2013年 05月 13日

   ・・・ ピエトロ・ベンボとルネッサンスの創造展 ・・・

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       先週の木曜日にパドヴァで開催中のピエトロ・ベンボ展
       仲間と出かけて来ました。

       展覧会の正式の名はタイトルの様に
       ピエトロ・ベンボとルネッサンスの創造展
       Pietro Bembo e l'invenzione del Rinascimento と言い、
       詩人であり、近代イタリア語の父として知られるベンボを、
       (1470.5.20ー1547.1.18)
       その幅広い交友関係、関係した宮廷、宮廷文化等を通し、
       彼自身は意図していなかったにせよ、ルネッサンス文化を創り上げた
       人物の一人と捉え、
       彼の芸術コレクション、関係した作品、手稿本などを一同にした
       絵画作品などの規模は小さいものの、
       大変に内容密度の濃い展覧会だったと感じました。

       とは言え、私は彼の名前、作品等の名は知っているだけで詳しくはなく、
       到底それらについては語れませんが、嬉しい事に、
       ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ラファエッロ、ミケランジェロのデッサンも、
       そして今回舐めるようにして見る事の出来たマンテーニャがあり、
       そんなこんなをご覧頂こうと思います。

       日本ではまだ余り知られていない人物の様ですが、
       展覧会の難しい事などよりも、いつものshinkai流に、
       あちこち脱線しつつのご案内となると思いますので、
       お気軽に、お楽しみ頂けると嬉しいです。

       今回の写真は全て会場で求めたカタログとパンフレット、
       そしてサイトから拝借した物です。
       
       この展覧会については「ヴェネツィアそしてイタリア」のfumieveさん
       書いておられますので、人物像などはこちらでどうぞ。
       http://fumiemve.exblog.jp/17473542/

       会期は今週末5月19日までですが、大変好評だった様子。
       サイトはこちらに。
       http://www.mostrabembo.it/


       上の写真は、会場で配布していたパンフレットの表紙で、
       ジョルジョーネの「2人の肖像」

       上の作品の全体像がこちら。
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       同じくジョルジョーネの作として展示されていた
       「緑色の本を持つ若者」 
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       ベンボは、当時のヴェネツィアにあって、画期的な出版を
       続けていたアルド・マヌーツィオとの交流も深く、
       何冊か出版もしているのですが、
       この小型本がベンボのアイディア、という様子。
       
       この絵もジョルジョーネかどうかという疑問もある様ですが、
       私は絵の美しさにほれぼれと・・。

       今回は平日の朝一番に会場に行ったのですが、
       それでもかなりな入場者数。
       おまけにこの時期は学校の見学期と重なり、小学生から高校生まで。

       が、それでも日本の展覧会を思うと少なく、
       傍に寄ってじっくりと矯めつ眇めつ眺める事も出来まして、

       このジョルジョーネの若者、向かって左目がちょっと気になる
       感じもあるのですが、良く見ましたら、
       一旦削って描き直した跡がありました。



       ジョルジョーネの「若者の肖像」 
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       ジョルジョーネ「フランチェスコ・マリーア・デッラ・ローヴェレの肖像
       Francesco Maria della Rovere」
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       勿論子供時代の肖像画。

       以前見たジョルジョーネ展で、初めて彼の絵の素晴らしさに
       感嘆した、のでしたが、
       今回は4点も素晴らしいのが並び、それはもう圧巻でした!!

       ジョルジョーネの生まれた町ヴェネトのカステル・フランコと
       ジョルジョーネ展についてはこちらを。
       http://italiashio.exblog.jp/10712975/



       こちらはサイトから拝借の、青年期のフランチェスコ像、ラファエッロ作
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       すっきりとしたお顔に成長されておりますが、はは、
       彼はウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトゥロの娘
       ジョヴァンナを母にデッラ・ローヴェレ家に生まれ、
       母の弟グイドバルド、つまり叔父が継承者なしで亡くなったため、
       ウルビーノ公国を継承した、という人物。

       ですが、なかなか複雑困難な人生を送った方の様子で、
       大人になっての肖像はティツィアーノ作がありますが、
       大変厳しい顔になっておりまして・・。



       ルネッサンス期の文化で名高い宮廷、ウルビーノ公国の名が出ましたので、
       このベンボ展に出品のラファエッロ作
       「エリザべッタ・ゴンザーガの肖像・Elisabetta Gonzaga
       (1471年ー1526年)を。
       と書いたのですが、実は私はこの作品をどうしてか見逃しまして・・、
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       彼女はマントヴァのゴンザーガ家から、ウルビーノ公国の
       グイドバルド・Guidobaldoに嫁いだ、教養と美徳を謳われた女性で、
       ベンボは彼女と彼女の夫から、ウルビーノの宮廷に1506年から数年間
       招かれた、と言う事情です。

       ただしエリザべッタは上記しました様に、継承者なしの結婚生活、
       はたまた時代変遷の狭間にあってウルビーノに定住できず、
       最後はフェッラーラで亡くなっております。

       マントヴァ侯爵夫人として名高い、ルネッサンス女性
       イザベッラ・デステ・Isabella d'Esteは、
       彼女の兄嫁に当たる、という関係。

     ◆ お断り ◆

       私はこの作品を見逃した、と思っていたのですが、
       はは、どうやら東京にお出ましだった様子でして、
       なんともイタリアらしいチョンボで、私も納得致しました。


       ではおまけに、エリザべッタの夫グイドバルドの肖像
       これもラファエッロ作と、
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       グイドバルドの子供の頃、父のフェデリーコ公との姿を。
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       ウルビーノのパラッツォ・ドゥカーレについては、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/17825804/



       こちらは清楚で優しさに満ちたジョヴァンニ・ベッリーニ
       Giovanni Belliniの聖母子像
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       ベンボは大変彼の絵を好み評価していた様子ですが、
      


       こちらも会場にあった、ガブリエーレ・ダッラ・ヴォルタ・Gabriele dalla Volta
       描く所のジョバンニ・ベッリーニ像
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       この髪形と僧服に驚いたのですが、理由は探しかねまして、
       見つめるかなり厳しい目、それにも少し驚きました。
       
       彼の絵は一見優しそうに見えますが、大変な勉強家で、
       姉のニコロシーア・Nicolosiaが結婚したマンテーニャからは勿論、
       ピエロ・デッラ・フランチェスカ、アントネッロ・ダ・メッシーナ、
       ジョルジョーネ、果てはデューラーからも学んでいる様子が分かるそうですが、
       決して自分を失くすことなく、ヴェネツィア派絵画の大家でした。

 


       ちょっと息抜きに、はは、会場にあったこの絵を。
       ロレンツォ・コスタ・Lorenzo Costaの「若い女性の肖像」
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       こちらはティツィアーノの作品で、
       たぶん40歳頃のベンボ像と。
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       目も鼻も後の彼の枢機卿の姿、ティツィアーノ作にそっくりですものね。
       


       そしてこちらが好奇心満々のshinkaiが、見たかった物、
       はい、ルクレツィア・ボルジャの金髪の一房!
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       ええ、大きさはですね、上の金髪が入っている部分、
       両面からガラスで挟んだ薄いものですが、10x5cm位、
       髪の毛の長さは、まぁ15cm程だったでしょうか。

       金髪、キラキラ輝く鮮やかな金髪、というイメージはなく、
       ベージュ色、藁色という様な髪の毛でござった。

       ルクレツィア・ボルジャとベンボの出会いは1502年
       ベンボ32歳、ルクレツィアが10歳年下の22歳、
       彼女が3度目の結婚でフェッラーラにお輿入れして後の事と。

       3度目の結婚というので、なんとなしにも少し歳が行ってた様な
       気がしていましたが、なんとまぁ、22歳だったのですねぇ。

       抗しがたい危険な情熱に陥った2人、ですが、
       プラトニックな関係と書いてあるのも幾つかありまして、
       まぁつまりです、彼女は自分の髪の一房を彼に贈った、のですとさ。

       彼が我に帰り、危険な関係から逃れた得たのは、
       翌年の12月に彼の弟がヴェネツィアで亡くなった時の事で、
       家に帰らざるを得なかったからなのですと。



       ここからちょっと寄り道を致しまして、ははは、
       ルクレツィア・ボルジャ・Lucrezia Borgiaの肖像を何点かどうぞ。

       これはもう大変有名なバルトロメーオ・ヴェネト・
       Bartolomeo Venetoの手になる肖像で、
       美人でちょっとばかり勝気で、男を蕩かすタイプに見えますね
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       一方こちらは、もうまるで楚々たる美人像
       ピントゥリッキオ作・Pinturicchio
       ヴァティカンのボルジャのアパートに描かれた物で、
       全体と、
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       少し色が違いますが、細部を。
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       私の偏見かもしれませんが、こちらの方が実物のイメージに
       近いのではないかという気がします。
       ベンボなる人物も知りませんが、
       こういう楚々とした一見か弱げな女性像の方が
       男はんを、密かに情熱的な恋に引きずり込む、
       ははは、と思うのですけど、
       皆さんはどの様に?

       法皇アレッサンドロ6世・ボルジャの娘として生まれ、
       兄にチェーザレ・ボルジャを持ち、いまわしい噂もあれこれ囁かれ、
       生涯に3度の結婚を、父と兄の政略でさせられた女性。
       それが父も兄も亡くなった後もフェッラーラで39歳まで。
       それにしても、短い人生だったのですね。      

       今時の研究では、かっての淫乱女性のイメージどころか、
       慈善や福祉にも熱心とかいう説があるそうですが、
       う~ん、こういう女性は常に、愛されている、という確信を、
       男はんの目の中に認めたいのでしょうねぇ。
       ・・うん、まぁ、これはどの女もそうかもしれんっちゃ!



       さて再び展覧会会場に戻りまして、
       ラファエッロ・Raffaelloの作品2点をどうぞ。

       こちらは「聖家族」まだ若い頃の作品と。
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       ナヴァジェーロとべアッツァーノの肖像
       Andrea Navagero e Agostino Beazzano.
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       この二人はベンボの親友で、同じくウルビーノで知り合い
       親友となったラファエッロと共に、
       彼がレオーネ10世法皇の秘書となりローマにいた時、
       バルダッサーレ・カスティリオーニ・Baldassarre Castiglioni
       「宮廷人」の作者も連れだって、ティヴォリに出かけたりも、と。

       カタログには、話していた友人がふとこちらを見た様子と
       説明があるのですが、会場で見た時には大変難しい絵だと・・。
       つまり、絵を見る方は視線が割れ、どちらを見たら良いのかと
       いうのが、正直な感想。



       こちらは金糸も織り込んだ大変豪華なつづれ織り
       デザインはラファエッロだそうで、
       これは一部分で、大変大きな物でした。
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       ヴァティカンでレオーネ10世が貴賓を迎える場で
       使っていた物だそうで、
       後にベンボはこれを買う為、パドヴァの土地を売ったとか。

       ラファエッロの生家、ウルビーノの町
       http://italiashio.exblog.jp/14300199/



       ラファエッロの師であるぺルジーノ・Peruginoの作品
       「サンタ・マッダレーナ」も会場に。
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       私は意外とぺルジーノが好きでして、
       多分初めて実物を見たのだと思いますが、
       しげしげとその美しさを堪能致しました。

       肌の色は、後世のニスのせいかも知れませんが、
       もっと黄土色という感じで、
       はぁ、美しい絵でございましたぁ。



       こちらはミケランジェロのデッサンで、
       なんともまぁ、やはり凄いなぁ、という単純な感想のみ!
       ベンボはミケランジェロを賛美、感嘆していたのだそうで・・。
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       そして今回のこの展覧会で、私めが本当に感嘆し、
       何度も戻っては矯めつ眇めつ、舐める程の距離に顔を寄せ、
       また離れて見、そして見上げてしげしげと・・、しましたのは、 
       こちら、
       マンテーニャの「サン・セバスティアーノ」
       A.Mantegna - San Sebastiano
       この絵はヴェネツィアのカ・ドーロ、
       フランケッティ美術館からお出ましだったのですね。
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       カ・ドーロの、この絵が置かれている場所は
       この館の修復に生涯を捧げた様なジョルジョ・フランケッティの
       本当に心の籠った素晴らしい場所、

       この作品の為に設えた礼拝堂の様な奥まった場所でして、
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       全体の素晴らしい調和の中にあり、
       ですが傍には寄れず、遠くから眺めるだけだったのですね。

       所がこの会場には絵のみが来ておりまして、
       最初は味気ないなぁ、と感じた物の、
       次の瞬間にはその魅力に引き寄せられました。

       上のカタログからの写真は全体がありませんが、
       213x95cmの細長い丈の高い作品で、
       一瞬私はフレスコ画かと思い、いや、それにしたら
       なんとも柔らかい、なんだろ?! と
       傍にいた管理の女性に訊ねに行き、
       キャンバス地にテンペラ、と教えて貰いました。
       それをも訊ねる程の、肌合いが柔らかい作品だったのですね。



       これは同じマンテーニャの、ミラノのポルディ・ペッツォーリ博物館
       にある美しい「聖母子」ですが、
       キャンバス地に描かれた物である事が分かりますよね。
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       所がこのサン・セバスティアーノの作品は、もわっと柔らかい質感を持ち、
       マンテーニャ独特の固い線も、雰囲気も無いのです。

       何度も何度も顔を近づけて見て、布端の糸も縫い目も
       しっかり描かれているのも、
       白い布の白い所は何度ものハッチングの重ねによる物で、
       下から見上げると、本当に白く描かれた部分は、
       テンペラで描く際に使う、卵の艶が光る程なのも認め、

       そして布の陰は、バックのグレイとも渋い緑ともつかぬ色に
       溶け込むばかりに描かれ、
       肌の色は本当に美しく、ほんのりと朱が入った感じ。

       75歳で亡くなったマンテーニャの最晩年の作品だった様で、
       その凄さに、私は圧倒されました!
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       こんなにしげしげと絵を見たのは、以前あったっけ?!
       そして10cmも離れていない所まで顔を近づけ、
       また下から見上げたり・・、舐める程に何度も!
       こんな絵の見方をさせて貰える有難さ!!

       絵の凄さ、それはもう即自分に跳ね返り、
       文句を言わず、謙虚に描け!!
       そんな風にぶちのめされ、
       見れた事、出会えたことに感謝しつつ、
       大いに気分高揚して戻って来たのでした。
      
       この絵は、画家が1506年に亡くなった時にアトリエにあり、
       その後暫く後には、パドヴァのベンボの家にあった、
       という記録があるのだそうですが、
       
       ベンボ展のお陰でこんな近くで見るチャンスを得、
       有難い事でした。

       カ・ドーロのマンテーニャの絵についてはこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/13683956/


       という事で、最後はティツィアーノ描く所の
       枢機卿姿のベンボ像をどうぞ。
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       ピエトロ・ベンボというと、枢機卿の赤い衣装姿で
       サイトでお目にかかりますから、
       かなり若い時期に枢機卿になったのかと、思っていました。

       所がファルネーゼ家出身のパオロ3世によって
       枢機卿に任命されたのは1539年、69歳
       亡くなる7年前の事で、この絵は枢機卿任命の同年の作。

       これも傍でしげしげ眺め、向かって左の襟の部分の
       描き増しはすぐ見えますが、肩から腕の部分、
       そして帽子の形がかなり小さく削られている事にも
       目が止まりました。

       もう一枚亡くなる前年か、ベンボ最晩年の枢機卿の姿も
       ティツィアーノは描いており、これも先年見ましたが、
       ここではまだゴマ塩の髭が見事に美しく白くなっており、
       ティツィアーノが男を描く時は、本当に素晴らしい
       と思った事でした。

       ファルネ―ゼ家のパオロ3世について、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/18496907/


       という様な事で、絵画作品を主にご案内いたしましたベンボ展、
       作品出展は他にもあり、コレクション品も他にたくさんあったのですが、
       正直、好きな絵を見るのに気を取られ、殆ど見ておりませんで、

       お楽しみ頂けました様に!
       お付き合い、有難うございました!


     *****

       水彩ブログには、下描きが一応済み・・、ムラーノの教会
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho
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by italiashiho2 | 2013-05-13 05:34 | ・映画絵画文学 Film Arte Le | Comments(15)
Commented by violet at 2013-05-13 12:20 x
こんにちは。
ペルジーノってあのレオナルドのドキュメンタリーでラファエロを一緒に尋ねた人ですね。
絵というのは初めて見ました。

Shinkaiさんがお好きなのが分かります。とてもきれいですね。
実際、イタリアってこんなモデルになるような方々、男女含め多いですね。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-13 21:42
★violetさん、こんにちは! コメント有難うございます。

あ、いや、レオナルドとぺルジーノがラファエッロを訪ねたのではなく、ラファエッロはぺルジーノの弟子で、レオナルドをとても尊敬していたのですね。 「アテネの学堂」の中にも、レオナルドらしき人物を描き込んだりする程に。  で、ぺルジーノはレオナルドがヴェロッキオの工房で学んでいた時の兄弟子に当たるというか、同僚とでもいう関係だった様です。
で、ぺルジーノがレオナルドを訪ねるのに、彼を尊敬しているラファエッロを連れて行った、というエピソードがありましたね。

昔はこのぺルジーノも、フィリッポ・リッピも好きではなかったのですよ。 甘過ぎると思っていたのです、はは。
でも今頃見ると、どちらもなかなか良いなぁ、と言う感じでしょうか。 
いやぁ、イタリアでも本当に美男美女というのは、ははは、失礼ながら、なかなかおられないですよ。
Commented by Mari at 2013-05-14 05:53 x
すばらしい作品の数々、ありがとうございます! 感想をぜんぶ述べるとながくなりますので、ふたつだけ。。。まず織物の作品、すごいですね!刺繍じゃなくて、織ったんですよね?しかもかなり大きいとか、、、。すごいですね!実物を見てみたいものです。土地を売ってでも買いたくなるほど素晴らしいんでしょうね~。 あとは、最後のマンテーニャの作品ですね。 ろうそくの話も読んで、絵を大きくして見ました。 ほんとに細いろうそくが、ふっと消えてるんですよね。 永遠のものは神だけ。。。ズキッっと言葉の矢が刺さってきますね。。。。。
Commented by pescecrudo at 2013-05-14 11:38 x
shinkai さん、こんにちは。
ペルジーノが好きだと書かれていますので、ちょっと書かせて下さい。
何年も前フィレンツェのピッティ宮に行った時、ペルジーノを見て好きになり、また新宿の美術館で何年か前、ペルジーノ展があり、ますます好きになっています。
東京では、現在ペルジーノの弟子だったラッファエッロ・サンツィオとレオナルド・ダ・ヴィンチの展覧会が上野で併展されています。明日には見に行かねばとshinkai さんのブログを見て思ったところです。
この3月にベンボの『アーゾロの談論』の和訳が出ました。それも興味があります。
Commented by violet at 2013-05-14 12:26 x
を→「と」の間違いです。
一字が違うだけで全然文章の意味が違いますね。

そうそう、何度も観ているのでその辺は良く分かっていました。
失礼しました。
レオナルドを描く程ファンだったんですね。
あの時もモナリザの絵を見惚れていましたね。
Commented by millegru at 2013-05-14 19:26 x
またまたたくさんの素敵な絵を見せてくださって、ありがとうございます!!ルクレツィアの金髪の一房のところで笑ってしまいました♪

今上野で開催されているラファエロ展の講演会に行ってきました。ヴァザーリがペルジーノの弟子と書いたのでそのようになっているが、現在の研究では弟子ではなく、協力者だったというのが現在の研究者達の定説になっているそうなんです。ビックリしました。そしてフィレンツェに出てきたけれど、フィレンツェ人でないので大作の注文がなかったが、ローマでは法王に気に入られて壁画の大作をたくさん描いた事やデッサン画を版画にさせて売り出したことなどなど、へえ~!!がいっぱいのとてもいい講演会でした。私はラファエロはブレラのSposalizioが一番好きで、ローマのテンピエットを見に行って感激しました。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-15 00:03
★Mariさん、こんにちは! コメント有難うございます。

日本にもいろいろな有名作品が行き、大きな展覧会が開かれている様子で、自分が見た事のない、見たい作品だと、羨ましくなりますが、それでもやはりこういう地元イタリアだから出来る、という内容の濃い展覧会はやはり嬉しいです。 
それにどこの美術館収容か、というのは書きませんでしたが、本当に世界中から集まっていて、企画者の腕の良さを思った事でした。

つづれ織はやはり図柄がラファエッロだけあって、単に大きなだけでなく、作品としても素晴らしいものだったと思いました。
そうなんですよね、あのマンテーニャの作品は、彼の最晩年の作品の様ですから、彼自身の想いが籠った言葉なのでしょうね、きっと。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-15 00:14
★pescecrudo様、こんにちは! コメント有難うございます。

ぺルジーノ、そしてフィリッポ・リッピは昔はどうという事が無かったのですが、失礼、漸くに彼らの絵が凄いなぁ、綺麗だなぁ、と思えるようになってきました。 ボッティチェッリも日本にいた頃は、画集の写真だけで、好きではなかったのですが、ウッフィッツィで実物を見た途端に好きになったのです。 ですからやはり実物の持つ力は大きいと思います。

その様ですね、このベンボ展に出品、という事になっているエリザべッタ・ゴンザーガが東京に行っているのだとか。 あれの実物も見れるかと楽しみにしていたのですが、残念でした。
レオナルドとラファエッロが東京に一緒に揃う、というのも、また凄い事ですね。 さすが東京です!

はい、Gli Asolaniの和訳が出版された、というのは、サイトで見ました。 私は到底歯が立ちそうもありませんが、でも徐々にベンボも日本で知られる様になりそうですね。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-15 00:17
★Viさん、再度有難うございます。

はい、分かりました。 こちらこそ、余計な事を申し上げました。

そうでした。 モナリザを見て涙を浮かべる、というシーンがありました。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-15 00:28
★millegruさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はは、好奇心満々で、あの金髪を見に行ったのでした!
はい、ぺルジーノの弟子説はヴァザーリがその様に書いているので、という事ですが、まぁ、ヴァザーリは他の画家の話でも、たくさん好きな様に書いているのが段々分って来たので、いや、そうではない、というのでしょうね。
ですが、協力者という言葉も、意味としては間違いではないのかもしれませんが、まぁ、工房の助手、一番弟子という様な感じだったのではないかと思います。 まだ大変に若い時でしたので、ラファエッロもぺルジーノから学んだ事がたくさんあった様で、まさに若い頃の絵はそっくりですし・・。

フィレンツェの人々の口さがない事は、もう大変有名でして、はは、年が若く始めて見る他所の絵描きですから、冷たかったのでしょうね。

そうなんですよね、ローマでは絵だけでなく、建物の設計から装飾のデザインから、とにかく大車輪に働き、彼が一番花開期、人生を享受した10数年だった様ですね。 若過ぎる死でしたね。
Commented by cucciola at 2013-05-15 22:04 x
shinkaiさま、

こんにちは!
これは本当に充実した展覧会!いやあ、うらやましいです。ローマでもこのベンボに関する展示会のポスター、あちこちで目にしたんですよ。雑誌にも載っていましたし。こうして一人の人物に焦点をあてて、さまざまな芸術家の作品を堪能できるのはさすがイタリアですね。
そしてジョルジオーネ描く若者の小型本にも大注目!さすがヴェネツィア、肖像画にも歴史的な証拠がたくさん残っていて大興奮です。
当時のヴェネツィア派の描く人物像、本当に品格があって国の勢いがそのまま芸術家にも伝播している感じです。
ベンボとルクレツィア・ボルジアの関係は有名ですが、私もルクレツィアというとあのピントゥリッキオのはかなげな肖像画しか目に浮かびません。目鼻立ちのはっきりしたイタリア人の中では、ああいう可憐なたたずまいはさぞかし目立ったんじゃないでしょうか。男たちがなびくのもむべなるかな。イザベッラ・デステのどっしりした感じとか、エリザベッタ・ゴンザーガの冷たい感じとは一線を画すかわいらしさですよねえ。
展覧会に行くのには気合が必要ですが、やはり得るものは多いとshinkaiさんの記事を拝見して再認識です。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-16 01:30
★cucciolaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

いやぁ、本当にこれは内容の濃い、素晴らしい展覧会でした。 入り口で音声ガイドを無料で貸してくれ、その内容も大変興味深い、しっかりした物だったのですが、絵を見始めると聞くのが邪魔になり、全然聞かずに見たのですね。 それでまぁ絵に集中は出来たのですが、やはり少し残念でした。
我が友人達はちゃんと聞きながら回ったので、大変興味深かったけど、逆に絵をちゃんと見れなかった、と言ってましたので、2度見るべきだったね、と。 もっと早く出かけていれば、またのチャンスもあったでしょうに、それが少し残念でした。

ですが、先日cucciolaさんが書かれていた、レオーネ10世に関する展覧会と言い、時代の一人の人物に焦点を当て、その周辺関係を絞っての展覧会ができる、というのが、やはりイタリアは凄いですね! 
画家とか彫刻家の展覧会なら話は別ですが。

字数が多い、というので、2度に分けますね。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-16 01:31
★cucciolaさん、続けます。

ジョルジョーネの4点も素晴らしかったです。 ほら、以前の展覧会にわざわざローマから来られましたよね。 あの時とはまた別の絵が見られて、それも名品で、いや、ジョルジョーネの遺作は皆名品なのかもですけど、今回もとても素晴らしかったです。

あ、やはりルクレツィアはピントゥリッキオの作品と思われますか?! そうですよね、あれはヴァティカンのアパートにあるので、きっと実物を見ての絵でしょうし、あのなよなよしたはかなさは、イタリア女性にはなかなか・・、ですものね、ははは。  金髪の一房は一度見たかったので、大いに納得しました!


Commented by クリス at 2013-05-16 23:51 x
みんな好きな画家ばかりなんですが、強いて言えばジョルジョーネとペルジーノですかね。
マンテーニャの遺作もいいですが、礼拝堂の全体の構図がやはりピンときます。やはり、教会の中にあってこその絵ですね。
若いころばかりの印象が強いのですが、ベンボも晩年は貫禄でてますね。
Commented by italiashiho2 at 2013-05-17 01:14
★クリスさん、こんにちは! コメント有難うございます。

ジョルジョーネは素晴らしいですねぇ! 以前はヴェネツィア・アッカデミアの「テンペスタ」だけで、老婆の絵は好みませんで、ははは、正直言って、良く分からなかったのですが、見た絵の数が増えて、素晴らしいなぁ、と思うようになりました。

マンテーニャの絵は、カ・ドーロの拵えが本当に絵も引き立てて素晴らしいのですけど、遠くて良く見えなかったのですね。 それがすぐ傍で見れて、描く人間としては、これはもう涎が垂れる様なチャンスでした。

はい、ベンボは長生きして、枯れて、という感じの良さですね。 なかなかイタリア男はこうなり難い、失礼、のですけど・・!


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