イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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カテゴリ:・ヨーロッパ( 14 )


2015年 12月 23日

   ・・・ インスブルックの街訪問 チェントロ その1 ・・・

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       クリスマスももうすぐ、そして年の瀬、お正月と
       皆様にはお忙しい事と存じます

       こちらは特別の事は何もせずの一人暮らしですので、
       皆さんよりは気楽ではありますが、
       ただやはりクリスマスとなるとちょっと特別で、
       会食の予定が幾つかありますので、お腹ごなしも考えませんと・・。

       と、カレンダーを睨みながらブログの予定も考えまして、
       やはり年内にインスブルックは終わりにしたい、
       ではどうするか、どこを抜かすか、となると難しく・・、
       で、今回を頑張って2回分に分ける事にいたしますね。

       と言うのも、やはりインスブルックは美しい街だったと思うのです。
       アルプスの山を背後に、建物も重厚で美しく、
       そして建物の色がいわゆるパステル・カラーで目に優しく、
       古い中世風も、逆に近代的な物もその中にあって趣を醸し、
       如何にも繁栄している街らしい賑わいや活気も感じられました。

       という事で、中心街の賑わい、美しさ、歴史などなど
       shinkaiが見た物だけでも纏めて見て頂きたいと思いますので、
       写真が多く長くなりますが、難しい事はなしで、はは、
       年末間近の一時をごゆっくりどうぞ!


       トップは、ガイドさんに連れられてあっちにこっちに、
       街の中心の通り、マリーア・テレーザ通り



       そして同じ通りの反対向き、夜の写真を見て頂いた凱旋門
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       ちょっと通りを入り込んだ所に見えた古い建物
       壁の装飾がレトロの趣きで、一番上の階の天井が低そうなのも、
       如何にも西洋風ですよね?
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       ネオクラシック風と言うのか、重厚でしょう?
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       かと思うと、こんなモダンな建物に、ピッツァ&パスタとあり、
       ははは、こういうのは若い人向けなんだろうか?
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       オーストリアの偉大な女帝の名を冠したマリーア・テレーザ通りは、
       旧市街に近く幅が広く、そして車通行禁止だったと。
       そしてクラシックなイメージの、大きく重厚な建物
       店が立ち並びます。
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       店のショウ・ウインドウも、クリスマス・カラーと飾りつけ、
       そしてどこかやはりティロル風
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       通りの真ん中に立つ塔、聖アンナの円柱と呼ばれ、1703年の対バイエルンと
       フランスとの戦勝を記念して1706年に建てられたものと。
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       ですが、名前の由来の聖アンナは、戦勝の日の守護聖人だったとの事で、
       塔の上にいるのは聖母で、聖アンナは他の守護聖人と共に基礎部に。
       今見える姿は背中側。 



       何よりもこの通りの美しさ素晴らしさは、このアルプスの眺め!
       常に山に向い、四季折々に対面する美しさには敵うものが無いですよね。
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       インスブルック・Innsbruckの街は海抜574mに位置し、
       もっと高いのかと思っていましたが・・! で人口は12万7千人ほど。

       インスブルックという街の名は、イン河にかかる橋、という意味だそうで、
       街の名が歴史に登場するのは1138年。現在「古い地区」と呼ばれる一帯が、
       Witen修道院から伯爵Andechsに贈られたというもので、
       1187年にはインスブルックと呼ばれる新しい、として登場。

       その後変遷を経て1363年にハプスブルグ家の元に入り、
       1420年にはティロルの首都となり、マッシミリアーノ1世・MassimilianoI
       の公的な居住地ともなり、14世紀から17世紀にかけ大きな繁栄を迎え、
       という事ですが、

       我々には1964年、1976年と2度の冬季オリンピック開催地としても
       記憶に新しいですよね。


     

       ガイドさんはオーストリア人でイタリア語を話す方だったのですが、
       自分でも「少しイタリア語が錆び付いていて・・」と言われた通り、
       とても話し難そうで、すぐに「ああ・・、ええ・・、」とつかえ、

       そればかりでなく、通りの店の紹介をずっと続け・・!!
       皆が草臥れて「店ばっかり・・!」とぶつぶつ言い始め、
       おまけになかなか先に進まないばかりか、
       自分が持っているガイドブックを売り始めたりして・・!

       ちょうどこの教会の前だったので、なかなか美しい教会でもあり、
       写真を撮りつつ待ったのですが、
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     ◆ 追記 ◆
       クリスさんがこの教会の名を教えて下さいました。
       シュピタールキルヒ(Spitalskirche)というそう。
       教会病院、と言う意味で、元あった病院の跡地に建てられたから、
       という意味だと教えて頂きました。

       中世の病院に付いて関心のある方、クリスさんのコメントをどうぞ!
       この土地にあった病院の様子から、あれこれ詳細に書いて下さいました。



       余りにも待たされ続けたので、遂に何人もが教会の中の見学に入り
       ははは、ね、中もなかなか素晴らしいでしょう?!
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       皆がイヤホン式のガイドを耳にしていたのですが、
       そのうちに一人が、先に進んでいるよ、と呼びに来てくれ、ははは。




       そうなると、余りガイドさんの話を聞かなくなり、へへへ、
       山を眺め、通りの向こうの建物を眺め・・
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       「シャネルのN.5」なんぞと言う大クラシックが並んでいるのを見つけ、
       どこかこの街に相応しい気がして撮ったのですが、
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       クリスマス前のTVのコマーシャルにも復活しているのを見ましたので、
       シャネル全体の商対策だったのかも。




       さて通りの奥に「金の屋根」の見える所まで来まして
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       街の中心部の地図をどうぞ
       左上部のイン河の右、黄色く囲まれた一帯が最初に町が出来た
       旧市街ですが、
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       Golgenes Dacelという赤い印が、「金の屋根」の位置で、
       その上、十字の印があるDom St. Jakob・サン・ジャコモ聖堂
       その下 Hofburg・王宮
       その斜め下 Hofkirche(王室教会)の隣に白い印を付けた所が
       現在博物館で、マッシミリアーノ1世の墓所を見学した所。
       



       左に折れ、如何にも中世の古い小路、という感じの通りを行き、
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       小さな画廊というのか、ショウウィンドウに展示されている
       如何にもアルプス、という感じの絵を見ていて、
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       左の中ほどの絵を発見!
       わぉ~、風邪ひかんのかなぁ、というshinkaiに、
       隣にいた仲間の男性が、毛皮があるから大丈夫だろ、と。ははは。
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       ちょっとした広場に出て、向こうの建物の窓一つ一つに
       全部番号が付いてプレゼントがぶら下がっているのです。
       こういうの、アドベント・カレンダー式というのかな?
       如何にも12月!という雰囲気ですよね。
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       細い小路が続き、低い軒に見える古い天使像と、聖母像
       如何にも稚拙な荒削りが素朴で良い感じ。
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       こちらはアルプスの山に、ガォ~という感じのライオン君
       何屋さんだったっけ?
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       ビールにワインに
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       薄い木の板の繊細な彫りもの
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       赤い色のリース集合
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       クリムトの絵が付いたカップが良いねぇ、と撮った写真なのですが、
       よく見ると、茶筒の入れ物に、抹茶の容器、茶筅まで!
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       小路を辿り、イン河沿いの道まで出て
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       橋や川向こうの建物を見ながら、そういえば26年前に来た時、
       この橋の上で、市民マラソンを見たっけ、と思い出し・・!
       確か川向こうのマリアフィルフェ通り・Mariahilfeにも行ったよね。
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       古い地区を振り返り。 
       左側の如何にも元要塞、という感じの建物は、
       オットーブルグ・Ottoburgと言うようですが、
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       その足元にあるこの人物像、何者かとガイドに聞きましたら、
       ティロルの英雄と教えてくれましたが、何をした英雄なのかは・・!
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     ◆ 追記 ◆
       この英雄の名と、何をしたかも、クリスさんが教えて下さいました。
       名はアンドレアスホーファー・Andreas-Hofer (1767-1810)で、
       ナポレオンがオーストリアに侵攻してハプスブルグ家が屈服した時、
       農民軍を率いて抵抗したのだそう。
       左の帽子を被り銃を持ったのが彼で、フランス軍の接近の知らせを
       聞いている姿なんだそう。
       詳しくは、コメント欄でもどうぞ。
       
       クリスさん、いつも有難うございます!!



       また旧市街の中心に向って引き返しますが、
       上の写真でも見えたこの建物(正面とも)は、かっての税関で、
       インスブルックの町に着いた荷は、ここに1晩置く事が
       義務付けられていたのだそう。
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       建物の装飾はすべてフレスコ画で描いたもので、
       かってもそうだったのか、それらしく描いたものなのか・・。

       現在この建物の1階は、レストランになっておりましたが、
       上階はホテルかな?




       道脇の建物の下は、どちらもポルティチと言うか、
       アーケード式になっていて、そうですよね、雪国ですものね。
       軒が低いのが、如何にも歴史が古い町の感じ。
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       と言う所でページの一番下の、 ・・ インスブルックの街 その2》をクリックし、
       その2に飛んで下さいね。
      
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     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、 ポルトガルの海 途中経過と、描き始め1枚  クリスマス近く を
       アップしています。
       見てやってくださ~い!    


     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     




       


by italiashiho2 | 2015-12-23 01:57 | ・ヨーロッパ | Comments(9)
2015年 12月 23日

   ・・・ インスブルックの街 その2 金の屋根、聖堂、博物館 ・・・


       引き続き、有難うございます!
       インスブルックの街、旧市街訪問を続けます。

       煌びやかな店の看板が目を引きますが
       これは左に大きな葡萄を担いだ男2人が見えるので、
       酒屋かな? それとも醸造所だった?
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       さてさて、インスブルックの街のシンボルの一つと言える
       「金の屋根」ですが、こんな風に建物から飛び出したテラスで、
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       斜め向かい角には、こんなロココ式の凝った装飾の家
       Helblinghaus・ヘルブリング邸、一般市民の住居だったというのがあり、
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       正面側に回ると、この豪華さ!
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       ちょうどこの邸宅と金の屋根の前が広場になっていて
       大きなクリスマス・ツリーと、屋台店が立ち並び、大賑わい!!

       その屋台店の並んだ間の上に上れる様になっていまして、
       上からの眺めはこんな風。 
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       背後の建物はNeur Hof・チロル伯爵の邸宅として
       1420年頃に建てられたもので、それにマッシミリアーノ1世が
       1500年の記念祭用にと、1494~96年に取り付けさせた物と。

       「金の屋根」と呼ばれる由来は、金を焼き付けた2657枚の
       鱗型の銅の屋根板から来ていて、
       ご覧のように2層になっています。    




       上階には、奥の壁にフレスコ画で、マッシミリアーノ1世と2人の奥方、
       最初の妻マリーア・ディ・ボルゴーニャ(ブルターニュ)・Maria di Borgogna
       と、再婚の妻ビアンカ・マリーア・スフォルツァ・Bianca Maria Sforza
       と、どちらがどの方かshinkaiには分りかねますが、
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       マッシミリアーノの宮廷生活を描いた、という事から想像を逞しくし、
       最初の結婚は幸せで上手く行き彼は2人の子を得ており、
       2度目の妻とは上手く行かず、子供も無かった、というので、

       左側のお付女官や書記官、吟遊詩人も混じっての賑やかなのが最初の結婚生活、
       右側の鷲鼻の横顔の彼と女性一人のが、ビアンカ・マリーアと想像を。
       
       その下の木彫彩色部には、踊っている兵士達と、真ん中はやはり
       マッシミリアーノの姿、そして2人の妻、の場面ですね。


       蛇足ながら、2度目の妻ビアンカ・マリーア・スフォルツァというのは、
       暗殺されたミラノ公ガレアッツォ・マリーア・スフォルツァの娘で、
       ルドヴィーコ・イル・モーロの姪で、

       22歳でミラノでの盛大な結婚式の後インスブルックに。
       大勢の侍女やお付き次官たちを引き連れての行程に、ひょっとして
       レオナルド・ダ・ヴィンチも混じっていたのかも・・。

       というのも、最近になって彼の作かどうかと云われていた肖像画が
       真筆であると発表されたのを、皆さんも覚えておいででしょうか。
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       最初の妻にも劣らず美しく彼よりずっと若い妻だったのですが、
       マッシミリアーノはまったく彼女に愛を感じることなく、
       2人の間は冷たいままで、彼女はティロルの山の城で一人寂しく過ごし、
       晩年は神経性の食欲不振に陥り、38歳の若い死、衰弱死だったと。


       肝心のマッシミリアーノ1世、神聖ローマ皇帝にして、
       ハプスブルグ家の隆盛の基となった彼に付いては、
       最後に彼の廟を見ましたので、その時のご説明にしますね。       




       下の部分は、真ん中に窓と、両脇にフレスコ画で旗手の姿が描かれ
       下に並ぶ紋章は、オーストリアとティロルの物と。
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       で、バルコニーの軒下の部分には

    
       こんな風に、男達が格子の角にうずくまり
       うXちをしたり、おしXこをしたりなんですねぇ、ははは。
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       この周辺は、まさに古い町の歴史がそのまま残り
       古い頑丈な飛び出した壁の角があったり、物見かな?
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       この古い扉! 扉の右下の石だけ、すり減っているのにご注目を!
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       今回この古い地区を見てとても気に入ったのは
       パステル・カラーで美しく補修されているのですが、
       こういった古いものがきちんと使われ、残されている事でした。
       新しくモダンな新市街も広がる中心に、こういう一廓があるというのは、
       自分達の町を誇りに思い、護って行く意志があるからですよね。
       内側は出来る限り快適に改装しているのでしょうが、
       重厚な歴史感を感じ、大変に心地良かったです!




       狭い道を北に抜けていくと、サン・ジャコモ聖堂・Dom zu St. Jakoがあり、
       現在のは1717~1724に建設されたもので、
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       内部のその絢爛豪華なバロック様式に見とれました!
       はぁ、趣味ではないのですが、余りにも素晴らしく美しいと、ははは、
       やはり凄いなぁ!と見蕩れますです。
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       良く見えませんが、上の写真の祭壇画の中央に切り抜いたように
       別の聖母子像がはめ込まれているのが分りますか?
       あれはルーカス・クラナッハの聖母子像なのだそう。




       内陣の左右に、こんな風に御臨席があり
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       金色の双頭の鷲が王冠を持ち、両足に剣を構えているので、
       あれま、尻尾で立っているの?と笑えるshinkai、ははは。




       こちらは左側の翼部分にあったマッシミリアーノ3世の廟、17世紀。
       近くの王室教会にあるマッシミリアーノ1世の廟に憧れて、と
       ガイドさんの説明にあったような・・。
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       内部の柱装飾も、誠に優雅で煌びやか!
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       入り口の上にあったオルガン
       オルガン本体は20世紀の末に作られたのだそうですが、
       18世紀初期のこの見事な箱の中に納められたのだそう。
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       青緑の色も美しく、こういうのを見ると、わぁ~おと声が出ますです。




       ついでに、王宮見学も
       ですが、もう朝の9時から始まった見学でいい加減草臥れ、
       12時頃のこの時は、もういいよぉ、という感じで、ははは、
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       おまけに内部の写真禁止というので、広い舞踏室や、
       様々の部屋を通り抜けただけで・・!



       これは入り口にあった、展示案内の横幕
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       ガイドさんの言うには、この絵は日本人画家が描かれたのだそうで、
       私は好きじゃない、との事。
       でもこれは画家の趣味ではなく、注文主の注文ですからね、へっへっへっ。




       2階の廊下からの眺めを1枚
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       大きな舞踏室には、偉大なるオーストリア女帝マリーア・テレーザの
       17人だったかの子供達の肖像画が並び、
       その中には、マリー・アントワネットの肖像もありましたっけ。




       最後に見物したのが、ここ宮廷教会の隣にあった、
       現ティロル民族博物館
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       内部の、多分教会付属修道院の中庭で、
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       ここで見たのは、マッシミリアーノ1世の記念墓所、廟
       彼の遺体はここには無く、というのも、戦争に明け暮れした彼の
       町への借金不払いが余りにも多く、滞在を拒否されており、
       こういう当時からの市民勢力の強さを知ると、うふうふしますが、
       せっかく愛する町に眠りたいという彼の墓所準備もむなしく、
       ウィーナー・ノイシュタット、ウィーンの南に墓所があるそう。
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       この紋章の数々!  細部の細工の細やかさ!
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       マッシミリアーノ1世(1459-1519)オーストリア大公、神聖ローマ皇帝、
       ハプスブルグ家の隆盛の基を築いた人物でもあり、
       武勇に優れ、芸術を愛し、10ヶ国語を話し・・、まさに王となる為に
       生まれたかの様な人物でして、ちょっとあれこれ読んだ位では
       到底その人物を詳しくご紹介するまでには至りませんで。

       ですが、ハプスブルグ家の家訓は、婚姻により領土を増やす事にあったそうで、
       まさに自身もブルゴーニュ家の一人娘と結婚し、ネーデルランドも獲得、
       子供達もスペインのカスティーリア-アラゴン家と結婚させ、 
       孫に当るカルロス1世は、スペイン王、神聖ローマ皇帝となった人物、
       という様に、隆盛を招いた人物だったのですね。

       ヨーロッパの王室の関係の複雑さはまさにまさにで、
       今回もあれこれ読み出すと、ちょっぴり名を知っている人々に芋づる式に
       ずるずると繋がり、興味が尽きませんでしたぁ。




       中の棺の浮き彫り、マッシミリアーノの生涯を語る1枚。
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       で、この棺を挟んで左右両脇に黒いブロンズ像が全部で28体
       彼の生涯に影響、関連した人物像が、葬列に参加という様子で並びます。
       等身大以上の大きさで、黒いので、かなりの迫力!
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       祭壇側はこんな様子で
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       前側から見ると、棺の上にマッシミリアーノが祭壇に向き
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       左側上部に女性達の像もあり、自身の2人の妻や、息子の妻も。
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       足元には名が刻まれていたのですが、到底確かめておりませんで、
       どれがどなたか判別できませんが、




       こんな風に衣服の描写も凄く手の込んだもので
       でもブロンズ像で黒となると、やはりいかつい感じですねぇ。
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       祭壇手前左右に2体ずつあったのですが、これは左側で、
       どなたかな?
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       それがです、写真を撮っていると、ヴァレーリアが近寄ってきて、
       大変失礼な事に、ははは、


       撫でると運が付くのよ!といいつつ、するっと撫でまして、
       ほらね、かなりもう既に光っているでしょう?!
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       ヴァレーリアは大体ちょっと変わった女性なのですが、
       こっちに来て、といいつつ入り口近い左側の像の前に連れて行き、
       ほら!と、このピカピカを見せ
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       マッシミリアーノ1世の息子「美男フィリップ」像だと言い、
       「運が来る」と念入りに撫で回し、横にいた仲間の男性2人も大笑い!!
       shinkai? 撫でませんよぉ、そんなものぉ!!




       で、お笑いはもう一つ、彼女が撫でたのはお目当ての像ではなく、
       こちらが肝心の「美男フィリップ」王なのでしたぁ!! きゃはは。
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       最後に不謹慎な教会内事件でしたが、ははは、
       漸くにガイドさんから解放され、お昼を食べ、買い物をし、
       
       早くも日が傾きかける冬の午後、
       インスブルックの街に別れを告げ、戻り道を辿ったのでした。
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       長いご案内にお付き合いいただきまして
       有難うございました!
       お楽しみいただけましたように!!


       最後におまけの、クリスマス・カードを。

       皆様、ブオン・ニャターレ!!
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       良いクリスマスをお迎え下さいね


     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、 ポルトガルの海 途中経過と、描き始め1枚  クリスマス近く を
       アップしています。
       見てやってくださ~い!    


     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     
   



      


by italiashiho2 | 2015-12-23 01:24 | ・ヨーロッパ | Comments(0)
2015年 12月 18日

   ・・・ スワロフスキーの、クリスタル・ワールド訪問 ・・・

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       インスブルック訪問初日の午後、近郊ヴァッテンス・Wattensにある
       クリスタル・ガラスの装飾品で名高いスワロフスキー・Swarovski
       工場脇にある展示館とショップ、「クリスタル・ワールド」に行きました。

       今では大概の街にスワロフスキーの店があり、珍しくない品となりましたが、
       shinkaiには未だまるで縁のない品々でして・・!
       もし一人でインスブルックに行ったとしたら
       到底見物に出かけては行かないと思いますが、ははは、
       クリスマス・シーズンの皆との観光旅行ですから、これも日程にあり、
       ブログに載せよう!と思い、マメに撮ってまいりましたぁ。

       キラキラ輝くクリスタル・ガラスの、これでもかぁ!というほどの
       様々な展示を、どうぞご覧くださいね!
       光りと色と、煌きの異次元の世界で~す

   
       上の写真は、インスブルックの街からイン河を渡って郊外に
   


       グーグルの地図検索では、インスブルックからヴァッテンスまで
       東に17,3km 車で19分と出ましたが、

       工場前に到着。 shinkaiのいる位置の左手に、
       「クリスタル・ワールド」入館の切符売り場。 
       1人17エウロ! だってと見て来た1人が報告、高い!! ははは。
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       入り口前にはバス停があり、時刻表も出ていましたから、
       インスブルックの駅辺りからも、勿論来れるのでしょうね。



       横にあった YES TO ALL 。 さよかぁ。
       うん、これもクリスタルなんだぁ!
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       白く輝く背後の山と、クリスマスの星
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       展示館の外に庭園があり、そこにたなびく雲も、キラキラと
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       巨人の顔を模した小山と、口から流れる滝、光る目鼻立ち。
       この小池がスケート・リンクになる写真もありましたっけ。
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       展示館入り口は、この巨人の左下に




       最初に入った部屋で、イタリア人のガイドさんが出て来て説明を。
       見える壁は、クリスタルの壁としては世界一大きいのだそうで、
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       肉眼で見ていたときは白かった壁ですが、
       写真を撮るとこんな風に赤紫色に写りまして・・!
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       とにかく大小様々、各種のクリスタル・ガラスがびっしり詰まり・・。




       部屋の中のあちこちに、サルヴァトール・ダリの「垂れ下がった時計」とか
       あれこれ名画模写というのか、クリスタルを使って再現してあり、

       これは誰のだったかな、馬はともかく、馬具がキンキラなのでしたぁ!
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       こちらはニキ・ド・サンファールの作品模写
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       これは、作られたクリスタル・ガラスとしては世界一大きいのだそうで、
       直径40cm、31万カラット、62kg、100カット面、
       1995年のスワロフスキー創業100年を記念してのものだそう。
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       今見ているこの「クリスタル・ワールド」も、ボヘミア出身の一家が
       インスブルックに創業しての100年を記念して開館されたのだそうで、
       ここには毎年何百万もの訪問者があるのだそう!

       スワロフスキーのクリスタル、というのは、
       普通のクリスタル・ガラスよりも鉛の含有量が高く、
       それによって虹色に光るのだそうで、
       表面加工の特殊技術も付加し、人気があるようですね。
       



       大きな塊の横にあったこちらは、これも100年記念に作られた
       今まで作られた事のなかった一番小さなクリスタル!
       一粒が0,7mmの大きさながら、17のカット面を持つのだそう。
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       何にでも「世界一」という言葉が付いてまわり、
       どことなく大袈裟な、それでしか価値が無いような感じも受けますが、
       過ぎたるは及ばざるが如し、という観念はここには無いのかも・・!



       この部屋以外はガイドがなく、自由に見て回れます。
       一つ一つの部屋が区切られ、ドッシリとした黒い垂れ布を潜り
       次の部屋に進みます。

       色々な作家、アーチストによっての作品が展示されているのですが、
       ここではクリスタル・ガラスに関連した物だけに絞りました。


       これは丸天井のように囲まれた部屋の中で、照明による色の変化
       面の角度によって映る物が変わり
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       クリスマス・ツリーがくるくると回り、光りを投射
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       これは特別に色も変わらなかったのですが、
       作品群の中ではちょっと幾何学的で面白く・・
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       どっしりと垂れ下がる量感と、ガラス面への反射の面白さと
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       長~~く滝のように流れる、形様々なクリスタル・ガラス
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       モダンな様でもあり、またレトロの印象もあり
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       ちょっと異種なイメージで、新鮮。
       どこか昆虫を思い出したり・・、はは。
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       展示室の一つ。 壁の物はカットの仕方のようですが、
       手前の棒状の物は、やはり輝きが少ないですね。
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       工場入り口にあった表示「Yes to all」のごとく、
       とにかくなんにでもかんにでも、クリスタル・グラスを使いましたぁ!
       という印象の展示館で、お祭りのびっくり展示館みたいなもんだなぁ、と
       言う印象を受けつつ見て回ったのですが、ははは、

       暗~~い部屋を次々見て行き、突然子供部屋の様な明るい部屋に!
       世界各地の有名な建物が点在し、その間をときどき列車が走る
       という設定なんですがぁぁ、
       周りを取り囲むロープの支え棒の頭には、写真左より一番手前、
       なんと、金どくろが付いており! これぞまさにキッチュ!!
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       ヴィデオの部屋では、キンキラの凄い衣装のソプラノが歌っており、
       ・・歌手の名と歌の名が出てこないぃぃ・・・。
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       森の中の小道を行くような部屋もあり、
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       タジ・マハール、ピラミッド、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルなど
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       面白かったのは、一番真ん中の底に映像が映っていて、
       ピラミッドの底では探検者がミイラに襲われていたり、
       エンパイア・ステートの天辺には、ゴリラと美女がいたり、
       こういうのもちょっぴりの風刺を効かせ。




       奥の球体と流れる線の色が変わり、部屋を囲む鏡の効果により、
       球が幾つにも見える騙し絵効果。
       球も、実際は半球位なのでしたぁ。
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       アーチスト達の展示室が終わり、スワロフスキー創業者達の写真や
       いわば歴史のひとコマみたいな作品群なのでしょう、それらが並び、
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       左は、シンプルで美しいと思ったネックレス。 
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       ガラスの靴、いや、クリスタル・ガラスの靴もあり、ははは、
       これはここには絶対無いと不思議よね、うん。 
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       これらのバッグは、レトロっぽくてなかなか良いなぁ、と。
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       展示室が終わり、ショップになる間にトイレがあり
       これは、オッ!と思った流し。
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       分ります? 丸い洗面台がなく、傾斜している薄緑色の平面!
       大丈夫、こちら側に流れることなく、ちゃんと隙間にね。

       でもね、日本では成田空港、松本市内の公衆トイレにまであった、
       ウォッシュレットではありませんでしたぁ、ははは。
      



       ここはショップの入り口で、ず~~~とこの何倍も店が続くのですね。
       お土産用の小物から、全身キラキラの馬や豹まで、これが素敵だった!
       大きな物から小さな物まで、みんなスワロフスキーのクリスタル、ははは。
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       仲間の話では、何年も前に来た時は店もずっと小さかったのだそうで、
       儲かるんだねぇ!と頷きあったことでした。
       
       お土産用の一番安い品は、黒い鉛筆の頭にクリスタルが一つ付いて、3,5エウロ。
       横に一列に5つ(3つ?)並ぶと5エウロの小品でしたが、
       shinkaiは同じ値段のもっと可愛い小豚ちゃんを見つけたもんね、ははは。




       見るものもさっと見、買ってしまうと集合時間までが暇で、
       ショップ内を歩いている天使嬢も撮らせて貰い、
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       予定よりも1時間早く皆が帰ることに同意し、はは、
       漸くに表に出てくると、
       光の垣根と奥にたなびく雲、そして遠くの山
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       出口近くに、ローマ遺跡の発掘場所が床のガラス板から覗けたり、
       こんなアラバスターの鉢や壷の展示がありました。
       うん、shinkaiにはこっちの方がなんぼか良いなぁ、美しいなぁ!!
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       という、クリスタル・グラスのスワロフスキー展示館訪問でしたぁ
       光りと色、そして煌きの世界、お楽しみ頂けたでしょうか?

       皆さん、クリスマスには、スワロフスキーのアクセサリーで、
       キラキラとお出かけなのでしょうね。
       クリスマスなら、それも素敵ですよねぇ!
       

     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、 オリアーノ村の夕暮れ 途中経過 と 村の教会 を
       アップしています。
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     *****        
       
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by italiashiho2 | 2015-12-18 00:11 | ・ヨーロッパ | Comments(4)
2015年 12月 13日

・・・ インスブルックで食べた物 と クリスマス市をちょっぴり ・・・

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       先回に続き、今日はインスブルックで食べたあれこれと、
       クリスマス市と、夜の通りの賑わいをちょっぴりご覧下さいね。

       インスブルックの街に到着し、最初にバスから降ろされた場所が
       ちょうどこのクリスマス市の前で、皆がお昼を食べに解散し、
       さて何を食べようかという事になると、
       まだ街の感覚もつかめず、何がどこで食べれるかも分らず、
       集合時間の制限もありで、


       ですが、上の写真を撮っている位置の裏の内庭に、店が立ち並び、
       そこで目ざとくshinkaiが見つけたのは、


       じゃ~ん、Sunriseという中華料理店!
       インスブルックに来て、土地の料理を食べずに中華?!という
       ルイーザ-Luisaを、もう何年も食べていないんだからぁ!(大嘘)と説き伏せ、
       ははは、店に入りました。

       イタリアで見る中華料理店とはちょっと趣が違い、インテリアが上品!
       ロココ調の中華料理店、というイメージで、ははは、
       メニューがドイツ語で、下に小さく英語で書いてあり、
       何とかビールと料理を注文し、
       まず届いたのは真ん中に見えるこれ、お皿暖め器!!
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       そして注文した品、海老焼き飯と海老焼きソバ!
       かなりな量で、わぁお、これ全部食べれるの?!という感じでしたが、
       味がとても素直な美味しさで、海老もプックリのがたっぷり!
       2人であっちこっちと取り皿に取り、結局平らげましたぁ。
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       お皿の脇に、花と豚ちゃんをかたどった野菜が乗っていて、
       そういえばこういうのも久しく見なかったっけ、と。




       さて満腹した所で、すぐ前のクリスマス市に戻ります
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       入ってすぐにスワロフスキーの店
       午後の集合の後はズヴァロヴスキ(イタリア語の発音はこうなんです)の
       展示館見物があるので通り過ぎ、
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       平日の昼間とあってもかなりの人で賑わい
       食べ物、飲み物の店もたくさんあるので、立ち食いの人も多く、
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       チラッと横目で、またはまじまじと見つめる食品の大きな事!
       ビスケットにチョコレートをかけたものでも、いつもの倍以上の大きさだし、
       ピッツァと書いてある屋台から漂う匂いは、いつものピッツァの
       香ばしい匂いとは違い、何かいろいろな肉の匂いが混じっているような・・!

       ルイーザがカフェを飲みたがっても、カフェはなし!
       すべてヴィン・ブルレとか、アルコール類のみで、
       カフェはただ1軒の屋台が、ちょこっと端でやっておりました。

       うん、ブレンナー峠を越えて来ただけで、こんなにも食べるものが違う!
       食べ物の匂いも違う!!  大きさが違う!!!




       ひっくり返すと雪が降る、こういう円球のスーヴェニール
       イタリア各地のお土産で見ますが、クリスマス仕様のは初めて!
       可愛いので、一番小さなのを一つ買いましたぁ。
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       メリーゴランドも動いていましたが、女の子が一人だけ!
       手前右に見える絵が、どことなくドイツ印象派的でしょう?!
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       メリーゴランドに乗っていた、金髪の女の子の髪が逆光に光り・・!
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       店の屋台がたくさん出ているのと、余りにもたくさんの品で
       写真を撮りきれないのです、目移りがしすぎて、ははは。
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       店の人々は大体片言のイタリア語も喋り、何とか通じます
       これは、毛皮のすべらかさ、柔らかさにほう~っと触りつつ、
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       端っこにあった子供用の靴。 この夏新しい孫が出来たルイーザは、
       4ヵ月半の孫用に一つ買い求め!
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       こういう屋台店ではカードを使えませんので、
       あれこれと買い込んだルイーザは、翌日の午後には現金が不足し、
       遂に「金の屋根」の近くにあった現金引き下ろし器のお世話に、ははは。

       毛皮のコートには縁の無いshinkaiですが、
       ルイーザと覗いたインテリア用品店で、遂に毛皮で包んだクッションを!
       白と薄いベージュの混じった毛皮で、何の毛皮かを片言のイタリア語と
       英語でさんざやりあった挙句、リンチェ・山猫のと分り、
       色も良かったので、グレイの狐の誘惑に勝ち、一つ持ち帰りましたぁ!
       今ソファーの片隅にあり、猫ちゃんを思い出し、さすっています・・。

       毛皮反対のジュリアーナには内緒ね、とルイーザに口止めしていますが、
       ははは、クリスマスには我が家に来る予定なので・・、へへへ。




       メルカートの向こうに見える家並みと北の山並み
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       そろそろ集合時間となり出てきましたら、
       アルプスの動物達の絵の付いたバスが通りかかり、
       右から2番目に大山猫ちゃんも!
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       同じ位置の屋台店の夜の写真が見つかりましたので、
       サイトから拝借。 夜のほうが雰囲気が増しますね。
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       インスブルックの中心街の地図をどうぞ
       一番左の中ほどの P が、このクリスマス市の開かれていた場所で、
       そこから斜め右上辺り、ぐるっと黄色く囲まれた一帯が旧市街
       残る位置。 ここはまた改めてご案内しますね。
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       我らのホテルは、下寄りの真ん中Hotelと書き込み囲んだ所にあり、
       「金の屋根」まで歩いて10分もかからない場所。
       最初はまったく土地勘がなかったのですが、
       翌朝一人で歩いた事もあり、地図を眺めて納得できました。




       夕ご飯の前に1時間ちょっとの時間があり、同室のアンナマリーアと
       街をちょっと歩きました
       アンナマリーアは大変な勉強家で好奇心旺盛、良く識り良く喋り!

       そういうのと同行するのは楽しいですが、写真を撮るチャンスを逸します!!
       おまけに今回はコンパクト・デジで・・、ご容赦。

       街の一番の大通りマリア・テレーザ通りに出て、
       木々がイルミネーションされていてとても綺麗な、通りのあっちと、
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       こちら側の奥に、凱旋門が見えたので傍まで行きまして、
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       1765年オーストリアのレオポルドとスペインのマリア・ルイーザとの
       結婚記念に造られた凱旋門だと言うのですが、
       結婚式のために一家がインスブルックに滞在していた折に、
       父親である皇帝フランチェスコ・ディ・ロレーナ、
       オーストリアの大女帝マリア・テレーザの夫が突然に亡くなり、

       凱旋門は記念碑的に南側には結婚の喜びを、
       北側の面には悲しみの、喪に服す女性像と。

       2人で両面を見たのですが、ラテン語で書かれている
       略された言葉の意味が、さすがのアンナマリーアにも良く分らず・・!




       サイトで見つけた上空からの写真をどうぞ
       ここから右に向けての道が、街の中心のマリーア・テレーザ通りで、
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       最初のshinkaiの夜の写真同様、マリーア・テレーザ通り。
       車通行禁止の広い通りで、様々な屋台が出ていて
       木々のイルミネーションも美しい通りでした。
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       これは凱旋門のすぐ傍らの通りに見かけた十字架像
       山の方に行くと良く見かける形なのですが、
       きっとずっと長い歴史を経て、今街のど真ん中に!
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       イタリアの生ハム屋さんだよ、と気が付いて覗き込み
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       横の通りには、ラッパを吹く天使像が空を舞い
       街の中をトラムが走っているのですね、線路が光ります。
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       この写真もサイトから。
       屋台の形、イルミネーションの形も皆見たのと同じなので
       毎年同じ物を使っている、つまり頑丈な物を作って長く使っている様で・・。
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       一軒湯気の立つのを覗き込みましたら、ソーセージ店でして、
       昼間も見たのですが、太い大きなのを大きなパンに挟んでいたり・・!
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       マリア・テレーザ通りを奥の方にまで進み、横道を覗きましたら、
       ああ、あの奥に「金の屋根」があるんだね、と分かり、
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       そろそろ夕食の時間が近いので、ホテルに戻ります。




       もう一つ交差する通りのイルミネーション
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       さて、ホテルの夕ご飯
       アンティパストに出て来たのは、マリネの野菜、きゅうりのピクルス、
       小タマネギ、インゲンなどと生ハム。
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       ヴェジェタリアンだから、肉じゃないのをと頼み、
       トマト・スープで良いか?と、皆が食べ終わるほどにも待たされて、
       でも暖かいし、美味しかった!
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       トマト・スープと聞いたルイーザも同じのをと頼み、
       熱いスープにパンをちぎって入れ食べました。
       ねぇ、冬の夜には、冷たいマリネの野菜なんぞ欲しくないよね。




       次に出てきたのが、豚肉のステーキと、ジャガイモの薄切りを
       型に入れて焼いた物、そして野菜炒め
       豚肉のステーキの上に乗っているのは、香草入りバター。
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       ヴェジェタリアン!とまたまたお願いし、待って、漸く持って来てくれたのは、
       肉の代わりにジャガイモの塊が3つ!!
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       きゃはは、いくらなんでも3つは多いよ、と同席のバスの運転手君に
       一つ手助けを頼み。

       でもね、これはジャガイモの固まりも、野菜炒めもさっぱり味で
       美味しかったです。 やはりバターが乗ってくるのね。

       イタリア国内グループ旅行では、いつもテーブルには赤と白のワインが
       先にちゃんとセットされていて、お代わりも勿論ね。
       ところがここではなんと水だけ置いてあって、
       いくらなんでも夕ご飯を水ではねと、皆でビールを頼み。
       う~ん、こういう所が断然違うのですよねぇ!
       食事の終わりごろに、ビール代を集めに来ましたっけ。

       それに一番大きな違いを感じたのが、カメリエーレ君達
       イタリアだと、バールでもレストランでも、カメリエーレにしろ、
       カメリエーラにしろ、台所からお皿を持ってお給仕に出て来て、
       戻り際には必ず周囲を見て、何か用がないかと気を配りますが

       ここではお皿を持ってくると一直線にその席に行き、
       余所見はしない、こちらで手を上げていても見向きもしない、
       声をかけてやっと止ってくれて注文を聞き、
       ついでに隣の席の人も注文をしようとすると、
       後で、と手を振り、さっさと行ってしまう・・。

       なんとまぁ愛想のない、そう、愛想がない、と言う言葉が
       ピッタリのカメリエーレ達なのでした!
       愛想がないカメリエーレなんて、まったく可愛くないですよぉ。
       イタリアに修行に行ったらぁ、ブレンナーを越えて、ははは。
       



       デザートは、パンナコッタ
       盛りが大きなのは、向かいの席のジュリアーナ・ミランが
       私のお皿にたっぷりと自分のを盛ってくれたのでした。
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       こんなレトロ感溢れるなかなかの食堂でして
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       こちらはホテルの入り口部分で、右手前奥にレセプション。
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       翌朝朝食後にちょっと街を歩いた時、ホテルの表を。
       この部分だけ改装されていて、
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       サイトで見つけたホテル、カフェ、レストラン全体の様子
       そう、歴史ありそうな大きな建物だったのですね。
       左側の真ん中辺りに、上の写真の入り口が。
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       使った部屋と印象が良く似ているのが見つかったので、ご説明を
       いつもならshinkaiはシングルの部屋を頼むのですが、
       今回は満員で部屋数が不足なので相部屋を、とツインだったのですね。

       部屋に入りましたら、こんな風にはベッドが並んでおりませんで
       部屋のあっちとこっちの壁に引っ付けてベッドがあり
       真ん中が非干渉地帯、ははは、なんとなく学生寮のイメージ。
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       で、掛け布団が本当にこんな風に三つ折で
       私達の場合は真ん中に横向きにポンと置いてあり、
       掛け布団の袋のみで、シーツは無し!
       大きな枕と、小さいクッションみたいなのが上に一つ。

       シンプルというかなんというか、尼さんの部屋はこんな感じかも、と
       言う感じでして、ははは、
       でも掛け布団、薄~い座布団位の厚さので十分に暖かく、
       部屋もしっかり暖まっておりましたし、寒がりのshinkaiでも大丈夫でした。

       いやぁ、イタリアのあちこちで安宿に泊まっておりますが、
       こういうシンプルさは初めてで、とても興味深かったです!

       ベッドが離れている事、掛け布団のことなどは、オーストリアや
       ドイツのホテルに泊まった事のある人は、こうなんだよ、というので、
       やはりお隣の国とはいえ、大いに習慣が違うのですねぇ!!




       ホテルのサイトで見つけて、大笑いした写真を1枚
       ここは4星ホテルでしたが、サウナとか温泉、トレーニング部分もある様で、
       その一枚に、奥にはサン・ジョルジョとジュウデッカ島と見られる
       ヴェネツィア風景が描かれ、手前には小型ゴンドラまでがね。
       そう、君知るや南の国、なのでしたぁ。
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       ホテル・セントラルのサイト
       http://www.central.co.at/




       さて翌朝の朝食ビュッフェ風にかなりの品数が並び
       shinkaiのお皿は、手前左に昨夜食べなかったマリネの野菜、
       そしてキュウリとトマト、ちょこっとチーズと、手前にバター。
       パンを少しと、左上にいり卵、チーズ一切れと、ブルーチーズ。
       左にフルーツと、右上は各自ジューサーをガーッと押さえつけて作る
       人参1本とリンゴ一つの生ジュース。
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       ハムやソーセージ類はたくさんの種類たっぷりで、
       勿論コーヒーに紅茶、シリアル類も。

       朝ご飯はこんな風にたくさん種類のあるのが嬉しいですねぇ!




       翌日は朝9時から12時半頃まで、ずっとガイドに連れられて
       街中を歩きながら観光が続き、やっと解放され3時半まで自由時間!
       
       前日食べたら美味しかった!という同じ店に連れて行ってもらい、

       皆が頼んだのは、クヌーデル・Knödelとスープ
       スープも美味しかったそうで、温まって冬には良いですよね。
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       shinkaiは、待ってましたとばかりに鱒の燻製とジャガイモ
       やはりバターが乗っていて、鱒の皮までしっかり食べれて美味しかったぁ!
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       我がグループのヘルガは魚が嫌い、匂いも嫌いというオーストリア女性で、
       一緒に出かけると魚が一切食べられないのですね。
       だから彼女が参加しなかった今回は、大手を振って魚喰いのshinkai、ははは。





       そしてデザートには、ストゥルーデル・strudelを。
       生クリームとカスタード・クリーム添えから選べ、shinkaiは生クリームを。
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       リンゴがしっとりと美味しく、生クリームたっぷりも嬉しく、
       という、食べ物のご報告でした。



     *****

       皆さん、こんにちは!
       いつもブログご訪問、有難うございます!

       実はこれを書いています12月12日は、私shinkaiメのお誕生日で、
       
       今朝は早々から友人達、息子達からお祝い電話も貰いましたが、
       朝一番のメールで届いた、絵の師でもあり友人でもある
       二木さんと奥さんの竹ちゃんからの、お祝いのカード
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       アイディアは2人の合作の様子ですが、竹ちゃんのイラストで、
       嬉しい傑作なので、皆さんにもご披露させて頂きますね。

       shinkaiが額に青筋を立て、口に筆まで咥え、ははは、
       必死にトスカーナ風景を描いている所を、猫が足跡をつけて横切り、
       尻尾をとっつかまえている所、ははは。

       上にある署名は、イタリア風にちゃんと IciroTacheco
       した芸の細かさを見せ、ははは、
       イタリア語ではKは使わず、Cで代用するのです。
       
       右にほんと余計な一言、 祝 せったんた!

       ははは、でもまぁ、せったんたでも良いよねぇ、
       元気で楽しく過ごしております、有難うございましたぁ!!

       皆様にも、これからも宜しくお願いいたしま~す!!



     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、 ヴェネツィアのブルー2枚、途中経過と描き出しと、 村の朝 を
       アップしています。
       見てやってくださ~い!    


     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     

         

       
       


by italiashiho2 | 2015-12-13 02:45 | ・ヨーロッパ | Comments(18)
2015年 12月 08日

・・・ ブレンナー峠を越えて、北の国、北の街インスブルックに ・・・

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       3日4日と北隣の国オーストリアはインスブルックの街に、
       街のクリスマス市と観光、スワロフスキーのクリスタル・ガラスの
       展示館見物にと行って来ました。

       クリスマス市も規模の大きな賑やかな物で楽しみ、
       26年ぶりかの街の古い地区も楽しく、
       またドイツ語圏とイタリアとの肌合いの違いも感じつつ、
       無事戻りました。

       今回は初めて越えたブレンナー峠の様子
       ティロルの冠雪した山々の美しさにも感嘆しましたので、
       それをまずご覧下さい!

       
       コネリアーノを7時15分頃に出発、まだ薄暗い道を行き、
       トップの写真は、漸くに山に朝日が当りだした頃



       朝日! 雲が厚くかかっていて、ちょうど8時過ぎ。
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       行程図をどうぞ
       コネリアーノの町からは北西に谷道を抜けて行き、
       トレント・Trentoから高速に入り、ボルツァーノ・Bolzanoを抜け
       一路北に。
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       ちょうど国境(黒い線)の辺りでブレンナー峠・Brennerを越え、
       インスブルックの街に。
       
       この地図では、青線、我々のバスが通った線に3時間53分という
       予想を与えていますが、これは乗用車の場合ですし、
       トレントから高速に乗るまでは狭い国道で、途中休憩も挟み、
       ちょうどインスブルックには12時10分に到着で、
       306km、4時間半ほどの行程でした。




       フェルトゥレ・Feltreに向い、ピアーヴェ河を渡り、
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       西に向うヴァル・スガーナ・Val Suganaの深い谷道を行きます。
       細い谷の両側に山が迫り、霜と薄い雪混じりで畑は真っ白!
       家々もまだまだ薄闇の中に沈み、住む人は大変だろうと・・!
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       山の切れ目から射し込む陽の様子、分かりますか?



       時に日当たりの良い場所に出ると、こんな感じですものね。
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       迫る山
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       遠くの山腹に見える古城
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       平野にかかる朝靄
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       トレントから高速に乗り、すぐのサーヴィス・エリアで
       朝食、休憩タイム。
       これは外に出ての西側の山の眺め。 空が青い!!
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       高速を一路北に
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       こんな襞の深い大きな岩山が飛び出し、上の小さな平地に何軒かの
       家が見え、すごい所に住んでいるんだと驚き!
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       古代からこの道は、アルプスを越え北の国々と、黒海から
       イタリア半島を結ぶ重要な通商道路で、一名「琥珀街道」とも
       呼ばれたのだそう。
       
       現在の高速はヴェローナから分岐しているのですが、
       鉄道も並行して走っていて、狭い谷のどちら側にも
       次々と城塞が見えます。

       これは西側
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       東側
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       西側。 
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       。 
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       。 
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       撮り逃したのも幾つもありますし、それぞれの城の歴史を
       調べたら、どんな逸話が秘められているか・・、楽しいでしょうねぇ!



       そして一旦高速料金所を出て
       イタリア側の高速が終わりの意味だろうと、
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       ブレンナー峠は、こっち。 
       いぇ~い、初体験だぁ! ははは。
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       ブレンナー峠を越える、というのはかっての一つの夢でして、   
       最近はもうそれも忘れていたのですけど、ははは、
       ブレンナーを越えて、君知るや南の国 へと言うのを、
       かっては辿りたかったのですね。

       この「南の国」という言葉を最初に見た信濃の国の中学生は
       何を想像したか・・。
       はぁ、ハワイとかタヒチだったのですね、きゃはは。
       そうではなく、イタリアなのだ、というのを知ったのは、
       もっと大きくなってからの事でして、はい。

       ゲーテやモーツァルトや様々な北の国の芸術家達が通った
       ブレンナー峠を通って、shinkaiめもイタリアに行きたかったのでした!
       が今回漸く、南からブレンナー峠を越えるチャンスを得たという訳。




       海抜1372m、最高傾斜は10%という事で、
       他のアルプス越えに比べ割と楽なのだという説明でしたが、
       まぁ、自分が運転するわけではない大型バスで越えましたから、
       そんなに坂道であるとも感じずに済み、

       これはサイトで見つけた写真で、
       長さ815m、高さ190mという、多分ヨーロッパ橋という高架橋
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       景色にばかり見とれ、高架があるのは遠くの道に見えていても
       自分が通るときにはまるで気が付かず・・!




       ブレンナー峠の標識を見て暫くは、こんな感じでしたが、
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       そして皆の携帯には一斉に、国境を越えたという合図が来たらしく・・。
       私のには後で見ましたら、外国に行ってもいつもの様に話したかったら、
       XXをインストールせよ、というご挨拶が届いておりました。

       以前フランスのプロヴァンスに行った時は、やはり国境を越えた途端、
       様々なご挨拶が届きましたっけ。

       まぁ何もせずとも、今回のインスブルックからのメッセージも
       無事にやり取りできましたです。




       じきに右に左に、こんな岩山の景色が見え始め
       わぁお~、わぁお~というばかり! ははは。
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       谷底の集落が見えるこの景色、凄いでしょう?!
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       かなり大きな町も見え
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       そしてまたすぐ遠くの雪山、集落
       夏にはさぞ美しい緑が広がる事でしょうね。
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       前方に冠雪した連山が見えるようになり、
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       高速を降り、インスブルックの街に向います
       ああ、ドイツ語圏にやってきましたぁ!
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       緩やかに楕円を描きつつ、街の中に!
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       広い通りを中心街に向かい
       車は整然と2列に並び、静かに進み・・。 
       ・・えらい違い!
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       ほら、そこがクリスマス市ですよ、という前に到着
       まさに中心の古い地区のすぐ近くだったのですが、
       まずはお昼を食べに放し飼いとなりました。
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       というブレンナー峠越えの様子でした
       写真を整理しつつ、徐々に見て頂きますね、お楽しみに!
     


     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、 デブ猫ちゃん、名画に迷い込む を
       アップしています。
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by italiashiho2 | 2015-12-08 01:00 | ・ヨーロッパ | Comments(17)
2013年 12月 22日

   ・・・ ベルリンの、ゲメルデ絵画館 をちょっぴりご案内 ・・・

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       曇天、冷え込みの日が続いているこちら北イタリアですが、
       皆さんは、クリスマス、年の瀬と気ぜわしくお過ごしの事でしょう。

       ということで、一時をゆったり気分でお茶でもして頂きたく、
       ナポリのカポディモンテ美術館もご案内して下さった「お美しいBBさん」より拝借の写真で、
       ベルリンはゲメルデ絵画館・Gemäldegalerieのご案内をちょっぴりどうぞ!

       ちょっぴり、という割には今回も写真が多くなりましたが、
       それもそのはず、大ドイツを代表する首都ベルリンの絵画館でして、
       収蔵作品をあれこれ調べましたら、驚き呆れるほどの作品、数でして・・。
       ごゆっくりどうぞ!

       上は絵画館入り口
       ちょうどお隣の新国立美術館でピカソ展があったのだそうで、
       ここにもご案内の看板。
       今年10月の寒い日、朝の10時40分の空の色!

       送って頂いた写真のうちご本人が撮られたのは、私のブログのサイン入りで、
       それ以外はすべてサイトからの拝借です。

       ナポリのカポディモンティ博物館のご案内
       http://italiashio.exblog.jp/18496907/


   
       ゲメルデ絵画館は、この写真に見えるようにKulturforum・文化センター
       建物群の一角を占めるもので、
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       文化センターの中には、図書館や装飾絵画館、新国立美術館、
       ベルリン・フィルハーモニーの演奏会場なども含まれるそうで、
       広大な一角に、1998年新館で開場したこのゲメルデ絵画館が位置し、
       かって東西ドイツに散らばっていた様々の作品が一同に集められているとの事。
       


       文化センターの建物の一階には、なかなか美味しいカフェテリアがあり、
       7時間もの長時間を絵画鑑賞に費やしたBBさんご夫婦は、
       一旦絵画館を出て、ここでお昼を食べられたのだそう。
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       送って頂いた絵画館の部屋割り図
       これを見ただけでも、凄いですねぇ!
       左に見えるのは、地下の展示室。
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       展示室の様子
       鑑賞者が少なく、ゆったりと鑑賞する事が出来たと・・。
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       下の写真の真ん中に見えるのは、あれはレンブラントですねぇ。


       こちらは地下の展示室
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       送って頂いた写真の今回のテーマは「描かれた衣装」です。
       つまり、一瞬見た時、わっ、すごいぃ!と思う衣装でも、
       傍によって見ると、案外チャッチャと手練の手業で描かれていたり、
       はたまた、こんなところまで描いてあるぅ!というのに興味をもたれたのだそう。

       で、たくさん部分写真を送って下さったのですが、
       shinkaiは、全体の写真も送っておくれ!と要請し、
       その上に独断と偏見に満ち満ちてあれこれ省きまして、ははは、すみませんです!
       ・・というところでご覧頂きます。
       
       写真が小さくて見難いかもしれませんが、部分が全体のどこに当たるのか
       当てもん感覚でお楽しみ下さいね
       

       カルロ・クリヴェッリ・Carlo Clivelli  玉座の聖母子と聖人たち
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       アントーニオ・デル・ポッライゥオーロ・Antonio del Pollaiolo  
       若い女性の肖像
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       ポッライゥオーロ作の別の女性の肖像画が、ミラノのポルディ・ペッツォーリ博物館に
       ありますが、・・そうですか、好きなこちらはベルリンにありましたか。
       


       ドメーニコ・ヴェネツィアーノ・Domenico Veneziano  三博士の礼拝
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       ヴィットーレ・カルパッチョ・Vittore Carpaccio  
       サン・ピエトロから聖別を受けるサント・ステーファノとその仲間たち
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       ロレンツォ・ロット・Lorenzo Lotto  キリスト、聖母との別れ
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       フランス・ハルス・Frans Hals  カテリーナ・ホーフトと乳母
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       Catharina Hooftなる女性は何者?と調べましたら、
       オランダ黄金時代17世紀の女性、このフランス・ハルスの描いた絵で一躍有名に
       なったのだそうで、16歳の時に19歳年上の勢力あるアムステルダム市長であった
       Cornelis de Graeffと結婚、彼女も家系のファースト・レディになったのですとさ。



       フェルメール・Jan Vermeer  ワイングラス
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       このゲメルデ絵画館には、もう一枚フェルメールの「真珠の首飾りの女」が、
       そう、黄色い服の横向き女性像が、収蔵されている様子。

       所で来年予定の、うらやましがらせをちょっぴりさせて下さいね。
       来春2月から5月、ボローニャで「オランダの黄金世紀、フェルメールからレンブラント」展
       が開催され、
       フェルメールの「真珠のイヤリングの少女」も展示されるそう、イェ~イ!!
       そう、これは見に行きますぞ!
       http://www.bolognawelcome.com/eventi/calendario-completo/params/Eventi_1384/ref/La%20ragazza%20con%20l'orecchino%20di%20perla%20a%20Bologna%20



       以下は画家名が分からないままですが、すごいぃ!と送って下さった写真
       大分減らしました、ごめんよ、BBちゃん!
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       というような送って頂いた写真を見つつ、絵画館にはいったい誰のどんな絵があるんだろ?!
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       と好奇心からあれこれ探してみましたら、なんとこれが凄いのです!!
       ベルリンのグレイでモダンな建物群には興味が無いのですが、
       絵画収蔵品の中から少しだけ拾い出してみても凄い宝の山!!
       ええ、運よく行けるチャンスがあったら、一日この絵画館に埋もれましょう!


       フラ・アンジェーリコ・Fra Angelico  最後の審判
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       ジョヴァンニ・ベッリーニ・Giovanni Bellini  ピエタ
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       ベッリーニの「ピエタ」は、もっと良いのを、ははは、リミニの絵画館で見ましたっけ!
       あそこにはモザイクの凄いのもあったので、またご案内いたしますね。



       ピントゥリッキオ・Pinturicchio  聖母子と聖ヒエロニムス
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       ペルージャにピントゥリッキオ展を見に行った時の街の様子を。
       http://italiashio.exblog.jp/8710701/



       ピエロ・デッラ・フランチェスカ・Piero della Francesca  改悛の聖ヒエロニムス
       そうか、これもベルリンにあるのですねぇ・・。 
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       ピエロ・デッラ・フランチェスカの「出産の聖母」
       http://italiashio.exblog.jp/12569796/



       ボッティチェッリ・Bottidelli  聖母子と聖人たち
       これも美しいでしょうねぇ!
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       ラファエッロ・Raffaello  聖母子と聖人たち
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       チーマ・ダ・コネリアーノ・Cima da Conegliano  玉座の聖母子と諸聖人
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       わが町コネリアーノ出身のチーマ、
       うん、コネリアーノのドゥオーモにあるほうが、華やかで出来も良いような・・、ははは、失礼!

       チーマ・ダ・コネリアーノ展 その1と2
       http://italiashio.exblog.jp/11025847/
       http://italiashio.exblog.jp/11025704/



       マンテーニャ・Mantegna   ご紹介
       同じ構図のベッリーニが、ヴェネツィアにありますねぇ。
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       ジョルジョーネ・Giorgione  若い男の肖像
       少し優しいですが、これも良いですねぇ。
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       ジョルジョーネが4点もあった「ピエトロ・ベンボ展」のご案内
       http://italiashio.exblog.jp/18746557/



       ここよりの4点はチャンスさえあれば、本当に心から見たい作品ですぅ!!

       ピーター・ブリューゲル・Pieter Bruegel  フランドルの諺
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       ヤン・ファン・アイク・Jan van Eyck  ジョヴァンニ・アルノルフィーニの肖像
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       ペルトゥス・クリストゥス・Pertus Christus  若い女性の肖像
       この眼!!
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       ファン・デル・グース・Hugo van der Goes 三王の礼拝
       フィレンツェ・ウッフィッツィの作品は本当に素敵ですが、これも良いですねぇ!
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       いかがでしたか、ベルリンが、いやドイツが誇る、であろう、ゲメルデ絵画館
       イタリア絵画、北方絵画ともに数、質ともに優れ、素晴らしい内容ですね。
       ベルリンにお出かけの節は、どうぞお出かけ下さ~い!


     *****

       後もう一度、年内にブログ更新出来ると思いますが、

       皆様、良いクリスマスをお迎え下さ~い!!
       ブオン・ナターレ・ア・トゥッティ!!
       

     *****     

       水彩ブログには、アッシジの朝 春萌える頃 を
       アップしております。
       見てやってくださ~い!       
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho



       いつも有難うございます!  
     
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by italiashiho2 | 2013-12-22 03:49 | ・ヨーロッパ | Comments(24)
2012年 10月 03日

   ・・・ ウィーンのアールヌーヴォー、 アム・シュタインホーフ教会 ・・・

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       すっかり秋の空気となり、そろそろと旅の虫が起き出す気配の近頃。
       とは言え、経済的にも時間的にも少し無理な今の所は、
       ならば、せめて我がブログで旅の空に
       まだ整理済みでない旅の纏めを頑張り、お出かけ気分を再度味わうもよし、
       という事で、暫く頑張りたいと思います、・・ホンマかや?!

       で、今日は旅の空第一号、という事で、
       いつも我がブログを丁寧に見て読み、コメントを入れて下さるBBさん、
       彼女は私などよりもっとお出かけの場所が多い筈と、
       何か送ってくださいとお願いしましたら、

       早速に届いたのが、今日見て頂くウィーンのアム・シュタインホーフ教会
       Kirche am Steinhof、1903年から4年かけて建設された物で、
       19世紀末から20世紀初めにかけて活躍した設計家
       オットー・ワーグナー・Otto Wagner の最後の傑作として有名な教会。

       とは言え、例によりまるで知らずでして、
       書いて下さった記事や、調べた事を消化するのに少々時間がかかり・・。
       ですが、ウィーンの地図などを見ていると、
       2度訪問した事のあるウィーンのあれこれも思いだし懐かしく、
       大好きなクリムトの作品とも重なり、
       頑張って、ご覧頂きますね。
      
       記事はBBさんが書いて下さったのですが、
       写真も入れ替えたり追加しましたので、彼女の記事を下敷きに
       shinkai 流に書き変えました。
       ウィーンのアール・ヌーヴォーを感じつつ、ごゆっくり!

       上はサイトからの写真で、アム・シュタインホーフ教会の正面
       白大理石の平面的な強いデザインに、丸い金メッキのドームの
       美しい外観。    



       地図をどうぞ
       今日ご案内のアム・シュタインホーフ教会は、赤いA印の位置で、
       地下鉄U3号線でケントゥラーシュトゥラッセまで行き、
       そこからバス48Aに乗り、アム・シュタインホッフ教会に、という
       少し遠い位置。
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       ちなみに地図に印と番号をつけたのは、
       1.ウィーン西駅  この駅からマリアヒルファー通りを下ると
       2.オペラ座の前に出て、この斜め前にウィーン美術史美術館
       3.シュテファン大聖堂
       4.行った事はありませんが、大観覧車のあるプラター
       5.ウィーン南駅 ここからイタリア行きに
       6.クリムトの絵のあるべルヴェデ―レ宮

       という事で、スイス経由で西駅着でウイーン入り、
       美術史美術館とべルヴェデ―レ宮に浸り込み、ブリューゲルと
       クリムトをしっかり見て、ウィーンの森観光ツァーに半日参加の3日間。
       南駅から夜行簡易寝台でイタリアに下った第1回目の訪問。

       2回目はヴェネツィアからプロペラ機でウィーンに行き、
       オペラ座近くのお高いホテルに泊まり、ははは、そんな馬鹿をした事もね、
       シュテファン聖堂をじっくりと、そして再度美術史美術館を。
       未だシェーンブルン宮殿も、王宮も、スペイン式馬術も見た事なし。

       ですが、以前こちらで大人気だったTV番組の「警視レックス
       人間以上に賢いシェパード警察犬が大活躍したこの番組は
       ウィーンの街が舞台。
       映画「第3の男」の地下水道や墓地も何度か登場し見たので、
       どこか遠くて近い、不思議な感慨もある街です。


       さてBBさんご夫妻がこのアム・シュタインホーフ教会に行かれたのは
       2007年6月の快晴の日。
       その前2003年に訪ねられた折は修復中で、足場が組まれていたのだそう。

       この教会は街の西郊外にある精神病院の敷地内にあり、
       こちらが正面玄関
       この左の守衛さんのいる門から中に入り、
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       教会までは長い坂道を歩き、漸くにドームの頭が見え、    
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       そして、見える美しい姿!    
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       近ずくにつれ、こうして見えてくる細部
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       正面の4本の円柱の上の天使像、とそのアップ
       この天使像はオトマー・シムコヴィッツ・Othmar Schimkowitz
       の作だそうで、
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       彼と設計者のオットー・ワグナー、そして後ほど見て頂く
       ここの有名なステンドグラスの作者コロマン・モーザー・
       Koloman Moserは、幾つか組んで仕事をしている様子で、

       こちらはウィーンの郵便貯金局に見られるシムコヴィッツの天使像
       設計はオットー・ワグナーで写真はサイトから。
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       正面上部の両脇に、この様に玉座の聖人2人の像がありますが、
       いずれも街の守護聖人である、聖レオポルド(王冠を被り、旗を持つ)と、
       多分この写真の方は聖セヴェリン
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       聖レオポルドと呼ばれる方は、バーベンベルク家のオーストリア辺境伯、
       辺境伯、なんぞという言葉が出るともうお手上げのshinkaiですが、
       つまり、1073~1136年にご生存のレオポルド3世で、
       カトリックの信仰厚く、1485年に列聖された方。
       
       所で、アム・シュタインホーフ教会と通常呼ばれておりますが
       イタリア語のウィキには、S.Leopoldo教会(Steinhof)と出て
       一瞬間違えたのかと焦りましたが、
       実はこの建物は前述しました様に、精神病院の敷地内に建てられた
       いわば礼拝堂で、聖レオポルドに捧げられた物。
       正式な名は、ですからウィキが正しい訳です。

       例により、ではシュタインホーフとはなんぞや、と探しまわりまして、
       結局分からずですが多分、この病院のある地名、通りの名ではないかと・・。
       ご存知の方、お教え願います!



       という事で、通年毎週土曜日午後3時からガイド付きで見学出来るそうで
       既にこの様に開館待ちの方たちが30人程。
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       お待たせいたしましたぁ! 中にどうぞ!

       まず主祭壇、シムコヴィッツによるモザイク画
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       こちらは大モザイク画右脇の聖ピエトロ
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       こんなに年寄りに描写された聖ピエトロは初めてでして、      
       左には聖パオロ像があるのですが、
       抜き身の剣がギラリと光る凄い物!



       大壁画の前の、素晴らしい祭壇に灯が灯った所
       丸い掩蓋風で綺麗ですねぇ! シムコヴィッツ作。 
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       祭壇の足元に見える向かい合った天使像
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       こちらは説教壇とその天蓋部
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       この教会は精神病院の敷地内にあり、患者と職員の為の様ですが、
       設置位置からの様々な患者対応策も設計に含まれており、

       例えばこの説教壇も直接には上に上がれず、
       祭壇脇の聖具室から階段がつけられているとか、
       主祭壇へも直接立ち入れないよう、大理石の低い柵があるそう。



       灯りと
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       祈りの時間を知らせる鐘
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       この天井部、素晴らしいですねぇ!
       青空を想わせる素敵なブルー。



       立方体の素晴らしい教会堂内には、
       東西にある素晴らしい大きなステンドグラス
       コロマン・モーザー作 から明かりが差し込みます。
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       こちらは祭壇脇のステンドグラス
       作風から見て、多分これもコロマン・モーザーでしょうね。
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       そしてこれも大モザイク画2枚の内の一つ、受胎告知
       作者名が分かりませんが、
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       今回見た中でshinkaiが一番驚いたのがこれ!
       と言いますのも、普通イタリアで見る受胎告知の大天使ガブリエルは、
       もっと優しい姿形でして、ね、そうですよね、思い出して下さいな、

       所がこの天使は、もう、まったくの男天使でして、
       腕まくりをし、力強く恐ろしい程の迫力で迫り、
       これが百合の花を手にしていなかったら、
       ・・不義密通の厳しいお咎めとまちがえそうな、ははは。

       アルプスを越えると、やはり違いますねぇ!

       BBさんご夫妻は、修復中の2003年にもご訪問との事でしたが、
       その時の様子をこんな風に。
       
       世紀末芸術の美しさにため息をつき見学したものですが
       2003年の時、誰も居ない教会の周りを写真を撮りながら歩いていましたら、
       何処からか作務衣の様な衣服を着た、下駄履きの日本人の男性が現れました。
       ここら辺りにお住まいのご様子で、なかなか雰囲気のある初老の男性でした。
       少しお話をしましたが、そのお話の仕方、間の取り方が何とも心地よく、
       魅力的なのです。
       お別れしまして直ぐに振り返りましたが、その男性はもう何処にも
       いらっしゃいませんでした。
       それが一番印象に残ったアム・シュタインホフ教会の訪問でした。

       この教会、お時間があったら是非にお出かけになる事をお薦め致します

       との事です。 お出かけを!


       今回最後は、送って頂いた写真の何枚かを省きまして、
       教会の設計者オットー・ワグナーの代表作を幾つかどうぞ
       いずれも写真はサイトから拝借。

       上で、建物上部の天使像を見て頂いた郵便貯金局の内部
       明るく光りの射しこむ大きなホール。
       当時にあっては大変斬新でモダンな建物だった事でしょう。
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       こちらはウィーン郊外に建てたオットー自身とその家族の為の夏の別荘
       ネオ・パッラーディオ様式というそうで、なるほど!
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       マヨリカ荘と呼ばれる集合ハウス
       壁面も明るい可愛い植物柄ですが、庇部分が凄いですねぇ!
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       こちらは私も見た覚えがある、そして「警視レックス」に何度も登場の
       地下鉄のカールスプラッツ駅
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       殆ど知らないウィーンの街、見ていない所がたくさん。
       またいつか行けるチャンスがありますように!

       BBさん、有難うございました
       また何か見繕って送ってやって下さいね!


     *****

       ブログご訪問、有難うございます!

       遂に10月に入り、ああ、早いものですねぇ!
       秋から春までの成人教室の年会費を払い、
       来週にはオープニングがあり、
       今月の末には既に2つのお出かけプログラム。

       トレンティーノのサン・ロメーディオ修道院とトゥム城見学、
       こちらはバスで日帰り。
       そして我が町コネリアーノのグラッパ蒸留所の見学。
       
       張りきって写真を撮り、ご案内いたしますね。


     *****


       ただ今水彩ブログには、途中経過 ゴンドラ と、 宿題提出 ソラーノの猫
       と、ウィーンの美術史美術館の絵葉書数枚
       をアップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho

       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


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by italiashiho2 | 2012-10-03 01:35 | ・ヨーロッパ | Comments(10)
2007年 08月 17日

   ・・・ ベルギーの2つの街 ・ アントワープ ・ ブリュッセル ・・・

     今日は、月一ゲストの、グロリオーザさんの写真で
     ベルギーの2つの街、アントワープと、
     ブリュッセル のご案内です。
     フランスの北に位置し、オランダとに挟まれ、
     首都ブリュッセルはまた、ヨーロッパ共同体の
     EC本部が置かれている事でも、有名ですね。
     では、ごゆっくりどうぞ。

     フランドルへの旅も、今回が最終回
     ベルギーの、ルーベンスの街でもある アントワープと
     首都 ブリュッセルを巡ります

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      ◆アントワープ  1

       メインストリートの入口に、ステーン城という
       中世の要塞の一部がそびえていますが、
       今は国立海洋博物館になっています。



d0097427_124976.jpg

      ◆アントワープ  2 
   
       中心部に歩いていくと、市庁舎前の広場に出ます。
       中央に建つのは「ブラボーの噴水」。
       古代ローマの兵士で、巨人の手(ant)を
       切り取って投げた(werpen)という伝説から、
       アントワープの名が由来しているとのことです。



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      ◆アントワープ  3 

       市庁舎からすぐのところに、
       ノートルダム大聖堂がそびえています。
       こちらの広場には、
       ルーベンスの像 が堂々と建てられています。



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      ◆アントワープ  4 
   
       大聖堂の中に入って見ましょう。
       清々しい白がとても印象的です。
       建物の完成は1520年。
       フランドル地方で最も大きいゴシック教会でした。



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      ◆アントワープ  5 

       この教会には、沢山の絵画が飾られていますが、
       最も有名なのは、ルーベンスの作品です。
       日本人には「フランダースの犬」で、ネロ少年が
       最後にここにたどりついて、ルーベンスの絵を
       見る場面が有名ですね。

       まずは主祭壇に掲げられた「聖母被昇天」。
       ヴェネツィア・フラーリ教会の、
       テツィアーノ作品と違って、
       こちらの聖母は、とても派手やかですね。



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      ◆アントワープ  6 

       向かって左手にある「キリストの昇架」。
       これはもともと、別の教会のために描かれたのですが、
       19世紀になってここに移されました。



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      ◆アントワープ  7 

       「昇架」と対をなすように、
       右にあるのが「キリストの降架」。
       劇的表現が十八番の、
       ルーベンスの面目躍如といった作品でした。



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      ◆アントワープ  8 

       大聖堂を出たら、ちょうど昼時で、
       広場のレストランは大盛況。
       イタリアンはもちろん、
       すしを食べている人もいました。




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      ◆ブリュッセル  1 

       ここからブリュッセルに入ります。
       まずは知名度NO1の、小便小僧
       彼は、世界一の衣装持ち人形と
       言われていますが、この日は裸でした。
       聞いてはいましたが、
       想像以上に小さい像でした。



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      ◆ブリュッセル  2 

       それに比べて、大きな像も近くにあります。
       「セルクラースの像」という、
       14世紀に英雄的な行為で街を守った人で、
       彼に触れると幸せになるといわれています。
       体中触られて、ヴェローナの
       ジュリエッタの胸のように、ピカピカです。



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      ◆ブリュッセル  3 

       中心部にある、
       ギャルリー・サン・チュベール
       ショッピングアーケード。
       ゴディバなどチョコの名店を始め、
       さまざまな店が並び、
       一日中賑わっていました。



d0097427_183977.jpg

      ◆ブリュッセル  4 

       大道芸人のショーを
       テレビが取材していました。



d0097427_191431.jpg

      ◆ブリュッセル  5 

       グランプラス の様子です。
       ここを「世界で最も美しい広場」と
       称えた ヴィクトル・ユーゴーは、
       この広場に面した家に住み、
       広場を眺めながら、作品を書いたといいます。



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      ◆ブリュッセル  6

       一旦ホテルで休んだ後、
       夕方に再び広場に戻りました。
       続々と人が詰めかけ、
       食事や散歩を楽しんでいます。
       背景の高い建物は「王の家」。
       今は市立博物館です。



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      ◆ブリュッセル  7 

       向かい側の市庁舎
       塔のライトアップが印象的です。



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      ◆ブリュッセル  8 

       広場はとても広く、
       一枚の写真にはなかなか納まりません。



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      ◆ブリュッセル  9 

       王の家。  
       日没後約20分ほど、
       ライトアップの光が輝きを増してきました。



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      ◆ブリュッセル  10 

       この後、近くのレストランで
       ムール貝の白ワイン蒸し、ワーテルゾーイ、ビール
       という、典型的なベルギー料理を楽しみました。
       オランダに比べて、
       ベルギーの料理は結構レベルが高かった。
       ここのレストランは、
       アールヌーボーのインテリアでした。



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      ◆ブリュッセル  11 
 
       翌日訪れた楽器博物館
       ここも1898年完成の、アールヌーボー建築です。
       窓枠に楽譜が描かれていました。



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      ◆ブリュッセル  12 

       次に入ったのが王立美術館
       先ごろ東京でも、同美術館展が開かれていましたが、
       ここの所蔵作品はブリューゲルから
       マグリットまで幅広い内容でした。
       これはそのうちの一点、
       ブリューゲルの「ベツレヘムの戸籍調査



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      ◆ブリュッセル  13 

       新しいほうの作品、
       ダビット作「マラーの死」。
       ダビットは、フランスからベルギーに
       亡命していたんですね。



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      ◆ブリュッセル  14 

       美術館を出て散歩していたら、
       道端でこんな胸像を見つけました。
       もしや、と思って調べてみたら、
       やはり「ポール・クローデル
       彼は、カミーユ・クローデルの弟でした。
       
       ロダンとの愛の葛藤 の末に心の病を患い
       精神病院で孤独の死を迎えたカミーユについては、
       特別の思いを持っていますが、

       弟のポールもフランスを代表する詩人
       外交官でもありました。
       彼は駐日フランス大使として、日本に駐在
       したこともありますが、
       外交官としての最後の赴任地は、ベルギーでした。
       旅の終わりに、思いがけない出会いとなりました。


     ***

       如何でしたか、グロリオーザさんの、
       アントワープ と、ブリュッセルのご案内は?
       先回のブルージュと共に、大変美しく、
       食事も美味しいようなので、
       旅行意欲がそそられますね。

       街のご案内とは外れますが、すこし。
       最初にもちょっと触れましたが、
       EC本部のあるブリュッセル
       この映像は、こちらのTVニュースでいつも見ますが、
       ヨーロッパ共同体 の思想の根本は、
       青山光子、クーデンホーフ・カレルギ伯爵夫人を母に持つ、
       次男の リヒャルト が、提唱した物といいます。

       100年前にヨーロッパに渡り、様々な偏見の中で健闘し、
       皆の尊敬を勝ち得た、日本女性の事はご存知でしょう。
       彼女のお墓は、ウィーンにあるとの事。
       イタリアにも、
       明治政府に招かれ、彫刻を教えに来たラグーザと結婚した、
       ラグーザ・玉 という女性画家が、
       明治の日本から渡伊し、活躍しました。

       そしてまた、ヴェネツィアのサン・ミケーレ島の墓地には、
       緒方洪庵の子息 惟直が、明治政府の視察団に同行、
       ヴェネツィアに残り、現ヴェネツィア大学の前身の
       高等商業高校で日本語を教えていたのが、
       わずか23歳の若さで客死、ここに埋葬されているとの事。

       当時の日本から離れ、遥かかなたの国で生き
       活躍した人びとの、望郷の念を思うと、胸に迫ります。
       機会があったら、是非お墓参りを、と思います。

       人々の、その生き様が、深く心にしみこんだ
       このお盆でした。


           

by italiashiho2 | 2007-08-17 01:00 | ・ヨーロッパ | Comments(10)
2007年 07月 13日

   ・・・ ブルージュ ・ 運河と橋の街 ベルギー ・・・

     今日は、月一ゲストのグロリオーザさんの写真で、
     ベルギーの、ブルージュ をご案内して頂きます。
     コメントも彼です。  では、ごゆっくり、どうぞ!

     今回はベルギー・ブルージュの街を巡ります。
    「ブルージュ」とは、橋の意味です。
    北海と水路で結ばれて、12.3世紀にはヨーロッパ有数の
    貿易港だった、栄光の歴史を持っていますが、後に
    水路が沈泥のために閉ざされ、歴史の表舞台から姿を消しました。
    そのせいで、当時の景観がそのまま残ったと言われています。


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     ◆運河沿いの建物
 
       水の都らしく、水辺の景観が
       際立って印象的でした。



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      ◆聖母教会

       運河に映った、聖母教会の夕景です。



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      ◆世界遺産に登録の

       この街は、旧市街と、このベギン会修道院が
       世界遺産に登録されています。
       今は、ベネディクト派の修道女たちが
       生活している場所です。
       オードリー・ヘップバーンの映画
       尼僧物語 は、ここでロケが行われました。



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      ◆木造の家

       いかにもフランドル風な姿をした
       木造の家もありました。



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      ◆運河めぐり

       船の中から見た、街並みです。



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      ◆木靴の飾り

       船の乗り場には、
       かわいい靴を掲げた家がありました。



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      ◆壁画

       小さな美術館の壁に、こんな絵が・・・



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      ◆街の看板  1

       街歩きのあちこちで、
       ユニークな看板をみかけました。
       
       これは博物館横にあった、月をモチーフにした看板。



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      ◆街の看板  2

       自転車屋の看板です。



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      ◆街の看板  3

       猫が鐘楼を見上げています。



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      ◆街の看板  4

       ちょっと高級なホテルの看板。
       日没後の、空のブルーが目に沁みます。



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      ◆聖母教会  1

       ベルギーにある唯一の、
       ミケランジェロ作品 聖母子像
       その名も聖母教会の、主祭壇にありました。



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      ◆聖母教会  2

       同教会の、柱廊の彫刻は迫力満点。



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      ◆聖血礼拝堂

       こちらは聖血礼拝堂。
       12世紀に、十字軍がコンスタンチノープルから
       持ち帰った「聖血の遺物」が納められているそうです。



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      ◆グルーニング美術館  1

       教会巡りの後、グルーニング美術館
       というところに入ってみました。
       全く知らない美術館で、時間つぶしといった気持ちでしたが、
       意外に面白い穴場でした。

       これは死後のイエスを取り囲むシーンですね。
       16世紀のものです。



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      ◆グルーニング美術館  2
   
       3人の聖女 という作品。
       とても惹かれる作品でした。



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      ◆グルーニング美術館  3

       ベルギー人画家 ポール・デルヴォーもありました。
       タイトルは「Serenity
       静穏とでも訳すのでしょうか。



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      ◆グルーニング美術館  4

       こんな 最後の晩餐 も。
       20世紀の作家のものです。



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      ◆ブルグ広場

       旧市街には、2つの主要な広場がありますが、
       その一つ、ブルグ広場。
       この一角に、聖血礼拝堂や市庁舎、
       公文書館などがあります。



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      ◆救世主大聖堂

       ブルージュ最古の教会、救世主大聖堂
       闇に白く輝く偉容が、印象的でした。



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      ◆マルクト広場  1

       最も賑やかなマルクト広場。
       向かって右から2番目のレストラン
       「La civiere d’or」には、ヘップバーンも
       通ったそうです。
       私はここで、ウサギ料理を初体験しました。



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      ◆マルクト広場  2

       鐘楼を背景に、休息する馬と御者の
       シルエットをみつめているうちに、
       訳もなく、切なさが胸を支配していました。

     ***

      如何でしたか、
      グロリオーザさんご案内の ブルージュは?

      そう、オードリー・ヘップバーンは
      ベルギー出身でしたね。
      彼女の「尼僧物語」は見もし、読みもしたので、
      懐かしかったです。
      やはり同じ運河でも、オランダの運河とは
      少しイメージが違いますね。
      あの運河沿いの河岸を、一度散歩したいもの!

      来月は、ブリュッセルと、アントワープのご案内との事、
      お楽しみに!


    ・*・*・*・

by italiashiho2 | 2007-07-13 06:09 | ・ヨーロッパ | Comments(16)
2007年 06月 15日

   ・・・ デルフト ・ オランダ ・ 風車と、フェルメールと ・・・

     今日は 月一ゲストの、グロリオーザさんの登場で、
     オランダの デルフト をご案内して頂きます。
     風車、陶器、フェルメール、運河・・。
     コメントも彼、お楽しみ下さい。

     今回の場所は、オランダの南西部にある小さな街デルフトです
     デンハーグから、市電で約20分の距離です
     陶器のデルフト焼で有名・・というより、フェルメールの街
     と言ったほうが、絵画好きの方にはしっくり来ると思います
     17世紀中盤に、この地で生涯を過ごした画家(1632~1675)ですが
     一時は忘れ去られ、約百年前にある評論家の再評価によって
     蘇ったという伝説の画家です

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      ◆デルフト風景・

       今も残る作品は30数点だけ。
       子供は15人も残したそうですけど。

       その中でも貴重な、風景画の代表作「デルフトの風景」。
       この絵は実在の場所を忠実に描いたのではなく、
       彼の頭の中で再構成したものといわれます。
       
       従って、描いた場所を特定はできないのですが、
       とても雰囲気の似た 場所を見つけました。
       街東側の東門付近です。




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      ◆フェルメールの描いた街は
  
       ハーグの、マウリッツハイス美術館前の看板と
       見比べてください。




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      ◆東門近くの家

       こんな家に住んでみたい。




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      ◆紹介板

       旧教会近くには、フェルメールの絵を紹介した
       紹介板がありました。




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      ◆旧教会
 
       塔がそびえるのが旧教会。
       13世紀の建物です。




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      ◆運河
 
       その近くの運河。
       とても落ち着いた、素敵な街です。




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      ◆街の眺め

       こんな街に住めれば幸せだろうな。
       街を出なかったフェルメールの、
       気持ちがわかるようです。




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      ◆マルクト広場

       街の中心、マルクト広場。 
       建物は市庁舎。
       赤い窓枠が、とてもしゃれたアクセントになっています。



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      ◆開店前

       ここには、カフェやレストランが沢山ありました。
       朝訪れたので、店は開店前。
       メニューを書き込むかわいい店員さんを一枚。



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      ◆布の店

       日本の藍染のような感じでした。



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      ◆新教会

       こちらは新教会、といっても14世紀のもの。
       毎正午には、カリヨンの音色が鐘楼から流れます。



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      ◆新教会 内部

       訪れた日は、ちょうど復活祭当日。
       ミサをやっていたので、異教徒ではありますが、
       しばし聖歌の美しい調べを拝聴しました。



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      ◆小川

       フェルメールの父親は「フライイング・フォックス・空飛ぶ狐
       という宿をやっていました。
       その家を探したのですが、ついに見つからず断念。
       デルフト焼の工房に向かいました。
       その途中の小川。
       夢のような静かな風景です。



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      ◆馬車

       と思ったら、
       馬車が、猛スピードで走って行きました。



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      ◆サイクリング

       この日は休日とあって、
       若者たちはサイクリングでお出かけ。



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      ◆デルフト工房

       デルフトブルーと呼ばれる、ブルーが印象的でした。
       小川に映った空の青が、
       デルフトブルーを生み出したのかも。




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      ◆風車風景  1

       次に、キルテンダイクという所に向かいました。
       これは何でしょう?
       もちろん、風車です。



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      ◆風車風景  2

       ここには18世紀の風車が残っており、
       風車の国オランダの中でも
       ここが最大の風車集合地です。
       世界遺産にもなっています。



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      ◆風車風景  2

       風車は粉引き用、というのが私のイメージでしたが、
       実際は、排水用としての用途が第一だったようです。
       海より低い国 ならではですね。

       最盛期は、9000もの風車がありましたが、
       産業革命によって、次第に役割は終わりを告げたようです。

       イケメンカップルも、見物に来ていました。




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       ◆夕景の風車

       夕陽に染まる風車を見たかったのですが、
       時間がなくて、後ろ髪をビンビン引っ張られながら
       オランダを後にしました。

       次回は、ベルギーに入ります。


     ***

       如何でしたか、デルフトの風景は?

       私も、デルフト焼きの花瓶 を一つ頂いた事があり、
       筆立てにして使っていますが、
       日本の有田焼 から伝わったという
       藍の色、そして柄が、大変気に入っています。

       今回の、布の店 の藍染に似た布にも
       興味が惹かれました。

       オランダ人の、身近な、細かい物に対する愛着は、
       案外、日本人とよく似ているのかも、しれませんね。
       
       次回は予告によると、ベルギー のご案内のようす。
       どうぞ、お楽しみに!


      ・*・*・*・

       再度ヴェローナに出かけ、昨日夕、
       一旦家に戻って参りました。
       またまた日に焼け、黒光りしているような、・・・!

       今回行きました場所は、
       ソアヴェ、 クレモナ、バッサーノ・グラッパ、アーゾロ

       そして、詩人ガブリエレ・ダヌンツィオが、
       人生最後の17年を過ごしたという、ガルダ湖の畔にある
       広大な公園の中の、豪奢な家などです。

       上記の中では、クレモナを除き、
       いずれも再訪の土地でしたが、ご一緒した友人達が、
       その美しさを大変気に入ってくれたので、
       私も、ご案内してよかったと、とても嬉しかったです。

       ヴァイオリンのストラディヴァリ、で有名はクレモナ、
       ここは初めての訪問でしたが、
       大変に落ち着いた、素敵な町で、
       ストラディヴァリの博物館がありました。

       型紙類や、木の板に Antonio という署名を見たときは、
       やはり、すこし・・!

       まだ今日は トゥレヴィーゾ に出かける予定ですので、
       そういった詳細のご報告は、いずれまた。

       お楽しみに!!


    ・*・*・*・

      ブログご訪問、有難うございます!

      少しずつ、古い記事の再アップを続け、
      右の カテゴリ 欄の
      ブログ 総目次 に、月毎に纏めております。

      このエキサイトブログは、月毎の記事が全て
      繋がっており、即その記事には飛べませんが、

      それでも、どこにどの土地のご案内があるか、
      分りやすいと思います。

      ブログ 総目次 は、その3 ~ その1 が
      ございます。 どうぞ、ご利用下さい。

      土地についての、もっと詳しい情報、調べたい事など
      ございましたら、ご連絡下さい。
      多少は、お役に立てる事もあるかと、存じます。
   

    ***

by italiashiho2 | 2007-06-15 07:15 | ・ヨーロッパ | Comments(4)