イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2007年 09月 21日

   ・・・ ドゥブロヴニク ・Dubrovnik・ アドリア海の真珠 ・・・ 

     今日は、月一ゲストの グロリオーザさんの
     ご案内で、アドリア海を挟み、イタリアの
     向かい側に位置する、ドゥブロヴニクのご紹介です。
     素晴らしい写真と、彼のコメントでどうぞ!     
     
     この夏、クロアチアの最南部、ドゥブロヴニク・
     Dubrovnik に行ってきました
     「アドリア海の真珠」といわれるこの街は
     世界遺産に登録されている、とても美しい場所でした
     輝かしい街を、どうぞご覧下さい

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      ◆地上の楽園

       「地上の楽園を見たければ、ドゥブロヴニクにおいでなさい
       イギリスの劇作家バーナード・ショーがこう記したように、
       旧市街のプラツァ大通りは、このように輝いていました。
       撮影時間は午前5時過ぎ。
       本当は夜に撮影しようとしたのですが、
       午前0時を過ぎても人通りが途絶えず、
       翌朝に出直して撮ったものです。
       夏の、無人の大通りの写真は、珍しいはずです。




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      ◆ドゥブロヴニク へ  1

       ドゥブロブニク へは、イタリアのバーリ・Bari
       という街から船で渡りました
       前日の夕方、乗船したフェリーを
       夕焼けが包んでいました。




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      ◆ドゥブロヴニク へ  2 
  
       出航して約8時間後、
       クロアチアの大地が見え始めたところです。



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      ◆旧市街  1
   
       旧市街の全景。
       城壁に囲まれているのがわかりますね。
       一周約2キロ
       1時間あれば、ゆったりと周れます。



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      ◆旧市街  2

       城壁に昇ると、まず初めに
       プラツァ大通りが俯瞰できます。
       メインストリートは観光客で一杯です。



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      ◆旧市街  3

       通りのアップ。
       上の写真は順光で、前方に影ができているのに、
       アップにすると、逆光のように
       影が手前側に出来ています。
       光を受けた建物からの反射光で
       人影が、ピカピカにすり減った
       大理石の路面に映っているのです。



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      ◆旧市街  4

       旧市街の脇はすぐ海。
       海水浴の若者たちの前方を
       大型船が通っていきます。



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      ◆旧市街  5

       滞在中は連日快晴。
       洗濯物も、
       万国旗のように広げられていました。



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      ◆旧市街  6

       旧市街を出るとすぐ、北側は
       急勾配の坂道になります。
       とてもドラマチックな展開です。



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      ◆海の色  1

       東側には、13~18世紀にかけて
       自由貿易の一大拠点として栄えた
       旧港が開けます。
       美しい海の色です。



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      ◆海の色  2

       光の角度によって、
       その色はさまざまに変化します。



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      ◆大聖堂

       大聖堂。
       8月15日の夜には、聖堂内のマリア様の
       額絵が担ぎ出され、市内を一周しました。
       この日は聖母被昇天の日でしたね。



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      ◆聖ヴラホ教会

       大通りに面した教会は聖ヴラホ教会。
       ライトアップされて、一際目立っていました。



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      ◆ドゥブロヴニクの夜  1

       大通りの賑わいは、
       まるで渋谷のセンター街のようでした。



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      ◆ドゥブロヴニクの夜  2

       夜の小路。
       後方に、城壁の要塞が見えます。



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      ◆ドゥブロヴニクの夜  3

       帰り道、子猫と遊ぶ少女に会いました。



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      ◆ドゥブロヴニクの夜  4

       その階段から望む、イグナチオ教会。



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      ◆イグナチオ教会

       同教会の天井を飾るフレスコ画です。



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      ◆朝市

       階段下の広場では、毎日朝市が開かれています。
       ここで買った桃がうまかった。




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      ◆旧要塞

       旧市街から少し離れた
       ロブリエナッツ要塞



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      ◆街の破壊  1

       この街は16年前 1991年に、
       大きな不幸に見舞われています。
       独立を宣言したクロアチアに対して、
       セルビア、ユーゴスラビア軍が
       1日で2千発もの砲弾を撃ち込み、
       街の8割が破壊されました。

       以後4年間にわたって戦争状態が続き、街は荒廃。
       一時は、世界遺産の危機遺産リストに挙げられましたが、
       市民の努力でここまで復興しました。
       
       旧市街に入るピレ門と、反対側のプロチェ門には、
       このように、破壊された場所を示す地図
       掲示され、また、市内のスポンザ宮殿内には
       当時の写真、犠牲になった人たちの顔写真が
       ずらりと掲示されています。

       私が泊まった宿の女主人も
       「クロアチアは小さな国だけれども、とても大きな歴史を
       背負っているんですよ」
       と、当時の生々しい話をしてくれました。



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      ◆街の破壊  2

       その痕跡は至る所にありましたが、
       代表的なものの1つ、
       背後の山の山頂にあった、ケーブルカーの跡です。
       今はもちろん使われていませんが、
       あの歴史を忘れまいと、痕跡はそのまま残されています。



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      ◆要塞入口の碑文

       ロブリエナッツ要塞の入口に、
       ラテン語で文字が刻まれています。
       意味は
       「あらゆる黄金をもってしても、自由を売るは正しからず
       外交戦略によって自由を貫いてきた
       この街の歴史を垣間見る気持ちでした。  

     
     ***

       如何でしたか、
       グロリオーザさんご案内のドゥブロヴニクは?!

       かっては、ユーゴスラヴィア連邦で、
       現在はクロアティアの、アドリア海に沿って
       細長く伸びる南西部に位置します。
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       この地図は、塩野七生さんの「海の都の物語
       から頂いてきましたが、
       ラグーザ という下線を引いているのが、
       ドゥブロヴニク の事で、
       その南西、イタリア側に バーリがあり、
       フェリーで、8時間の航海だったそうです。

       かっての、ヴェネツィア共和国は、
       アドリア海沿岸のあちこちに、寄港地を設け、
       ヴェネツィア湾 と呼ばれるほどの整備を調え、
       要塞を設け、このドゥブロヴニクも、
       小さなヴェネツィア の面影があるとか。

       クロアティア にヴァカンスに出かけた
       息子夫婦が買って戻った観光ヴィデオには、
       しっかり日本人グループが写っており、
       私を驚かせ、ガックリもさせたのでした!
       皆さんも、どうぞ負けずにお出かけ下さい!!

       という事で、来週、私も少し出かけて参りますので(!)
       (いえ、クロアティアでは無いですが)       
       今回のドゥブロヴニク へのコメントのお返事は
       グロリオーザさんご自身に、お願いしております
       しっかり、ご感想、ご質問、励まし、の書き込みを
       よろしくお願い致します

       そして、来週のブログはお休みで、
       次回はいよいよ 「2007年・ミスイタリア」です。
       お楽しみにどうぞ!!

       

by italiashiho2 | 2007-09-21 01:10 | ・スロヴェニア・クロアチア | Comments(10)
2007年 09月 14日

   ・・・ 憎い あんちくしょう達! ・ 猫ちゃん編 ・・・

     暫く前の事ですが、
     GATTI BASTARDI・ガッティ・バスタルディ という
     小振りの写真集を買いました。 MONDADORI出版社です。 
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     直訳ですと、雑種猫 ともなりますが、登場の猫ちゃん達の
     様子が余りに可笑しく、可愛らしく、皆さんにもご紹介です。
     タイトルは、その抵抗できない、憎めなさから、敢えて
     憎い、あんちくしょう達! と致しました。
     名前と、年齢と、そして家主たちの短いコメント付です。
     どうぞ、お楽しみ下さい!!



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      ◆ブレント ・ 14歳
 
       最近、繰り返し見る夢はなんですか?       
       言って見て下さい



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      ◆マリリン ・ 4歳

       じゃあ、手錠をかけてぇ、ねぇ~!



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      ◆ラヴェルネ ・ 8歳

       見つけたぁ!



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      ◆ラッフィーナ ・ 中年 ・ 趣味、ベリーダンス

       何も、私がデブと言うのではなくて
       私の骨が太いだけなのよ



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      ◆ワンダ ・ 3歳 ・ 趣味、ポルノ・ヴィデオ

       30分、100エウロでどう?

       *この原文の意味が分らず、先生に尋ねました。
        Sono 100 per mezz'ora.  
        笑ったぁ!  OK, 使い方を覚えたぞ!



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      ◆ジェームス ・ 2歳    
 
       多分、プローザックのせいだよ

       *プローザック・Prozac というのは、
        エクスタシー剤ですって!



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      ◆マンスフィールド ・ 2歳 ・ 趣味、折り紙

       エィ、お前が座っている時には、一度も       
       写真を撮ったりはしないだろう?



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      ◆ぺトゥロ ・ 12歳

       お前の血が欲しいぃ・・


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      ◆ヒッチコック ・ 8歳 

       俺の親指は、内側に曲がるんだぜ
       それに、どう効果的に使うかも、知ってるぜ

       *親指が内側に曲がるのは、人類だけなんですって!
        私の先生は、賢い!!



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      ◆アシャカ ・ 7歳 

       オムゥ・・・



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      ◆アルマンド ・ 4歳 ・ 趣味、多年生植物の間に、ウンチする事

       ジュネーヴ条約違反で、控訴します



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      ◆ブレイク ・ 9歳

       臭いをかいで、そして       
       僕が何をしたか、当ててみてぇ!



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      ◆タッポ ・ 7歳

       これで分ったでしょう? 
       僕の名前が タッポ・栓 というわけが



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      ◆クリーヴランド ・ 3歳

       撃たないで!
       財布は、左のポケットの中にありますぅ



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      ◆ブレンダ ・ 4歳 

       ああ、これは、本当に気持ちがいい!

      *彼等を見た皆さんの顔も、こんなかな?!
       憎い、あんちくしょう達 のワンちゃん編もお楽しみに!

by italiashiho2 | 2007-09-14 05:18 | ・イタ猫・イタ犬・動物たち   | Comments(14)
2007年 09月 07日

   ・・・ ヴェネツィア、 レガータ ・ ストーリカ ・ 実況編 ・・・追記

     毎年9月の第1日曜日は、ヴェネツィア
     レガータ・ストーリカ・ Regata storica が行われます。
     歴史に、この レガータ・競艇 の事が登場するのは
     13世紀 のようですが、如何にも、アドリア海と地中海を
     我が物とするために奮闘した、ヴェネツィア共和国です。
     競艇の前に行われる イル・コルテオ・ストーリコ・時代行列     
     と呼ばれる、各種様々の船の行進は、以前にご覧いただきましたので、
     今日は、競艇に絞ってご覧頂きますね。
    
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      ◆燦然たる秋の日

       朝のうち曇り空でしたが、午後にはご覧の通り
       大変なお天気となり、サン・マルコ広場も
       眩しいばかりに輝いています。
       いつも、レガータ・ストーリカの日は良いお天気で、
       雨になったのは、私が知る限り、たったの1度。



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      ◆レガータのコース  1

       コースは、明るい水色です。
       スタートは、右端の、ヴェネツィア・ビエンナーレの
       会場前辺りで、大運河を通り、
       国鉄の、サンタ・ルチア駅の先辺りで、
       ぐるっと折り返します。

       女性2人組みで漕ぐ競艇は、距離が少し短く、
       大運河の真ん中に当る リアルト橋を過ぎ
       カ・ドーロの前辺りで、折り返しです。



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      ◆レガータのコース  2

       こちらが戻りのコースです。
       折り返して、リアルト橋をくぐり、
       まっすぐ行った突き当たり、
       カ・フォスカリ の前が終点です・
       コースの距離は、約8キロメートルと聞きました。



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      ◆レガータのコース  3

       これは、今日この時間の 潮の流れです。
       マレア・カランテ、つまり引き潮に当り、
       競艇のボートは、大運河に入るのに
       難しくなります。

       ビエンナーレ会場前辺りから、
       大運河に入り込む、これがまぁ難関で、
       上手く入り込めるかどうかが、
       勝敗を、殆ど決めます。
       大運河に入ると、最短距離を取りますから
       殆ど一線で進み、次は、折り返しが上手く行くかどうか、
       この2点が、勝負のしどころなのです。  と、
       もう何度も見た shinkaiの解説です!



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      ◆時代行列

       競艇の始まる前に行われる、コルテオ・ストーリコ
       大運河をゆるゆると、たくさんの種々様々の船が
       着飾った時代衣装の人々を乗せ、
       進む様は見事で、こちらの方が観光客には
       人気があると思います。
       その様子は、こちらでどうぞ。
       レガータ・ストーリカ ・ ヴェネツィア
       http://italiashio.exblog.jp/5352679
       如何にも、海と共に生きてきた
       ヴェネツィアの面影が偲ばれます。



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      ◆スクオーラ・ディ・ヴォーガ

       車の運転学校ならぬ、舟の漕ぎ方教習所 とでも。
       こうして、若者達が漕ぎ方を習っています。

       春先、日曜日の朝ヴェネツィアの下町近辺を歩くと、
       お父さんと一緒に、小学校低学年のボクが、
       「ホラ、漕げ、漕げ・ヴォーガ! ヴォーガ!」と、
       叱咤されつつ、頑張っているのを見かけます。
       こうして、ヴェネツィアの子供は育つのです。



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      ◆カ・フォスカリ 近辺  1

       これが、リアルト橋からの西突き当たり部分、
       競艇のゴール地点です。
       左の建物が、カ・フォスカリ、現在のヴェネツィア大学で、
       奥中央に見えるのが、貴賓席の桟敷で、
       勝者の表彰や、インタヴューはここで。

       時代行列を終えた様々な煌びやかな船が
       脇に並び、競艇の通過、ゴールを待ちます。



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      ◆カ・フォスカリ 近辺  2

       貴賓席のこの方は、映画監督の スパイク・リー
       マルコムX などの映画の監督ですが、
       次回の作品は、第2時大戦末期のイタリアに於ける
       ナチの住民殺害 がテーマとの事。



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      ◆カ・フォスカリ 近辺  3

       こちらが、ヴェネツィア大学本部 カ・フォスカリ。
       カ というのは、カーザ・家 のヴェネト訛りで、
       今ヴェランダにたくさんの応援が。

       というのも、大学対抗式に、8人漕ぎ+1人の舵取り
       という競艇も行われ、見事カ・フォスカリが勝ちました。
       とにかく、ヴェネツィアの場合、練習場所、そして
       各種競艇が多いので、自然と力が入るようです。



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      ◆若者たちのレース

       競艇は、全部で4種行われます。
       この写真のように、
       ・18歳までの若者の参加によるレース
       ・女性2人組みによるレース
       ・大型運搬船、男性6人が漕ぐレース
       ・短めゴンドラの、男性2人のレース  です。

       競艇の色は、白、黄色、紫、水色、赤、緑、
       オレンジ、ピンク、茶 
と塗り分けられ、
       漕ぎ人は、その色の帯を腰に締めています。



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      ◆観戦、応援の人々  

       運河沿いの建物の窓から、ヴェランダから
       この様に、見物、応援の人々が。
       この日は、運河沿いの建物のお家では、
       お客を迎えるのが、恒例になっているとか。

       写真が良くなく割愛しましたが、
       もう一つのお家の中の様子が、素敵でした。
       赤い皮のソファ、金色の鏡、時代物の家具。
       お客人達は、ワイングラスを手に、
       ヴェランダから、観戦なのです。



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      ◆ヴェランダの人々

       この窓、このヴェランダには、
       ヴェネツィア共和国元首に扮した方が。
       この方は、もう何年も ドージェ・doge 
       されているとか。
       ならば、手前の女性は、キプロス女王
       カテリーナ・コルナーロ になった方?



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      ◆大運河の眺め  1

       ヴェネツィアの大運河、この左に見える橋が
       アッカデミア橋。
       運河の右の方に、サン・マルコ教会があり、
       橋から写真上に入り込んでいった曲がり角辺りが
       ゴールのある、カ・フォスカリです。

       やはり、ヴェネツィアは美しい!



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      ◆大運河の眺め   2

       こちらは、建物の窓から身を乗り出す女性と、
       奥に、リアルト橋を配して。
       
       RAI のカメラマンは、本当に眼が利きます!



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      ◆大運河の眺め   3

       こちらは、カ・フォスカリ辺りを行く
       女性2人漕ぎの、レースです。
       既に、トップと2番艇の差がこんなに。



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      ◆大運河の眺め   4

       リアルト橋辺りからの眺めは
       逆光になり、水が煌き
       本当に美しい映像です。
 
       レースの細部よりも、
       こうした映像を重んじる、
       イタリアのジャーナリズム精神!



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      ◆女性組みの勝者は

       こちら、2人が女性組の勝者。
       この体の厚みを、ご覧下さい!

       後ろ側・ポッパ を漕ぐ女性、
       この方は、男性チャンピオンの娘さんであり、
       現チャンピオンの奥さんでもあるとか。
       伝統というか、すごい物です!!



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      ◆大型カオリーネ

       カオリーネ・caoline というこの大型の舟は、
       4トンの重さがあり、6人漕ぎです。
       荷物の運搬に使われる舟だそうで、
       幅が広く、荷を積んで、勿論1人でも漕げるそう。
       
       運河の脇には、この様に小舟を並べて
       応援の人々が大勢ですが、
       これでも昔に比べると、少なくなったそうです。



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      ◆大型舟の勝者

       上の写真でご覧のように、大型舟カオリーネの
       勝者は、茶色のブラーノ島のチームです。
       このインタヴューが面白かったのですね。
       カオリーネの舟が、4トンもある重い物だと
       書きましたが、このインタヴューの前に
       解説者が、これをもっと軽い物にするという
       話があるのだと、言っていました。
       で、アナウンサーが大変重たいから、と話を向けると、
       左の勝ったシニョーレは、いいや、大変軽いし
       よく動くよ、と話が食い違い・・!!

       所で、このRAI ヴェネツィアのアナウンサー君は、
       赤いジーンズご着用で、下が見えないのが残念です!



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      ◆お祭りの飾り布  1

       お祭りの日、ヴェネツィアに限らず、
       窓やヴェランダに、飾り布をかけ、垂らします。
       如何にも、お祭りの雰囲気が漂い、素敵です。
       これは大変、手の込んだ刺繍レースの、
       サン・マルコのライオン君です。



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      ◆お祭りの飾り布  2

       こちらは織り布のようですが、これもなかなか。



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      ◆ピエトロ・ロンギ の絵と、衣装と  1

       ピエトロ・ロンギ という、18世紀の画家
       ヴェネツィア生まれで、アッカデミアの学長にもなり、
       ヴェネツィア貴族とのつながりも深く、
       当時の貴族社会、ヴェネツィア庶民の風俗も描いた画家です。 

       その彼の絵の中に描かれた、当時の衣装の柄、スタイルを
       再現した展覧会があった事は知っていましたが、
       番組の途中で、その幾つかの紹介もありました。



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      ◆ピエトロ・ロンギ の絵と、衣装と  2

       紹介では、ピエトロ・ロンギと、
       劇作家カルロ・ゴルドーニ との繋がリにも
       及びましたが、ゴルドーニは、彼を相手にしなかったと。

       衣装の復元をした会社の人の話では、
       ヴェネツィアには、余り衣装類は残っていないと言い、
       伝統的な物がないので、絵を参考に、という事かと納得。



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      ◆ピエトロ・ロンギ の絵と、衣装と  3

       日本の伝統の着物の色と同じで、
       なんとも自然な色、深く味わいのある色と
       縫い取りの鮮やかさに、見とれました。

       でも、何時着用するのでしょうね。
       カーニヴァル用とすると、少し残念ですね。



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      ◆ピエトロ・ロンギ の絵と、衣装と  4

       この布の色、刺繍の色、大変素敵で、
       やはり実物を見たくなりました。
       まさに、優雅

       ピエトロ・ロンギ については、以前 彼の描いた
       アントニオ・ヴィヴァルディの演奏画について
       ブログにアップしております。
       宜しかったら、ご覧下さい。
       ヴィヴァルディ・A.Vivaldi と ピエトゥロ・ロンギ・P.Longhi
       http://italiashio.exblog.jp/5061443



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      ◆さて、最終のレースは  1

       レガータ・ストーリカの最終を飾るレースは、
       ゴンドリーニ・gondolini と呼ばれる
       短めのゴンドラですが、
       ここ数年、大接戦で、大変盛り上がります
       
       ご覧下さい、前列左が、赤の従兄弟二人のチーム
       右側が、オレンジのチームです。
       どちらもチャンピオン同士の、大接戦です。



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      ◆さて、最終のレースは  2

       ゴール直前の模様。

       片道往は一線で続き、折り返し地点で
       赤チーム(左)が上手く回れず、後れを取ったものの
       追いつき、今殆どゴール直前の模様です。

       で、結局、オレンジが逃げ切りましたが、
       ここ数年は、このライヴァル同士の接戦で、
       今年も大変、力のこもったレースになりました。



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      ◆ブラーノ島のレース  1

       今回の番外編を、もう一つ、
       ブラーノ島のレースです。
       ヴェネツィアは、ムラーノ島のガラスと、
       ブラーノ島のレースが有名ですが、
       その、ブラーノのレースです。
       ブラーノ島に行かれた方、こうした風景を
       ご覧になられたでしょう。
       これが、ブラーノのレースをしている女性です。



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      ◆ブラーノ島のレース  2

       この写真が大変気に入って、ご覧頂きたくて。
       
       ブラーノのレースは、トンボロ・tombolo という
       丸いマクラを膝に上に置き、そのマクラに図柄を貼り付け、
       それにしたがって、かがって行くレースです。

       この方法は、トスカーナのアンギアーリの村でも
       見かけましたから、ヴェネツィアのみでは無いのですが
       ブラーノ島には、レース編みの学校があり、
       かっては、大変高価な、貴重な品物でした。



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      ◆ブラーノ島のレース  3

       こうして図柄にそって、縫い取りのようにして
       仕上げていきます。
       ブラーノ島の学校、博物館を見た事があり、
       その時実際にして見せていたシニョーラの話だと、
       1人が全部を仕上げるのではなく、
       部分部分を仕上げる人がいて、そういった7工程を経て
       全体が出来上がるのだとか。
       それにしても、大変な根気のいる仕事ですね。

       レースをしている人々は、やはりというべきか
       若い人は見かけず、年配の女性が殆どのようす。



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      ◆番外編  

       こちらは現在建設中の、大運河にかかる第4の橋
       車の入るローマ広場と、駅前を結びます。
       もう長年、声ばかりあった第4の橋ですが、
       遂にこの夏、こうして本体がかかり、
       12月の完成を目指している、大変モダンな橋です。
       ヴェネツィアご訪問の方、お楽しみに!

       ・・ 追記します ・・
       Yiszkさんが、ヴェネツィアのコムーネのサイト、
       橋の建設についてのヴィデオが見れるURLを
       教えてくださいました。
       こちらから、左のサイドバー、Ponte di Calatrava: trasporto e varo
   http://www.comune.venezia.it/flex/cm/pages/ServeBLOB.php/L/IT/IDPagina/1
       にはいり、 videoで、あれこれ様子がご覧いただけます。
       お楽しみ下さい!!


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      ◆おしまい

       という事で、2007年度の、
       ヴェネツィア、レガータ・ストーリカの実況も
       お終いです。
       夕暮れのヴェネツィアをどうぞ!!



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      ◆パヴァロッティ 追悼

       ルチャーノ・パヴァロッティ が
       イタリア時間6日未明、逝去

       彼の声を聞くと、何時も、イタリアの青空が広がり
       丘の向こうまでも、ずっと歩いて行けそうな
       そんな思いを、いつも持たせて貰えていた
       イタリアへの夢と、イタリアの許容の大きさとを
       ずっと与えて、感じさせて貰えていた

       今、彼が居なくなっても、その大きさは同じ
          何をしているか?!          
          生きています、 生きているのです!
       ラ・ボエーム のこの歌詞のように、       
       以前と同じに、彼は生き続ける
       同時代に生きれた 感謝をいつまでも!       
       
       

by italiashiho2 | 2007-09-07 04:33 | ・ヴェネツィア | Comments(21)