イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2016年 09月 06日

   ・・・ 新しい散歩道 ・ スコミーゴ村ちょっぴり秋の気配 ・・・

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       8月の末、前日の朝歩いて発見した新しい散歩道に、
       再びカメラを手に出かけました。

       道がある事は知っていましたし、地図でも確かめていたのですが、
       いつもの道から知らない道に入り込むというのは、
       ちょっときっかけが要りますよね。
       凄い坂道だ!というのが見えていましたしね、ははは。

       それで日曜の朝歩いた帰りに入り込んでみたのです。
       するとやはり凄い下り坂で、逆行きはとんでもない! ははは、
       ワン君が1匹、鼻息を荒くしているのが聞こえ、
       もう1匹の大きいのは庭から吠え、

       でもオリーブ畑が広がる斜面の道で、そこを突っ切ると
       想像していた通り、ベッルーノ・ヴェネツィア間の高速道路を
       見下ろしながら、丘の中腹を辿る道で、
       葡萄畑の広がりも見え、ヴィットーリオ・ヴェネトの町も見える
       そして牛舎のある道だったのです!

       カメラを持って出かけたのは午後遅めで、
       その方が光線の具合が良かろうかと思ったからでしたが、
       残念、薄靄がかかった日だったのと、
       丘の中腹を辿るので、道の半分ほどは金網が張ってあった事!

       ですが、まぁ、ご覧下さい。

       上の写真は、この道に入り込む手前角にあるスコミーゴ村の慰霊廟で、



       内部の上に書いてあったのは、
       1945年4月29日の朝8時に爆撃があり
       14名が亡くなり、その慰霊の為の建立だった様子。
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       それにしても何を考えて、こんな何も無い村を爆撃したのですかね?!




       さて、目指す道に入り込むと、この高さ!
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       すぐ目の下を高速が走り、ヴィットリオ・ヴェネト南へ続くカーヴ
       出かけていく時、いつもshinkaiが通るカーヴの1つで~す。
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       あれこれ金網の隙間から撮ったのですが、結局ボツにし、
       これは金網手前のガードレールによじ登り、ははは、撮ったもので、

       向こうに見えるのは、高速のサーヴィス・ステーション
       こちらには葡萄畑、そして右端に少し色づいたトウモロコシ畑。
 
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       上のカーヴもこの位置から見ると緩やかでしょう?
       右奥に見えるのがヴィットリオ・ヴェネトの町
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       靄がかかっていて残念ですが、こんな様子で、
       山の手前に広がるのがチェーネダ・Cenedaの部分。
       ドゥオーモの正面ちょっぴりと、鐘楼が見えます。
       このチェーネダで、モーツァルトのオペラ台本を書いた
       ロレンツォ・ダ・ポンテ・Lorenzo Da Ponte(1749-1838)が生誕。
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       山の上に見えるのは、司教館と古い城の名残で、
       ヴィットリオ・ヴェーネトのもう1つの町セッラヴァッレ・Serravalleは、
       間に延びている山の向こう側に。

       ヴィットリオ・ヴェネトのご案内




       こんな感じで道を辿っていくと、あっ、いた、いたぁ!!
       ママに子供2人
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       子狸、もとえ子猫
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       最初に見たママは、さっと横の塀の上に逃げましたが、
       この美人ちゃんはそのままで、こちらを見つめ、
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       黒ちゃんもゆっくり
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       そして刈った草の陰から、もう一人!
       都合ママと4匹の色違いの子猫たち。
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       後ろに牛舎があり、一頭がこんな風に顔を出し
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       前日の朝通った時、ちょうど表にご主人が出ていて挨拶をして
       通ったのですが、牛がいるのは匂いとモゥ~で分かりますから、
       ひょっとして中におられるかと覗き込み、

       ちょうど乳絞りの時間でおられたので、写真とっても良いですかと
       許可を貰いまして。
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       奥に4頭、手前右に最初の1頭、左奥に1頭、手前に子牛が2頭の
       全部で8頭。




       前日の朝会ったのを覚えていて下さって、あれこれ話してくださり、
       この白と茶の牛は、白黒のホルスタイン種よりはお乳の出は少ないそうですが、
       ずっと濃厚なお乳が出るのだそうで、
       実際お乳のバケツを覗くと、上にこってりのクリームが
       3cmほども浮いておりました!
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       今、脚の間に挟んでいるバケツのちょうど上5cm位の所まで、
       1頭の牛のお乳が出るのです!

       スコミーゴ村で今も乳牛を飼っているのは、こことあともう一軒のみだそうで、
       坂の下の方とか聞きましたが、どこか見当が付きません。
       shinkaiが住み始めた時には、我が家の近くにも1軒あったのですが、
       今はもう、モゥ~が聞こえません。

       乳牛を飼うのは大変きつい仕事で、朝早くの乳絞り、
       そして夕方と欠かせませんし、
       エミーリア・ロマーニャの方の大農家では、その為にインド人が
       たくさん働いていると聞きました。




       入り口脇にいた子牛、手前が3週間ほどで、奥のが2週間位。
       あのゆったりの子猫ちゃんが入って来て座り込み、
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       入り口脇にいた牛、あれが一番若いのだそうですが、
       長~いピンクの舌で、ペロッと何度も舐めようとし、
       ちょうど届かない位の位置に座っている子猫ちゃん。




       ほらね、こんな風に、遊んであげようかと誘ってもくれる
       良い子で、なでなでも勿論OK!
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       それに引き換え、ママの方は塀の上に上がりっぱなしで、
       こんな目でね、ははは。
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       ご主人に礼をいい、先に進み、

       斜面の葡萄畑
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       ほんの少し色が付いて、熟しかけた感じ
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       今年の作柄は、6月は雨が多すぎたものの、その後持ち直し、
       質、量共に満足の行く出来具合だそう。




       振り返っての南の様子
       あの丘の向こうにヴェネト平野が広がります。
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       上に迫って白く見えるのは、ヴィットリオ・ヴェネトとの境にある
       工場地帯の建物なのですが、
       その手前にこんなに広い林があるのに驚きました!
       そしてその中に埋もれるようにして、家が1軒。
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       上りの坂道にかかる手前で引き返します。
       
       杉の木にたくさん実がついていて
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       オリーヴも大分大きく実って来ています
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       秋を感じさせる赤い実
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       道の片側は丘の斜面で、何軒か家が点在しているのですが、
       そこにあった竹林。 竹の子出るんだろうか?!
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       筍? 出ません! とばかりに吠えるワン君、ははは。
       一枚撮ってあげるけん、じっとして!! 
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       というような、新しく見つけた散歩道でした
       日曜の朝の歩きの戻りに通るとちょうど良い感じで、
       写真を印刷して、牛舎のあのお家の前に届けておきましょう。




     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、ジョットの鐘楼描き初めと、 レガータ・ストーリカ2016 を
       アップしています。    
       見てやってくださ~い!    



     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     

   
  
   
       
    


by italiashiho2 | 2016-09-06 01:44 | ・スコミーゴ村の四季 | Comments(6)
Commented by Yuko at 2016-09-06 17:49 x
いいですね~~~
いつも素敵な写真楽しませていただいております。
歩くの苦手でもこんな所なら是非歩きたいです(^^;
奥の深いイタリアの魅力からまだまだ開放されません。
次は南か北か迷っています。
広島の個展頑張って下さいね!
伺えるといいのですが・・・
応援しております!
Commented by ゆんぴょ at 2016-09-07 02:33 x
こんばんは!
新しい散歩道にはワクワクしますね。
いつもの風景を違う角度から・・・。
なんとまあ、牛舎もあったのですね。
しかも、猫の親子が~♪
シャム系の子は確かにタヌキにも見えます(笑)
牛舎でネズミ退治のお手伝いをしているのかしら。
牛にも慣れてますよね。

ブドウ畑にオリーブに・・・ゆったりとスコミーゴの秋を感じています。良い季節ですね!

大地震のその後の記事も読ませて頂きました。
つらいことですが、復興に向けて力強く進み始めていると信じています。耐震は本当に大切ですね。
Commented by クリス at 2016-09-07 07:44 x
おはようございますshinkaiさん!
このところ台風の襲来が続いていたり、残暑の厳しい日が続いたりで、秋の気配があまり感じられないのですが、スコミーゴ村では、散策に良い季節になったようですね。
猫の表情がよいし、牛舎もよく入れて、良い写真がとれましたね。

村に空襲があったのですか? 驚きましたね。誤爆じゃないのかな?、日付を見るともう終戦間際ですから、その辺りに重要拠点はもうなさそうな気がするのですが。

Commented by italiashiho2 at 2016-09-07 13:03
★Yukoさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、良いでしょう、この新しい道? 朝早く歩く時にワンが吠えると、迷惑がかかるかと気になるのが1つあるのですが、他はとても眺めの良い道です。

個展の事、有難うございます。
でも遠いですから、無理されませんようお願いいたします。
Commented by italiashiho2 at 2016-09-07 13:10
★ゆんぴょさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなんですよ、歩く道は大体いつも同じなのですが、その日の天候によりいつも違いますし、季節が移っていくのも感じられて良いものです。
それに時に違った道が組まれると、とても新鮮ですね。

はい、牛舎があったのは前日知っていたのですが、猫ちゃんがいるのは発見でした。
そうかもしれません、ああいう飼育小屋にはネズミたちが必ずいるでしょうしね。

はい、大きな地震で、今もまだ余震が続いているという事で、昨日はかなりの悪天候、雨で、これからあの山岳地帯は大変だと思います。
早く木製プレハヴの家に移れるようになると良いのですが・・。

お約束の絵は忘れておりませんので、お待ち下さいね!!
後もう1枚下描きをしたら、その後に始めますので。 
そしたらお知らせしますね。
Commented by italiashiho2 at 2016-09-07 13:22
★クリスさん、こんにちは! コメント有難うございます。

その様ですね、日本は今年は台風の当たり年みたいで、大きな被害が続かないと良いですが・・。

先週ちょっと暑さが戻り、湿気も多かったのですが、今週いっぱいでいよいよ夏にお別れとなる様子です。

有難うございます! まだ牛舎があったのにも少し驚いたのですが、
この間は道にかなり大きな動物が横たわっているのを見て、なんだろうと近寄ってみましたら、野兎がまだ暗いうちに車にぶつかった様で。
でも戻りの時にはもう姿がありませんでした。 ほんの少しの血痕でしたから、案外蘇生して逃げたのかも。
鹿が道を横切るのも見ますし、この辺りにもまだ野生動物がいるのですね。

アマトゥリーチェの方はまだ余震が続き、中心部はいまだ立ち入り禁止になっていて、救出作業も全部済んでいません。
悪天候、雨もやって来ていてお気の毒です。 12日からは学校が始まるので、そちらのプレハヴ校舎の建設は進んでいます。


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