イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2013年 06月 06日

   ・・・ 古物コレクション、 スコミーゴ村のお隣さん ・・・

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       今日ご覧頂くのは、ちょうど一年前にお邪魔して写真を撮った、
       同じスコミーゴ村の2軒先のお隣さんのお家。
       彼女のコレクションのほんの一部をご覧下さいね。

       上の写真は彼女のお家で、緑色の鎧戸の家の方にお住まいで、

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       下の写真の古い方は、細い道を挟んでの向かい側の納屋。
       手前左に伸びている石壁の中にはイタ鴨や鶏小屋があり、
       結構賑やかに鳴くのが、時折聞こえます。


       彼女・マリーアの家にお邪魔する切っ掛けは、
       たまたまコネリアーノの町中で出会った時、
       人形を見に来た、集めていると言うので、
       古い人形かどうか聞きますと、古いのもある、というので
       では見せて下さい、と頼んだのでした。

       ずっと昔油絵を描いていた時に、フランスの古い人形を
       1体持っていたので、そんな古い人形かと思ったのでした。

       が彼女のは古いと言っても、所謂アンティーク人形ではなく、
       とにかく可愛らしいのを、お家の中所せましと集めておりまして・・!
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       私にはそれよりももっと、他の古物類、かっての生活道具類
       大いに気に入りましたので、今日はそれをご覧頂きますね。

       これはお家の1階にあったマヨリカ焼きのストーブ。       
       大変暖かいのですよ、これ!
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       アンナリーザのお家にも、マヨリカ焼きのストーブがあると。



       外から見るお家は、如何にも古い農家風なのですけど、
       中はしっかり修復されておりまして、・・はぁ、お金持ちね、

       これらは古い秤類等ですが、一番左に見える球はコーヒーの豆煎り
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       これは素晴らしく大きな、直径60cm位だったかな、銅の鍋
       何に使ったのか、チーズ作りか、はたまた洗濯物を火に掛けるのか・・。
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       済みません、聞いたのですけど1年経って忘れています!



       蹄鉄と、それを打つ釘ですって!
       釘が余りにも長いので、見ただけで痛くなったshinkai。
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       これは靴直しに使った物。
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       所で皆さんお気付きになりましたか?
       古い家の床は、この様にいろいろな大理石の
       破片を集めて固めて床にしているのですね。
       今頃は木の床が流行っている様ですが、
       我が家の様に庶民用コンドミニオは、タイル床で~す。



       2階に上がる階段の壁には、こんな風に古い写真が、
       これもまた所せましに・・。
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       1900年代の初頭、ちょうど100年前のコネリアーノの町の姿。
       信じられない程建物が少なく、これはどうやら家畜市で、
       奥の丘の上の見えるのはコネリアーノのお城。
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       位置は違いますが、こちらが現在のお城
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       この橋は今もありますが、今はもう手前に建物が立ち並び、
       写真に見えるこのお屋敷は奥の並びに。
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       こちらの写真の様子は、馬車等は別として、ははは、
       余り変わらずに今も存在し、
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       手前に見える橋は、こちらで、
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       左手奥に見える建物の並びは、
       逆向きですが、ここです。
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       右手から2軒目は、キプロス王の家でご紹介した建物。
       http://italiashio.exblog.jp/17347141/



       これがご両親とご一家の写真で、
       抱かれている女の子が彼女、今も目もとが同じ!
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       私がスコミーゴ村に来た22年前!には、
       まだこのお父さんがご健在でしたっけ!



       写真の中には、こんなイタリア国王とムッソリーニが
       写っているのもありまして・・、
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       屋根裏というのか、3階に上がりますと、
       ここがまさに羨ましい感じのアトリエ風でして・・!
       ここにもたくさんのコレクション。
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       この胴の鍋も素敵でしょう?!
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       古いバリカン類に、なぜか並んでパスタ切り
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       古いトランクなのですけど、
       上が厚紙製で、下が木製、下のはお父さんが作ったのだと。
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       イタリアの昔は貧しく、日本と同じ様に移民する、
       出稼ぎに行く人々が多かったのですが、
       こういう厚紙のトランクに詰め、縄で縛っている写真を
       見た事があります。



       20cm程の籠の中、下側にはいっぱいの大きさのハチの巣
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       部屋の反対側で、右の本棚の上に見える木製の枠は、
       真ん中に炭火を入れたアンカを置き、冬のベッドを温めたもの。
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       この形の物は、ウンブリアでもヴェネトでも見かける
       かって本当に庶民が使っていた物ですね。


       これ、同じ様なのを日本でも使っていましたっけね。
       そう、湯たんぽ
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       糸取り器
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       これ、分かりますか?
       かっての脚のギブスで~す。
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       古い籠類と鍋と
       静物画が描けそうでしょう?
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       古い手回しのミシン、今も動きます!
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       古い琺瑯の水差し
       右のブルーと白の斑のが、とても綺麗でしょ?!
       やはり琺瑯の洗面器と共に、昔の寝室に。
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     ***

       最後はおまけの一枚を
       漸くにこちらのお天気も収まりそうな気配ですが、

       今2週間の休暇でヴェネトの浜辺に行っている、
       アンナリーザから届いた、チビちゃん2人の写真です。
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       漸くに青空の見える浜辺ですが、まだ少し寒そう!

       皆さんも良い季節をお楽しみくださ~い!!



     *****     

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by italiashiho2 | 2013-06-06 21:46 | ・スコミーゴ村の四季 | Comments(10)
Commented by la_mia_coccolina at 2013-06-06 22:25
shinkaiさま、こんにちは^^
古い時代のお道具。。。画面に張り付くようにして拝見しました^^
古いお家を修復して住んでいらっしゃるヨーロッパの暮らしは、不便なことも多いのでしょうか、何だか人間らしく生きていけるような気がして良いな。。。といつも思います。
便利で綺麗だけれど、新しいものばかりに囲まれていると何だか落ち着かなくて。。。だから手作りをするのが好きなのかもしれません^^
銅のお鍋の質感が何とも言えずに良いですね。こうしたものを置いてもしっくりとくる空間をいつか作りたいな。。。と思います*^^*
Commented by ゆんぴょ at 2013-06-07 01:43 x
またまたお久しぶりです!
お元気でお過ごしのことと思います。
ご近所にこんなコレクターさん?がいらっしゃるんですね。
古いものがいっぱいで、まるで博物館。(マヨリカ焼きのストーブの横に健康器具があったりするのが不思議~)
ヨーロッパの方は古いものを大切にすると思いますが、このお隣さんはまた特別な感じかしら。
ミシンがまだ動くのも凄いですねぇ。壁の飾り方もいろいろ工夫されてますね。レトロな写真が当時を想像させるような。
人によって使い込まれたものは独特な美しさが宿ってますよね。
古いトランク・・・あちこちに運ばれたんだろうなぁ。
いろいろ想像させられました。
Commented by italiashiho2 at 2013-06-07 04:58
★coccolinaさん、こんばんは! コメント有難うございます。

そうですねぇ、こちらの町村の良い所は、何十年めかに再訪しても余り変わっていない事ですね。 すぐにかっての感覚がよみがえるのです。でも日本はどんどん変わって行きますね、とにかくモダンにと。 
その違いをこちらに来てからとても感じ、考えるきっかけにもなりました。
簡単にどちらが良い悪いという事ではなく、もっと基本的な季節の違い、材質の違い、そしてまた人種の気質の違いもあるのかも。 
人種の気質というのは、また長い年月を過ごす環境の違いによっても生まれてくるものかもしれませんし、その違いは大きいと思います。

coccolinaさんの様に、一見優しい素直な方でも大変芯の強い方は、とお見受けしますが、どんどんご自分の感性を磨かれ、お進みになりたい方向に向いて、と、傍からの余計な事かも知れませんが、思います。
Commented by Mari at 2013-06-07 05:00 x
きれいにかざってありますね~。どこにもホコリがたまってないのに感心しました! こういうものって放っておくと、ホコリがすごくたまるものですよね~、きっときれい好きなかたなんでしょうね~。って変なところで感心してしまってます。。。。あと、すてきなストーブの横に、チラッと運動器具が見えました!やっぱり古いものを愛してる、現代の人間が住んでいるって感じますね。。。。あと、アーティストの猫!ダリ!大好きです!私彼のひげの写真集も持ってるんです~面白い人ですよね~。
Commented by italiashiho2 at 2013-06-07 05:07
★ゆんぴょさん、こんばんは! お久し振りです、コメント有難うございます。

はい、すぐお隣なのですよ。 彼女の集めている人形は私には余り趣味ではなかったのですが、古物の方はとても面白かったです。 
そうなんです、ははは、あの自転車ね、ああいうのは写真の中に入れたくないのですけど、除けて、と言える程近しい中でもないですし、ね。 
あれでもうちょっと選ぶ目があったらなぁ、と、失礼ながら思いましたです。 
古い道具類は、かって使われていた物の良さがありますね。 トランクも歴史を語りますね。
こちらイタリアもこういう物の良さを少しずつ認識し始めている感じがします。

Commented by italiashiho2 at 2013-06-07 05:14
★Mariさん、こんばんは! ちょうどジャストタイミングにコメントを入れて頂きました、有難うございます。

ははは、我が家とは違い、彼女はマメというか、本当に好きなんでしょうね。
あのね、彼女は少し丸いのですよ、でね、あんな運動器具を使っているのでしょうし、せっせと家の近くを歩いているのも見かけます。

あ、ダリお好きですか? 昨年ちょうどチャンスがあってヴェネツィアでダリ展を見たのですが、写真で見るよりずっと良いなぁ、と思いました。
髭の写真集?! ははは、彼の髭は有名ですけど、今回サイトで見ていて、あの髭がどんどん長くなったり、そうでもなかったり、お花を飾ったり、結んだりしているのも見つけましたよ。
そうやって自分の髭で遊べるのも、天才の余裕かな、と思ったのでした!
Commented by cucciola at 2013-06-07 16:28 x
shinkaiさま、

おはようございます。
ご近所にこんなすごいおうちがあるんですね。まるで郷土博物館じゃないですか?!というより、これらを維持するのも大変だろうなあ、と怠け者の私はひたすら感心しました。埃のたまり方だって、こんな広いおうちだったら半端じゃないだろうに、なんて私は貧乏性なんですね。
これだけごてごて時代を感じさせるものがあっても、家の中にマッチしているのはやはりおうちのかたが大事にしてきたからでしょうね。日本ですと、道具は99年たつと神が宿る、といいますが、なんだかそんなことも信じたくなる写真の数々。昔からいろいろなものがあったんだなあ、とひたすら感心いたしました。
Commented by italiashiho2 at 2013-06-07 21:18
★cucciolaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなんです、我が家は一人暮らしで好きな様にしているので、段々横着になって、「女やもめにもウジが・・」と言われそうに、きゃは、となりつつありますが、彼女はやはり好きなんでしょうね、集めて、自分の身の回りに並べるのが。 ちょっと撫でさする感じも、はは、受けましたよ。
人形の数というのが、また半端ではありませんで、ブログにはアップしませんでしたが、凄かったのです! 
私には古道具の方がよく見えましたけど。

イタリアではまだまだ周囲に古いものが混在する中に生きていますよね。 なので、余りそれらの大事さにまだ気が付いていない様な感じです。 彼女の話を聞いていると、捨てようとしているのを貰って来た、というのが結構多く、その意味では貴重な人材だと思います。
Commented by yama3-blog at 2013-06-07 23:40
今晩は!
長く使われてきた道具、とても丁寧に扱われてきたことが分かります。このように使ってもらえると・・道具を作ってきた職人さんたちが、いかに確かなモノ作りをしてきたかを感じますね!素朴でシンプルなモノがほとんどですが、細部を見ますと無駄を省いて使いやすさと長持ちするよう良く考えて作っていると感心します!

札幌もようやく凌ぎやすい・・よい気節となりました。
Commented by italiashiho2 at 2013-06-08 04:43
★yama3さん、こんばんは! コメント有難うございます。

いやぁ、そちらで拝見したアイヌの木彫製品に比べるとまるで貴重さが違うのですけど、それでもかっての貧しい生活の中で、あれこれ手作りしたリ、大事に使ったり工夫したリが窺われます。
今のプラスティック製品は安くて豊富で良いのですけど、こういう無骨な品の前には負けますね。

こちらはまだお天気が安定せず、昨日午後遅くにも雷を伴った大雨が来て、今日は寒くなく、と言っても外は暑い位の陽気なのですが、家の壁が冷え切っていまして・・!


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