イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2007年 06月 29日

   ・・・ アッシジ点描 ・ 朝の風景 ・・・

     アッシジの朝の印象。 
     それは、町の高台から見下ろす緑に霞む野と、
     その中を蛇行しながら町に向かってくる道、
     そして、古い石の小路に斜めに差し込む朝の陽。
     今日は、そんな朝のアッシジをご覧ください。

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      ◆緑の野

       暖冬のせいで、この春は一際緑が鮮やかでした。
       既に耕された畑と、したたる緑の野と。



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      ◆小路に差し込む朝の陽

       古い中世からの壁が修復され、
       新しく優しい色を貰い、
       古い石積みのままの壁にならびます。       

       アーチの形も、壁に残された石碑も、
       鋳鉄の飾りもそのままに。
       こうしてまた、年を経ていきます。



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      ◆コムーネ広場  1

       山の手の道を辿り下っていくと、
       小路の隙間に、コムーネ広場の噴水が
       細く見えてきましたが、まだ影の中。
       噴水の一番上の部分にだけ、朝陽が届き。



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      ◆コムーネ広場  2

       昼間は観光客でいっぱいの噴水の回りも、
       まだ人待ち顔の男性が1人だけ。



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      ◆コムーネ広場  3

       広場の南に建つ、パラッツォ・プリオーリの
       壁の紋章も、街灯も、
       斜めの陽射しに浮かびます。



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      ◆ミネルヴァ神殿

       ローマ期の、大円柱を正面に持つ、
       ミネルヴァ神殿の教会でも、朝のお掃除。
     
       テブレの写真、ご勘弁!
       


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      ◆サン・フランチェスコ教会

       町の西の端にある、サン・フランチェスコ教会も
       朝日に輝きます。
       すでに参拝客がぞくぞくと。



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      ◆広場の窓から

       教会前の下の広場、ポルティコの窓から。
       曲がりくねった道の向こう、
       車がやってくるのが見えます。

       それにしても、なんと美しい道!



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      ◆サンタ・マリア・デッリ・アンジェリ

       坂下の町、デッリ・アンジェリのドゥオモが
       緑の中に霞んで見えます。

       こちらの広場はまだ影の中。



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      ◆小路にさす陽

       中世そのままの面影を残す古い石の壁。
       無骨でもあり、また逆に、
       心に沁みいる懐かしさも感じさせる壁。



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      ◆家並み

       重なる家並み。
       屋根瓦も苔むし、色も様々、
       そして時に、瓦の列も蛇行して・・!



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      ◆サンタ・キアーラ広場から

       町の東端、サンタ・キアーラ教会前から
       町の上のロッカ・要塞を。

       朝日を受け、まさに町に君臨。



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      ◆サンタ・キアーラ教会

       ロッカ・要塞に上る坂道から。

       清楚な、白とピンクの縞のサンタ・キアーラ教会が、
       やはり朝の陽を受け。



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      ◆エーレモ・デッレ・カルチェリ  1

       聖フランチェスコがこもったと言う
       スバシオ山中のカルチェリに。

       前庭、閉じられた井戸の上の花鉢。



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      ◆エーレモ・デッレ・カルチェリ  2

       どこもかしこも薄暗く、
       時には真っ暗な建物の中、
       この礼拝堂に、今漸く
       朝の陽が差し込んで。



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      ◆スバシオ山から

       エーレモ・デッレ・カルチェリの手前に、
       展望が開けた場所がありました。

       そこからのアッシジの平野。
       町よりもかなり東に当たる部分です。


    ・*・*・*・

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      土地についての、もっと詳しい情報、調べたい事など
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      お役に立つ事もあろうかと思います。
      
    ***

       

by italiashiho2 | 2007-06-29 01:00 | ・アッシジ | Comments(10)
2007年 06月 26日

   ・・・ ウンブリア の猫たち  その2 ・・・

      今日は、猫日。 
      ウンブリアの猫ちゃん達を、どうぞ!

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      ◆皆さま・・!

        ブログご訪問、有難うございます!
       日頃のご愛顧、 shinkai共々、厚くお礼申し上げます

       イタリアにお越しの節は、どうぞアッシジにも
       お立ち寄り下さいませ。
       私、こうして、お待ち申し上げております。  にゃん。



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      ◆モンテファルコ の猫

       家の前、猫の額ほどの隙間に、なんとまぁ、たくさんの物が!!
       プラスティックとテラコッタの、大小さまざまの植木鉢、
       多肉植物、オリーヴの木、サボテン、古木の切り株、
       貝殻、石ころ、水の入ったペットボトル、蛙の置物、
       椅子・・、そして、この白猫ちゃん!



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      ◆スペッロ の猫

       坂道の上の家の前、暑いほどの陽射しをさけて
       ひんやりと、まどろんでいた猫ちゃん2人。
       奥の、濃い色の方は、抱っこしたら
       どっしりと重たそうで、良いなぁ!



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      ◆ヴァッロ・ディ・ネーラ の猫

       教会の前の坂道を、急ぎ足でおりて来て、
       え~ぃ! と声を掛けているのに、
       知らん顔で、なおの事急ぎ足になって・・。
       薄情猫め!



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      ◆スポレート の猫

       先回は、横目でちらりのシーンでしたが、
       今回は、悩殺ポーズで~す!

       さすって~ぇ!  
       もっとぉ~!



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      ◆グッビオ の猫

       高い所から、不思議そうな目で見つめる、美人猫。
       芙蓉の花にも似て、少し憂いのある・・。



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      ◆サッコヴェーショ の猫

       殆ど、村の中に人影が無く、
       出合ったのは、お喋りができたお年寄り2人と、
       少し警戒顔の、この猫ちゃんと。



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      ◆トゥレヴィ の猫

       傾斜のきつい山腹に広がる、トゥレヴィの町。
       坂道を下り、なんとも古い小さな広場に
       行き当たり、
       その素敵な空間の一隅に、この黒猫ちゃん。
       
       茶色のトーンの空間に、緑の鉢植えと共に、
       アクセントを置くつもリかな?



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      ◆スポレート の猫

       町外れの、古い教会の前、
       まだ若い野良ちゃん。
       愛撫に大喜びして・・



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      ◆カステルヴェッキオ の猫

       村はやっと、10年前の地震災害の復興に
       取り掛かったばかり。
       クレーンが唸り、石工の声が飛び・・。

       遠慮せずに、
       しっかりカーペットの上にお乗りよ、 
       まだ石は冷たいもの。



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      ◆アッシジ の猫
       
       なんとも、鮮やかな美しい茶色で、
       それに、ハンサム君。

       アッシジの、目抜き通りの人混みの中、
       いとも涼しげな印象を。



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      ◆トゥレヴィ の猫

       先回は、止まり木の上の猫ちゃんだけでしたが、
       今回は、その足元のもう1人も。

       霧の濃い、小雨のぱらつく朝でしたが、
       面白い場所を選ぶものです。


    ***
      

by italiashiho2 | 2007-06-26 00:41 | ・イタ猫・イタ犬・動物たち   | Comments(12)
2007年 06月 22日

・・ プレーチ と サンテウティツィオ修道院 ・ 中世の外科学校を誇る 

     今日はウンブリアの東端、ヴァルネリーナ渓谷から少し入った所、
     中世からヨーロッパ中に名声を知られた
     プレーチ外科学校で有名なプレーチ・Preci と、
     その元となった サンテウティツィオ修道院・Santo Eutizio
     そして、プレーチ近郊の村のご紹介です。

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      ◆プレーチ の小路

       プレーチ へは、スポレートからヴァルネリア渓谷を
       東に辿り、約60キロほど
       南のノルチャ への道に少し入り込んだ、
       標高 596M に位置します。

       12世紀ごろ教皇の目を掠めてスポレートが
       自領を増やす為に、移殖を始めたのが起こりのようで、
       町はご覧のように、小高い丘の上傾斜地にあります。

       このサンタ・マリーア教会の鐘楼の鐘と、
       私が泊まったホテルの宿の部屋が同じ高さ!
       時刻の鐘と、ついでに少し高い鐘の音で、
       毎15分毎にチーン、チーンと。




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      ◆ホテル、アッリ・スカッキ の中の通路

       丘の町の、更にまた高所に位置するホテルで、
       傾斜地にある別棟の私の部屋へは渡り廊下で。
       品の良いプレーチの町の中でも、とりわけ上品な
       石組みでの壁で見事でした。

       スカッキ一族・Scacchi は、フィレンツェのメディチ一族に繋がる
       との事で、一族からは有名な医者がたくさん輩出、
       フランスのルイ11世の侍医やら、
       イギリスのエリザベス1世の手術医も



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      ◆プレーチ の桜

       山里の春にはまだ少し早く、
       冷たい風にフルフルと。



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      ◆プレーチの屋根

       10年前の地震で、かなりの被害を受けたようですが、
       この町は修復されておりました。

       小路から見える壁は新しく、味気ないですが、
       上から見る屋根瓦の並びはやはり良い趣。

       町の外に広がる傾斜地に馬が2頭、
       見えますか?



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      ◆教会内の修復

       教区教会サンタ・マリーア の内部礼拝堂で、
       修復作業が続けられていました。

       丁寧に石像に積もった埃を拭い、
       礼拝堂全部を洗うのに1ヶ月以上かかるとの事。
       底冷えのする教会内での根気の要る仕事です。

       フォリーニョの近く、モンテファルコのかっての教会内の
       美術館でも、若い女性二人がもくもくと修復をしていました。
       応急作業で詰められていた石膏を、
       カンカンと槌とノミで剥がしながらの作業で、
       あの場所も大変冷え込む場所でした。

       イタリアの膨大な美的財産を、こうして護り続ける
       表には出ない、たくさんの若い人々がいるのですね。



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      ◆町のテラス状の広場

       教会横を下っていくとこの広場に。
       右の建物は住民の集いの為の建物の様子。
       
       この広場で日向ぼっこをしていたシニョーラと   
       少しお喋りをしました。

       町には仕事がなく若い人は出ていく、
       生ハムのお祭りが人出があって楽しい事、
       冬は冷えこむので薪をしっかり蓄え、
       家からは出ない事などなど。

       

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      ◆広場からの眺め  1

       先程のシニョーラに、谷向こうの村の名を
       教えて貰いました。

       こちらは北に見える村サッコヴェーショ・Saccovescio
       プレーチよりも高い710M に位置します。
       
       サッコヴェーショとは土地の訛りで、
       袋(サッコ)が裏返った、という意味だそうで、
       村の形からついた名のようです。



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      ◆広場からの眺め  2

       こちらは西に位置するカステルヴェッキオ・Castelvecchio
       地図にも載っておらず標高も分りませんが、
       プレーチよりも少し高く600M少々でしょうか。
       
       手前下に見える白い線の場所は鱒の養殖場
       このプレーチの下を流れるのはテッシーナ川で、
       この先で、ネーラ川に合流します。

       ヴァルネリーナを流れるネーラ川では、
       他に2箇所ほど養殖場を見かけましたし、
       海老の養殖もあるようです。



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      ◆プレーチ の眺め

       少し霞んでいますが、これはカステルヴェッキオ村
       から見たプレーチの町。

       左側の町の稜線中程の鐘楼が見えるかな。
       そこから3.4軒右がスカッキ邸。

       プレーチの奥、谷が開けている部分、
       方角から考えて、サンテウティツィオ修道院へ、
       そしてノルチャに続く道だと思います。



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      ◆修道院への道で

       プレーチから南へ約3キロ、
       サンテウティツィオ修道院に向かいますが、
       余りにも何もない青空だったので。




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      ◆サンテウティツィオ修道院  1

       この壮大な修道院の壁。
       5世紀頃より建設され、13世紀始めに
       ノルチャの元に下るまで広大な領地を持ち
       この辺り一帯の政治と経済の中心でした。

       病人の看護を規範とするベネデッティ派だったので、
       それがプレーチの外科学校の元と。

       宗教のみでなく薬学、細密画の学校もあり
       豊富な図書も文化に寄与したとの事



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      ◆ブチ馬君

       修道院の見えるかなり下に車を止め、
       坂道を歩いて行きましたら、
       横の草原にこんなブチ馬君が何頭か。

       馬よりは小さくポニーよりは大きく、
       なんと言う種類かな?
       立ち止まって写真を撮っていましたら、
       何か用? とばかり近寄って来たのですが・・。



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      ◆サンテウティツィオ修道院 入口

       建物に沿った下の道を行き、ぐるっと戻り入口に。
 
       元々は岩山の洞穴に住んでいた修道士達が
       5世紀頃より建設を始めたという事ですが、
       教会は13世紀頃の建物。
       でも、ほとんど修復された部分の多い
       新しい壁が目につきました。

       手前右側はレストラン兼ホテルで、
       少し離れて子供用の遊園地ピクニック場もあり、
       いささか驚き!



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      ◆サンテウティツィオ修道院  2

       岩山の上に聳える鐘楼。 17世紀。

       この下の岩の部分、修道院創設の頃は
       穴倉部分が修道僧たちの墓地になっていたとの事。



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      ◆サンテウティツィオ修道院  3

       教会内部ですが、内陣後陣とも
       修復され、余り味がありません。

       椅子の形が少しおもしろく。



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      ◆サンテウティツィオ修道院  4

       教会の内陣後陣部分が高くなっていて、
       脇の階段を下りるとクリプタです。

       ここは写真で見えるよりももっと暗く、
       なかなか良い雰囲気。
       2本の古い円柱もずんぐりと太く。

       ただ掛けてある絵が本物のイコンでなく、
       めったやたらに新しさが目につき、
       無い方が良いのに・・と。



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      ◆サンテウティツィオ修道院  5

       中庭部分から入口を見たところ。
       左側が教会で、入口の右側部分にこのときは閉じていた、
       外科学校に関する博物館が。

       13世紀の宗教会議で、
       修道僧が外科手術を行うのを禁止したのに関連し、
       ここの修道僧達は持てる知識と医術を
       近辺のプレーチの民に伝えました。

       住民達は豚肉製品を作ること、つまり屠殺に携わり
       動物の内臓器官に通じていましたから
       医術を学ぶには問題がなく
       大学で学んだのではない経験主義の外科医でしたが、
       庶民たちには大変な信用があったと伝わります。
 
       既に13世紀において
       泌尿器科の手術、膀胱結石の取り出し
       ヘルニア切開術、白内障の手術をする技術に達しており
       16世紀から18世紀にかけては去勢の手術にも通じ、
   
       これが当時ヨーロッパを一斉風靡した
       ボーイ・ソプラノを持つカストラート歌手
       輩出に貢献したという、悪評にも繋がります。 



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      ◆修道院の向かい側

       帰りに門を出た所で、
       ふと向かい側の谷を振り仰ぎ驚きました。

       この高さの谷の上に集落がありました!
       なんとまぁ!




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      ◆ロッカノルフィ ・ Roccanolfi の村

       プレーチ から4キロ、山道を行きます。
       中世からの城があり、独特な防御の村と読み、
       行ってみましたが、

       10年前の地震からの復興工事が、
       この村では今始まったばかりでした。



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      ◆地震の爪痕深く

       村の家の何軒かには人が住み、
       復興もされている様子でしたが、
       ほとんどが、住民が村を離れた、そのまま。

       この家も戸口から中の崩れた様子が。
       それにしても、中世のままの様な、
       狭い低い家の中でした。



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      ◆崩れた道

       城の塔は村の上に見え、
       子供の声もするのですが、
       道はこうして崩れたまま。
 
       住んでいる人は、どの道を通るものやら、
       人影もなく、断念して引き返しました。



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      ◆残る、城の塔

       それにしても、よくもこの塔が残ったもの!
      
       手前に見える家々は修復が済んでいますが、
       2台の大きなクレーンが、ずっと稼動して。

       いつか村が蘇った時また訪れたいものです。



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      ◆ポッジョ・ディ・クローチェ ・ Poggio di Croce の村

       ロッカノルフィから更に山道を。
       ここは標高 938Mに位置します。

       下に新しい集落はありますが、
       これで全部!
       そして、この小さい村に教会が2つ。
       写真の一番左端、屋根の上に小さい鐘楼のあるのが、
       この村の教区教会 サン・エディージョ。

       おまけに、城の塔まで。
       近くまで行きましたが今は普通の民家同様で、
       塔のみが残されていました。



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      ◆サン・エディージョ教会

       かなり長い庇が張り出した面白い形の教会で、
       15世紀の物との事ですが、
       閉じられていて中は見れませんでした。



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      ◆村の草原

       これは、下の村の草原辺り、
       たまたま太陽と雲が面白い遊びを
       見せてくれました。

       右下の辺り、羊君達がカラカラと
       草を食みつつ移動中。

    ・◆・◆・◆・
    
     以前読み、この地に行ってみたい と思うきっかけ
     となった詩を、最後にご紹介しますね。

        過去からの声 

       巡礼よ  プレーチに歩を向け 
      近づいたなら 聞き耳をたてよ
      岩また岩の谷を通る時 
      水の上 家畜小屋の中でささやくのを

      決して消える事のない過去の話
      本当のこと 無かったこと
      もしお前がホップとイラクサの中で休むなら
      聞きなさい 私がその声だ

      感じ取った事を語ろう  人々の過去の話を
      悲しい姫の話を  世捨て人のことを
      サラセン人のことを  今はもう消えてしまった所の事を

      何百年も既に過ぎ去った 
      何百年もの間決して忘れられた事はなかった
      聞いたことを語ろう   かって起こった事を

      若い領主 王妃ノルファは 王とは遠く離れて住んでいた
      不幸だった  
      彼と離れたく 決して戻るつもり無く 別れた 
   
      二度と彼の元には戻らぬよう 静寂の内に暮らすつもりで
      館の内に閉じこもった  テラスからも見られぬように

      誰からも二度と見られる事のないように
      本当なんだ  不幸な王妃
      そして 人々は囁いた
      美しいノルファは砦にこもったと

      柳とイラクサの間を風が通り 古い囁きを運んでいく
      畑の声 過去の声 
      かって起こった事をお前に語る

      さて 聞きなさい  この新しい話を
      ベルフォルテの近く プリンチヴァッレ・ドーリアでは
      軍馬にまたがる2千の武装した騎士を通過させた
 
      黒い肌の幾人かのムーア人が
      皆の中でも最も恐れられていたその彼らが
      前に押し出され すべて殺された 
 
      冷たい風が木の葉の間で息づく だが彼らは何も知らない
      どうやってあそこに彼らがやって来たのか
      辺鄙なあの凍えた土地で 剣で殺されるなんて

      お前も過去からの声を聞きなさい
      巡礼の夜の歩みを導く 小さな星 輝く友よ
      麝香草の花よ サンザシの花よ

      もう一つ別の話を語りたい
      2人の修道士が祈るためにやってきた
      山の上 静寂の中で
      片方のエウティツィオが行ってしまうまでは

      エウティツィオが行ってしまった後
      フィオレンツォはとても寂しさを感じ
      信仰と熱情をこめて祈った
      神よ どうぞ良い仲間をお与えください

      神は彼を満足させるべく 少し特別な仲間を与えた
      フィオレンツォは満足で 幸せだった
      その熊は 彼にはとても従順に見えた

      そして 彼は命じた
      昼の内は家畜と一緒に草を食み 帰ってくるように
      日暮れ前に 洞窟の中に

      この評判はすばやく広がり
      嫉妬に駆られた修道士たちは 熊を殺そうと考えた
      殺した  そして 嫌がらせで殺した と言った

      一日が暮れた 夜が過ぎそして無益にまた日が過ぎた
      フィオレンツォは何時間も待った
      そして殺した者を呪った
      再び一人ぼっち   矢車草の花 

      巡礼よ お前は既にあの土地から遠い
      そしてお前の道のりは長い 
      だが覚えておきなさい 既に知ったあの事を

      過去からの声は忘れたりはしない
      過去からの声は決して忘れたりはしない

      我々の歴史の小さな話
  


    ***

      

by italiashiho2 | 2007-06-22 00:24 | ・ウンブリア州 | Comments(71)
2007年 06月 19日

   ・・・ ポルトブッフォレ ・ Portobuffole`  再訪 ・・・

     かっては町の中を河が流れ、河の港町として
     中世から大いに栄えた ポルトブッフォレ
     度重なる氾濫に悩まされ、遂に河の流れを変え、
     今は眠っているかのような、この町については、
     既にメルマガでも、ブログでもご紹介いたしましたが、
     先月、久し振りに再訪いたしました。

     この小さな町にしては、今回は話題が豊富で、
     写真が、大変多くなりました!
     ご辛抱の上、お付き合い下さいませませ
    
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      ◆町の中心広場へ

       通りの奥に、市の塔が見え、その前に
       マッジョーレ広場 が広がり、ここが一番の中心地。

       通りの右側の建物群の中程に、壁に赤い布が
       かかっているのが見えますが、
       ここが、ダンテの 神曲 にも登場した
       ガイア・ダ・カミーノ が住んだ家です。

       今回は、この今は博物館になっている家が修復され、
       お披露目を前に、まだ閉まっていたのですが、
       しっかり見る事ができましたので、後ほどご覧に!



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      ◆市の塔

       この塔の中が、この地方の手工業、農業の道具、等を
       展示した博物館になっているのですね。
       展示物もさることながら、一度中を見たく、
       土曜日、運転実習を兼ね、開館時間に合わせ訪れました。

       塔の上の飾りが、大変優雅です。
       四角い時計の右上に開いた、アーチ型の窓にご注目を!
       



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      ◆塔博物館内部

       博物館に入るには、すぐ近所にある観光事務所に
       申し込み、入場料(確か3,5エウロだったか)を払うと、
       説明つきで、案内して貰えます。
       時間も好きなだけ、少し離れた祈祷所までも案内つきで、
       申し訳なくなるほど、の料金と、内容です。

       内部は、一辺が5M 程でしょうか。
       下の建物の、屋根の位置から入り、
       3層ぐらいまでが展示場につかわれており、
       様々な道具類が、種々雑多に並べられていました。

       比較的新しい物が多く、内容としては、
       ウンブリアの、チッタ・ディ・カステッロの
       民衆伝統博物館が、断然上ですが、
       案内の女性とお喋りしながら、楽しく見れました。



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      ◆蝦とリの籠

       ウンブリアの博物館と、内容が重なる部分が
       ありますので、ここで見かけた
       新しい物をいくつか、ご紹介します。

       かっては、町の中を河が流れていた、と言いましたが、
       リヴェンツァ河 といい、写真で見ると
       かなりの水量で、平野の中をゆったりと流れており、
       川蝦 が取れたようです。

       この辺り一帯、今でも川蝦が有名で、
       近くの町の教会にある 最後の晩餐 の
       古いフレスコ画の食卓には、川蝦が描かれているとか



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      ◆桑の葉 切り用

       そしてまた、このヴェネト平野と、フリウリ平野では
       養蚕業が盛んでした。
       これは、桑の葉を切る為のもの、だそう。



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      ◆野鳥 採取用の網

       これは、真ん中に電灯がつく様になっていて
       目くらましをし、
       広がった傘のような網には鳥もち式の、ねばねばが
       塗りつけてあり、
       小鳥を獲ったのだそうです。

       網の綱には、小さな羽毛がまだ張り付いており、
       ちょっと哀れを催しました。



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      ◆子供の 歩行器

       ヨチヨチ歩きの子供を入れて歩かせる、
       歩行補助器ですね。

       下の角々には、小さなコロがついていて、
       子供は倒れずに、動き回れる、という仕組み。

       忙しい農家の親にも、子供にも、
       一石二鳥 の歩行器だったでしょうね。



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      ◆塔からの眺め  1

       ガラスが割れているのを、テープで止めていて、
       少し見えにくく、すみません。

       下の中心広場を見下ろしていますが、
       左上の白い建物が、現在この町のドゥオモになっている、
       かっての、ユダヤ人の シナゴーガ です。
       薔薇窓の位置には、まだ ユダヤの星を示す
       6つの角を持つ、星が見えます。

       河を利用しての物販輸送で、大いに栄えたこの町には、
       たくさんユダヤ人が住んでおり、
       金融業に、他の産業にも、大いに関わっていたのが、

       15世紀に、イタリア人の少年が行方不明となった
       事件をきっかけに、シナゴーガも閉鎖、
       ゲットーに閉じ込められる、という事になりました。



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      ◆塔からの眺め  2

       こちらは、町の北西方向で、
       町の外は、すぐ、ヴェネト平野が広がります。



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      ◆死への穴

       2枚目の写真、市の塔の時計の右上に、
       窓が見えましたが、
       かって死刑囚は、あの窓、穴から、
       時計の鳴るのを合図に、下に突き落とされたのだそう。
       塔の中を伝わって落ちる、一番下は監獄。

       これがその穴で、下の鉄の柵の足元にも、
       穴があり、鉄格子が嵌っていました。

       ただし、穴の半分は、壁を作って塞いでいる様で、
       今は、到底落ちない程の、狭い穴となって。
       それでも、やはりあったか! という思い!



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      ◆サンタ・テレーザ祈祷所  1

       町を一旦出て、少し歩いて祈祷所に。
       この祈祷所は、隣り合っているかっての
       ヴェネツィア貴族の館、ヴィッラ・サン・ジュスティニアン       
       現在は4星ホテル となっている、
       ここのヴィッラ専用の、祈祷所でした。

       17世紀の、こじんまりとした、美しいもので、
       これは、入り口。



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      ◆サンタ・テレーザ祈祷所  2

       中はバロック様式で、私の苦手とする所。
       が、美しく修復され、
       だまし絵の聖人なども、なかなかの物。

       こちらは、床の石の飾り模様。



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      ◆サンタ・テレーザ祈祷所  3

       窓には、この様にステンドグラスが。
       やはり、ヴェネツィアのガラスでしょうね。

       窓の外の緑を写し、大変爽やかでした。



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      ◆サンタ・テレーザ祈祷所  4

       我々は、入口の扉の鍵を開けて入り、
       するっと通り抜けて、裏の扉から出ました!

       扉が開いているのが見えますか?
       閉めなくても良いのか、と聞くと、
       案内の女性は、修理の人が入っているようだから、と。

       祈祷所の上にある2つの小さな塔が、
       後ろ側からのほうが良く見えます。
       
       そしてそこはもうすぐ、
       サン・ジュスティニアン・ホテル の前庭に。



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      ◆ヴィッラ・サン・ジュスティニアンで

       かってのヴェネツィア貴族の館が、修復され、
       今は、4星のホテルに、と書きましたが、
       
       「ここには、フェリーニ(映画監督)も来たし
        モンテッゼーモロ (現フェッラーリ会長)も来るのよ」と
       彼女が話しながら歩き、そして目に入ったものがこれ!!

       これは、フェッラーリ では無いでしょうか?!
       例の テスタ・ロッサ とか言うやつ。
       生垣の向こうにも、チラッと同じのが並んでいるのが
       お目に入りましょうか?!
       写真では4台ですが、実はずらっと向こうまで!

       モーター・ショウ かと一瞬、目を疑いましたが、
       そうではなく、ナンバープレートの国籍は、D       
       つまり、ドイツの方々が、お越しになっていたようで。



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      ◆そしてこちらにも

       こちらは、先頭の2台がシルバーでしたが、
       後に続くのは真っ赤なヤツが、5台ほど、
       そして角を曲がり、庭の向こうの道には
       やはり5、6台真っ赤なのが、ずらっと・・!

       ヴェネトの田舎の、こんな小さな古い町の
       すぐ隣のホテルで
       こういう物にお目にかかるとは・・!
       驚き入りまして、ござります
       


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      ◆ガイアの家  1

       帰った方が良いね、と案内の彼女が言い、
       我々はまたすぐ、町に引き返して。

       ガイアの家 は、やっと修復が済み、
       お披露目は何週間か後、という時期でしたが、
       見れるよ、と案内事務所の横の扉から
       中に入れてくれました。

       こういう融通は、イタリア独特の物!
       私が興味を持っているのに対し、
       彼女が好意を示してくれたのです。

       ドアの位置からの眺めです。
       建物の表と裏を(東と西を)道に挟まれていて、
       それを細く横割りにしたような、部屋が続きます。
       
       天井が低く、潜り抜ける部分は、も一つ低く
       そして殆どの壁全体に、フレスコ画が施されています。



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      ◆ガイアの家  2

       建物は、14世紀の背の高い3階建てで、
       現在の階段は、しっかりと備えられていますが、
       当時は、梯子のような物で、上に上がった後
       夜は防御の目的から、上に引き上げていたとの事。

       この壁画は、若い闘士。
       実際は、足の下まであり、殆ど壁全部の高さで、
       いわば等身大の人物像、という感じです。



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      ◆ガイアの家  3

       左側に、貴族の若き貴公子
       召使が、頭に重たい本の包みを乗せて従い
       その後には、実はワン君がいました。

       部屋の幅が狭く、後ろに下がれず、同じ一枚には無理で、
       ワン君の肝心の顔が、削られていたので、
       こちらをご覧頂きます。
     
       

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      ◆ガイアの家  4

       最初、アダムとイヴ かと思ったのですが、
       どうやら、この家の主人、
       ガイアと その夫トルベルト との事。

       ガイアは、ダンテの神曲 煉獄編に詠われた女性で、
       トレヴィーゾの将軍(領主) ゲラルドの娘

       夫トルベルトは、ヴィットリオ・ヴェネト
       チェーネダの伯爵で、いとこ同士
       夫が、舅よりこの地の領主に叙され、
       1300年頃に、ここに移り住んだ様子で、

       詩人でもあった彼女は、この地に宮廷文化を持ちこみ
       エレガントで快適な、明るい城を作ったものの、
       1311年の夏に、短い生涯をこの地で終えます。

     

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      ◆ガイアの家  5

       暖炉 がありました。 
       他の部分には、無かったようなので、
       ここは、彼らの愛の巣 だったかも。

       小さな部屋の、小さな慎ましい暖炉
       まだ中世も前半の、貴族の生活です。



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      ◆ガイアの家から

       窓から、一番の中心広場の、ロッジャが見えます。
       この辺りは、行政関連の建物があった場所で、
       右上に、市の塔の時計が見えます。



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      ◆大氾濫

       上の写真に見えるロッジャに、この写真が。
       町を通りぬけ、町に繁栄をもたらしていた
       リヴェンツァ河の、1966年の大氾濫です。
       
       遂にこの時の氾濫が、河の流れを変える決定に繋がり
       町の印象を根本から変えることに

       博物館には、この氾濫の悲惨な写真が   
       たくさん展示されていました。



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      ◆町のポルティコ  1

       町の通りは、全てポルティコになっていて、
       細めの道が、続きます。

       この左奥に見える広場、ここはゲットー広場で、
       右奥に見える建物が、現在修復中でしたが、
       ユダヤ人達の住んだ、ゲットーの建物のようです。



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      ◆町のポルティコ  2

       この町に行ったのは、土曜日の午前中ですが、
       ご覧のように、どの写真にも、
       殆ど人影が、ありません。

       わざと避けたのでは無いのです。
       本当にこの町は、骨董市の日に偶然
       行き合わせた時だけ、人だかりがありました!

       この日、人声が賑やかだったのは
       この奥に見える、バール兼レストラン のみで、
       あとは、シーン と静まりかえって。



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      ◆かっての、ドガーナ・税関

       河の港で栄えた頃、ヴェネツィア共和国の境界で、
       塩や、穀類の取引や、物品運搬が盛んだった頃の
       名残を示す、ドガーナ
       現在は、レストランとホテルを兼ねて。
       
       家に戻るつもりが遅くなったので、
       ここのポルティコの席で、お昼を頂きました。
       鄙びた建物を眺め、人通りの少ないのを幸いに、
       ゆっくりと、1人を楽しみながら。

       車ですから、ワインは頼みませんでしたが、
       アペリティーヴォに、冷えた白ワインが
       細いグラスに運ばれてきたので・・・、へへ。



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      ◆フリウリ門

       町の北の主要な門、フリウリ門。
       南にあった、トレヴィザーナ門は、かって領有していた
       オーストリア軍が引き上げる際に破壊。

       この門の、サン・マルコのライオン君を見て、
       思わず吹き出しました。
       何回か見ているのに、気がつかなかったのです。
       下にアップを!



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      ◆フリウリ門の、ライオン君

       ヴェネト各地で見る、たくさんの、翼を持つライオン君。
       怖い顔をしたり、泣きそうだったり
       でもね、こんな風に、
       舌を出して、アッカンベー式は始めて!!
      
       おまけに、手に持つ本にはフランス語で、
       人と市民の、権利と義務 と書いてあるのだそう!



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      ◆かっての河床

       フリウリ門を東の方から。

       確かに、20世紀の半ばまで、
       河が流れていた事が、偲ばれますね。

       フリウリ門の脇に、
       水辺に下りる階段があるのが、
       見えるでしょうか?
       生活にも直結していた、河なのでしょう。

       古い写真を見ると、河の水位は、
       現在の橋下のアーチが、もっと円く見えるほどに
       ありますから、かなりの水量でしたでしょう。

       このリヴェンツァ河を通り、
       ヴェネツィアまで、繋がっていたのでした。

       ポルトブッフォレについての以前のご紹介も、宜しかったらどうぞ。
       http://italiashio.exblog.jp/5340734




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      ◆結婚式  1

       町の中心の広場まで戻ってくると、この車が。

       こういった古い名車が意味する物は、一つ
       結婚式です!

       午前中、教会で式を挙げ、披露宴が
       始まる迄の時間を、新婚カップルは、
       結婚アルバムの写真撮影に、使うのです。

       これは、ランチャ ですね。
       大きな花束が車に置かれ、
       これも、結婚アルバムのアクセサリー。



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      ◆結婚式  2

       アルバム用の写真は、カメラ店の
       プロに依頼しますが、
       この時は、カメラマン2人、ライト用の助手が1人と、
       かなり本格的なもので、
       撮っても良い、とOKを貰い、私も一緒に何枚か。

       カメラマンが、  はい、こちらを向いて
       彼女の手にキスして、 手をつないで
       あっちに向かって歩いて
       はい、キスして
       じゃぁ、こちらに向かって走ってきて

       なんぞと注文をつけ、
       2人はそれに従って、キスしたり・・!!



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      ◆結婚式  3
   
       カメラマンに向かって、走ったり・・!

       はぁい、お幸せに!!

    ***

by italiashiho2 | 2007-06-19 01:52 | ・ヴェネト州 | Comments(10)
2007年 06月 15日

   ・・・ デルフト ・ オランダ ・ 風車と、フェルメールと ・・・

     今日は 月一ゲストの、グロリオーザさんの登場で、
     オランダの デルフト をご案内して頂きます。
     風車、陶器、フェルメール、運河・・。
     コメントも彼、お楽しみ下さい。

     今回の場所は、オランダの南西部にある小さな街デルフトです
     デンハーグから、市電で約20分の距離です
     陶器のデルフト焼で有名・・というより、フェルメールの街
     と言ったほうが、絵画好きの方にはしっくり来ると思います
     17世紀中盤に、この地で生涯を過ごした画家(1632~1675)ですが
     一時は忘れ去られ、約百年前にある評論家の再評価によって
     蘇ったという伝説の画家です

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      ◆デルフト風景・

       今も残る作品は30数点だけ。
       子供は15人も残したそうですけど。

       その中でも貴重な、風景画の代表作「デルフトの風景」。
       この絵は実在の場所を忠実に描いたのではなく、
       彼の頭の中で再構成したものといわれます。
       
       従って、描いた場所を特定はできないのですが、
       とても雰囲気の似た 場所を見つけました。
       街東側の東門付近です。




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      ◆フェルメールの描いた街は
  
       ハーグの、マウリッツハイス美術館前の看板と
       見比べてください。




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      ◆東門近くの家

       こんな家に住んでみたい。




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      ◆紹介板

       旧教会近くには、フェルメールの絵を紹介した
       紹介板がありました。




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      ◆旧教会
 
       塔がそびえるのが旧教会。
       13世紀の建物です。




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      ◆運河
 
       その近くの運河。
       とても落ち着いた、素敵な街です。




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      ◆街の眺め

       こんな街に住めれば幸せだろうな。
       街を出なかったフェルメールの、
       気持ちがわかるようです。




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      ◆マルクト広場

       街の中心、マルクト広場。 
       建物は市庁舎。
       赤い窓枠が、とてもしゃれたアクセントになっています。



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      ◆開店前

       ここには、カフェやレストランが沢山ありました。
       朝訪れたので、店は開店前。
       メニューを書き込むかわいい店員さんを一枚。



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      ◆布の店

       日本の藍染のような感じでした。



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      ◆新教会

       こちらは新教会、といっても14世紀のもの。
       毎正午には、カリヨンの音色が鐘楼から流れます。



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      ◆新教会 内部

       訪れた日は、ちょうど復活祭当日。
       ミサをやっていたので、異教徒ではありますが、
       しばし聖歌の美しい調べを拝聴しました。



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      ◆小川

       フェルメールの父親は「フライイング・フォックス・空飛ぶ狐
       という宿をやっていました。
       その家を探したのですが、ついに見つからず断念。
       デルフト焼の工房に向かいました。
       その途中の小川。
       夢のような静かな風景です。



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      ◆馬車

       と思ったら、
       馬車が、猛スピードで走って行きました。



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      ◆サイクリング

       この日は休日とあって、
       若者たちはサイクリングでお出かけ。



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      ◆デルフト工房

       デルフトブルーと呼ばれる、ブルーが印象的でした。
       小川に映った空の青が、
       デルフトブルーを生み出したのかも。




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      ◆風車風景  1

       次に、キルテンダイクという所に向かいました。
       これは何でしょう?
       もちろん、風車です。



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      ◆風車風景  2

       ここには18世紀の風車が残っており、
       風車の国オランダの中でも
       ここが最大の風車集合地です。
       世界遺産にもなっています。



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      ◆風車風景  2

       風車は粉引き用、というのが私のイメージでしたが、
       実際は、排水用としての用途が第一だったようです。
       海より低い国 ならではですね。

       最盛期は、9000もの風車がありましたが、
       産業革命によって、次第に役割は終わりを告げたようです。

       イケメンカップルも、見物に来ていました。




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       ◆夕景の風車

       夕陽に染まる風車を見たかったのですが、
       時間がなくて、後ろ髪をビンビン引っ張られながら
       オランダを後にしました。

       次回は、ベルギーに入ります。


     ***

       如何でしたか、デルフトの風景は?

       私も、デルフト焼きの花瓶 を一つ頂いた事があり、
       筆立てにして使っていますが、
       日本の有田焼 から伝わったという
       藍の色、そして柄が、大変気に入っています。

       今回の、布の店 の藍染に似た布にも
       興味が惹かれました。

       オランダ人の、身近な、細かい物に対する愛着は、
       案外、日本人とよく似ているのかも、しれませんね。
       
       次回は予告によると、ベルギー のご案内のようす。
       どうぞ、お楽しみに!


      ・*・*・*・

       再度ヴェローナに出かけ、昨日夕、
       一旦家に戻って参りました。
       またまた日に焼け、黒光りしているような、・・・!

       今回行きました場所は、
       ソアヴェ、 クレモナ、バッサーノ・グラッパ、アーゾロ

       そして、詩人ガブリエレ・ダヌンツィオが、
       人生最後の17年を過ごしたという、ガルダ湖の畔にある
       広大な公園の中の、豪奢な家などです。

       上記の中では、クレモナを除き、
       いずれも再訪の土地でしたが、ご一緒した友人達が、
       その美しさを大変気に入ってくれたので、
       私も、ご案内してよかったと、とても嬉しかったです。

       ヴァイオリンのストラディヴァリ、で有名はクレモナ、
       ここは初めての訪問でしたが、
       大変に落ち着いた、素敵な町で、
       ストラディヴァリの博物館がありました。

       型紙類や、木の板に Antonio という署名を見たときは、
       やはり、すこし・・!

       まだ今日は トゥレヴィーゾ に出かける予定ですので、
       そういった詳細のご報告は、いずれまた。

       お楽しみに!!


    ・*・*・*・

      ブログご訪問、有難うございます!

      少しずつ、古い記事の再アップを続け、
      右の カテゴリ 欄の
      ブログ 総目次 に、月毎に纏めております。

      このエキサイトブログは、月毎の記事が全て
      繋がっており、即その記事には飛べませんが、

      それでも、どこにどの土地のご案内があるか、
      分りやすいと思います。

      ブログ 総目次 は、その3 ~ その1 が
      ございます。 どうぞ、ご利用下さい。

      土地についての、もっと詳しい情報、調べたい事など
      ございましたら、ご連絡下さい。
      多少は、お役に立てる事もあるかと、存じます。
   

    ***

by italiashiho2 | 2007-06-15 07:15 | ・ヨーロッパ | Comments(4)
2007年 06月 08日

   ・・・ ヴァッロ・ディ・ネーラ ・ 中世のまま、不思議な美しさ ・・・

     今日は、再びウンブリアに戻りまして、ヴァッロ・ディ・ネーラ
     Vallo di Nera のご紹介です。
     スポレートからほんの12キロ、ヴァルネリーア渓谷のとばくち 
     に位置する、なんとも不思議な、中世の迷路が交差する村。
     時を越え美しさを今に残す、素晴らしい村です。

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      ◆ヴァッロ・ディ・ネーラはどこに

       最寄の国鉄駅は、 スポレート、
       そこからバスで、12キロ。

       アッシジからは、45キロ。

       海抜は、437M、 
       村の城壁内の人口、150人!



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      ◆村の入口

       村をぐるっと取り囲んだ古い城壁、
       その下に車を止め、細い石畳の道を辿ります。
       

       村自体が小高い丘の上に位置し、
       どの小路も、上がって下って・・。


       
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      ◆サンタ・マリア教会

       先ほどの入口から、最初に出会う広場と教会。
       13世紀のフランチェスコ派教会。

       素朴なロマネスク様式の、修復された
       白とピンクの石の美しい正面壁。

       ここの鐘楼の鐘は、いまだに手動で
       鳴らされるとの事!



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      ◆広場の横の壁

       窓の外に、規則正しく打ち込まれた鉄の棒。
       サテ・・、と考えていて気がつきました。

       多分、窪んだ位置に横棒を渡し、
       お祭りの日
       窓の外に、飾り布を垂らすのに。       
       
       風に閃めき、
       さぞや美しい光景でしょう。



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      ◆広場の向かい側

       サンタ・マリア教会の向かい側。

       この小さな建物に、いくつ家の扉がありますか?
       階段の上り口、そして上、 
       その下窪んだ部分、建物の左横、と
       見えるだけで4つ、つまり4家族用です。
       
       丘の斜面を最大限に利用しての
       すごい造りなのです。



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      ◆石畳の道

       このような細い石畳の道が、
       村の中を迷路のように
       上がって、下がって・・。

       

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      ◆ドア・ノッカー

       掌に玉を持っているのは、
       持ち上げてノック代わりに。

       この可愛い手を、今回ウンブリアの
       あちこちで見かけました。

       私の絵の先生のお家にも昔あり、
       フランスから持ち帰った、
       と話されていましたが。



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      ◆ブーキ

       左の茶色のドア、
       右の建物の扉に続く渡り、
       そして、もぐりこむアーチ。

       ひょっとしたら、渡り の向こう側に見える
       アーチの下にも扉があるのかも。

       ガイドブックには、
       ブーキ・穴 の複と、説明が!
       


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      ◆小広場

       あちこち石畳を辿り、
       ブーキ をくぐり、
       そして、ひょこっと小さな広場に。

       椅子とテーブルが並んでいるこの場所、
       私が見かけた、この村唯一の食料品店。

       カーシアのザッフェラーノ(サフラン)販売店
       の札があり尋ねましたが売り切れで、
       土地のオリーヴ・オイル一本と揚げ菓子を一つ。      

       口に入れた途端に、入ってきたシニューラが
        「ボナ・アッペティート!」
       ウプッとむせそうになりながら、
       「グラツィエ!」      
             


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      ◆扉、そしてまた扉

       高低差を利用しての家の数。
       本当に感嘆するばかり!



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      ◆村の広さ

       村の地図を見ると大体丸い形で、
       縮尺から考えると、
       城壁内の東西が150Mほど
       南北の一番長い場所で170Mほど

       この中に一体何家族の家が?!

       少し歩くと、道の隙間から
       この様に周囲の山が。



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      ◆葡萄の新芽

       この村を訪れたのは4月10日。
       城壁に沿った小さい葡萄畑に、
       小さな葡萄の新芽がほころんで。

       左下の赤い色は芥子の花。 



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      ◆石畳

       細い石畳が、下がって上って・・。



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      ◆小さな広場に

       そしてまた小さな広場に、
       扉の数々、
       石畳、ブーコ(穴)・・。



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      ◆城壁に沿って

       この通路というかポルティコは、
       村の最初の入口の横に続きます。
       要塞に接している部分 と思います。

       左側に開口部があり、
       村の外が見える位置にベンチが。
       夏の日の夕涼みが想像できそうです。



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      ◆語りの家

       カーザ・デイ・ラッコンティという
       博物館がありました。

       ヴァルネリーア渓谷全てのコムーネの、
       祭りの歴史的記録保存博物館のようです。

       昔からの伝承を語り伝えていく、
       そんなお祭りもある様子。

       一番下左は豚ちゃんかな、
       それとも猪君?



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      ◆要塞の塔 内部

       村を囲む城壁は13世紀の物。
       角に丸く張り出した塔があり、
       その内部。

       鳩が二羽まるで語り合っているかのように。



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      ◆城壁に

       村の東側、ヴァルネリーナの谷に向かい
       この十字架が。

       谷の向かい側、山の上にも下にも
       村落が見えます。



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      ◆城壁の外

       この古い村に、定住移殖が始まったのは、
       紀元前4~2世紀のローマ期のようですが、

       中世には、戦略的見地の重要性から、
       教皇とスポレートの争いの的にも。

       一番人口が増えた15~16世紀にかけ、
       城壁の外にも村が作られたとの事。




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      ◆城壁外の村

       この上の写真ともに、
       16世紀に作られた村、カザーリ 
       と、思います。

       いかにも素朴な家の形、
       屋根瓦の古さ。



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      ◆サン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会

       村の守護聖人の教会で、丘の一番高い位置に。
       13世紀のロマネスク様式で、
       素朴な薔薇窓と鐘楼と。



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      ◆教会前広場

       サン・ジョヴァンニ・バッティスタ前の
       何メートル四方かの広場、隙間に、
       ピアッツァ・サン・ジョヴァンニ の標識が。
       
       ヴェネツィアでは、ピアッツァ と名乗るのは、
       サン・マルコ広場だけ、を思い出し、
       思わず口元がほころびました。



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      ◆そしてまた、ブーキ

       ガイドブックに同じ場所の写真があり、
 
       特徴ある、ブーキの一つ と。



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      ◆ブーコ の中は

       建物の下を潜り抜ける ブーコ・穴 のなか。

       陽が当たらない部分には、
       石畳の隙間に苔が生え、

       通り道の石畳は、磨り減ってピカピカ。



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      ◆村を去るとき

       戻り道のカーヴをいくつか過ぎ、
       丘の上の村を振り仰ぎ。

       素敵な、美しい村でした!



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      ◆野生の シクラメン

       最後の村の写真を撮った足元に。

       
        ヴァッロは、中世の夢
        自然と文化の完全な融合の出会い

        過去を保存する石の暖かい雰囲気が、 
        生き続ける命を示す数本の草に
        隙間から生えでる、少しの場所を残し

        トルコブルーの空と
        取り囲む山の緑に溶けあう

        訪れる者に村は
        迷路の小路、小さなアーチ、張り出し、小さな窓
        急な傾斜の小さなロッジャ
        などの、宝石箱を開いてみせる

        村の石の坂道を登る散歩を邪魔する車は無く
        家庭電化の騒音も泉の水音もない

        ネーラ川に沿った丘の上に
        家々は背を丸め次々と重なり
        石の扇の形をした城壁と、塔の中に閉じこもる

        小路は、この様な小さな村には想像できない程の
        驚くばかりのロマネスクの教会のある
        小さな広場に続く

       
    ***                
         
       こういった小さな、村々の紹介には   
       I Borghi piu` belli d'Italia・イタリアで一番美しい村々
       
       という本があり、
       隠されたイタリアの魅力 という副題の通り、
       あまり知られていない、でも本当に美しい
       小さな村々を紹介しています。

       サイトもあります。 http://www.borghitalia.it
       
       そして、つい最近、リンクしています
       jamarteさん のお住まいの村、Montefioralle が、
       めでたく認知された、という事です!

       様子を、どうぞ。 
       jamarte さんのブログ トスカーナ「進行中」In Corso d'Opera
       http://jamarte.exblog.jp/m2007-05-01/#5470197   


    *** 

       この日曜からまた4.5日 ヴェローナ方面に
       出かけますので、
       来週火曜日のブログは、お休みを頂きます。

       訪れる予定は、ガルダ湖東岸、ラツィーゼ、バルドリーノ
       ガルダ と、
       ヴァイオリン製造で有名な、クレモナ などです。

       戻りましたら、また詳しくご報告を!

by italiashiho2 | 2007-06-08 00:30 | ・ウンブリア州 | Comments(33)
2007年 06月 05日

   ・・・ ウンブリア の犬たち ・・・

     ウンブリアの猫ちゃん達とは、かなりご縁があって、
     その1 は既にご覧頂き、その2も近いうちに、と
     いうくらい写真が集まりましたが、
     ワン君達は今回のみで、おまけにどうも、元気がイマイチ!
     まぁ、まずはご覧頂きましょう。

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      ◆アッシジのチワワ

       サン・フランチェスコ教会前で、
       チワワ君がシニョーラの背中から、
       こちらを見ていたのを、写したかったのですが・・。

       私は、シニョーラよりも、チワワ君に
       ニッコリして貰いたかったんだけどなぁ!



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      ◆アッシジの宿の前  1

       中に入ったご主人を待つ、ラヴラドル君。
       大変、綺麗な毛並みのお尻で・・。
 


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      ◆アッシジの宿の前  2

       前から、ハンサムなお顔を。
       が、彼の注意は完全に、中のご主人に。
       



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      ◆アッシジ、坂道の上

       彼の家は、どうやら右の石段の上らしく、
       下から見上げて、妙な声で叫んでいるのです。

       カメラを向けて声をかけると、
       こちらを見たのですが、
       あの後、家に入れた貰えたのかなぁ。



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      ◆アッシジ、要塞前

       これは、わざと、切ったのではありません!
       誓って、本当です!!

       黒いワン君を写していたら、
       彼が急に後を、嬉しそうに振り向き、つい、
       そのままの構図で、パシャッと。 ううっ。

       私のほうが残念ですぅ!
       絶対、若い美人だと思うもの!!
     
       彼だけの写真は、真っ黒のシルエットで・・。



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      ◆グッビオで

       グッビオでは、古いフィアットや、ランチャを見て、
       この町は、古いものを大事に使うと、
       感心しましたが・・

       ワン君も、かなりお年で・・。
    


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      ◆ヴァッロ・ディ・ネーラで

       石畳の、迷路のような、村の道を辿り、
       子供の声がするので見ましたら、

       テラスの隅から、小さいワン君が、
       こちらを見ていて。

       ウ~ン、何で話しかけなかったんだろう?!



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      ◆サン・ラッザロ の元教会跡 で

       かって、サン・フランチェスコ自身が、
       ライ病患者の元にやって来たという
       サン・ラッザロの教会跡に、寄りました。

       かっての教会を、既に何代も前のお祖父ちゃんが
       買い取った、というシニョーラが、
       中を見せてくれましたが、

       彼はその農家の、何匹もの犬の内の1人で、
       ゆっくりとついて周り、こうして落ち着いて。

       が、家鴨達は、凄かった!
       首を伸ばし、舌を出し、私を威嚇しまくったですよぉ




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      ◆プレーチ の宿で

       町とも言えないほど、小さなプレーチ。
       村にしては品格があり、宿も16世紀のもの。

       彼は仲間2,3人と、居候を決め込んでいるらしく、
       前庭にあるバールや、レストラン近くで、
       長~く横になったり、うろついたり。

       全犬が、まるで人畜無害の超然たる様子で、
       なんとなく、犬の老人ホーム的 イメージを・・。



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      ◆ヤーさん一家?!

       トレヴィ で見かけた、猛犬注意札。

        犬に注意        
        主人にも
        そして、家族全部にも

       なんと、ヤクザ一家 かいな??!!
       チラッと見せる、カッターナイフが、怖いなぁ!!
       

by italiashiho2 | 2007-06-05 00:53 | ・イタ猫・イタ犬・動物たち   | Comments(4)
2007年 06月 01日

   ・・・ ボルゲット ・ ミンチョ河の畔、桃源郷 ・・・

     今日は、ヴェローナの南西25キロに位置する、
     ボルゲット・Borghetto のご紹介です。
     ガルダ湖の東南より流れ出すミンチョ河、そこから約10キロ程
     下った位置に当たり、ローマ期から、ミンチョ河の渡河地点
     として主要街道と繋がり、河と共生してきた、大変に美しい村です

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      ◆ポンテ・ヴィスコンテオ・ Ponte Visconteo

      14世紀の末に、ミラノ大公ジャン・ガレアッツォ・
      ヴィスコンティ が建設した、要塞 兼 橋・堤防
      村の側からは、この様に横幅部分が見えますが、
      実際の威容 を後ほど、ご覧に入れます。

      このミンチョ河が、村の中心を滔々と流れ、
      川魚が泳いでいるのも、見えます。

      右端は、河に張り出したレストランのテラス席で、
      我々は、ここでお昼を頂きました。



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      ◆水車 
  
       家の軒に着きそうなほどの、大きな水車が
       ゆっくりと回っていました。

       15世紀初頭に、ヴェネツィア共和国の元に入り、
       水車を利用しての、穀類の粉挽きの活性化、
       灌漑用水を作り、農産物の収穫の増加、と
       ヴェネトの平和も、享受。



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      ◆岸辺の家

       水量豊かな河が、ゆったりと流れる様を見ると、
       なんとも言えず、こちらも心が豊かになる気がします。
       
       真ん中部分に、小さな滝があり、
       常に聞こえる水音。
       穏やかで、静かな、眺めです。



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      ◆緑の窓枠

       小さな教会前庭に接する、窓。
       壁の色、緑の窓枠、白いレース飾り。
       



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      ◆河に張り出すテラス

       中の島 のような形で、何軒かの建物が
       河に張り出し、細長い部分にレストランが。

       食べる前から、美味しい予感が!



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      ◆木の橋

       村のちょうど真ん中を、河が流れ、
       これは、鉢の花が咲き乱れる、古い木の橋。

       かっては、この橋を境に、この小さい村が、
       オーストリアと、イタリアに分断された事も
       あったとか。
       
       そんな歴史も全て飲み込み、
       今も変わらず、河は滔々と。



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      ◆アンティーカ・ロカンダ・ミンチョ

       木の橋を渡った、北側にあるロカンダ。
       いかにも由緒ありげで、ガイドブックによると、
       既に13世紀頃から続いているそう。

       壁には、ナポレオン軍の弾が、今も
       食い込んだまま、と。

       ミンチョ河の渡河地点として、旅人に常に
       美味しい料理と
       一杯の美味しいワインと
       清潔なベッドを
       提供してきた、この村




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      ◆ロカンダの、樹の下のテーブル

       道を挟んで、何本もの大きな樹の下に、
       このロカンダのテーブルが、
       用意されていました。

       白いテーブルクロスも、ワイングラスも
       緑色に染まり

       車で行くのは、楽ですが、
       時に、つまらない!
     


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      ◆村の家

       村の中の家も、田舎の家ではありません。
       どことなく、優雅。

       この青いリボンは、男の子が生まれたしるし。
       普通は、リボンで作った花が、飾られますが、
       これはなんとも、素晴らしい。

       ちなみに、女の子の場合は、ピンクのリボンで。



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      ◆ヴィスコンティ橋の上

       ぐるっと村を抜け、要塞・橋の上に上がりました。
       なんという、壮大さ!
       道が砦を2つ通り抜け、一直線に走ります。
       そして山の上のお城とも、真っ直ぐ繋がって。

       長さ 650M  幅 25M 
       14世紀後半の、建設。

       ミラノ大公、ジャン・ガレアッツォの
       壮大な野望そのもの!
       彼は、ミラノから、ウンブリアのアッシジに至る
       広大な領土を、彼ひとりの力で支えたのです、  
       ペストで倒れ、夢が砕け散るまで。



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      ◆真ん中の砦部分

       これが村の中から見える、最初の写真の砦。
       横に長く、高さもあり、かなりの迫力です。       

       上に上がれないのが残念。



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      ◆橋の上から  1

       かなり高いので、村の様子も違って見えます。
       
       この農家のような建物群も、
       どこか常のイタリアとは、雰囲気が違うのです。
       ミラノを通し、フランスの香りが・・、
       といっても、私はフランスを知りませんが。

       河の渡河地点として、1000年に及ぶ
       歴史を持つこの村。
       どこか、コスモポリタンなのかもしれません。



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      ◆橋の上から  2

       河に張り出した部分、中ノ島の眺め。
       三角に突き出した形も面白く。

       河は右側部分で、小さい滝となり、
       建物群の右側に、古い木の橋がかかります。



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      ◆橋の上から  3

       こちらは、橋の東側、村の外側。

       ゆっくりと河は蛇行し、他にも何本も
       運河となって、流れていきます。
       大変な水量。

       左下の浅瀬部分で、何匹もの川魚が産卵中で、
       あちらこちらで、白い煙が、ぱっ、ぱっ と。
       こんな光景は、実際には初めて!



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      ◆橋の上から  4

       やはり東側、村の外に広がる畑。
       なんとも、ゆったりと穏やかな谷の風景。



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      ◆レストランのテラスから

       ぐるっと村を回った後、
       河に張り出したレストランのテラスで、
       お昼を、頂きました。

       テラスの下に、集まる川魚。
       これは、少しパン屑を投げた後なので、
       常に見える魚の数の、倍ぐらい。



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      ◆山上のお城から  1

       お昼を食べ、山の上にお城に。
       細い急な坂道を教えてもらい、ふぅふぅと。

       でもこの眺め!       
       素晴らしかった!

       右下部分に、村の駐車場があり、
       並木道を通り、中心部分に。
       斜めに見える高い塀の中は、
       どうやら由緒ありげな、お屋敷でした。



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      ◆山上のお城から  2

       こちらが村の東半分と、ヴィスコンティ橋。
       この山の上のお城と、真っ直ぐに繋がる橋。

       村から帰る時、この橋の上を イエ~イ! と通り抜け、
       ぐるっと回って、もう一度 イェ~イ!
       皆さんだって、やりたくなるでしょう?!

       毎年の6月 第3火曜日には、
       この橋の上に長~~いテーブルが用意され、
       愛の結び目 と呼ばれる、
       この地の名物 トルテッリーニを、
       4000人もの人が、食べるのですって!

       中世の衣装の行進や、旗振り競技、花火大会も。



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      ◆山上のお城から  3

       村を出外れ、またゆったりと平野の中を、
       蛇行しつつ流れてゆく、ミンチョ河。

       やがて マントヴァに届き、
       大きな湖ともなる、ミンチョ河。

       河がもたらす大きな幸と、  
       運び去る不幸の歴史と
       まさに、桃源郷の趣、ボルゲット村



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      ◆山上のお城から  4

       村の反対側は、ヴァレッジョの町。
       
       この教会が素敵だ、と眺めていると、
       先に来ていたシニョーラが、話し掛けてきて、
       教会の鐘楼が、25年ほど前、夜中に突然崩壊した事、
       死者はなかったが、車がつぶれた事、など
       話してくれました。

       彼女は、ヴァレッジョで生まれ、子供の頃
       このお城跡に来て、遊んだのだそう。
       この美しい土地が自慢で、話さずには居れない様子が、
       大変心地よく、聞けました。

       そうそう、書き忘れる所でした。
       ボルゲットの村は、ヴァレッジョの
       町の一部なのです。




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      ◆ヴァレッジョの町  1

       そしてこちらヴァレッジョも、大変落ち着いた、
       豊かなイメージ を与える町でした。
   
       ナポレオン軍に踏みにじられ、
       第1次大戦では、戦場となったこの地ですが、
       どうやら、大変懐が深い町のようです。



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      ◆ヴァレッジョの町  2

       レストラン 野兎 の看板。

       この地は、ロンバルディアとヴェネトの
       両方の文化を受け、
       商業交通の繁栄と共に、街道筋の通過点として、
     
       宿と厩舎 のシステムで、大いに栄えたのだそう。
       現在でも、この大きさの町にしたら、
       異例ともいえる、40軒のレストランがあるそう。

       やはり、奥が深い桃源郷 なのでした。

    ・*・*・*・

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by italiashiho2 | 2007-06-01 02:48 | ・ヴェローナ・ガルダ湖 | Comments(6)