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2006年 06月 28日

   ・・・ 歯見せ ・ 舌だし猫 特集 ・・・

     今日は、歯見せ猫・舌だし猫 の特集です。
     猫ちゃんがお好きな皆さんは良くご存知と思いますが、
     ワン君と違い、猫さん達はいつも口をあけてハァハァ
     するわけではないので、めったに歯が見える写真、
     舌を出している写真が見つかりません。
     何とか皆さんのご協力で集まったのを、ご覧に入れます。

    *** 初登場  きらちゃん ***

      トップバッターは、初登場、三毛猫のきらちゃん。
      コメントはママの くまくま2 さんです。

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      ◆歯見せ顔
      
       きらが1歳未満の頃、頭上を飛ぶ鳩たちに興味を示しだして、
       羽ばたきの音がするたびに棚に上っては見上げていたものでした。
       今ではどっしり座り込んだまま「カカカ・・・・・」
       と、威嚇するふりしてます。



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      ◆おすまし顔

       くまくま2さんの日記 はこちらです。
       http://www.fururu.net/user/kumako2000/



    *** 初登場  くるみちゃん ***

      こちらも初登場のくるみちゃん、 
      8歳の女ざかりとの事ですが、この顎にある
      丸いポチッが、すっかり気に入りました!
      コメントはママの 花音 さんです。

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      ◆歯見せ顔  1

       我が家の女王陛下、くるみ様です。
       もうすっかりおばさん猫で、一日ゴロゴロしてますが、
       未だにとっても甘えたです。



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      ◆歯見せ顔  2



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      ◆おすまし顔

       花音さんの日記 はこちらです。
       http://www.fururu.net/user/ikarimiku/



    *** 初登場  むっちゃん ***

      初登場が続きます。 こちらも女ざかりの様ですが・・
      コメントはママの、イヤ、お姉さんかも、キバ さんです。

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      ◆舌だし顔

       うちの年長猫さんの”むっちゃん”と言います。 
       6月26日が彼女のお誕生日なんですが、
       この写真はかれこれ10年ほど前の仔猫の頃です。
       舌出し写真がどうしても撮りたくて、彼女の前で30分ほど
       カメラを構えていた、という思い出があります。
       今はすっかり太ってしまいましたが、
       家から出さない箱入り娘の為、
       ピンクの肉球はプルプル・プニプニのまんまです。



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      ◆おすまし顔

       キバさんの日記 はこちらです。
       http://www.fururu.net/user/mayumayu580/



    *** shinkai 家の猫達  ***

      たくさんの写真の中から、やっと4,5枚見つけました。

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      ◆舌だし

       ハク(茶色)が、自分の夫の顔を磨いている所。
       彼女は時々舌を出して寝ている事があり、
       舌の先を筒のように丸めて、お乳を吸う様にしていた
       写真もあったはずなのに・・




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      ◆歯見せ顔  1

       フィニ。 
       大きなお腹を上にして、鼾をかいて、
       チラッと歯も見せて。



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      ◆歯見せ顔   2

       ケンが遊びながら、ガボの首輪を噛んで。
       良くレスリング風に、取っ組み合って遊んでいましたが、
       毛がパッ、パッと飛び散っていましたっけ。




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      ◆歯見せ顔  3

       ガボの大あくび! 
       彼は小さい時、野良さんで栄養不良だったせいか、
       前歯が2,3本、早くから抜けていましたっけ。
       首に手を回しているのは、小さい時のフィニ

       ガボは、お母はんが次々拾って来る猫達の、
       母親代わりだったのです。



    *** 常連になりつつある  にゃ~こ 登場 ***

      イニャバウワー から登場している、にゃ~こ 。
      美人で、丸々で、お目めが青くて、ホントに可愛い子。
      でも、そんな彼女でも・・・、ご覧下さい!
      コメントは、ママの ゆんぴょ さん。

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      ◆寝顔歯見せ

       寝顔を見ると牙がチラリ。しかも舌が出てる・・・。
       どうやら美味しいものを食べている夢を見ているらしい。
       何とも幸せそうです。




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      ◆おすまし顔

       普段の にゃ~こ は、
       とっても おすまし猫 なんですよ。




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      ◆猛獣並み?
 
       ちょっとタテガミつけると、ライオンになりそうな雰囲気。
       百獣の王? の雄叫び。 
       なかなか精悍に撮れました。
       やはり猫ってライオンの仲間なんですね、小さいけど。



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      ◆歯見せ顔  1

       カメラを向けるとちょうど大あくび! まるで化け猫?
       こ、こわい・・・。
       これって別人、別猫? ってくらい猫相が変わってます。



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      ◆歯見せ顔  2

       見~た~な~! って言ってるんでしょうかね。
       これ以上ないくらい口が開いて、歯がむき出し。

       見~た~な~! には、吹きだしました!!
       ゆんぴょさんの日記 はこちらです。
       http://www.fururu.net/user/YUKA35/



    *** 常連の シンちゃん 登場 ***

      今回の 歯見せ猫・舌だし猫特集 を思いついたのは、
      シンちゃんの、大迫力ある写真を見た時です。
      で、最後にご登場願い、その迫力をご覧頂きます!
      まずは、おすましの、普通の顔からどうぞ。
      コメントは、家主のナオちゃんです。

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      ◆ナンか文句ある?

       どうでもいいけどよ~ その半眼、何とかならない?
       何か怖いものがあるぜ。  
       それにさ~ 普通ネコってお手々で顔を洗うもんだけど、
       その目ヤニどうしたのさ?
       エッ、オイラが拭いてくれるのを待っているって?
       バカモノ!



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      ◆オイラがどんなに疲れているかって? 丁度こんな感じ!?

       一昨日に続き昨日の渓流釣りと、オイラは疲労困ばいの極み。
       普段から運動とは無縁のオイラが、
       二日連続で山歩きをしたのだから無理もない。
       一日中ぼ~っとした状態で、油断するとときたま意識が遠のく。

       聞くところによると、仲間である御仁が渓流釣りに行って道に迷い、
       昼夜歩き通した挙句、疲労困ばいの余り歩きながら寝ていたんだと!
       笑うに笑えないような話であるが、
       オイラも似たようなものだと思うとちょっと恥ずかしい。

       ブログ ナオちゃんのお気楽生活 はこちらです。
       http://blog.goo.ne.jp/wild_carp2005/


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-28 00:59 | ・イタ猫イタ犬動物 gatti -   | Comments(2)
2006年 06月 26日

   ・・・ ヴェローナ ・ Verona ・ 中心部 その2 ・・・

       今日は、ヴェローナのご紹介、第2回目です。
       見所がたくさんあり、先日は中心のブラ広場から、
       エルベ広場辺りのみのご案内でしたが、

       今日は、サン・フェルモ教会をまず、
       そして、サンタナスタージア教会、ドゥオモ
       カステルヴェッキオ、そしてサン・ゼノ教会、とご案内です。

       地図をもう一度ご覧下さいね。 
       サン・フェルモ教会はアレーナのほぼ東の河寄り。
       サンタナスタージアは、エルベ広場から北東に。 
       ドゥオモはそこから北へ。
       カステルヴェッキオには、サンタナスタージアから
       真っ直ぐ南西へ下るか、ブラ広場から西へ。 
       サン・ゼノ教会は、カステルヴェッキオから北西の位置。
       ではどうぞ!



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      ◆ヴェローナ発祥の地を望む

       奥に見える、緑に埋もれたサン・ピエトロの丘が、
       ヴェローナ発祥の地といわれます。

       今はここに、テアトロ・ロマーノ、そして考古博物館、
       そして一番上にお城があります。
       手前に見える橋はポンテ・ヌオーヴォで、
       アディジェ河が少し湾曲した向こう側には、
       元はローマ期の橋、ポンテ・デッラ・ピエトラがあります。



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      ◆サン・フェルモ・マッジョーレ教会

       この教会は、地下に11世紀から12世紀のクリプタがあり、
       ここに見えているのは、14世紀のゴシック様式のもの。  
       それにしても、ヴェローナの建造物は、茶赤の煉瓦に、
       白い横縞が入って、アクセントになっているのが多いですね。

       ジュリエッタの家から、前の道を真っ直ぐ南東に行くと
       右手角にあります。



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      ◆サン・フェルモ教会入口

       ガイドブックによると、ロマネスク様式の、
       入口の扉が有名のようですが、それは見ておらず、
       これはその上部です。 
       
       聖フェルモかどうか分りませんが、後の半分消えかかった
       フレスコ画の天蓋か、藤棚か、バックの濃い色、
       そして、その下に朧に見える聖母像に惹かれました。



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      ◆サンフェルモ教会地下入口

       ぐるっと回って、地下のクリプタに行く通路があります。
       その階段の手前に、中世のご夫婦が線で描かれた石棺が
       壁に埋め込まれていて、この浮き彫りはその上部に。  
   
       分ります? 寺子屋です。
       先生は3段高い席にいて、本を指差しながら
       横目で子供達を睨み、
       子供達は席について、ぼ~っと上を眺めたり、
       頬杖をついたり・・!

       あ、申し遅れましたが、ここのクリプタには
       素晴らしいキリスト像があります。



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      ◆サンタナスタージア教会

       13世紀に建設が始まった、全体が
       すべて煉瓦造りの教会で、鐘楼も煉瓦造り!

       内部にはたくさんの絵画が納められていますが、
       何よりもピサネッロのフレスコ画
       「ドラゴン退治に出かけるサン・ジョルジョ」 が素晴らしい!



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      ◆ピサネッロのフレスコ画   (画集より)

       ピサネッロの ドラゴン退治に出かけるサン・ジョルジョ 部分。

       右のドンゼッラ姫の優雅さが、
       なんとも気品があって大好きです。
       上の町・城の描写の美しい事。 
       そして真ん中に、お馬の大きなお尻があるのも好きです!



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      ◆ドゥオモの眺め

       サンタナスタージア教会の前の通りを、北に真っ直ぐ、
       この様にドゥオモの横側が見えます。 
       かっての道幅の狭い事! 
       中世の町の様子をご想像下さい。



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      ◆ドゥオモ正面

       12世紀から建設が始まり、ロマネスク、ゴシック、
       ルネッサンスと、様式が混在しており、 
       入口の2層式になった小玄関の上の部分には、時計があります。

       中の様子は、すみません、覚えていません!  



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      ◆ドゥオモ入口

       これはまさに中世の面影を伝える、
       教会の両入口に控えるライオン像です。
       顔が少し鳥のようにも見えますし、
       両手の下に何か抑え込んでいるようですが、
       何か良く分りません。

       背中が光っているのは、上に跨る人(子供だけでなく)が、
       たくさんいるのです!
       イエ、私はここのには、乗っておりません、はい。



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      ◆アディジェ河の眺め

       これはアディジェ河が、湾曲している部分の
       北側からの眺めです。
       左奥に、サン・ピエトロの丘が見え、
       橋はポンテ・ガリバルディと思います。
 
       街自体は歴史があり古いのに、橋の眺めは、
       洒落たイメージがしませんか?



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      ◆ポルタ・デイ・ボルサリ・Porta dei Borsari

       サンタナスタージア教会の前を、
       真っ直ぐ南西に行くと、この門を通ります。
      
       ローマ期には町への主要な門で、
       1世紀の中頃の建造。
       現在の名前になったのは中世で、
       司教への物品税の徴収員に、由来するとの事。



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      ◆コルソ・カヴール

       上の写真の門から、カステルヴェッキオまでの通りの名は、
       コルソ・カヴールとなりますが、この通りには
       比較的歴史が新しいというか、中心地とは違った雰囲気が漂います。 
       この窓も古いのですが、少しだけ違うと思われませんか?



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      ◆カステルヴェッキオ  1

       これは、入口門です。 
       ヴェローナの街の、主要な建造物の一つで、
       14世紀のスカリージェリ家のお城です。  
       このお城もまた、すべて煉瓦造りです。



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      ◆カステルヴェッキオ  2

       コルソ・カヴールから来ると、こういう感じに見えます。
       門の入口前は、細い濠があり、橋が跳ね橋になっています。

       自転車に乗った若い女性が見えますが、
       この門を入り横に辿って行くと、
       アディジェ河を渡るスカリージェリ橋に出るので、
       近道出来るのです。



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      ◆カステルヴェッキオ  3

       門を入った所から見える奥の建物、
       「ナポレオン棟」と呼ばれている部分で、
       ここは市立の博物・美術館になっていますが、 
       まだ、見物しておりません。 残念!



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      ◆カステルヴェッキオ  4

       お城の中、スカリージェリ橋に続く部分。
       途中がかなり高くなっていて、上り坂です。



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      ◆カステルヴェッキオ  5  

       橋に至る途中から、逆に眺めた所です。
       これらすべてが煉瓦製で、
       小さな煉瓦を、営々と積み重ねる事を想像すると、
       気が遠くなりそうです。
    
       昔の人はようやった!!



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      ◆カステルヴェッキオ  6

       橋に続く通路がかなり高く、
       お城を分断する形になっているので、
       下の中庭の井戸がこの様に見えます。

       後ろに見える壁の、煉瓦の重なりをご覧下さい!



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      ◆カステルヴェッキオ  7

       アディジェ河にかけられた、スカリージェリ橋の
       中程から、お城の東側部分を眺めています。  
       
       最初に中庭から見えていた、
       市立の博物・美術館部分の裏側に当ります。  
       かなりの威容です。



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      ◆スカリージェリ橋

       橋の西側からの眺めです。  
       橋の上側に、塔の上と同じ形の飾りがついて
       いるのですが、ちょうど建物と
       同じ高さになって見え難くなりました。



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      ◆サン・ゼノ教会  1

       イタリア・ロマネスク建築の傑作、
       といわれるこの教会の全景です。

       右に細めの鐘楼があり、左に少し見えているのが、
       古くは修道院があった塔で、前は広場になっています。  
       薔薇窓の位置にあるのは、「幸運の輪」です。



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      ◆サン・ゼノ教会  2

       入口の両脇に、石の彫像版がはめ込まれていますが、
       どうやらこれは、旧約聖書のお話のようです。  
       
       上から2段目、左側はエヴァの誕生で、
       その右側は、エデンの園でリンゴを食べている所と見えますが、
       後のシーンは、よく分りません。 
       どなたかお分かりの方、お教え願います。



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      ◆サン・ゼノ教会  3

       入口の扉には、このような青銅の、
       24枚の板がはめ込まれています。
       12世紀の物で、
       サン・ゼノの生涯を物語っているのだそうです。



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      ◆サン・ゼノ教会  4  (写真 G)

       内部は大変広く、その素朴で、
       荘厳な感じに少し驚きました。 
       入口左側の壁にある、14世紀の十字架、
       ロレンツォ・ヴェネツィアーノ作。



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      ◆サン・ゼノ教会  5

       内部の壁全面に、フレスコ画が施されています。
       大変古い様式に見える物、
       そしてその上から再度描いている物。
       これは少し、ジオット風に見える作品です。
       マンテーニャの祭壇画、15世紀、もあります。



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      ◆帰り道

       サン・ゼノ教会からの戻り道は、
       アディジェ河の畔に出ると、
       直にカステルヴェッキオの西端に出ますが、
       その河沿いにハマユウの花が。



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      ◆カステルヴェッキオ西端

       お城の西南端の眺めです。 威容です。
       中世のスカリージェリ家の勢力が偲ばれます。

       ここからブラ広場に戻り、
       ヴェローナの中心地のご案内は、一通りお終いです。  
       お疲れ様でした!


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-26 13:11 | ・ヴェローナ・ガルダ湖 Verona- | Comments(4)
2006年 06月 24日

   ・・・ ヴェローナ ・ Verona ・ 中心部 その1 ・・・

      今日は、先日アレーナの野外オペラをご紹介した、
      ヴェローナ をご案内いたします。
      ちょうど、ミラノとヴェネツィアのほぼ中間にある、
      ローマ期、中世を通じて繁栄を迎え、ヴェネツィア共和国の
      下で平和を享受した、程よく歴史が溶け合った街、
      シェークスピアの「ロメオとジュリエッタ」  
      の舞台ともなった街、です。

      見所がたくさんあるので、今日は中心のブラ広場から
      エルベ広場辺り のみのご案内です。  ではどうぞ。


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      ◆街の地図をどうぞ

       左下に見えるのが、国鉄の駅ポルタ・ヌオーヴァ駅
       水色の、大きく蛇行しているのがアディジェ河で、
       ちょうど突き出して、半島のような形に見える所が中心地で、
       主要な建造物が固まっています。
       まずは駅から、ブラ広場まで参りましょう。



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      ◆コルソ・ポルタ・ヌオヴァ

       ヴェローナの国鉄駅から、ポルタ・ヌオーヴァ門
       を抜けると、ブラ広場まで一直線の大通りが、
       このコルソ・ポルタ・ヌオーヴァです。
       奥に見えるのが、ブラ門。 
       ブラ広場への入口の門です。



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      ◆ブラ広場で

       大きな写真の看板が、ブラ広場にありました。  
       写真展の案内です。
       
       右端の美しい女性、ご存知ですか?  
       世紀のプリマドンナ、ソプラノのマリア・カラスです。
       ここのアレーナでも、彼女は歌ったのでした。



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      ◆アレーナの外は  1

       夏のオペラの時期になると、アレーナの
       外はご覧の通り、大道具がゴロゴロ。
       
       この時は、「ナブッコ」の王座を動かすのに、
       大勢でやっさもっさで、観光客が皆、面白がって
       眺めています。  勿論、私も!



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      ◆アレーナの外は  2

       こちらは「カルメン」の馬車です。 
       これを曳くのに、夜は本物の馬が出演するのかも。



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      ◆アレーナの外は  3

       これは、裏側に立てかけてあったもの。 
       張りぼてですが、何と精巧な顔をしている物ですね。



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      ◆アレーナの中  1

       先日のグロリオーザさんの写真では、
       夜の舞台の写真をご紹介致しましたから、
       今日は昼間の様子をお目にかけます。

       どうやら、ジャズコンサートの準備中のようで、
       左側が、舞台側で、南になります。



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      ◆アレーナの中  2

       これは北側部分です。  
       この高さをご覧下さい。
       外から見る、2層の様子とは、ずいぶん違う高さでしょう?

       下半分は高い席で、折りたたみ式の椅子が設えてありますが、
       上半分は、じかに石の席です。 
       まぁ、クッションをご持参下さいね。



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      ◆アレーナの中  3

       これは北側中央にある、張り出しの貴賓席から見た全体で、
       楕円形に、すり鉢状に形作られているのが、分ります。

       44階段の席に、22000人収容可能との事。
       2000年を越えて現役の、ローマ期の野外劇場です。



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      ◆ランベルティの塔

       アレーナのあるブラ広場から、北東の方に、
       素敵なお店の並ぶ通りを行くと、エルバ広場に出ます。
       
       このランベルティの塔は、
       コムーネ宮についていて、昇る事もできます。  
       高さ84Mから見下ろす、ヴェローナの街はさぞ、素敵でしょう!



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      ◆エルバ広場  1

       ローマ期にはフォロがあり、
       裁判所、市民集会の広場でもありました。
       
       今は毎日午前中、青物市が立ち、
       市民生活の中心の広場です。
       映画「恋愛専科」にも出てきましたが、 
       覚えておられる人は、かなりの・・です!!

       この石像は広場の中央にあり、
       下は可愛い噴水の泉です。



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      ◆エルバ広場  2

       広場を囲む建物は、中世からルネッサンス期に
       かけてのもので、この様にフレスコ画で飾られ、
       なかなか華やかな雰囲気です。
  


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      ◆エルバ広場  3

       広場の周囲にはたくさんのバールや、レストランが
       あり、広場の中の屋台店でも、ジェラートやパニーノ、
       そして観光客用のお土産を売っています。

       その中の一軒は、トウモロコシ、ニンニク、
       唐辛子等などで、飾り立てていました。



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      ◆コムーネ宮 (ラジョーネ宮)

       これはエルバ広場の東側に続いている、
       シニョーリ広場の南側にある、コムーネ宮。  
       
       煉瓦の赤い色と、ヴェローナの大理石の赤みがかった石で、
       横縞を作っているゴシック様式の建物です。
       ここから、ランベルティの塔に昇る事ができます。



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      ◆シニョーリ広場

       エルバ広場と続いているのですが、雰囲気が大変違います。

       写真の左手に見えるのは、ルネッサンス様式の美しいロッジャで、
       正面は、プレフェットゥーラ・県庁舎です。
       広場の中央の石像は、ダンテ・アリギエーリ殿。




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      ◆ダンテ像

       何処で会っても、いつも難しい顔をして、
       思索に耽っているダンテ殿。



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      ◆ロッジャの上の建物 

       広場の北側、大変美しいロッジャの上の部分です。
       
       つい最近、このロッジャが修復されたという
       ニュースがありました。



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      ◆コムーネ宮の壁には

       広場に面しているコムーネ宮の壁には、
       この口をあけた碑が。

       高利貸しと いかなる状態の高利的な
      契約に対する 秘密の訴え

       
       と書いてあります。  
       秘密の告訴投書箱で、
       この手の投書箱は、あちこちで見かけます。



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      ◆スカリージェリ家の廟  1

       シニョーリ広場から東に抜けた所、
       右手にあるのがこの廟です。

       ヴェローナの中世の領主であった、
       スカリージェリ家のお墓です。
       素晴らしいというか、神々しいというか、
       まぁ、ご覧下さい。



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      ◆スカリージェリ家の廟  2

       全体として、4名の君主がここに眠っておられるようで、
       右手奥の壁には、壁に納められた、美しい石棺も見えます。



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      ◆スカリージェリ家の廟   3

       これは全体を囲んでいる、鉄の囲いです。
       この模様が素晴らしいので。 14世紀の物。



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      ◆ロメオの家

       シェークスピアの「ロメオとジュリエッタ」の
       お話は、実話ではないとの事ですが、
       このヴェローナの街にはロメオの家も、
       ジュリエッタの家もあります。
       確か手前の布の掛かっている家が、ロメオの家。



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      ◆ジュリエッタの家 

       こちらの家は大変有名で、いつも観光客でごった返し。
       それらしきバルコニーもあり、
       中庭の奥には、ジュリエッタの銅像も見えますが、
       いつも観光客の悪い男どもが触りまくり、
       気の毒に、ピカピカに光っています!
       セクシャル・ハラスメントだぁ!!



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      ◆ローマ期の遺跡  1

       ヴェローナの街は、ローマ期から大いに栄えたのですが、
       その遺跡が、街の至る所に顔を出しています。  
       これは、シニョーリ広場の隣の建物の中庭、
       ガラスがはめ込まれ、覗ける様になっていて、
       このモザイクが見えます。



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      ◆ローマ期の遺跡  2

       ジュリエッタの家の前の道を行った所ですが、
       この様にパカっと、道が抉り取られ、
       ちょっとした舞台下のように、見る事ができます。

       道の向こうの、外のバールでは、
       現代のお喋りが2000年前と混在して。

    ***

       次回のヴェローナ案内では、カステルヴェッキオや、
       サン・ゼノ教会などをご案内いたします。  お楽しみに。


        ***

       このブログは写真が多いので、途中で途切れる事がありますが、

       そんなときはご面倒でももう一度、一番上のブログタイトルを
      クリックして見て下さい。

       写真のダウンロードが繋がって、すべてご覧いただけると思います。

by italiashiho2 | 2006-06-24 12:45 | ・ヴェローナ・ガルダ湖 Verona- | Comments(10)
2006年 06月 22日

   ・・・ ティツィアーノの生まれた町 ・ ピエーヴェ・ディ・カドーレ ・・・

     今日は、ピエーヴェ・ディ・カドーレ・Pieve di Cadoreのご紹介を。 
     16世紀の大画家、ティツィアーノの生まれた町で、
     現在も彼の生家が残っています。
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     ティツィアーノ・Tizianoは、1490年ごろ(日本の辞書には1477年と)
     この地で生まれ、若くしてヴェネツィアに出、
     ジョルジョーネの弟子となりました。
     彼の新しいリアルなテクニックは、ティントレットや、
     フランドル絵画のレンブラント、ルーベンスにも影響を与えたと言われ、
     16世紀のイタリア絵画を代表する1人ですね。

       ピエーヴェ・ディ・カドーレに行くには
       ヴェネツィアから(コネリアーノから)
       カラルツォ・ディ・カドーレ・Caralzo行きの汽車で。
 
       余り直通の本数はありませんが、コルティナ・ダンペッツォ
       に行くのも、同じ列車です。  
       汽車はカラルツォが終点で、そこからコルティナ行きの
       バスに乗り、10分程で降りるとこの広場です。


       上の広場の写真右側で、 
       左に見える、階段のついている16世紀の建物、
       ここは博物館で、考古学の発掘品等が展示との事。
       右端に小さく、ティツィアーノの銅像が見えます。
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       この銅像の雰囲気は、どうやらイタリア俳優の
       ヴィットリオ・ガスマンです。
       「苦い米」でも主演した、イタリアの名優ですが、
       私は彼の息子のほうが・・。
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       彼の作品、名品は各地にたくさんあるのですが、その一つ、
       フィレンツェのウフィツィ美術館所蔵の作品で、 写真はサイトから、
       他には「ウルビーノのヴィーナス」という有名な作品も。
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       ティツィアン風の金髪 というと、
       ティツィアーノが良く描いた金褐色の金髪を指しますが、
       ヴェネツィアの女性は、濃い色の髪を日の光に晒し、
       金髪になる様に、大変苦心したという事です。 
       彼が描いたのは、この金髪だったかも知れませんね。



       広場の南西の方角すぐに、
       ティツィアーノの生家があります。
       小さな広場の西側、手前に泉があり、
       奥に黄土色に見える建物 がそれです。
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       これは北側から。  
       2階建てのどっしりとした、頑丈そうな建物です。
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       家の壁には碑がはめ込まれていますが、
       これは新しく付けられたもの。
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       ここ この家で ティツィアーノ・ヴェチェッリオが
       1490年に(?)生まれた     
       ピエーヴェ・ディ・カドーレのアルセナーレ通り
       ヴェネツィアで 1576年に死亡



       中は小さな博物館として保存され、   
       TELで予約すると、見せて貰えるようです。
       写真は絵葉書からで、ここは広場側から見える煙突の内部、
       暖炉のある場所。
       雪深い冬の、囲炉裏端での団欒が偲ばれるようですね。
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       生家のすぐ横に泉があり、上には司教像がありますが、
       その横に回ってみると、下の方に面白い顔が。  
       ご覧下さい!  
       負けずにこちらも、べぇ~!
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       最初の広場を西に回った所に、19世紀再建の
       ピンク色の美しい教会・Arcidiaconaleがあります。
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       コルティナに続く前の道を、
       ひっきりなしに、車が通ります。



       正面の部分のアップ。  
       後ろにたくさんの聖人が控え、
       前の張り出した部分に、マリア様が。
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       薄暗い教会内の内陣奥に、この絵があります。 
       殆ど見えないので、露出を調整して写しましたら、
       これが写り、「わ、ティツィアーノだ!」と
       思ったのですが、
       彼の一族から、たくさん画家が輩出したようですから、
       そのうちの一人か、弟子の絵でしょうね。
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       山に沿って広がっている町なので、
       狭い場所ですがかなりの高低があります。  
       これはドゥオモのすぐ前の、道のむこう側です。
       屋根の傾斜が大変きつい。 
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       コルティナ・ダンペッツォは
       ここから北西に33キロの地点。
       ここもすでにアルプスの麓になるわけで、
       この山の眺めも、納得頂ける事でしょう。
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       少し町の上の方に登って行った場所で。
       コンドミニオと思いますが、
       2階部分の家の入口に、門柱風のこんな飾りが。
       兎やらお花やら、山の風景の木彫彩色作品でした。  
       手すりの細かさも、どうぞ。
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       大きな、優に10キロほどの長さのカドーレ湖があります。 
       幅はご覧のように、そんなにありませんが、
       ず~っと北奥まで続きます。
       奥に見える山々は、2500M 級の山々で、
       汽車の駅カラルツォは、
       中程に見える教会のある町の、坂下の辺り。
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       上の写真の部分アップです。  
       今回の写真は、秋と春の写真を共にご紹介していますが、
       これは、秋9月下旬の写真です。
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       右奥高い場所に、小さく町が見えますが、
       ここはロレンツァーゴという場所で、
       パーパ(法皇ヨハネ・パオロ2世)が、何度か避暑に来られました。  
       またご紹介いたしましょう。



       狭めですが、如何にも良い感じのベランダ。
       お花がいっぱい、陽の光をさんさんと受けて。
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       一度このピエーヴェ・ディ・カドーレから、鉄道の駅カラルツォまで
       秋の草花を眺めながら歩いた事があります。  
       7.8キロだと思いますが、なかなか良かったですね。
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       道を外れると、すぐ野原か林で、  
       馬もいましたよ。
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       これは、コルティナに向かい、少し歩いた所の教会
       教会というより、礼拝堂という雰囲気ですが、
       中も素朴でよい感じでした。
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    ***

by italiashiho2 | 2006-06-22 04:19 | ・ドロミーティ Dolomiti | Comments(0)
2006年 06月 19日

   ・・・ ヴェローナ ・ 夏の夜の 野外オペラ ・・・ 

      今日は、グロリオーザさんご提供の写真で、ヴェローナ
      円形劇場・アレーナでの野外オペラを、ご覧に入れます。 
      コメントも、彼に書いて頂きました。  ではどうぞ。
 
      ヴェローナはイタリア北部地方、ヴェネツィアと
     ミラノのほぼ中間に位置しています。
     この東西の交通に加えて、北ヨーロッパからイタリアへ
     入る南北の道路もこの街につながっており、
     古くから交通の要衝として栄えてきました。

     イタリアの北部には、アルプスの3000m級の山々がそびえて
     いますが、唯一ブレンナー峠だけは1374mと、比較的低い峠なので、
     1769年にはモーツアルトが、1786年にはゲーテが、
     いずれもこの峠からヴェローナに入ってきました。

     この街で、日本人に最も有名なものはシェークスピアの戯曲
     「ロミオとジュリエット」の舞台としてですね。  
     実際は、シェークスピアはヴェローナに来たことはありませんし、
     ヒントとなる物語は、ヴィチェンツァで起きたらしいですが、
     ヴェローナではちゃっかり、ジュリエットの家や、
     あのバルコニーまで作ってしまって、
     世界各地から観光客を集めています。



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      ◆街の中心部・ブラ広場の巨大な円形闘技場

       ローマのコロッセオは有名ですが、
       保存状態はこちらのほうがずっとよいようです。
       紀元30年完成のこの闘技場で、
       毎夏6月から9月にかけて野外オペラが上演されます。
       
       外からだと、それほど高くないように見えますが、
       2000年の間に堆積した土が約4mもあるためで、
       中に入ると、アリーナ席から
       最上段はそびえるほどの高さになります。



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      ◆ブラ広場の様子 
   
       私が行ったのは8月でした。 
       広場には、夜は舞台上に置かれる大道具類が並べられ、
       ポスターも貼られて華やいだ雰囲気があふれています。
       人形も間近で見ると大きいですよ。

       システムは予約券を持って会場に行き、
       当日入場券と交換するのですが、
       この日は交換開始予定時間から、20分経っても窓口が開きません。
       ドイツ人の団体が(英語で)「何でいつまでも開かないんだ。
       ドイツじゃあこんなことは絶対ないぞ」
       などと窓口で抗議していました。

       その時中から「ペルケ イタリア」と
       いうつぶやきが聞こえてきました。
       翻訳すると「だって、(ここは)イタリアなんだも~ん」
       という意味です。
       みんなで一斉に笑ってしまいました。



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      ◆会場への入口
   
       絨毯が敷かれ、ドレスアップした紳士淑女たちが
       ここから一等席に入っていきます。
       我々は二等席だったので、
       もう少し質素な別の入口から入りました。



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      ◆アレーナ内部

       会場内を下から見上げるとこんな感じです。  
       一番上の席などは自由席で、確か1000円程度だったでしょうか。

       午後8時半くらいの時刻でもまだ明るいのは、
       サマータイム制を採っているのと、
       この地域は日本でいえば、札幌くらいの高緯度にあるせいです。



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      ◆いよいよ開演 
 
       開演は午後9時。 
       ドラが鳴らされ、場内のライトが消されると、
       階段席の聴衆は一斉にろうそくの灯をともし、
       一体となって雰囲気を盛り上げます。



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      ◆この日の演目は「アイーダ」

       舞台正面にあるピラミッドの装置は、
       高さ10mくらいはあるでしょうか。
       大きな舞台で、雄大な劇が展開されていきます。



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      ◆舞台の様子  1

       少し経つとライティングが変わって、
       ブルーの幻想的な色彩が、舞台を覆いました。

       午後9時45分、左奥に後方から月が顔を出しました。
       野外というロケーションを活用して、舞台の奥に出る
       月まで計算に入れた設定が、憎いほどの演出ですね。  

       実は、予約をする時に、満月の日を選ぼうと思ったのですが、
       アイーダは週に2日しかやらないので、
       満月に一番近い日を選びました。
       この日は十三夜の月です。



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      ◆舞台の様子  2

       10時を過ぎると、月もちょうど舞台の中央上空に昇り、
       オペラも、クライマックスに差し掛かります。  

       アイーダ役を演じたフィオレンツァ・チェドリンスの
       透き通るようなソプラノは、
       ため息が出るくらい魅惑的でした。



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      ◆終焉は

       オペラが終わったのは、午前0時45分。 
       ブラ広場入口にある時計が、その時間を指していました。

       ちなみに、野外オペラの敵は雨。 
       開演前に雨になった場合は、払い戻しになりますが、
       ある程度まで行った所で、雨天中止になれば
       払い戻しはないそうです。  微妙ですよね。



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      ◆オペラの後は

       観客はそのまま家や宿に帰るのではなく、
       バールや、リストランテに入って
       余韻を楽しみながら語り明かし、
       ヴェローナの夏は不夜城と化します。

       ああ、もう一度行きたいなあ。


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-19 05:06 | ・ヴェローナ・ガルダ湖 Verona- | Comments(5)
2006年 06月 17日

・・・ バッサーノ・デル・グラッパ ・ グラッパ酒、アルピーニの橋 ・・・

      今日は、食後酒グラッパ、白アスパラガス
      パッラーディオ設計の木製の橋、そして、陶器で有名な、
      バッサーノ・デル・グラッパのご紹介です。
      ヴェネト平野の北西の奥、ヴェネツィアから直線距離にして
      60キロの位置にあります。
      
      歴史は古くBC10世紀の発掘品もありますが、中世を経て
      ヴェネツィア共和国と共に栄え、他のヴェネトの町と同様に
      その衰退を共にした、趣のある素敵な町です。
      グラッパ酒は、透明なアルコール度が40度もある強いお酒、 
      白アスパラガスは、春に品評会と共にお祭りがあり、
      ゆで卵を添え、皆で食べるお祭りだそうです。
      では、町の中心部の地図からどうぞ。


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      ◆町中心部

       右の黄色く見える道を南に下った所に国鉄の駅があり、   
       ヴェネツィアからは、トレント行きの直通で1時間半で来れます。
       
       ご案内の順番は、地図の青い線を辿ってまいります。
       ではまず、矢印のついているガリバルディ広場からどうぞ。



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      ◆ガリバルディ広場

       町の中心の広場で写真の塔は広場の北にあり、
       美しい時計が煌びやかです。
       下側に見える2つのアーチが2階部分で、
       この下に1階部分があります。

       広場の南側には、ゴシック・ロマネスク様式の
       フランチェスコ教会があり、その南側の元修道院が
       市の博物館絵画館になっています。



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      ◆リベルタ広場

       ガリバルディ広場から西に建物を一つ抜けた所に
       このリベルタ広場が。
       ガリバルディ広場より少し狭く、
       時代が少し遡った感じです。

       広場の中心には、例によってヴェネツィア共和国のシンボル
       翼を持つライオン君が。
       後ろに見える建物のフレスコ画装飾をご覧下さい! 



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      ◆モンテ・ヴェッキオ広場

       申し訳ありません、この写真は少しあやふやなのです。 
       前のリベルタ広場かもしれません! 
       もしそうなら、ご勘弁を。

       いずれにしても、このフレスコ画で装飾された建物をご覧下さいね。
       一番上の窓からは、紋章付きの布が掛かったように描かれ、
       窓、バルコニーの形がいかにも中世風です。 



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      ◆ポンテ・ヴェッキオへの道

       町の一番低い部分を流れるブレンタ河に向かい、
       ヴェッキオ橋に向かい、
       町全体がかなり急な傾斜地に位置します。 
       この道はガンバ通り・via Gamba 、
       町の坂道の感じ、橋のある位置がお分かりでしょうか?



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      ◆ポンテ・ヴェッキオ (アルピーニの橋) 

       橋の東側入口。 
       このように屋根があり、幅は結構広く、
       石で舗装されています。
       左端に見える白い柱のような物、
       これは16世紀に作られた大理石のアーチです。



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      ◆ポンテ・ヴェッキオからの眺め  1 

       橋東側の北部分。
       建物の木製のバルコニー部分の形、
       そこから突き出す、ひさしを支える部分の形が、
       この土地の建築の特徴をよく現しています。
       橋脚の部分もどうぞ。



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      ◆ポンテ・ヴェッキオからの眺め  2

       ブレンタ河東側の岸辺の風景。 
       この美しい、しっとりとした岸辺をご覧下さい。
       同じ名前を持つ、フィレンツェのヴェッキオ橋と、
       美しさを比較して見て下さいな。
       
       フィレンツェのアルノ河の岸辺に、
       このような風情はありませんね。
       あちらは頑丈一点張りで岸辺も高く、
       建物も人を寄せ付けない強さを持っています、
       
       とは、半分ヴェネトの人間になりつつある者の、
       お国自慢というか・・。はは。



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      ◆ポンテ・ヴェッキオからの眺め  3

       これは橋の西側、北部分。 
       一つ一つ違う建物が寄り合っているのに、並んだ感じが
       きちんと纏まって見えるのが不思議です。

       水辺に降りる階段が見えますが、
       かっては、生活に直結した場所だったのでしょう。



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      ◆ポンテ・ヴェッキオからの眺め  4

       こちらは橋の西側、南の建物。 
       この建物も、木のバルコニーがいかにも山の家の
       イメージを伝えますが、
       そう、バッサーノはアルプスの麓に続く町なのです。
       
       ヴェネツィアの香りと、山のイメージが混在して、
       ちょっと鄙びた感じが素敵でしょう?



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      ◆河岸に降りる道

       これは上の写真の建物のすぐ北側、
       河辺に降りる道がついている所です。
       このような急な傾斜に位置して、建物が並びます。

       入口が高く、ぐるっと回って、
       ちいさな橋を渡って入る入り口。
       多分、河の水位の上昇に備えてでしょう。 



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      ◆橋脚

       このポンテ・ヴェッキオの設計は、
       アンドレア・パッラーディオが1539年にデザイン
       その後ブレンタ河の氾濫、そして戦争により
       少なくとも 8回は再建されているとの事。 
       その度に、最初のパッラーディオ設計どおりに。

       現在のは1948年に再建された物。 
       この風景に、これ以外の形はあり得ないのでしょう。



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      ◆橋の眺め  1

       少し離れた河岸からの眺め。  
       西の河岸は結構広く、遊べるようになっていて、
       ベンチもありお弁当を広げたりも出来ます。
       
       橋の北側、高台に見えるのがお城。 
       このお城の中にドゥオモもあります。



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      ◆河岸の住人

       イタリアの公園、そして河川には大概、鴨や白鳥
       家鴨達がいますが、この岸辺にも彼らが。 
       
       イタリア語でオーカ・oca・家鴨というと、
       「馬鹿」を指しますが、なんのなんの、
       大変気が強く食べ物を大声で要求します!



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      ◆橋の西端には

       橋の上の西端には、「TAVERNA AL PONTE」という
       レストランがあり、ここには「アルピーニ博物館」も
       同居しています。  写真で、切れている右側です。

       このバッサーノの北に見えるモンテ・グラッパや、
       メルマガ、「アルピーノの集会」で御紹介した
       アジアーゴから北一帯、第1次大戦では大激戦地だった所です。

       この博物館には、その遺品や写真、また橋の歴史などを
       展示しているとの事。
       「TAVERNA」の上の看板が、アルピーニ兵の帽子、
       ツルハシ、そして登山靴ですね。



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      ◆橋の眺め  2

       ポンテ・ヴェッキオの南側にもう一本、
       現代の車がびゅんびゅん通る橋があります。
       そのポンテ・デッラ・ヴィットリアからの眺めです。

       橋脚が、ブレンタ河の大水を考慮して
       この形になっている事が納得できる眺めです。



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      ◆お城からの眺め  1

       お城は高台にあるので、
       このような角度からの眺めが楽しめます。
       右端に見える建物が、タベルナと
       アルピーニ博物館のある建物です。



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      ◆お城からの眺め  2

       同じ位置からですが、少し眺めを北に移した所。
       傾斜地に立つ家の重なリが良く分ります。



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      ◆マルティリ通り  1

       町の北側を通っているマルティリ通り、
       マルティリとは犠牲者の事ですが、   
       
       写真に見える、左端に続くこの並木道の木に、
       ナチスによって処刑された人々が吊るされ、
       朽ちるままに放置されたといいます。  

       今、木にはそれぞれの名前と、
       写真がついた名札がつけられていますが、
       「無名」と書かれた名札もたくさんあります。



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      ◆マルティリ通り  2

       この通りの北側は、深い谷のようになっていて、
       そこに大きな駐車場があります。
       この写真は西を向いて写していますが、
       北にはモンテ・グラッパが三角形に見え、
       その奥にはアルプスの麓に続く山々が控えています。


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-17 04:02 | ・ヴェネト Veneto | Comments(0)
2006年 06月 15日

   ・・・ イタ猫 ・ イタリア東北部の猫たち ・・・ 

     今日は久し振りに、イタ猫のご紹介で~す。

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      ◆エラクレアの猫

       ヴェネツィアから東へ30キロほど、そして南にまた
       10キロほどに、エラクレアはあります。
       先日ご紹介したベッルーノから、筏でピアーヴェ河を
       下ってきた所、海に数キロの所です。

       ここで会った猫ちゃん、散々一緒に遊んだ後
       いざ私がカメラを取り出すと、この驚いた顔!
       始めて写真を撮られたようで、シャッターのパシャっと
       いう音に、飛んで逃げて行きました。

       そこへゆくと、我が家の猫どもはカメラに慣れていて、
       ニッコリ笑ってチーズと言ったり
       時にV サインを出したり ・・するわけないでしょうが!!



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      ◆ジェモーナの猫

       顔の真ん中に、ヨットが浮かんでいる猫ちゃん! 
       ご丁寧に、までたっています!
       おまけに何、この肌脱ぎの様子は?! 
       ずれ落ちて、全部脱げてしまったら、どうするの?!



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      ◆ラーゴの猫

       これ、何しているか分りますか?  
       トカゲが石垣の間に逃げ込んだのを、
       捕まえようと、待っているのです。  
       それは良いのですが、バックに写っている家からご想像を。
       どの位の高さの石垣の上で、
       こうやって頭を下げているのかを!  
       目まいはしないの?!




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      ◆ヴィットリオ・ヴェネトの猫

       少し息抜きに、う~~んと平凡な、
       当たり前の猫ちゃんの写真を。
       少し陽射しが暑くなってきたので、
       家の前の日影の石畳で、ゆっくりと寛いでいる所。



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      ◆サルメーデの猫

       村の広場に自転車を止めて休み、
       ふと横の壁に目が行くと、この猫ちゃんが。
       農家の倉庫の汚れたガラス窓越しに、
       広場を眺めているのでした。
       顔に光が当っているのは、自転車のベルの
       光を反射させて写したのです。

       この後、ものすごい坂道を登って上の村に行き、
       素晴らしいパノラマと、古い教会の素敵な扉を見ましたが、
       帰り道にパンクして、エライ目にあいました!!



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      ◆ゴリツィアの猫

       ゴリツィアの街の中心、古い建物が残っている
       一角の、かなり古い建物の2階の窓、
       白い窓枠の中に白い猫ちゃんが。

       横を向いているので、下で手をぐるぐると振り回し、
       こちらを見て貰いました。
       美人猫!  
       さながら古いお屋敷の、
       深窓の令嬢という所でしょうか?!


       にゃん吉は正味毛だらけそれでよいことではあるが笑うことあり  ・・寒川猫持


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-15 01:37 | ・イタ猫イタ犬動物 gatti -   | Comments(0)
2006年 06月 12日

   ・・・ フィエーゾレ (フィレンツェ) の 結婚式 ・・・

     十数年前になりますが、フィレンツェ郊外、山の手にある
    フィエーゾレ
に行った時の事。 
     ご一緒していた先生お2人と、円形劇場跡などを見、
     そして、小さな修道院を見た後、前の広場で休んでいると、
     小さな教会で結婚式が始まりました。 
     「6月の花嫁」にちなみ、今日はその時の写真をご覧に入れます。 
     なにせ、花嫁が美人でしたぁ~!


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      ◆マルヴァの花

       フィエーゾレの町は、元々エトルスクの町だったとの事で、
       その博物館や、ローマ期の円形劇場跡、などがあります。 
       フィレンツェから、バスでぐんぐん山手に登った所で、
       はるかにフィレンツェを見下ろす、素敵な小さな町です。

       この花々は、遺跡跡に群れ咲いていて、
       漢方に使うんだ、と先生にお聞きしましたが、
       こちらイタリアでも、やはり薬草として使われているようです。




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      ◆フィエゾレのサン・フランチェスコ修道院

       素朴な修道院の眺めです。 
       高台にあるフィエゾレの町の、そのまた上、
       石段を上ったところにあります。
       こういう素朴な教会を、結婚式場に選ぶセンス、
       素敵だと思われませんか?




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      ◆修道院内部

       小さな、素敵な中庭がありました。 
       回楼は半分で、真ん中にやはり井戸が。
       エトルスクの町はいつも高台にありますが、
       水の確保が大変だったでしょうね。




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      ◆花嫁の到着

       教会前の広場で休んでいると、急に人々の
       姿が現れ始め、「ワ、結婚式だ!」
       この美しい花嫁を見て、急遽予定変更。 
       後左が、花嫁の素敵なお父さん。




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      ◆参加の人々  1

       花嫁、神父、そして親戚の人々(多分)。
       神父の美しい帯にご注目。
       そして花嫁の前、後姿の男性にもご注目を。 
       後ほど、お顔をお目にかけます。




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      ◆参加の人々  2

       花嫁とお父さん。 前の縞の服の女性は、
       お母さんではありません。
       お父さんはどうやら寡の様子、
       (たくさん写している写真の考察から) 
       手前の美しい中年の女性、を
       エスコートしている、男性の手にご注目。




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      ◆教会に入ります

       この写真が、私は大好きです。 
       大変良く似た、素敵な父と娘のこのシーン。




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      ◆教会の外では

       中で式が行われている時、退屈した子供達は
       表で遊んで待っています。
       そこに男性が出てきて、扉の前に、お米で何か書き始めました。
       V の字を2つ、重ねています。 
       何と書いているのか、と尋ねましたら
       V V を重ねて、「ヴィーヴァ・万歳」
       という意味と、教えてくれました。




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      ◆新郎新婦登場

       いっせいにお米がぶつけられ、カメラが向けられ、
       大変な騒ぎになりました。
       前に行きそびれている私の代わりに、
       A先生が私のカメラで写した、たくさんの写真の中の一枚。  
       2人の笑顔が素敵な一枚を。




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      ◆新郎新婦と神父さんたち

       ひとしきりの騒ぎの後、人垣も少しすき、
       式を取り仕切った神父さんも、平服で出てこられての写真。




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      ◆石段下で  1

       教会前の広場の石段を下り、パノラマが開ける所で
       ベンチに腰掛けていましたら、皆さんが降りてこられました。
       ちょうど我々の前で記念撮影されていたのを、横から失礼して。

       新郎新婦と、花嫁のお父さん。 
       「花婿は、余り大した事ない」と私が言うのを聞き、先生が一言。
       「それに代わる物を、もっとるんよね」 そうか! 
       今振り返ってみても、昔も今も、
       私は、直情径行な阿呆が直っとりません。  




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      ◆石段下で  2

       美しい花嫁を見て、ご一緒していた先生お2人は、
       それぞれのお嬢さんの結婚式の事を思い出され、お話しに。
       やはり「花嫁の父」というのは、
       深い想いがあるのだ、と感じた私です。

       で、この真ん中の男性、どちらの関係か分りませんが、
       なかなかでしょ。
       では、何時にどこそこでね、と披露宴のレストランを
       確認して、皆さん一旦帰って行きました。 
       そう、イタリア式はこうなのです。




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      ◆フィエーゾレからの眺め  

       こうして見ると、フィエーゾレがかなり急な高台に
       ある事が、お分かり頂けるでしょう。  
       一番手前はオリーヴ畑です。




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      ◆遥かなるフィレンツェ

       ガイドブックには、フィエーゾレからの
       フィレンツェの眺めが素晴らしい、
       とありますが、町は、フィレンツェから北方8キロに。
       これは、望遠で撮った写真を、
       さらに切り取りアップしたものです。
       
       靄がかかっていたので、ドゥオモの丸屋根がポワンと。 
       その左側、少し白く光って見えるのがアルノ河。

       夜、我々はこのフィエーゾレのレストランで食事をして、
       バスで戻りました。


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-12 01:58 | ・トスカーナ Toscana | Comments(2)
2006年 06月 10日

   ・・・ 山の小さなヴェネツィア ・ ベッルーノ ・ Belluno ・・・

      今日は、ベッルーノ・Belluno のご紹介です。
      ヴェネツィアから汽車で、北に2時間程、
      アルプスに続くドロミテ山系の麓にある、大変歴史の古い町。 
      我がコネリアーノの町が歴史に登場するのは、このベッルーノの
      司教領として、砦が築かれた10世紀ですから、ご想像下さい。
      BC5世紀のお墓も近郷で発掘されていますが、
      町の中は、15世紀にヴェネツィアの下に入って再構築され、
      中世前期以前の物はなく、殆どヴェネツィア風です。
      この様子から、山の小さなヴェネツィア とも呼ばれます。 ではどうぞ!

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      ◆まず町の地図を

       町の古い部分を取り出しました。 
       東を流れるアルド河は、町のすぐ南を流れる
       ピアーヴェ河に南東角で合流します。 
       ちょうど河に張り出したテラス状の岩の上に町が存在し、
       これは敵の急襲、河の氾濫から町を護りました。




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      ◆列車の窓から  1

       コネリアーノから連絡する2両編成の列車は、
       ヴィットリオ・ヴェネトを過ぎ、両側から迫る
       山の狭い谷の間を、ゆっくりと登っていきます。
       堰き止められて出来た湖(左上に水力発電所が見えます)、
       そして谷にある小さな村落。
       高速道路も上を走っていますが、
       国道は列車と殆ど並んで走ります。




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      ◆列車の窓から  2

       湖の岸に見える家。 
       この家を見るたびに、
       「この場所に住んだら?」と思いを誘われます。




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      ◆列車の窓から  3 

       峠を越したところに、この湖 サンタ・クローチェ
       夏にはバカンス客で大いに賑わう、大きな湖です
       湖の右奥にはカンシーリオの山、森が広がり、
       北にはカドーレの山々が続き、
       そしてドロミテ山系になります。




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      ◆町の古い通り

       古い町の部分は道幅も狭く、ポルティコが続きます。
       この道はヴィア・ローマで、
       マルティリ広場の北側を、東西に通ります。




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      ◆ドイオーナ門

       町の主要な門のひとつ。
       オリジナルは13世紀で、こちらの正面は16世紀。
       で、ちょっと上の部分を下にアップしました。 
       ご覧下さい。




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      ◆ドイオーナ門細部

       このライオン君の下に書いてある事を訳します。

       このサン・マルコのライオンは、15世紀に門の内側に置かれた。
      1874年に、この場所に再度据えられる。
      1797年に、フランス兵によって倒された、この場所に。
       
       
       分ります? 
       どうやらここには別のサン・マルコのライオンがいて、
       ナポレオンの兵によって、1797年に打ち壊されたのでしょう。
       そして80年ほど後に再度、門内部にあって無事だった
       ライオンを据え直したものと見えます。
       ことほど左様に、ヴェネトの人間にとって、
       このライオン君は大事なのですぞ!




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      ◆メルロ

       クロウタドリ、といわれるメルロです。 
       あちこちにいて、良い声で歌い、特に春先には、
       「春が来た!」と、実感させてくれるメルロですが、
       なかなか大きく写せません。 
       黄色いクチバシと真っ黒な体、ちょうど九官鳥位です。




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      ◆サント・ステファノ教会  1

       中心部の東端にあるこの教会は、
       素朴で、なかなか良い雰囲気です。
       内部も素晴らしかったですが、あるという、
       ティツィアーノの作品は覚えがありません。

       教会の前は小さな公園になっていて、木陰の下のベンチには
       子供連れのお母さん達もたくさん。




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      ◆サント・ステファノ教会  2

       15世紀の、ゴシック様式のこの教会の扉の上には、
       マントを広げたマドンナの下に、庇護を求める
       信者達が集い、聖人たちが取り囲んでいます。
       聖人の光輪が、白い壁に影を落として、
       手を差し伸べているかのよう。




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      ◆サント・ステファノ教会  3

       扉が大変素晴らしい木彫でしたが、 
       やはり、15世紀のオリジナルのようです。

       ベッルーノ辺りには、北ヨーロッパの、
       特にドイツの影響を受けた、美しい木彫の聖母なども、
       たくさん存在しているようです。




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      ◆緑に埋もれて

       町は高台にあるのですが、
       その東端から、低い川床の部分を覗くと、
       緑に埋もれて村落がありました。  
       一塊になって、でもそれぞれの家にちゃんと、特徴があって。




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      ◆町のポルティコ
 
       先ほどのドイオーナ門をくぐり、古い町の道を下り、
       町全体がゆるい傾斜地に位置する、南の方に行きます。
       途中のポルティコに、こんな聖母子像が。
       ポルティコの、下の飾りの模様もご覧下さい。 
       何と素敵ではありませんか。




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      ◆メルカート広場 (エルベ広場)

       ローマ期のフォロがあった場所だそうですが、
       中心に、この聖人サン・ルカーノの泉があり、
       ポルティコと、たくさんの紋章の付いた建物に
       囲まれた、中世の印象の濃い広場です。
 
       エルバ広場の名前は、野菜市から来たのでしょう、
       今も市が立ちます。




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      ◆メルカート広場で

       ふと気がつくと、こんなライオン君達がいました。 
       バルコニーの下にいますが、
       特にこの左側の顔、可愛いでしょ、笑えるでしょ?!




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      ◆ドゥオモ

       道を右に辿って行くと、ドゥオモ広場に出ます。
       ドゥオモの正面は、16世紀に再建されたとの事ですが、
       上部、入口部分は、もっと後の時代に
       修復の手が入っているようです。
       内部には、ティツィアーノの作品もあるとの事。




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      ◆ドゥオモの鐘楼

       鐘楼はバロック様式で、18世紀の物。
       町並みの、建物の様子もどうぞ。




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      ◆ドゥオモ広場  1

       一度5月に行った時、ドゥオモ広場の真ん中に
       日本式庭園が造られていました。
       植木屋の宣伝だったのでしょう、お花がいっぱい、
       お水も流れ、灯篭やししおどしの仕掛けもありました。 




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      ◆ドゥオモ広場  2

       広場の西にドゥオモ、北にこの レットーリ宮があります。
       一階部分がロッジャになっていて、
       上階のバルコニーが、大変華やかで美しい、
       ヴェネツィア・ルネッサンス様式のもの。  
       右端に時計塔があります。




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      ◆ドゥオモ広場  3

       レットーリ宮のバルコニー部分。 
       優雅な、バルコニーの透かし模様をどうぞ。




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      ◆ドゥオモ広場   4

       左側は、レットーリ宮の時計塔、
       右側は、ヴェスコヴィコンティ宮と、市の塔
       ヴェスコヴィコンティ宮は、12世紀のものとの事ですが、
       オリジナルが残っているのは市の塔のみで
       他は再建され、今は音楽堂との事。




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      ◆ドゥオモ広場   5

       広場の南東角に、市の博物館がありますが、
       その前に置かれている、円柱の上に乗る部分、
       柱頭・カピテッロと呼ばれる部分です。

       私にはいつの時代の物か分りかねますが、
       繊細な模様を丁寧に彫っているものと、感心させられます。  
       反対の部分には、円柱間に渡す柱をうける穴が、
       柱が滑らないよう、工夫して掘ってあるのが見て取れます。




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      ◆ピアーヴェ河の川床近く

       町の南をピアーヴェ河が流れていて、 
       町の高さが一段低くなった部分に
       この、なんとなく不思議な雰囲気の家があります。
       何かの工場で使っていたのを改装して家にしているのか、
       良く分りませんが、古い建物である事は確かで、
       並び方が面白いなぁと、いつも眺めます。




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      ◆ピアーヴェの流れ

       ちょうど写真の中央辺りに、橋が見えますが、
       あの左側、町に寄って低い村のある辺りを、
       ボルゴ・ピアーヴェといいます。

       このベッルーノから、モミの樹の材木を筏にして
       この地点から筏師たちが、ヴェネツィアのザッテレ(筏の意)
       まで、運んだのだそうです

       地中海を越えて東方貿易に行く船の材料が、
       ここから、筏で出帆して行ったのですね。




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      ◆周辺の眺め

       ベッルーノは河に囲まれ、突き出した半島の
       ような形の高台の町ですが、
       周囲の丘、山の中腹には長閑な牧草地が広がっています。
       町のすぐ北には、アルプスのドロミテに続く山が迫って。


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-10 23:36 | ・ヴェネト Veneto | Comments(4)
2006年 06月 05日

・・ イタリア共和国記念日、ローマ ・ ヴォーガロンガ、ヴェネツィア ・

      今日のブログは2本立てで、ローマとヴェネツィアのお祭りを
      6月2日はイタリア共和国記念日で、ローマで
      軍関係のパレードがあります。
      軍関係といっても、ヴォランティアの人々や、
      赤十字関係も含め、大変煌びやかな物。

      ヴォーガロンガ、というのは、ヴェネツィアで行われる
      手漕ぎの舟、一人乗りのカヌーから、大人数で漕ぐ
      大型の舟まで様々なタイプが参加する、舟の遠距離ハイキングです。
     
      写真はいずれも、TVの画面から写したもので、
      手ぶれ、ピンボケ、ピンアマ、選り取り見取り!
      お祭り気分をお伝えしたく、何とか見れるものを!! ご容赦!!!
 
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      ◆コロッセオの大きな3色旗

       今年は60回目の共和国記念日です。 
       そうなんです、イタリアは共和国になって、まだ60年。 
       戦後、国民投票によって、王国から共和国になりました。

       今年はそれを記念して、コロッセオに大きな3色旗が。
       手前の彫像は、無名戦士廟の上、馬車の上の女神像です。 
       素晴らしいアングルですね。




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      ◆無名戦士廟

       パレードは、コロッセオからこの無名戦士廟までの
       約1キロの距離を行進します。
       この2日の朝には、大統領が廟に、
       オリーブの枝で作った輪を捧げられます。

       ローマに来られた方は、このあたりを良くご存知でしょうが、
       この道の右側一帯に、フォロ・ロマーノが広がり、
       ちょうどこの写真の右端中頃に見える広場が、
       カンピドーリオの広場で、ローマ市役所があります。




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      ◆新しい顔ぶれ3人

       右から、ナポリターノ大統領、マリーニ上院議長、
       プローディ首相、です。
       大統領の向こうに、ベルティノッティ下院議長が。




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      ◆カラビニエーリの軍楽隊

       イタリアの警察は2種類。
       カラビニエーリ と ポリツィア です。
       このカラビニエーリの制服が、またカッコイイのですね。 
       ズボンの横に赤線がピッと入って。
       隊長は、抜き身の剣を貴賓席前で振って、挨拶して行きます。




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      ◆カラビニエーリの騎馬軍楽隊

       こちらは騎馬の軍楽隊です。 
       大統領の出席される行事では、いつも見る事ができます。

       騎馬隊は、軍関係も、軍楽隊も、
       すべて歩兵や車のパレードが済んでから、登場です。
       なぜか分ります?  
       騎馬隊が通った後には、必ず、お土産が残っているのです!! 
       ですからね、最後の登場になるのです。




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      ◆レディー

       この中型犬は、レディーという名の、
       カラビニエーリ騎馬軍楽隊の、マスコット犬です。
       もう4,5年になるでしょうか、
       こうして登場して、一緒に行進して人気者です。
       ちゃんと背中に、カラビニエーリの
       紋入りの布を着せて貰っているのですよ。




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      ◆レディーの行進の様子

       写真が悪いですが、ご容赦願い、  
       彼女の大きさ、行進の様子をご覧下さい。
       「さぁ、行くよ!」という場面では、
       彼女は馬達に吠えて、気合を入れます!




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      ◆騎馬隊の女性

       この制服から見て、時代の記念衣装だと思いますが、
       さて何処の所属の女性でしょうか?
       ピンアマですが、とても美しい雰囲気なので、敢えてアップ!

       来年度から、イタリアは兵役義務がなくなり、職業軍人のみ。 
       そのせいか、近頃、士官兵クラスに女性の進出が目立つようで、
       なかなかきりっとして素敵です。




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      ◆コロッセオの様子

       パレードが済んで、そろそろ大統領がお戻りになるため、
       車がお迎えに来ています。
       道の奥いっぱい、コロッセオに下がる3色旗が美しい。
       何せ舞台装置が素晴らしいですよね。  
       2000年を越す歴史が、そこにあります




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      ◆コラツィエーレ

       これはコラツィエーレと呼ぶ、大統領護衛の騎馬兵
       カラビニエーリの中から、2メートル近い大男で、
       馬に乗れることを条件に、選ばれるのだそうです。  

       この兜は、後に長く、馬の尻尾の様なのが下がり
       胸には白くぴかぴかの甲冑があり、黒い上着
       白いピッタリのズボン、膝までのブーツ

       大統領の居られる近くには、必ず彼らが控えています。 
       誠に煌びやか!!




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      ◆「3色の矢・フレッチェ・トゥリコローリ」 飛行隊

       ローマの行事には、良くこうして上空を飛び、
       彩を添えてくれます。
       3色の煙もこうして見ると、結構色が違うものですね。




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      ◆ローマ上空を飛ぶ 「3色の矢」

       いつもこうして映るのですが、ローマ上空を飛ぶ飛行隊よりも、
       もっと上を飛んで、映像を写しているわけですよね。  
       海に潜るのは怖い私ですが、
       空は飛びたい、飛行機大好き人間なので、
       いつもこの映像を見る度「ああ、ええよぉ~!」と羨みます。




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      ◆コラツィエーリ勢ぞろい

       パレードがすべて終わり、大統領がお帰りになる前、
       貴賓席の前に、コラツィエーリが騎馬で勢ぞろいし、
       イタリア国歌が演奏されます。
       こうして見ると、コラツィエーリは大男ぞろいですから、
       馬が小さく見えますね。




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      ◆大統領官邸にお帰りです

       大統領の乗っている車は、時代物のオープン・カー。
       前後左右を護衛の騎馬兵、ボディガードに囲まれてお戻りです。

       コラツィエーリの姿、右手を腰に当て、
       左手のみで手綱をを裁いています。
       いずれにしても、カッコイイのです!




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      ◆パレード見物の女の子

       お父さんの肩車、特等席から見物をした女の子。 
       楽しかったね、また来年ね。  チャオ!!

     ・◆・◆・◆・

     次は、6月4日にヴェネツィアで行われた、
     第32回のヴォーガロンガ・Vogalonga のご紹介です。
     サン・マルコ前からブラーノ島まで行き、
     戻ってくる往復30キロの、遠距離の手漕ぎ舟のハイキングです。 
     約1000隻の舟、3000人近い人々が参加します。

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      ◆こちらも、チャオ!

       このヴォーガロンガには、ヴェネツィア、イタリアのみ
       でなく、世界中から参加者が集まります。 
       手漕ぎ舟が好きな人、ヴェネツィアが好きな人、様々ですが、
       このシニョーレは、ヴェネツィアーノでした。 
       ヴェネツィア訛りで「チャオ!」




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      ◆こちらも、チャオ~!

       何もこの舟が一番になったわけではないのです。  
       取材のカメラに向かって、「チャオ~!!」とご挨拶です。  
       良いお天気、良き仲間、そして素晴らしい海




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      ◆様々な 舟

       ご覧下さい。 立ち漕ぎの舟、座って漕ぐ舟、カヌー、
       何人もで漕ぐ舟、 ありとあらゆる種類の手漕ぎの舟です。

       こうしてラグーナを行き、あちこちで止まりつつ、
       30キロの遠距離をこなします。




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      ◆素敵な帽子姿

       何をしているのか、どういう関係なのか
       良く分りませんが、素敵な帽子です。
       裸の膝が見えますから、舟の中だろうとは思うのですが。

       TVカメラマンも、良く見て写しています、時に感心します!




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      ◆大型舟

       これは何人で漕ぐ船か、かなりの人数です。
       お揃いの赤と白の横じまのシャツ、
       白い帽子に赤い房がちょんと付いて。
       舟の目も可愛いですね。  
       舵取りはどうやら女性のようす。




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      ◆ラグーナの途中で

       この背後の家は確か、マッゾルボ島と思うのですが。 
       ラグーナのあちこちで止まるので、
       手前の赤い舟は、休憩中の姿でしょう。




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      ◆赤いスカーフ

       イタリア女性ではなく、どうやら北方の女性のイメージです。
       良く見ましたら、ホッペに何か描いていますね。
       特別な美人ではありませんが、
       パッと見の美しさ、という点で。 はい。




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      ◆カンナレッジョ

       ヴェネツィアに戻ってきて、
       カンナレッジョの運河に入ろうとする所ですね。
       奥に小さく盛り上がる形の橋が見えますが、
       トゥレ・ポンティ・三つ橋です。
       一番右のチームは、どうやらイギリスからの参加の様子。




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      ◆カンナレッジョ

       今、ポンテ・グーリエを潜ろうという所です。 
       このたくさんの見物人!! 
       運河の横にも、橋の上にもいっぱいです。 
       この橋をくぐれば、直に大運河
       もう殆ど帰り着いた所。  




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      ◆おまけ

       これは、同じ6月4日にピサで行われた
       4大海運国の競艇 です。

       イタリアの4大海運国、ご存知ですか?
       ヴェネツィア、ジェノヴァ、ピサ、そしてアマルフィです。
       この4大海運国の紋が今も、イタリア海軍旗の真ん中に
       記されていますが、毎年この4都市が、持ち回りで競艇をします。  

       今年はピサで行われ、いつもなら海でのコースが
       今年はアルノ河で、そして勝者は地元のピサ。
       これがその決定的瞬間 で、ヴェネツィアは2着でした! 残念。

       やはり海とは勝手が違うそう。 そうですよ、
       今年で51回目かの大会ですが、ヴェネツィアがその半分以上
       勝っているのです、エヘン!
       来年はヴェネツィアでの開催。 乞うご期待!!


    ***

by italiashiho2 | 2006-06-05 21:39 | ・イタリアのTV番組 TVitalian | Comments(0)