イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2017年 03月 26日 ( 1 )


2017年 03月 26日

   ・・・ 印象派絵画展 ・ トゥレヴィーゾ行き ・・・

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       先週土曜に、友人のジュリアーナと一緒にトゥレヴィーゾ・Trevisoに、
       今開催中の「印象主義の歴史展」を見に、行ってきました。

       上の入場券には、昨年10月29日からこの4月17日まで、となっていますが、
       5月1日まで日延されたので、気分ゆっくりで。

       が、いつも待ち合わせする場所の、新聞雑誌販売エディーコラの主人ティーノが、
       予約してないと30分待ちとかの超満員らしいよ、と言ったそうで、
       あれま! ・・まぁ、行ってみようと、9時開館に合わせ8時半の電車で。
       で、トゥレヴィーゾに到着したのが9時少し前。

       駅から会場のサンタ・カテリーナ博物館までは歩いて10分位でしょうか。
      
       残念ながら、天気予報では晴れ、曇りが、かなりの曇り空で、


       駅から中心街に向かう感じも、こんな空模様
       これは駅方面に向かって。
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       橋の西側、木々の新芽の柔らかい緑色も見えるのですが、
       少し靄もありどんより、残念!
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       橋を渡り、中心に向かって。  
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       ロッジャでは古本市が開催中
       博物館には、中心に向かいつつ緩やかに右にカーヴを取る感じで進みます。
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       西への道の隙間から見えるパラッツォ・デイ・トゥレチェント
       この前が旧市街の中心広場。
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       先に進みながら、広場横の銀行の建物装飾
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       レオナルド広場にある教会の上部
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       教会入口には「サンタ・リータ教会」としっかり書いてあるのに、その上には
       「サン・レオナルド教会」とも書いてあり、広場はレオナルド広場!
       どっちが本当? ははは。





       博物館前広場、向かいの建物の壁にあった絵
       空を塗るのか、天井を塗るのか、可愛いでしょう?!
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       で、ちょっと見には、2色使いの絵かと見えるのですが、




       実はこれ、金網か、プラスティックの十字網を切り取ったもので、
       濃い色に見える所は2枚重ねてあり、
       デッサンも上手く、アイディアも優秀でしょう?!!
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       という事で、右に見える大きなポスターが、「印象主義の歴史展」
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       脅かされていたにも関わらず、広場にも2,3人見えるだけで、
       入り口にいた管理のお兄さんが、予約済みかどうかを尋ね、
       では、切符売り場はそこですから、とすんなり入場。

       ほら~ね、とニンマリしながら荷物を預け会場に。

       内部にはかなりの人がいて、グループもいましたが、
       近寄って見たい絵の前に人がいれば、少し他を見て戻ればOKという感じで、
       じっくり見ることが出来ました。




       会場内は写真禁止ですので、サイトから拝借ので何枚かをご覧くださいね。。

       ゴーギャンの作品2枚。 初期のと、タヒチに行ってからのもの。
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       初期の肖像は顔色がもっと青白く、でも衣装の色や平面塗りにやはり後年の面影が。
       タヒチでの作品はやはり素晴らしいですねぇ。


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       ヴァン・ゴッホの作品、4枚。 
       この肖像の背景は、これほど強い色でなく、
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       この風景は色もとても素敵だとは思ったのですが、
       shinkaiには、この太陽の描き方が・・! 
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       ジュリアーナは今回この展覧会が2度めなのですけど、
       彼女はこれが大好きで、もう一度見るために私めに付き合ってくれたのでした。
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       これもゴッホ。 タッチは彼独特ですが、全体にもっと明るい色で、
       雰囲気も大変すっきり明るく艷やかで、これは好きでした。     
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       ピサロ。 如何にもフランスの柔らかい光、を想像させるのですが、
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       がさつなshinkaiには正直、ちょっと物足らない感じで・・、失礼。





       セザンヌ。 静物が2枚あり、こちらの方が構図的には良いのでしょうが、
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       好きなのはこちら、はは。 
       この布、エクサン・プロヴァンスの彼のアトリエに確かあったと。
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       ブログの「セザンヌのアトリエ」の記事を見直していて、
       上の静物画のつるの掛かった鉢・花瓶がやはりアトリエにあったのに気が付きました。





       セザンヌの作品は、水浴図も、色が好きだった風景画も2枚かな、あったのですが、
       サイトでは見つからなかったので、
       この風景画を。  
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       ルノワールを2枚
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       この風景の空気感が何とも素敵でした。 
       真ん中の道をゆく女性二人の衣装の黒が少し気になりましたが・・。  





       はい、これが来ておりました。 見れるとは知らずに行きましたが、
       やはり素晴らしかった!   
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       もう一枚小さな女の子の立ち姿があったのですが、こちらは如何にもで・・、失礼。





       モネ、5枚

       柔らかい色調で、溶け込むような風景を締める、手前の立木の影。
       こんな黒い色ではなく、濃い緑色。
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       エトルタの岩礁
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       藁山。 雪の影響
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       先日大快晴の日に、直射日光を浴びながら歩いた時、紫外線よけのメガネを通し、
       陰の中の色が赤くなるのを実際に体験した所だったので、この色は良く分かりました、はい。
       ただ雪景色とはいえ、この影の色が少し分からないのですが・・。





       睡蓮。 
       これは全体にもっと白っぽく明るく、とても美しかった!
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       岩礁の上の散歩
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       今回の展覧会で、いちばん好きだった絵。
       岩の陰の色が上手く働き、全体がとても明るい空気の中で、ピンクのパラソルが
       ピッと効いていますねぇ。


       油絵を描き初めたむか~し昔、印象派の絵がやはり印象が強く、はは、
       画集で見てはため息をついたものでしたが、いつの間にか好みから外れ、
       逆に好きでは無くなっていたのでした。

       が、近年印象派の展覧会を見るチャンスに接し、改めて今になって見ると、
       なんと、自分は印象派的なものを描いているんではねぇの?!と気が付き、ははは、
       今度は学ぶ目で見はじめ、以前よりも良く分かる部分もあり、
       そうなるとやはりモネに惹かれるのですね。

       広がる世界、空気の明るさ、柔らかさ・・!!

       描くモチーフも、使う画材も違いますが、学ぶ目で見れる絵があるのは嬉しい事!
       日本よりも展覧会のチャンスも作品数も多いので、これも有難い事です。

       
       今回の展覧会に来ていた作品数は確か80点余りと。
       トゥレヴィーゾ生まれのマルコ・ゴルディン・Marco Goldinという
       敏腕の展覧会企画者がおりまして、
       彼が関わる、とりわけ印象派関係の展覧会は内容が濃く、成功していて、





       所で昨年は日本とイタリア通商条約150周年記念で、様々な催し、展覧会が
       開催され、ミラノでは浮世絵の大きな展覧会が有りました。
       友人と一緒に行こう、と言っていたのがなんとなしに潰れて残念だったのですが、
       なんと今回のこの展覧会に、浮世絵が何枚が一緒に展示されておりました。

       ゴッホなどは浮世絵の模写をしているのでも有名ですが、
       当時のヨーロッパの画家たちに大きな影響を与えた浮世絵という事で
       展示になったのでしょうが、

       ミラノでこれは見たい!と思っていた葛飾北斎のこれが!
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       紙の色が焼けたようにかなり茶色になっていたのは残念でしたが、
       初めて実物を見ることが出来ましたし、




    
       広重の東海道53次のも何枚かあり、サイトで確かめましたが7枚は確実に見ており、
       他にもあれこれの作品を見ることが出来、

       この「御油」の宿の女中さん達の客引きの様子などもジュリアーナに説明し、
       大いに笑ったことでした!
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       改めて、初めて見るこれらの版画で、何とも美しい日本字に感嘆し、
       版画彫師のその腕にも思いが行ったことでした。





       じっくり2時間程を楽しみ、中庭におりてくると少し薄日が差してきており
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       ゆっくり運河辺りに行こうか、と出てくると、




 
       きゃはは、表には長蛇の列が出来ていて、うぁ~お!!
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       そうなんだ、やはりティーノの30分待ちというのは嘘ではなかったね、と満足し、
       まだまだ博物館に向かってくる人々の様子を見ながら、
       我らは博物館から引き上げたのでした。

       運河沿いの春景色は、次回に見て頂きますね。
       



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by italiashiho2 | 2017-03-26 00:37 | ・映画絵画文学 Film Arte Le | Comments(5)