イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2008年 06月 27日

   ・・・ ねこ、ネコ、猫、 馬、 犬、 そしてまた 猫 ・・・

      今日は、4月中旬に、日本からの友人と訪ねました、
      アンナリーザの実家をご紹介します。  
      彼女は、私のイタリア語の先生ですが、お家は、
      トロット競馬(馬の後に騎手の乗った一輪車をつけて走る)
      馬の飼育をしていて、ちょうど10日ほど前に、
      子馬が生まれたというので、良い機会と訪ねたのでしたが、
      ちょっとした動物王国でした!  ご覧下さい。
     
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      ◆牧場と、お家

       場所は、コネリアーノから南東に8Kほど。
       大変に広く、お家も大きいので、驚きました。



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      ◆馬  1

       まず迎えてくれたのが、この馬。
       出産を控えての、大きなお腹をしていましたが、
       既に、今頃は・・・。



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      ◆猫  1

       そして、猫たち!
       いるわ、いるわ!!
       話には聞いていたものの、実際に見ると
       笑い出さずには、いられません!



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      ◆猫  2

       なんとも、太い尻尾をして・・!
       狸の血筋を引いている?!


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      ◆猫  3

       これは、美猫!
       闖入者を、見咎めて。



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      ◆猫  4

       兄弟かな?
       片方のアゴだけ、髭をそり忘れてるよ!



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      ◆猫  5

       中には、こんな由緒正しげな子もいます。



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      ◆猫  6

       これが、大方の子の、お母さんとか
       そして、また直に出産を控えての、大きなお腹!
       そして、そして、彼女の尻尾は
       ワン君が食べちゃったとかで、短いのです!!



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      ◆猫  7

       これも、美描!
       長い、素晴らしい尻尾!



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      ◆猫  8

       大きな納屋。
       ここが格好の、居場所です。



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      ◆猫  9 

       遠くを見つめる眼で!



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      ◆子馬  1

       10日ほど前に生まれたばかり
       なんと、肌が光っています!
       飼い葉を食べる様子をしていますが、
       まだまだ、お母さんの真似をしているだけ。



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      ◆馬  2

       こちらが、お母さん。
       子馬を守るのに大変警戒して、気が荒いので、と、
       我々が行くまで、飼い葉を与えずにいて、
       奥の方に追いやり、子馬を見せてくれたのでした。



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      ◆子馬  2

       興味深げに、入口に近づいて。
       
       規則があり、今年生まれた子馬は
       名前が、Oで始まる名前になるとか。
       で、友人が考えた名前は、Oogurai、Oiciokabu・・!!
       さて、どうなりましたか。



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      ◆牧場  2

       なんとも、広々として、気持ちが晴れます。
       この写真の左手に、トロットの調教に使う
       馬場があります。



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      ◆馬  3

       上の写真で見えていた、馬2頭。
       といっても、昨年生まれた2頭で、
       まだ、背中などに、子馬の毛が残り、
       骨格も、まだ細めです。

       左が、ナヴィガトーレ・Navigatore・船乗り
       右が、ノストゥロオーモ・Nostromo・甲板長       
       規則による名前のつけ方で、昨年のアルファベット、
       つまり、N で始まる名前になっているのですね。



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      ◆馬  4

       これは、我々の匂いを嗅いでいるのです。
       匂いを嗅ぎ、鼻の穴を閉め、しっかり覚えるのだそう!
       で、鼻を開くと、雫で一杯になっているとか!



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      ◆トロットの一輪車

       こちらの納屋の隅に、調教用の一輪車がありました。
       調教用なので、実際のよりも重いそうで、
       TVで見たイメージよりも、長いのに驚きました。
       考えてみれば、馬の体分の長さが必要なわけで・・。

       日本の競馬と違い、こちらは、トロット競馬が盛んです。
       TVで見ていると、馬のお尻のすぐ後に、騎手が座り、
       馬が跳ね上げる泥で、大変そうですが、
       アンナリーザによると、
       ウンチ爆弾を浴びる事もあるそうで!!



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      ◆猫  10

       どの猫ちゃんも、外猫のわりには、
       落ち着いて、しっかり、飼い猫の顔をしています。



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      ◆猫  11

       この子も、なかなかの美猫です。



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      ◆猫  12

       ゆったりと、夕陽を浴びて。

       納屋の板壁の模様が、大変素敵でした。



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      ◆猫  13

       本日の、極め付き!
       それにしても、高い場所で、気持ち良さそう!

       普通は、もっと小さい巻き藁を見ますが、
       実際に使うのは、この大きなのが、便利だそう。
       


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      ◆犬  1

       ワン君は、2匹。
       彼らは、お家の敷地内にいて、こちらが、レオ
       
       柵を開いた途端、彼は、
       この破れボールを咥えて走り出てきて
       ご覧の通り、遊んでもらって、飽きる事を知りません!
       ほんとはね、彼の耳の片方は、垂れているのですよ。



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      ◆犬  2

       こちらは、アンナリーザの愛犬、ヲルツ



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      ◆犬  3

       本当に、がっしりと、大きく
       でも、甘えて、甘えて!



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      ◆牧場  3

       ご覧の通り、実際に見たのは
       猫ちゃん、犬、馬たちだったのですが、
       他に、羊や、豚や、鶏などたくさんいそうです
       毎日18個かそこらの卵を産むそうで、
       新鮮なのを、お土産に頂いて戻りました。

       で、ちょっと面白く、すごいお話を最後に
       2月に、ソンチーノに行きました時、
       泊まったアグリトゥリズモに、半身白黒分けの
       小振りな山羊がいました。
       こちらです。 http://italiashio.exblog.jp/7427001 

       写真を見て、アンナリーザが、これはチベット種だと
       教えてくれたのですが、それからが大変でした。

       お母さんの家にもいる事、木の幹でも何でも齧るので、
       齧らないように、臭い液を塗る事、
       山に仲間と行った時、これがいて、
       最後に、皆で食べちゃった事、等など!

       家にいる羊やら、山羊やら、名前をつけて可愛がり
       それがやがて、ハムやソーセージになって
       納屋にぶら下がり、
       何を食べる? ジージャを食べよう、とか!!

       アンナリーザの話しぶりが、余りにもアッケラカンで、
       楽しくて、私は涙が出るくらい、大笑いしたのですが、
       それにしても、凄いなぁ!と。
       可愛いジージャ = 美味しいジージャ!!

       家の近くの農家で、兎ちゃんを抱っこさせて貰い、
       猫ちゃんよりも、毛並みが柔らかくて、
       ほぅ! とうっとりしていましたら、
       「復活祭用だよ」と聞かされ・・!!

       皆さん、真似できます?!

      *****

       という所で、私は、また出かけて来ます。
       シエナのパリオを見て、(実況写真、頑張ってきま~す!)
       トスカーナ南部、オルチャの谷方面に。

       そして、ウンブリアの奥、
       カステルッチョの大平原の、お花畑を見に。
       紙の製造で有名な、ファブリアーノに寄り、
       約2週間の旅、7月11日には戻る予定で、
       ブログも、お休みを頂きます。
       皆さんも、お元気で、どうぞ!

       行って来ま~す!      
      

by italiashiho2 | 2008-06-27 00:55 | ・イタ猫・イタ犬・動物たち   | Comments(8)
2008年 06月 20日

   ・・・ ラヴェンナ ・ ビザンチン・モザイクの輝き ・・・

      今日は、月一ゲスト、グロリオーザさんの写真とコメントで、
      ビザンチン・モザイクで名高い、ラヴェンナ・Ravenna 
      ご案内です。  お楽しみ下さい。

      今回はイタリア中部・ラヴェンナのモザイクを紹介します
      この街は今では内陸の小都市ですが、5世紀から6世紀にかけては
      西ローマ帝国の首都として、あるいは東ローマ帝国の直轄領として
      栄えた歴史を持っています
      当時はポー川河口の潟に築かれた運河の町でした


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      ◆サン・ヴィターレ  1

       中でも有名なのはサン・ヴィターレ・San Vitale聖堂
       6世紀、東ローマ帝国の首都はコンスタンティノープルでしたが、
       その皇帝ユスティニアヌスが建てた聖堂です。
       外観はなんと言うこともない建物ですが、
       中に入ると素晴らしいモザイクで埋め尽くされ、
       ビザンチン美術の奏でる光の交響詩 と称えられています。



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      ◆サン・ヴィターレ  2

       さあ、中に入りましょう。
       ちょっと暗い聖堂内部ですが、
       モザイクの輝きに見入ってしまいます。



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      ◆サン・ヴィターレ  3

       中央祭壇をアップしてみましょう。
       半円蓋に若々しい、ひげのないキリストが描かれています。
       ヴェネツィア・サンマルコ大聖堂などに比べて
       緑が多いモザイクです。



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      ◆サン・ヴィターレ  4

       天井には神の子羊=キリストの円光を、
       マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネ
       4人の福音書記が支えています。



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      ◆サン・ヴィターレ  5

       後陣北側には、ユスティニアヌス帝のモザイク。
       王冠をかぶり、ざるのようなものを持っています。
       その右側2人目の人物はラヴェンナ司教。



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      ◆サン・ヴィターレ  6

       南側には、皇妃テオドーラが、
       夫の皇帝と向かい合うように描かれています。
       手に聖杯を持ち、皇妃の象徴である紫のローブをまとい、
       首の回りの宝石も見えます。
       テオドーラは、踊り子だったといわれますが、
       見初められて皇帝40歳のときに23歳で結婚、
       その美貌はこのモザイクでも十分に推し量れます。
       現存するテオドラの肖像はこれ1点のみ。
       貴重なモザイクです。



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      ◆サン・ヴィターレ  7

       その他にも、
       旧約聖書の物語が華麗に描かれています。



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      ◆ガッラ・プラチディア廟  1

       次にすぐ近くにある、
       ガッラ・プラチディア・Galla Placidia廟 に移ります。
       ガッラは、ローマ帝国皇帝テオドシウス1世の娘。
       皇帝の死後、帝国は東西に分裂する中で
       波乱の人生を送った悲劇の皇女ですが、詳しい物語は省きます。
       これも小さな建物です。



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      ◆ガッラ・プラチディア廟  2

       入って奥に見えるのが、ローマで火あぶりになった
       聖ラウレンティウスの殉教場面
       明り採りの小さな窓の下に、燃えさかる炎が見えます。



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      ◆ガッラ・プラチディア廟  3

       ここの美しさのハイライトは、天井の模様です。
       花で彩られた満天の星座のような天井は、
       息を呑む美しさです。



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      ◆ガッラ・プラチディア廟  4

       入口を振り向くと、善き羊飼いとして描かれた
       キリスト像が半円に収められています。



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      ◆ダンテの墓

       建物を出て、近くのサンフランチェスコ聖堂の横に行くと、
       こんな祠がありますが、これはダンテの墓です。
       ダンテはフィレンツェを追われて、
       アレッツォ、ヴェローナなど15年にわたる放浪の果てに
       1317年、ラヴェンナにたどり着きます。
       あの 神曲 はここで書き上げ、56歳で死去しました。



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      ◆サンタッポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂  1

       少し足を伸ばして、
       サンタッポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂へ。
       500年ころの建物で、聖人たちの行列が見事です。
       ここは規模が大きい分、雄大なイメージがあります。



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      ◆サンタッポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂  2
 
       女性たちの列も、華麗に描かれています。



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      ◆サンタッポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂  3

       その中央には、聖母とキリストが鎮座しています。



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      ◆サンタッポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂  4

       ここにはモザイクだけでなく、彫像もありました。



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      ◆サンタッポリナーレ・ヌオーヴォ聖堂  5

       ヌオーヴォ聖堂の正面
       この日は雨でしたが、午後にはすっきりと
       青空が広がってくれました。



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      ◆ラヴェンナ駅

       帰りに写した駅のプラットホーム。
       田舎の駅といった風情です。

       しかし、ビザンチンの首都だった
       コンスタンティノープル(現イスタンブール)には
       その後の歴史の中で、モザイクは破壊されて殆ど残っておらず、
       5~6世紀のモザイクの精華には、
       今やこの街でしか出会うことが出来ません。
       機会があればぜひ訪れてみてください

       グロリオーザさんのブログ、
       イタリアの誘惑 は、こちらです。
       http://jun-gloriosa.cocolog-nifty.com/blog/


     ******

       先日、6月17日の夕方のニュースで、
       ヴェネト、アジアーゴに住む作家、
       マーリオ・リゴーニ・ステルン・Mario Rigoni Stern 
       86歳 の逝去が伝えられました。

       暫く前に、脳腫瘍である事が発見され、
       最後の見納めに、山に運ばせ、
       市長と会った後は、誰にも会わず、
       本人の希望により、
       親族のみのお葬式が済んでの、
       報道でした。

       大変骨太の、素晴らしい作品、作家と思います。
       ご冥福を祈ります。

       彼の人となり、作品については、
       こちらにご紹介しています。
       http://italiashio.exblog.jp/4269239

by italiashiho2 | 2008-06-20 00:27 | ・エミーリア・ロマーニャ州 | Comments(2)
2008年 06月 14日

・・・ アッシジ ・春のお祭り、カレンディマッジョ 2008 ・No.4 ・・・

      アッシジの春のお祭り、カレンディマッジョもいよいよ最後
      今日は、最終日5月10日の夜の部、下町地区と上町地区の
      最終対決の場面をご覧頂きます。
      まずは日中の町の様子を、ほんの少しどうぞ。

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      ◆春の野  1

       お天気が続いたアッシジの滞在でした。
       昨年の春ほど暑くはなく、
       緑の美しい、ウンブリアの春



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      ◆下町地区  1

       町の西半分を占める、下町地区の各通りには、
       ご覧のように見事に赤い旗が出され、
       お祭り気分を盛り上げます。



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      ◆下町地区  2

       下町上町地区とも、其々が3区域に分かれているので、
       下町の赤い旗と、その区域の旗、と2つ出されているのが見えます。



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      ◆舞台は

       夜の公演準備が整ったコムーネ広場
       そして、ミネルヴァ神殿
       塔の時計が10時10分前を指していますが、
       はい、正確です!
       始まるには、まだもう少々かかります。



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      ◆始まります  1

       広場の東からファンファーレ隊が入り、
       始まりを告げます。



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      ◆始まります  2

       お祭りの長老が始まりを告げ、いよいよ。
       舞台の中央には、
       下町地区の音楽隊とコーラスが、既に待機。



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      ◆下町地区  3

       舞台左上方の窓に、恋人達が
       彼は明日、十字軍で旅立つので、別れを惜しむ2人。



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      ◆下町地区  4

       こうして、彼も旅立ち・・、



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      ◆下町地区  5

       時の経過、遠い場所との隔たり
       現すかのような、布が流れ、



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      ◆下町地区  6

       十字軍に従った異国で、
       故郷に残してきた彼女を偲ぶ彼。



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      ◆下町地区  7

       彼は、遂に戻らず
       
       具体的に何を現すのか分りませんでしたが、
       美しいシーンでした。 
       彼の想いが彷徨っているような・・。
       


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      ◆下町地区  8

       残された彼女も彼を思い続け、
       こんな人生に、何の意味がある?! と。

       この布も、彼女の上に過ぎる時の経過のように
       ブルー系から、ぐるっと反されると
       オレンジ、黄土系に変わりました。



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      ◆下町地区  9

       そして、ちょっと可笑しく厳粛な結末
       赤ちゃんの到来!

       右の高い人物は竹馬をつけて。



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      ◆下町地区  10

       舞台に座った彼女と乳母。
       そして、抱かれた赤ちゃんはやはり本物!
       こんな夜の時間に、良いのかいな?!



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      ◆下町地区  11

       コムーネ広場の東端にある泉に、
       点された火。



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      ◆下町地区  12

       町の人々が時代衣装で登場。
       手に持っているのは本物の火。



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      ◆下町地区  13

       広場の西端に下町地区のシンボル、
       塔の形に、火が点きます。
       形が大きいのでやはり迫力。



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      ◆下町地区  14

       敷き詰められていた白い布も赤に変わり、
       赤系の衣装の女性たちの踊りが始まり、
       これで、下町地区の公演が終りました



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      ◆上町地区  1

       さて、こちらは上町地区。
       左側に、サンタ・キアーラ教会と広場が広がる辺り。



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      ◆上町地区  2

       上の写真の道を、真っ直ぐに中心に向かうと、
       コムーネ広場に出ます。
       この辺りには、ホテル、店、レストランが立ち並び、
       いつも賑やか。



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      ◆上町地区  3

       下町地区の公演が終わり、片付けと上町の準備中、
       桟敷席の下がなにやら騒がしい。
       覗いてみると、悪魔に扮した若者達が
       出番待ちなのでした。
       皆上半身裸、裸足!!
       (寒い位の夜で、観客は皆、コート、ダウン着用)

       写真で明るく写りましたが、本当は、
       悪魔にふさわしい暗い場所!



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      ◆上町地区  4

       大道具で、中世の町並みが再現。

       最初3つに分かれた建物群が運ばれ、
       オモチャ臭いなぁ、と眺めている内に、
       トントンカンカンと城壁が取り付けられ・・、
       格好がついたので感心しました!



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      ◆上町地区  5

       さて、上町地区の始まり、始まり。

       地獄の入り口に火がつけられ、



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      ◆上町地区  6

       次々と、火縄を持った悪魔達が、
       吐き出されて来ます。



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      ◆上町地区  7

       燃え上がる火縄の煙のもの凄さ!
       そして、その匂い!
       桟敷席の一番上の私の席までも、
       時に、火の熱さが伝わってきます。



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      ◆上町地区  8

       絶対に若者達自身が楽しんでいる! と
       確信できる、熱演ぶり!!



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      ◆上町地区  9

       火噴き男も、2人。
       イタリア語ではスプータ・フオーコ
       火を吐き出す、と表現します。



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      ◆上町地区  10

       悪魔達の狼藉振りに、司祭が鎮圧のお祈りを。
       が、勿論効果なし!



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      ◆上町地区  11

       と、火を持つ天使たちを従え、
       大天使が登場。

       この場面が、素晴らしかった!
       
       コムーネ広場からサン・ルフィーノ聖堂に続く、
       あの急な坂道を、竹馬に乗った大天使が松明を掲げ
       一歩、一歩、広場に下りて来るのです
       夜の公演の見事な一場面



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      ◆上町地区  12

       悪魔祓いに立ち向かう
       大天使と天使の部隊



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      ◆上町地区  13

       突撃~!



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      ◆上町地区  14

       悪魔達が退散し、
       平和の天使たち、登場。



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      ◆上町地区  15

       カレンディマッジョのシンボル
       飾り付けられた樹も登場。
       細い布の旗を持ち、町の人々が踊ります。



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      ◆上町地区  16

       すべての出番が済み、健闘を讃える町の人たち。
       いやぁ、本当に素晴らしかった!



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      ◆コーラス対決  1

       一番最後の番組は、コーラスの対決でした。
       こちらは、下町のコーラス隊。

       其々が3曲づつ歌いますが、
       最初の曲は課題曲で、後2曲を其々で。
       おまけに、1曲済むごとに交替しますから、
       課題曲などもどちらが良いか、
       素人の私にもよく分る仕組み!



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      ◆コーラス対決  2

       こちらが、上町地区。

       う~ん、私には、上町地区の方が
       コーラスとして調っているという感想。

       で、全ての夜の番組が済んだのは、午前1時!
       これから、審判員の協議の果てに
       どちらの地区が良かったか、評決が出るというのですが、
       協議にいつも時間が掛かるとの事

       こうしてご覧頂いても分ると思いますが、
       上町地区の公演が、大変にイマジネーション豊かで
       見せ場が多く楽しく、おまけに、
       荷車引き、綱引き、弓、コーラスと勝っていますから、
       当然上町地区の勝ちと確信し
       翌日のドライブに備え、宿に戻りました。

       で、2,3日後、サイトで結果を調べましたら、
       (評決の出たのは夜中の2時半だったそう)
       なんと、今年度は下町の勝ち、とあります!!
       冗談、多いよぉ!!       
       審査の評価には、下町の公演には、
       中世の飢饉、戦争、汚れなど、歴史全てがあった、と。
       記者の感想としては、上町の女性陣が頑張った、と。

       皆さんの、ご感想はいかが?!

       で、このアッシジのお祭り、カレンディマッジョの
       桟敷席のお値段ですが、高い方で、4回公演通しで
       80エウロ、 安い方が60エウロです。
       お祭りの1ヶ月前から売り出され、
       銀行振込みで買えます。
       お祭りの日程などは、大体2~3ヶ月前には、
       このサイトに。 http://www.calendimaggiodiassisi.it
                 http://www.calendimaggio.com 
       インフォメーションは、 info@iat.assisi.pg.it
     
       毎年出し物が変更されるわけで、
       こんなに楽しいお祭りが、こんなに安く楽しめます!
       是非、チャンスを作って、お出かけ下さい!!
       お手伝いできる事は致しますので、ご連絡を。



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      ◆ウンブリアの野

       最後に、
       春の野の、赤いポピーの帯を
       まだまだ、赤く広がりそう。
       来年、また見れるかな?!



     ***  ご案内  ***
     
      この度、友人のお1人より、ペトラルカについて書くので、
      記事にリンクをと、お知らせを頂きました。

      イタリアの至高の詩人、と讃えられる
      フランチェスコ・ペトラルカ が、
      彼の人生の最後の数年間を過ごした、
      アルカ・ペトラルカの村について、
      2007年2月にアップした時は、
      まだ実際に訪れた事がなく、
      ガイドブックの写真を使いました。

      暫く後、早春の村を訪れ、
      実際にペトラルカの家も見、写真も撮ったものの、
      その後再アップする事無く、気にかかっておりました。

      今回、お知らせを良いチャンスに、
      ペトラルカの家の内部など、写真を追加いたしました。
      こちらです。  http://italiashio.exblog.jp/4752528

      そして、ペトラルカとヴェネツィア についての記事は、
      こちら、イタリア、とりわけヴェネツィア
      http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-42.html に。

      ご覧下さいませ。



      

by italiashiho2 | 2008-06-14 00:30 | ・アッシジ | Comments(8)
2008年 06月 09日

・・・ アッシジ ・春のお祭り、カレンディマッジョ 2008 ・No.3 ・・・

      さて、アッシジの春のお祭り、カレンディマッジョも、
      今日は3日目、5月10日の様子をご覧頂きます。
      この日は夜の部もありましたが、午後の競演の最終日でもあり、
      双方が大変な盛り上がりとなり、素晴らしかったです!

      となると私も、どの写真を省略するか大変に悩み、
      どちらも最低限に抑えたたものの、
      それでも私のブログの最高不倒記録になるであろう、
      48枚となりましたぁ!!  (本日分247枚からの、48枚)
      我慢して、お付き合い、お楽しみくださいませませ!!

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      ◆サンタ・キアーラ教会

       お祭りの行事は午後の4時ごろから始まるので、
       午前中は近くの町を訪れたり、
       アッシジの町中を散策しての、4日間でした。

       こちらは町の東端にあるサンタ・キアーラ教会。
       西端にあるサン・フランチェスコ教会と共に、
       町を抱きはさむかの様に位置します。

       今回のお祭りで、何度も聞いた中世の歌
       買って戻りましたCDに歌詞がありましたので、
       イタリア語の先生に教えて貰いつつ訳しました。
       如何にもこのお祭りに相応しいので、どうぞ。

       Echo la primavera

       Echo la primavera
       che ‘l cor fa rallegrare,
       tenmp’ e` d’annamorare
       e star con lieta cera.

       No’ vegiam l’aria e ‘l tempo
       che pur chiam’ allegreza.

       In questo vago tempo
       ogni cosa a` vagheza.

       L’erbe con gran frescheza
       e fior’ coprono i prati,
       e gli albori adornati
       sono in simil manera.

       ほら、春だよ
       心を浮き浮きさせ、恋をする時
       幸せな気持を味わう、春だよ

       空気も、季節も、浮き浮きさせる

       この軽やかな時、憂いごともなく
       すべての事が、軽やかで、落ち着いて

       草は新鮮で、花は野原を覆い
       飾られた木々も、同じ様子だよ
       


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      ◆下町地区  1

       さて、お祭り3日目の始まり。 
       まずはこうして布が運び込まれ、
       敷き詰められます。
       後の大道具にも、ご注目を!
       


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      ◆下町地区  2

       アッシジの町のかっての繁栄振り。
       たくさんの異邦人も行き来して。

       舞台上にも見物人がいて、
       椅子に座った女性が、筋運びを語ります。



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      ◆下町地区  3

       法皇様も!

       如何にもイタリアのお手の物、の感じですが、
       ひょっとして、今の法皇様より・・、ムニャムニャ。



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      ◆下町地区  4

       明るい敷物が持ち去られ、一転して・・、
       黒い衣装の女性達、
       暗黒の世界を呼び込むような・・。



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      ◆下町地区  5

       騎乗の暗黒の騎士4人が、
       通り過ぎて行きます。

       本物の、お馬ちゃん達!



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      ◆下町地区  6

       この辺り、語りが耳に残っていません!
       というのも、この女性たちの冠に気を取られて。
       光を通す形が大変興味深く。



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      ◆下町地区  7

       いつの間にやら、布の敷物が黒に
       この女性たちは、交互に布を上下に。

       語りの女性が、叫びます。
       「飢饉、そして、戦争!



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      ◆下町地区  8

       戦車が登場!



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      ◆下町地区  9

       広場の反対側からも戦車が登場。
       兵士達が吐き出され。



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      ◆下町地区  10

       戦闘!



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      ◆下町地区  11

       死んだ兵士の上を、水色の布が覆い、
       運び去ります。



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      ◆下町地区  12

       そして、ペストの襲来
       中世の禍々しさ

       シエナのパリオにも登場する、
       見事な白い牛。



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      ◆下町地区  13

       お清め、そして、
       ペスト終焉の感謝を込めて。



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      ◆下町地区  14

       舞台上、語りの女性の熱演と聴衆役。
     
       後の5人の少女は、下町地区の春の乙女たち。



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      ◆下町地区  15

       パッチワークの、緑の布が運び込まれます。
       巡り来る春の訪れ



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      ◆下町地区  16

       時代衣装の町の人びとが登場、
       それぞれカップルごと、後にしつらえられた
       椅子に座っていきます。
       このお2人は、それぞれ別のお相手とでしたが、
       こうして見ると、美男美女のカップルでしょう?

       急ごしらえとは言え、下町地区のシンボル、
       塔の形がついていて、芸の細かさを見せます!



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      ◆下町地区  17

       そしていよいよクライマックス。
       こんな輪が運び込まれて、吊るされました。



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      ◆下町地区  18

       こんな風に!
       これは、本当に見事でした!!
       
       山からの強い風に吹かれ、はためき翻り、
       その下で、女性たちの踊りが始まります。



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      ◆下町地区  19

       布のかもしだす雰囲気というのは、
       まったく見事ですね。
       場所を、ひとつに纏め、
       大きな樹の下の様にも
       イメージさせます。



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      ◆下町地区  20

       中央舞台にも、大きな太陽が。
       細い吹流しのような、小旗を持った町の人々が、
       たくさん走りこんで来て踊りが終り、
       皆、いっせいに大拍手!



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      ◆下町地区  21

       やった! やったぁ! と
       大はしゃぎする踊りの女性たち。
       この熱気。



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      ◆下町地区  22

       さて一斉に、下町地区の舞台構成、
       大道具等が、片付けられて行きますが、
       この高い梯子に乗り、
       のぼり旗を降ろしているのは、女性です!



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      ◆上町地区  1

       一方、上町地区の大道具も
       据えられて行きます。
       アッと言う間に井戸が出来上がり!

       公演時間は、其々40分から45分位で、
       こういった、間の準備待ちなどに30分位。
       ですから、午後の公演は
       大体2時間から2時間半、といった所でした。



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      ◆上町地区  2

       舞台上で始まりを待つ、上町地区の音楽家たち。
       手前の一番右の女性、そして、その後の演奏家達、
       彼らは、アンサンブル・ミクロロゴス、という
       グループで、
       買って戻ったCDの解説には、
       日本でも公演した事、
       映画「地中海」の音楽は、彼らの作品である事、が。



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      ◆上町地区  3

       まずは人々の登場ですが、
       ここには、本物の鷹や、鳩が。



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      ◆上町地区  4

       物売りの馬車がやって来ますが、
       どうも、妖しい薬、愛の妙薬、といったもの
       などを調合しているようで・・。
     
       この後には、たくさんの薬剤師らしき
       男たちが続いています。



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      ◆上町地区  5

       というのも、この金持ちがどうやら
       娘をいい男と結婚させたいらしい。

       金持ち男の帽子が、笑いを誘います。
       大きな建物、家、塔がいっぱいつけられて!
       帽子に巻いた証書を挟んだ公証人たちが、
       後をつけまわします。



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      ◆上町地区  6

       たくさんの候補者達が、粉をまいて
       追い払われ・・、
       そこに、こんな村からの山車がやって来ます。
      
       先頭を行く、シニョーレの靴をご覧下さい。
       中世の戯画に出てくるように、くるんと巻いて!
       車を曳く8人の男たちの、なんとも楽しい笑顔!!
       山車を波打たせながら練り歩き
       その度に、山車の上の梯子にいる若者は、
       ブルンブルンと振り回されながら、
       手に持つ棒で、後に続く百姓達を指揮。



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      ◆上町地区  7

       後に続く百姓達、そして子供たちも、
       如何にもコミック風に練り歩き・・



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      ◆上町地区  8

       次々登場する女性達は、
       こうして花や緑を運び込み、
       百姓達は土地を耕し、生垣を増やし・・



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      ◆上町地区  9

       登場してくる町の人々も、
       次々と花の鉢を運び込み、
       あっという間に、緑の道に一変します!

       こうして持ち込まれる花々
       抱えている花などすべて生花です。
       本物の、赤ちゃん、たくさんの動物たち
       こういった細部にちょっと感激。



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      ◆上町地区  10

       娘は、若者に恋をしたのです
       探して探して、待って待って・・。



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      ◆上町地区  11

       良い季節ばかりではありません。
       害虫鳥類による、農作物の被害も。



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      ◆上町地区  12

       そして漸くに訪れる、再びの春

       先頭を行くお百姓役の、若者達の足どりを、ご覧下さい。
       彼ら自身、楽しんでいるのが良く分りますね。



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      ◆上町地区  13

       長い緑の布。
       舞台上にも花の布がさがり、
       建物の壁にも緑を現す布がたくさん、
       大きな樹、飾り付けられた樹の大きな旗も。

       中世のケルト民族の風習に、
       春のお祭りには、木を植えて飾り付け、
       その下で歌って踊る風習があったそう。

       4月30日から5月1日の夜にかけ
       若者のグループが森に行き、木を持ち帰って
       村の中心の広場に植えて、花やリボンで飾りつけ、
       一方木の枝は、愛する少女の家の扉の前や窓の下に、
       愛の告白のしるしに置かれたのだそう。

       5月の樹は、命の樹



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      ◆上町地区  14

       おお、やっと愛する人が
       再び、ゆさゆさと揺られながら!

       ほら、春だよ
       心を浮き浮きさせ、恋をする時
       幸せな気持を味わう、春だよ



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      ◆上町地区  15

       再会の2人。 そして熱き抱擁。(写真略)
       彼は、山車の上で揺すられていた青年でした。

       バックに見える人々の、羨ましげな表情を!
       この後彼女がブランコに乗り
       彼に揺られる場面になると、
       子供達の顔が、一層羨ましそうに!! あはは。




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      ◆上町地区  16

       そして、女性たちの踊りが始まります。



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      ◆上町地区  17

       上の写真で、女性たちが手に持っていた
       白い巻いたもの。
       こんな風に、花咲きました。



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      ◆上町地区  17
 
       あちこちで花が咲き、その間を縫って
       緑の布を持った人々が練り歩きます。
       


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      ◆上町地区  18

       クライマックスの後、踊りが終わり、
       一斉に叫ぶ人々!
       達成感がはじけます!!



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      ◆今日の審判  1

       暫くするとこうして、舞台を囲むように
       出演者達がしゃがみ込みました。
       こちらは、上町地区の人々で、
       反対側には下町の人々が同じスタイルで。

       道の上のほうに見える赤や黄色の散らかりは、
       上町の人々が撒いた花びら。



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      ◆今日の審判  2

       これは、山車に乗った下町地区の応援団長というか、
       なんというか、で上町地区の悪口の言い放題。
       座り込んだ下町地区の人々が
       大喝采しているのが、分りますか?



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      ◆今日の審判  3

       と突然、桟敷席から立ち上がった
       この黄色の男性が大文句を。
       下町に抗議するのかと思ったら、
       なんと逆に下町地区の応援団で、
       結局舞台に上がって、もっと、悪口を!
      
       見上げて喜ぶ下町地区の人々。



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      ◆今日の審判  4

       勿論、上町地区も黙って引き下がる事は。

       決然とした足どりで男性が舞台に。



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      ◆今日の審判  5

       なんと、上町地区は歌で反撃です。
       語呂合わせ、言い回し、そんなのが、
       ふんだんに入っているようで、
       到底私にはついて行けませんが、
       下町地区の悪口である事は、明確!

       左の女性の身振りと、顔つきを。



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      ◆今日の審判  6

       大変に、リズミカルな歌で、
       上町地区は大喜び、大喝采。

       相対する下町地区の人々も、
       音楽に合わせて踊り出すほど。

       夜の部の前の、腹ごしらえを目指し、
       まだ大騒ぎの人々を横目に、
       私はひとまず退散。

       いよいよ、お祭りの最終夜の部です。
       次回、14日のアップを、お楽しみに!

      ****

       我が町、コネリアーノで、13、14日の夜
       ダーマ・カステッラーナ という、
       中世の故事にのっとった公演、が催されます。
       まだ実際に見た事がありませんので、
       こちらも、切符を手に入れ楽しんで来ます。

       お祭りづいた、shinkai!
       同じアホなら、見なけりゃ、損、損。
       行ってきま~す。
       こちらも、お楽しみに!
       



       

by italiashiho2 | 2008-06-09 04:34 | ・アッシジ | Comments(6)
2008年 06月 04日

・・・ アッシジ ・春のお祭り、カレンディマッジョ 2008 ・No.2 ・・・

      今日は、アッシジのカレンディマッジョ、2日目
      5月9日の様子をご紹介いたします。

      先回ご覧頂いた太鼓部隊などの写真は、
      なるべく省略し、重ならない様に致しますね。
 

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      ◆2日目の始まり

       まずは始まり。
       この日は、こうして既に舞台には下町の、
       音楽家たちが勢ぞろいしています。



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      ◆下町地区  1

       最初は、やはり下町地区から始まり、
       こうして、白い布が次々と運び込まれ・・



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      ◆下町地区  2

       布が広場に敷き詰められ、
       時代衣装の下町地区の人びとが登場。



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      ◆下町地区  3

       下町の春の乙女たちが次々と登場、
       それを茶色の衣装の女性達が取り囲み・・、

       舞台から、その筋書きなどが説明されるのですが、
       なにせ、見るのと写真を撮るのとで、
       耳からこぼれ落ちます!

       この場面は、多分春の虫とか悪天候などの
       被害を現しているのだろうと・・。



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      ◆下町地区  4

       そこに、太陽の登場!

       でも、これは少し笑えますよね?!




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      ◆下町地区  5
 
       太陽の通り過ぎた後、順々に
       白い布が裏返され花が現れます。



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      ◆下町地区  6

       そして女性達が、華やかに、踊りながら、登場。



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      下町地区  7
 
       若者達が捧げ持つ
       棒の下を潜りぬけ、進んで来ます。



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      ◆下町地区  8

       若者達が持つ棒はそれぞれ2本。
       それが打ち鳴らされ、リズムを取り、
       乙女達は、棒の横で、時に飛び越えながら踊ります。



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      ◆下町地区  9

       踊り終わり、やって来た時の様に、
       棒の下をくぐり去って行きます。
       まるで、一陣の春の風のように
    
       この下町地区の踊りは、
       大変素晴らしかった。



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      ◆上町地区  1

       さて、上町地区の始まりです。

       まずは音楽家達の登場。
       桟敷席からの応援に応えながら、賑やかに。



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      ◆上町地区  2

       上町地区の太鼓部隊。
       人数が少し少なめで、隊長もちょっとお年のシニョーレ。
       そのせいか、下町の元気一杯のリズムに
       少し、負けるかな?



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      ◆上町地区  3

       大きなのぼり旗には、
       麦の穂を抱えた娘の姿。
       それに続き、町の人々の登場です。


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      ◆上町地区  4

       麦の穂にちなみ、粉引き、パン作りなど、
       それぞれの仕事を現す扮装で登場。



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      ◆上町地区  5

       果物籠を抱えた女性の旗の、写真省略ですが、
       収穫を現すのでしょう、
       果物以外にも、野鳥の獲物とか、猟犬たちも登場。



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      ◆上町地区  6

       この旗には、糸つむぎをする娘の姿。
       続いて、紺色の大きな布が。



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      ◆上町地区  7

       布の大きさ、お分かりでしょうか?

       この日も良いお天気でしたが、
       大変に風が強く、大きな布、旗など
       風にあおられて大変重そうでした。



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      ◆上町地区  8

       紺色の布が敷き詰められた上を、
       糸つむぎ、織の仕事の様子を現す町の人びとが通りすぎ、
       そして、この春の乙女の白い旗が登場。

       白い旗が通った後から、
       こうして次々と裏返され、
       渋い緑色に花咲く樹 の図が現れます。

       下町の白い布の花、そしてこの渋い緑の樹
       この現れ方、布の使い方に、感嘆!



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      ◆上町地区  9

       こうして緑の布が持ち去られると、
       上の道から、
       女性達がジグザグに、軽やかに広場に。



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      ◆上町地区  10

       この典雅な色のハーモニー!
       なんとも素敵です。



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      ◆上町地区  11

       先に登場していた少女達も、
       舞台の前でタンバリンを打ちながら、
       女性たちの登場を迎えます。



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      ◆上町地区  12

       踊りが始まり、輪が大きくなり小さくなり、
       向きを変えまた戻り・・



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      ◆上町地区  13

       緩やかな中世風の衣装が、
       踊りにつれ緩やかに動きます。
       風に舞い翻り、揺れてなんとも優雅!

       この踊りの女性たちの衣装はとりわけゆったりと、
       袖も広がるようにデザインされている様子で、
       見とれました。
      


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      ◆上町地区  14

       広場の両脇では、上町の人々が
       手をつなぎ輪を作り、踊ります。



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      ◆上町地区  15

       中央の舞台の上の音楽家達の他に、
       町の人、他の音楽家も加わり、いっそうの盛り上がり。



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      ◆上町地区  16

       大変な盛り上がりと熱気の内に踊りが終り、
       素晴らしかった!
       登場の人びともお互いに大拍手。



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      ◆上町地区  17

       盛り上がりの熱気覚めやらず、
       広場中が、お喋りの大会場に変身!

       「次の競技が始まりますから、
        広場を空けてください、
        Sgombrate・ズゴンブラーテ!」
       と、放送されますが、なんのその!!      



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      ◆上町地区  18

       Sgombrate・ズゴンブラーテ・広場を空けて!  



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      ◆上町地区  19

       Sgombrate・ズゴンブラーテ・広場を空けて!



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      ◆直接対決  1

       ああ、やっとご覧の通り、広場が空きました!
       やりゃあ、できるじゃないの!!



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      ◆直接対決  2

       何が始まるのかと思いましたら、
       荷車引き競争
   
       どちらがどの地区か、お分かりですね?



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      ◆直接対決  3

       この脚力の差!



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      ◆直接対決  4

       勝った上町地区、人びとの興奮ぶり!



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      ◆直接対決  5

       広場の西側に陣取る下町地区の人々に、
       勝ったぞ! 勝ったぞ! と
       詰め寄る上町地区の人びと。

       この競争意識は、半端ではありませんね。       



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      ◆直接対決  6

       2つ目の直接対決は、
       なんといともクラシックに、
       綱引き競争

       回る円筒形の棒に、綱がかけられ・・



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      ◆直接対決  7

       それぞれの地区の、力持ちの大男達がそれぞれ5人づつ、
       同じ向きで綱を引きます。
 
       理論は分りますが、始めて見た目には
       少し不思議な印象!



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      ◆直接対決  8

       暫くの間、双方ともに動かず、
       互角かと見えましたが、
       勝負は、一瞬に!
       赤、下町地区が、ずるずるっと引きずられ・・。

       応援の、町の人々の表情を。



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      ◆直接対決  9

       最後は弓の競技
       石弓競技も、他の会場で行われたようで、
       結果報告がありました。



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      2日目のお終いは

       弓の競技の優勝者が、
       春の乙女を選ぶ権利を与えられ、
       上の町の乙女の一人が選ばれ、
       2日目のお祭りは、お終い。

       この日は、時代衣装の行進や踊りの他、
       綱引きや荷車引きの競争が、  
       大変興味深かった。
       
       お祭りは、まだまだ続きます、お楽しみに!
       次回は、9日にアップの予定です。

       先回、初日のブログの書き直し、
       明日に延期させてくださいませませ、疲れたぁ!

by italiashiho2 | 2008-06-04 05:25 | ・アッシジ | Comments(6)