イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2007年 02月 23日

   ・・・ スポレート ・ 緑にうもれた、芸術と文化の古都 ・・・

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      ◆スポレートの町の眺め

       今日は、とぎれとぎれに続いています、ウンブリア紀行の
       第?!回目として、スポレート ・ Spoleto のご紹介です。
       既に紀元前4世紀からの歴史を持ち、ローマ期、ロンゴバルド期、
       教皇領を経て、今はウンブリアの美しさを世界に伝えていて、
       歴史あるこの古い町で毎年催されるフェスティヴァルも有名です。
       
       ガイドブック、旅行雑誌からの、記事と写真でご覧頂きます。
       UMBRIA・ANIMA VERDE  ・・DeAGOSTINI
       TOURING ・UMBRIA  ・・touringclub italiano
       ITALIA DEL CENTRO  ・・MONDADORI     
   
       こちらのサイトも、どうぞ。 
       http://www.comune.spoleto.it


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      ◆町の地図をどうぞ

       緑の色は、右から、ドゥオモ広場 N.8は、ドゥオモ
       真ん中の緑は、メルカート広場、 
       左の緑が、案内所のあるリベルタ広場

       N.5は、アンフィテアトロ ローマの円形劇場 2世紀 
       N.6は、テアトロ・ロマーノ  1世紀
       N.7は、ドルーゾのアーチ  1世紀
       N.9は、サンテウフェミア教会 10世紀
       N.13は、ロッカ (城砦)  14世紀

       有名な 塔の橋、上の写真で右側に見える水道橋ですが、
       N.13のロッカに南から西にのびる線、がそうです。

       町をぐるりと取り囲む黒い線が、13世紀の市壁で、
       内側に見える点線の位置が、紀元前4世紀のローマ期の市壁です。



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      ◆ドゥオモ

       この素晴らしく美しいドゥオモ!
       正面下の5つのアーチの柱廊は、ルネッサンス時代のもので、
       その上階に、中央に大きな薔薇窓、左右に2つずつの小薔薇窓。
       一番上の中央には13世紀のモザイク、そして3つの薔薇窓。

       上階部分に見える左右のアーチは、各内部の側廊を現し、
       鐘楼は、12世紀。

       ドゥオーモの向きから考えると、午後の光が射すとき
       金色のビザンティン・モザイクが煌くはず!



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      ◆ドゥオモ内部

       内部後陣には、フィリッポ・リッピ(15世紀)の最後の作品、
       「聖母マリアの生涯」がテーマの
       一連のフレスコ画があり、最近修復されたとの事。
       これは「受胎告知」ですね。



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      ◆フェスティヴァル・ドゥエ・モンディ

       毎年6月の最後の週と、7月第2週に、このドゥオモ広場
       を中心に、ヨーロッパでも最も重要な芸術の催しの一つとされる
       「フェスティヴァル・デイ・ドゥエ・モンディ」が
       開催されます。

       まさにスポレートの名を世界に広めている催しで
       音楽、舞踏、映画、文学、絵画にわたり幅広く、
       「最高の、新しい物」が紹介されます。

       芸術家達にとっては、このフェスティヴァルのポスターに
       名前が出る事が、いわゆる一つの「到達点」となり、
       ここで成功を収める事で、次の仕事が選択できる、
       というほどの、大きな力を持った催しなのです。

       最初の、ドゥオモの写真をもう一度ご覧下さいね。
       観客は星空の下、広場からの道の階段に
       腰を下ろしてコンサートを聴くのです。
       なんと素敵ではありませんか?!



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      ◆フェスティヴァル・デイ・ドゥエ・モンディ

       こちらは演目の一つ、バレー の写真です。
       どうやら「ロメオとジュリエッタ」のようですが。



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      ◆テアトロ・ロマーノ

       町の地図 N.6のローマ期の劇場です。
       こちらは町の南にあり、もう一つ町の北側に、
       アンフィテアトロ・円形劇場があります。

       アンフィテアトロの近くの教会には1万体の殉教者達
       が葬られていて、どうやら、そこで虐殺されたものと
       考えられるとの事!
       ローマ人は、ローマのコロッセオのみならず、
       各地でたくさんの娯楽を、見出していたようですね?!



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      ◆町の中

       町は、下の町と上の古い町に分かれているようで、
       上の町の海抜は約400M あり、
       石畳舗装された小路が続く素敵な通りのようです。



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      ◆広場

       これがどこの広場、または中庭の写真か分りません。
       中央にある井戸がいかにも古く由緒ありげで、
       写真サイトを探し回りましたが、
       この素敵な井戸のある広場が見つかりませんでした。
       どなたか行かれた方、ご存知の方お教え願います。



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      ◆町の眺め

       古い町の外の、高台からの眺めのようですね。
       イタリアの古い町は、高台に競りあがって広がる町が多く、
       奥行きが深く見え大変素敵です。
       特にウンブリアの町は丘の上、緑に埋もれて存在します。



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      ◆塔の橋

       この14世紀に建造された橋は水道橋で、
       高さが76M 長さが230M もあります。
       橋は歩いてわたる事ができ、その入口は
       城砦入口の右側にあるとの事。



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      ◆サン・ピエトロ教会

       塔の橋を渡っていくとある教会だそうで、
       ロマネスク様式の素晴らしい正面壁を持っており、
       特異な浮き彫りで装飾されているようです。
       下にアップを。



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      ◆サン・ピエトロ教会 ・ 正面壁

       よく細部が見えませんが、向かって左側の浮き彫りは、
       どうもライオンと人間との戦いの場面のようです。
       上に書きました、アンフィテアトロでの殉教者達の
       エピソードかもしれませんね。



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      ◆ロッカ の眺め

       14世紀に、この地の枢機卿の要請で建造された
       というこの大城塞、ロッカ・アルボルノス・Albornoz.
       ローマ法王の勢力を、この一帯に示す目的だったとの事。
       当時のカトリック教会の勢力を良く示しています。



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      ◆ピントリッキオ の作品

       ただいま準備中の展覧会の予告がありました。
       ピントリッキオ、本名ベルナルディーノ・ディ・ベット。
       ペルージャと、スペッロの2箇所で、2007年12月から、
       2008年6月までの、半年以上先の予定です!

       スポレートにも、彼の作品はあるようですが、
       ウンブリアの甘美な空気のような
       この聖母子の姿を、ご覧かたがた
       おいでませ、ウンブリアへ、イタリアへ!!

    ***

by italiashiho2 | 2007-02-23 05:44 | ・ウンブリア州 | Comments(10)
Commented by lan at 2007-02-23 08:02 x
おはよーございます♪
こちらは朝8時です。
スポレートの最初の写真の花はケシでしょうか?
今年はそちらでも暖冬とうかがっているのですが、訪れる時には何か花が咲いてくれてたら嬉しいですね。
しっかり予習しておきます!
ドゥオモの大奮発の薔薇窓、とても可愛くていいですね。
Commented by shinkai at 2007-02-23 17:09 x
★ lan さん、 こんにちは!  コメント有難うございます。

そうですね、ケシの花ですね、この赤は。  というと4月の末から5月でしょうね、この写真は。  あの赤は、独特です。  こちらの道端にも咲きますが、 なかなかこれ程の面積の所は、少ないです。
花の色が、日本よりも鮮やかな気がします。  実際にそうなのか、空気の関係でそう見えるのか、分りませんが、花屋さんの花の色が鮮やかに見えます。
ピアングランデの原は、年によって違うけど、5月の末から6月いっぱいが花盛りだそうです。  それには少し早いけど、今年は暖冬ですから、何か見えるかもしれませんね。
 
Commented by jamartetrusco at 2007-02-23 22:44
shinkaiさん
ただいま。10日間も留守にすると頭の整理がなかなか大変です。久々に我が家族と会えてほっとしました。でも十分充電してきましたよ。
Spoleto、良い町ですね。そして音楽祭など盛んですね。
Pintoricchioの展覧会、珍しいですね。是非行きたいです。
Commented by shinkai at 2007-02-24 02:45 x
★ jamarte さん、お帰りなさい !!  お仕事での10日間の旅行は、大変でしたでしょうが、充電と、またリフレッシュと、ですね。
お土産話を楽しみにしています。

私はまだスポレートを知らないので、自分の下調べを兼ねてですが、大変良さそうですね。
ピントリッキオの展覧会は、初めてだそうですよ。  来年の春の楽しみにしようと思います。  ローマとシエナとでも、先立って少し見せるようですね。  どうやら、かなり大掛かりな展覧会のようで、楽しみです!
Commented by たっちゃん at 2007-02-24 07:31 x
こちらの新聞にイタリア首相辞任のニュースが載っていました。アフガン派兵の是非が原因だそうです。日本でも拉致問題で北朝鮮に援助拒否はしていますが、アメリカとの関係重視のため結局は高い代償を払うことになるでしょう。「世界の警察」アメリカにも困ったものです。
歴史のある街・スポレート、素敵ですね。津和野を思い出しました。
Commented by らふぁ at 2007-02-24 13:34 x
ウンブリア色がよく出た街ですね。

今度行ってみようかな。
Commented by shinkai at 2007-02-24 20:52 x
★ たっちゃん、 こんにちは!  コメント有難うございます。

そうですか、出ましたか。  アフガン派兵の撤退問題ですか?  それはともかく、昨夜のニュースでは、左派の内部での調停が何とか整い、下院での信任投票に移り、 結局は続くような。  または、別の人間を立てるとか、の声もあるようですが。  いつもの如くのようです。

ウンブリアには、こんな町があちこちにあるのですよ。  大きさも適当で。  またご報告いたしますね。
Commented by shinkai at 2007-02-24 20:55 x
★ らふぁえろさん、 こんにちは!  コメント有難うございます。

あ、そうですか、らふぁえろさんもまだ?   ペルージャとか、オルヴィエートのような、ツァーで行けそうな町以外の、素敵な小さな町めぐりをして見たくて、今調べています。   また、ご報告いたしますね。
Commented by BB at 2012-05-31 21:08 x
ひゃ=。スポレート。
行きました時は、ワイン祭りをやっていました、
つくづく、ワインの呑める人と旅がしたかったぁ===><:
と思いましたワン。(ジジは下戸です!)

ピントリッキオ展 見ちゃいましたぁ〜〜!
ペルージャとスペッロで ウフフンフンのフン〜〜♬。
Commented by italiashiho2 at 2012-06-04 16:35
★BBさん、ああ、スポレートでワイン祭りですか、それはもう、試飲で回っても大いに飲めるところでしたね。

ピントゥリッキオも?! しかもスぺッロでも?! そう、あのスぺッロのピントゥりッキオは綺麗ですよねぇ、 あの美術館の目玉ですねぇ。

スポレートのこの古い写真を眺めて、せかされているスポレートの宿題がまだ残っているのを思い出しました!
ははは、思い出させて頂いて有難うございます!!


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