2008年 12月 09日

   ・・・ ヴェネトの北は、冬景色 ・・・

      この冬は、30年振りかに雪の到来が早いとかで
      私の住むヴェネトの北も、すっかり冬景色です。
      スコミーゴ村、オリアーノ村からの眺め、そして
      コッレ・ウンベルトの村、サン・マルティーノ村
      カステッロ・ロウガンツィオーロ村、とお天気に誘われ
      近所を一回りしました。ヴェネトの冬景色をご覧下さい!

d0097427_3552397.jpg

      ◆ヴィゼンティン
    
       北のヴィットリオ・ヴェネトの町から、
       写真で見える手前の山と、この雪のヴィゼンティン山
       間を通りぬけると、北のベッルーノの町、そして遥か
       オーストリアへと繋がります。
       この山が屏風代わりで、雪と寒さがずいぶん違います

       ベッルーノ・Belluno のご案内は、
       http://italiashio.exblog.jp/5352436




d0097427_356716.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト  1

       スコミーゴ村の東のコッレ・ウンベルト村
       朝、小路の向こう迄見に行きましたら、
       ご覧の通りの、霧。



d0097427_356341.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト  2

       霜もおり、平野も白く
       霧はゆっくりと、流れていきます



d0097427_357922.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト  3

       少し朝日がさし、村の遥か彼方に、
       フリウリの高い、雪の山並みが見えます。



d0097427_3574123.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト  4

       なんとも、美しい!
       月並みな言葉ながら、幻想的。



d0097427_359134.jpg

      ◆オリアーノ村から  1

       オリアーノの教会の裏手から、
       コネリアーノに向かっての風景
       丘の流れの間に、やはり霧が流れて。

       我が町コネリアーノ・Conegliano のご案内は、
       http://italiashio.exblog.jp/4460160
       http://italiashio.exblog.jp/4289196
       http://italiashio.exblog.jp/4289463




d0097427_3593639.jpg

      ◆オリアーノ村から  2

       こちらは、北の屏風代わりの山並みを
       望む、西の丘の眺め
       こちらの谷の木々には、まだ色が見えますね。



d0097427_40559.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト村  5

       一旦スコミーゴ村からくだり、
       コッレ・ウンベルトの丘に
       ここは大好きな場所で、
       手前は、トウモロコシ畑。
       すでに半分、耕されています。



d0097427_403651.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト村  6

       コッレ・ウンベルトの村は、かなり高く、
       一直線の坂道が、ず~~っと。
       そこから北に向かう道は、
       カーヴを描きながらの下り坂で、
       両脇に、葡萄畑が広がります。
       放射線状に、杭が流れ、広がります
       まだ剪定は、全部済んでいませんね。



d0097427_41722.jpg

      ◆サン・マルティーノ村  1

       これが北への下り坂。
       奥に見えるのが、サン・マルティーノ村の教会
       
       この辺りの、カーヴの坂道は
       どれもが大好きな道で、
       イェ~イ! と、アクセルを踏みこみます、はい。



d0097427_41419.jpg

      ◆サン・マルティーノ村  2

       教会には、ぐっと急な坂道が最後に。
       8日は、こちらイタリアは、無原罪のお宿りの祝日で、
       教会の前は、ミサに参加の方の車でいっぱい。

       鐘楼の日影には、霜がまだ解けずに。



d0097427_423059.jpg

      ◆サン・マルティーノ村  3

       猫じゃらしも、霜で真っ白
       でも、とても綺麗でしたよ。



d0097427_433484.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト村  7

       同じ道を戻ります。
       長い坂道の途中で、こんな枯れ葉を。
       


d0097427_442090.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト村  8

       この辺りには、
       丘の流れが、幾筋もありますが、
       手前に見える四角い塔が、スコミーゴ村の鐘楼で、
       奥の細めの鐘楼は、フォルメーニガ村のです。



d0097427_45411.jpg

      ◆コッレ・ウンベルト村  9

       長い坂道を、例によって、
       自転車クラブの面々が。
       これは最後のグループで、
       この前にすでに2組通過。

       坂道の様子が、お分かりでしょうか。
       ここはすでに、半分下ってきた位置で、
       奥に見える丘は、オリアーノ村です。



d0097427_465834.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  1

       スコミーゴと、コッレ・ウンベルトの間を、
       コルティナ・ダンペッツォに行く、
       国道51号が通っていますが、
       今日は、逆に南にホンの少し行き、
       東に入り込み、
       カステッロ・ロウガンツゥオーロ村に。

       村の高所に、教会と鐘楼があります。

       コルティナ・ダンペッツォ・Cortina D'Ampezzo のご案内は、
       http://italiashio.exblog.jp/5912086/
       http://italiashio.exblog.jp/5065422/




d0097427_473120.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  2

       ぐるっと回り込む形で、教会の前に。
       最後の坂道が、こんな風に、
       素敵な木のトンネルなのです。

       お店も見えない、小さな村なのですが、
       どことなく由緒ありげな大きな農家が
       たくさんあります。
       ざっと調べてみましたら、ローマ期からの歴史を持ち、
       ヴェネツィアと生地カドーレの中間に当たり、
       気候も良いというので、16世紀の画家
       ティツィアーノが、住んだ事もあるようです。

       ティツィアーノの生地・ピエーヴェ・ディ・カドーレのご案内は、
       http://italiashio.exblog.jp/5353717      



d0097427_48838.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  3

       教会は閉まっていましたが、
       眺めが良いのは、知っていましたから、
       まずぐるりと、楽しんで。

       東側に、こんな農家も見えます。
       糸杉の並木も、なかなかです。
       奥には、フリウリ平野が広がります。



d0097427_483948.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  4

       ぐるっと回って見て戻ると、
       ちょうど、教会から出てきた神父さんが、
       中を見たいか、と鍵を開けて下さいました。
       以前、一度中を見て、フレスコ画のあるのを
       知っていましたので、有難く!

       今の内陣部分は、かっての古い礼拝堂だったようで、
       手前を19世紀に拡張した様子。
       内陣のフレスコ画は、16世紀の
       フランチェスコ・ダ・ミラーノの作。



d0097427_491120.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  5

       描かれている人物の服装などは、
       16世紀の物なのですが、
       この壁面の題材は、ローマ皇帝
       コンスタンティヌスの、戦闘だそうです!



d0097427_49428.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  6

       折角写真を撮らせて頂いたので(!)
       もう2枚お目にかけます。

       天井部分の下側、サロメではなく
       サン・パオロの斬首だそうです。



d0097427_4101438.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  7

       一番手前のアーチの部分には、
       全部女性像が描かれていて、
       こういうのは、始めてみましたので一枚。
       どうやら、寓話らしいのですが、
       色々な美人と服装で、
       かっての人々も、大いに楽しんだのでは?



d0097427_4112248.jpg

      ◆カステッロ・ロウガンツゥオーロ村  8

       逆光で失礼。
       国道への戻りの坂道、
       豊かそうな葡萄畑が、広がります。



d0097427_4121330.jpg

      ◆スコミーゴ村

       最後は家の近くの、の木を。
       たくさん実がついたままで、
       畑の真ん中に。

       渋柿にしろ、何度かの霜で
       もうすでに、渋が抜けているかも、ね。       

       
         

by italiashiho2 | 2008-12-09 04:20 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(13)
Commented by ペッシェクルード at 2008-12-09 18:18 x
ヴェーネトの冬景色、美しいですね。特に「コッレ・ウンベルト 4」の幻想的なこと! ヴェーネトという地名は、北のコルティーナ・ダンペッツォで50年代に行われた冬季オリンピックのスラロームで、猪谷千春さんが銀メダルを取って以来、スキーをしていた私には忘れられない地名です。あれ以来誰もアルペン競技でメダルに届いていません。夕方ミラノの北駅の前で車にスキー板を積んで人待ち顔に煙草を吸っていた人、私達もよく仕事の後、駅などで同行者を待ち合せ、長野や新潟に深夜車を走らせたものでした。
Commented by shinkai at 2008-12-10 01:16 x
★ペッシェクルード様、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、猪谷選手の事は私もよく覚えています。 新聞の一面全部が写真でした! トリノのオリンピックは、イタリアにとっての、2度目の冬期だったのですね。 この冬は、30年振りかの早い大雪で、コルティナも他のスキー場も、自然雪で素晴らしいそうです。 アジアーゴも、素晴らしい雪で、観光客が多いそうです。 

11月の末に、この辺りも雪になりましたが、この冬は寒く、霧が多いですよ。 今夜も、コネリアーノからの戻り道、真っ白、すっぽりでした!
Commented by Vi at 2008-12-10 19:04 x
どれも素晴らしい、綺麗な写真ですね?
柿、此方では見た事ありません。多分西部にはあるんでしょうが。
一つ試食したいくらいですね。渋柿が甘くなったのを
コタツで食べるのが好きでした。今年コタツは閉まってしまったんですが、恋しい季節です。
Commented by べる。 at 2008-12-10 19:10 x
はじめまして。べると申します。

Bettonaのことを探していたら、こちらにたどり着きました。思わずため息が漏れるほどの素敵な写真の数々に、時を忘れて見入ってしまいました。

3月に渡伊予定なのですが、行きたい街が増えてしまって、ちょっと困ってしまいました(笑)またお邪魔させて下さい。
Commented by shinkai at 2008-12-10 22:13 x
★Viさん、こんにちは! コメント有難うございます。

寒いですねぇ! お元気ですかぁ?! こちらはまた北部が雪で、(ミラノ、今朝5cmの積雪ですって)ありがたい事に、この辺りは雨ですが、山の方は雪でしょう。
柿、そちらには無いですか? イタリアには、あっちにも、こっちにもあって、なんとなく日本の秋の景色と同じです。 名前も、Kaki ですが、可笑しいのは、単数形にして,kako と言ったりするのです!!
子供の頃、父親が、渋柿を箱につめ、焼酎を吹いて渋抜きをしたのを覚えています。 こちらの店では、熟柿ばかりを売っていますよ。
Commented by shinkai at 2008-12-10 22:20 x
★べるさま、始めまして、こんにちは!  ご訪問、コメント有難うございます。

きゃ! ベットーナの事を、そのうちご紹介、と書いたまま、でしたね!!
はい、近日中に!! 
あの町、というよりも、村でしたが、イタリアの一番美しい村々、に選ばれていて、小さいですが、大変良かったですよ。 足の便が、車がないと難しいのが、難点ですが、でもお勧めです。 
イタリアは、田舎の小さい村、町に、素敵な所がいっぱいあります。

3月にお出でとか、ヴェネツィアにお寄りの際、お時間が取れるようでしたら、この辺りの田舎をご案内できますよ。 私のメール・アドレスは、italiashiho@yahoo.co.jp です。 情報がお入用な事でも、どうぞご遠慮なく、お知らせください。
Commented by fresco1939 at 2008-12-10 23:23
相変わらず、すばらしい写真ですね。特にフレスコが美しいです。
私のブログで述べたのですが、あの画像縮小のソフトは、Macでは
使えなくて、友人らにも探してもらっています。霧の風景、須賀敦子さんを思い出しています。随分前の初冬に、ミラノから関空へ帰るとき、早朝の空港はすごい霧でした。
Commented by fresco1939 at 2008-12-11 00:49
追伸です。枯葉のことを忘れていました。よく見ると、何人かの顔がありますね。カエデっぽいですが、これからおもしろく変身してゆくのでしょうね、きっと。楽しみにしています。
Commented by shinkai at 2008-12-11 07:19 x
★フレスコさま、こんにちは! コメント有難うございます。

ああ、あのソフトが使えないのは、大変残念ですね。 以前使っていたのよりは、出来上がりのキメが細かいので、とても気に入っているのです。 
須賀敦子さんは、ミラノにお住まいでしたから、ね。 最近、友人が彼女の特集の雑誌を送ってくれて、若い頃の写真の可愛さに、驚いたり、感心したり! はい、あの方の文章、大好きです。

フレスコさん、というニックネームは、それではフレスコ画から、取られたのですか? この教会のは、少し時代が下がっての物ですが、私も古い時代のフレスコ画が大好きなのです。 少しイメージが、まだ固いくらいの時代、13世紀、14世紀半ばくらいまでのが、好みです。

あの枯葉は、多分プラタナスだったと思います。 並木になっているのです。 はい、フレスコさんは、何かを見つけ出されるのが、お上手ですね。
Commented by ta-ke-58-ta-xi at 2008-12-12 18:07
ボーッと風景を見てます(笑)。

いいなぁ・・・。

アッ?!・・・柿だぁ。
イタリアにも柿があるんですね・・(汗)。
失敗しただけに・・・妙に反応しちゃいました(笑)。
Commented by shinkai at 2008-12-13 04:57 x
★ta-keさん、こんにちは! コメント有難うございます。

あはは、何の事かと偵察に行って参りました!! うかつというか、気が短いというか、誰かとよく似ているようで、ははは、まるで他人事とは思えませんです、はい。
こうとわかっていたら、柿の木丸ごと、いっぱいの柿の実の写真にすればよかったぁ!! あはは。

名前も同じ、kaki ですし、あの風景は、まるで日本と同じになります。
柿熟れて、鐘がなるなりスコミーゴ。 大盗作痴保  きゃはは。


Commented by fresco1939 at 2008-12-13 22:44
こんばんは! 返事が遅くなりました。身内に不幸がありました。
さて、フレスコですが、おっしゃるように大好きなんですよ。
それと、1939は生まれた年ですから、もう来年は70です。
で、新鮮な気持ちでやろうという意味を込めております。
フレスコ画は描くのにスピードを求められると聞いております。
余程の達者でないと描けなかったでしょうね。それにしても
イタリアにはいいフレスコ画が多いですね。また紹介して下さいね。
Commented by shinkai at 2008-12-14 05:15 x
★フレスコさま、再度有難うございます。   ご不幸がおありだったそうで、ご愁傷様です。

そうですか、やはり、フレスコ画、そして、新鮮、を込められておられるのですね。 1939は、想像しておりました。

昔、F4位の大きさで、フレスコ画を実際に、2度ほど描いた事があります。 下地を作り、その上に最後の薄い層の上塗りをし、その上に水どきの絵の具で描きますが、最後の上塗りが濡れているうちに描くのですね。 それが乾いてくると、絵の具を吸わなくなり、描けなくなります。 で、この一日分の量を画家が決めて、下塗りして描いたようで、文字通り、一日分の仕事量、なのです。
画家の腕により、時代により、その一日分の下塗りの境の線がまるで分らなかったり、荒かったりしますね。 イタリアの田舎の町だと、本当に近くで見れるチャンスがあり、面白いですよ。

はい、また、写真が見つかったら、ご覧頂きますね。


<<    ・・・ チヴィダーレ・デ...         ・・・ デルタ・デル・ポ... >>