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2016年 09月 26日

   ・・・ 葡萄摘みが始まったスコミーゴ村 ・・・

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       この木曜22日の朝、隣のカルページカ村まで歩いて戻る途中、
       葡萄摘みが始まっているのを見かけ、
       一旦家に戻って朝ご飯を食べ、カメラを持って出かけました。

       葡萄畑に取り囲まれた田舎に住んでいても、
       いざ葡萄摘みとなると、毎日出かけるわけでも無いので、
       なかなかその日のその畑に出会うことは難しく、
       チャンス!と思って出かけたのですね。


       上の写真はこの春のものですが、何度か見て頂いているこの丘の、
       葡萄摘み・ヴェンデンミア・vendemmiaを見かけたのは
       これに続いて広がる畑で、




       奥に建物が見える手前の、傾斜地のこの広い畑
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       ここは緩やかな坂道の東側にず~っと続いて広がる畑。
       坂道の写真は7月に、カルページカ村の教会まで歩いての
       戻り道に撮ったものですが、
             
       最初のカーヴを過ぎ、ちょうどこの右奥の庭に、
       いつも吠えて尻尾を振ってくれるワンがいて、
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       上のカーヴを過ぎると、これがまた長~~い坂道!
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       で、この長い坂道の最初辺りから、最後位まで続く、
       これまた長~~い広い葡萄畑でして
       ほら、同じ柵がずっと続いているでしょう?




       その一廓の半分から北側、右に見える道の角下で、
       朝7時半頃に葡萄摘みが始まっているのを見かけたという訳。
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       曇り空の日で、一寸残念と思いつつ朝ご飯を食べ、
       9時になって家をでました。

       所が坂道にかかる頃から有難いことに太陽が顔を出し
       良かった!と思いつつ道を行きますが、
       朝見かけた皆さんの赤いジャンパーが見えません!

       こちら側の傾斜の葡萄摘みが済んで、向こうに下ったりすると
       見えなくなる・・、と心配しつつ歩いていくと、
       畑の手前と向こうにちょこっと頭が見え
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       小さな車のウンウン唸る音と、人の姿は見えるのですが
       肝心の皆さんの姿は見えず・・!!
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       その内に遠くから音楽が聞こえてきたので、ああ、いるいる!!

       ほらね!!
       葡萄の畝の陰に隠れて、皆さんの姿が見えなかったのでした。
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       こちらの道から手前の畑を越えての、向こうの畑で、
       おまけにここの畑には普通は無い柵があり、私有地の標識もあって
       傍に寄れず、近くからの様子は撮れないのですが、

       でも考えてみると、平地の畑は傍では見れるものの
       一列の畝の間しか見えませんから、逆に良かったのかも!




       若者、中年のシニョーレも混じり
       赤い籠の中には満杯の葡萄も!!
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       今年は雨が多かったので、ほんのちょっぴり色が付き始めたかな、
       という程度で、未だに葡萄の葉が緑なのですね。
       
       この小さい車と2人のシニョーリが何をしているのか
       何度か写真を見返していて分かりました。
       まだ摘果の済んでいない列に、収穫用の赤い籠、プラスティックの籠を
       適当に置いているのですね。
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       そうそう、まだまだ摘むべき畝は長いぞ~!!
       
       そしていっぱいになった籠は、この2人が運び上げているのでしょう。


       摘んだ籠から、大小のトラックの荷台にシートを敷き広げて移され、
       それから各地の農業組合の醸造所に運ばれるのが普通ですが、

       ここの畑はビゾール・Bisolの土地なので、
       自分ちの醸造所に運ぶわけですね。

       ビゾールの醸造所訪問

       一度私が撮った写真を使いたい、というので本社まで持参しましたら、
       お昼ご飯前でしたの、はい。
       すると折角なので1杯どうぞ!と大き目のシャンパングラスに
       プロセッコをたっぷりね。ははは。
       嫌いではないので、写真代と思って勿論頂きましたがぁぁぁ、
       帰りのカーヴ続きの坂道は、ほろ酔い加減にはきつかったぁ!!
       



       すぐお隣の畑の葡萄の熟れ具合!
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       少しでも近くが良いかと思って移動したのですが、
       畑に近づくと畝の中に皆さんが隠れて見えずで、

       再び畝と真っ直ぐの位置に戻り
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       どんどん摘み取りながら、皆さん移動して行きます
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       中腰での作業が多く大変な仕事!!
       一度フリウリの農業学校で機械摘みの畑の葡萄の木を見た時、
       働く側の作業としては楽になったのでしょうが、
       一列にスパッと刈り取られた枝を見るのは無残でした。
       
       土地と日光の恵みを含んだ、芳醇なワインの味わいの中には、
       元の葡萄を手塩をかけて育て、手で摘み取った人々の愛情もあるんだよね、
       と、改めて思ったことでした。




       道沿いに植えられているオリーヴの木々の実も
       かなり大きく育って来ています。
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       そろそろと道を戻りかけると
       皆さんが畝の下まで下りてきて、次の畝に移動する所。
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       坂道の下の畑は、この春、前の葡萄が引っこ抜かれ、
       整地されて新しく植えられた苗木がひょろっと
       確か葡萄摘みができるまで3年かかる、と聞いたような・・。
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       家に戻る道の角の奥地には、お馬の親子も健在で
       どちらが親か、姿だけではもう分からないほど!
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       家の近くまで戻っての畑の葡萄
       もうそろそろね、と思ったのでしたが、まさにその翌朝
       買い物に出かけるのに通ったら、葡萄摘みの最中でしたぁ!
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       最後はお隣のオリアーノ村の様子を
       色づき始めた木々の色と、村の教会。
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       こちらは昨年の、家の近くの葡萄摘み
       http://italiashio.exblog.jp/22238958/   
       
       トスカーナはピティリアーノの葡萄摘み、運ぶ様子



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by italiashiho2 | 2016-09-26 00:35 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(9)
Commented by シニョレッリ at 2016-09-27 10:56 x
shinkaiさん、こんにちわ!

写真を拝見すると、今年の葡萄の出来がかなり良さそうに推察しますが、実際の所はどうなのでしょうか?
秋にイタリアに行くと、葡萄の生食が楽しみです。イタリアでは安くて美味しくて大量に食べられますが、それに反して日本の葡萄の値段が高過ぎですね。

お馬の親子の写真が秀逸です。写真がお上手です、いつも感心して拝見してます。

ブログの引っ越しですが、従来のサイトのデータ移動は技術的に不可のようです。従来のものはそのまま残しておいて、新しいサイトで一から始めないといけないようです。
Commented by italiashiho2 at 2016-09-27 15:11
★シニョレッリさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、今年の葡萄の出来ですけど、暑さが来るのが早くて、その後に雨続き、6月の雨が多かったのですけど、その後はまぁ順調で、良質共に満足できる年だそうです。

フランチャコルタ辺りの葡萄摘みのニュースは早く見ましたけど、この辺りでは今の時期みたいですね。

はい、果物はイタリアのものもそうですけど、スペインから安く多量に入ってくるようです。
日本の葡萄だけでなく果物一般は、とても品質に手間隙をかけたものが多いので、どうしてもお高くなるのでしょうね。

有難うございます! 写真を撮るのが好きなのです。

ブログのお引越しがいよいよですね! そうですか、以前のを置いておかれるのでしたら、
新しいブログには、最近の新しい旅のものからアップされるのでしょうが、
以前の物から、有名な街とか作品の記事、ご自分の気に入っているものなどは、重複しても構わないと思いますので、どしどしアップされていったらどうでしょうか。
その方が、新しく見てくださる皆さんも楽しまれると思います。
頑張って下さいね!!

Commented by 小父さん at 2016-09-29 13:26 x
お久しぶりです。
また無断で写真と絵画を私のブログで使わせていただいたことを先ずはご報告しておきます。
やっとこさ高齢者大学の体験発表が終わり呪縛から解き放されました(笑)

>なかなかその日のその畑に出会うことは難しく、

そうなんですか!
今、ざっとスクロールしたら日本の稲刈りみたいなものなのかと感じましたがそうそう見れないのですね。

>いつも吠えて尻尾を振ってくれるワンがいて、

うらやましいです。
私が歩いていたら「あっちに行け!」みたいな吠え方はいつもされますが(笑)

>ほら、同じ柵がずっと続いているでしょう?

すばらしいです。
日本の水田に感嘆したスイス人の記事を読んだことがありますがそれを思い出しました。

>ほらね!!

色合いがいいですね~。
すごいすごい!

>一列の畝の間しか見えませんから、逆に良かったのかも!

なるほど、そういうこともあるんですね。

>赤い籠の中には満杯の葡萄も!!

これって写真雑誌か、私がよく使う「産経フォト」でも見ているみたいです。

摘果→てきかって言葉にはじめて出会いました(笑)
この下も下の下も、もうひとつ下の光景も興味深くて楽しいです♪
Commented by 小父さんから2 at 2016-09-29 13:27 x
うわっ、リンク先のビゾールに感動です。
いやいやトレサビリティーという言葉をご存知ですか?

「食品がいつ、どこで作られ、どのような経路で食卓に届いたかという生産履歴を明らかにする制度で、trace(追跡)とability(できること)とを組み合わせた言葉。食の安全を脅かす事件が多発したことを契機に、政府は消費者の信頼回復のため、農産・畜産物などに同制度の適用を検討。BSEの発生に対応して2003年、牛肉トレーサビリティー法が成立。などなど」コトバンクから

私は土建屋の品質管理から覚えたのですが、つい思い出しました。

ビゾールという会社?もすばらしいと思います。

>一度私が撮った写真を使いたい、というので

ひゃー、すごいです。
私が上に書いた「写真雑誌に産経フォト」が実在しているわけですね。

>手塩をかけて育て、手で摘み取った人々の愛情もあるんだよね

感謝を忘れてはいけませんね。
粗末にしては・・・。

>色づき始めた木々の色と、村の教会。

さぞ空気も美味しいことでしょう。
有難うございました。
Commented by italiashiho2 at 2016-09-29 15:45
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。
コメント上手く書き込めたんですね、良かった!

ブログのご紹介とリンク、有難うございました! 後ほどお邪魔致しますね。

そうですね、日本のお米の収穫予想と同じ様に、こちらの葡萄の取れ高、質の予想が出るのは同じですけど、
どの畑でいつ、というのがちょっと分かり難いですね。
でも、今がここ一帯の葡萄摘みの時期の様子です、朝からトラックが畑の脇とかに止まっているので分かります。

朝歩き出してから気がついたのですが、ワンたちもいつもガードマンを勤めているわけでなく、日曜の朝はのんびりして、朝寝しているのか、吠えるのが少ないです、ははは。
それにいつも大体同じ時間に、となると覚えて、警戒警報は出なくなりますね。

はい、ちょうど東に向って撮る様になるので、朝日で影と光がかなりきつかったですね。
有難うございます! でも、本当は三脚を使ってぴちっとピントを合わせないといけないのでしょうね。
私は横着でいつも手持ちでパシャパシャやっています。

はいはい、こちらではなんという言葉だったか忘れましたが、大分前から、産地名を必ず表示するようになっていますね。
と同時に、「産地からゼロkm」という言葉、地元の品を地元で消費という運動もあります。とりわけ野菜などがそうですね。 新鮮な品を安く、仲買の手間と儲けを省く、という方向です。

ビゾールは大変やる気満々のワイナリーだと思います。 男兄弟が3人ぐらいだったと思うのですが、皆が協力して、単なるワイナリーからの脱皮を目指して頑張っているのだろうと思ったです。

はい、良い季節が始まっています。 朝夕は肌寒い位ですが、日中は良いお天気で、秋色がこれから美しくなります。
こちらこそ、有難うございました!
Commented by Viola at 2016-09-29 17:11 x
shinkai さん、更新されてすぐの一昨日さっと拝見、昨日ともどもポチは毎日入れてますが、
所用多くコメントが遅れている中に、先客様のコメントがにぎにぎしく、よかったです。
と、言いますのも、私は葡萄大好き人間で、食べるのも果物一番ですが、
その姿・形、またギリシア以来の神話や美術から、葡萄の大ファンで、
若い頃は葡萄柄の陶器やアクセサリー、飾り物を集めたものです。
ヨーロッパの葡萄畑は、日本の棚仕立てと異なり、摘果し易い低い畝畑方式なのが珍しく、
旅行の際にはよくカメラに収めたものです。
秋は10月が多かったので、このフォトのような収穫姿を間近に見る事はあまりなかったので、
さすがに地元住人は、こうした体験が出来て羨ましいな〜と思いました。
それでも、10月のツアーではワイナリーに必ず寄り新酒の試飲がありました。
葡萄狂の私なのに、神様のいたずらで、ワイン(とすべてのお酒)が飲めないのです。
赤ワインが大好きですが、70CC止まりなんです。味の良し悪しもすごく分るのに残念・・・
ただ葡萄の実を見ていると、ここのは白ワインですね。そしてすべてワイン用なんですね。
「熟れ具合」のアップのフォトは、光を浴びて自然の宝石のよう。素敵です。
葉も色づいていよいよ秋本番のトスカーナですね。
秋が一番好きなのに、9月の東京は雨ばかりで、今日も蒸し暑く、クーラーを入れているのです。
葡萄の素敵な写真を有難うございました。

余談になりますが、先だって、「サン・マルコ広場」の左柱の壁との小さな空間は無くした方がいいかしら?という
独り言のようなコメントが目につきました。
絵は素人ながら、私見ですが、断然今のままがいいです。
ほんの少しの隙間によって柱の連続性が想像され絵に呼吸が生まれます。
右同様に隙間がなくなると、画面が平板になり、息が詰まります。
どうぞ隙間をつぶさないようにと希望いたします。
Commented by italiashiho2 at 2016-09-30 04:32
★Violaさん、こんにちは! コメント、応援クリック、有難うございます!

葡萄がお好きなんですか?! 葡萄を食べるのが好き、というのはお聞きしますが、姿形もお好きでコレクションする、というのは初めてお聞きしました。
まぁ、絵の中にあっても、葡萄の姿は美しいですものね。

そうですね、毎年葡萄摘みの時期は変動がありますね。 夏の日照りの関係、雨量などなど、やはりお百姓さんの仕事は大変だろうと思います。
葡萄摘みの時期は道でも、葡萄満載の荷台を引いたトラクターやトラックがゆるゆると走り、その後ろに車がそろそろと続く風景が見られます。

この一帯は辛口発泡性白ワインプロセッコの認定された土地なので、そうです、白が殆どですが、それでも赤で有名な土地もあり、それはスノコに干してから赤ワインにするちょっと特殊な赤です。

ワインもお酒もダメというのは残念ですね! 私は夕食の時のいっぱいのワインが楽しみで・・。ははは。


「サン・マルコ広場」に付いての、まさに専門家のようなご助言有難うございます!
あれは左の隙間が余りにも狭く、かといって紙張りのテープが少し斜めになってしまっていて、あれ以上は広げられないので、下手をすると額入れのときに隙間が1~2mmになってしまうけど・・、と気になったのですが、
隙間が無いとまさに右と同じになりますから、額入れの際は十分に気をつけて貰うようにして、やはり隙間は残そうと思っています。
ご親切なご助言有難うございました!

Commented by シニョレッリ at 2016-10-03 07:42 x
shinkaiさん、こんにちわ!

ブログの件です。「シニョレッリ」をクリックして頂ければブログサイトに行くと思います。
書いているのは相変わらず順不同で、思いつくままにトピックを選んでます。

これまでのご支援を感謝いたします。
Commented by italiashiho2 at 2016-10-03 11:47
★シニョレッリさん、こんにちは!

いよいよブログお引越し、再開ですね!
おめでとうございます!!

今ちょっと拝見に上がってきましたが、すっきりで、以前のよりもずっと感じが良いように思います、良かったです。

次のこちらのアップの際に、皆さんにご案内させて頂きますね。


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