イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2016年 10月 26日

・・・ トレントの古城2つ 前奏曲 ・ カステッロ・ディ・アーヴィオ ・地震速報追記 ・・・

   イタリア中部地震のニュースに関し、最後に追記、写真アップを致しました。
        
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       先週水曜にグループで出かけて来ましたトレントの古城2つ、
       カステッロ・ディ・アーヴィオ・Castello di Avio
       カステル・ベゼーノ・Castel Beseno.

       生憎の曇り空で靄のかかったお天気でしたが、何とか雨はのがれ、
       千年近い歴史を持つ古城の、内部と規模の大きさに満足し戻りました。

       写真整理も資料を読むのも済んでおらず、さてどうしようか・・。
       以前アーヴィオのお城は訪ねたことがあり、月曜休館で外からのみ、
       その時のは何枚か、ガルダ湖北の訪問で見て頂いただけですし、
           
       先日とは打って変わった青空の美しい写真なので、シメシメ、これを!と。
       いやぁ、先日来こちらは雨と曇り空が続いており、
       青空と太陽さんが恋しく、時間稼ぎにもちょうど良いと、ははは。


       という事で、今日はアーヴィオのお城の前奏曲、ならびに
       麓のサッビオナーラ・Sabbionaraの村の様子をどうぞ!

       上の写真は、サイトから拝借のアーヴィオのお城を遠方から

       このお城に惹かれるのは、如何にも中世の、絵に描いたような姿で、
       これはヴェローナからボルツァーノに向う鉄道からも、高速からも見え、   
       やはり一度は内部も見たかったのでした。




       アーヴィオのお城はどこにあるか、地図をどうぞ。
       我が町コネリアーノから行くにはちょうど北周りと南周りの行程があり、
       この日は往きにヴェローナ経由の青の線南回りで、
       午後にロヴェレートの北東にあるベゼーノの城を見物後、
       戻りは北回りのグレイの線で。       
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       ここから暫くは、以前の、はぁ、2007年5月下旬の、ははは、
       緑濃い写真をご覧頂きますが、

       高速を降り、サッビオナーラの村に向かい
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       お城の手前の駐車場から、見上げる姿
       現在残っているのは上の城館部分と主塔で、城壁が取り囲みます。
       
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       城の下から見下ろすサッビオナーラの村
       如何にも昔からの、お城の膝もとの村、という感じでしょう?!
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       村を囲んでいるのは葡萄畑、なんですが、
       いつもご覧頂いている畝の畑とは違い、
       この辺りのは、葡萄の枝をパラソルのように広げた棚作りで、
       太陽の恵みを最大限に取り入れる仕様なのですね。




       南、ヴェローナ方面を望んで
       両側から高い険しい山々が迫る狭い谷の中をアディジェ河・Adige
       流れ、それに沿って道、高速と鉄道線が南北を結びます。
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       村の外れの教会
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       再び見上げる城
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       こちらは北に向っての眺め
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       山が迫る谷の括れごとに、かっては見張りの城、要塞があったものと見え、
       このアーヴィオの城の城主一族カステルバルコ・Castelbarco
       この谷一帯に15位も城を持っていたのではないか、とはガイドさんの言葉。




       村の中の道は狭く、当時免許取立てのshinkaiはやっと角を曲がりつつ、
       急傾斜の道をお城の駐車場まで辿り着いたのでした、ははは。
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       5月下旬の暑いほどの陽射しの日で、ラヴェンダーも良い香りを放ち
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       サクランボも美味しく熟れ、勿論味見をしましたっけ!
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       これは葡萄の房。 花が咲き終わり、実になりかけの所。
       そして、オリーヴの花
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       というような、初夏の良いお天気のアーヴィオでしたが、

       今回はまだ真っ暗な朝6時に出発で、濃い霧の中のヴェネト平野を行き
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       ヴェローナから北に向うと、漸くに薄日が差し始め・・。
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       高速を降りる所で見えたアーヴィオの城
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       城の手前から見えたのよりも、ずっと主塔が高いのが分かりますが、
       今回あの上にも上りましたぁ!




       村の通りでバスを降り、城まで運んでくれる小型バスに分乗、
       まさに城の入り口前まで運んでもらいましたが、
       傾斜の小路は恐ろしいほどで、慣れた運転手さんもゆるゆると。
       
       お城入り口から見下ろす、サッビオネータの村
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       雲間から射す光の筋
       一日雨の予報でしたので、こんな光でも嬉しい事!
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       見上げる上の城館と主塔の先
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       入り口脇の建物、見張りの塔
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       最初は盛んに吠えていたワン君、鼻先を柵から突き出し、
       その後は、庭に寝そべって・・。
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       南、ヴェローナ方面。 
       アディジェ河は谷を蛇行して下り、ヴェローナの街中に。
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       一瞬、輝く太陽の光に、まるで違った風景のよう
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       奥の険しい山の黄葉にも陽が射し
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       高速の停滞を恐れ早く出発し、早く着き過ぎた我々が
       ガイドさんが待つ間がありましたが、

       城の中には、こんなフレスコ画があれこれ残っていて
       これはもう、全然予期していなかったので感激!
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       という今回の予告編でした。




       午後訪問したベゼーノのお城の威容はこの通り!
       これは駐車場にあった写真ですが、
       左下から辿り、右の一番奥まで! 
       訪問の価値あり! でしたぁ。
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     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、途中経過と、詰めと ・ お城での昼食の騒ぎを を
       アップしています。    
       見てやってくださ~い!    


     *****

       イタリア中部地震速報

       昨夜26日19時11分イタリア中部においてマグニチュード5,4の
       地震が起こりました。
       震源地はこの夏の8月24日の大地震が発生した地区よりも北、
       ノルチャ・Norciaカステルサンタンジェロ・Castelsantangelo sul Nera
       そしてヴィッソ・Visso の近く。
       その後21時18分に続いての地震があり、こちらの方が強い揺れで、
       各地に大きな被害が出ました。
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       が、この度の地震では怪我人が各地で出たものの、死者は無く、
       お年寄りが一人心臓発作を起こし亡くなりましたが、幸いでした。

       ちょうどかなりの大雨と霧で、雨がやみ始めた今朝になって
       各地の被害の様子が徐々に明らかになっています。


       震源地に近いカステルサンタンジェロの夜の写真
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       朝一番の日本からの友人の速報メールで知ったのは、
       プレーチからノルチャに行く途中のカンピ・Campiの古い教会
       サン・サルバトーレが崩壊したというニュース。
       
       何度か通った道で、ブログにも載せていた好きな教会でしたので、
       嘘であってくれ!と願いましたが、残念ながら・・!
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       プレーチ・Preciの近く、中世ノルチャの外科学校の発生地としても
       知られるサンテウティツィオ教会も、正面壁が落下。
       お昼のニュースで見たもっと明るい状態では、この写真よりもひどく、
       大きく落下しておりました。
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       ヴィッソは町の中央が立ち入り禁止になっていて、
       町の門の中の写真はまだ見つかりませんでしたが、
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       上空からのヘリコプターの映像によると、かなりあちこちの屋根が
       落ちているのが見えました。


       中心から少し外れた外なのか、この歴史的建物、壁の厚さが80cmも
       あるという建物が崩れた様子。
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       そしてこの一帯よりも北に位置するカメリーノ・Camerinoの町では
       教会の鐘楼が崩れ、脇の家も潰れましたが、幸いに死者はなしでした。
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       このカメリーノの町、そしてノルチャから南のウッシタ・Ussitaの町も
       かなりの建物崩壊がある様子で、
       ノルチャの教会サンタ・マリーア・デッレ・グラーツィエでも
       崩壊があったと。
       
       夏の地震で壊滅的な崩壊があったアマトゥリーチェの町でも、
       残っていた建物の新たな崩壊があった様子。

       幸い死者はなくて済んだ今回の地震ですが、これから冬に向かい、
       崩壊は無くとも住めなくなった家が殆どのようで、
       被災地の皆さんには大変な冬になりそうで、お気の毒です。
       


     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     

  
   
       




by italiashiho2 | 2016-10-26 00:02 | ・トゥレンティーノ・アルトアディジェ州 | Comments(9)
Commented by クリス at 2016-10-28 21:37 x
こんばんはsinkaiさん!
また地震のニュースが飛び込んでまいちましたが、建物の倒壊による死者がなかったとうのはなによりですが、教会が倒壊したというのは本当に残念な事です。
本来ですとアーヴィオとベゼーノのお城の見学記事を楽しみにしておりましたが、追記の中にカンピやプレーチの教会の崩壊が目についたのが、とても気になりました。
ウッシタやカメリーノでも被害がでたのですね。
残念です。
Commented by allegria1i at 2016-10-29 02:07
カンピのサン・サルバトーレ教会、サンテウティツィオ教会、ノルチャと思い出の残る地が被害を受けている様子。 心が痛みます。 サンテウティツィオ教会の入り口にあるレストランのシェフは、アマトリーチェのホテルローマで修行をしていた方なのです。 アマトリーチェに続き、とてもショックを受けているのでは、と心配になりました。 イタリア山岳地帯の中心部は大分歪みが出ているようなので、心配です。 
Commented by italiashiho2 at 2016-10-29 04:07
★クリスさん、こんにちは! コメント有難うございます。

8月の末から2ヶ月、漸くに復興にかかった所で、この2ヶ月間がふいになった、とがっくり来ている方も多い様子で、死者が出なかったのが幸いではありますが、家の殆どが住めない状態になったというのも困難ですね。
とりわけ既にもう夜は零下という一帯ですので、本当にお気の毒です。

ウッシタ辺りの住民は、残りたいと思っても残れず、仕事も無いので町を離れざるを得ない、という今夜のニュースでした。
カメリーノにある監獄は破壊が大きく、収監者たちは即ローマに移されたそうですが、その最中に3人のアルメニア人が脱獄したとか、
あそこは国際大学みたいな大学があるのでしょうか、町の外のモダンな学部が映りましたが、かなりの学生が残って頑張るとか、そんな話題もありました。
Commented by italiashiho2 at 2016-10-29 04:19
★パンダさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなんです、殆ど同地区での再度の揺れで、夏のは何とかやり過ごした建物が、今回の揺れで崩壊、というのが多い感じがします。
サン・サルバトーレは、まさに崩壊する映像が何度も流れましたから、かなりの亀裂が入っていたのではないかと想像しています。
サン・テウティツィオの正面壁の崩壊は、これで2度目だとかいう事ですし、
あの辺りの山岳地帯一帯が、またもや痛め続けられている感じで、まったくお気の毒としか言葉がありませんし、
何度も行ったり通ったりの町や道筋で良く知っていますので、崩壊した姿を想像するだけで胸が痛みます。
無事で残っている町や村があるのでしょうか・・?

Commented by シニョレッリ at 2016-10-30 16:36 x
shinkaiさん、こんにちわ!

旅先スペインで久し振りにPCを起動させたら、地震発生の記事を拝見。初めて知りました。
気が付かないだけかも知れませんが、こちらでは報道されていないように思います。
やはり8月の地震の余震なんでしょうね。この付近は再訪予定リストに入れていました。教会崩落は残念極まりないです。
Commented by シニョレッリ at 2016-10-30 18:04 x
shinkaiさん、

今、テレビでイタリア地震発生のニュースを報道しています。今度は更に大きな地震との事なので、心配です。
Commented by ミ~タ at 2016-10-30 18:57 x
地震のニュースがまた飛び込んできました(イタリア時間10月30日午前7時40分)。今度もノルチャの近くが震源だそうですね。被害の詳しい状況はまだ分かりませんが(ノルチャの教会が倒壊したという情報くらいで)、度重なる地震でさらに多くの建物が倒壊したことでしょう。本当にこれから冬を迎えるのに、被災者たちの苦労がしのばれます。
Commented by italiashiho2 at 2016-10-31 04:21
★シニョレッリさん、こんにちは! 旅先からのコメント有難うございます!

そうですか、今スペインにお出でですか?! お天気が良いことを祈ります。

そうなんです、26日に大きな地震があり、8月24日以来の近い一帯ですので、かなり被害も多かったのですが、それでも死者が無くて、やれやれと言うところだったのですが、
今回のはそれを上回る大きな物で、多分1980年の地震を上回るのではないか、という事です。

死者は無くとも、多少の被害を受けていた建物類、家屋がますます住めない状態で、いつまたの余震があるかもというので、避難命令によって一挙に避難する人の数が増えました。

まだまだ大きな揺れが出るだろうとの事で、今後が心配ですし、
歴史的遺産の被害を思うと、本当に残念です。
Commented by italiashiho2 at 2016-10-31 04:36
★ミ~タさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなんです、また近い一帯がやられました!
それも8月の地震よりももっと強い揺れで、何とか持ちこたえていた建物類や家屋がどうしようもないほどに倒壊し、到底住めない状態になったのが多いのと、

こう続くと人々の気力も萎えるというのか、何とか地元に、と思って頑張っていた人々も、避難命令により土地を離れるというのが増えている様子です。

山岳地帯ですから、既に夜は零下何度という冷え込みだそうで、これからの事を思うと本当にお気の毒です。


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