいですね。

ウンベルト・サバについては、須賀さんの本を一度読んだだけではなにも思い出せず記事を拝見して改めて勉強しなくては、と思ったしだいです。須賀さんの訳した詩、静かながら激しさも感じますね。

ここ数日、急に秋風が吹いています。どうぞ夏の疲れなど出ませんように。またご連絡いたしますね!
Commented by italiashiho2 at 2012-08-29 00:29
★cucciolaさん、こんにちは! お帰りなさ~い!!

有難うございます、友人達に伝えます。 私が彼女達を引きたててあげてるんだぞ、としっかり言わないと。 ははは。

トリエステは本当にオーストリアの影響が大きくて、それに港街でしょう、ちょっと開けた神戸のような国際港独特のイメージがあって、久し振りに行きましたら、街がとても整備されていて、お天気も良く重い感じが無かったです。

プーリアのお話は羨ましいです。 話にはよく聞くのですが、あそこまで行くのは、北からだと大変ですし、こちら辺りだと皆さんクロアチアに行かれるのです。 魚が美味しい所が良いですねぇ!

サバの詩は、私も須賀さんの訳で読んだだけで、彼女の熱の入れようが伝わって、良いなぁ、と思うのですけど、分かりやすいのかも知れませんね。

はい、有難うございます。 cucciolaさんも体調を崩したりされませんように! 
Commented at 2014-02-28 20:20 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by italiashiho2 at 2014-02-28 21:50
★kyuxx様、はじめまして、こんにちは! ブログご訪問、うれしいコメント有難うございます。

そうですか、お出かけになりますか、良いご旅行になりますように!

後でご案内と言ったまま、まだサン・ジュスト教会とお城はそのままになっておりますので、ははは、 嬉しいついでに、近日中に頑張ってアップする様にいたしますね。

今後ともよろしくお願いいたします!


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