イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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カテゴリ:・ヴェネト州( 97 )


2006年 02月 11日

   ・・・ アーゾロ その1 ・ ヴェネツィアの典雅な奥座敷 ・・・ 

      今日は、ヴェネト平野の奥にありながら、文化人を惹きつける
      魅力溢れる典雅な町、そして、ヴェネツィア共和国時代には  
      キプロス女王であった、カテリーナ・コルナーロの宮廷の町 
      としても有名な、アーゾロのご紹介 その1、です。


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      ◆町の地図
       
       少し分りにくいですが、右下に流れる黄色い色の道路、
       これが右横から入って来る道と、合流します。
       そして町の門、ポルタ・ロレッジャがその少し手前
       地図では下、南側 にあります。
       そこから、少し右に膨らみながら、町の中心広場
       ピアッツァ・ガリバルディに至る通りが、
       ヴィア・ブラウニングとなります。



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      ◆町全体の眺め

       細長くなりましたが、この右上、山の上に
       見えるのが有名なロッカ(要塞)、
       
       ヴィア・ブラウニングが、少し曲がりながら
       町の中心広場に通っているのが、良くお分かりと思います。
       
       鐘楼の見える斜め左の、隙間に見えるところが
       ピアッツァ・ガリバルディです。



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      ◆ポルタ・ロレッジャ

       町の南側の門、ロレッジャ門です。  
       この少し手前に町の駐車場があり、
       町訪問には、歩いてこの門をくぐります。



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      ◆フォンターナ・ゼン

       ロレッジャ門をくぐってすぐの左側に、
       この小さい古い泉があります。
       16世紀の物で、  
       しっとりと、良い落ち着きのある、可愛い泉です。

       ライオン君の上の貼り札には、
        「四足には、飲ますべからず」と。



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      ◆ヴィア・ブラウニング  1

       この魅力ある、小さな町を愛して、滞在した
       著名人は多いのですが、その中でも、
       
       イギリスの詩人 ロバート・ブラウニングは、
       作品の中でこの町を取り上げ、この町に住みました。
       彼の名を冠された通りの名は、それに由来します。
       
       これはロレッジャ門の方から、中心に向かう眺めです。



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      ◆ヴィア・ブラウニング   2

       同じくブラウニング通りですが、
       こちらは、ガリバルディ広場の方からの眺めです。



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      ◆町への坂道から見えるロッカ (要塞)

       町へ至る坂道は(南側からの場合)2本あります。
       最初ご説明した、駐車場からロレッジャ門に至る道と、
       門の中すぐで右から合流する道です。

       この後者の道が大変面白い道、というか、
       深山の中を行く感じさえする、九十九折の道なのです。
       1度この道を登った事があり、
       その時見えた山の上のロッカです。



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      ◆古い教会 

       そして、同じ道から見えた、古い小さな教会。
       名前を調べておりませんが、
       ロマネスク様式の、教会の雰囲気があります。



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      ◆ガリバルディ広場 泉のライオン君

       ちゃんとした広場の写真がなくて、すみません。  
       ガイドブックにも、良いのが見つかりませんでした。

       泉の中央に鎮座する、ヴェネツィア共和国のライオン君、
       泉の水も見えませんが、泉の水は
       ローマ期に造られた水道 からの水との事。



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      ◆ガリバルディ広場 ロッジャの壁画

       広場の西側には、かってのアーゾロの
       コムーネ(市役所)があった、ロッジャがあります。

       ここは現在市立博物館となっていて、
       そこの壁画、フレスコ画です。
       近年修復されたようですから、
       今はもう少し良く見えるかも知れません。



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      ◆城跡からの眺め  1

       この町の名を有名にしている、もう一つの名は、
       カテリーナ・コルナーロです。

       ヴェネツィア共和国の養女の形で、キプロス王と結婚し、
       夫の死後、キプロスをヴェネツィア共和国に捧げ、
       引き換えに、アーゾロの地を受け、城を造り、
       宮廷文化を持ち込み、それがこの地の発展となりました。

       今は塔しか残っていませんが、そこからの眺めです。
       ドゥオモの鐘楼と、
       突き当たりに見える緑のテントの窓が、ブラウニング通り。



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      ◆城跡からの眺め  2

       上の写真の続きで、 
       ブラウニング通りを、裏側から見た感じになります。

       このように、アーゾロの町は緑の中に埋もれ、
       丘の起伏が変化をつける、大変お洒落な町です。



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      ◆町の北側の眺め

       アーゾロの町は、海抜が190メーターあります。
       これは夕方、町の北を望んだ写真です。

       幾重にも山が重なり、遠くへ連なり、
       心を誘います。


    ***

by italiashiho2 | 2006-02-11 21:25 | ・ヴェネト州 | Comments(2)
2006年 02月 04日

   ・・・ ヴィットリオ・ヴェネト その3 ・ セッラヴァッレ ・・・

      今日は、ヴィットリオ・ヴェネト ご紹介の3回目
      私の好きな北側の町、セッラヴァッレ・Serravalle 
      ご覧頂きます。  どうぞ!


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      ◆裏道 その1  (写真 G)

       先回ご紹介した町の門をくぐった所で、道は一方通行に。 
       車は右に曲がり、町の中心の道を少し外れます。  
       でも、この道が素敵なのです!

       これは曲がってすぐの所から、
       町の中心の建物の、裏側の眺めです。
       中央に大きくそびえて見えるのが、
       多分、パラッツォ・ミヌッチという、
       現在博物館になっている建物だと思います。  



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      ◆裏道 その2  (写真 G)

       上の写真で見えている、塀の手前の道です。  
       
       右手の建物との間をメスキオ川が、狭められて流れていて、  
       写真ではよく見えませんが、流れは2本、上下にあります。

       奥に見える鐘楼が、ドゥオモの鐘楼です。
       右からも、左からも山が迫り、谷の間を細く細く、
       北に向かって、抜けていく場所です。  



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      ◆裏道 その3  (写真 G)

       上の写真のから少し引いた所です。 
       ドゥオモからの建物群が、この手前の小さい古い家で終わり、
       その右に見える建物との間を、
       メスキオ川を渡って左に曲がった道が、通って行き、
       ドゥオモの鐘楼の所で合流 するという訳です。

       この右側の道がまた素晴らしいのです。  
       古い建物の、アーチの続く通りです。

       奥にこんもりと見える山が、聖所サンタ・アウグスタで、
       真ん中にぽつっと白く見えるのが、
       一番上にある15世紀の教会です。 
       あそこまで行きます!  



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      ◆裏道の、古い建物の窓 

       ドゥオモ前で合流する裏通りの、古い建物の窓。  
       ヴェネツィア・ゴシック様式ですね。

       このヴェネト平野の一番奥の町まで、
       ヴェネツィアを仲介して、オリエントの風が渡って来ています。

       堂々として、風格があって、
       そして窓には可憐なゼラニウムの鉢が並んでいて・・。



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      ◆聖所 サンタ・アウグスタへの道  (写真 G)

       道がドゥオモの前で合流する所から、
       別の道が、もひとつ北側を通っています。
       そしてすぐ、このサンタ・アウグスタへの道が始まります。

       登り始めはこの様に石段ですが、すぐに地の道になり、
       毎日散歩がてらに登る人も多く、市民に大変愛されています。 

       上からの眺めは、素晴らしいの一言! 



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      ◆フラミニオ広場の建物  1

       私の大好きな写真です。 
       残念ながら私が写した物ではありませんで、
       Marca Trevigiana の本からスキャンしました。

       この写真は、影が大変上手く入っていて、 
       やはり写真を写すにも、時間の選択が大事ですね。



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      ◆フラミニオ広場の建物  2

       広場の西側の建物の1部です。 
       ちょうどお祭りの準備で、バルコニーに飾りがついていて、
       赤い布、牡鹿が金地に浮かび上がります。 
       何とロマンチックではありませんか?!

       古い建物を修復する時は、なるべく以前のフレスコ画や、
       石の組摸様とかを残して修復します。
       この写真で右端に切れている建物の壁には、
       2階のバルコニーの窓の上に、聖母子像が描かれていて、

       細く上に伸びる建物に、何かしら
       京都の奥に長い町家を、思い出しました。



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      ◆セッラヴァッレの御城

       古い要塞でもあった13世紀のお城で、 
       いかにも中世の面影が漂っています。

       現在は改築されて、落ち着いた、少人数のお客を
       受けるホテルになっています。
       この写真は、雑誌のホテルのページからスキャンした物で、
       サイトは、www.serravallefestival.it でご覧いただけるようです。



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      ◆フラミニオ広場からの、坂道の様子

       広場からの坂道は、かなり急な坂で、
       道は、丸石舗装されています。

       ひっそりとした坂道を登っていくと、
       まさに時が止まっている感じを受けます。
       かなり長い間、この辺りは寂れるままに、
       ほって置かれたのでしょうか。

       今は少しずつ修復が進み、
       また新しい命が蘇ることでしょう。



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      ◆セッラヴァッレの豪奢な邸宅

       町の中心通りとも言う「殉教者通り」には、
       いとも豪華な邸宅があります。
   
       このバルコニーをご覧下さい。 
       私は端っこに座っている、
       この得体の知れない動物を写したつもりでした。

       そしてよくよく見ると、何とまぁ素晴らしい円柱、
       そして豪華なカーテン、天井の高さ、造りの豪華さ!
       こんなバルコニーなら、姫が現れても驚きはしませんね!



    ***

by italiashiho2 | 2006-02-04 17:14 | ・ヴェネト州 | Comments(4)
2006年 01月 28日

・・・ ヴィットリオ・ヴェネト その2 ・ チェネダ ~ セッラヴァッレ ・・・ 

      今日は、ヴィットリオ・ヴェネト の第2回目
      先回のチェネダの町から、北にある 
      セッラヴァッレ・Serravalle の町に向かいます。

      
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      ◆「受胎告知」アンドレア・プレヴィターリ作

       チェネダの教会、サンタ・マリア・デル・メスキオ
       にある祭壇画です。
       アンドレア・プレヴィターリは、ベルガモ出身で、
       ヴェネツィアで、ジョヴァンニ・ベッリーニに学びました。

       ベルガモの美術館に、かなりの数の作品があるようで、
       バックに描かれた風景も素晴らしく、
       大変エレガントで、優しい表情を持った作品です。



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      ◆セッラヴァッレ に向かう道

       この道はシナの木(ティーリオ)の並木道で、 
       初夏には大変香りのよい小さな花をつけ、
       道一杯に香が広がります。
      
       そして両脇には、このようなお屋敷がたくさんあります。
       この写真のお屋敷には、シェパードのガードマンがいて、
       歩いている人を驚かすのが得意です。

       今日ご紹介する写真は、すべてG が写したものです。



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      ◆2つの町の中央にある公園

       いつも大変綺麗に整備されている公園で、
       人々の憩いの場となっています。
       このように素晴らしい噴水があり、
       奥の小さな池にはオシドリや白鳥も。

       公園の隅には美味しいジェラートの店があり、
       人々がいつも列を作っています。



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      ◆セッラヴァッレの町の門

       公園から少し北に行った所 にあります。 
       手前に見える「ロカンダ・レオンドーロ」の
       看板が、なかなか良いでしょ。

       ロカンダというのは、バール・お食事所・
       宿屋を兼ねたようなもので、
       ここは、かなりの歴史を持つようです。



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      ◆フラミニオ広場

       写真は、フラミニオ広場の西側をみていますが、 
       ご覧のように、すぐ後ろに山が迫っています。 
       
       右端、1階部分に3つのアーチが見えるのが
       ロッジャ・セッラヴァレーゼで、
       かっての行政官事務所で、今は「歴史・芸術博物館」。
       近年修復され、正面壁全体のフレスコ画が蘇りました。

       隣の時計塔が、「市の塔」。 
       下の時計の文字盤は、アラビア数字を
       ゴシック様式で現したもの、との事。



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      ◆ロッジャ・セッラヴァレーゼのアップ

       修復されたロッジャの、壁のフレスコ画が鮮やかです。
       インディゴと黄色の柄で、 
       2階のアーチは、大変繊細なヴェネツィア・ゴシック様式。 

       真ん中に、いつもの通り、
       ヴェネツィア共和国のライオン君がいます。  

       このロッジャと、手前右側の建物との間を、
       道が通り、上り坂で古いお城へと続いて行きます。

       そして一番右手前、大きなアーチが見えますが、
       北国からの道が、ここに入って来ます。



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      ◆フラミニオ広場の北東方面

       大変欲張りな写真で、これを使おうかどうか大変迷いました。 
       が、まぁ、これ1枚でかなりの説明がつくので、
       見難いのはお許し頂いて・・

       一番右がドゥオモの、サンタ・マリア・ヌオヴォ教会、 
       ティツィアーノの祭壇画があります。

       その左、18世紀に再建された鐘楼。 
       その下に見える一見普通の建物ですが、教会側側面は
       大変古い骨組みが見える、趣きあるものです。

       その左側、この古い建物が私は大好きです。 
       なんとも言えない窓の並び、鎧戸の形、壁の渋い色、アーチ。

       教会前の小さな橋を渡ってすぐ、
       狭い道は、この建物の向こう側を直角に曲がります。 
       バスに乗ってこの道を曲がる時は、
       運転手の腕を信用しているものの、いつもハラハラです。


    ***

by italiashiho2 | 2006-01-28 16:55 | ・ヴェネト州 | Comments(2)
2006年 01月 21日

   ・・・ ヴィットリオ・ヴェネト その1 ・ チェネダ ・・・

      今日は、我がコネリアーノの北隣、ヴィットリオ・ヴェネト
      のご紹介です。
      2つの古い中世からの町が、第1次大戦後に合併して、
      時の国王、ヴィットリオの名前を戴いた、
      という由来があります。


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      ◆町の地図

       右側が南側 チェネダの町、
       左が北側 セッラヴァッレの町です。
       今回ご紹介するのは、南のチェネダ・Cenedaです。  

       右端下をご覧下さい。
       ・ジョヴァンニ・パオロ広場 pizza GiovenniPolo
      ・カテドラーレ 聖堂  Cattedrale 
      ・ロッジャ・チェネデーゼ Loggia Cenedese
      ・サン・マルティーノのお城 Castello de S.Martino

       が、お分かりでしょうか。

       そしてちょうど中間には、
       現在の市役所と、素敵な公園があります。



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      ◆カテドラーレ と 広場  (ガイドブックより)

       カテドラーレは、サン・ジョヴァンニ広場の東側にあり、 
       広場にある、16世紀の泉が手前に写っています。
       左側に見える建物、これがロッジャ・チェネデーゼです。



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      ◆これはお城の絵葉書

       サン・マルティーニのお城、司教の住居の絵葉書で、
       入口付近、内部の城壁、等、
       この方が分りやすいと思い、アップしました。

       残念ながら、内部の写真が紛れて見つかりません。 
       見つかりましたら又ご覧頂ます。
       
       ここに行くには、かなりの急坂です。
       脚の訓練、のおつもりで!



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      ◆サン・マルコのライオン君

       城の入口の門を入った、壁にいます。 
       サン・マルコ、またヴェネツィア共和国のシンボルです。

       壁の上から、何百年に渡る歴史の変遷を、眺めてきました。
       少し鼻の大きい、可愛い顔をしています。



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      ◆上からの眺め

       お城からとは少し位置が違うのですが、
       同じ様な山の上からの眺めです。

       このヴェットリオ・ヴェネトが、ヴェネト平野の
       北端に当たり、ここから北は山が続き、その間を縫って、
       道はオーストリア・南ドイツへと続いて行きます。

       筋がついたように見える畑は、葡萄畑です。



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      ◆ロッジャ・チェネデーゼ

       正面全景です。 
       一階前面がロッジャ・柱廊の間になっています。
       正面と両脇の壁が、フレスコ画で飾られているのですが、
       正面部分以外は、かなり損失しています。

       現在は「戦争博物館」で、イタリアが独立を獲得した
       第1次大戦の遺品、記念品が保管されています。
       ロッジャには、大砲と弾丸が置かれているのですが、
       見えますか。



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      ◆ロッジャのフレスコ画

       正面の壁のフレスコ画です。 
       描いたのは、ポンポーニオ・アマルテオで、
       資料には、デザインをしたのは、ポルデノーネ
       (この2人の名前もこの辺り、よく登場します)
       となっています。

       手前には女性や子供の姿も見え、
       馬に跨った男性は大変勇壮な感じです。 
       どんな謂れがある絵なのか、一寸調べてみたくなりました。



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      ◆ロッジャ・チェネデーゼの壁

       このロッジャの壁には、この騎士がいます。 
       騎士の姿をしていますが、翼を持っています。
       16世紀からここにこうして、彼は生き続けています。


    ***

by italiashiho2 | 2006-01-21 16:41 | ・ヴェネト州 | Comments(2)
2006年 01月 14日

   ・・・ トゥレヴィーゾ その3 ・  中世からの運河の街 ・・・   

      今日は、トゥレヴィーゾのご紹介の3回目です。
      私はまだ残念ながら見ていませんが、美術館の作品、
      大変な威容を誇る教会など、をご紹介いたします。


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      ◆バイロ博物・美術館の所蔵絵画  (写真集より)

       市壁に囲まれた街トゥレヴィーゾの、
       北側中央辺り、ポンテ・プリーア近辺です。
       画家は、地元トゥレヴィーゾ出身のM.Coghetto
       コゲット、18世紀の町の様子を描いています。 



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      ◆そして、こちらが現在の様子  (写真集より)

       如何ですか? 
       余り、当時と変わっていませんね?!



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      ◆サン・ニコロ教会  (写真集より)

       13~14世紀のロマネスク・ゴシックの建立です。
       それにしても大変な威容です。
       如何にこの教会が力を持っていたか、如実に現れています。



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      ◆サン・ニコロ教会内部  (写真集より)

       教会内部、正面に向かって左側部分です。
       フレスコ画は、トマソ・ダ・モーデナの作品です。
       この天井の高さ、レンガの壁の重さ。 
       当時の人々に、どのような印象を与えたのでしょうか?!



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      ◆教会付属修道院 内部  (写真集より)

       修道院の、会議室の壁の様子です。 
       フレスコ画でびっしりと埋め尽くされ、大変な密度です。 
       「秘めた中世の熱狂」をも感じます。
       これも、トマソ・ダ・モーデナの作品です。

      以上は、写真集TREVISO(BIBLOS出版)からです。 



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      ◆サン・トマソ門   (絵葉書)

       大変立派な市門です。 
       これは北からの入り口ですが、
       他には、西と南にも素晴らしい門があります。



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      ◆運河沿いの様子

       サン・トマソ門から、少し西の方に行った辺りの様子。
       写真は早春の夕方で、暗くて申し訳ないのですが、
       水辺の様子がお分かり頂けるかと思います。



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      ◆運河沿いの家

       街の中心から少し南に行った辺り、運河沿いの家の佇まい。
       一見、かなりの田舎のようですが、まだ街の真ん中です。 
       優雅というか、なんと言うか・・。 
       時を越えています。



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      ◆ぺスケリーアの近く

       先回ご紹介した、ぺスケリーアの近所です。  
       古い絵葉書を見ても、まったく変わっておらず、
       ただ修復されただけです。



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      ◆前の写真 左側の部分

       この写真は暮の寒い時でした。 
       上と同様、住む為に少し修復されたようです。
       湿気がひどいかも知れませんが、
       雰囲気としては素敵です。



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      ◆暮れゆく水辺

       トゥレヴィーゾのご紹介の最後に、
       運河に囲まれた街に相応しい、夕暮れの写真を2枚。

       これは上の写真の屋根が尖った家の、
       前を流れる運河です。
       鴨が泳いでいるのですが、見えるかしらん。



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      ◆そして夕暮れの空

       おいでませ、トゥレヴィーゾ!

    ***

by italiashiho2 | 2006-01-14 16:23 | ・ヴェネト州 | Comments(4)
2006年 01月 07日

 ・・ トゥレヴィーゾ 2の2 ・ Treviso ・ 中世からの運河の街 ・・

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      ◆小運河の眺め 1

       トゥレヴィーゾのとっておきの場所をいくつかご紹介します。
       ぺスケリーアのすぐ近くの小運河です。 
       これは奥を眺めて。



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      ◆これは少し手前からの眺め

       同じ小運河の右側のアーチを眺めます。  
       古いアーチが続きます。
       真ん中に掛かる鉄製の小さな橋が、
       良い趣をかもしていると思われませんか?



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      ◆小運河 左側にある家

       運河の右側から、この家の正面を見ると、とても良い感じ
       なのですが、今回写真が見つかりませんでした。
       名前を忘れましたが、「詩人が住んでいた」
       という碑が家の壁にあります。
       いかにも詩人の住まいに相応しい、
       小さいけれども、大変瀟洒な感じの家です。



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      ◆フレスコ画が残る家

       これはぺスケリーアのすぐ北側にある家です。  
       ご覧のように壁にフレスコ画が残っています。
       このように、フレスコ画の残る家が、このぺスケリーア
       だけでなく、トゥレヴィーゾのあちこちにあります。
       
       かって日本でも放映された、イタリア放送局製作の
       「レオナルド・ダ・ヴィンチ」のフィレンツェの街の部分は、
       このトゥレヴィーゾで、撮影が行われたものです。
       この周辺の古い建物群が、大変趣きあるものです。



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      ◆毎日立つ市   (写真集より)

       ぺスケリーアというのは、魚市場とか魚屋、という意味が
       ある通り、この運河に挟まれた小さな中ノ島のような場所では、
       毎日午前中、魚屋さんが店を開いていますし、  
       これは同じ運河のすぐそばで開かれる青物市です。 
       ご覧のように、色とりどりの果物、野菜がいっぱい!
       イタリアは、食品が大変安く新鮮です。  



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      ◆鴨の親子

       トゥレヴィーゾ全体に運河が何本も流れて、
       大変良い趣なのですが、この場所は運河が交差しており
       鴨たちの天国です。   幾つも小さいのを後ろに引き連れ、
       お母さんが行ったり来たりしています。
       一度、ここでお昼をした事があるのですが、
       1メートルも離れていない所に、卵を抱えた鴨がいました。



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      ◆小運河の眺め   (絵葉書)

       最初にご覧に入れた写真の反対側からの眺めです。
       お天気の良い日の水のある風景は、気分が晴れます。
       そして、色が反射してとても綺麗です。



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      ◆運河ぞいの眺め   (絵葉書)
  
       色がとても綺麗なのでご紹介を。
       狭い運河沿いの建物の感じが、良く見えます。



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      ◆運河沿いの家

       これは、最初にご覧に入れた小運河の、道の反対側です。 
       以前は古いまま放置されていたのが、修復されて、
       中に明かりが灯っているのが見えました。
       暮の寒い日だったので、何か心に沁みるようでした。 


   ***

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   ***

by italiashiho2 | 2006-01-07 06:18 | ・ヴェネト州 | Comments(0)
2005年 12月 24日

  ・・・ トゥレヴィーゾ その1・ Treviso ・ 中世からの運河の街 ・・・

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      ◆トゥレヴィーゾの中心部地図です

       メルマガ、ブログでご紹介しようとする場所には、
       ピンクの色をつけて見ました。 
       一番下中央に、Staz.FS とあるのが国鉄駅です。
       左が、ヴェネツィアへ、右がコネリアーノです。
       ここから、中心部のピンクが固まっている場所まで、
       目測でも、6~700mですね。
       中心地に近い所で、道が二股になっています。

       もっと大きな地図を欲しい方は、お知らせください。
       お送りいたします。



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      ◆道、分岐点
       ここです。 左奥にこの様に、古い塔が見えたら曲がり、
       中心の広場、ピアッツァ・デイ・シニョーリ にでます。



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      ◆パラッツォ・デイ・トゥレチェント   (絵葉書)

       広場に臨んで大きくそびえる、13世紀の建物です。
       左側の低い建物の方は、現在「法務官裁判所」となっていて、
       ここに結婚前に何かの書類の申請で来た事があります。
       映画の中のシーンのように、秘書が廊下の机にいましたっけ!
       右側の開けたロッジャは、カフェで、市民の憩いの場所。



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      ◆これは建物の、向かって右側側面

       右側も広場になっていて、「イタリア」像が中央に。
       この壁面の、重々しさ。 
       いかにも中世の感覚を今に伝えて、
       このレンガの積み重ねだけでも圧倒されます。



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      ◆ダンテ橋   (絵葉書)

       駅から2つ目の運河の手前をず~っと東に行くと、
       運河が南に曲がリます。 そこの角にある橋です。
       この絵葉書は夏の写真ですが、冬の私の写真も
       次回ご紹介いたします。
       この辺り、なかなか素敵な場所です。



   *ここからは、12月27日発行の第7号 のメルマガ分です。

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      ◆ダンテ橋  冬

       先回ご紹介した、運河が北からのもう一つの運河と
       合流する場所にある、ダンテ橋の冬の風景です。
       この辺り、いつも水鳥達が群れています。



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      ◆白鳥もいます

       イタリアの鳥達は、少し日本の鳥達とは違う
       のではないか、と私は秘かに思っています。 
       なぜって、すごく強いんですよ。
       人間達と、同じ線上で自己主張をします。  
       この白鳥だって、「何か食べる物を持ってきたか?」
       「何も無いなら、お前を食ってやろうか!」
       という感じで寄って来ました! 
       ホラ、もう羽を、威嚇の為に広げかけてます!



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      ◆13世紀の建物 プレトゥーラ の下のポルティコ

       ポルティコを通して、向こう側の建物の壁を
       写したもので、今はもう修復されて綺麗になって、
       この良い感じはなくなりました。
       (勝手な言い草)



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      ◆建物の右側面の窓

       先回は壁全体を載せたので、煉瓦の積み重ねの
       重たいイメージが、よく出ませんでした。 
       これはその壁にある窓です。 
       なかなか優雅な、と思われませんか。



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      ◆窓辺の鳩 2羽

       これらの壁の写真は、冬の寒い時に写した物です。
       底冷えのする、寒い寒いトゥレヴィーゾでも、
       寒さにめげずに、鳩たちが愛を語らっておりました。



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      ◆ラディッキオ・トゥレヴィジャーノ

       これが先回のメルマガでお話しました、
       トゥレヴィーゾ名産の、ラディッキオです。  
       このトゥレヴィーゾ近辺でしか栽培できない、美味しい冬野菜。 
       13世紀の建物の前の広場、ピアッツァ・デイ・シニョーリで、
       ラディッキオの催しが開かれていました。
       土を敷いて植え込んでいます。
       細くて白い剣のような茎、赤い細い葉が特徴です。

       20分前に買ったばかりのデジカメで写そうとして、
       フラッシュをたいてしまいました! ああ!



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      ◆ドゥオモ

       この広場の前の道を、カルマッジョーレ通りと言い、
       15,6世紀の建物が立ち並ぶ道です。  
       ポルティコの続く、ローマ時代の街道と言われる
       この道を西に行くと、ドゥオモがあります。
       写真でご覧のように、ネオクラッシクの様式ですが、
       オリジナルはロマネスクの時代に遡るとの事で、
       内部には、ティツィアーノの祭壇画があります。



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      ◆ドゥオモ前のライオン

       日本でも、獅子・ライオンは、強い物の象徴ですが、
       イタリアでもやはり一種のシンボル的な存在のようで、
       教会の前によくこの様に、座っています。
       中世の面影を濃く残したライオン君が、ここにも。
       前足の下に獲物を抱え込んでいますが、
       背中が、ピカピカに光っているのに気が付かれました?  
       皆さん、またがって遊ぶのです。
       ええ、私ももちろん!



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      ◆洗礼堂の飾り

       ドゥオモの向かって左側に、ロマネスク様式の洗礼堂があり、
       この様な古い、稚拙な顔の飾りが残っています。
       いかにも中世を感じさせる、こんな顔を見ると、
       なんとなく胸がときめくのを感じます。 
       なぜか、自分でも良く分りませんが、
       あの時代の人々の、息遣いを感じるのかもしれません。



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      ◆イタ鴨

       上で白鳥をご紹介しましたが、これはあちこちにいるマガモ達。  
       トゥレヴィーゾは、運河が街中を何本も通っているので、
       街の中で鴨をたくさん見かけますが、 
       これは駅近くの運河沿いの風景です。 
       水鳥のいる水辺の風景というのは、心が晴れます。


   ***

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by italiashiho2 | 2005-12-24 05:33 | ・ヴェネト州 | Comments(4)