イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2011年 01月 31日

   ・・・ 世に評判の、ノルチャの旨いもの店は、 ・・・

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       イタリア各地の広場で、よく催される旨いもの物産展
       迷い込むと時間の経つのを忘れる程にたくさんの屋台が並びます。
       それ程に、それぞれの土地伝統の旨いものがあるのですが、
       豚肉製品となると、ノルチャの名は外せません!

       ノルチャ・Norcia。 
       そう、ウンブリアの南東の奥に位置し、ヨーロッパの守護聖人である
       サン・べネデット・San Bebedetto
       初の宗教団体であるベネデット会派の創始者としても有名な
       聖ベネデットの生地であると共に、
       美味しい豚肉製品の生産地としてもとみに有名なのですね。

       昨年秋ノルチャに2度目の訪問をしましたが、
       今日は町の旨いもの店、豚肉製品の店特集をご覧頂こうと!

       上の写真は、プレーチから出発約半時間、1008mの峠を越え、
       ノルチャの町がある盆地に出てきた所
       左端の山の麓に右に行く道が見え、それが中程を左に(これが見えにくいですが)
       そして頂上近くを少し上り加減に道が通っているのが分かりますか?
       この道が一番高い所では1521mを通る
       ノルチャからカステルッチョ・Castelluccio に南から入る道で、
       4年前の春にはこの道を通り、カステルッチョに行ったのでした。

       その時の様子は、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/5405447



       町の様子を上から
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       家並の中、横に並木が横切りますが、
       この町も城壁がぐるりと取り囲み、上側が城壁内の町で、
       手前は後から開けた地域という事になります。



       町の城壁
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       こちらは町の北側に当たり、町への大きな門も開きます。
       奥に見える山から、越えて来た峠の感じがお分かりでしょうか?



       町入り口にある道路標識
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       ペルージャ、ローマが、ここからだと近いですね。
       ローマ人が造ったというマルモーレの滝、
       聖女リータ・Rita の町カーシャ・Cascia もまだ知りません。



       町の門を入り真っ直ぐの通りが中心広場まで。
       豚肉製品の店はすぐに目につきます。
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       町の中心にある、サン・ベネデット広場。       
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       手前の像がサン・ベネデット、
       その奥が、サン・ベネデット聖堂で、
       左が市役所となっている塔のある建物。
 
       広場のこちら側には、カステッリーナ・Castellina
       呼ばれる16世紀のの法皇代理の住まいの建物があり、
       現在は博物館に。

       上でご案内した以前の記事にも書いていますが、
       また詳しくご案内したいと思っています。

       こちらは広場の角にある、銅製品の店
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       普通の店が目立つ程、豚肉製品の店が多い町なのです!



       はい、こちらも。
       とにかく品数が多い!
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       名前の付け方が可笑しく、あれこれ見ていると笑えます。
       いわく、お祖父ちゃんの棒、タマタマ、ロバのXXX eccecc.

       
       
       この日は閉店していた、有名店らしいのですが、
       店の前の写真が凄い!
       上手く見えますか?  遠景のを選んだのですけど・・。
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       以前行った時は、店の外まで匂いが流れ!



       店の名前、ブランカレオーネ・Brancaleone が嬉しくて!
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       名優ヴィットリオ・ガスマンが主演した「ブランカレオーネの軍隊
       とでもいう有名な喜劇映画の主人公の名が、
       ノルチャの田舎騎士ブランカレオーネという訳で。

       ノルチャの人、ノルチーノ・Norcino という言葉には、
       豚肉製品を作る人、屠殺者、そして藪医者といった意味も含まれ、
       少しばかり揶揄するイメージがありますね。
       
       あれこれ考えていて、ブランカレオーネ・白いライオン=豚
       という意味が含まれているのかも、と気が付いたのですが、
       どうなのでしょうか?

       それに、ウルビーノ公フェデリコ・ダ・モンテフェルトゥロ
       最初の奥方が、タルトゥーフォで有名なサンタンジェロ・イン・ヴァードの
       ジェンティーレ・ブランカレオーネ・Gentile Brancaleone という名前。
       ふむ、少し調べてみたい気持ちになりました。

       追記を。
       少し調べて即分かった事を書きますと、
       Branca、Leone 共に中世に多かった姓で、それが一緒になったといい、
       12世紀には既に存在するとの事。
       で、Branca は白ではなく、ラテン語からきてZampa、動物の足を指すそう。
       つまりブランカレオーネは、ライオンの足という事になりますね。
       
       ブランカレオーネの軍隊、についてはcucciolaさんがこちらに
       http://blog.livedoor.jp/cucciola1007/archives/765079.html  



       上の写真の店は、町の南門に近くあり、
       その門を出ると、真っ直ぐな街道がこの様に。
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       中程から上り坂になっているのが見えますね。
       暫く進み左折すると、最初の写真のカステルッチョへの峠道。



       こちらはパン屋さん。
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       リスや葡萄、秋らしい飾りつけです。



       肉製品だけでなく、チーズも美味しい物がたくさん!
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       タルトゥーフォ(トリフ)あり、の看板に釣られて入りかけ、
       余りの匂いのすさまじさに・・、諦めたひ弱な大和撫子!



       道を戻ってきたら、もう一軒のブランカレオーネ店!
       こちらの方が新しいのか、店構えもすっきり。
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       たくさんたくさん店を写したのですが、
       この手の店に子豚の絵を描いた物とか、
       ショッキングピンクの札が付いた店とかは省略して。



       この町の有名レストランの看板があったので、ご紹介を。
       このまま住所が見えますね。       
       Granaro del Monte・グラナーロ・デル・モンテ
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       Vesupasia・ヴェスパジーア。 
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       Palazzo Seneca Luounge・パラッツォ・セーネカ・ラウンジ
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       ここに写真はありませんが、有名と思われるホテル・レストランに、      
       Grotta Azzurra・グロッタ・アズッラというのも。

       グルメの皆さん、遥々山を越えて行かれても大丈夫、
       美味しい物がたくさん、皆さんをお待ちしていますよぉ!



       最後は八百屋の店先を。
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       店の前、公園脇に品を広げていましたが、
       そう、栗も葡萄も、大きなザクロも見えますね。
       こちらのザクロの甘さには驚きですよ、一度お試しを!



       町の北の門の外、駐車場の脇からの眺め。
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       西を向いて写していて、あの山の向こ~~うにスポレート



       という事で、再びこの山と峠を越え、プレーチの宿に戻ります。
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     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今日から3日間が一年で一番寒いメルラの日・クロウタドリ
       だと今日のニュースで。
       確かに、トリノ、ミラノは雪で白くなっておりました。

       今朝届いた日本からのメールによると、
       昨夜のサッカーアジア大会で日本が優勝、皆さん3時まで夜ふかし、
       という様子だったようですねぇ?!。
       やはり参加するだけよりも、勝つのが嬉しい!!ですよねぇ。

       こちらは昨年末に地上デジタル放送となり、格段に番組数が増え・・、
       さてそうなると、じわじわとお好みの番組も増えますねぇ!
       夕御飯の後の、アメリカはニューヨークの警察番組、
       1週間の間に!家を建て替えるプロジェクト、と
       今の所はこの2つですが、
       アンテナは衛星放送のも既に家に届いているので・・、
       デジタル受像機に取り替えるのも、そう遠くないかも?
       いやいや、番組自体は古いので、もう少し我慢のshinkaiです。


       という事で、ではではまたまた
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by italiashiho2 | 2011-01-31 00:25 | ・旨いもの! | Comments(10)
2011年 01月 29日

   ・・・ イタ猫・イタ犬 ・ グラダーラの町で ・・・

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       マルケ州のグラダーラ・Gradara の小さな町は、
       アドリア海の有名な海水浴場が続く海岸沿いから約2~3K
       入り込んでの距離にあり、
       中世の城壁がぐるっと小さな中心を取り囲む美しい町。

       ここの宿は城壁外に2,3分のB&Bでしたが、
       庭からこんな風に海が望め、そして上の写真に見えるこの鐘楼!
       素敵でしょう? かなり古そうでしょう?
       で、これを傍で見ようという事になり出かけ、探しまわりました!

       あちこちで人々に訊ね、あそこにあるよ、という教会を幾つも。
       でも、探しあてられなかったのですが、
       ガビッチェ・マーレ・Gabicce Mare という海辺の町を知りました。

       行きあったワンちゃん3匹と散歩中のシニョーラによると、
       この街はマルケ州ですが、すぐそこを流れる川の向こうの街
       カットーリカ・Cattolica はエミーリア・ロマーニャ州
       ややこしい、のだと言っていましたが、
       まさに、戻って地図で見るとその通りで、
       橋の向こうとこちらでは州が違うのでした!



       ガビッチェ・マーレの街中を、教会の鐘楼を探して歩き回り、
       ふと見つけたのは、このワンちゃん。
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       道に面しての柵の内側のテーブルに寝そべり、
       笑いつつ写す我々を、薄目を開けて見つめ、
       我関せずと、動くことなく!
       こういう状況には慣れ切っている様子でしたね。

       それにしても、全体の色のハーモニーが良いと思われません?!



       山の上から
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       少しでも高い所に上がれば、あの鐘楼が見つかるかも、と
       街の奥の山の上にまで。
       有名海水浴場とあり、山に至る道の両脇にはホテル、またホテル!
       でも、遂にカラ振りで宿に戻ったのでした。



       グラダーラの城
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       グラダーラの町に戻りつつ入り込んだ細い道筋で、
       向こうにお城が望める広場に出ました。
       これは町の北側からの眺め。

       威容でしょう?!
       ぐるっと城壁が取り囲み、右の城壁入り口から
       左の要塞まで、かなり傾斜のきつい坂道です。



       ガードマン君
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       古い町の常により、郊外に新しい町が広がりますが、
       お家の見事なザクロに見とれていましたら、
       早速に駆けつけてきたガードマン君。



       町の門
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       坂道の様子がお分かりですね。
       門内は一般の車通行が禁止ですが、
       どうやら住民や工事関係の車には、入り込む門があるようで・・。

       ダンテの神曲にも描かれた「パオロとフランチェスカ」の悲恋は、
       この要塞が舞台です、とか、
       この門の内側の美味しかったオステリーアの紹介とか、
       本日のイタ猫イタ犬、とか、
       ・・ご紹介します、と言いつつ、肝心のお城はまだ!

       時間稼ぎばかりですが、お待ち下さいませぇ!
       忘れてはおりませんで~す。

       グラダーラの美味しかったオステリーアは
       http://italiashio.exblog.jp/12684386


       上の門の手前で会った猫ちゃん
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       門手前は広場になり、城主であったシジスモンド・マラテスタの
       銅像などもあるのですが、迫力がないのでお見せしません。
       好きな男の写真は、良いのを見せたいのと同じ心理で、ははは。

       城から真っ直ぐ下る道が門を通り、また真っ直ぐに下って行き、
       つまりこの猫ちゃんの歩く道の右は、高い崖状なのですが、
       彼はこんな風に、縞の長~い尻尾をゆっくりと揺らしながら歩き、
       それがまた、歩く姿の大変美しい猫ちゃんで

       夕日に照らされた横顔も素敵なハンサム君なのに、
       どうも写真に撮り難い場所ばかりを選ぶ癖もあり・・。



       こちらは宿のワンちゃん
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       確かノーラ、野良ではないですぞ、という名前だったと。
       かなりお年のポインターちゃん。
       こちらが家族の住まいのドアで、宿の主人と一緒に出て来て、
       話しているうちにこの子を忘れてドアを閉めてしまい、
       彼女がひとり閉め出された、という状況です。



       同じく宿の猫ちゃん、ステッラ
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       星ちゃん、という名の猫ちゃん。
       前庭の植え込みの中に平気で入り込み、薔薇の刺もなんのその、
       植えた植物の上でゴロンゴロンと遊んでくれました。



       町をぐるっと取り囲む城壁の内側はこんな様子。
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       見事に修復され維持されていて、
       見回り兵士の歩く道を辿れる見学コースもあるようですが、
       たまたま我々が行った時に、臨時に中止で残念でした。
       


       で、その脇の建物入り口にいた猫ちゃん
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       まだ若い美猫ちゃん。



       こちらは、朝食に出かけたレストランの前で
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       こちらにちょうどの高さの塀があり、向こうも何かの上に座り、
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       ははは、こちらを向いたら美男でしたが、
       左耳を齧られていましたぁ!
       近くに、タイソン君が住んでいるようで。



       坂下の主要門から町に入ると、左右に交差する道が
       この城壁に見える門に続き、外の道に接続します。
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       町では、毎週どの曜日と決められてはいるものの
       中世風の食事も楽しめるようですし、
       お城の襲撃を再現したりのお祭りや、様々な市もある様子。



       そろそろ夕暮れの迫る頃、横の城門を出て来ましたら、
       この猫ちゃんがいて、
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       かなり遠くから、あ、猫がいる、と見ましたら、
       相手も、あ、・・と思ったかのかどうか近寄って来て、
       傍で相手をしてくれました。
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       ね、背中がね、なかなか良いでしょう?



       雲間から射し込む陽
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       なんとなく、神々しさを感じたりして。

       夕暮れともなるとかなり風も冷たいのですが、
       頑張って、海辺の街の夕暮れを待ちます。


       
       彼も海を見ているようでしょう?
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       日本でこんな猫ちゃんが一人で歩いていたら、
       即誘拐されるでしょうに、ね。 



       城壁のイルミネーションが始まり、
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       で、発見!
       白の単色光ではなく、なんと緑と赤でしたよ。
       成程なぁ、その方が城壁の色が綺麗に見えるよね、と納得。


       はい、少しハッパをかけて、グラダーラのお城の
       ガイドブックを読む事に致しますです!
       実はですね、買って戻った内の1冊が、間違えて英語版でして・・!
       馬鹿がぁ、読める訳ないやんか、とクヤチイのが
       トラウマになって残っているのでございやすが、
       別の方をしっかり読む事に致しますです、はい。



      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       あっという間にお正月も過ぎ、既に1月下旬。
       かなり陽射しが延びてきましたね。
       となると、ますます待春の気持ちが募ります。

       2月に興味深い企画の催し、簡単な製本を習うコースがあり、
       早速に申し込みました。
       週1で4回、講師は先日訪問した活字印刷博物館の方。
       各自の名前を自分で並べ、実際に印刷をさせてくれたのですが、
       その時の下準備の入念さ、目つきに惚れていたので、
       講師名を知り、即の申し込みでした。

       はい、これでまた予定が混みますけど、
       こういうのを逃す手はないですよね、
       頑張って通います!

    
       という事で、ではまた
       励まし、応援クリック、よろしくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-01-29 00:21 | ・イタ猫・イタ犬・動物たち   | Comments(8)
2011年 01月 27日

   ・・・ ヴェネツィアのゲットー ・ 追悼の日に寄せ ・・・

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       1月27日は、EC諸国において追悼の日と定められていますが、
       つまりアウシュヴィッツの絶滅収容所が解放された日
       記念して定められたそうで、
       ナチのホロコーストによる犠牲者への追悼の日
       各地で記念式典が行われ、TVでもその関連番組が放映されます。

       12月にヴェネツィアに行きました時、ゲットーの広場も通り、
       少し説明も聞きましたので、その折の写真で様子をご覧下さい。

       上は、ゲットー・ヌオーヴォの広場にあった
       蝋燭立てを摸した、お祭りを現わす8本の灯り。

       追悼の日に関連し、こちらも是非ご覧頂きたいと思います。
       ジョルジョ・ペルラスカ ・ 「追悼の日」1月27日に寄せて
       http://italiashio.exblog.jp/5065679

       イタリア唯一の絶滅収容所・リジエーラ・ディ・サン・サッバ
       http://italiashio.exblog.jp/5491205


       ヴェネツィアのゲットーはどこにあったか、地図をどうぞ。
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       右下に見える橋が、国鉄駅前から左手に進んで来て渡る最初の橋
       ポンテ・デッレ・グーリエ橋・Ponte delle Guglie で、渡って左手に。
       お昼頃までは魚屋の屋台が並び、ヴァポレットの乗り場もある道で、
       100mほど進み右手に抜ける低めのソット・ポルテゴ
       建物の下を潜り抜ける道ですが、標識も出ており、
       左手角はユダヤ料理のレストランですから、すぐ分かります。
       
       地図に打った赤点の所から右折し、
       ユダヤのお菓子屋さんなどの店もある道を抜けて行くと小さな広場で、
       ここの壁に、上のジョルジョ・ぺルラスカの記事でご紹介した
       ナチのホロコーストに対する記念碑もあり、

       4の位置に大きなシナゴーガ
       3の位置の博物館と共に、申し込むとガイド付きで見学できますが、
       博物館では、素晴らしく繊細な手仕事による品々も見れます。
       そしてこの1~5の数字は、
       かってのゲットー内にあったスコーラ・Schola・学校・教義館

       説明が後先になりますが、
       ゲットー・ヌオーヴォ・Ghetto Nuovo・新ゲットーと呼ばれる場所、
       ここが島の様に運河に囲まれているのがお分かりと思いますが、
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       1516年3月にここにヴェネツィア共和国政府によるゲットーが設立され、
       それまでは比較的緩やかに各地域に居住出来たユダヤ人たちが
       全てこの島の中に住む事を強制され、
       島への2か所の門は、朝開かれ、夕暮れには閉じられました。

       ゲットーに当たるイタリア語ヴェネツィア訛りはジェート・Geto、
       ここに大砲を作るための鋳物工場があった事に由来するそうで、
       これがドイツ系ユダヤ人の G の強い発音で、ゲットーになったと言われます。

       最初の地図に見られる様に、
       隣接地に Ghetto Vecchio, Ghetto Nuovissimo, 旧・最新ゲットー
       あるのは、鋳物工場が古い、新しいという意味で、
       ユダヤ人居住区を指すゲットーは、ゲットー・ヌオーヴォが一番古く、
       後の人口増加に従い、隣接したこの地区も居住区になったという事。



       ゲットー・ヌオーヴォの広場
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       島状態になっているこの区画に入って来て、広場南側の建物群、
       正面に4つのアーチが見えますが、あの奥から博物館に。
       いずれも5~6階建てですが、一番右端には7階建ても見えます。
       この7階というのは、ヴェネツィア・ゲットーが唯一の物とか。
       
       こちらは上の写真に続く、広場の右端。
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       こういった背の高い建物は、狭いゲットー内の建物に居住者が溢れ、
       中世以来ユダヤ人には不動産所有、また建設も許可されなかったため、
       既にある建物を高くする方法しかなかったのだとか。
 
       最盛期にはゲットーに5000人もの居住者がおり、
       どなたかの計算によると、一度に全ての人々がベッドに横になれない広さ、
       というか、狭い居住空間だった筈との事。



       広場西側にあるレストラン。
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       こちらは、広場の真ん中の井戸。
d0097427_23591959.jpg


       ヴェネツィアにユダヤ人が居住し始めたのは9~10世紀と言われ、
       12世紀頃には1300人ほどが数えられたとか。
       13世紀には現在のジュウデッカ島・Giudecca に住む許可が与えられ、
       これはヴェネツィア本島の南に延びる島で、
       当時2つのシナゴーガがあったとか。

       商貿易に関しては大変に敏い事もあり、
       ヴェネツィア共和国政府のユダヤ人に対する政策は、
       他のヨーロッパの国のそれに比し、
       勿論高税金が科されたものの、比較的良かったとされます。

       その後に続く時代に於いて政策の変遷もあった訳ですが、
       1492年に始まるスペインのユダヤ人追放により
       何十万人という人々が他の国に逃れ、ヴェネツィアにも。
       こうして様々な政治的思惑も絡んでのゲットーの設立だったでしょう。

       居住空間の条件の悪さ、時間、自由制限もありましたが、
       昔から東方との商貿易に励み、異人種との付き合いに慣れ、
       他宗教の人間を受け入れる素地のあるヴェネツィアでは、
       幸いにゲットーへの襲撃事件などは起こらなかったようです。
       
       最初にゲットー内に5つの学校があったと書きましたが、
       これは1~5の番号順に記しますと、
       1.イタリア人
       2.イーディッシュ語を話すドイツ系
       3.ドイツ語
       4.東方中近東からのユダヤ人
       5.スペインおよび西側から

       と、つまり言語が異なる各国からのユダヤ人がここに住みつき、
       それぞれの伝統に従った宗教行事も行っていたわけですね。



       広場の北側の壁には、
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       ナチの収容所へ運ばれた状景の浮彫図が掲げられ、
       壁の上には、強制収容所と同じ様に、
       忘れない想いをこめて、鉄条網が再現されています。

       写真は撮りませんでしたが、
       この左手には、警官詰め所があり、

       右端の建物は、当時からあった老人ホームだそう。



       西の建物の屋根越しに見える、教義館の塔、だったと。
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       広場の東端からの眺め
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       そしてこの橋を渡り、島から出る訳ですが、
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       橋を渡った袂には、この詰め所が両脇に。
d0097427_014994.jpg

       かっての警備人詰め所がそのまま残されている訳です。



       これは、フェッラーラ・Ferrara のシナゴーガ博物館展示の
       ゲットーの門の鍵。  (カタログより)
d0097427_043213.jpg

       フェッラーラにもかって大きなゲットーが街の中心にあり、
       この鍵で朝夕7つの門が開閉されていたという、
       ヨーロッパ中に唯一残るオリジナルとの事。

       こうしたゲットーが解放されたのは
       1797年のナポレオンによるヴェネツィア共和国崩壊に因ります。

       財産のある者は他所の地に移り住み、またそのまま残った人々も
       多かった訳ですが、ナチによるユダヤ人強制移送悲劇の歴史があり、
       現在このゲットー内に住むユダヤ人は、ほんの数家族とか。

       殆ど当時のままの状態で残っているというヴェネツィア・ゲットーですが、
       次回にヴェネツィアの街にお出での時は
       出来ましたら、この広場もご訪問下さいね。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今回は追悼の日に因み、少し重い話題かと思いましたが、
       あれこれ読んだ事も含め書きました。

       TV番組でも、第1次、2次世界大戦の実写フィルム、
       証人のインタヴューも含め、あれこれ見、知るチャンスは
       日本にいる時よりも、ずっと多い気がします。

       単に戦争賛歌、非難ではなく、本当の事を伝え残す事、
       知る事は、大切な事だと考えるようになりました。
       
       そしてここに、知った事をそのままの形で、
       上手くお伝えできているように、と願います。



       ではまた、
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by italiashiho2 | 2011-01-27 00:05 | ・ヴェネツィア | Comments(6)
2011年 01月 25日

   ・・・ スコミーゴ村だより ・ お天気に誘われて ・・・

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       この日曜のお昼前、前日からの良いお天気に誘われて、
       村の、葡萄畑の奥の雑木林の視察に!

       というのも、ここに野生のクリスマス・ローズが咲くのですが、
       もうそろそろかな、と覗きに行ったという訳です。

       お天気が良く早春の雰囲気も漂う
       北イタリアはヴェネト州、我がスコミーゴ村の様子をどうぞ!

       家を出てすぐの、シナノキの並木に
       ほらね、まだまだ小さいけど、芽が!



       葡萄畑の横の道から奥に。
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       この畑は既に剪定をすませ、待春
       そう、こんな風に昨年の枝を全て下ろし、
       下向きに結わえるのですね。
       気をつけて見ましたが、まだ芽吹いてはおらず。

       奥に見えるのは、いつもの隣村オリアーノの鐘楼で~す。



       奥の葡萄畑の脇には、剪定され運び出された枝
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       ふと気が付くと、枝の小山の陰には霜がまだ白く!
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       はい、モグラちゃん達の活躍も始まり・・。
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       道から葡萄畑の脇を入って来ると、なだらかな下りとなり、
       雑木林がこんな風に。
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       右に見える葡萄畑は新しく、この畑が作られる時に
       奥の雑木林がかなり伐採されたのですね。



       真ん中の影に見える部分、ここを小川が流れ、
       あの奥にも雑木林があります。
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       まだまだ落ち葉が敷き詰められていますが、
       そろそろと小さな緑が覗き始め、
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       こんな風に小さな雑木の芽も。
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       今はスケスケに見えるこの辺りも、初夏にはあれこれおい茂り、
       内側には入り込めない程になるのです。



       スコミーゴとオリアーノの村境の、一番の低所を流れる小川。
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       透き通っているでしょう?!
       どこか知らないのですが、近くに湧く水なのですね。
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       向こう側に渡れる場所には、以前ちゃんと都合よく
       石があったのですが、
       この場所以外はちょっと流れが深く、飛び越すのも無理な幅なので、
       その石が、トラクターが渡れるようにか除けられていて、
       石の位置を確かめつつ、上手く渡れるかと躊躇した程。

       ええ、往きは大丈夫でしたが、はい、戻りには
       石の苔でつるっと滑り、ぽしゃっと!
       でもまぁ、尻もちはつかずに済みました。



       はい、流れを渡り、漸くに見つけた今年のクリスマス・ローズ
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       いつもは流れの手前にも咲くクリスマス・ローズが、
       今回見つからず、まだ少し早かったのか、
       何か良くないのか、と気になったのですが、
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       奥の林にはまだまだ小さいながら、
       蕾がかなり出かけていました。

       やはり緑の色が素晴らしい!
       早春の緑

       咲きかけていたのは、この場所ではこの2つだけ。
       そしてまだまだ花が小さかった。



       奥の雑木林
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       なだらかに傾斜した空き地が広がります。
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       空き地の角を巡る流れには、こんなツララ!
       長さが10cmほどもありましたよ。
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       あっという間に正午となり、
       オリアーノ村、スコミーゴ村の鐘楼の鐘がどちらも鳴り始め、
       ぼちぼちと前の林の方に引き返しましたら、
       葡萄畑の剪定をしていた人が、何か探しているのか?と。

       やはり多少は不審に思っていたのでしょうね。
       身元申請の為にもと、ディスプレイで花を見せ少しお喋りを。
       やはりまだ少し早い、もう1か月ほどしたらね、
       という事で、彼は納得してお昼に立ち去り、
       こちらはもひとつ心当たりの場所、日当りの良い場所に。

       あった! 見つかりました!!
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       やはり花がまだ小さく、咲いている数も少ないのですが、
       見つかると、春を見つけたようでとても嬉しい!
       も少ししたら、今度はマクロ・レンズをつけて行ってみましょう。



       枯れて残る可愛い種子と、
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       漸くに見つけた、イヌフグリ
       これもまだまだ数が少なく、見つけても殆どが蕾。
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       ブーツに泥をたくさんつけ、
       ポケットに手を入れて温めながら、家に。

       でも、漸くに早春の先駆けを見つけましたよ!

      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       冷蔵庫の野菜が空っぽになり、
       プールの戻りに大急ぎでスーパーに。
       戻って急いでお昼を食べ、これを書き・・、
       
       しっかり遊んでいるので、ネタには困らないのですが、
       ああ、・・まとめるのに追われます!
      
       既にアップすべき時間。
        ちょうど時間となりましたぁ。
        それでは皆様、また来週。
       なんぞという、昔々のラジオの浪曲番組の
       締めくくりの文句が頭をかすめます!

       ああ、何を書いてるんだろ、この馬鹿は?!
       今日の最後は(も、かな?)支離滅裂で~す。

       てな事で、やはり皆さま、愛の手を!
       励まし、応援クリック、よろしくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-01-25 00:29 | ・スコミーゴ村の四季 | Comments(10)
2011年 01月 23日

   ・・・ A.カノーヴァ塑像博物館 ・ ポッサーニョの夕暮れ ・・・

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       今日は1週間前に訪問したアントーニオ・カノーヴァ塑像博物館
       の様子と彼の墓所テンピオ・Tempio
       そしてこの日は本当に美しい夕暮れの日でしたので
       それも一緒にご覧下さいね。

       ヴェネト平野のアーゾロ・Asolo にほど近い
       ポッサーニョ・Possagno という町、
       ここに18~19世紀にかけてのイタリアの偉大な古典派彫刻家
       アントーニオ・カノーヴァ・Antonio Canova が生まれましたが、
       彼の生家博物館に併設して、塑像博物館・ジプソテーカ・Gipsoteca
       そして丘の上にテンピオがあります。
       
       大理石彫刻を実際に彫るには、デッサンから始まり、
       小さなテラコッタの像、石膏像という各段階がある訳ですが、
       最終的に実物大の石膏像が作られ、基準とする小さな釘が打たれます。
       これが塑像と呼ばれる物で、
 
       世界各地に散らばった、カノーヴァの有名作品の石膏原形が 
       このジプソテーカにあるのですね。
       
       塑像博物館、そして生家については既にご案内しておりますので、
       詳細、地図などはこちらを是非ご覧下さい。
       http://italiashio.exblog.jp/10254941
     


       この日は午前中に近くの町の活字印刷博物館を訪問、
       ここが大変興味深いものでしたので、整理が出来ましたらご案内を。
       で、お昼を食べた後ポッサーニョの町に向かいました。
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       お天気の悪い日が続く中、この日は嘘の様な快晴となり、       
       穏やかな美しいヴェネト平野の中を、満腹満足の一団が行きます。
       はは、本当に安い、美味しい、量たっぷりのお昼でして、
       写真は次のチャンスに是非!



       ほどなく見える、丘の上のテンピオ
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       前回行った時はアーゾロからの山越えで、これが見れませんでした。
       まさに舞台装置満点。



       生家博物館、そしてジプソテーカ正面
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       写真がなるべく前回と重ならないよう、ご覧頂きますね。



       本当は、生家も博物館も写真禁止の札がしっかり出ており、
       監視カメラも備わっているのですが・・、
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       今回は、数枚なら良いだろうとガイドが言ってるとの言葉にすがり、
       はかない抵抗を試みまして! 
       皆と一緒で怖くない、というやつです、ははは。

       上の2枚は、内部奥側

       この内部空間が緊張感と、素晴らしい迫力に満ちたもので
       先回の1枚の絵葉書では不足不満足で、撮らずにおれないという・・。
       
       一番奥の像の大きさを、手前の人物と比較してご想像下さい。
       それぞれの像がとにかく大きく、それにも圧倒されます。



       こちらは入り口側
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       右端に見える少年と老人の像、イカロスとXX像(カタログ見つからず・・)
       という名が付いているのですが、
       カノーヴァは生後幼くして父を亡くし、母親は再婚、
       彼は石工の父方の祖父に育てられ成長しましたが、
       その2人の姿であろう、との事。

       骨折した腕に添木をつけた少年と、いたわる老人、
       確かに老人の足もとには、槌が置かれ職業を現わしていて、
       少年時代の想い出に繋がる情景なのでしょう。



       悔悛のマグダレーナ
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       塑像はほぼ大理石像と同じ形ですが、細部が違っているのも多く、
       例えばこの像も、大理石像に見られる足元の頭蓋骨がありません。

       塑像に打たれた小さな釘を基準に、かなりの所までは
       12人いたといわれる助手が彫り、最終的な仕上げは部屋に運び込み
       彼自身がしたそうで、その時に違いが生まれているとか。



       三美神像
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       こちらは隣接した、カルロ・スカルパ設計の建物内。
       おおっぴらには写せず、真ん中の顔が見えないのは乞うご容赦。

       こちらの館には、ローマ兵士の装束でのジョージ・ワシントン
       石膏像があり、こういう意匠でと依頼があるからなのか、
       と以前にも疑問に思っていた事を訊ねましたら、
       全てカノーヴァが決めた事なのだそう。

       実際、本館には裸体のナポレオン像もあるのですが、
       大理石像が届いた時、裸体である事がナポレオンには気にいらず、
       布をかけてしまわれていたとか。



       生家博物館の2階の窓より
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       夕暮れ近い光が斜めに差し込み、大変に美しい光景を。
       2本の松はローマから運ばせたものとか、
       実際北イタリアではこの種の松は余り見かけませんね。



       見上げる犬
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       本館横の小さな庭に、かっての納屋かと思われる建物があり、       
       覗いて見ましたら、黒く塗られた馬の像と、見上げる犬の像。

       建物内が狭く、薄暗くなる時間で馬は撮りませんでしたが、
       この犬がなんとも愛らしく。
       先回ご紹介した中にも、まどろむ主人をじっと見守る、
       ひたむきな目の犬の像がありましたが、
       カノーヴァは犬が好きだったのかも、ですね。



       テンピオの眺め
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       一段低い位置の生家博物館から、前を通る道に上がると、
       真正面の丘の上に、この様にテンピオが望めます。

       一斉に皆が声を上げた、冬の夕暮れの素晴らしい眺め!

       緩やかな、そしてかなりの距離を歩くと、
       こうして開けた場所に出て、テンピオです。
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       坂道を歩くうちに大きな赤い夕日が沈み
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       尾を引く三筋の飛行機雲。



       東の高い山の尾根を最後に染め上げ
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       麓の村々は、すでに夕暮れの靄に沈み
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       小さく月も
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       テンピオの内部
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       ローマに工房を構えていたカノーヴァですが、
       自分の墓所にパンテオンのスタイルを与えたのですね。
       多分、最初はこの天井も開いたままだったのでしょう。

       母親が再婚しての異父弟は司教となり、
       彼が死して後も工事を引き継ぎこのパンテオンと
       ジプソーテカも完成させたのでした。

       アントーニオ・カノーヴァの棺。
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       天井が開いていた際の、降り込む雨水の処理用と思われる
       ちょうど真下に開く排水用の穴。
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       カノーヴァが亡くなったのは65歳、
       今回生家のアトリエ内で、デスマスクを見ました。
       ガイドの説明によると、
       死因に繋がったと思われるのは、仕事に欠かせないドリルだそう。

       というのも、当然電気ドリルなど無い時代の事、
       ノミに木製の筒をつけ、それに紐を巻き付けて、
       両方から交互に助手が引いてノミを回す仕掛けの物を、
       説明分かります?
       左の腰の辺りに当てて使っていたのが、余りにも体に食い込み
       肋骨の間に入り込み、それが内臓にも悪影響を及ぼし、
       食事が取れない、スープ類の様なものだけ、となり、
       結局それが死亡原因にも繋がるほどとなったのだとか。

       一時婚約した事もあったそうですが、結局結婚せず、
       仕事のみに捧げた彼の一生でした。



       暗いテンピオの内部から出て来ましたら、
       外はうっすらの夕暮れとなっていて、
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       坂の下の真正面が、テンピオと向き合う生家
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       これ程夕暮れが美しいと、みな陶然となり
       寒さも忘れ、立ち去りがたい想い。
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       この後、坂下のカフェで皆思い思いに温かい飲み物を取り、
       朝同様に霧が深くなった道を、家路についたのでした。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       これを書いております土曜日は大変良いお天気で、
       村の奥に野生のクリスマス・ローズの開花状況を
       見に行きたくなるのを我慢、明日回しにして・・。

       今仲間内で好評なのが、新しく発売され始めた英会話シリーズ。
       ラ・レプッブリカの新聞についてくるもので、
       イギリス人教師がイタリア人向けに作ったメソド、が売り物の
       SPEAK NOW! と言います。はは。

       薄い教則本とDVDで、中の寸劇が笑えます。
       いわく、
       夜一人暮らしの老婦人にかかる電話。
       「キル・ユー!」
        「ちょっと待って、キル・ユーは現在形だから、
        アィム・ゴーイング・トゥー・キル・ユー、と言わなければ!
        オー、ノー! なぜ?」
       「OK! アィム・ゴーイング・トゥー・キル・ユー、ディス・ナイト」
       「ウェン?とは聞いていません、ホワイ?と聞いたのよ。
        それからディス・ナイトとは言わずに、トゥナイトというの」

       とか、レストランで注文する発音をウェイターが正したり!
       ・・てな調子なのです。

       ええ、まぁ、この程度で即喋れるようになるとは思いませんが、
       とっつきやすい事は確かです。
       こちらの外人向けのイタリア語教則本にしろ、
       とにかく面白く読ませ興味を持たせる、がかなり徹底していて、
       その辺りが真面目一方の日本の本とは違うなぁ、という感触。

       SPEAK NOW! となりますかどうか、
       取って置いて貰えるよう、注文しました!
       3ヶ月後が勝負です、ははは。

       という様な事で、ではまた、
       励まし、応援クリック、よろしくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-01-23 00:17 | ・ヴェネト州 | Comments(11)
2011年 01月 21日

   ・・・ パリ!・ 巴里! ・ ルイーザのクリスマス休暇 ・・・

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       今日は友人のルイーザ・Luisa が撮りました
       クリスマス休暇の巴里風景をどうぞ!

       ルイーザの上の娘さんが留学でソルボンヌに行き、成績優秀、
       で、そのままパリで働いているので、ルイーザ夫妻はちょいちょい
       パリージ・Parigi (伊)に行くのですね。
       ルイーザがなかなかセンスの良い写真を撮るのを知ってますし、
       年明けに送ってくれたパリージの写真を見て、他のも見せて貰い、
       ブログ掲載OKを取り今日ここに、という訳です。

       かく言う私めはシャルル・ド・ゴール空港のみで、
       巴里はまるで知らず、雑誌の知識のみ!
       写真の場所もサラっと聞いたのみで頭に入らず・・!
       という事で、おふろ~んすは巴里の風景をさらっとお楽しみ下さいね。
       もっともっと載せたい写真はありましたが、25枚を厳守。
       お待ちくだされ、
       そのうちに(いつ?!)shinkai が嫌というほど・・、ははは。

       上の写真は、巴里の街路
       こんな風に放射線状に広がり走り、なので中心が麻痺する、のだとか。


       デパート・ラファイエットのクリスマスの飾りつけ。
d0097427_00930.jpg

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       ルイーザに、掲載予定の写真に番号を打ち、
       場所の確定を頼むメールを送ったのに返事がきましたので、
       訂正できる場所は訂正いたしました。



       巴里のセーヌにかかる幾つもの美しい橋の内、
       金キラのアレクサンダー3世橋に。
d0097427_005393.jpg

       今は裸木の風景で向こうが透けて見えますが、
       これが夏に茂ったさまは、さぞや美しい事でしょうね。

       橋の向こうに見える光る屋根と建物は、
       ナポレオンのお墓のあるアンバリード
d0097427_03020.jpg

d0097427_032061.jpg
 
       昨年末のヨーロッパは寒波と雪の襲来で、
       巴里もやはり曇り空と雪の写真が多く少し残念ですが、
       1週間の滞在中には、青空の見える日もあったようで。



       ご存知、ポンピドゥー文化センター
d0097427_03477.jpg

d0097427_041132.jpg

       ルイーザの娘さんが巴里にいる、と書きましたが、
       彼女の手配で、近くにアパートを1週間借りての滞在だそうで、
       確か、こことバスチーユ広場の中間の位置で、
       歩いてこの辺りを動いたとか。



       大道音楽家たち
       一人で、トリオで、団体で!
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       クロード・モネのマルモッタン美術館
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       何度も巴里に行っている彼らの事とて、今回の写真には
       美術館はこれしかありませんでした!



       グラン・パレの内部。
d0097427_06876.jpg

       ちょうど宝石貴金属のブルガリの展覧会があったそうですが、
       これは内部の装飾。
d0097427_062761.jpg

       黒い反射するメタル素材でこんな三角形が作られ中央に置かれ、
       それに周囲の鉄骨や光が映るのだそう。
       こちらが動くと形が変わり光も変わり・・、綺麗でしょうねぇ!



       説明不必要でしょうが、一応、ノートル・ダム聖堂ですぅ!
d0097427_07690.jpg

       この後ろ姿は、やはり見に行かねば!!

       この寒空の、冷たかろうセーヌ河畔に、
       何組ものカップルがロマンチックな振りをしてぇ!
       ・・・石を投げてやろうかしらん?!

       横からも美しいけど、あの張り出しの支えの部分が見たかった。
d0097427_074344.jpg

       正面もありましたが、美しさではやはり後姿ですねぇ!



       d'Aligre広場のメルカート
d0097427_08433.jpg

       ルイーザの目は、この女性の服装に停まった様子。
       綺麗な赤、素敵なスカーフ、コートも良し、籠も素敵、
       前髪も膨らませているようで、お洒落な中年後半女性。
       で、う~ん、足元がどうなんだろ? 
       これで合格点ですか? 

       


       何度か聞いたのですが、覚えられない名前の建物と門
       Place Des Vosgesというそう。      
d0097427_082720.jpg
 

       で、中に入ると公園になっているのですって。
d0097427_084713.jpg
    
       生憎の雪に、ひっそりとベンチが並び・・。



       巴里の街灯
d0097427_0998.jpg



       メトロの入り口
d0097427_09298.jpg

       グラン・パレの近くの駅との事。       


       シャンゼリゼ大通りには、
       クリスマス期間にこんな風に屋台が並ぶのだとか。
       オー、シャンゼリゼェ、オー、シャンゼリゼェ・・。
d0097427_095471.jpg

       カタカナで書くのは簡単ですが・・、はは、
       Les Champs Elisées と綴るのですねぇ。



       はい、巴里風景には欠かせぬもの!
d0097427_0102682.jpg



       という事で、今回の写真提供は
       こちらルイーザとレナートのご夫妻でした。
d0097427_010452.jpg

       Ciao, Luisa e Renato, Grzaie!!
       お二人は、6月に祖父母になられる予定なんだそう!



       という訳で、戻りのアルプス越え
d0097427_01191.jpg

d0097427_0113126.jpg

       そう、お隣とはいえ、間にこんなアルプスの山々がある、
       やはり遠く文化も異なるお隣、なのが納得できます。

       フランスへ行きたしと思えど、フランスは余りに遠し
       そう、この時代と余り事情は変わっておりませんねぇ。

       若い頃は人並みに憧れた巴里ながら、未だ知らず、
       こうして写真を眺めていると、やはり行きたい思いが募ります。
       アパートを借りて女性2.3人でというのはどう? 
       と話していましたら、即、その話なら乗る!というのも出現。
       ええ、今年は既に予定があれこれあり・・、
       来年辺りを目途に前向きに考えたいなぁ、と秘かに。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       昨日夕食は断食で、今朝血液検査で病院に行ってきました。
       昨夏に起きた蕁麻疹の薬を飲むのが続いており、
       とはいえ、今は半錠を3日毎、で症状も治まっており、
       一応最後の検査という事で。

       夏に行った時は満員で、いつもながらかなり待ったので、
       今朝はゆっくり目に、9時20分位に到着。
       受付で待つ間にちらっと見た張り紙には、
       検査の受付は9時まで、とあり、あれま、出直しか、と
       覚悟しましたら、
       今回は受け付けますが、次回からは9時までに、との
       有難くも親切なお言葉で受け付け完了、
       待つ間もなく20分ほどで全て済みました。

       出直しはともかく、前夜の断食がお仕置きみたいに
       応えますから、やれやれです。

       これで4日後に検査結果を貰いに行き、
       2月1日にヴィットリオ・ヴェネトの病院皮膚科に。
       その後、その結果をホーム・ドクターに報告に、
       という予定で、
       どうやら夏以来の蕁麻疹騒動から漸くに解放されそう。
 
       暫く前から、ほんのちょっぴりですが、
       大好きな海老やイカも食べつつ様子を見ていますが、
       なんとか大丈夫そうで、嬉しい事!

       で今朝は検査が済んで後、即1階のバールで
       生オレンジ・ジュースとカフェ・マッキアート、
       クロワッサンを齧り、ささやかに元気をつけてバーゲンに!
       
       という様な日常です。
       ではまた、
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by italiashiho2 | 2011-01-21 00:11 | ・フランス | Comments(12)
2011年 01月 19日

   ・・・ ウンブリアの寒村 ・ ロッカノルフィ ・・・

d0097427_0134589.jpg

       北イタリアはヴェネト平野、丘の続く田舎に暮らし、
       ヴェネツィアも勿論、小さな町ながら我がコネリアーノの
       ご案内もしていますが、・・このブログではかなりの頻度で
       イタリアの田舎の風景をご案内していますよね?!
       なのに時に、無性にウンブリアの風景を懐かしむ自分がいます。

       田舎というよりも、寒村と呼ぶ方がふさわしい様な、
       そんなウンブリアの奥にあるロッカノルフィ・Roccanolfi
       秋の姿を、今日はご覧下さいね。
       
       上の写真は、下から見上げる海抜775mの村の姿
       車では村に入れず、下の空き地に駐車して歩いて上ります。
       写真右端にもう2,3軒家が続きますが、これで全て!


       
       ロッカノルフィなる村はどこにあるか、地図をどうぞ。
d0097427_0141197.jpg

       左下に、ローマからフィレンツェへの幹線上にあるスポレート・Spoleto
       Eggi から一旦右下に下り、ヴァッロ・ディ・ネーラ・Vallo di Nera
       を通り右上に続く道路、これはヴァルネリーア渓谷を通る道で、
       アドリア海沿岸まで続く古代からの重要な通商路。

       ロッカノルフィにはプレーチ・Preci からの道があり、約4K、
       そしてここより、まだまだ奥の村に続いて行きます。

       中世のままの村ヴァッロ・ディ・ネーラについては、
       http://italiashio.exblog.jp/5572534

       中世に外科学校があった事で有名なプレーチについては、
       http://italiashio.exblog.jp/5661411


       今回この村に行ったのは10月初旬で、
       少し木々に色が付き始めた頃。
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       山の下に駐車し、せっせとこの石段を上ります!
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       ああ、村の人が住んでいる気配が見て取れます!       
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       4年前の春に行った時は、1997年の地震からの復興が
       10年を経てやっと始まったばかりで、
       道も崩れたまま、覗ける家の中もがらんどう、
       という有様に胸が塞がれ、頭の内のどこかにいつも残っていたのですが、

       今回こうして家もかなり整備され、人の住んでいる気配が感じられ、
       これがとても嬉しかったのです。
d0097427_017196.jpg

d0097427_018916.jpg

       とはいえ、まだまだあちこち剥き出しの配線、配管が見てとれ、
       まだもう少し時間がかかりそう。


       プレーチ方面、北を見渡し。
d0097427_0182910.jpg
       
       これだけの高さですから、点在する小村が幾つか望めます。



       小さな村の小さな教会。
d0097427_018528.jpg

       とはいえ、村には教会が2つある様なのですが、
       ここしか分からず、名も分からず。



       村の復興が進み、住民が戻っている様子、と書きましたが、
d0097427_0191358.jpg
       
       さて、実際に出会ったのは、
       この大きな熊みたいなワン君と、白いプードル風ワンちゃん、
       そして工事の人2名のみ!
       2001年時の調べで、この村の住人は39人だそう。

       それにしても、ふっと振り返ってこのワン君を見た時は、
       いささかぎょっと。 ははは。
       でも吠えませんで、じっと見て、引き返して行きました。
       うん、人畜無害のshinkai だもんね。



       細い坂道が続きます。
d0097427_0193514.jpg

       両側に家が続く小路を行く時は、ちょっとした圧迫感。



       こういった戸口に、幾つか見かける刻まれた年号、
d0097427_02026100.jpg

       ここは474と見えますが、つまり15世紀からの建物で、
       他に見かけるのは JHS、つまりキリストを現わすものが。

       村自体は、13世紀頃のロンゴバルド人の移殖によるものと
       言われ、最初の写真に見えた村の一番上の四角い塔、
       王妃の塔・Torre della Regina と呼ばれますが、共に、
       中世の面影が大変強く残っている村なのですね。

       この地の封建領主は、ウンブリアの東南部を治めた
       アルノルフィ・Alnolfi 家で、
       14世紀には一種の自治体を作る事を認めた様子。



       山腹の急傾斜に沿った村なので、
       こんな風に道から降りて入り口となる家もあり、
d0097427_021048.jpg

       ・・ここは修復がまだですね。



       坂道を上ってゆくと、明らかにこの辺りには
       かっての支配者層の建物が並んでいる、と分かります。
d0097427_0212241.jpg

       くすみ、剥げ、高すぎもして何か分かりませんが、
       人物が描かれていたらしいのは、見えます。



       どっしりとした建物があり、道をまたぎます。
d0097427_0214361.jpg

       ここの戸口にも刻まれた数字があるようですが、
       こういった棟木はやはり15~16世紀の物だそう。



       上の写真の道の突き当たりを塞ぐ、この威圧的な建物。
       石の質も、壁の厚さも一般の家と違います。
d0097427_022342.jpg

       上で見て頂いた戸口に年号の入った家もそうですが、
       とりわけ古く頑丈そうな家、
       つまり壁の厚さに驚くほどの家が、村の高所に。



       村の高所の道を辿りつつ、
d0097427_022289.jpg



       Via della Regina 王妃通りという名の道が、
d0097427_0225296.jpg



       こんな風に村の西外れの門に続き、       
d0097427_0231177.jpg



       見上げると、村の一番高所にある王妃の塔
d0097427_0233283.jpg

       城壁に囲まれているそうですが、
       今回もまだなぜか傍まで見に行く勇気なし。

         :前略:
       決して消える事のない過去の話
       本当のこと 無かったこと
       もしお前がホップとイラクサの中で休むなら
       聞きなさい 私がその声だ

       感じ取った事を語ろう  人々の過去の話を
       悲しい姫の話を  世捨て人のことを
       サラセン人のことを  今はもう消えてしまった所の事を

       何百年も既に過ぎ去った 
       何百年もの間決して忘れられた事はなかった
       聞いたことを語ろう   かって起こった事を

       若い領主 王妃ノルファは 王とは遠く離れて住んでいた
       不幸だった  
       彼と離れたく 決して戻るつもり無く 別れた 
   
       二度と彼の元には戻らぬよう 静寂の内に暮らすつもりで
       館の内に閉じこもった  テラスからも見られぬように

       誰からも二度と見られる事のないように
       本当なんだ  不幸な王妃
       そして 人々は囁いた
       美しいノルファは砦にこもったと

       柳とイラクサの間を風が通り 古い囁きを運んでいく
         :以下略:
d0097427_0254978.jpg

       この村に惹かれるきっかけになった伝説、
       城を巡る王妃の話、
       そう、まだなんとなしに威圧感があるのです、この村は。
       かけられた謎に勝手に縛られているのかも、ですが。


       プレーチに戻りつつ、少し深呼吸を。
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      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       ここ何日か、毎日深い霧の日が続いています。
       そう、100m先がぼわっと真っ白なので、
       コネリアーノに出るのに、隣のオリアーノ村経由で
       丘の道を通ると、道の両脇が真っ白!
       対向車のつけているライトも、かなり近くないと見えません。

       町中はやはり多少マシではありますが、
       それでも霧の流れるのが分かる位ですから、ご想像を。

       村の写真も良いのが撮れるかも、と思いつつ、
       余りの寒さに尻込みで・・。

       ああ、待春!

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by italiashiho2 | 2011-01-19 00:27 | ・ウンブリア州 | Comments(6)
2011年 01月 17日

   ・・・ 夕暮れのヴェネツィア ・ サン・マルコ広場 ・・・

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       先日は夏の、むぅ~っと暑い暑いヴェネツィアをご覧頂きましたが、
       今日は一転して12月半ば、寒かった霧の日のヴェネツィア
       サン・マルコ広場の、ブルーに染まる夕暮れ時をご覧下さいね。

       ははは、暖めたり冷やしたり、・・サウナみたいなブログですねぇ!
       
       上は広場に到着したものの、霧が立ち込め、
       街灯もまだともっておらず、待ちかねていた時。


       広場脇のゴンドラ溜まりの向こうを行きかう船、
       舳先には小さな灯が見え、
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       ああ、漸くに、桟橋の先にも灯がともりました。
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       サン・マルコ小広場の方もこんな風に。
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       寒い冬の日には、明るい灯の色だけでご馳走ですね。

       ドゥカーレ宮の美しさ!
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       千年続いた一国の首都の建物。
       その美しさと解放感に満ちたこの景観に、
       季節に関わらず、訪れる時は心がいつも浮き立ちます。



       霧が立ち込め、スキアヴォーニ河岸の方も靄って見え、
d0097427_3153766.jpg

       広場の街灯も、一段と輝き始め、
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       半分のお月さん。
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       ドゥカーレ宮のカルタ門
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       2階テラスの端に、スポット・ライトが見えますね、
       あれがちょうど灯って、ぐる~っと動きながら
       鐘楼の先っちょに焦点があうのを、
       ジュリアーナと2人、オ~~オ!と目で追いかけ。

       現在この門は、見学者の出口となり警備員が待機し、
       内部を覗くのもこの位置まで。
d0097427_3171188.jpg

       昔むかしの初のヴェネツィア訪問の時、
       なぜカルタ門・紙の門?と不思議でしたが、
       そうか、布告門だったんだ、と気が付きました。
       調べておりませんが、多分間違いないと。

       秋の内部写真が長~く滞っておりますが、はは、
       イタリア式、と今しばらくお待ち願いま~す。

       ドゥカーレ宮内部の灯りが、窓の丸いガラスを映しだし、
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       霧が深く、スポット・ライトの幅と流れがよく見えるので、
       広場の先まで、再度こちら側のを写しに!
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       この時間の、大好きなこのブルー
       魔物が動きだすようなブルーの刻。


       時間が遅い訳ではないので、まだ聖堂が開いており、
       いつもは長蛇の列なのをすらすらと通り抜け・・、

       ですが、ここも昔と違って写真禁止となり、
       おまけにめったやたらに「静粛に!」の日本語の札。
       何、これ?!  
       ジュリアーナがつい喋りましたら、即警備員に「シー!」っと。
       イタリア語の大きな札をもっと増やすべきだよ!

       出て来ましたら、時計塔の上のムーア人も近くに見え、
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       聖堂正面上の聖人の横に月。
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       ピン甘ご容赦。



       広場を囲む政庁建物にも、ぐるっと小さな灯りがともり、
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       窓の中のこんなシャンデリアも、うっすらと。
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       霧の中に浮かぶ鐘楼と、
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       広場の先の2本の円柱
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       いつもは左手向こうに見えるサン・ジョルジョ島の影もなく、
       真っ直ぐにアドリア海に船出できそうな、錯覚を楽しみ。


       秋の日の黄昏から夜のサン・マルコ広場、鐘楼からの眺めは
       http://italiashio.exblog.jp/10515875


     ◆ ブログご訪問、有難うございます!

       今日はグループで博物館を2つ見学、先ほど戻りました。
       一つはアントニオ・カノーヴァの塑像博物館で、
       ここは既に見学済みでご案内もしておりますが、
       今のこの季節、ガイド付きの訪問も興味深く、
       とりわけ最後に見た、丘の上のテンピオからの
       夕暮れの空が素晴らしかった!

       そして午前中訪問した活字印刷の博物館が、
       期待していた以上に素晴らしく充実したもので、
       最後には各自の名の活字を組み、実際に印刷もさせて貰い、
       グループの皆が満足の、今日の遠足見学でした。
       ここはまた是非ご覧頂こうと思います。

       という事で、ではでは
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by italiashiho2 | 2011-01-17 03:22 | ・ヴェネツィア | Comments(10)
2011年 01月 15日

   ・・・ ラヴェンナの街 ・ 日曜日の広場では、・・・

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       ラヴェンナ・Ravenna は、ヴィザンティン・モザイク
       世界遺産指定の遺跡、街として有名ですが、
       中でも素晴らしいバジリカ・ディ・サン・ビターレと
       ガッラ・プラチーディア廟のご案内は既に済みましたので、
       今日は街の様子を少しご覧頂こうと思います。
       秋の快晴の空の下、街の中心の賑わいをどうぞ!

       上の写真は、奥に見えるのがサン・ヴィターレ聖堂で、
       見物がすむとこの門から出てくる、という訳です。

       既にご案内のバジリカと、街の地図はこちらに。       
       http://italiashio.exblog.jp/12195874



       街の中心に向かうべく暫く進み、そして左折すると
       このカヴール通り・Via Cavour.
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       そう、古い街の中心の通りは大概こんな風に狭く、
       写真右上に標識が見えますね、普通どの街でもこんな感じですが、



       モザイクで有名なこの街では別の種類もあり、(以下写真3枚mkちゃん)
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       ほらね、こんな風にモザイクを入れた凝ったのもあるのです。



       ついでに、別の通りの名前と、
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       これは広場にある大きな植木鉢なのですが、
d0097427_0431.jpg
       
       なかなか、やるでしょう?!       



       最初は単に印刷の焼き付けかと思ったのですが、
       本物だと気が付き、色違いを私めも撮っていますのでどうぞ。
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       カヴール通りから左に入った所にインフォメーションがあり、
       あれこれパンフレットを貰いに寄りましたが、
       ウィンドウにあったこの大きな写真!
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       サン・ヴィターレ聖堂にあるテオドーラ王妃の顔で、
       さすが、ここまで大きくして見せて貰えると、
       顔の陰影にどんな色石が使われているのか、
       王冠から下がる光る珠には貝殻が使われている、
       などもよく分かります。

       いやはや、なんともくっきりはっきりの凄い美人描写!
       テオドーラ王妃の生い立ちについては、先回ご紹介した通りで、
       この美貌なら、と納得できますですね、はい、
       それにしても、これが1400年前の作品なのですものね。
       建築技術は、中世のマエストロはローマ期に及ばなかった、と
       よく見聞しますが、モザイクでの表現技術は現代を越えるのかも!



       またカヴール通りに戻り進むと、この元教会の建物。
       現在は各種展示会に使われているサン・ドメニコ・S.Domenico.
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       昨秋9月末には、LA COLPA  LA PENA  L'ESTASI  IN DANTE
       ダンテの作品における罪と罰と歓喜 とでもいう展示があり、
       これはギュスタヴ・ドレの有名な作品「パオロとフランチェスカ」。
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       このダンテの「神曲・地獄篇」に登場する2人の悲恋舞台とされる
       グラダーラにも行く予定でしたので、良いチャンス、と予習を兼ね!
       様々な画家による作品鑑賞もついでに。

       ダンテの作品を感情豊かに朗読するヴィデオもあり、
       格調高い文体には到底ついて行けませんが、でも何かしらね、
       あの切羽詰まった若い情人達の感情は伝わって来まして・・、
       ええ、兄嫁と義理の弟の悲恋、平たく言えば姦通物語なのですが、
       このダンテの作品から後世の芸術家たちが受けた
       インスピレーションの大きさには驚くばかり!
       
       さよう、グラダーラの要塞をご紹介の際には、
       この不肖shinkai も腕によりをかけ、きゃはは、
       執拗に詳細に、大いに楽しみつつ、ご紹介させて頂きますぞ!
       


       こちらはA.コスタ広場で、奥は市場の建物の様子。
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       日曜日で、市場はお休みなのが残念でした。

       イタリアの広場や通りの名には、有名人偉人の名が冠される事が多く、
       このA.コスタ・Costaとは誰?と調べましたら、
       アンドレア・コスタ、エミーリア・ロマーニャ州はイーモラ生まれの
       19世紀後半のイタリア社会主義の先駆けと。



       お昼時でもあり、食事に良さそうな場所を求めつつ、
       店を覗きながらゆるゆると。
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       ウインドウの飾りつけセンスが良いというのか、
       色の美しさにも感心しながら・・。



       街の一番の中心、ポポロ広場・Piazza del Popolo に出ましたら、
       日曜日で何か催しが行われている様子で、
       細長い広場の周囲にたくさんのテントの屋台が出来ています。
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       何かと思いましたら、各種ボランティア団体が
       寄付金集めも兼ねての宣伝活動で、
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       秋空の良いお天気とあり、たくさんの人出で賑わい、
       広場にはり出すカフェの席にも人々が憩います。
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       あれこれ覗きこんでいましたらシニョーラに話しかけられ、
       ヴェネトに縁のある方と分かり、しっかり捉まり、
       ・・ええ、詰まる所は寄付する羽目に!

       こんなテントもあり、何か美味しそうなものが出そうな予感も。
       ですがまだ開店されておらず、
       指を咥えて待っている訳にもいかず・・!
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       ここからは友人mkちゃんの写真で、
       そう、こんな風に子供相手のお話や遊びのボランティアも。
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       ほら、左のシニョーラの手には財布が見えるでしょう?
       ね、私だけではないのですよ、
       カモ、もとえ、心の優しい人はね! ははは。



       も一つ奥に広場・ヴェンティ・セッテンブレが繋がりますが、
       こちらにはメリー・ゴーランドがあり、
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       有機栽培の野菜果物や蜂蜜類などの店も。
d0097427_0122340.jpg



       最後は、少しシンプルな飾りつけですが、結婚式用の車を。
       同じ場面でも、mkちゃんの方が構図が良いのでこちらを。
d0097427_0124362.jpg



       ビザンティン・モザイクに圧倒されたラヴェンナの街でしたが、
       お昼を食べがてらの散歩で、街の様子も楽しめたのでした。
       車は通行止めで、のんびりと家族連れの人々が
       秋の素晴らしい陽気とあれこれの屋台を楽しむ姿、

       そう、イタリアの街の広場では、ちょいちょい食品市や
       各種展示市が開かれ、人々が集まり賑わいます。
       お出かけの場所でそんな催しを見かけたら、
       どうぞ飛び込みでお楽しみ下さいね。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       先日ご覧頂いた「カフェ博物館見学」ですが、
       掲載した事を知らせましたら、写真は見れる物の
       日本字がすべて□□と出るので、何を書いたのか知らせてくれと!!

       あああ、・・イタリア語のお勉強と思い、ただ今翻訳中。
       時間を下さい、と伝えてあります!

       それにしても、私のイタリア製のPCではなんとか日本字も
       見えますから、□□ と出るのは、古いPCかと思ってましたら、
       昨夕行きましたルイーザの家の、彼女のPCでもこう出る、
       と知りました。
       ふぅむ、メーカーにより、システムに違いがあるのですね。

       イタリア版、もしくはヨーロッパ言語のPCと日本語PCとでは、
       キーボードが違います。
       大体のアルファベットの位置は同じなのですが、
       アクセントの付く aiueo とりわけ e には2種あるので、
       その辺りの配分位置が少し違うのと、後は記号の位置が少々。

       で、こちらで良く見かけるデスクトップ画面は、
       無地全面にショートカットがいっぱいいっぱい散らばっている
       というやつで、
       これにはいつもお腹の底に笑いが来ます!!!
       昨夕のルイーザの家のは、彼女のもご主人のもこれでして、
       淑やかで心遣いの優しいルイーザを思うと、なお可笑しいのですが、

       デスクトップの写真を日本人的に季節によって替えたり、
       ショートカットも整理するとか、
       そういう事は余り無い様子、というのが私の知る範囲。

       この日曜にはグループで、印刷博物館とA.カノーヴァの塑像博物館、
       こちらは一度行きましたが、まぁ今回はガイド付きなので
       出かけて来ます。
       またご案内致しますね。

       という事で、ではでは
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by italiashiho2 | 2011-01-15 00:13 | ・エミーリア・ロマーニャ州 | Comments(12)
2011年 01月 13日

   ・・・ 旨いもの ・ グラダーラ、チェートナ、チヴィタ ・・・

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       今日ご覧頂くのは、秋の旅行で食べた旨かったもの、という事で
       見て頂く場所はマルケ洲のグラダーラ、トスカーナ州はチェートナ
       先回町のご紹介をしたラツィオ州のチヴィタ、とあちこちを。
       
       まずグラダーラ・Gradara から、
       上の写真は町の門を入った所。

       グラダーラには13~14世紀にマラテスタ家が建設した
       素晴らしい要塞、というよりもお城と呼ぶ方が似つかわしい、があり、
       ダンテの神曲にも謳われた「パオロとフランチェスカ」の悲恋の舞台
       とされていて、中も訪問出来ましたが写真禁止。 
       ですが、威容ある要塞で修復も見事、
       またガイドブックの写真からでもご案内をと思っています。



       暮ゆく海
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       グラダーラの町は海からほんの数キロしか離れておらず、
       町の古い中心をぐるっと取り囲む城壁の門を出ると、
       この様にアドリア海の有名海水浴の街の灯が見えます。
       ちょうどカーヴする辺りがカットーリカ・Cattolica
       そしてリッチョーネ・Riccione と続き、リミニ・Rimini に至る沿岸



       オステリーア・ラ・ボッテ・Osteria "La Botte"
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       日が暮れ夕食の時間になるのを待ちかねて、
       いそいそと行きましたのがこの店、ラ・ボッテ・樽

       最初の写真の左側、ピンク色のアーチの建物が見えますね、
       ここはバールで、その手前に段になったテラスがありますが、
       ここにこのオステリーアがあります。

       小さな町の中には他にも何軒かレストランがありますが、
       感じが良さそうだったのでここに決めたのでした。



       詰め物パスタに、プチトマト入りのソース
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       詰め物の中は、確かリコッタ・チーズにホウレンソウだったと。
       トマト・ソースが柔らかい味でとても美味しく、shinkai用。

       以下のグラダーラの写真は全て、友人mkちゃんから拝借。



       こちらは友人の、田舎風雑穀豆スープ
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       レンズ豆、インゲン、ひよこ豆、大麦などの入ったスープ。
       たっぷりの量で、如何にも体に良さそうでしょう?
       旅先では、常にましてスープ類が恋しくなりますよね。
       暑い日であっても美味しく食べれます。




       2人用に少し量を増やしてくれたのだったっけ、
       野菜のグリル盛り合わせと、山羊乳チーズ・ぺコリーノ
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       ぺコリーノは美味しかったですが一般品で、
       グラダーラの前のサン・レオのレストランのチーズ各種盛り合わせ、
       とりわけフォッサDOPを食べた後では、ねぇ。

       野菜各種のグリルは、ナス、乾燥トマト、いんげん、ジャガイモ、
       玉ねぎ、ズッキーニ、そしてカリフラワーの茹でたもの。
       一見少なそうに見えるでしょう?
       ですが、これらをチーズと一緒に食べると、・・満腹満足!

       右上に見える紙袋、この店ではこの袋でパンがサーヴィス。

       サン・レオのフォッサ・チーズについては、
       http://italiashio.exblog.jp/12301962



       デザートにはシャーベットを。
       何味だったっけ?!
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       友人が「バック・トゥー・ザ・フューチャーのドクみたい!」
       と大いに喜び写真を撮らせて貰ったのが、ここのご主人。
       うん、そう言えばそうね。
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       このオステリーアの建物は1600年の
       ボナコッシ邸・Palazzo Bonacossi とテーブル敷きに。



       朝食を食べに
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       グラダーラの宿は城門の外に歩いて2.3分のB&Bでしたが、
       朝食は宿の券を持って町中のレストランに。

       マスティン・ヴェッキオ・Mastin Vecchio という素敵な名前で、
       実際リミニの領主マラテスタ家の初代の名だそう。
       いかにも由緒ありげな建物で、まぁ、城壁内にあるのは皆そうですが、
       そして朝食用に用意されていた品数の多さ!


       朝ご飯大好き人間で大食いの友人は大喜び、
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       手前が彼女のお皿で、向こうのカナリア風がshinkai.
       真ん中のパンも勿論彼女用で、何度もお皿の盛りのお代りを!!
       ははは、mkちゃん、バラしてやったぞ。
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       グラダーラに2泊し2度通ったこの店、
       最初の朝にいたお兄ちゃんが、いかにも繊細さをにじませていて、
       これらケーキやタルトも彼が焼いたのだそうで、
       イタリア男といえども、まさに色々でございますねぇ。



       ここから、チェートナ・Cetona で食べたお昼を。
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       トスカーナに入り、お昼に良さそうな店が見つからず、
       先に進むうちにいかにも、ここは! という雰囲気の町を通り、
       急遽止まった所がチェートナ、イタリアの美しい村々にも
       選ばれている町だったのですね。

       町の中心の広場から、中ほどを左に入って行って
       見つけたこの店、
       オステリーア・ヴェッキア・Osteria Vecchia.
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       良さそうな雰囲気でしょう?
       で、中は意外に広く、1階は既にいっぱいで、
       地下の部屋に案内され、なんとか座れました。
       で、ここからもmkちゃんの写真でどうぞ。

       料理が待ち切れず、即、パンをかじる飢えたshinkai!
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       辛いトマトソースのピーチ・Pici、shinkai用。
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       ピーチというのは、トスカーナ南部、ウンブリアで出る
       太いうどん式パスタですが、
       今迄食べたピーチの中で、一番美味しかった!
       いやぁ、単に空腹のせいばかりではない味でしたよ。



       こちらはmkちゃんのお肉のソースの手打ち幅広麺
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       各自頼んだ野菜の盛り合わせ
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       マッシュポテトに、ジャガイモの揚げ物、
       ビエトラという名だったっけ、ちょっとピリッとした菜の煮物、
       と、まぁ一種のコロッケ、肉抜きでした。

       隣のテーブルに座った家族には、勿論ステーキの大きなのが運ばれ、
       彼らにしたら精進料理みたいな小食の日本人を珍しげに眺め・・!



       最後は、チヴィタのレストランのお昼を。
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       緑の木陰の庭のテーブルで、


       先回もご覧頂きましたが、ひよこ豆のスープを。
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       パスタも入り、色も綺麗な熱くて美味しいスープ。



       こちらは、カボチャの花にモッツァレッラ・チーズを詰めた揚げ物
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       一皿づつ頼みましたら、4つあるから一皿で良いよと
       女主人が教えてくれ、では、と一皿を。 
       はい、一皿で正解でした。
       熱くてとろっと解けだすチーズが美味しく。
       
       はい、最後2枚はmkちゃんのです。



       これは最後のカフェと、彼女のカップチーノの写真なのですが、
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       全体の彩りが良く、庭のテーブルの雰囲気も分かりやすいと思い。
       小さな軽いビスケットも出て来たのでした。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今日午前中は本当に久し振りのお天気となりましたが、
       午後にはまた陰って来ています。

       予定していた記事を変更して、食べ物の話題に。
       というのも、朝のプール体操の最中に、
       トマト・ソースのパスタを食べたい!と急に思い立ち、
       お昼は勿論スパゲッティを。
       そして、ピーチの味も思い出し、という次第です。

       お天気と、美味しいスパゲッティ
       そして夜の楽しみは、
       イタリアのカラスミを齧りつつ、白ワイン

       これだけで十分満足できる部分がありません?!

       という所で、これをアップし、
       さて宿題を片付けます。

       ではまたまた
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by italiashiho2 | 2011-01-13 00:40 | ・旨いもの! | Comments(4)