イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2006年 11月 30日

・・ マーリオ・リゴーニ・ステルンの世界 ・ Mario Rigoni Stern ・・

   今日はイタリア人作家 マーリオ・リゴーニ・ステルンのご紹介です。
   私はつい先日まで彼の作品を読んだ事がありませんでした。
   そういう名の作家が、このヴェネトの北アジアーゴ・Asiago
   住んでいるという事は、この初夏に、アルプス兵の全国集会が
   アジアーゴで開かれた時メルマガに書き、
   読者のお一人からメールを頂き知っていました。  
   それがこの11月に彼の本を贈って頂き、読むチャンス
   そしてまたTVのニュースでも何度か出会うチャンスが、
   突然にやって来ました!
   今日の写真は全てTVのニュースからです。 ピンアマはご勘弁を。 


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    ◆マーリオ・リゴーニ・ステルン

     夜のヴェネト州のニュースを見ていた時、「マーリオ・リゴーニ
     ステルンがアジアーゴを下り、マロスティカで自作を朗読する
     というニュースがありました。  
     なんとなくボ~ッと見ていて途中で!!と気がつき、写真を撮りました。
     そして以前彼のニュースを教えてくれ、彼の作品に大変感動した、
     と書いて下さった方に送りました。  
     その時は、単に「彼を見ましたよ」という位の軽い気持ちだったのです。 
     作品を読んだ事がありませんでしたので。



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    ◆自作の朗読会

     「アジアーゴを下る」というニュースの表現は、
     アジアーゴがアルプスの麓の、しかもオーストリアとの国境に近い
     事を示しているのですが、マロスティカの市の要請で、
     彼の「レッテレ・ダモーレ・愛の手紙」という、
     自然への賛歌を書いた作品を、子供達に読んで聞かせた
     というニュースだったのです。  
     マロスティカは、バッサーノ・デル・グラッパの西にあり、
     2年毎に生きた人間が駒になる、チェスの試合でも有名な、
     市壁で囲まれた古い歴史ある町です。



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    ◆届いた本

     上の2枚ともう1枚の彼の写真を送った所、大変に喜んで下さった様で、
     なんと、ステルンの最新作の本を送ってくださいました!!
     まさに海老で鯛を釣った感じで、恐縮しましたが、
     これが素晴らしい作品でした。  
     既に彼の作品は日本では「雪の中の軍曹」「テンレの物語」
     などが出版されているようで、お読みの方もたくさんおいでと思います。
     この「雷鳥の森」は日本での出版は最新ですが、
     作品自体は40年前と解説にあります。  
     「戦争の記憶、森の静寂、野生の動物。 簡潔で力強い文体によるこの物語は
     今日の世界から失われつつある人生の深さと豊かさを描く。」と帯にあり、
     まさに、胸の奥を突かれる感覚を持ちました。



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    ◆アジアーゴの町  1

     彼の住むアジアーゴの町はヴェネトの北奥、ヴェネツィアからは北西に
     直線距離で85キロほどで、ヴィチェンツァ県になります。 
     美味しい「アジアーゴ」というチーズも有名ですが、
     ここはまたアルプス兵(山岳兵)が最初に結成された場所でもあるのです。  
     黒い羽が一本チロルハットについたアルプス兵は、
     第1次大戦では、オーストリアからの独立を果たす原動力となり、
     また今現在もイラクに派遣され、働いています。

     ここからの写真は、また別の日に放送された、
     彼のインターヴューの様子と共に映ったアジアーゴの町の様子です。  
     これは、町のドゥオモ。
 


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    ◆アジアーゴの町  2

     こちらは、町の中心広場にドゥオモの横にある市役所。
     建物群が比較的新しいのは、戦争で大変な破壊を受けたからだそうです。
     2度の大戦を経験し、この辺り、アジアーゴの奥の山の中には
     現在でも当時の塹壕が残されているそうで、
     その写真を見せてもらった事もあります。



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    ◆カステルフランコの町の劇場

     これはまた別の日のニュースから。  
     カステルフランコの町で開かれた児童向け文学の授賞式に、
     その審査員長としてステルンが出席していたのです。

     これはその劇場ですが、小さいながらも大変美しいのでご覧下さい。 
     横一列に椅子が10ほど並ぶ、小さいけれど素敵な劇場が
     イタリアにはあちこちにあるようで、
     この町はまた、画家ジョルジョーネの生まれた町でもあります。

 

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    ◆ステルン  

     この日、審査員長で出席のステルン。 今年85歳。
     出席していた子供達にせがまれてサインをしている様子。



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    ◆アルプス兵の帽子

     これは彼の家の壁にかかる、アルプス兵の帽子。
     既にあちこちが破れていますが、
     この帽子をかぶって彼は戦争に行き、ロシアから敗走、
     そしてオーストリアの捕虜収容所からの脱出に、
     共にあった帽子なのでしょう。 
     「あの年、1945年に、生き残った者たちが帰ってきた。 
     あたかも秋の夕暮れに羊が、牛が、山羊が、家畜小屋へと群れをなして
     あるいは一頭で帰ってくるように
     ドイツから、ロシアから、フランスから、バルカン諸国から
     戦争が連れ去り、生かしておいた者たちが帰ってきた。 
     ・・・わたしはオーストリアから徒歩でたどり着いた。 
     おりしも山は春だった。」
     『オーストラリアからの手紙』より



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    ◆アジアーゴの風景  1

     アルプスの麓に広がるアジアーゴの平野の様子。  
     奥にひときわ大きく白い四角に見えるものは、戦没者の慰霊碑。
     ヴェネト一帯からフリウリにかけて、第1次大戦中は大激戦地で、
     このアジアーゴからアルプスにかけても大変な戦死者が出ました。
     日本での戦没者への対応と、かなりの違いを感じます。



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    ◆アジアーゴの風景  2

     「いくつもの季節が過ぎた。渡り鳥たちは去ってはまた戻ってきた
     山ではモミがゆっくりと育っていった。 
     ・・・世界ではさまざまな事が起こった。 
     ・・・だが大地の上では、同じことが変わることなくくりかえされている。 
     日が昇り、日が沈み、穀物が実り、雪が降る
     森のそばの小さな家の中も相変わらずだ。 
     冬は木の桶を作り、夏は大地を耕し、木を伐リ、秋は猟に出る。 
     ずっとずっと昔と同じように
     これから先もずっとずっと変わることなく。」  
     『アルバとフランコ』より



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    ◆インタヴューの様子  1

     ヴェネトの夜のニュース特集で、彼のインタヴューがあったようで、
     私が見たのはその要約編です。 
     85歳とはいえ、大変お元気そうで、
     今世紀になってから既に3冊の本が出版されたとか。  
 


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    ◆インタヴューの様子  2

     「犬に泣くことができるとしたら、なおも食い下がりながら
     フランコは泣いていた、と私は思う。 
     彼が立ち止まった場所には脚の傷の赤い血の跡が残り
     草の葉や森の低い枝は、涎で濡れていた。  
     ・・・ピエーロはウサギを切り開いた。 心臓と肝臓を取り出した。 
     フランコの傍らに膝をつき、まだ生暖かい心臓と肝臓を切って
     切れ端を少しずつ口に入れてやった
     頭を撫でてから、黙ってハンカチで犬の目を拭き、脚の血を拭った。 
     胸の奥底から何かが、口では言えない何かが
     人間に対してさえめったに抱くことのない想いが、こみ上げてくるのを感じた。」
     『アルバとフランコ』より

     朝から日暮れまで、大ウサギを追いかけ、
     遂にしとめる猟犬を描いた一節。  
     衒いの無い、すっと心にしみ込んでくる・・。
     動物との関わりに、胸が痛くなり涙がこぼれました。


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    ◆山小屋風のお家

     如何にも、雪深い土地のお家ですね。
     「ある晴れた冬の午後のことだった。 
     暖炉の中でブナが赤々と燃え、冷気がガラスの表面に幻想的な模様を描き
     そのアラベスクを透かして
     すっぽりと雪をかぶった森と、岩場に降り注ぐ陽の光が見えた。」
     『星月夜のキツネたち』より



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    ◆書斎の様子

     「わが友はビールの入った桶を手に戻って来た。 
     その後、世界のあちこちを巡ってビールを飲んだけれど
     これにまさるものは誓ってなかったし、残念ながらこれからもないだろう。 
     ・・・ 列車が止まっているあいだ、彼もとどまった。 
     わたしは桶に口をつけて彼のビールをあおり
     彼はわたしの煙草を吸いつづけた。 
     ポーランドのこと、ドイツ兵のこと、自分の家族のこと
     どのようにしてビール作りに成功したか
     食料不足と飢えについて
     鞭打たれながら働くユダヤ人たちの存在について
     彼は語って聞かせた。」  
     『ポーランドでの出会い』より



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    ◆書斎での彼

     「だがこの夜、ひとり眠らぬ者がいた。 
     ・・・生まれて初めて、貧しい者たちの運命に
     貧しい者たちに殺し合う事を強いる戦争というものに
     想いをめぐらせ、自問した
     『この汽車に乗っているおれたちのなかで、帰れるのはだれだろう。 
     何人の同郷の人をおれたちは殺す事になるのだろう。 そして、なんのために
     同じ世界に生きているわれわれは、だれもがみな同郷の人なのに。」
     『ポーランドでの出会い』より

     多分これが、彼自身の世界の出発点なのでしょう。
 

    ***






by italiashiho2 | 2006-11-30 06:26 | ・映画絵画文学 Film Arte Le | Comments(2)
2006年 11月 28日

・・・ ブログ  総目次  その2 ・・・

     月毎に、まとめて見ました。
     この方が、辿りやすいかと思います。
    
     どうぞ、古い記事でも、宜しかったらコメント
     お願い致します!!      


      2007年 5月 ~ 2006年 7月

      5月
  
  29日 シルミオーネ ・ ガルダ湖の蒼い、碧の水
      http://italiashio.exblog.jp/5505278

  25日 ガルダ湖 北端 ・ トルボレ、 リーヴァ・デル・ガルダ
      http://italiashio.exblog.jp/5481349

  23日 サン・ダミアーノ への道 ・ アッシジ
      http://italiashio.exblog.jp/5462999

  18日 アムステルダム ・ デン ハーグ (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5424898

  15日 ノルチャ ・ そして、カステルッチョ 
      http://italiashio.exblog.jp/5405447

  11日 グッビオ ・ インジーノ山の麓、ローマ期からの町
      http://italiashio.exblog.jp/5376232

   8日 アッシジ点描 その2 ・ 黄昏から夜に
      http://italiashio.exblog.jp/5353026

   4日 ウンブリアの猫たち  その1
      http://italiashio.exblog.jp/5321662

   1日 民衆伝統博物館 ・ チッタ・ディ・カステッロ
      http://italiashio.exblog.jp/5298043



      4月

  27日 スペッロ ・ Spello ・ 穏やかな、小路の町
      http://italiashio.exblog.jp/5264129

  24日 オランダ ・ チューリップ公園  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5236972

  20日 アッシジ点描 その1
      http://italiashio.exblog.jp/5203298

  17日 ウンブリアの道
      http://italiashio.exblog.jp/5179406

  15日 無事、ウンブリアから戻りました!
      http://italiashio.exblog.jp/5162813


      3月

  31日 春休みを頂きます!

  27日 アクイレイア ・ グラード  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5037664       

  23日 フェルトゥレ ・ ドロミテの麓、小さな高貴な町
      http://italiashio.exblog.jp/5012770

  20日 我が家の、箱入り娘猫 と 息子猫
      http://italiashio.exblog.jp/4994416

  16日 レーヴィネ・ラーゴの聖所
      http://italiashio.exblog.jp/4967893

  13日 石内の四季 ・ 冬から春へ  (たっちゃん)
      http://italiashio.exblog.jp/4946665 

   9日 白ワインの道 N.2 ・ サント・ステーファノ付近
      http://italiashio.exblog.jp/4919719

   6日 イタ犬 ・ あちこち、さまざま
      http://italiashio.exblog.jp/4898128

   2日 カステルフランコ・ヴェネト ・ ジョルジョーネの生地  
      http://italiashio.exblog.jp/4868553



      2月

  27日 ヴェネトの奥には、まだ雪が ・ カンシーリオの森
      http://italiashio.exblog.jp/4843871

  23日 スポレート ・ 緑にうもれた、芸術と文化の古都
      http://italiashio.exblog.jp/4810687

  20日 冬の ヴェネツィア ・ 霧の日  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/4784767

  16日 アルカ・ペトラルカ ・ 詩人の里 ・ 中世の町
      http://italiashio.exblog.jp/4752528

  13日 野生の クリスマス・ローズ は、お好き?
      http://italiashio.exblog.jp/4729439

   9日 ムッジャ ・ Muggia ・ トリエステ湾の、小さな港町
      http://italiashio.exblog.jp/4702536

   6日 冬のヴェネト ・ 霧の中のスコミーゴ村 ・ と、おまけ
      http://italiashio.exblog.jp/4685772

   2日 トリエステ ・ 黄昏  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/4663853



      1月

  30日 春を待つ猫たち ・ 冬の過ごし方
      http://italiashio.exblog.jp/4647365

  26日 国境の街 ・ トリエステ その1  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/4624721

  23日 ごあいさつ

  19日 パリ の 歳末風景は  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/4586296

  16日 ひとり、心にしみる夜は ・ 熱いワインと、DVD !
      http://italiashio.exblog.jp/4570699 

  12日 ヴェネツィア ・ サン・マルコ広場の夜明け  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/4547536
 
   9日 マロスティカ ・ 中世のお城・人間チェス・さくらんぼ
      http://italiashio.exblog.jp/4530650

   5日 カタログ表紙の、 イタリアの若き女性たち
      http://italiashio.exblog.jp/4506836

   1日 新年 おめでとうございます !
      http://italiashio.exblog.jp/4484872

      12月

  28日 我が町 コネリアーノ ・ 再発見
      http://italiashio.exblog.jp/4460160

  20日 チーマ・ダ・コネリアーノ ・ 聖母子と聖人たち
      http://italiashio.exblog.jp/4417068

  12日 いつも一緒 ・ 仲良し猫ちゃん特集
      http://italiashio.exblog.jp/4359350

   8日 ソアーヴェ ・ Soave ・ 中世の城と、白ワインの町
       target="_blank"> http://italiashio.exblog.jp/4328356

   5日 旧き良きヴェネツィア ・ 古い絵葉書に見る
       target="_blank"> http://italiashio.exblog.jp/4304090

   1日 ボローニャ ・ 落穂ひろい 
       target="_blank"> http://italiashio.exblog.jp/4275811


      

      11月

  30日 マーりオ・リゴーニ・ステルンの世界 ・ Mario Rigoni Stern
      http://italiashio.exblog.jp/4269239

  24日 みんな、広場へ ・ ウンブリア紀行3 
      http://italiashio.exblog.jp/4280795

  21日 S M デッラ・サルーテの仮橋 ・ ヴェネツィア 
      http://italiashio.exblog.jp/4288207

  17日 イタリアの秋 ・ スコミーゴ村晩秋   
      http://italiashio.exblog.jp/4288501

  13日 山村の猫 ・ 平野の猫 
      http://italiashio.exblog.jp/4289098

  10日 コマッキオ ・ 鰻養殖の、小さなヴェネツィア 
      http://italiashio.exblog.jp/4294596

   7日 ボローニャ ・ Bologna ・ 美食と意外性の街  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5383444

   3日 栗祭りの村 ・ コンバイ ・ 山村の秋
      http://italiashio.exblog.jp/5406077


      10月 

  30日 イタリアの夕陽 ・ あちこち
      http://italiashio.exblog.jp/5383507

  27日 イスタンブール・Istanbul・ヨーロッパとアジアにまたがる都  (ハクトウさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5413534
      
  24日 バッティ・チンクェ!! ・ ヴェネトのワン君 
      http://italiashio.exblog.jp/5398335

  20日 ロンガローネの悲劇 ・ ダムからの出水に飲み込まれた町
      http://italiashio.exblog.jp/5406116 

  17日 ドナウの真珠 ・ ブダペスト ・ Budapest  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5343083
  
  13日 ヴェネツィア ・ 水に揺れて
      http://italiashio.exblog.jp/5383558
     
  10日 トラ猫 ・ 縞猫  集まれ!! 
      http://italiashio.exblog.jp/5490745
     
   6日 ポルトブッフォレ ・ Portobuffole` 中世に栄え、今は眠る
      http://italiashio.exblog.jp/5340734
     
   3日 2006年度 「ミス・イタリア」 最終選考、の模様
      http://italiashio.exblog.jp/5413145




      9月
 
  29日 デルタ・グアルド タディーノ・グッビオ・ウンブリア、陶器の町  
      (ウンブリア紀行  No.2)
      http://italiashio.exblog.jp/5376520
     
  26日 夏の想い出 ・ 石内の四季 ・ と、おまけ  (たっちゃん)
      http://italiashio.exblog.jp/5413025
         
  22日 モンタニャーナ・ Montagnana ・市壁と塔、生ハムとパリオ
      http://italiashio.exblog.jp/5412887 
 
  20日 プラハ ・ Praga ・ チェコ  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5343026
  
  16日 アッシジ ・ Assisi ・ ウンブリア紀行 1
      http://italiashio.exblog.jp/5329018
 
  13日 葡萄摘みが始まって・スコミーゴ村、コッレウンベルト村
      http://italiashio.exblog.jp/5493969 

   9日 サチーレ・ Sacile ・ヴェネツィア共和国の庭
      http://italiashio.exblog.jp/5411886 

   6日 こんな猫 ・ あんな猫 
      http://italiashio.exblog.jp/5398360 

   2日 フォッリーナ ・ 中世の修道院と町
      http://italiashio.exblog.jp/5344527



      8月 

  29日 レガータ・ストーリカ ・ ヴェネツィア
      http://italiashio.exblog.jp/5352679
 
  26日 フジーネ湖と山の道 ・ 逝く夏を惜しんで 
      (3国の国境に近い、エメラルド色の湖)
      http://italiashio.exblog.jp/5667476/      
 
  23日 シエナのパリオ ・ 実況編
      http://italiashio.exblog.jp/5585951 

  19日 フィレンツェ ・ ルネッサンスの都  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5344172 

  16日 夏のヴェネツィア ・ ヴェネツィアの窓
      http://italiashio.exblog.jp/5493635

  12日 イタリア唯一の絶滅収容所・リジエーラ・ディ・サン・サッバ
      http://italiashio.exblog.jp/5491205
 
   9日 スコミーゴ村 ・ 夏
      http://italiashio.exblog.jp/5667336 

   5日 アウロンツォ・ディ・カドーレ ・ Auronzo di Cadore
       (山のヴァカンス地、エメラルド色の河)
      http://italiashio.exblog.jp/5491238 
 
   1日 シエナのパリオ ・ Il Palio di Siena
      http://italiashio.exblog.jp/5544938

 

      7月 

  28日 納涼映画会はいかが?!
      http://italiashio.exblog.jp/5344710 

  25日 オルタ湖 ・ lago d’Orta  (カルラさん)   
      http://italiashio.exblog.jp/5383608

  22日 暑い夏、 冷たいパスタはいかが?!
      http://italiashio.exblog.jp/5667572
 
  19日 レデントーレのお祭り ・ Redentore ・ ヴェネツィア
      http://italiashio.exblog.jp/5493746
 
  14日 ヴェネツィアの夜 ・ 光と影と  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5065629

  11日 ローマへの凱旋  (ワールドカップ優勝凱旋)
      http://italiashio.exblog.jp/5673904
 
  10日 ラ・ノッテ・マジカ ・ 喜びに酔いしれた夜 
       (ワールドカップ・24年ぶりの優勝!)
       http://italiashio.exblog.jp/5673877

   8日 アスペッタンド ・ aspettando ・ 待ちながら 
        (ワールドカップ・決勝戦前夜)
      http://italiashio.exblog.jp/5673862
 
   5日 イエ~~イ、やりましたぁ~、イタリアチーム!!
       (ワールドカップ・決勝戦進出決定)
      http://italiashio.exblog.jp/5673840
 
   4日 ガルダ湖 No.2 ・ 湖 東岸と北端を
      http://italiashio.exblog.jp/5031359
 
   1日 ガルダ湖 ・ Lago di Garda ・ その1 湖南
      http://italiashio.exblog.jp/5028003


 

by italiashiho2 | 2006-11-28 04:50 | ・ブログ総目次Contents10-1
2006年 11月 27日

   ・・・ ブログ 総目次  その1 ・・・

      2006年6月  ~  2005年12月

      月毎に纏めてありますので、辿りやすいかと思います。
      古い記事でも、宜しかったらどうぞ、コメントをお願い致します!

      6月

 29日 歯見せ猫 ・ 舌だし猫特集
      http://italiashio.exblog.jp/5667636

 26日 ヴェローナ ・ Verona ・ 中心部 その2
      http://italiashio.exblog.jp/5033175
 
  24日 ヴェローナ ・ Verona ・ 中心部 その1
      http://italiashio.exblog.jp/5033073

  22日 ティツィアーノの生まれた町・ピエーヴェ・ディ・カドーレ
      http://italiashio.exblog.jp/5353717

  19日 ヴェローナ ・ 夏の夜の 野外オペラ(グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5031778

  17日 バッサーノ・デル・グラッパ ・ グラッパ酒、アルピーニの橋
      http://italiashio.exblog.jp/5063041

  15日 イタリア東北部 ・ あちらこちらの猫達
      http://italiashio.exblog.jp/5490637

  12日 フィエーゾレ (フィレンツェ) の結婚式
      http://italiashio.exblog.jp/5314794 

  10日 山の小さなヴェネツィア ・ ベッルーノ・Belluno
      http://italiashio.exblog.jp/5352436

   8日 特別版 ・ ブログ「石内の四季」 秀作展 

   6日 イタリア共和国記念日 ローマ ・ ヴォーガロンガ ヴェネツィア
      http://italiashio.exblog.jp/5418020 

   3日 アクイレイア その2 ・ アルティーノ 
      (ローマ期の遺跡では、ローマについでヨーロッパで最大の町)
      http://italiashio.exblog.jp/5037537
 
   1日 コンバイ ・ COMBAI ・ 山村の初夏
      http://italiashio.exblog.jp/5417680


      5月

  30日 ナポリという街 ・ NAPOLI  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5063086
 
  27日 アクイレイア ・ ローマに次いで栄え、そして衰退の町 
      http://italiashio.exblog.jp/5035705

  25日 ナポリ湾の小島 ・ プロチダ島  (グロリオーザさん) 
      (映画・「ポスティーノ」の舞台となった小島)
      http://italiashio.exblog.jp/5063077
 
  23日 ローマつまみ食い ・ 中世の愛のお話  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5063102
 
  20日 フリウリの ヴィーノ・ビアンコ (白ワイン) !
      http://italiashio.exblog.jp/5328825
 
  17日 イニャバウワー または I GATTI APERTI 無防備猫
      http://italiashio.exblog.jp/5065513

  15日 アジアーゴ ・ ヴェネツィア共和国 
      (セレニッシマの崩壊の日に寄せて)
      http://italiashio.exblog.jp/5314697
 
  13日 フリウリの  チーズ! ガチョウ! ポレンタ !
      http://italiashio.exblog.jp/5328553 

  11日 モンセーリチェ ・ Monselice 
      (中世のお城の残る町)
      http://italiashio.exblog.jp/5418885
 
   9日 プッブリチタ ・ PUBBLICITA` 
      (イタリアの郵便局の広告は)
      http://italiashio.exblog.jp/5417547

   6日 生ハムの サン・ダニエレ・デル・フリウリ ・そしておまけ
      http://italiashio.exblog.jp/5417322
 
   1日 スコミーゴ村 ・ 春たけなわ
      http://italiashio.exblog.jp/5314599

 

      4月

 28日 ミッソーニ ・ カレイドスコーピオ 展覧会
      http://italiashio.exblog.jp/4919662
 
  27日 イタ犬 ・ あちこち
      http://italiashio.exblog.jp/5497358 

  25日 ヴェネツィア・サン・マルコ教会  Basilica San Marco
      http://italiashio.exblog.jp/5497157 

  22日 生ハムとユダヤ人の足跡・フリウリ・ヴェネツィアジューリア
      http://italiashio.exblog.jp/5063183 

  20日 ヴェネツィア・サン・ジョルジョ・マッジョーレ S.Giorgio Maggiore 
      http://italiashio.exblog.jp/5496972

  18日 山里 レーゼラの春 ・ Resela 
      http://italiashio.exblog.jp/5544677
 
  15日 トリエステ ・ ミラマーレ  Miramare
      (海に望み、悲劇的逸話の残るお城)
      http://italiashio.exblog.jp/5493866
 
  13日 モンセーリチェの猫 ・ Monselice
      http://italiashio.exblog.jp/5496829
 
  11日 日本の花・桜 と フィオレンツァの華・ボッティチェッリのヴィーナス
      (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5061344
 
   8日 ジェモーナ・デル・フリウリ ・ ロマネスク教会のある、
      (ロマネスクの教会のある、再建された町)
      http://italiashio.exblog.jp/5534743
 
   6日 イタリアの看板    選挙 ・ そして・・
      http://italiashio.exblog.jp/534643 

   3日 リルケの小道 ・ドゥイーノ ・ Duino
      http://italiashio.exblog.jp/5351800
 


      3月

  11日 ボッティチェッリ ・ 春 ・ Primavera
      http://italiashio.exblog.jp/5061271

   7日 春を探しに ・ コッレウンベルト村
      http://italiashio.exblog.jp/5343392

   6日 ヴェネツィア ・ ドゥカーレ宮 ・ Palazzo Ducale
      http://italiashio.exblog.jp/5351189

   5日 日向ぼっこ の イタ猫ちゃん達 
      http://italiashio.exblog.jp/5516504

   4日 白ワインの道 ・ Strada del Vino Bianco  その1
      http://italiashio.exblog.jp/4919662

   3日 隠れ ヴェネツィア ご案内!
      http://italiashio.exblog.jp/5534557

   2日 ヴェネツィアの鳥たち
      http://italiashio.exblog.jp/5534432

   1日 ヴェネツィア から、ペッレストゥリーナ に
      http://italiashio.exblog.jp/5544249

   1日 イタ猫特集 ・ ヴェネツィア、ムッジャ、グラード 
      http://italiashio.exblog.jp/5518660


  
      2月

  26日 グラード ・ Grado ・ 歴史持つ干潟の島
      http://italiashio.exblog.jp/5031770

  25日 アーゾロ その3 ・ ヴェネトの奥 文化の香る小さな町
      http://italiashio.exblog.jp/5061185

  24日 パルマからご挨拶 ・ Saluti da Parma 
      http://italiashio.exblog.jp/5340456

  23日 ドロミテからご挨拶 ・ Saluti da Dolomiti
      http://italiashio.exblog.jp/5340352

  22日 サン・ジミニャーノ ・ San Gimignano
      http://italiashio.exblog.jp/5340540

  20日 枯れ色の風景、そして蒼 ・ 冬の湖
      http://italiashio.exblog.jp/5541655

  18日 ヴィヴァルディ・A.Vivaldi と ピエトゥロ・ロンギ・P.Longhi
      http://italiashio.exblog.jp/5061443

  17日 アーゾロ その2 ・ 文化人に愛される、典雅な町
      http://italiashio.exblog.jp/5061000

  16日 夏の日のブラーノ島 ・ Burano
      http://italiashio.exblog.jp/5065757

  15日 カルネヴァーレ・ディ・ヴェネツィア ・ その3
      http://italiashio.exblog.jp/4703241

  14日 サン・ラッザロ島  Isola di S.lazzaro di Venezia
      http://italiashio.exblog.jp/5344834

  13日 カステルモンテ ・ 国境に近い信仰の村
      http://italiashio.exblog.jp/5541549

  12日 コルティナ・ダンペッツォ ・ Cortina D'Ampezzo 
      http://italiashio.exblog.jp/5065422

  11日 アーゾロ その1 ・ ヴェネツィアの典雅な奥座敷
      http://italiashio.exblog.jp/5060788

   8日 カルネヴァーレ・ディ・ヴェネツィア ・ その2
      http://italiashio.exblog.jp/4703063

   7日 国境の街 ・ ゴリツィア のお城
      http://italiashio.exblog.jp/5328325

   6日 国境の街 ・ トリエステ ・ 港風景
      http://italiashio.exblog.jp/5351567

   5日 ジョルジョ・ペルラスカ ・ 「追悼の日」1月27日に寄せて
      http://italiashio.exblog.jp/5065679

   4日 ヴィットリオ・ヴェネト その3 ・ セッラヴァッレ
      http://italiashio.exblog.jp/5027559

   3日 北からのお客人 ・ 羊の群れ、到着!
      http://italiashio.exblog.jp/5532297

   1日 ゴリツィア ・ Gorizia ・ 国境の街
      http://italiashio.exblog.jp/5328184

   1日 カルネヴァーレ・ディ・ヴェネツィア
      http://italiashio.exblog.jp/4702803

   1日 ヴェネツィア ・ サン・マルコ広場
      http://italiashio.exblog.jp/5344930



      1月

  31日 チヴィダーレ・デル・フリウリ ・ その2
      http://italiashio.exblog.jp/5530516

  30日 チヴィダーレ・デル・フリウリ ・ ローマ、ロンゴバルド期の都
      http://italiashio.exblog.jp/5530326 

  28日 ヴィットリオ・ヴェネト その2 ・ チェネダ~セッラヴァッレ
      http://italiashio.exblog.jp/5027499

  25日 我が スコミーゴ村 ・ 春の兆し
      http://italiashio.exblog.jp/5541478

  24日 国境の町 ・ さまざま 
      http://italiashio.exblog.jp/5721170

  22日 雪のヴェネツィア
      http://italiashio.exblog.jp/5541438

  21日 ヴィットリオ・ヴェネト その1 ・ チェネダ
      http://italiashio.exblog.jp/5027410

  15日 1~2月のイタ犬 ・ ヴェネツィア、スコミーゴ村
      http://italiashio.exblog.jp/5516365

  14日 トゥレヴィーゾ その3 ・  中世からの運河の街
      http://italiashio.exblog.jp/5027347

  14日 特番 ・ イタリア美人  (グロリオーザさん)
      http://italiashio.exblog.jp/5063064

  12日 1月のイタ猫 ・ アッシジ、ヴェネツィア、トリエステ
      http://italiashio.exblog.jp/5398311

  11日 夏の夕の、吹奏楽演奏会 ・ ベルサリエーレ
      http://italiashio.exblog.jp/5721115

   9日 ゴンドラ ・ Gondola ・ ゴンドラ  
      http://italiashio.exblog.jp/5710878

   7日 トゥレヴィーゾ 2の2 ・ Treviso ・ 中世からの運河の街
      http://italiashio.exblog.jp/4342720

   2日 イタリア美人 ・ イタ猫 ちゃん
      http://italiashio.exblog.jp/5541381



     2005年  12月

  26日 ジョルジョーネ ・ Giorgione
      http://italiashio.exblog.jp/4868523

  25日 クリスマス、おめでとう! Buon Natale a tutti !
      http://italiashio.exblog.jp/5721074/

  24日 トゥレヴィーゾ その1・ 中世からの運河の街
      http://italiashio.exblog.jp/4342683

  21日 ヴェネツィアの 蒼と朱
      http://italiashio.exblog.jp/5351318

  18日 アッシジ ・ Assisi
       target="_blank"> http://italiashio.exblog.jp/4335365

  17日 我が町  コネリアーノ 2 ・ 3 
      http://italiashio.exblog.jp/4289463

  15日 ヴェネツィアの鳥たち 
      http://italiashio.exblog.jp/5721020

  13日 アスコリ・ピチェーノ ・ クインターナのお祭り
      http://italiashio.exblog.jp/4335307

  12日 12月のイタ猫 ・ ヴェネツィア、そして
      http://italiashio.exblog.jp/5720872

  11日 アスコリ・ピチェーノ ・ 夏のお祭り 1
      http://italiashio.exblog.jp/4289534

  10日 エッツェリーノ・ダ・ロマーノ ・ Ezzelino da Romano Ⅲ 
      http://italiashio.exblog.jp/4289495

   7日 イタ犬 ・ ヴェネツィアの犬
      http://italiashio.exblog.jp/4304669

   4日 ヴェネツィア ・ アックワ アルタ
       target="_blank"> http://italiashio.exblog.jp/4334933

   3日 冬のヴェネツィア
      http://italiashio.exblog.jp/4304552 

   1日 我が町  コネリアーノ 1 
      http://italiashio.exblog.jp/4289196

   1日 イタ猫 ・ ヴェネツィアの猫 ・ ムッジャの猫
      http://italiashio.exblog.jp/4295905

by italiashiho2 | 2006-11-27 01:40 | ・ブログ総目次Contents10-1
2006年 11月 24日

   ・・・ みんな、広場へ ・ ウンブリア紀行 3 ・・・

 
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     ◆みんな、広場へ

      今日は トゥッティ・イン・ピアッツァ・みんな、広場へ と題して
      ウンブリアのお祭りのご紹介です。  勿論、槍の試合も、お神輿かつぎも、
      時代衣装の美女もいますが、美味しい物、美しい物もあります。
      いざいざ、まずは広場へ!!
      今日の写真は、すべて DeAgostini出版と、specialeTOURING からです。



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     ◆ウンブリアの地図

      今日ご紹介する場所は、ナルニ・Narni  ベヴァーニャ・Bevagna
      ノルチャ・Norcia  グッビオ・Gubbio  フォリーニョ・Foligno
      スペッロ・Spello 




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     ◆ベヴァーニャ の中世風・「ガイーテの市」  1

      ベヴァーニャ・Bevagna の町では、毎年6月の末の1週間、町のすべて
      の人々が中世の生活に戻り、当時の市のお祭りで賑わうのだそうです。
      勿論特産の「タルトゥーフォ・トリフ」も売られているのが見えます。
      台の上中央の籠に黒く見えるのがそれで、1キロ150エウロ(21000円程)
      とあります。  悔しいけど、まだ食べた事がないので、なんとも・・・!



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     ◆ベヴァーニャ の中世風・「ガイーテの市」  2

      これがお祭り期間中の様子です。  「中世の村に変身する」と。
      女性が長い衣装をつけるとなかなか良い、といつも思うのですが、
      如何?  皆さん、のんびりと楽しそうです。  コンサートや、
      弓の競技も行われ、訪れる人々も中世に戻って楽しめるそうです。



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     ◆ベヴァーニャ の中世風・「ガイーテの市」  3

      この女の子の写真に大変魅かれ、この雑誌のウンブリア特集を
      皆さんにもご紹介したい、と思ったきっかけになりました。
      愛おしいというか、あどけなさに胸が痛くなる感じがします。



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     ◆ノルチャの特産品

      ノルチャは豚肉の加工食品で大変有名なのですが、ここには
      チーズ、サラーメ、オリーヴ油、蜂蜜、そして豆類が見えます。
      またノルチャは、18世紀まではイタリアの外科医の学校でも有名でしたし、
      ウンブリアに於けるちょっと特殊な位置も占めているようです。
      また機会を見つけてご紹介したいと思います。



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     ◆タルトゥーフォ・ネーロ ・ 黒トリフ

      これが有名なノルチャの黒トリフです。  といっても、私はまだ
      白も、黒も食べた事がないので、味をご説明できないのが残念です!
      中の様子が、霜降りの様になっているのですね?!  フ~~ム。



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     ◆黒トリフの、パスタ

      ノルチャのタルトゥーフォ・ネーロ をつかった、
      ストゥランゴッツィ・strangozzi と説明があります。  
      皆さん、美味しさを御想像ください!!



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     ◆グッビオ のお祭り、 大ローソクの競走

      この有名なお祭り、高さが4Mもある巨大なローソクを担いで走り回り、
      そして山上のバジリカに奉納する為につづれ折りの山道を登る
      熱狂的なお祭りも、まずは神聖なミサから始まります。  
      そしてこれは大ローソクを梃子の要領で起こしている所です。  
      広場の熱狂が始まります!



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     ◆グッビオ のお祭り、 大ローソクの競走

      さぁ、男たちの肩に担がれまず広場を3周、
      それから町の狭い道を走るそうです。 
      大ローソクは3本あり、それぞれの天辺に町の守護神のサントゥバルド、 
      サン・ジョルジョ、サンタントニオの2聖人が鎮座し、
      揺すられながら、衣を翻しながら、走り回ります!!



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     ◆グッビオ のお祭り、 石弓競技

      大ローソクのお祭りの他に、グッビオにはもう一つ有名なお祭りが。
      中世からの武器、石弓の競技会です。
      写真の様に、固定され、水平に構えて歯車を使って広げるもので、
      その威力はものすごく、一度TVで見て寒気を覚えるほどでした。
      騎士の甲冑など、紙のように軽~く射抜くのですよ!



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     ◆ナルニ のお祭り ・ 輪の競技

      「輪の競技」というのは、建物の間に張られたロープに吊るされた輪を、
      騎乗の騎士が槍で突き通す、というもので、14世紀から続いているそうです。
      写真は、この競技に先立っての、時代衣装で行進の若き美人。
      今日のブログの最初の写真も、このナルニの時代衣装の行進です。



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     ◆フォリーニョ のお祭り ・ クインターナ  1

      クインターナ というのは、槍の的の事で、この名を冠したお祭りは、
      あちこちにあります。 いずれも、騎乗の騎士が、槍で的を突く、突き通す
      というもので、この写真でお分かりのように、輪の中を突き通す競技ですね。
      上のナルニのお祭りも、やはり輪の中を突き通す競技のようでした。



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     ◆フォーリニョ のお祭り ・ クインターナ  2

      こちらはお祭りに花を添える、時代衣装の美人。
      17世紀の素晴らしい衣装だそうで、 ここ 
      フォリーニョでも、お祭りの熱狂は変わらないようですね。



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     ◆カーシア・Cascia の 薔薇の祝福 のお祭り

      カーシア というのは、14~15世紀の聖女リータ・Ritaの町。
      若くして結婚、暴力的な夫が殺された後、息子たちが
      復讐をするよりも死ぬ事を神に願った、そう。  
      そして修道院に引きこもり40年、身体的な痛みを受ける事をも望み、
      額にキリストの茨の冠の棘を受けたという聖女で、
      写真は、その聖女リータの祭日で、善男善女が薔薇の花束を持っています。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  1

      インフィオラータ・Infiorata のお祭り というのは、町の通りに
      図柄を花びらの色を利用して描く、というものです。
      南フランスの海岸に続く、紺碧海岸の街でも行われますし、
      ローマ近郊でも確かあったと思いますが、
      ここスペッロのは大変大掛かりで、素晴らしいもののようで、
      キリスト教の祭日と結びついたお祭りです。
      これはお祭りに賑わいを添える吹奏楽バンドの面々。 女性もいます。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  2

      このスペッロの、インフィオラータに使われる花びらは、
      全て自然の色、本物の花びらで、  
      人工の色、作り物の花びらなし、
      今こうして皆さん、それぞれの家の戸口で花びらをむしっている所。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  3

      図柄に沿って手直しの最中。 すでに出来上がった場所を
      壊さぬよう細心の注意を払って、片脚で!
      両膝にサポーターをつけているのを見て、ご苦労さん!と。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  4

      全部で70もの作品が作られるそうで、これがそのうちの
      最大級の作品との事。  
      場所が、広場と道の上ですから、見るのには不便だろう
      と思っていましたら、やはり櫓が作られているので安心。
      花びらの作品で感心するのは、中間色の使い方が素晴らしい事
      絵の具なら簡単ですが、花びらの色ですから、どの花と特定するのには
      花に関する大変な知識が要求されることでしょう。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  5

      最初にこの写真を見たとき、この書体の感じがすごいなぁ!、
      と思いましたら、この作品が2006年度の賞を獲得した
      その一部分だそう。  なるほど、なるほど!!


   ***

by italiashiho2 | 2006-11-24 22:44 | ・イタリアのお祭り Festa ital | Comments(0)
2006年 11月 21日

    ・・・ S M デッラ・サルーテの仮橋 ・ ヴェネツィア ・・・

   毎年11月21日は、ヴェネツィアのサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
   のお祭りで、参拝客の為に仮の橋が、大運河に架けられます。
   夏のレデントーレのお祭りには、長い平橋がジュデッカ島に架かりますが、
   このデッラ・サルーテの橋は、緩やかな弧を描き、いつもは渡しのゴンドラがある、
   デッラ・ジーリオから架けられ、終日参拝客で賑わいます。



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      ◆アッカデミア橋からの眺め

       右側の大きな丸屋根の教会が、サンタ・マリア・デッラ・
       サルーテ教会で、ペストがヴェネツィアにも猛威を振るった
       17世紀に、その終焉を感謝して建設されたといわれます。



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      ◆橋全体の眺め

       これは位置が逆になりますが、様子がお分かりでしょうか。
       夏のレデントーレの仮橋は、平橋で船の交通は一切遮断されますが、
       この橋は、下を水上バス・ヴァポレットや、他の船も通れるように
       なっていて、真ん中に船用の信号もついています。



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      ◆では、渡りましょうか

       これは、サンタ・マリア・ジーリオ側からの眺めです。
       いつもはここから、向かい側に渡しのゴンドラがあるのですが、
       参拝客が多い為、到底まかない切れず、かといってアッカデミア橋を
       渡ると、かなりの遠回りになるため、この架け橋・ポンテ・ヴォティヴォ
       が大いに利用されるというわけです。   
       所で、ここの渡しのゴンドラがある映画の中に何回か出てきました。 
       映画好きの方、お分かりですか?
       そうです、「旅情」です。 後ほど、この渡しのゴンドラもご覧頂きますね。



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      ◆サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会

       ヴェネツィアの代表的な教会、サン・マルコ広場から斜め前に
       位置しますが、この写真は、仮橋の上からです。
       丸屋根の一番上に、マリア様が少し前かがみの姿勢でおられます。
       真ん中に見える窓の周囲に張り出している、渦巻き模様の飾りが
       特徴ですが、これで、この大きな丸屋根を支えているのだそう。
       外観がいかにも大きく見えますが、教会の中はそんなに広くなく、
       普通のように、四角い長い空間ではなく、丸い空間です。 
       内部には、ティツィアーノや、ティエポロの絵もあるそうですが、
       このお祭りの日には、人込みで、とても鑑賞どころではありません。



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      ◆橋の上から、広場に溢れる参拝客を

       いつもはこの辺り、観光客もそんなに多くは無いのですが、
       この日ばかりはヴェネツィアの地元の善男善女で溢れかえります。
       教会の中は大変な人で、熱気でむんむん。 
       教会前の広場には屋台も出て、寄進用のローソクなども売っていますし、
       いかにもお祭りの雰囲気で賑やかです。 
       教会の鐘は単に鳴るのではなく、この日はメロディで鳴ります。 
       日本の、縁日のお寺さんの感じを思い出しました。 



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      ◆ドガーナの上のフォルトゥーナ像

       上の写真の奥に見える、ドガーナの屋根の上の女性像です。
       サンタ・マリア・デッラ・サルーテの先は、ドガーナ・税関の尖った先になり、
       その屋根の上にこのフォルトゥーナ像が。
       3人の男性が金色の球を支え、その上に彼女がいて、
       手に持つ風見に従い、向きを変えます。



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      ◆ゴンドラ

       ゴンドラの覆いは、大体ブルーや緑色なのですが、
       珍しく赤い覆い布で、これも、仮橋の上から。 
       後ろに見えるライオン君のいる建物は、大運河に沿ってある、
       ヴェネツィアン・ガラスのお店です。



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      ◆ダリオ邸

       これは仮橋の渡った位置からだと少し西になりますが、
       大運河側には丸い窓が特徴の、ダリオ邸の裏側です。
       この手前に見える橋が少し変わっていて、向きを変え、
       曲がりながら降りる、というか。  
       ヴェネツィアには400以上もの橋があり、いろいろな形の橋が
       ありますが、そんなうちの一つです。  



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      ◆細い路地

       このような細い路地を、
       ぞろぞろとたくさんの参拝人が行きかいます。  
       フト目を上げると、
       露地の奥に丸屋根が覆いかぶさるように。



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      ◆教会前の広場

       冬の日が近い11月下旬ですから、既に広場は影の中です。
       ヴァポレット・水上バスの切符売り場も、
       確か臨時に設置されていたと。  奥に仮橋が見えます。



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      ◆広場から見る仮橋

       この様に、終日参拝客が行きかいます。 
       橋のどの写真でも、人々が賑やかに行き来しているのが、
       お分かりと思います。



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      ◆デッラ・サルーテ教会の裏側

       これは、ドガーナの先まで行き、
       折り返して裏側の道からの教会の様子です。  
       このあたりは、ザッテレ・筏 と呼ばれる地区で、
       かってはここにヴェネトの奥から、材木を筏に組み、
       運んできた名残の名前のようです。  
       今は船の倉庫などがあります。



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      ◆ゴンドラの渡し

       ちょっと見え難くて申し訳ないですが、
       これがゴンドラの渡しです。  大きなゴンドラで、2人で漕ぎます。  
       ヴェネツィアの大運河、逆の S 字に流れる大運河の、
       4箇所でしたか、この渡しがあります。 
       大運河にかかる橋は、駅前と、リアルト橋と、アッカデミアですから、
       ちょうどその間を埋める形で、通行人の便を図ります。



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      ◆日暮れになっても

       日が暮れ、明かりが灯る頃になっても、
       まだひきも切らずに参拝客が仮の橋を渡って行きます。 
       デッラ・サルーテ教会は、ペストの終焉を感謝して建てられた教会
       ですが、今もこうしてしっかり庶民の信仰の対象になっているのです。



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      ◆デッラ・サルーテの冬の夕暮れ

       夕暮れの空に、鳩が、鴎が飛び交い、
       やがて、ねぐらに戻るのでしょう。
       寒くなりました。  私も家に。


   ***

by italiashiho2 | 2006-11-21 23:41 | ・ヴェネツィア Venezia | Comments(0)
2006年 11月 17日

   ・・・ イタリアの秋 ・ スコミーゴ村晩秋 ・・・

    11月も半ばを過ぎ、すっかり秋が深まりました。
    いつもご覧頂いているスコミーゴ村も、様子が変わりました。
    この日曜日に、お天気に誘われ、村を一回りして来ましたので、
    今日は深まりゆく晩秋の、村の様子をお楽しみください。



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      ◆林の色

       スコミーゴ村と、オリアーノ村の丘の間に谷があり、
       そこに林が続きます。  逆光のオリアーノ村に霞がかかり、
       色が見えにくいのがとても残念です。  
       イタリアの村の、静かな秋の色。 
       穏やかな陽を浴びて、広がっています。



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      ◆谷の道

       春にご覧頂いたときは、萌えだす緑で滴るばかりでした。
       そして今、この色!  この諧調の彩り!
       それぞれの色がとても深く、美しく、この谷を埋めていました。 



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      ◆落ち葉

       イタリアの木で紅葉するのは、本当に少ないので、
       したがって落ち葉の色もご覧の通り。  
       ベージュ、黄色、オレンジ、茶色・・。



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      ◆枯れた宿木

       谷の木に限らず、殆どの木にはヤドリギが巻きつき、茂っています。
       いつも重たげに葉の垂れているこのヤドリギは、
       根元を切られたのか、少し無残に枯れていました。  
       お陰で、元の木が、大変涼しげに。



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      ◆これはなんという木の実?

       すぐ隣の木に、こんな簪のような実が下がり、揺れていました。
       きっと、花も咲いた事でしょうに、気がつきませんでした。



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      ◆野原の柿の木

       この土地の持ち主だったお婆さんがなくなり、
       今は家も空き家で何年も経っているのですが、
       この原と、家の前の柿の木が、いつもたわわに実っています。 
       もったいないと思いつつ・・。
       ちょうど正午。 スコミーゴと、オリアーノの教会の鐘が聞こえて。  
       (miccionさん、本当なのです!)   そこで一句。

       柿熟れて 鐘が鳴るなり スコミーゴ   ・・大盗作 痴保



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      ◆葡萄畑

       初秋に、たわわの葡萄をご覧頂いた、同じ畑です。 
       早い葡萄畑は既に剪定を済ませ、
       木を植え替えの準備の畑も見られますが、
       ここはまだ、手入れを待っています。



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      ◆落ちたリンゴ

       葡萄畑の横にあった、細いリンゴの木が切られて、実がこうして。
       細い幹の、小さなリンゴ。  既に朽ちている実も。



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      ◆谷の林  1

       一番最初にご覧頂いた林です。  少し勇気を出して、
       上の写真の葡萄畑の横の道を入ってみました。 
       今は葡萄も既にないので、気が楽です。  
       そして、その奥に広がる風景に感動しました。



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      ◆谷の林  2  

       なだらかに起伏する道を入って行くと、
       手前に広がる葡萄畑の奥にも一つ葡萄畑がありました。  
       2つの畑の間に広がる野原と、柵も何もなく、
       丘の起伏にしたがって広がる葡萄畑。 そして林。 
       雑木林なのでしょう、木の形も様ざま、色づいている色もさまざま。
       緩やかに広がり、奥のオリアーノの丘に続いていました。 
       次回には、また少し勇気を出して、
       もうちょっと奥のほうに行ってみよう!  



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      ◆冬の食料、用意万端!

       広がっている草原の草は、時々刈リ取られて、
       こうして保存され、冬の家畜の食料となります。  
       ビニールで全部包んでしまうのと、手前の様に網状のビニールで包むのと。  
       どちらが美味しい?!



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      ◆家の近く

       上奥に白く見えるのが、スコミーゴ村の教会。  
       鐘楼が四角くて、お城の物見の塔のような形です。
       裸になった木と、黄葉している木々と。 



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      ◆裸木の上を

       ちょうど、広くなった空の上、裸木の上を飛行機が通りました。
       ああ、いいなぁ~!   私も飛んで行きたいなぁ!!



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      ◆ベンチがひとつ

       我がコンドミニオのすぐそば、
       草原が広がる方に向き、ベンチがあります。  
       今は葉が落ち、木陰はありませんが、
       夏には、よくここで人が涼んでいます。  
       ベンチの足もとを見て! ホラね、よく使われているでしょう?!
 


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      ◆突然ですが・・

       これはイタリアの自動車学校の教科書です。  
       はい、この9月の末から通い始め、昨日16日に無事、
       理論の試験にパスいたしました!  
       いぇい! 一丁上がり!!
       これからは実技に専念して、年内免許取得に励みます。
       応援してくださった皆様、有難うございました!!! 
       来週より、またメルマガを復活させて頂きますので、
       よろしくお願い致します!!

   ***

by italiashiho2 | 2006-11-17 00:38 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(2)
2006年 11月 13日

   ・・・ 山村の猫 ・ 平野の猫 ・・・

     今日は猫日!  写真を整理していると、忘れていた猫さん達が
     ひょいと顔を見せてくれ、「おお、あんた元気だった?!」
     という様子になります。  今日は、イタリア北東部の、
     山村、平野に生きる猫さん達をご紹介します。



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      ◆スコミーゴ村の住人

       10月の上旬でしたか、我が家のテラスのまん前で悠然と
       寝そべり、身づくろいしていた素晴らしい黒君。
       この頃は、まだ野草が咲き、緑、黄色、黒、赤と見事な調和!
       でも、この黒君の飼い主は、赤い首輪を選んだのは良いですが、
       この長さ!  「あんたもすぐ大きくなって、ちょうど良くなるから」
       という意味だろうか?!  
       彼は既に十分、大人に見えるけどなぁ。



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      ◆ロンガローネの猫

       ダムからの出水に飲み込まれたロンガローネ 
       の事は先月にお伝えしましたが、
       この猫さんには、対岸の寂れた村で出会いました。 
       2階のベランダから世間の様子をじっくりと見下ろしている様子。 
       冬の雪の深さを思わせる、木のベランダです。



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      ◆コンバイの猫  1

       栗祭りの村、コンバイの白い美人猫。  
       石造りの古い家の前庭にゆったりと。  
       右側には小型犬がいたのですが、
       こちらはもう訪問者に嬉しいばかりで、落ち着かず・・。



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      ◆コンバイの猫  2

       この猫さんは、なんと、かっては鶏小屋だったらしき場所
       から覗いていて、目が会って吹きだしました!  
       こちらも大変綺麗な猫さんですが、まぁさか、キッキリキー(コケコッコー)
       とは、鳴かないでしょうね?!  
       皆さんの目が、乱視になりませんように!!



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      ◆コルディニャーノの猫  1

       我が家から東へ、水辺の町サチーレに行く途中にあるコルディニャーノ。
       町ともいえない、道の分岐点のような場所ですが、大きな教会があります。
       その裏手の、素敵な道に沿っての家にいた猫さん。 
       余り美人でもなく、緊張しきっていますが、
       なんと名前を聞いて皆さん驚かれますな。
       彼女の名前は、 ミーナ というのですよ。  歌手のミーナと同じ名!



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      ◆アーゾロの猫

       こちらはアーゾロの町の、古道具屋さんの前の道を登っていった場所、
       家の扉の前を綺麗に掃除してもらって、ゆったりと寛いでいた猫さん。
       かなりどっしりとして、抱っこしたら気持ちが良さそうな、彼(たぶん)。



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      ◆コルディニャーノの猫  2

       これはイタ猫というより、純粋日本猫 の感じがしませんか?!
       たまちゃん と呼ぶと、にゃ~ん と返事をしそうです。
       この素朴な顔の三毛ちゃん、前髪の生え際までしっかりと!! 


       さて来月は、また皆さんのご協力を願い、猫特集を致しますね。
       何が出るか、お楽しみにどうぞ!!


   ***

by italiashiho2 | 2006-11-13 02:49 | ・イタ猫イタ犬動物 gatti -   | Comments(0)
2006年 11月 10日

・・ コマッキオ ・ Comacchio ・ 鰻養殖の、小さなヴェネツィア ・・

    今日は鰻の養殖で有名な、そして町中に運河が交差している事から
    小さなヴェネツィア とも呼ばれる、コマッキオにご案内いたします。
    ここは、先回ご紹介したボローニャと同じ、エミーリア・ロマーニャ州
    のアドリア海沿岸にあり、ポー河の三角州に近く、干拓地が広がります。
    写真は、10月の中頃、 お楽しみください。  



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      ◆コマッキオの絵葉書

       干潟が広がるので、水鳥の天国となっているようです。
       左上、Garzetta ・ ガルゼッタ ・ コサギ
       右上、Beccaccino ・ ベッカッチーノ ・ ヤマシギ
       左下、Martin pescatore ・ マルティン・ペスカトーレ ・ カワセミ
       下真ん中、Folaga(Foraghe) ・ フォラーガ・ オオバン
       右下、Avocetta ・ アヴォチェッタ・ ソリハシセイタカシギ

       日本名が分ったのは、下の2つのみ。  お分かりの方、お教え願います。
       * 早速、日本に派遣している特派員、たっちゃんより
          教えていただきましたので、追記いたしました!



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      ◆コマッキオの位置

       コマッキオには車で行くと、ヴェネツィア・メストレから一路南、
       混雑で悪名高いストラーダ・ロメアを下り、
       ヴィザンティン・モザイクと、ダンテのお墓で有名な
       ラヴェンナより北に位置します。
       私は汽車で行ったので、フェッラーラからバスで一路東に。
       往きは一直線でいけましたが、帰りは連絡待ちで途中で一旦降り、
       寒い、暗い道端で待たされました。 うむ、やはり免許を取らなくては!



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      ◆海辺の様子

       バスが停まる国道(ストラーダ・ロメア)は、
       すぐ海端を走っており、そこからの眺めです。 
       左上、海の中に見える小屋のような物から網を張り出し漁をします。
       この写真では一つしか見えませんが、たくさんあります。  
       最初の絵葉書の左中に見えるのがそうです。



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      ◆トゥレポンティ ・ Trepponti

       これがコマッキオの有名な、トゥレポンティという橋です。
       手前側が町の中心に続きますが、こちら側から3箇所の上り階段
       がついているのが、その名前の由来と思われます。 17世紀。 
       向こう側がどうだったか、確か運河を挟み2方に階段があったと。
       手前の運河に浮かぶ小舟の、横に見える白い看板には、
       「エスクルジオーネ・グラトゥイータ・周遊無料」と書いてありますが、
       どうやら町の有志たちが無料で、希望者には舟で運河を
       ご案内してくれる、 という事のようです。  
       残念! 申し出なかったのです、この時は。



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      ◆町の様子  1

       では、運河のある小さな町の様子をご覧頂きます。
       小さなヴェネツィア、と言うには鄙びすぎていますが、
       「絵やスケッチには最適の町」だと思います!!



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      ◆町の様子  2

       この辺りは、トゥレポンティのすぐ近くです。
       たまに住人の車が入ってくる事もあるのですが、
       まったく心配なく、お絵描きに没頭できそうです。



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      ◆町の様子  3

       この感じが、大変好みです。 
       運河が曲がっている所が良いと思います。



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      ◆町の様子  4   (写真 G )

       これは手前の橋の上からの眺めです。
       町を運河が蛇行し、交差し、少し重たい感じのする橋が
       架かっているのが、お分かりいただけると思います。



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      ◆町の様子  5

       この写真には車が写っていますが、
       本当に人の姿が少ないのに気がつかれたと思います。  
       夏の観光シーズンや、日曜日だともっとたくさんの人出でしょうが、
       10月の中旬、平日で、まったく閑散としていました。



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      ◆町の中心部  (絵葉書)

       先にご覧頂いてきたのは、いわば町の古い一角、
       運河が交差している部分ですが、こちらは中心部の様子です。 
       運河は通っておらず、大きく見えるのが教会と鐘楼、
       奥に青く見えるのがアドリア海です。
       この辺りは、フェッラーラのエステ家の領土で、
       有名な鰻養殖もエステ家のどなたかが考案されたとかで、
       この平野は干拓地です。



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      ◆町の様子  6

       先ほどの、古い町の運河の一角に戻ります。
       国道筋でバスを降りて、町中に入ってくると大体この辺りに出ます。 
       運河沿いに小さなお土産の屋台が見えますが、
       湿地帯の葦などを使って、野鳥の形や、籠などを作って売っています。 
       野鳥の良い形がなくて、私はつい白鳥を買ったのですが、
       今でも少し悔しいのです。 
       何で、コマッキオで白鳥なんぞ! と。



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      ◆運河の様子  1 

       上の写真の奥に小さく見えていたのが、これです。
       これからの季節には、ぬくぬくと、素敵でしょうね。  
       鰻は有名で、魚屋さんでも生きているのを売っていましたが、
       「鰻は、なんてったって蒲焼よぅ!! トマト味なんか喰えるかい!」
       と、私は力むのです。 トマト味の鰻、想像できます?!
       美味しい、とイタリア人は云いますが、信じられんよぉ!!
       ああ、鰻の蒲焼、食いたい!!  肝吸いが・・、ああ!!
       (食べ物の話になると、つい、力が入って、我ながら・・!)



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      ◆運河の様子  2

       この大きな係留されている舟は、かって運河を伝わり、河を遡り、
       アドリア海沿岸からエミリア・ロマーニャ平野、そしてヴェネト、
       フリウリの平野一帯に、物品運搬に使われていた船なのです。
       戦後の一時期までは、まだこういう船による運搬が盛んだったようです。
       少し急流の所は、馬が待っていて曳いたそうです。  
       夫婦、家族で乗り込み、生活しながらの、
       かなり激しい労働生活だったようです。



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      ◆上の写真の 物品運搬船 ・ ナターレ

       この船は、Natale・クリスマス という名が読み取れました。
       今は、こうして引退生活です。



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      ◆小さな橋

       これはトゥレポンティのすぐ近くだったと、覚えています。
       トゥレポンティの近くには、鰻の缶詰を売っているお店があり、
       その店の中には、なんと、若きソフィア・ローレンのポスターがありました!
       彼女の映画の中での役、(干潟での大変な労働の映画) のように、
       豊満な太腿を出した姿で、この鰻の缶詰を持っているのです!! 
       野性味豊かな彼女の顔。
       懐かしいような、見たほうが少しうろたえるような、そんなポスターでした。



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      ◆干潟の夕景

       海に続く干潟の運河。  
       短い秋の日の夕暮れ近く、霧が出てきました。



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      ◆夕暮れ

       厚い雲の中から、ちょっと陽がさしました。
       奥に見える、斜めに突き出す2本の棒は、魚網の支え棒です。



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      ◆アドリア海沿岸地図の絵葉書

       コマッキオの絵葉書ですが、コマッキオの位置を探すのに、
       一苦労しそうな絵葉書です。  
       が、一コマ、放棄するに惜しい写真(どれかな?!)が
       載っていますので、最後におまけです。


***

by italiashiho2 | 2006-11-10 21:52 | ・エミーリア・R州 Emilia | Comments(0)
2006年 11月 07日

   ・・・ ボローニャ ・ Bologna ・ 美食と意外性の街 ・・・

     今日は、月一度ご登場のグロリオーザさんのご案内で、
     ボローニャ のご紹介です。  
     街は、ちょうどヴェネツィアとフィレンツェの中間辺り。 
     コメントも彼です。 ではどうぞ。

     今回は、美食と意外性の街 「ボローニャ」 の紹介です。
    ボローニャは、フィレンツェ・トスカーナの北部、
    エミリア・ロマーニャ州の州都です。  
    私はフィレンツェから電車で行きました。インターシティで約1時間。  
    この街を表現するのに
    LA CITTA GROSSA DOTTA ROSSA
    というそうです。 太った、学識ある、赤い街ですね。
    その理由も含めて紹介しましょう。


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      ◆サン・ドメニコ教会 

       この街で、最も印象的だったのが、この教会です。
       1770年にモーツアルトが訪れて、
       パイプオルガンを弾いたところだそうですが、
       右奥にある礼拝堂はイエスのフレスコ画の美しさに加えて、
       祭壇にはミケランジェロの彫刻もあり、荘厳な雰囲気。  
       この日は地元の中学生の団体が見学に来て、賛美歌を歌っており、
       清らかな気持ちになりました。




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      ◆未完の聖堂 

       中心部のマッジョーレ広場にあるサン・ペトロニオ聖堂
       1390年に建設が始まりましたが、
       政敵だったフィレンツェの、サンタマリア・デル・フィオーレ教会
       以上のものを造ろうと、大規模な計画を立て、
       16世紀にはさらにローマで再建が始まった
       サンピエトロ大聖堂を超えようとし、結局財政難で中断して、
       ファザードが未完成のままです
       
       ただし、あくまでも中断で、中止ではない ところがすごい。




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      ◆同聖堂内部
 
       全体的に赤味がかった色調が、
       ほんのりと落ち着いた心にさせてくれる場所でした。
  
       前文の ROSSAは、街全体が赤い屋根や
       赤いポルティコ(街路の柱廊)で占められている事と、
       70年代から80年代にかけて、この街はイタリア共産党の
       支配下にあり、都市再建のリーダーになっていた事などが、
        のイメージで語られています。




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      ◆おっぱい噴水
 
       外に出ると、広場に、ジャンボローニャ作の
       ネプチューンの噴水 があります。   
       私はネプチューンよりもその下にある、
       おっぱいから水を出している女性像に、
       目が点になりました。
       ここが市民の待ち合わせ場所だそうです。




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      ◆ポルティコ  1
 
       ボローニャの 世界一 はこのポルティコです。
       街中にこうした柱廊が続いており、
       全体で、42キロにもなるということです。




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      ◆ポルティコ  2 

       従って、雨が降っても傘などは必要なし。
       ある場所ではこのスペースを利用して、
       リストランテが営業していました。 
       
       このポルティコのすぐ近くで、昼食を取りましたが、
       ここエミリア・ロマーニャ州は美食の場所としても有名です。 
       パルミジャーノや、パルマハムのパルマはすぐ近くですし、
       ボロネーゼスパゲッティはここが本場です。  

       私はアンティパスト・ミストで肉を選択したら、
       ハムが山盛りになって出てきました。
       これと、ひき肉が入ったそら豆のような形のパスタ
       「トルテッリーニ」で、腹がパンク寸前になりました。
       うまかったけど苦しかった(料理の写真がなくてすみません)。
       こんな食事をしていたら間違いなく、GROSSA になります。




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      ◆旧ボローニャ大学
 
       1088年開学、ヨーロッパ最古の大学とされる
       ボローニャ大学は、今アルキジンナージオ宮殿
       として開放されています。  
       この二階にあるのが、世界初の人体解剖を行ったという解剖室です。

       女子高生らしき団体と一緒でしたが、なぜか先生の解説より
       日本人に興味があったらしく、皆じろじろと私を見ていました。




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      ◆大学廊下の天井
 
       解剖室近くの廊下天井です。  
       こんな豪華な天井を持つ大学なんて、他には知りません。  
       こうした学問の歴史が
       DOTTA という言葉に繋がるのでしょう。




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      ◆マグダラのマリア
 
       サンタ・マリア・デッラ・ヴィータ教会という小さな教会
       で意外なものに出会いました。  
       「死せるキリストへの哀悼」というテラコッタ彫刻群
  
       キリストの遺体(中央下)を取り囲むように
       聖母マリア、福音書記者ヨハネ、マグダラのマリアなど6人が配置され、
       女性たちの嘆きの身振り、表情は、これまでのどの絵画や
       彫刻にもなかったような、激情があふれ出ていました。  
       特に、マグダラのマリア(右端)は、
       衣を大きく翻して今にもイエスに飛び掛りそう。
       嘆きというより、絶叫の声が聞こえてきそうな迫力でした。
       ニッコロ・デッラ・ルカ作。  
       ボローニャに行かれたら、是非是非ご覧になってください。




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      ◆パルチザン写真
 
       マッジョーレ広場近くの図書館前の壁に、
       数百人の顔写真がずらりと並んでいます。  
       第二次大戦末期、イタリア解放のために戦ったパルチザンが、
       ナチス軍によって虐殺された、悲惨な歴史がありますが、
       その犠牲者の顔写真です。

       最もにぎやかな広場に、これだけの大きさで
       写真を掲げているのは、
       その歴史を繰り返さないための、
       強いメッセージなのでしょう。




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      ◆慰霊碑
 
       もう一つ、慰霊碑が駅構内にあります。

       1980年8月2日、駅待合室で右翼の爆弾テロによって
       多数の死者が出ました。  
       その事実を決して忘れまいと、事件現場に
       犠牲者の名前を刻んだ、慰霊の碑が建てられたのでした。

       この中に「SEKIGUCHI IWAO 20」
       という名前もあります。  
       早稲田大学生の彼が、旅行中にこのテロに巻き込まれたのです。




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      ◆若者たち 

       暗い話が続いたので、最後は明るく終りましょう。

       聖ドメニコ教会前で出会った、イタリアの子供たち。
       中学生でしょうか、「写真を撮らせてね」というと、
       「プレーゴ」と快諾してくれました。
       みんな、体つきも表情も、はちきれんばかりに元気一杯でした。
  

     **

       如何でしたか、グロリオーザさんご案内のボローニャは?
       私も一度だけですが、ボローニャに行った事があり、
       少し知っているので、この彼の写真が大変気に入りました。

       大きな街、というイメージがあったのですが、サイトで
       調べてみると、人口は43万ほど! 
       何せスコミーゴ村の住人ですから、
       今はどこに行っても、目が回ります!

       駅のトイレの個室内に、注射器回収用の箱が備え付けてあり、
       それだけで「ひぇ~!」と、ひるんだ事を覚えていますし、
       街に物乞いの多い事にも、かなり驚いたものです。

       が、毎年のイタリアの街のランキングでは必ず、
       ボローニャが登場、「都市生活を楽しめる街」と、
       時にはトップになるほどの街です。 
       いわゆる、都会らしい街 という事なのでしょう。

       古いイタリアの街は、中心部の古い建物の修復
       思うに任せぬと、スラム化して、悪の巣窟と
       化しかねませんが、このボローニャでは、
       こうした中心部の古い建物が上手く、内装のみモダンに
       修復され、新しく街の中心部として機能しているようです。

       文中にもある通り、ヨーロッパ最古の大学が開かれた街でもあり、
       美食でも有名、また日本でも有名な、「絵本展」も開かれます。
       静謐な、白い静物画のモランディの街でもあります。

       そして、長年の左派による市政から 「真っ赤なボローニャ」と。
       最近一期のみ、右派になリましたが、その後2004年から
       再度、左派による市政に戻っています。 

       現市長は、セルジョ・コッフェラーティ、
       チネーゼ(中国人)というニックネームを持つ
       左派組合委員長出身ですし、
       現左派政権首相のプローディも、ボローニャに住んでいます。   

       ボローニャの街にも、かっては運河が縦横に行きかい、
       カザノヴァは、この街から船でヴェネツィアまで行ったそう。

       今日のグロリオーザさんの写真にはありませんが、
       この中心街に、中世の塔が2本並んでいて、
       高い方の塔は97Mで、登れます。

       薄暗い電気のついている塔の中、
       ぎしぎし鳴る梯子のような階段を、つかまりながら
       ハァハァと登りましたので、
       次の機会には、上からの眺めをご覧頂きましょう。

      市のサイトは http://www.comuni-italiani.it/037/006/index.html
      そして、こちらは日本語のサイトです。
      http://www.japanitalytravel.com/banner/bologna/citta.html
      こちらで、街の写真なども、見る事ができます。

     
      最後に、私の大好きなボローニャ出身の歌手、
      ルーチョ・ダッラの ピアッツァ・グランデ という、
      マッジョーレ広場を想わせる、歌詞のご紹介で終わります。
      まずは、彼の写真をご覧頂いて。
 
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      ◆ルーチョ・ダッラ ・ Lucio Dalla

       Youtubeでヴィデオを探しましたので、どうぞ。
       これは白黒で、若い彼の姿。
       https://www.youtube.com/watch?v=zyVe31Attuc

       こちらは、イタリア各地のピアッツァ・グランデの写真と共に。
       https://www.youtube.com/watch?v=flLU4H89-ok&list=RDflLU4H89-ok

       ピアッツァ・グランデ

       私に昼食をおごってくれる聖人達はいない
       ピアッツァ・グランデのベンチの上
       私ほど商人みたいに飢えている者は他にいない。

       草の上で眠り、周囲にはたくさんの友達がいる
       ピアッツァ・グランデの恋人たち
       彼らの厄介事、彼らの愛もすべて知っている
       間違っていても、いなくても。

       私なりに、私だって愛撫されたい。
       私なりに、私だって夢を見たい。 

       私の、本当の家族はいない
       そして私の家はピアッツァ・グランデ
       私を信じる人からのみ愛され
       私ができる範囲で、愛する。

       私に寛大な女は、いない
       ピアッツァ・グランデで愛を掠め取る
       ありがたい事に、私ほど悪いやつは此処にはいない。

       私なりに、私だって愛撫されたい。
       私なりに、私だって夢を見たい。
 
       でも、自分の人生は決して決して変えない
       私なりに、今の私は自分が望んだ自分

       私を包む白いシーツは持っていない
       ピアッツァ・グランデの星空の下
       もし人生に夢がないなら、私が持っているのを上げよう。

       そしてもう、私のような者がいないなら
       ピアッツァ・グランデで死にたい
       私の周りにいる、私の様に主人を持たない猫たちの間で

    ***

       先年亡くなった彼の暖かい声、素敵な歌を再度聴きながら、
       ちょっとこみ上げてくるものがありました。
       やはり彼は凄く良い!!

       Youtubeで出る、彼の歌のあれこれもどうぞ!





       

by italiashiho2 | 2006-11-07 05:38 | ・エミーリア・R州 Emilia | Comments(2)
2006年 11月 03日

   ・・・ 栗祭りの村 ・ コンバイ ・ 山村の秋 ・・・

     今日は、栗祭りで有名な コンバイ・Combai にご案内です。
     春に一度、「コンバイ ・ COMBAI ・ 山村の初夏」として
     ご紹介しましたが、ここは春の「白ワインのお祭り」でも有名。 
     が、栗祭リ ではもっと有名な村なのです。  
     10月いっぱい、栗祭りのいろいろな催しが、土、日曜に開かれます。 
     写真は、10月の下旬はじめ。 秋深まる山村の様子をどうぞ。

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      ◆栗祭り・フェスタ・デイ・マッローニ

       これはパンフレットの写真です。  
       小さな村には不釣合いな程の大きな駐車場があり、
       栗祭りの期間中は観光バスでいっぱいになります。
       
       大きなテントが張られ、その中で「焼き栗」やら、
       栗を使ったお菓子、また、ワインや土地の蜂蜜、
       ハム、ソーセージ、チーズ等も食したり、
       買える様になっています。  
     
       ここの白ワイン、少し酸味のある、爽やかな
       ヴェルドゥッツォ が、今の私のお好みです。



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      ◆コンバイの教会 

       ちょっと珍しいほど、先の尖った鐘楼です。
  
       大きな駐車場は村の下側にあり、かなりの急坂を
       登った所が村の中心で、北と南の山腹に沿って、
       村は道の両側に広がります。  
       
       写真の下右に「COMBAI」の黄色い標識があるのが、
       見えますか? 



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      ◆黄葉風景

       イタリアでは紅葉する木は少なく、殆どがこの様に黄葉です。
       この写真の部分はまだ緑の部分が多いですが、
       べージュから黄色、オレンジ、茶色のヴァリエーションで、
       それなりにとても美しいものです。 
       赤くなるのは、蔦の葉と、そして・・



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      ◆柿の葉

       そしてこの柿の葉。  
       柿は、イタリア語になっていて カァーキ と発音されます。  
       そして店頭に並ぶのは、殆ど熟柿で、
       スプーンですくって、デザート感覚で食べます。




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      ◆名物の栗   (写真 G)

       コンバイ名物、栗の木。  たわわです!

       3年ほど前に行った時、牧場 の標識に
       釣られ山道を登りました。  
       なんとまぁ、九十九折の山道いっぱいに栗が落ちていて、
       本当に久し振りに、栗拾いに夢中になりました。

       あちこちに車を止めて栗拾いをしている人、
       茸とり に下を向いてうろついている人。 
       今、免許を取るのに習っている教科書では、
       カーヴでの停車、駐車はいけない、と書いてあるけれど・・!




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      ◆家の外に設えた炉   (写真 G)

       コンバイの村は、山腹に沿ってせり上がっていて、
       奥の方に登っていくと、イタリアの田舎、
       山の農家の感じが、いまだに大変強く残っています。  
 
       これは少し入り込んだ場所、農家の庭の端に作られていた炉です。  
       炉の左下にある、長い柄のついたフライパンのような物
       壁にかかっている、同じ形の、少し小さめの物にご注目を。  
       穴が開いていますね。 

       この中に栗を入れ、炉の上の火にかざして、
       焼き栗をするのだそうです。 
       ちょうど出会ったここの御婆ちゃんが、
       ハスに構えて、実演して見せてくれました!!




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      ◆栗祭りでの、パフォーマンス   (パンフレットから)

       約一ヶ月間の栗祭りの間には、いろいろな行事が行われ、
       かっての手仕事の実演や、展示販売もあるようです。

       パンフレットには、木工品製造や、手刺繍等の写真、
       土地の物産品の写真もありました。  
       この写真は、手作りの籠のようです。 
       日本のような繊細な竹細工はありませんが、それなりに鄙びた、
       良い味わいのある籠を、時々見かけます。




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      ◆石造りの家の窓

       家は石造りの家をそのままで、時に少し修復して、
       がっしりとした、古い重たい感じの家が殆どです。
       ですから、壁の厚みはご想像ください。 
       60センチ以上あります。
       暑さ、寒さを防ぎ、防音もし、
       そして多分何百年、の単位でしょう。




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      ◆蔦の紅

       珍しく、紅葉が見られましたが、やはり蔦。
       正面の壁は北向きで、手前のアーチをくぐった
       中庭は狭く陽が射さず、
       壁が苔むした感じになっています。  




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      ◆とんぼ

       イタリアで、蜻蛉を見る機会が本当に少なく、
       いつも疑問です。  なぜ?!  
       秋の赤蜻蛉、なんて見た事がありません。

       蜻蛉は リベッルラ・libellula と、
       ちゃんと言葉があるのですが・・。
       極楽とんぼ を自認する私としては、寂しい限り!
       やっとこのコンバイで、一度だけ写真に撮れましたぁ。




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      ◆ほうずき

       これもなんとなしに、中国から伝わった日本の物、
       という認識があったのですが、
       このコンバイでお目にかかりました。

       特別丸くもなく、ずんぐりもせず、
       適当に角ばり、いい形です。
       種を取り、口の中でクチュクチュ
       してみたくなりました!




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      ◆石造りの家 ・ 古い一角  1

       村の奥、山の上の方に登って行き、この一角に。
       手前のアーチの上に、修復された家があります。

       壁の石積みも修復され、窓枠の木も新しいですが、
       この石を積み上げた、古いままの形をご覧下さい。
       まさに中世の、田舎の様子が髣髴と、想い浮かびませんか?
       この土地に根つき、営々と
       生き続けて来た様子が想像されます。




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      ◆石造りの家 ・ 古い一角  2

       上の写真の家から、すぐ近くで見た張り出し部分。

       屋根瓦も既に苔むし、朽ちかけていますが、
       壁の石はそのまま。
       こういうのを見ると、
       到底太刀打ちできないなぁ、と、ひるみます。
       奥に見える新しい家の、なんと薄っぺらく見える事!




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      ◆焼き栗をつくるには   (写真 G )

       上の写真で、家庭用にチョッピリ、
       焼き栗をつくる穴あきフライパンをご覧に入れましたが、
       ここでは、売り物の焼き栗 を作る為の大型のドラム缶式を、
       ご覧に入れます。 (写真は、コネリアーノです)

       下の方から火を焚きつけ、炭を入れて、
       そして後ろに見える大きな鍋、というか、
       穴あきの蓋用のものをはめ込み、栗を入れ焼きます。
       この方法で、街中でも、国道筋でも栗を焼き、売っています。

       熱々の焼き栗は甘く、結構いけます!  
       家では、栗のお腹にナイフで切り込みを入れ、
       普通のフライパンでも、フォルノでも。
       秋から冬のオヤツで、
       夜、白ワインと共にも、いけますです!




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      ◆八百屋の店先   (写真 G )

       しばらく前、坂下の畑に大きなカボチャが、
       幾つも色づいているのが見え、写真を撮ろうと思いつつ、
       チャンスを逸してしまいました。

       これは10月の始めですが、コネリアーノの
       八百屋の店先の、デコレーションの様子です。  
       飾り物用のいろいろなカボチャがあり、大小様々、
       色も形もさまざまなカボチャが、飾られます。

       味は、日本の物が遥かにむっちりと美味しいですが、
       見つけると、カボチャ好きな私は、食べたくなります。  
       煮付けたり、グラタン風にしたり、リゾットも美味しいし、
       ええとそれから、それから・・!!



    ***

by italiashiho2 | 2006-11-03 04:09 | ・ヴェネト Veneto | Comments(0)