イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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カテゴリ:・我が町コネリアーノ( 17 )


2015年 12月 03日

   ・・・ コネリアーノの町  落ち葉の色、山の雪 ・・・

       いよいよ12月に突入し、気ぜわしい季節となりました。
       とは言うものの、私めにはいつもなら余り関係がないのですが、
       今、友人のジュリアーナが入院しておりまして。

       いぇ、大した手術ではなく2日間の入院と言う予定で、
       それでも友人一同ちょっぴり緊張し、
       入院の送り迎え、お見舞いはどの日に誰と誰、というように、
       ははは、しっかり当番日程を組む、独り者相互援助体制に!

       昨日午後お見舞いに行ってきましたが、少し痛みはあるそうですが、
       元気でよく喋り、安心しましたが、
       
       で、今朝電話があり、今夕予定通り退院できそうとの事。
       で、3時半頃から行き待ち、漸くに6時半に退院、
       家まで無事に送り届けましたぁ、やれやれ!

       おまけに明日3日4日と1泊で、オーストリアの
       インスブルック旅行を申し込んでいる為、
       ちょっぴり気ぜわしい、という感じです。
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       そんな訳で今回は、10日ほど前の日曜日の歩き会の様子を。
       水彩ブログの方には、「初雪!」と「落ち葉の色」として
       既に少し載せたのですが、なかなか良いなぁ、と見直し、
       当日はかなり撮っていたのを整理しましたので、
       ちょっと重複する部分もありますが、見てやって下さい!


       トップの写真は、コネリアーノの町の中心広場である
       チーマ広場の北面を占める、テアトロ・アッカデミア

       当日は町の中の道を上って降りて、あっちに曲がりこっちに曲がり、
       本日は「コネリアーノの観光ツァー行程」と、ははは、
       朝のカフェで会ったピエロとカテリーナのカップルも一緒に、
       半ば気の向くまま、足の向くままに歩いたので、
       町中の写真は適当に端折り、大体の位置合わせでご覧頂きますね。




       コネリアーノのドゥオーモは現在鐘楼が修復中で、
       すっぽり覆われているので、入り口前のロッジャのフレスコ画を
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       2階部分には、かっての徒歩旅行者用の救護所として使われたという
       細長い部屋があり、その内部もすっかりフレスコ画で埋められているのですが、
       外、内ともに16世紀のものと。




       前を通りましたら、鐘楼修復の様子の写真が展示されており、
       う~ん、これは修復が必要よね、という感じでして、
       まぁ、手遅れにならずに済んで良かったです、はは。
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       ドゥオーモの上の道からは、お城への坂道の横にある
       パッラーディオ式のお屋敷も見え、
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       裏側の細い道に並ぶ家々の壁には、かってのフレスコ画の
       名残もあり、
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       中世からの家が残る古い小路
       これは西側から見ているのですが、光の当っている家の手前、
       表に看板が出ている家が、
       この町出身の画家チーマ・ダ・コネリアーノ・Cima da Conegliano
       (1459-1517)の生家。
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       この家がそれで、今回は垂れ幕に名の見える画家、かな、
       の展示が開催中の様子で、開いておりました。
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       3階建ての、当時としてはかなり裕福な家だったそうで、
       税金の額も庶民としては大目だった、と聞いたことがあります。

       チーマ・ダ・コネリアーノ展の様子 その1と2




       これはドゥオーモの前の通りを西に突っ切り、
       もう一つ西の通りに入った所にある壁の碑
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        ユダヤ人共同体はこの区域に於いて、何世紀間に渡り
        信仰の習慣に従い、働き、生きる事ができた。

       1997年に納められた碑ですが、今回始めてピエロが教えてくれ、
       この区域がかってのゲットーだったと知りました。

       コネリアーノにはかなり大きなユダヤ人の集落があり、
       立派なシナゴークもあったのが、戦後解体され、
       イスラエルの方に移築されたといいます。




       この一帯は新しい大きなコンドミニオに建て変わっていたりですが
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       一番外れにあったこの建物、綺麗に修復され明るい色に塗られていますが、
       これなどまさに中世のままの家の形。
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       西に進むと、洒落たお屋敷街になるのですが、
       その一廓で、素晴らしい色に出会いました!
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       敷き詰められた落ち葉の小路を抜けつつ
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       せっせと足元の落ち葉を撮ります
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       サヤが色づき始めた植木、なんだろ?
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       蔦ではないみたいだけど・・、真っ赤!!
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       お城がこの位置に見える場所に来ると
       ほらshinkai、あんたはコネリアーノも描かないとダメよ!
       とジュリアーノが責めるのですが、今回はエレオノーラまで一緒にね。
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       そんな事言われたって、これが描けたら苦労は無いよ、へっへっへ。
       



       うん、こちらの方がまだ色が綺麗よね!
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       わぉ、ボケの花がもう咲いてる!
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       山茶花も!!
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       かと思うと、トケイソウもまだ咲いてる!
       もう、完全にピンボケで、ご容赦ぁ!!
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       お家の塀沿いに、こんな顔して、顎を乗せているワンちゃん
       皆が、寂しそうな顔して!と言ったのですがぁ、
       良く見ると、寄り目でしょう?! ・・して見せたのかなぁ、きゃはは。
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       だって、次の瞬間にはこんな鋭い目になっていて
       塀越しに手を差し出したピエロに、猛然と吠え掛かったのですよ!
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       そう、塀の向こうは無関係、大丈夫なんだけど、
       一旦塀を越すと、警戒警報発令なんだよね、ははは。




       小鳥ちゃんたちのお出でを待つ、いっぱいの赤い身!
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       落ち葉に埋もれるベンチ
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       広いお庭の向こうで、一心に見張りを続ける猫ちゃん
       声をかけているのは聞いているのですけどね、トカゲの方が大事ね。
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       坂道を上り、この辺りはもう隣町のスセガーナに近く、
       正面に見える建物が、国立のワイン醸造業者育成の為の中学校
       道のこちら手前側の一部にカンティーナとレストラン。
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       そう、ヴェネト平野の地平線!




       そして少し西に向かい
       葡萄畑の葉も殆ど落ち、遠くに見える丘が素敵でしょう?!
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       下の写真、奥の山の中央から少し左、塔が見えるのが
       スセガーナのサン・サルヴァトーレの城で、




       こんな様子
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       サン・サルヴァトーレのお城は

       同一族の、コッラルトのお城と人々




       丘の上の道を奥に進み、その朝初冠雪が見えた北の山並みと
       コッラルブリーゴの教会と集落
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       少し東側。 
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       当日のメンバー
       左から、ピエロ、エレオノーラ、カテリーナ、ヘルガ、
       ジュリアーナ、そしてロレダーナ。
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       shinkaiがつけたあだ名は、エレオノーラ=コマンダンテ・隊長、
       ヘルガ=ロッテンマイヤー、ほら、「ハイジ」に出てくるでしょ、ははは。
       ヘルガのは本人には内緒なんですけど、周りの皆が喜んで同意! ひひ。




       坂道を降りてくると、まだ獲物を睨んでいるさっきの猫ちゃん
       やはりこちらを向いてくれず・・!
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       下の草原でも、何かを狙っている猫ちゃん
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       shinkaiが見つけたのは、茸!
       お昼にちょうど良さそうなんだけど、残念、お家のお庭でしたぁ。
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     *****
   
       という事で、明日朝早くからインスブルックに出かけて来ます
       と言っても1泊ですので、はは、すぐ戻ります。

       実は10月の初め日本に出発する前に、
       カメラを清掃と電池室の蓋の修理に出しました。
       1ヶ月位と聞いたので、11月の初めには戻ると思って。
       ところが戻らず、催促した翌週、既に預けて1ヵ月半となって、 
       修復見積もりは99エウロだけど、OKか、と!

       OKだから、早くしてぇ!と言ったのですが、
       その時点で、これはもうインスブルックには間に合わない、と。

       いくらニコンとはいえ、ニコン・トリノとなると、
       働いているのはイタリア人ですものね?!
       ああ、見積もりが甘かったぁ!!

       てな事で、ウン十年振りかのインスブルックの街中の写真も、
       せっかくの新品18-300mmのレンズを試す事が出来ず、残念!
       
       でも久し振りの外国ですので、ははは、
       頑張って撮って来ま~す、お楽しみに!

       コメントのお返事が遅れると思いますが、
       宜しくお願いいたします。
       


     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、 ソラーノの民家、途中経過と描き始め1枚 ・ 村の夕暮れ を
       アップしています。
       見てやってくださ~い!    



     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     
 


       
       


by italiashiho2 | 2015-12-03 04:37 | ・我が町コネリアーノ | Comments(16)
2015年 08月 30日

   ・・・ 我が町コネリアーノ ・ フェッラゴストの日の城と町 ・・・

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       あっという間に8月も終わりに近づき
       夏休みを終えた町は、子供達は9月上旬まで夏休みなのですけど、
       車の通行もいつもの通りに戻っています。

       この夏はアフリカからの熱波到来で何十年ぶりかという
       熱さが続き、とはいえ大都市でないこの辺りは、
       皆さんのブログやメールから拝見する日本よりは楽に過ごせました。

       が、夏の初めに歩き会のメンバーであるジュリアーナが、
       山歩きに参加して右脚の腱かどこか痛め歩けなくなり、
       それに伴うこの夏の熱さと(年から来る)皆の横着さとで、ははは、
       日曜午前の歩きの距離が大幅に短くなり、

       お城の上のバールで待っているジュリアーナに合流すべく、
       坂道を上ってお城に行く程度の距離に縮まり、
       いつもだと2時間半程度歩いていたのが1時間ほどに縮まり!
       涼しいテラスのバールでジュースを飲みながらのお喋りに堕落!

       という様子が続いていた8月15日
       この日こちらは「聖母子被昇天」の祭日、そして16日と連休の、
       どこのお店も閉める夏休みの大〆の日の歩き会、

       いつもよりは少しぐるっと大回りし、それもかなり早歩きの
       1時間半でお城のバールまで行き、
       戻りは閑散とした町中を通った様子を、今日はご覧下さいね。

       上の写真は、お城への坂道にかかった辺りのオリーヴ畑
     


       柿の実もこんなに大きくなっていて
       あ、ちなみにこちらでもKakiです。
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       坂道が大きくカーヴする場所から
       葡萄畑の緑も、今が一番濃い季節。
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       ずっと上り坂が続く道のりを行き、
       今お城の北側の門、先を歩くエレオノーラ。
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       今この道が車でお城に行く際の唯一の道で、以前は車も通れた
       南側の道は、歩きと許可された住民の車のみ通行可。




       門の内側
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       門を出て左側に聳える城壁の内側が現在のお城で、
       今見える突き当りの道の右端に隠れて、
       町からの古い城壁沿いの小路も通じます。
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       道を左に折れると、


       こんな風に、今も残るコネリアーノのお城の塔
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       上り石段脇の石榴の実も大きくなっていて、 
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       お城の横庭というのか、かっては城郭内だったのでしょうが、
       今は駐車場で、
       見える元サンタ・オルスラ教会と鐘楼、かってはここが
       コネリアーノのドゥオーモだったのだそう。
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       駐車場の端から見る町の南とヴェネト平野
       そう、地平線が見えるので~す。
       これは南部分ですが、東のフリウリ平野にかけてもね。
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       もともとのお城は10世紀に遡るのだそうですが、       
       かっては中心に4本あったという塔も残っておらず、

       残るこの塔は、町の人々や役員に招集をかけるための鐘があった鐘楼塔で
       手前は鐘楼への入り口の塔で、中は現在市の博物美術館。
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       鐘楼の塔・トッレ・カンパニーレには上がれ、それこそヴェネトから
       フリウリの平野が一望なのですが、
       う~ん、写真はあるけどまだご覧に入れてないなぁ・・。




       内庭の井戸
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       庭の北に残る現在はバール兼トラットリーアになっている
       かってのサラチェーナの塔・Torre Saracena.
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       お城とその他ちょっぴりのご案内は



       ここには城の庭に続く張り出しのテラス席もあり
       日陰で風通しも良く、町の人々が散歩がてらに集まります。
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       で、ここで冷たい生オレンジのジュース2.5エウロを飲みつつ、
       お喋りに1時間半ほども潰したこの夏!


       8月15日は「聖母被昇天の日」の祭日ですが、
       一般に「フェッラゴスト・Ferragosto」とも呼びます。
       この呼び名が何に由来するのかと思いましたら、

       古代ローマのアウグスト帝が、自分の誕生日にちなんで制定した
       「アウグストの祭日・Feriae Augusuti・8月1日」に因るのだそう。

       でも私にとっては、やはり「お盆」ですね。



       テラスからは町の北側の見晴らしが素晴らしく、
       中程の丘のほぼ中央に見えるのが、オリアーノ村の教会鐘楼で、
       我がスコミーゴ村はあれより坂を下りますので、ここからは見えず。
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       少し西に向いての眺め
       中央奥に見える教会鐘楼はフォルメニーガ・Formeniganode
       の物で、以前はあそこまで往復3時間半ほども歩いたのになぁ~!
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       さて漸くにお喋りも切り上げ、南の坂道を下りますが
       こんな風に素晴らしい並木の坂道が続き、
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       2度目のカーヴを過ぎた所に素晴らしい眺望が開け

       北側から順に見ていただくと、
       小さな葡萄畑の向こうに、パドヴァのカッラーラ家が造ったという
       10世紀頃の古い城壁内を通る道が見え、
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       奥に見える山並みのも少し左に、先ごろご案内の
       サン・サルヴァトーレの城が見えます。




       町の山側西端に位置する、かってのサン・フランチェスコ修道院
       修復され、現在は国立醸造業学校の本部に。
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       そして平野部にこんな風に広がるコネリアーノの町
       手前山側のこの一廓が古い町の中心地で、
       現在ドゥオーモの鐘楼が修復中。
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       中程上に見える、突き当りの細長い建物がコネリアーノ駅で、
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       今こうして見える駅向こうの広場っぽいのとか川の橋とか、
       いつも通る道なりの地図で考えて、えっ、どこだろう?!と。




       こうして下って来た道は突然に町に接し、といつも感じる、
       右はピアッツァ・チーマに面するテアトロ・アッカデミアと、
       正面突き当りを東西に走るヴェンティ・セッテンブレ通り・via XX Settembre.
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       左側のポルティコの奥側は市役所の本部で、結婚式場と
       3階ぐらいだったかに市の記録古文書館があります。
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       右にチラッと見えるスフィンクスみたいなのは


       
       これ! ほらウィーンのベル・ヴェデーレ宮殿の庭にも
       ありますよね? あれです。
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       これ、あれ、というのは、正しい言葉を知らないからでして、ははは、
       コネリアーノがかってオーストリア側の下にあった事を物語ります。

       トリエステの西にあるミラ・マーレのお城にも、ありましたっけ。
       このお城はハプスブルグ家の最後の王の弟、マキシミリアンが
       造った城ですから、まぁ、当然でしょうが、
       ですが、実際は何を現すのでしょうか? ご存知の方、よろしくぅ!

     ◆ 追記です

       いつものごとく即教えて頂きまして、「スフィンクス」で
       宜しいとの事です。
       詳しくはコメント欄のシニョレッリさん、クリスさんのご回答をどうぞ!
       お2人さま、いつも本当に有難うございます!
       



       ピアッツァ・チーマ・チーマ広場は、コネリアーノ・ダ・チーマ・
       Conegliano da Cima、15~16世紀にかけて活躍の画家の生地でもあり、
       生家がこのすぐ近くにあることの記念で、
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       テアトロ・アッカデミア、19世紀建設で、
       私がイタリアに来た頃は映画館でしたが、現在は元のテアトロで、
       様々な催し、公演が行われています。
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       チーマ・ダ・コネリアーノ展とコネリアーノの町 1と2

       コネリアーノの町の古いご案内は

       コネリアーノ全体のご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/i36




       ここで家が近いエレオノーラと別れ、
       一人でヴィア・ヴェンティ・セッテンブレの東半分を
       閉まった店をのんびりと覗きながら行きます。

       室内装飾の展示ルームですが、店にかかっている半抽象の絵が
       上手いなぁ!と眺め、
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       この通りは、かってのコネリアーノの一番の通り
       お金持ちの豪勢な家が並んでいた通りでして、
       こんな風にフレスコ画で装飾されていたのが今もたくさん残ります。
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       フレスコ画はもっと良く見えるのもたくさんあるのですが、ははは、
       この時は白い窓のテントを写すつもりでして・・。




       市が企画展示する絵画展等の会場となっているサルチネッリ邸
       前には、既に済んだカルパッチョ展の案内がまだ出ていて、
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       う~ん、この大ポスターのこの絵はさすがぁ!と思う素晴らしさでしたが、
       イーストリアの方で活躍したという息子ベネデットの絵は、
       何これ、shinkaiより下手じゃん!という感想だったもんなぁ・・、
       ははは、言わせてぇ。




       人通りが本当にまばらなポルティチを通り
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       閉まっている骨董店の中を覗き、 
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       春頃から店開きした額屋兼画材店も偵察に覗き、はは、
       正面に見える水彩用額縁は、ちょっと変化に乏しいなぁと・・。
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       扉が開いていたので、ちょっと覗きましたら、

       モンタルバン新邸の入り口と言うのか、馬車寄せというのか
       向こう側は現在町の中心通りとなっているコルソ・マッツィーニとを
       結ぶ、こんな広い邸宅内の様子。
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       天使が窓の下に残り
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       近くのワイン・バールの飲み残しか、グラスが一つ。 
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       通りの東の門・モンティカーノ・Monticano.
       こちら側には、ヴェネツィア共和国のシンボルである小さな
       有翼のライオン君がいますが、向こう側には大きなフレスコ画のが。
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       道を横切り、橋を渡り、




       ここにも骨董店があり
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       お向かいには、大きな前栽を持つ大きなお屋敷
       木立に囲まれ如何にも涼しそうな、
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       フェッラゴストの日、この夏の思い出でしたぁ

       皆さんも、夏のお疲れが出ませんように!



     *****

       水彩ブログには、 納屋の窓 途中経過と、仕上げにしたい3点 を
       アップしています。
       見てやってくださ~い!    

 

     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     






by italiashiho2 | 2015-08-30 00:14 | ・我が町コネリアーノ | Comments(13)
2012年 12月 03日

   ・・・ ちょっぴり歴史に名が残る、我が町コネリアーノの様子を ・・・

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       昨日土曜にこちらイタリアでの初個展が無事済みまして、
       今日日曜はごそごそと、ブログ再開の下準備に取り掛かり、
       お洗濯をし、のんびりゆっくり始動開始を。

       で、個展の総括は最後に書かせて頂くとして、
       ブログ再開の第1回目は、我が町コネリアーノ・Coneglianoの話題を

       ヴェネト平野の北、人口3万5千人程のまぁ穏やかな町ですが、
       以前からご紹介したかった2つの話題、
       ちょっぴり歴史に顔を顔を出し、名が残る、という2つを纏めて、
       
       一つはフランス王アンリ3世に関するもの、
       もひとつは、キプロス王ジョヴァンニ2世と、その妃
       カテリーナ・コルナーロに関するものです。

       事件があった訳ではないのですが、まぁ、以前から興味を引かれ
       調べたりしましたので、どうぞ見て、読んでやって下さいね。

       上の写真は、町の中心部の西端にある、カヴァッリーノの門・   
       La porta del Cavallino と呼ばれる場所のロータリーで、
       正面に見える建物の壁に描かれた絵が、本日の第一のお話

       3年程前になるでしょうか、アクリルで描かれており、
       まぁ、絵そのものは・・・ですが、失礼!
       興味を引かれたのはその主人公と日付でした。


       コネリアーノの町の地図をどうぞ。
       地図の中心がいわば町の中心にもあたり、真ん中に見える電車の印に
       鉄道駅があり、赤い印1に上の写真の建物があります。
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       2の印がキプロス王の家のある位置で、
       その左にある丸い小さな印が今回の個展会場の場所で、
       上向きの矢印がスコミーゴ村への道。
       右下に見える小さな赤マルの位置に、ホテル・チッタ・ディ・コネリアーノが
       ありまして、蛇足ながら、
       ここはお値段も50エウロ程で、場所もまぁ便利でお勧めです。



       カヴァッリーノの門のある位置は数年前再開発され、
       この宣伝の様な大きな住居と事務所に生まれ変わったのですが、
       向こうの丘の上にはコネリアーノのお城も見える、という位置。
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       先程のアクリル画ですが、
       その主たる場面はこんな感じで、
       左にフランス国王アンリ3世がコネリアーノの町を訪問した姿で、
       右に町の鍵を持った代表がお迎えしている、という図。
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       実はこのアクリル画が出来上がった時に除幕式があり、
       地図でご覧の様に、ロータリーを中心に道が5本交差する位置。
       集った人々が道にはみ出し、車がかなりの停滞をし、
       私も止められた記憶がありますが、絵の主題は考えなかったのです。

       所がブレンタ川の船行きをブログに載せた時、あれこれ読んでいる内に
       フランス王アンリ3世がヴェネツィアに行くのにブレンタを船で行った、
       という記述に出会いました。
       へぇ~と思い、それを友人のエレオノーラに話した所、
       あそこの壁画にアンリ3世がコネリアーノに来た場面を描いているよ、と。

       早速見に行き、それをまたルチーアに話しましたら、
       あれはヴェネツィアに行く時に通ったのよ、といとも明快に。

       ヴェネツィアに行く時にコネリアーノを通ったのか
       それともブレンタから入って、コネリアーノから戻ったのか、と
       こうなるといささか執拗に、ははは、調べ始めた私めです。



       実はこの絵の下に字が描かれておりまして、少し見え難いですが、
       IL RE ENRICO III ARRIVA A CONEGLIANO IL 14 LUGLIO 1574
       LA CITTA` LO ACCOGLIE IN FESTA
       アンリ3世王はコネリアーノに1574年7月14日に到着した
       町は彼をお祭りでお迎えした と。
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       所で、フランス国王アンリ3世と言っておりますが、
       実際はまだこの時点ではフランス王になっておりませんで、
       未来のフランス王アンリ3世、この時はまだポーランド王でありました。

       と読み出したら、これがまた大変可笑しい、ひひひ、と笑えるほどの
       お話が詰まっておりましたので、皆さんにもゴシップ並みの話題をね。



       アンリ3世のお顔をどうぞ
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       彼は1551年9月にフランス国王アンリ2世の3男として出生、
       母はイタリアからお輿入れのカテリーナ・デ・メディチ

       夫婦仲はあまり芳しくなく、夫には結婚前からの有名な愛人がいたそうで、
       このアンリは母親から「私の目」と呼ばれ溺愛されて育ったのだそう。

       父国王アンリ2世が馬上槍試合で右目を貫かれたのが原因で死亡、
       長兄フランソワ2世が王位を継ぐものの16歳の若さで死亡。
       次兄シャルル9世が継承しますが彼は病弱、兄弟仲は当然良くないですね。

       ですがポーランド王が死亡後、議会が新国王を選挙で選ぶ事になり、
       彼も立候補し、前国王の妹で次期の国王妃とみなされていたアンナが彼を支持、
       こうして1573年5月にポーランド国王に被選出

       兄の病状が進むのを見てポーランドに行く事を躊躇いつつも、
       迎えに来られ送られ、遂に1574年2月に戴冠式を。

       ポーランド貴族との関係も上手くいかず、28歳年上のアンナとの結婚にも
       踏み切れず、国王としては上手い滑り出しとはいえなかった様子ですが、

       遂に5月30日に兄王逝去、の知らせが母親カトリーヌから
       6月17日に届き、帰国を促します。
       で、アンリは6月18日深夜に側近数人を伴い、ポーランド国王冠の
       ダイヤモンドを盗み出し、王宮から逃亡、ははは。
       つまり国王が国を捨て逃げ出した、という驚愕的事件だった訳ですが、

       オーストリアとの国境を越えると、未来のフランス王ですから、
       ウィーンで皇帝の歓迎を受けた後、ヴェネツィア共和国に入り、
       7月14日にコネリアーノに、という次第なのでした。

       ヴェネツィアに到着は18日、という事ですから、きっとトゥレヴィーゾでも
       町を挙げての大歓迎だったに違いなく、ゆるゆると進んだ様子。
       ヴェネツィア共和国当時のドージェは85代アルヴィーゼ・モチェニーゴ・
       Alvise Mocenigo で、アンリは大歓迎を受けます。
       同年5月11日にはドゥカーレ宮が火事になったり、それ以前には
       トルコとの屈辱的な協定もあった時期だったのですが、

       10万スク―ディを利子なしで借り出したり、
       1125スク―ディを費やし香水を買い、当時フランスでは
       まだ使われていなかった4本に分かれたフォークを使ったり、
       歌人で高級娼婦でもあるヴェローニカ・フランコ・Veronica Franco
       も賓客のおもてなしに参上!

       彼の魅力、洗練された上品な物腰は、彼の行く先々で
       大きな熱狂を引き起こしたようですが、
       
       ヴェネツィア共和国側のもてなし、ヴェローニカとの様子は
       pescecrudoさんがこちらに詳細に書いておられますので是非!
       http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-176.html

       長い間あれこれ興味を持って考えた彼の行程だったのですが、
       pescecrudoさんがヴェネツィアでの日々を書いて下さっていて、
       あっけなく解決したのでした、有難うございました!

       アンリ3世はヴェネツィアからブレンタを船で行き、
       フランスに戻ったのですね。
       王位についていた期間は、カトリックとプロテスタントの抗争で
       次々と問題が起こり、彼も結局それで暗殺されたのですが、
       こういうのをあれこれ読みだすと、本当に嵌りますです!

       ブレンタ川の船行きについては 
       ブルキエッロ ・ ブレンタ川を、船でゆるゆると その1と2 
       http://italiashio.exblog.jp/14714267
       http://italiashio.exblog.jp/14719479

       ヴィッラ・フォスカリ、または、ラ・マルコンテンタ 
       http://italiashio.exblog.jp/14731966





       さて、2つ目の話題はこれ、キプロス王の家・Casa del re di Ciproで、
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       マドンナ通りの北側を占める家並はこうなっておりますが、
       この手前から2つ目の大きな3連のゴシック風アーチの家がそれです。
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       実はこの通りは平日大変な交通量で、この写真は日曜日に撮ったもので、
       前を通る道の手前側には現在学校になっている大きな建物があり、
       その間の狭い細長い広場が駐車場、先週の個展期間中はここに駐車しておりました。

       ここの空間は不思議な建物の並びで、つまり、このキプロス王の建物と呼ばれる
       15世紀の建物の前すぐを、現在は道が通っているのですが、
       この一群の建物の東側は道だけが通り抜ける広さで、
       かっては多分門があり、中が内庭風に建物に囲まれていて
       また先の西側にも多分門があり、川に迫っていただろう、
       と想像出来る場所なのですね。

       長い年月のうちに並んだ建物が併設され、門が無くなり道が突き抜けた場所だろうと、
       コネリアーノに住み始めた当初から、不思議な一郭とは思っていたのです。

       この前の道をバスが通りますから、古い不思議な建物をいつも見つめ、
       壁に殆ど消えかかったフレスコ画が残っているのを眺めては
       摩訶不思議なイメージを見つめていましたが、
       偶然に「キプロス王の家」と呼ばれる事を知り、大いに驚きました。
       なぜって、キプロス王というのは、
       ヴェネツィア共和国の養女として嫁いだ、カテリーナ・コルナーロ
       Caterina Cornaro の夫を指しますし、なぜその家がコネリアーノに?!



       3階には3連の美しいヴェネツィア風窓があり
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       1473年と刻まれた、天使が盾を持つ形の古い家紋があり
       この家紋はキプロス王家の家紋とは違うのですが、
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       うっすらと、かっては全面にフレスコ画が施されていたことが窺えます
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       この動物の姿も何度もバスの窓から見つめ、虎かな、何かなと
       想像していたのですが、牛なんだそう。
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       現在は1階部分に店が入っておりますが、
       真ん中の部分には大きな厳めしい扉があり、私所有の建物だそう。
       ご覧になれますか、アーチにも残るフレスコ画の名残。
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       15世紀の建物と言われ、建設は当時のキプロス王カテリーナの夫
       ジョヴァンニ2世とも、カテリーナの居住用に建てられたとも記述があり、
       私の関心はずっと、なぜコネリアーノに、という事でした。

       ここよりももっと北に行ったカステッロ・ローガンツゥオーロには、
       生地のカ・ドーロとヴェネツィアの中間になり気温が温暖である、と
       いう理由で、かのティツィアーノも家を持っていたとかあるのですが、
       イマイチ納得が行かなかったのです。

       なぜかと友人の歴史研究者に訊ねた時に聞いた答えは、
       当時はヴェネツィア貴族が本土に別荘を持つのが流行っていたからと。
       が、たまたまこの辺りの中世からのユダヤ人研究をしている方の
       本の出版記念に行った時にちらっと聞いたコネリアーノの金貸し
       多分大きな影の力を持っていたのでしょう、
       それとキプロス王家とが関係があった、と知り、
       ああ、そういう事なのか、と漸くに腑に落ちた事でした。



       建物の前のアーケードはこんな感じで建物ごとに整備され繋がりますが、
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       このキプロス王の家のアーケードの支えの下には
       こんなフレスコ画が残ります。
       手前には飾り綱で、奥は、
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       こんな様子の、受胎告知
       肝心の下側が無くなって残念ですが、
       背景には、要塞化された町の壁も見えます。
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       という、ちょっと中の様子、中庭を覗いてみたい思いにさせられる
       キプロス王の家なのでした。
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       キプロス王に嫁いだカテリーナ・コルナーロについては
       http://italiashio.exblog.jp/10138432


     *****

       ブログご訪問、いつも有難うございます!

       先週1週間は、こちらイタリアでの初の個展を開く事が出来
       それも漸くに無事終わりました
      
       オープニングには大勢の友人知り合いが集まってくれ、
       賑やかに盛りたてて頂いた様子は先回ご覧頂きましたが、
       その後、日本よりお客様の数は少ないもののそれでもぼちぼちと、
       そして絵に対しては、本当に有難い嬉しい評価を受けました。
       が、それに反し絵の売り上げは芳しくありませんでした。

       今のイタリアのこの不況では、絵を買う気持ちにならない人々の
       様子も良く分かり、また日本とは違いきちんとした画廊のない町、
       文化センターなどでの日頃の趣味活動も少ない人々の様子も思い起こされ、
       まぁ、嬉しい評価を受けた事を有難く受け止めよう、
       来年の上諏訪での個展に向け、気持ちをしっかり、と考えています。

       そうそう、会期の終了間際に来年の個展会期が決まりました。
       2013年10月12日(土)から20日(日)まで
       長野県上諏訪のギャラリー橋田さんで開かせて頂きます。

       年が明け春頃には、と思っていた会期も早々に決まり、
       ぶつぶつ文句を言わずに、とにかく描け! 良い絵を描け!
       と励まされた想いでおりますが、
       やはり得難い経験だったと思います。
       
       はい、頑張りま~す!

       そうそう、先回ご覧頂いた「カンシーリオの森」写真の
       ジョヴァンニを通し、面白い提案も出ました。
       彼の奥さん、そして義理の妹さんと一緒に見に来てくれ、
       この義理の妹さんミケーラは何とスコミーゴ村の小学校の先生だそうで、
       私に子供たちに絵を教えてやってくれ、というのです。
       授業の一環として。
       
       今の緊縮経済で子供が15人以下だと学校閉鎖になるのだそうで、
       現在の所20人程! で、危機感を持ち、何か活性のある事をと、
       先生はこの人、と貼りだして宣伝しても良いか、どうぞどうぞ!
       貧乏なので報酬は払えません、問題無いですよ。
 
       なんぞと話しておりましたら、ジョヴァンニが横から、
       (その分、俺が)カンシーリオに連れて行くけん、と。
       いえいえ、彼が広島弁で言った訳ではないのですが、ははは、
       私にはしっかりそう聞こえ、奥さんと顔を見合せて笑った事でした。
       濡れても大丈夫な山用の靴を買わないと!

       あちこちから、日本に行きたいのだけど、という声も出始め、
       日本の旅行社に様子を聞いてみようか、という動きもあります。

       日頃はまるで日本人と出会わない生活なのですが、
       今回はお陰さまで、コネリアーノ在住の君江さん、
       ヴェネツィアからはfumieveさん、
       トレント方面からは「おお、信州人!」でご一緒した小平さんご夫妻、
       そしてパイプオルガン奏者の愛さんご夫妻が
       来てくださり、久し振りに日本語でのお喋りも!
    
       そんなこんなの友人達の有難い支えを、
       しっかり感じたイタリアでの初個展でした。

       有難うございました!!
       今後とも、どうぞよろしくお願いいたします!


     *****

       水彩ブログに、新しく作品ページを作りまして、
       出来上がった作品を見て頂けるように纏めましたので、
       どうぞ見てやって下さいませ!

       まだお絵描きは始めておりませんので、新しい記事は次回に。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho

       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


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by italiashiho2 | 2012-12-03 08:19 | ・我が町コネリアーノ | Comments(19)
2012年 11月 26日

   ・・・ イタリアでの初個展の様子をご報告 ・・・

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       こちらイタリアの、我が町コネリアーノでの初個展
       24日から無事開く事が出来まして、
       初日の夜にはちょっとしたオープニングの催しもあり、
       お陰さまで、たくさんの方に来て頂く事が出来ました。

       ブログもお休みさせて頂いておりますが、中間報告代わり、
       今日は会場の展示、オープニングの様子をちょっとご覧下さいね
       そしてその前に、
       こちらイタリアでは個展のお知らせはDMではなく、
       ポスターとパンフレットになりますので、
       個展のポスターを貼りだした町の様子なども
       まず幾つか見てやって下さい。

       上の写真は我が町のドゥオーモのある通り
       ポルティチの中に挟まっておりまして、美しい古い通りの
       鐘楼の見える下にドゥオーモがあります。

       そしてこの一番右端、ここにインフォメーションがあり、 

       
       その横にはチーマ広場が広がりますが
       この広場の名は我が町出身のチーマ・ダ・コネリアーノにちなみ、
       このすぐ近くに彼の生家もあるのですが、
       ここに町のインフォメーションがありまして
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       こんな感じで
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       前から覗き込みましたら、へへへ、我が個展のポスター!
       隣にあるのは、イ・ソリスティ・ヴェネティのコンサートの物。
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       チーマ広場から町の現在の中心通りに出るには、
       この「アルピーニの石段」を下りますが、今正面の建物が修復中。
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       この石段、長野朝日放送の「おお、信州人!」を見て頂いた方には、
       ああ、あそこ!と思いだされるかも。
       はぁい、青池さんとshinkaiが待ち合せた石段でございます。



       この石段の正面の奥に、コネリアーノの鉄道駅がありまして、
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       この道が今は町の中心通りになっているのですが、
       ここを暫く西に行き、入り込んだ所に右の建物カ・ディ・ディオ・Ca' di Dio
       コネリアーノの図書館があり、かって中世には病院だったそうで、
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       その前の掲示板にも
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       こちらは町の西外れの山側にあるエノテカヴェネタ
       コネリアーノには国立のワイン醸造者技術学校があるのですが、
       その一郭にあるのがこのエノテカの建物で、
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       車だと坂道を少し上がって横から入る形で、
       上の写真の位置に駐車場があるのですが、
       敷地内の建物に続く道の両脇には、こんなに年代を経た桑の木の並木もあり
       かって養蚕が盛んだったヴェネトを偲ばせます。
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       ・・と書きつつ、養蚕博物館のご案内も纏めていなかった事を思い出し・・、



       上のエノテカの建物の上に広がる葡萄畑
       葡萄畑は実習用の物で、かなりの広さの物が学校を取り囲んでいますが、
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       こちらがエノテカヴェネタの建物のアーチ
       長いので低く見えますが、なんのなんの天井が高い1階のエノテカと、
       ここの壁にはずらっとワインが並んでおりまして
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       今ちらっと見える2階部分、ここにレストランがありまして
       これがなんとも素晴らしいお味なのを、お呼ばれして知りましたです!
       この近辺の古くからの有名な野菜も使ったお料理で、
       それに合わせたワインも出て、最後のケーキのなんと美味しかった事!
       お腹がいっぱいになりながらも、飲まずには、食べずにはおれない美味しさ、
       というのも経験させて頂きましたぁ。

       で、有翼のライオン君と、その前の筒状の中の掲示板が見えますが、


       はい、そこにも貼って頂いておりまして
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       このアーチの下でも、一杯やれるのですね。

       まぁ、名残惜しい場所ではありますが・・、ははは、
       町中に戻ります。



       こちらはクワルティエーレ・ラティーノ・Quartiere Latino
       フランス語だとカルチェ・ラタン、という名の大きな本屋さんの入り口にも。
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       コネリアーノにはもう1軒町中に大きな本屋がありまして、
       私めはそちらがお贔屓なのですが・・、



       最後は、いつも絵の額をお願いしている額屋さん
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       ポスターはもっとあちこちにも貼って頂いたのですが、
       まぁ、こうして何か所かを見て頂きまして、


       こちらが会場のアルテストーリアのある建物、コンドミーニオの入り口で、
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       すぐ前を川が流れ、川縁沿いの散歩道が整備され
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       ここにはイタ鴨達がかなりおりまして、
       一度夜に仲間とピッツァを食べて散歩しつつ話していると、
       彼らが起き出して来て、ぐわっ、ぐわっと騒いで集まって来まして・・、はい。


       橋の向こうは、町の旧市街という位置
       塔が見えますね、あの横にかっての町の東側の門があります。
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       コネリアーノの町のご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/i36



       という所で、中の展示の様子をどうぞ。

       こちらは入り口入った側の壁で、ご覧の様に6枚
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       画廊ではありませんので、こんな風に窓が西側一面に開き、
       中の柱にはトリエステのワン君がいて、
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       その反対側には、イタリア語での私の画歴と、
       その下に見えるピンクの肉球は、ははは、
       我が絵の師二木さんと奥さまからの、合作のお祝いカード!
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       ちゃんとイタリア語でAuguri!! Mostra personale・
       個展 おめでとう!!と入れて下さったので、
       それは皆さんにもすぐに分かるのですが、その下は分からず
       不思議そうに尋ねられるので、その都度どなたからであるかをご説明。
       奥さまの方は、ブログに載せた私の写真のイラストに
       猫ちゃん3匹を飛び付かせてくれた嬉しいもので、ははは、
       お二方さま、本当に有難うございました!

       ついでにこの柱の右後ろには、放送に使うので大きくした、と
       私の小学校卒業と2年生頃かな、の遠足の写真を青池さんが
       記念にと送って下さったので、それを貼ってあります。
       そちらの方は、ええ、昔は可愛かったのです!と強調しつつ・・!
       青池さん、有難うございました!

       ・・それにつけても、私が画歴と打とうとすると、
       必ず瓦礫と変換してくれるマイクロソフト!
       これは嫌見か、それとも卓見の真実か・・?! ははは。



       奥の壁側と
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       一番奥端の、旧作のヴェネツィア
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       ヴェネツィアの小品、ゴンドラは写真なしで・・。

       こうしてご覧頂く写真の中に、ちらほらと刺子の布が見えますが、
       会場責任者のルチーアや、友人のルイーザの大いなる勧めにより、
       刺し貯めた刺子のモチーフや、今作りかけの表側等を
       入り口脇テーブルの上などに並べました。

       私からも説明できますし、刺し方の本なども並べていますが、
       こちらの方も大変な関心を集めました。



       という所で、初日夜のオープニングの様子を
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       考えていたよりもずっと多くの方々に来て頂きました!
       参加しているグループでの顔見知りも多かったのですが、
       まるで知らない顔、ルチーアも全然知らない人も多く、
       ポスターを見て来て下さった方々、と分かったそうで、
       これは本当に嬉しい事でした!

       この写真は、ルチーアが最初に絵と私の紹介をしてくれ、
       次に私めがご挨拶。
       20年も住んでいるのに未だおぼつかないイタリア語でして、
       作文を書きまして、ははは、それを読み終わった所
     
       へっへっへっ、顔が見えない写真を選びましたぜ!
       でも、赤い靴、ホントだぜ、を履いていたのが見えずに残念! ははは。



       このオープニングの写真は、ジャンナとそのご主人ロドルフォが
       撮ってくれたものでして、

       こちらは、shinkaiの名ご挨拶に聞き惚れる、嘘だぁ、がはは、
       ルチーアの方の説明ね、集まって下さった皆様
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       右端男性がジャンナのご主人ロドルフォ



       左端ヘルガ、手前がジャンナ、壁沿いの赤い服がミレーナ
       柱の向こうに息子のセルジョ、紫の服がリディア
       そしてレナートとルイーザ
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       右端が私のイタリア語の先生アンナリーザ
       その横が成人教室の会長アンナマリーア
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       というご挨拶の後に、プロセッコとちょっとしたおつまみが出て
       皆さんが絵を見て下さったり、お喋りしたりで、
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       お陰さまで絵の方は、皆様から大変お褒めを頂きまして
       オープニングは大盛況のうちに済み、嬉しい事でした

       日本と違い勝手も分からず、
       オープニングに出す品々もルイーザがとても援けて手伝ってくれ、
       彼女の夫レナートがプロセッコを調達と、有難い事でした。
       まぁ、女性が多かったものですから6本開け、
       後はクリスマス、お正月用に我が家に持って帰り、
       はい、今お出でになられると、美味しいのをお飲み頂けますです!

       この後、青池さんが送って下さったDVDを仲間で見て
       レストランでの乾杯のシーンで、チンチン、チンチン、と
       画面に一杯出る所では、既にこちらの仲間は意味を知っており、
       大笑いになったり、
       日本のTVコマーシャルの画面作りの細やかさ、
       話し方のゆっくりさ等など、文化の違いにも話が及びました。

       という様なオープニングの後は、
       例の仲間でピッツァを食べに行き、お開きにという様子でした。
       
       今週いっぱい会期がありますので、せっせと通い、
       来られる人の数は日本と違い少ないので、
       PC持参で写真の整理、読書、そしてお喋りに励みま~す!



     ◆ お知らせ ◆

       何度か旅をご一緒した、得がたい旅の友でもある広島の
       越川道江さんが、この29日から
       「旅のスケッチ展」を開かれます。
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       彼女は片時もスケッチブックを手放すことなく、
       まさに貪欲に、旅のスケッチをどんどんこなして行く人で、
       明るく動きのある世界歩きのスケッチ展
       是非お出かけ下さいますよう、ご案内いたします。



     *****

       水彩ブログに、新しく作品ページを作りまして、
       出来上がった作品を見て頂けるように纏めましたので、
       どうぞ見てやって下さいませ!
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho

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by italiashiho2 | 2012-11-26 11:46 | ・我が町コネリアーノ | Comments(30)
2012年 04月 30日

   ・・・ イタリア男性と、コネリアーノのお城をちょっぴり ・・・

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       日本はゴールデン・ウィークに入り、
       あちこちお出かけになる方も多い事でしょう。
       ・・と思うと少し羨ましくもあり・・。
       
       と、お絵描きに没頭していると
       ブログ書きの主題がなかなか湧いて来ず・・、
       ゴールデン・ウィーク・モードで、イタリア男性を1枚、と
       思いつつも、それに付随する物がぞろぞろ!

       まだ我が町コネリアーノのお城の中をご案内していないので
       こういう歯切れの悪さとなる訳でして、
       では、お城ご案内の前奏曲として、と無理に意味づける、はは、
       イタリア男性とコネリアーノのお城をちょっぴり、どうぞ!

       上は、町中から見える、お城とパッラーディオ様式のお屋敷


       今回の写真は季節関係無しに集めまして、はは、

       これが現在残っている城の塔ですが
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       町中からはこの古い坂道を歩いて上るか
       ぐるっと城の裏側のカーヴの道を車で行くかで・・、
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       町からの坂道は、上の方がこんな13世紀の
       カッラーラ家の名の残る城壁・市壁に続きます。
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       城の横には広場兼駐車中があり、そこから見る北の眺め。
       鐘楼の見えるのが、お馴染お隣のオリアーノ村の教会で、
       我がスコミーゴは、丘の向こうとなり見えません。
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       上で見て頂いた城の塔を広場の方から
       大きな杉の木が何本もあり、どの方角からも撮り難い塔ですが、
       はい、この写真は2年前の3月半ばで、雪が降った日でした。
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       この塔は中が博物館になっていて、一番上まで上れます。
       で、ちょっと見せびらかしの塔の中の様子、1枚だけね。
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       塔の窓
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       こちらが広場兼駐車場で、パノラマが楽しめますが
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       広場の、こちらは塔の脇
       古い大砲なんぞも置いてありますぞ。
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       広場の古い井戸
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       そしてこちらが、広場東端にある元教会
       現在のドゥオーモが町中に出来る前、中世はこの教会
       聖ウルスラが、コネリアーノの町のドゥオーモだったのだそう。
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       ここは現在展示会場に使われておりまして、
       3月の中頃に、北欧のラップ族の展示会が開かれたのですね。
       単に北欧、というよりもシベリアの方まで広がる民族の様で、
       そのシャーマニズムに関する展示で、
       参加しているグループに頼まれ写真を撮りに出かけたのでした。
       
       はい、展示品やオープニングの写真も撮り、
       来賓のフィンランド大学の若い教授の説明なども聞きましたが、
       ・・展示会の様子を説明しろとは言って下さいますな。
       モンゴル民族の様子、果ては日本のアイヌにまで関連する内容で、
       shinkaiの頭には入りきらないまま・・!
      


       で、少し夕暮れ迫る頃の教会前庭にテーブルが置かれ
       ちょっとしたおつまみと飲み物が出まして、
       ・・お腹がすいて少し恨めしく眺めつつ、
d0097427_214553.jpg

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       この後、お城脇にあるレストランから
       野菜の各種空揚げ、あつあつも届き・・!
       ちょっぴり手を出し、ノン・アルコールも1杯ね。



       お待たせいたしましたぁ!
       これらのテーブルで接待係をされていたマッテオ君
       ね、なかなかでしょう?!
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       ルチーアが、shinkai、マッテオを撮ってブログにね、と。
       で、はい、遠慮なく1枚、ははは。



       で、目の前の男性のお尻に下がるこの可愛い袋
       南米の品とすぐ分かりますが、・・これを男性がねぇ!
d0097427_216575.jpg



       可愛い赤い袋をぶら下げていたのは、
       以前フリウリの見学のガイドを務めてくれたファビオ君で、
       既に一度「この1枚!」に登場ですが・・、
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       後ろから写しているのを知ると、こんな風に見せてくれまして、
       となりの彼女がくすくすと笑っていましたけど・・。
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       馬鹿は何でも撮る、と思って笑っていたのでしょうけど、
       ははは、そうだよ、ブログのネタになるもんね、へっへっへっ。



       最後は広場からの眺めをどうぞ

       ええ、ヴェネト平野の地平線が見え・・、
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       こちらは西に、
       サン・サルヴァトーレの城の塔が霞みます
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       中世の城跡・サン・サルヴァトーレ
       http://italiashio.exblog.jp/8586010

       皆さん、春のお休みを心ゆくまでお楽しみくださ~い!!

    *****


       ブログご訪問、有難うございます!

       ただ今水彩ブログには、シロールの山の家
       シロール周辺の様子をアップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho

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by italiashiho2 | 2012-04-30 02:20 | ・我が町コネリアーノ | Comments(10)
2011年 12月 23日

   ・・・ レオナルド・ダ・ヴィンチの発明した物、考案した物 ・・・

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       今年は何かとレオナルド・ダ・ヴィンチについての新発見が多く
       最近の科学審査の進歩に伴い、彼の作品と違うと
       今迄言われていたもの何点かが、真品であると認められたとか、
       長年言われてきたフィレンツェのヴェッキオ宮の壁の下の捜査も始まる、
       という様子で、彼の話題が多い事でした。

       shinkaiも歩けば棒に当たるで、浦島たろ子風に世間の話題と関係なく
       ウロチョロしている当ブログにも、何度か彼が登場しましたが、

       ちょうどこの秋、我が町で彼の残したスケッチ類、
       発明とか考案のスケッチ類を長年に渡って研究され
       小さいながらも動く模型を作られている、その展示会がありました。
       
       紙に描かれたスケッチが動く、というのが大きな魅力!
       出かけて行って写真を撮らせて貰い、
       再度説明を聞きつつ動くのも見て、成程!と思うのも何点か、
       これはまぁ、お遊びの部類、失礼、というのもありましたが、
       それらをここに皆さんにも!

       上は会場、アルテストーリア・Artstoria というグループの本部横、
       このグループの企画で、展示会や見学にも出かけるのですが、
       良く研究され準備された方々で、説明が大変的を得ていて分かり易く、
       参加できるのがいつも楽しみなグループなのです。
       http://www.artestoria.org

       レオナルドの真作の話題も含め、cucciolaさんがこちらに
       http://blog.livedoor.jp/cucciola1007/archives/cat_118185.html

       フィレンツェ ・ ヴェッキオ宮 その1
       http://italiashio.exblog.jp/10363693

       フィレンツェ ・ ヴェッキオ宮 その2
       http://italiashio.exblog.jp/10363547

       
       会場は事務所横の大きな部屋で、
       子供達の見学もあったり、実際に動かして楽しんだ様子。
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       レオナルドが遺した数々の発明、考案のデッサンは夥しい数に上り
       実際に使われた物もそうでないのも、埋もれた数の方が断然多い筈ですが、
       今迄にもモデルに起こした方は何人もおられるようですし、
       今回ちょっと見ただけでも、デッサンを分かりやすい絵にしたりの
       サイトもたくさん見つけました。
       
       今回の展示品は、ヴェネトのジローラモ・コヴォラン教授
       prof.Girolamo Covolan が1997年から取り組んだ物で、
       いつもはトゥレヴィーゾを流れるシーレ川沿いのサンクチュアリー・
       Oasi di Cervara の中にある古い建物に展示されている様子。

       このサンクチュアリーも水が枯れ始めていたのを、
       レオナルドの発明である水車を用い、シーレ川からの水を運び
       蘇らせ、コウノトリの繁殖も、というプロジェクトの一環だそう。
       この様子は、イタリア国営放送RAIの番組のYoutubeも見れますので、
       こちらをどうぞ。
       http://www.macchinedileonardo.it/

       今回展示されていた物は、いわば動く小さな模型とでもいうか、
       今迄実際に作られた事が無いのもコヴォラン教授が実現したリの
       一部分で、
       レオナルドのデッサンと並べてご覧頂きますね。


       まず、ヘリコプター
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       かって全日空の尾翼に、この形のデザインが描かれていたと
       記憶していますが、
       支えに立て、横の歯車をぐるぐると回すと、ふっと浮いたと。



       こちらは、鳥の羽、飛ぶ研究のデッサンを基にした物で、
       左のテコを上下すると、羽が軽く動きます。
       つまり鳥は、羽を上下するのに筋肉を使っている訳ではない
       という部分なんだそうでして、はぁ。
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       レオナルドは各地の実力領主に招かれ、戦利用の為、城の保守に、
       また領土内の河川工事について、
       あれこれ考案したり設計したりしていた訳ですが、
       (その間に勿論、絵の依頼も受け描いていた訳で!)
       遺されたデッサンの中には有名な「戦の機械」の幾つかもあり、

       こちらは戦車
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       下の箱は展示用で、2つ見える輪を回すと、
       中の輪車が自由な方向に動く仕掛けが見える様になっていて、

       
       中はこんな様子。
       中に兵が入り、歯車の梃子を回し自由に移動でき、
       上下の隙間から鉄砲、または小砲を四方に撃てるという形。
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       レオナルドはこれ以外にも、機関銃式に次々と撃てる小砲、
       巨大砲、潜水艦式などなど、様々な近代兵器も考案しておりますし、
       イスタンブルの金角湾に架ける橋の設計もして売り込んでいた、
       と知って驚いたのでしたが、
       他にも回転する橋、2層の橋、取り外して持ち運べる橋、などなど、
       まさに知れば知るほど驚くばかりの、頭脳のフル回転!

       ガラタ橋は、釣り人天国 ・ イスタンブル 
       http://italiashio.exblog.jp/15006286

       こちらのサイトに、分かりやすい図にした考案の数々が
       http://www.leonardo3.net/leonardo/machines.htm        


       これは、鎌を付けた戦車とでも!
       見るからに恐ろしげな戦車のデッサンで、前にも後ろにも、
       当たるを幸いなぎ倒す、鎌で切り取る式の戦車。
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       モデルに作られたのがこれでして、
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       まさに恐ろしい戦車ですがぁぁぁ、
       ああた、こんな鎌を前に見ながら、馬が走ると思われます?!
       まさに、レオナルドが馬鹿領主を前に大法螺を吹いて、ははは、
       自分の売り込みを図る様子が目に見えるようではありませんか?!



       これは初めてモデル化されたという、2重のカタプルタ・
       弩砲と日本語ではいうのだそうですが、大きな投弾機とでも。
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       使い方をご説明いたしますので、はは、
       ごゆっくり眺めて下さいね。
       読まないでも分かる(可愛くない)方は、お先にどうぞ!

       右の棒の足元にある台に弾を乗せ、・・こちらの仕掛けが見えませんが、
       ぐんぐんと迫上げ、一番上の台に乗せます。
       そして一番手前の歯車を回しロ―プの付いたしなう板を引き寄せ、
       ロープの途中に見える継ぎ目を外し、これはちょっと引くと外せる仕組み、
       しなう板がパンと上の横板を打ち、上の腕部分が回り、
       今左に見える丸い玉が、回った勢いで右の上板の弾を打ち飛ばす、
       という仕組みでございます、お分かりになりましたぁ?

       カタプルタは、中世の城攻めでも良く使われた様で、
       弾だけではなく、火を付けた藁玉も撃ち込んだりした様子ですが、
       この大きな単純な形を見た事があります。
       
       サン クイリコ・ドルチャ ・ 中世街道の分岐点
       http://italiashio.exblog.jp/9573061



       この2つはなんとなしに可笑しい、現在見るから可笑しいのですが、
       当時の兵士にとっては命にかかわる城壁防御、左側、と
       右は逆に城壁を乗り越える為の梯子。
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       左は下の横十字の棒、梃子を兵士が回すと歯車の仕掛けで、
       城壁の上に突き出た十字棒が回り、
       向こう側から上って来た適をなぎ倒す、という物。

       右の梯子は移動でき、梯子の角度調節付き。



       これはもう、うふうふ笑いそうになった物ですが、
       城壁の上に穴を開け、手前側にこういう仕掛けを付けておき、
       いざ敵兵が向こうから梯子をかけ上り始めたら、
       手前の棒を引くと、城壁の向こうに突き出ている棒の先の横板が
       敵の梯子を押し返す、という仕組みでござるよ、ははは。
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       ここからは彼の平和的有用な考案物を。
       
       レオナルドが大いに関心を持ち研究した物の中に、
       水とその流れ、歯車とそれが自動的に動く仕組みがあるそうで
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       こちらは水車を動力源にして、水を他の場所に運ぶ仕組み。


       これが模型で、水車が左回りに回ると、筒状に巻かれた
       チューブを通り水が汲みあげられる仕組みで、
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       つまりこれが可能なのは、水の渦巻きというのは常に、
       (地球の自転によって北半球では)左巻きなのを見極めたのを利用、
       この筒状の物は左巻きに動き、水を汲み上げるのですね。

       これを聞いた時、ムチムチのshinkaiは思わず、え?!でしたが、
       皆さんご存知でした?! ・・と仲間を集める、ははは。
      


       やはりこれも水力利用の挽き臼と、小麦粉ともみ殻の選別機
d0097427_263853.jpg
       
d0097427_265436.jpg

       中央上に見える丸いのが挽き臼で、水車利用で挽き臼が回り、
       上から小麦を入れ粉が滑り台を通り、丸い布が筒状になった中に。
       一方、水車利用の力で歯車を動かし、これが布の筒の下に見える棒を
       筒の下をこする様に左右させるのですね。

       これで重いもみ殻は布筒の下に残り、軽い小麦粉は
       筒先から出るという仕組み。



       やはり水力利用の、製材機
d0097427_273056.jpg

d0097427_275821.jpg

       水車が回り、これが鋸歯を上下させて製材しますが、
       右上に見える丸い歯が左下の重りに連絡し、
       最後まで製材した後に、自動的に木材を挟む枠が戻る仕掛け。
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       こちらは実際に活動した様で、ドロミーティーの麓の村に復元され、
       ヴェネツィア式製材所、だったかの名前で、
       グループで申し込むと見学できるそうで、たまたま息子たちが行った時に
       開いていて見物出来、動画に撮ったのを私も見せて貰ったのですね。

       実際の大きさは、大きな小屋一杯に埋め込まれる仕組みで、
       大きな鋸歯がギコギコと上下するのは、ちょっとした感動もので、
       息子たちも大いに見惚れたという話でした。



       基材打ち、これが初めてのモデル化だそうで、
       ドスッと落ちるのを見て、おお!
d0097427_284738.jpg

d0097427_2911.jpg

       つまり、この重しを両側から吊っている鉤状の物が、
       上に引き上げられ、上の丸い形に沿って開き、フックが外れ、
       重しがドスンと落ちる仕掛けで、
d0097427_291438.jpg
   
       ご想像下さい、
       ヴェネツィアの街建設の干潟への基材打ちに
       パラッツォ・ドゥカーレの基礎建設にも
       大いに活躍した姿を!

       パラッツォ・ドゥカーレ・ディ・ヴェネツィア その1 
       http://italiashio.exblog.jp/14795419



       手動印刷機の圧搾の仕組みを、自動的にする改良だそう。
d0097427_293646.jpg

d0097427_2948100.jpg
       
       つまり手前に延びる梃子を回す事により、奥の歯車の仕掛けで、
       手前の紙台が上に引っ張り上げられ、ここに傾斜があるのがミソで、
       圧搾機の下に上手く入り込むようになっていて、
       ここで上から押し付ける、という形。

       これは子供達の見学で大いに試され、インクで汚れておりました。

       ソンチーノ ・ 中世の要塞と、ユダヤ人の印刷所 その2
       http://italiashio.exblog.jp/7479431



       回転するクレーン
d0097427_210687.jpg

d0097427_2102727.jpg
       
       レオナルドが考案した物を、フィレンツェのドゥオーモの屋根の建設に、
       ブルネレスキが実際に実用化して使ったという物で、
       一方向だけでなく、回転してどの部分にも使える、
d0097427_2104751.jpg

       高さも上下する、というのがミソですね。



       彼の大いなる関心は、歯車の組み合わせによって
       梃子を一方向に回すにも拘らず、
       作用する向きが縦にも横にも、
       組み合わせる螺旋形、蛇行形により、
       途切れることなく様々な動きに変化する、事にも向けられたようで、
d0097427_2113031.jpg

       時計の振子運動に相当する物、扇を動かす形
       などなど様々のモデルも展示されていましたが、
       この辺りになると、既にshinkaiの頭は考える事を停止し・・!
      
       という所で、ご案内は終わりですが、
       
       レオナルドの生きた15~16世紀、動力源と言えば
       人力と動物の力と自然の風水力という時代に、
       現代の素材と動力元を必要とする、
       当時にあっては奇想天外な想像力を働かせ、
       あれもこれもとその頭脳の及ぶ限りの研究と考察を続ける一方、

       当時の社会状況に根差した水車利用の農機具の改良とか、
       製材機とか、基材打ちなどの実用的な物、と
       二つの方向に分けられるのが、大変興味深かったです。

       レオナルド・ダ・ヴィンチの生家と、その周辺
       http://italiashio.exblog.jp/10382591

       レオナルド・ダ・ヴィンチの母親について
       http://italiashio.exblog.jp/10382550

       「アンギアーリの戦い」始末記と、その周辺もろもろ
       http://italiashio.exblog.jp/14885331 


       さて、ちょうどクリスマスになりますので、
       最後はやはり、レオナルドの描いた聖母子を。
d0097427_2115096.jpg



       そして、いちびりshinkaiとしましては、
       サイトで見つけたからには、どうしてもご覧に入れたい、ははは、
       レオナルド関連の一枚を!
d0097427_212675.jpg

       皆さま、ブオン・ニャターレ!!


     ◆ 個展のご案内 ◆
       昨年秋以来、何度か旅をご一緒した我が友人、
       このブログにも写真を拝借したリ、mkちゃんで登場の
       越川道江さんの、個展のご案内が届きました。
d0097427_2123082.jpg

       もう既に始まっていて、残りの日が少ないのですが、
       お近くの方、よろしかったら是非お出かけ下さいますよう
       ご案内申し上げます。

       八千代の丘美術館 市民ギャラリー
       広島県安芸高田市八千代町勝田494
       0826-52.3050
       展示は10時から17時、最終日は15時まで       


       いつも有難うございま~す!
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by italiashiho2 | 2011-12-23 23:45 | ・我が町コネリアーノ | Comments(6)
2011年 02月 10日

   ・・・ 我が町コネリアーノ ・ 美しき夕暮れ ・・・

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       先週土曜の午後遅くにグループで、我が町コネリアーノにある
       サン・フランチェスコ会派の修道院などの見学をしましたが、
       町の高台に位置するので眺めが素晴らしく、
       折しも大変暖かな日の美しい夕暮れとなりましたので、
       その様子をご覧下さい。

       上は修道院の庭から見上げるジェーラ邸・Gera.
       パッラーディオ風の素敵なお屋敷が、
       ほんのりと夕焼けの色に染まりかけて。

       右奥の木陰に垣間見えるのは、コネリアーノのお城の塔です。
       


       修道院の庭から
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       15世紀の建物と言われますが、ナポレオンによって打ち壊され、
       その後兵舎、病院、学校とあれこれ転用され、
       現在は文化的施設として使用。
       
       広々とした庭から、遥かにヴェネト平野の地平線が望めます。

       手前がドゥオーモの鐘楼。



       修道院の扉から
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       上の階、中庭と見て回る間にも、夕暮れの時が近づき・・。             



       扉から出て、向こうに見えるのは
       隣町のサン・サルヴァトーレのお城の塔
d0097427_1382740.jpg

       暖かな気持ちの良い午後でしたから、
       皆が陶然となって、遥かなお城を見つめました。

       サン・サルヴァトーレのお城の様子はこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/8586010



       坂を下り、ドゥオーモのロッジャの階上にある、
       全面フレスコ画で埋められた部屋を最後に見て解散。
d0097427_1391069.jpg

       夕陽を浴び、ドゥオーモの壁の色、壁画も美しく浮かびあがり。

       このロッジャの上の歴史ある部屋もご紹介が済んでいませんが、
       屋根の雨漏りで、しばらくしたら閉じて修復にかかるのだとか。
       


       ドゥオーモ、入り口前のロッジャの灯り
d0097427_1393143.jpg

       話を聞いている最中にぽっと灯り。
       


       西の空の色が刻々に変わる時は、
       説明そっちのけで、ただただ貪欲に撮りたいだけですが・・!
d0097427_1395457.jpg


       shinkaiは良いカメラを持っている、との評判がほぼ定まり、
       何やらグループのお抱えカメラマンになりつつありますが、
       前に押し出されて写したり、・・それは嬉しいのですがぁ、
       姿が見えないとすぐ探されたりで・・、
       のんびり一人でふらふら写せなくなりましたぁ、ああ。

       

       名残の空の色
d0097427_1401860.jpg

       ほんの少し時が経つうちにも、既に名残の色に変わって行きます。

       町の灯が点き始め、土曜の夜の賑やかさがそろそろ始まる時、
       ・・・わたいは家に戻りますぅ。 アホやで、ホンマ!


     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       ええとですねぇ、今週はまさに殺人的に予定が詰まり、
       最後の大詰めは日曜日の結婚式!
       いいえぇ、有難い事に私ではなく、・・あれ、何か言った?
       息子の一人が再婚します。
       何も手伝わず、ただ食事会に行くだけなのですが・・!
       
       てな事で、暫くは軽い写真と記事でよろしくお願いいたします。
       うん、その方が良いよ! との声も聞こえますですが、
       蛙の面にxxで、ははは、次回も軽~く、ね。

       但しぃ、
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by italiashiho2 | 2011-02-10 01:40 | ・我が町コネリアーノ | Comments(4)
2011年 02月 06日

   ・・・ 時代衣装の彩りを、 ・・・

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       先週の木曜日の午前中に写真教室の流れで、
       我が町コネリアーノのお祭り、ダーマ・カステッラーナ
       事務局の中に招かれて時代衣装を写した、とお話しましたが、
       今日はほんの少しその時の写真をご覧下さいね。

       成人教室があるのは、元サン・マルコ連隊の兵舎跡ですが、
       地下に大きな駐車場があり、正面と右手に大きな古い兵舎が残り、
       真ん中は広い石の広場になっていて、

       市や病院関係、警察の駐車場でもあるのですが、
       町の中心に撮りながら移動する予定が、石を撮ったり、
       古い兵舎の建物を撮ったりしているうちに、
d0097427_3203364.jpg

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       こちらの扉、上に25の数字の見える扉が開き、
       ここは、ダーマ・カステッラーナの事務局ですが、
       管理の人が掃除を始め、
d0097427_3211867.jpg



       扉の上のランプなんぞをを撮る我々を見て、
       あなたたち、そんなものを撮るより中にどうぞ!と。
d0097427_3215071.jpg



       入り口に並べられた刀剣の玩具や、
       天井の古い梁などを写します。
d0097427_3222563.jpg

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       ダーマ・カステッラーナで一度見た事のある
       我がスコミーゴ村の旗と称する物もあり・・!
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       波打つ壁に写る陰なども面白く・・、
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       ダーマ・カステッラーナのお祭りについては、こちらに
       旗振りの様子などもご覧頂けます。
       http://italiashio.exblog.jp/9981410

       はい、女性の方はこちらにどうぞ!とのお招きで、
       そういう言葉には即反応して奥の扉の中に。
       するとまぁ、ああた、700着程とかいう
       ダーマ・カステッラーナのお祭りに使われる時代衣装が、
       ずらっと吊るされているのです!

       大喜びで写し始めると、向こうも見せたがり屋で喜び
       あれこれ出して来てくれたのですが、
       マクロレンズをつけていて、全体を写せる距離がなく、
       ならばと部分を写した様子を以下に説明なしに。
       ごゆっくりどうぞ!
d0097427_3242148.jpg

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       多分、肖像画などからデザインを起こして仕立てるのでしょうが、
       この明るい空色はゴンザーガ家の物だとか。
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       当時の暗い色調の中で、ひときわ鮮やかなフランス風なのだそう。
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       帽子もあれこれありました。
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       再度いつでも来て良い、との約束も貰い、
       いよいよ失礼する時が来ると、こちらに、と台所に!
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       と、こうしてスプマンテまで振舞って頂いたという
       番外編続出の撮影教室なのでした。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今日の午後はコネリアーノの古い修道院、
       我が町出身の画家チーマ・ダ・コネリアーノの生家、
       ドゥオーモに隣接のフレスコ画で覆われた部屋、などなど
       グループで見学して戻り、
       今回のブログ・アップがいつもより遅くなりました。

       昨夜は、簡単な製本というよりも紙綴じの講習に行き、
       来週はもうちょっと手の込んだ方法も、という事で、
       この2月はいつもより嬉しい予定が詰まっています。

       が、春に向け頑張って参ります!

       という所で、ではまた
       愛の励まし、応援クリック、よろしくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-02-06 03:32 | ・我が町コネリアーノ | Comments(10)
2011年 01月 05日

   ・・・ カフェ博物館 の見学 ・・・

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       皆さん、今コーヒーをお飲みになりながら、見て下さってますか?
       コーヒーがお好きな方は多いと思うのですが、
       今日のご案内は、我が町コネリアーノに最近オープンした
       カフェ博物館・Museo del Caffe`のご案内です。

       これは写真でお分かりのように、コネリアーノに本拠を置く
       デルスット・DERSUT というメーカーの私設博物館。      
       コーヒーの製造風景も見れるかと漠然と考えておりましたが、
       コーヒーの木からカップまで、コーヒーの歴史の旅・
       dalla pianta alla tazzina, viaggio nelle storia del caffe`
       というコンセプトに従った、
       コーヒーの木、豆の焙煎機、豆挽き器、コーヒー点て器の
       展示が主で、興味深く楽しく見れるものでした。
       
       イタリア特有のエスプレッソ・カフェが好き、
       という方も多いと思いますが、では
       あのコクのある濃い味を思い出しながらご覧下さいね。
       
       
       
       カフェ博物館のある場所は、コネリアーノ・Conegliano の
       町の中心からほんの少し北に入り込んだ場所で、
       建物は多分、以前工場として使われていたのでしょう。
       入り口を入ると左手にバール兼売店があり、
       訪問客に好みのカフェを振舞ってくれます。
       私はいつもカフェ・マッキアート、ミルクを少し入れたものを。
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       ここへの見物は十数人のグループで行きましたが、
       ガイドが説明しながら1階から2階までの展示案内をしてくれます。

       これが、コーヒーの木
       円筒形の内部温度が22度、湿度が70%に
       調節された中にあります。
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       パネル展示の一部。
       一番左はコーヒー栽培園、ブラジルのエスピリト・サント州の風景で、
       ここはイタリア人入植者が一番多く、住民の75%がイタリア系とか。
       何か日本からのブラジル移住をも思い出させますね。

       花は白くジャスミンの香りに似ているそうで、
       果実はこんな風に、花が次々と咲き実って行くのだそう。
       メリル・ストゥリープとロバート・レッド・フォードの映画
       「私のアフリカ」の場面を思い出しました。
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       目から鱗! のパネル。
       コーヒー栽培に適した土地は、北回帰線と南回帰線に挟まれた地域
       サイトにも確かにこう書いてあるのですが、まさにまさに。

       と、地図上の我が国に紀伊半島、四国、九州がないのですが・・!
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       コーヒーの歴史を書きだすと、到底収まりがつかなくなりそうなので、
       エチオピア、またはヨルダンで発見されたコーヒーが、
       16世紀には既にイタリアでかなりの評判を持つ飲み物となり、
       1720年開店のヴェネツィアはサン・マルコ広場の
       カフェ・フローリアンがイタリアで一番古いカフェテリア、
       ローマのカフェ・グレーコは1760年開店、
       という事のみで、ご容赦を。
       



       展示されていたコーヒー豆と、豆の寄り分け機
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       コーヒーの木から採集された豆は、水につけられて種を採り出し、
       乾燥され、こういった麻の袋に入れられ輸出される訳です。

       水につける期間とか乾燥度とか色々読みましたが、数字はパス! 聞いて下さるな!
       かっての時代は、輸入先がそれぞれの豆の大きさを選抜し、
       これは焙煎する温度、時間に関係する大きな問題ですね、
       その為に寄り分け機も使ったのですが、
       現在は、生産国で既に豆の大きさを揃えて輸出しているそう。

       ちなみに、カフェインレス・コーヒーにするには、
       この生の豆のときにカフェインを抜くのだそうです。




       焙煎機。 
       これは1950年代に実際にDERSUTで使われていた物で、
       薪と炭が動力源で、一度に120Kの豆を、1時間に3度
       ロースト出来たのだそう。
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       これより博物館展示の、各種の興味深い楽しいコーヒー・グッズ
       となるのですが、その前に・・、



       これは博物館入り口に掲示されたDERSUT のマークですが、
       後ろ立ちの馬の姿、そして鷲、王冠とあり、1478年。
       これが興味を引きあれこれ調べましたら、
       DERSUTというちょっと変わったメーカー名は、社主の姓ではなく、
       最初の共同企業者2人の姓の上の部分を取ってつけたもの、と知りました。
d0097427_0141038.jpg


       現在の社主は、カバリッリーニ・ディ・サッソフェッラート・
       Caballini di Sassoferrato、これが全部姓で、貴族の家系なのだそう。
       サイトでは年号が何を意味するのかわからず、メールで訊ねました。

       最初の写真の手前に写っている女性、大変背の高い素晴らしい美人ですが、
       この方が現在の社主の長女で次代社長になられる方、弁護士の肩書をお持ちです。
       今回はブログ掲載予定の写真を送って見て貰い、掲載OKを頂くという
       手順を踏みましたが、質問に快く答えて頂きました。

       それによると、一族は元々マルケ州アンコーナ県出身の伯爵家。
       トリエステにお住まいでフィアットにお勤めだった先代の
       ヴィンチェンツォ氏・il conte Vincenzo Caballini が1949年に、  
       その2年前に代理人2人、工員1人で起業したばかりのdersutを買い取り
       そのまま名を残し、コネリアーノに引っ越して来たのが始まりだそう。
   
       でこの時の工員は、現在の製造担当部責任者(これは傘下企業かも)の
       父親にあたるという、会社創業期は日本の企業でも同じ様なお話。
       戦中時の代用コーヒーからの脱皮を目指した、企業精神旺盛な
       良き目の付けどころだったのでしょう、
       現在DERSUTは、イタリアのコーヒー・チェーン店のトップだそうで、
       直営店が77店に及びますが、
       とりわけこの北イタリア一帯では、デルスットのマークを掲げた
       バールを数多く見かけますから、大変な普及率でしょう。

       で1487の年号は、伯爵家の先祖がこの年に目覚ましい事をした記念
       との事で、コーヒー企業には関係がありませんでしたが、
       あれこれ知る事ができ大変興味深かったです。




       これより歴史的コーヒー・グッズの展示なのですが、
       まずは焙煎機2つ。

       薪、いや多分石炭でしょうね、を入れる焚口が分かりますか?
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       こちらが、生の豆と焙煎後の豆の違い。
       大変にプックリと膨れており、見とれるほど。
d0097427_0164216.jpg


       イタリアのカフェ・コーヒー豆は、イタリア人のコーヒー好きを反映し
       有名メーカーがたくさんあり、各家庭でモカ・Moca と呼ぶ
       エスプレッソ器でコーヒーを入れますので、
       既に極細に引いた豆が袋入りでスーパーにたくさん並び、
       好みのメーカーの好きな銘柄を選ぶ、という形、
       つまり既にメーカー独特固有のミックス豆、という訳です。

       ですから豆の種類でも、ブルマンとかキリマンジャロと云った名では
       私はまだ見かけた事がなく、
       インスタント・コーヒーは見た事が殆どありません。
       が近年、パック型を入れてのコーヒー・メーカーが流行ってきており、
       またカプチーノとかのインスタントは若い人には流行っているのかも。

       念の為に申し上げますと、イタリアでカフェ・Caffe` というと
       これはエスプレッソを指し、
       日本流のコーヒーが欲しい方は、カフェ・ルンゴ、またはカフェ・アメリカーノ
       と言いませんと、こちらのバールでは通じません。

       
       
       楽しいカフェ・グッズ、家庭用、お一人様用の焙煎機!
       でもこの写真を見ながら思いました、
       何をこの小さな焚口で燃やしたのだろうと?!
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       2階には、歴代のエスプレッソ・マシーンがずらっと展示。
       イタリアに旅行されると、バールで必ず見かけるお馴染のものですが、
       年代によりあれこれ工夫されたのが、たくさん並びます。
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       エスプレッソという言葉は、エキスプレス、つまり特急で、
       実際バールで見ていると、上からのハンドルを手前に引き下ろし
       カフェが小さなカップに抽出されますね。
       で、これはお湯ではなく蒸気を通している訳で、
       かっての古いマシーンだと、大変な腕力が必要だったと。
       


       これはもうお馴染のコーヒーの豆挽き
       静物画を描いていた当時のモチーフでもあり、
       楽しくて、あれこれ覗きこんで眺めました。
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       一連のコーヒー沸かし
       理科の実験用具みたいなのから、大食堂用の大きなものまで!
       このまま、モランディの絵になりそうです。
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       これは19世紀末にヨーロッパ全土に広がった、
       いわば最初のエスプレッソ・マシーン
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       真ん中のタンクに入れられたお湯が、炭かベンゾガス・benzo-gas・これ分かりません、aiuto!
       で温められて上のタンクに上がり、ハンドル操作により下り、
       粉の入った両脇のガラス容器に入り、混じり、
       コーヒーを煎じたという物。
       これはコーヒーのみでなくお茶にも使えたという事で、
       真鍮製でニッケルメッキ、5Lタンク。  




       この素晴らしくエレガントなマシーンは、
       1920年トリノのコンドル・Condor というメーカーの物。
       中央の円柱部内の仕組みは同じですが、こちらは電気かガスに対応で、     
       コーヒー抽出の仕組みは完全に調節され、
       美味で香りのよいコーヒーだったそう。
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       このメーカーが立ち行かなくなったのは       
       第2次大戦による経済的困難が原因との事。
       これもやはり真鍮、ニッケルメッキ。




       最後にご覧頂くこの威圧的で馬鹿でかいエスプレッソ・マシーンは、
       南米アルゼンチンはブエノスアイレスのオメガ・インドゥストゥリアル製。
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       1930年製で、この時代に南アメリカにおいての
       エスプレッソ・カフェの大普及を示すものだそうで、
       技術も進歩し、電気かガス使用で、4つの抽出口、
       上の段にはカップが置かれて暖められる仕組みで、
       最上の状態でエスプレッソが飲めた、という次第です。


       このカフェ博物館のサイトは
       http://www.dersut.it
       の左に出るカテゴリ、Museo からご覧いただけます。
       英、独、X語?版もありますので、どうぞ。

       開館は毎週土曜の午後14時から18時まで、入場料無料。
       住所は Via Tiziano Veccellio 6 Conegliano TV

       単純な気持ちで博物館見物に行ったのですが、
       既に日常に欠かせぬ飲み物であるコーヒーの歴史をかいま見、
       如何に美味しく飲むかという工夫が窺われる
       大変興味深いものでした。

       昨年春やはりコネリアーノの企業、ワイン樽製造のガルベロット
       を訪問しましたが、世界一の大変専門的な企業で興味深かったです。
       こちらで是非ご覧下さい。
       http://italiashio.exblog.jp/11078841


     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       お正月の3ヶ日がすみ、皆さんそろそろ日常生活でしょうか?
       こちらはすっかりクリスマス気分も抜け、とはいえ、
       まだ6日のべファーナの祭日、
       昔はこの日に子供達はプレゼントを貰えたのだそうですが、
       今はクリスマスもこの日もと二重取りで!
       が残っています。

       寒さもまだ本格的なのが残っている筈、
       どうぞ体調にお気をつけて!

       ではまた、指の体操のためにも、しっかり
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by italiashiho2 | 2011-01-05 00:23 | ・我が町コネリアーノ | Comments(10)
2011年 01月 03日

   ・・・ 初春散歩 ・ 新しい散歩道の探訪を ・・・

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       元旦は、こちら北イタリア、ヴェネト平野は大快晴で、
       新しいお友達と新しい散歩道を探訪して来ました。
       お昼前の1時間半ほどの道のりでしたが、
       かねてから聞いていた通りの、素晴らしい眺め!

       今日はコネリアーノの町の北西に広がる丘の風景を、
       どうぞ皆様もご一緒に、年明けの快晴の陽射しを浴びながらの
       散歩を愉しまれるおつもりで、
       穏やかで甘美な丘の散歩道の様子をご覧下さいね。

       上は、コネリアーノから出発してすぐの、
       ちょっと急な坂道の脇に広がる葡萄畑。




       地図をどうぞ。
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       散歩道を赤点で記しましたが、コネリアーノ・Conegliano
       町の中心を外れ少し北に行き、
       丘の道・Via del Colli から急傾斜の道を上り始めますが、
       右折する辺りからは、緩やかな上り下りの坂道となり、
       
       上に見える十字路で今回は左折し、緩やかな下り道を。
       途中のコッラルブリーゴ・Collalbrigo からはかなりの下り坂で、
       それ以降はもうコネリアーノ近郊となり、町に戻ります。

       ご一緒した新しいお友達というのは日本女性。
       私がコネリアーノに住み始めて20年近く経ちますが、
       始めて会ったコネリアーノ在住の方で、私より古くからの住人で、
       しかも声をかけて頂いたのが、体操に通っている市のプールで!
       しかもしかもお喋りしていて分かったのが、同じ長野県出身!
       一度お茶会を、と予定していたのが急な雪で延期となっていましたが、
       元旦にお電話を頂き、大快晴に誘われて散歩に出かけたという訳です。

       Mさんとおっしゃいますが、よくこの道を散歩されるそうで、
       大体2時間程でもっと長い行程を、つまり早足で歩かれるのでしょうね、
       が今回は初心者同伴、しかもカメラを持ちちょいちょい止まる、
       コンパクトカメラはスイッチが入り難い、ピント合わせが遅い、と
       大いに足を引っ張りまして・・、ははは。
       Mさん、ごめんなさい! 
       でも楽しく、本当に美しい道を教えて頂きました。 感謝です!



       振り返って眺めるコネリアーノのお城
       このお城をたびたび自分の絵の中に描き込みました
       チーマ・ダ・コネリアーノについては、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/11025847
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       最初の坂道を上り、北に向かう道を辿るようになると
       右にも左にも、素晴らしい眺めが広がります。
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       向こうの丘の上に見えるのが、コッラルブリーゴの教会。
       戻り道で、この脇を通る事になります。
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       こちらは右、つまり東側に見えるコスタ・Costa の村。
       この村一帯も美しい事で知られますので、またの訪問を。
       奥に覗く真っ白な山は、フリウリの高山。
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       ポプラの列が畑の中、丘の境目に。
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       大快晴のお天気ですが、丘の影になる道脇には
       こんなに真っ白の霜が解けないまま。
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       奥に見える北の境の山の雪も、南面はかなり解けて。
       そして、小さな集落。
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       小道の奥の家に続く入り口の柵内には、
       警備員詰め所がありました。
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       葡萄畑の間を抜けて行く、農家専用の道。
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       ワイン醸造の大きな農家があり、プロセッコ販売所の表示。
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       十字路から左折し、今度は南に向かう道を。
       この道は、通る車がかなりのスピードで!
       素敵なカーヴの道でしょう?!
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       待春
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       広がる葡萄畑。
       剪定がまだの所、すんだ畑、そして新しい葡萄畑。
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       通り道にも何軒かの空家の農家を見かけました。
       代が途絶えたのか、子孫は町で他の仕事に従事しているのか・・。
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       北への境の山、こちら西側にはかなりの雪が見えますが、
       畑の色には、春の気配さえ感じますね。
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       農家の前に停まった車の上では猫ちゃんたちが遊び、
       お隣からも別の子が遊びに来たり。
       この2人はこの後睨みあっていましたが、仕切り直しに。
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       かと思うと、小川に沿った日当りの良い場所では
       ワンちゃんが昼寝をむさぼり・・。
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       こうして町の中心に戻りましたが、午後から曇り空となり、
       これを書いています2日の午後にはまたお天気に。
       明日から、ああ、平常運転ですね。
       春休みを楽しみに、ははは、また頑張りましょうね、皆さん!

     ◆ 新しくリンクさせて頂いたブログのご紹介を

      ・ストックホルムの街角 
       http://poppy49.exblog.jp
       同じヨーロッパなのに、イタリアとはこんなにも印象が違う
       モダンな大都会の様子を、poppyさんがご紹介です。

      ・I love Florence
       http://florentia.exblog.jp
       フィレンツェにお住まいの florentiaさんの、
       フィレンツェ情報です。

      ・DU SUCRE, DES EPICES ET DES TAS DE BONNES CHOSES
       http://nanette48.exblog.jp
       以前の「Rat danse- ラ・ダンス」のnanetteさんの新しいブログ、
       パリから京都に戻られて、新しい健気な生活の始まりです。

      ・ごしょらくさん
       http://blog.goo.ne.jp/gosyoraku2005
       こちらも「ナオチャンのお気楽生活」からの、衣替えで~す!

      ・Hinemos amo!
       http://d.hatena.ne.jp/nisuseteuryalus2
       この方のブログは、私程度にはチンプンカンプンの部分が多いのですが、
       猫のピピンちゃんや、工作、そして時にはついて行ける記事もありまして、はは、
       今回は何が出るかな?とそっと覗きに行くという魅力が・・。

       皆さん、どうぞご訪問下さい!!

       
       で、クリスマス・お正月休暇中の取り過ぎたカロリー消化の為にも、しっかり、
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by italiashiho2 | 2011-01-03 00:18 | ・我が町コネリアーノ | Comments(4)