カテゴリ:・スコミーゴ村の四季 Scomigo( 43 )


2006年 03月 07日

   ・・・ 春を探しに ・ コッレウンベルト村 ・・・

     東隣のコッレウンベルトの村へ、春を探しに!     
     我がスコミーゴ村の坂を下り、そしてまた、
     長い真っ直ぐの坂を登ると、コッレ・ウンベルトです。
     でも今回は、少し曲がりくねった地道の坂を行きました。  
     写真は季節がほんの少し先、3月末です。

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      ◆葡萄畑の農家

       冬、この坂に広がる葡萄畑は、
       本当に冷え冷えと見えました。
       今季節がめぐり、やっと心広々と、
       先を楽しみに、見ることが出来ます。




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      ◆白木蓮

       坂の途中のお家の庭に、白木蓮が開いていました。  
       この辺り、紫の木蓮が多いのですが、
       やはり白の木蓮は、清々しく清楚です。




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      ◆鐘楼

       裸木の向こうに、コッレ・ウンベルトの
       鐘楼が浮かび上がりました。
       もう一月もすれば、すっかり隠れて見えなくなる事でしょう。




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      ◆芽吹き

       いつ見ても、木々の芽吹きは、喜びを与え、
       いつの年も、大きな希望と励ましを、
       運んでくれる気がします。




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      ◆葡萄畑

       コッレ・ウンベルトから、丘の上の道を辿ると、
       左右に広々と葡萄畑が広がります。
       手前と向こう側は、去年から続いて栽培されている畑で、
       真ん中は、どうやら新しい杭が打たれた様です。
       緩やかな丘の流れに従い、放射線状に列を描きます。




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      ◆株の列

       この木の枝は、葡萄の枝を冬の間に剪定し、
       杭の線に結わえるのに使われます。
       この様に畑の端に植えられ、
       こぶこぶに見えるのは、枝を次々と刈られるため。
       この列は特に、利用度が大きい様で・・・。




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      ◆サン・マルティーノの丘から

       コッレ・ウンベルトの北隣、サン・マルティーノ村の、
       そのまた坂を上がった所に、村の教会があります。  
       スコミーゴからは、東の対面の丘となります。
       何度かご覧頂いた北の国境の山が、
       やはりここからも見え、畑も既に耕されています。
       手前に見えるワン君は、すぐに仲良くなったハスキー犬。




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      ◆農家の並び

       丘を下った所の農家の並びです。 
       手前に整然と並ぶ細い木々は、植林されたもので、
       何の木か知りませんが、ほったらかしの植林です!
       そして畑、家畜小屋などがあります。  
       こういった農家に寄り、卵を分けて貰ったりもします。




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      ◆芽吹き  2

       柳です。 この辺り、あちこちに流れがあるので、
       柳も多く見かけます。
       そうそう、しだれ柳の事を「サーリチェ・ピアンジェンテ」、
       泣いている、と表現します。
       ええ、泣きはしても、夏の夜には何も出ないようです。




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      ◆土筆

       はい、こちらにも土筆があります。 
       日本と同じ様な大きさで、可愛い姿です。
       でももう一種、写真がなくて大変残念ですが、
       大きな、30センチ位の丈のジャンボ土筆もあるのです!
       最初見たときは、まさに絶句!  
       まったく可愛くありませんでしたよぉ。




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      ◆草原

       犬ふぐリ、マルゲリータ、ナズナ、・・ 
       春の野原は何処も同じ、
       そして毎年、嬉しさを貰えます。




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      ◆水仙

       水辺のお家の庭に、たくさんの種類の
       水仙が咲き誇っていました。
       でも、水仙はやはり、シンプルなのが良いですね。




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      ◆ザッフェラーノ

       サフランです。   少しピンアマで失礼。
       雌しべを摘んで、念入りに炙り、
       リゾットの色付けに、魚のスープに。
       「畑の金」と言われるほどの値打ちだったそうです。
       自然からの色には、何時の時代も、
       人の心を奪うだけの力があるのですね。


    ***

by italiashiho2 | 2006-03-07 22:43 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(0)
2006年 02月 03日

   ・・・ 北からのお客人 ・ 羊の群れ、到着! ・・・

     日曜日の朝、8時半過ぎごろ、
     近所の犬達が、盛大に吠えているのが聞こえました。
     いつもの様に、ミサの鐘に合わせての遠吠えではなく、
     警戒警報発令 です。
     長引くのでベランダから覗いてみて、分りました。  
     これでした!!

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      ◆羊の群れ  1

       羊の群れが、このスコミーゴ村に到着したのです!  
       コンドミニオのすぐ向こうに、かなり広い草原が
       広がっていますが、そこにやって来たのです。
    
       手前の木が邪魔ですが、コンドミニオの方が高台なので、
       アングルが良いだろうと、1枚写しました。
       そして、わぁーい! とばかり出かけました、勿論!!
       目ざとく見つけた上の奥さんが、何ごと?!  
       ペーコレ! ペーコレ!   




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      ◆羊の群れ  2

       羊を引き連れた一団を見るのは、
       初めてではなく、3、4回ぐらい見ているでしょうか。

       時に犬一匹だけを番犬にした、一人だけの小規模のも、
       馬も2、3頭引き連れた、結構大きな規模のも。
       草を食べさせながら、移動して行くのです。 
       車がひっきりなしに通る国道を、粛々と歩くのも見ました。




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      ◆羊飼いの一人

       写真を撮っていたら、まずこの黒い犬2匹がやって来たので、
       しゃがみ込んで チャオ!
       と、あっけなく尻尾を振り、触らせてくれるのです。  
       え、こんなに簡単に狎れたらいけんのと違う?!
       すると、見ていた羊飼いがやって来たので、
       良い機会と、尋ねました。

       トレント(ヴェネトの北の州、南ティロル)から
       全部で360頭の羊!  
       水を飲ますのはどうするのか、と聞くと、
       朝露の降りている草を食べるから、と。
       3月頃まであちこち行き、また北に戻るのだそう。

       写真をとっても良いか、と聞くと まぁ、良いだろう と、
       でもちゃんとポーズを取ってくれました!
       例によってドジな私は、彼の名を尋ねるのを・・!  
       かなり若いですね。




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      ◆子羊

       草を食べている時は、皆下を向き(当たり前ですが)
       草を引きちぎり、噛む音が、パシパシっと聞こえます。
       大体、何頭かで横並びに並びながら、草を食べつつ前に。 
       それが結構速いスピードです。

       前に私がいるのが気になるのか、
       時々、口を動かしながら首を上げ、私を確認しつつ。
       子羊が鳴いている声が、時々聞こえるだけで、
       皆黙々と食べ続けます。

       やっと1匹、子羊を見つけましたが、
       ちょっと横を向いてしまいました。 
       毛が、柔らかそう!




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      ◆顔、かお、顔

       やはり羊の群れが珍しいのか、何人か出てきて
       携帯のカメラで写したり、子供に見せたりしています。
       犬 シーズーを連れた奥さんが散歩で通りかかったら、
       食べ終えた羊達が、逆に珍しそうに集まってきました。

       ぐいぐいと並んで進んでくるので、
       奥さんは犬を抱き上げてしまい、
       これは食べられないの と私が!

       結局小1時間ほどで、彼らは移動して行きました
       一見長閑に見えますが、かなり厳しい生活ですね。 
       毎日、歩きながら移動して行くのです。

       前の年に知っていた草原も、家が建って
       無くなっているかも知れませんし、
       お天気の日とばかりは限りません。
       やはり、昔はよく見かけたものの、
       段々見かけなくなってきているそうです。


       傍にいた、まだ若い綺麗なシニョーラが、
       話し掛けてきました。 
       私には初めての顔なのですが、向こうは私を知っているのです。  
       田舎に住んで、慣れると良い事のひとつです。

       昔から日本の文化に興味があり、本も何冊か読んだそう。 
       最近は息子さんが、外人 という江戸時代が舞台の小説を、
       プレゼントしてくれたので、読んだそうです。
       お友達になれるかもしれません。  
       北からのお客人が、私にプレゼントを運んでくれたのかも。


    ***

by italiashiho2 | 2006-02-03 04:07 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(0)
2006年 01月 25日

   ・・・ 我が スコミーゴ村 ・ 春の兆し ・・・

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      ◆オリアーノの眺め

       スコミーゴ村の西隣、オリアーノ村。  
       我が家から郵便局に行く道、の眺めです。

       手前左側に濃く見える木の枝は、葡萄の枝の剪定後、
       支柱に結わえるのに使われ、奥に見えるのが葡萄畑。
       我がスコミーゴは海抜130m、オリアーノは151m。  
       一度谷に下りて、そして登りますが、
       雪が降ると、どちらの村もバスが来ず、タクシーも!

       この辺りは幾つもの丘が入り組み、
       村のある場所には必ず、教会と鐘楼が。
       時報の鐘とミサの鐘の音が、遠く近く、
       両方から聞こえます。



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      ◆この手前の畑に注目

       畑にポコッと、濃い色で見えるのは、
       さて何か、お分かりですか?




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      ◆こちらがアップ

       お分かりですか? 
       モグラちゃんが、もう活動を始めているのです!
       日中だと陽射しがかなり強いですが、
       朝は大変冷え込んでいて、今朝もー8度だったと。

       でも、もう春も、モグラちゃん達も、
       動き始めているのですね。




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      ◆我が家のテラスの端にも

       昼間のお天気が続いているので、
       一気に 犬ふぐリ が咲き始めました!
       
       可憐な花に可哀想な名前ですが、この小さな花は、
       私にとって1番の、春を告げる花。
       長野で育った私には、雪の隙間から
       蕗の薹が見える時、この花が見える時
       春が来た! です。




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      ◆坂の下の小川

       逆に、坂を下った所にある小川には、
       氷が張り始め、毎日少しずつ厚くなって。
       この写真は2.3日前ですから、
       寒い朝が続く今は、もっと厚い筈。

       氷の上に霜が降り、厚くなり、
       遂には緑色に見えるまで、厚くなり続けます。

       この月末が メルラの日 と言われる、
       日本と同じ、大寒に当たります。

by italiashiho2 | 2006-01-25 17:39 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(0)