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2011年 02月 28日

   ・・・ アンコール・ワット遺跡群に! その1 ・・・

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       今回はヨーロッパから大きく飛び出しアジアの国へ、
       カンボジアはアンコール遺跡へのご案内を。

       勿論私が行ったのではなく、同じコネリアーノ在のMさん、
       年明け早々に新しい素敵な散歩道を教えてくれた方ですが、
       彼女が1月に行ったアンコール遺跡の写真でご紹介です。

       旅行から戻られて後拝見に行き、聞きしに勝る凄い遺跡で、
       ではブログに拝借、という事になった訳ですが、
       ドンと80枚を超す写真が届き、好きなように料理して!と。
       ああたぁ、私は東南アジアに出かけた事も調べた事もなく、
       アンコール・ワット遺跡、という言葉のみを知る人間なのでして・・、
       料理の仕方も思いつかずに日が経ち、
       まぁ、次第に免疫が出来るのを待ちつつ、ははは、
       遂に重いお尻を上げてここに、という次第です。

       彼女は写真についてそれぞれ説明をつけてくれたのですが、
       大幅に写真を省略せざるを得ず、彼女の言葉を拝借しつつ、
       案内サイトからの知識と共に、新しく。
       という事で、いにしえの物凄いクメール文化遺跡群を
       お茶など入れて、ごゆっくりどうぞ!

       今回ご覧頂く地図の全ては、
       アンコール遺跡群ガイド のサイトから同意を得て
       掲載させて頂いております。
       http://angkor.yan-tian.net/index.html
       このサイトは大変丁寧な良く出来たサイトで、
       ご旅行をお考えの方の良きガイドになると思います。

       最初の写真は、ただ一枚含まれていたピンボケですが、
       とても美しいので、到底捨てる気にはなれずトップバッターに。
       アンコール・トム南大門近くの、小高い丘にある
       プノン・バケン寺院・Phnom Bakhengからの
       アンコール・ワットの眺め



       所で、アンコール遺跡というのはどこにあるの?
       ね、大概の皆さんも私同様、詳しくご存じないでしょ?! と、
       無理に同意を求め・・、はは、
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       カンボジア王国・Canbodia は、東にヴェトナム、北にラオス、
       西のタイに挟まれ、首都はプノンペン・Phnom Pehnで、
       アンコール遺跡群は北西のシェムリアップ・Siem Reapにあります。

       Mさんは乾期の1月を選び、イタリアからイスタンブール経由で
       行かれたので、日本からの事情とは少し違いますし、
       どこを経由するのか、交通機関は、通貨は、等には
       ここでは触れませんのでご了承下さいね。       
       
       こちらが、シェムリアップのアンコール遺跡群の地図
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       一般に、アンコール・ワット遺跡と聞きますが、
       こうして見ると、アンコールの広大な遺跡群の中に
       アンコール・トム、アンコール・ワット等の遺跡が
       含まれているのが分かりますね。

       ここでちょっぴり受け売りのご案内を。
       アンコール遺跡というのは、8世紀から14世紀に建設された
       クメール(アンコール)王朝の建造物遺跡の事で、

       クメール王朝は度重なるタイのアユタヤ王朝の侵攻に遭い、
       1432年にプノンペンに遷都。
       放棄され荒廃の一途を辿り忘れ去られていたのが、
       150年程前にフランス人により再発見された物で、
       その壮大にして荘厳な遺跡は1992年に世界遺産にも登録
       現在は世界からの観光客が訪問する遺跡となっていると。

       アンコール・Angkor とは王都、ワット・Wat は寺院を指すそうで、
       今回のご案内は、アンコール・ワットを中心に。
       
       アンコール・ワットは、12世紀に王廟として建設された、と
       考えられ、当時ヒンドゥー教と仏教が併存していたので、
       中央祠堂にはヒンドゥー教の神が祭られていたそうですが、
       クメール王朝滅亡の後仏教寺院に改修され、
       現在は仏像が安置されているとの事。

       
      
       遺跡への道
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       トゥクトゥクというバイクに引かれた屋根付きリヤカー風
       のポピュラーな乗り物で遺跡に向かいます。
       吹く風で涼しいけど砂埃要注意、と。



       アンコール遺跡群中、最大の建造物アンコール・ワット。 
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       まず、あまりの偉大さに感激!
       190mもある環濠を渡る橋を渡りつつも見とれ、
       正面に見えるワットの外壁回廊になかなか辿り着けず。

       その様ですね、東西1.5K、南北1.3kのほぼ真四角の寺領に、
       三重に四角く壁回廊が巡り、
       その周囲を幅広の濠で囲んだ広大さです。
       
      
       
       一番外側の外壁回廊を通り抜けると、また続く長い参道
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       左に見える手を開いた様な形、
       これは7匹の蛇を現わす守護神・ナーガで、
       中程に見える建物は、図書館・経堂。    


       長い参道脇には、蓮池もあり、
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       結婚したカップルの記念撮影も。
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       先頭が結婚したカップルで、後ろ3組は付添組、念の為。


       寺院の正面は修復中で、横の入り口から回廊に
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       第一回廊は、びっしりと素晴らしい浮き彫りが施された
       長~い物。
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       当時の様子や世界観を伺える様々な図像の浮彫で、
       また、写真に見える天井は修復された物だそう。



       幾つもの階段を下り、とにかく物凄い広さで、
       外側からも第一回廊を見物。
       これは、王が直接象から降りた、という象のテラス
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       分かります? 階段無しで、象の背中から直に!
       お付きの者達は飛び上がるとか?! ははは。



       こちらは第二回廊
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       入り組んだテラスや回廊がありの、ややこしい構造で、
       あちこちに仏像もあり、参拝客も多いのだそう。



       第三回廊の上からの素晴らしい眺め!
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       狭くて段差が高い急傾斜の恐怖の階段、と読んでいたのが、
       順番が来て見ると、残念安心、木の階段が付けられていたと。

       周囲を囲む第二回廊、そして遠くに外壁回廊も見えますね。



       こちらは、最初の高所からのアンコール・ワットの眺めを写した       
       プノン・バケン寺院
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       ここは夕日の眺めとアンコールワットの展望で有名な場所で、
       Mさんが戻る夕暮れ時には、まるでラッシュアワー並みの
       人々が上へと向かっていたそう。



       こちらは市の近郊にあるロリュオス・Poluos遺跡群の中で
       一番大きなヒンドゥー教バコン寺院(891年)の入り口。
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       主要な遺跡の入口には、どこでも地雷障害者団体の人々が
       こうして音楽を奏でて寄付を募っており、
       長く続いた内戦を想い、心が痛んだそう。



       郊外2時間程にある広大なベンメリア・Beng Mealeaの遺跡に。
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       近年の観光ブームに沸くシェムリアップの建設ラッシュに比べ、
       一般の民家はこんな様子。


       半ば崩れ、修復を待つ寺院の参道にいた子供達。
       裸足の子供もいます。
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       こちらは、タ.ポローム・Ta Prohm の遺跡
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       映画の撮影「トゥームレイダー」というアンジェリーナ・ジョリーの
       出た映画にも使われた場所で、 
       大樹に食べられつつある遺跡を、意識的に残している様子と。 

       熱帯の大樹の物凄さ、恐ろしさ!            



       アンコール遺跡見物の拠点、シェムリアップの街の風景を。
       さすが南国を思わす大樹と、
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       色鮮やかな品の下がるマーケット
       ああ、こんな場所に行くと動けなくなりそう!


       という所で一応お終いにし、
       アンコール・トムの遺跡などは次回にご案内です。
       お楽しみに!


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今回が既に2月最後のブログで、なんとまぁ、早い事!
       3月には既にあれこれ旅行の予定があり、
       その準備にそろそろと心が急き始めました。
       皆さんも、ご計画は?!

       お天気も一進一退、本格的な春はなかなか即にはやって来ず、
       でも、ね、すぐそこですよね。
       もうちょっとの辛抱!
       そして、春先のアレルギーにもご注意!

       という所で、ではまた、
       励まし、応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!
       
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by italiashiho2 | 2011-02-28 00:35 | ・日本・アジア Japan Asia | Comments(10)
2011年 02月 26日

   ・・・ パンダちゃん達に、会いに行こう! ・・・

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       今日ご覧頂くのは、友人から届いたのを拝借、
       紀州白浜にあるアドベンチャー・ワールド訪問です。
       彼女Ysちゃんは、ご両親、妹さんご夫婦とそのチビちゃん達と
       ご一緒したそうで、
       ホッキョクグマやイルカ、ペンギンたちの写真もあったのですが、
       なんと言ってもパンダちゃん達の写真が多く、
       私もまだ実物を見た事が無いので、嬉しくここにアップです。

       昨秋双子が生まれ、合計6頭のパンダ
       ここ白浜アドベンチャー・ワールドにいるそうで、
       これだけのパンダが一緒に見れるのは中国以外珍しいと。

       という事で、
       この白黒まんまる内股歩き、の素敵な動物をごゆっくりご覧下さいね。
       アドベンチャー・ワールドのサイトはこちらに。
       http://aws-s.com/index.php


       外の陽の光の下で見るパンダちゃんが良いですねぇ!
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       あ、目が合った!
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       バックヤード・ツァーというのがあるそうで、
       参加すると、間近にパンダちゃんを見れ、
       棒の先につけたおやつ(動物用ビスケットとかニンジン)を
       やったりできるそう。
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       こちらは生まれて間もない子ライオン2頭
       リードをつけて園内散歩の時間もあると。
       まさに、大猫ちゃんですねぇ!
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       で、再びパンダちゃん達
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       なんとも可愛い木のぼり姿とか、
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       大小揃った姿とか!
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       う~ん、白浜の温泉に浸かって、アドベンチャー・ワールド訪問ね。
       いつか出来るかな?!


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       陽射しが煌めく様子に釣られ、うっかりコートを
       車に置いて出かけると、はたまた運動靴で出かけると、
       まだまだ寒さがしっかりと身に沁みます。

       でももう2月の下旬ですものね。
       そろそろの、でもしっかりの春の歩みを感じます。

       皆さんも、うっかり風邪などひかれませんように!
       と先日来の腰痛に苦しむshinkaiが申します。
       でも、だいぶまし、大丈夫で~す。
       
     
       という事で、
       励まし、応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!
       最近少し下り気味で、気にしております。
       よろしかったら、2種類押してやっておくんなまし。
       雨に無知、ちごた、飴に鞭という事でよろしく、よろしくぅ!!

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by italiashiho2 | 2011-02-26 00:04 | ・イタ猫イタ犬動物 gatti -   | Comments(4)
2011年 02月 24日

   ・・・ フィレンツェの歴史的カフェのご案内 ・ その2 ・・・

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       先回に引き続き、フィレンツェ市お墨付きとでもいう
       市が少なくとも創業50年以上の店から選んだという、
       街の歴史を語る一部としての老舗店
       衣類・皮製品・装飾品部門、家庭用品・室内装飾部門、
       ホテル部門、本・文房具部門、レストラン・バール部門がある中から

       まずは歴史を誇るバールからご紹介しておりますが、
       今日はその2回目の5軒のご案内、
       店の説明と写真は全てサイトからです。

       サイトはこちら、英語の記載、ヴィデオもあります。
       http://esercizistorici.it

       上は、ミケランジェロ広場から眺める花の都。
      
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       地図をどうぞ
       今日のご案内は、地図の5~9です。

       5.ジッリ・Gilli
         Piazza d'Repubblica 36-39/r レプッブリカ広場
         tel 055-213896
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         サイトから拝借のレプッブリカ広場の様子です。
         西に大きなアーチがあり、広場の北と南の面に
         バールやレストランが並びます。
         右側(北)の手前側、切れているテント群が
         ジッリの筈。
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         1733年にスイスのジッリ一家がカルツァイウォーリ通り・
         Calzaiuoli・ドゥオーモ前からシニョリーア広場に続く目抜き通り、
         に、お菓子とパンの店・La Bottega Dei Pani Dolciを開業。
         1860年以降にスペツィアーリ通り・via degli Speziali・
         レプッブリカ広場から東に抜ける通り、の著名な歌手のいるカフェ、
         トリアノン・Trianon の前に引っ越ししますが、

         1890年に店はやはりスイス人のフリッツォーニ・Frizzoni の
         手に渡り、
         1920年代になり店は現在の場所に引っ越し、
         文学者達が当時の俳優たちと出会うカフェの一つとなったと。

         店の雰囲気と調度は、かってのフィレンツェのベル・エポック時代
         のままに保存された、街で唯一のカフェなのだそう。
         中でも特別なのは大カウンターで、有名な工房デイ・コッペデ・
         dei Coppedè で作られた、
         ネオクラシック調の青銅で装飾されたものとの事。
        

         このジッリはサイトがあります。
         http://www.gilli.it/

         そうですね、店特製の美味しいお菓子もあり、
         カプッチーノも街一番のクリーミーなものだと、サイトに。
         ふむふむ、次のチャンスにはね。
 



       6.パスティッチェリーア・バール・ルッジーニ
         Pasticceria Bar Ruggini
         via dei Neri 76/r デイ・ネーリ通り
         tel 055-214521
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         場所の検索をかけましたら、この広場、
         左手前にウッフィッツィ美術館の出口があり、
         正面右の高い建物がヴェッキオ宮東端ですが、
         そこの広場の角からから東に右折する通りが、
         デイ・ネーリ通りだそう。

         パスティッチェリーアというのはお菓子屋さんの事で、
         このルッジーニの店は奥にバールがあるようですね。
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         1914年にジュゼッペ・ルッジーニ・Giuseppe Ruggini氏が、
         街でも特異な通りの一つであるデイ・ネーリ通りで
         ビスコットとお菓子を作り始めたのが始まりで、
         じきに多くの客の通う場所となったそう。

         創業者の仕事とその知恵は父から息子に、そして
         3代目のルッジーニであるリッカルド氏・Riccardo にも伝えられ、
         店の顧客たちに、毎日作る新鮮で、自家製のチョコレートを
         かけた上品なお菓子を提供していると。

         1989年に店は拡張され、歴史的な建物にあり、
         煉瓦のアーチ型天井で覆われているそうで、
         
         60年代からの窯は未だ順調に、毎日その美味しい製品を
         焼き続けていると。


         イタリアのパスティッチェリーアはお持ち帰りだけでなく
         バールも一緒の店が多いので、
         美味しそうなお菓子をつまみながらお茶を、というのが
         出かけた先での楽しみです。

         ここは中心街に近いので、次回には是非。

         


       7.リヴォアール・Rivoire
         piazza della Signoria 5/r デッラ・シニョリーア広場
         tel 055-214412
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         ご存知、デッラ・シニョリーア広場東に聳えるヴェッキオ宮
         このカフェ・リヴォアールは広場の西側、
         ヴェッキオ宮に向かい合う位置にあります。
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         1872年にエンリーコ・リヴォアール氏・Enrico Rivoire、
         トリノ人で王室のチョコレート師が、
         この場所にチョコレート製造所を開き、

         フィレンツェ人たちはここに於いてチョコレートの味を知り、   
         王室サボイア家伝統として有名な「カップのチョコレート」
         つまりホット・ココアも味わう事を学び、
         こうしてこの場所は、素晴らしい位置を占めている事もあり、
         急速に有名になります。

         1977年に店はバルデッリ・Bardelli兄弟の手に渡りますが、
         チョコレート作りの独特の製法は、豆の焙煎から包装に至るまで、
         店独特のたくさんの商品のレシピ、カカオ豆の高い含有率など、
         全てそのまま引き継がれます。
         
         店の雰囲気は20世紀初頭の心地よいものですが、とはいえ、
         前に見えるヴェッキオ宮が夕陽に輝くのを眺めつつの、
         テラス席のココアに勝るものではない、とあります。ははは。

         
         そうなのですよね、ここのテラス席に座って、ぽーっと
         ヴェッキオ宮を、広場を行きかう人々を眺めるのんびりの時間、
         これはまさに、今フィレンツェに居る、という醍醐味。

         ヴェッキオ宮のご案内はこちらに。
         http://italiashio.exblog.jp/10363693



       8.ロビーリオ・Robiglio
         via dei Servi 112/r  デイ・セルヴィ通り
         tel 055-212784
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         デイ・セルヴィ通りというのは、ドゥオーモの左側内陣の
         膨らみの奥辺りから東に延びる通りで、
         捨児養育院前の広場に行きつきますが、その手前に店がある様子。
         写真は広場の北側、養育院に向かい合う建物です。
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         ピエモンテ人のピエトロ・ロビーリオ氏・Pietro Robiglio・
         カヴァリエーレ勲章佩勲者が、ミラノとヴェローナでパン作り
         お菓子作りを経験した後に、1928年フィレンツェに於いて
         彼の最初の店を開いた物で、僅かな間に上等な根強い顧客を獲得。
         
         息子のピエール・ルイージ氏・Pier Luigi は企業的センスを
         加えながらも、店の品の手作りの良さを保持、
         その息子のエドアルド氏・Edoardo も店の伝統を保っている。

         現在のロビーリオは一見モダンなパスティッチェリーアであるが、
         にも拘らず、かっての時代の味、Torta Campagnola・田舎風トルタ、
         Fruttodoro・黄金のフルーツ、Gallette al latte・良く分かりませんが、
         細長い粒の葡萄と牛乳を使ったお菓子かな?
         なども賞味できる、と。

         店の調度は、1966年のアルノ河の洪水で損傷した部分を
         再建したもので、他にもヴィア・トジンギ・via Tosinghiと
         ヴィアーレ・サン・ラヴァニーニ・viale S.Lavagnini に 
         店があるそうです。

        
         お菓子好きな方、ちょっと覗いてみたくなりません?




       9.ヴィーヴォり・ピエーロ・イル・ジェラート
         Vivoli Piero Il Gelato
         via Isola delle Stinche 7/r イーゾラ・デッレ・スティンケ通り
         tel 055-292334
d0097427_003368.jpg

         行き届いた説明で定評のある当ブログ、と自分で、ははは、
         このジェラート店に行く分かりやすい道をご説明。

         写真はサンタ・クローチェ教会前の広場ですが、
         正面に建物群が3つ並ぶ、その一番右のトルタ通り・via Tortaを
         入り、交差した通りを右折して進み、次の交差点を過ぎた辺りの
         左側に位置する様で、
         この通りを先に進むと次のギベッリーナ通り・via Ghibellina との
         交差の右側にテアトロ・ヴェルディ・Teatro Verdi があります。
d0097427_012144.jpg

         1929年にセラフィーノ・ヴィヴォリ氏・Serafino Vivoli が
         乳製品の店を開店し、じきにカフェや、日曜日には泡立てた生クリーム、
         この意味する所がちょっと不明です、を買える場所となったのだそう。

         そして1932年、兄弟のラファエッロ氏・Raffaeloと共に、
         思い切ってジェラートの製造を始める事を決意。
         氷は自然の氷、ヴァッロンブローザ・Vallombrozaの上、サルティーノ・
         Saltino の物を冬の間に氷室に夏まで保存したものを使い、
         街に運ぶのは溶けないよう夜に運んだのだそう。

         こうしてラファエッロ氏の息子、故ピエロ氏・Piero が60年代から
         70年代にかけて店の名声を最高にし、
         ガイドブックにも記念碑の様に書かれるまでになったのだそう。

         こうしたジェラート店の営業を続けながら、現在では隣に
         手作りのお菓子店も併設しているとの事。

 
         行きにくい場所にあると思いつつ店の由来を知ると、
         やはり味わってみたいジェラートではありますね。
         サンタ・クローチェ教会に行かれた折にどうぞ。

d0097427_02488.jpg


       ご案内して来た店だけでなく、他にも老舗はこんなに、と
       店の名前と住所、電話番号が載っておりますのでこれもご紹介。

       ・バール・ランベルテスカ・Bar Lambertesca
        via Lambertesca 6/r ランベルテスカ通り
        tel 055-219162

       ・バール・タバッキ・ラ・ポスタ・Bar Tabcchi la Posta
        via Pellicceria 24/r ペッリチェリーア通り
        tel 055-214773

       ・カッフェ・ドンニーニ・パスティッチェリーア・
        Caffè Donnini Pasticceria
        piazza della Repubblica 15/r レプッブリカ広場
        tel 055-213694

       ・カッフェ・サバティーノ・Caffè Sabatino
        via Faenza 66-68/r ファエンツァ通り
        tel 055-217913

       ・ジェラテリーア・アルピーナ・Gelateria Alpina
        viale Filippo Strozzi 12r フィリッポ・ストロッツィ通り
        tel 055-496677

       ・ジェラテリーア・バロンチーニ・Gelateria Baroncini
        via Celso 3/r  チェルソ通り
        tel 055-489185

       ・パスティッチェリーア・クロチャーニ・Pasticceria Crociani
        piazza Dalmazia 37/r  ダルマツィーア広場
        tel 055-4360886

       ・パスティッチェリーア・ネンチョーニ・ファライ・
        Pasticceria Nencioni Falai
        via Pietrapiana 24/r  ピエトラピアーナ通り
        tel 055-241012

       ・ジェラテリーア・ヴェネタ・Gelateria Veneta
        piazza Beccaria 7/r  ベッカリーア広場
        tel 055-2343370

       ・ぺルケ・ノ!・Perché No!
        via dei Tavolini 19/r デイ・タヴォリーニ通り
        tel 055-2398969

       グーグルの地図検索で位置をお調べになり、
       観光、散策の折のご休憩にどうぞ!


     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       1月下旬でしたか、ファブリアーノの紙の博物館の記事に
       http://italiashio.exblog.jp/9391469
       三五館 という出版社の方からコメントが入り、
       載せていた羽ペンの写真を使いたいとのお申し出があり、
       勿論喜んで写真を送りました。

       で、出版された本を送って下さり、昨日届いたのがこれです。
d0097427_024323.jpg

       今2011年が国産万年筆メーカーの、セーラーが創業100年、
       日本一古い万年筆メーカーとの事で、
       つまりは国産万年筆の歴史も100年という事で
       出版された本なのですね。

       昔は私も万年筆を使い、インキの色もあれこれ替えたり、
       大人になったらあの万年筆が欲しい、と夢見たり・・。
       それがいつの間にかまるで縁のない筆記用具になり、
       今頃はPCが主で、手書きする事も殆ど無い日常です。

       ですが、この読みやすく分かりやすく書かれた本の中には
       びっしりと、万年筆作りに懸ける情熱の歴史が詰まっており、
       昨夜はつい夜ふかしをして読みふけりました。
       
       活字印刷博物館もご紹介したばかりですが、
       いわば文化をも担う字を表記する、
       筆記道具を作る技術の奥の深さに魅せられました。

       万年筆に関心をお持ちの方も、そうでない方も、
       決して一つの会社の宣伝に留まった本ではありませんので、
       一読をお勧めします。
       今週25日頃より、店頭に並ぶとの事。

       万年筆国産化100年  桐山勝著  三五館 1600円

       この桐山勝さんという著者は存じ上げませんが、
       江戸しぐさ に関する本が何冊かおありの方、というと
       ご存知の方も多いかも。
       

       という事で、ではまた
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by italiashiho2 | 2011-02-24 00:04 | ・フィレンツェ Firenze | Comments(4)
2011年 02月 22日

   ・・・ フィレンツェの歴史的カフェのご案内 ・ その1 ・・・

d0097427_08186.jpg

       フィレンツェのサンタ・マリーア・ノヴェッラ国鉄駅から、
       駅前広場の混雑を避ける為に地下道があります。
       とはいえ短い地下道で、駅前広場の南に出て来るだけですが、
       その地下道の壁に、上の写真の様に
       フィレンツェの古い店、中には何百年も続いている
       老舗店の広告が貼られているのですね。

       面白いので何枚も撮っていたのを先頃やっと整理しましたが、
       店の写真と共に説明、地図もあり、
       おまけにサイトのアドレスもあり、英語でも記載。
       http://esercizistorici.it

       サイトを訪問して分かったのは、これは単なる店の広告と違い、
       フィレンツェ市が街の歴史の一部を語る物として
       少なくとも創業50年以上の物の中から選んだ物と分かりました。
       載っている老舗の店の種類として、衣類・皮製品・装飾品部門、
       家庭用品・室内装飾部門、ホテル部門、本・文房具部門、
       レストラン・バール部門に分類されています。

       日本のガイドブックにもあれこれお店の紹介は載っていますし、
       様々なブログでも紹介されていますが、
       これはいわばフィレンツェ市のお墨付きの老舗、という事で、
       旅行の際の指針にも、はたまたshinkaiのネタ繋ぎにもと、
       ははは、ぼちぼち紹介させて頂きますね。

       サイトの方にはヴィデオもありますので、ご訪問下さい。

       最初はまず観光疲れの休憩用にもと、バール部門から
       ご紹介しますが、以下の説明と店の写真は全てサイトからです。
d0097427_083991.jpg
       
       地図をどうぞ
       今日のご案内は、地図の番号の1~4までを。


       1・カフェ・ビアンキ・Caffè Bianchi
         piazza San Felice 5/r・ サン・フェリーチェ広場
         tel 055-224406
d0097427_0931.jpg

         アルノ河を渡り、ヴェッキオ橋から真っ直ぐ南に、
         ピッティ宮殿が左手にあり、その南端の向かい側、
         3差路に道が交差する広場、確か円柱があったような、
         そこがサン・フェリーチェ広場です。
d0097427_094470.jpg
         
         1920年にパスクァーレ・ビアンキ・Pasquale Bianchi氏が
         同じ広場のn.8rに開いた店で、当時は国の専売品店、
         煙草や薬草、植民地の食品、コーヒーなどを扱っていた様ですが、

         1929年に息子のブルーノ氏・Bruno が現在の場所に店を移し、
         お菓子やワインなども並べるようになったのが、
         ほぼ同様に今も続いているとの事。
         当時、店内ではコーヒー豆の焙煎も行われており、その香りは
         辺り一帯に広がっていたと。

         60年代に至り、ブルーノ氏の息子ルチャーノ氏・Luciano が
         後を継ぎ、現在もその息子ヤコポ氏・Jacopo と共に経営。

         1996年にカフェ・ビアンキとなり、同時に店の改装も
         行われましたが、以前からの調度、スタイルを取りいれていて、
         カウンターのバラ色の大理石、鉄の打ちだし扉と看板、
         背後のサロン調の家具が目を引く、という店。

       
         いかにも昔のままの店の雰囲気で、なんでも揃っていそうですね。
         カフェを飲んで、お菓子を買って、という感じかな。




       2.カッフェ・コンチェルト・パズコフスキー・
         Caffè Concerto Paszkowski
         piazza d.Repubblica 31-35/r レプッブリカ広場
         tel 055-210236
d0097427_0101372.jpg

         メリー・ゴーランドの回るレプッブリカ広場の北面、
         カッフェ・ジッリ(次回に)に並んでいる店です。
d0097427_0103364.jpg

         1846年にカッフェ・チェントラーレとして開店したのが、
         1904年にビアホールを経営していたポーランド人
         パズコフスキー家(パスコヴスキーかな?)に経営が移り、
         1910年代には当時の雑誌La Voce、Lacerba、Il Servaggio
         などに関連した文学者や俳優たちの出会いの場所だったそう。

         戦後の1947年、現代風に改装され、再びエルメティズモ・
         L'ermetismo・イタリアの現代詩派で、語の意味よりも音感を重視、
         難解な言葉遣いに走った一派なのだそう、の詩人たちなどの
         インテリ層の出会いの場所となった、と。

         このカフェ・パズコフスキーは、現在のフィレンツェに於いて、
         一番エレガントで古典的なカフェの一つであり、
         その音楽の夕べの催しでも世界に知られており、
         美しい20世紀初頭のスタイルの部屋では、講演会や
         ファッション・ショーも催されるとの事。
         1991年には、国の記念建造物に指定されたそう。


         ちょっと気取ったお洒落をして、お出かけになりますか?
         
         


       3.カッフェ・ラッテリーア・カッフェラッテ・
         Caffè Latteria Caffellatte
         via degli Alfani 39/r デッリ・アルファーニ通り
         tel 055-2478878
d0097427_0105918.jpg

         このヴィア・デッリ・アルファーニという通りは知りませんでしたが、
         ドゥオーモの左の内陣の膨らみ辺りからvia dei Servi を行き、
         交差する道がデッリ・アルファーニ通りで、右折した先辺りの様子。
         写真は、サンティッシマ・アンヌンツィアータ広場の南面にある
         捨児養育院で、位置としてはこの建物の南後ろに当たります。
d0097427_0113436.jpg

         1920年に「牛乳とカフェを混ぜる」許可を得た牛乳・乳製品店。
         ですが1840年より肉屋として開店していた店なのだそうで、
         棚、フック、カウンター、大理石の上張りなどにその名残があるそう。

         1984年から新しくヴァンナ・カザーティ・Vanna Casati が
         主人となり、古いスタイルのままの朝食、つまり丼鉢式のカフェラッテ、
         パン、バター、ジャム、そして店の奥で作られたお菓子、で
         新しくサーヴィスを始めたのだそう。

         現在もこの地区の乳製品販売店としての役割も果たしながら、
         店が作る品の価値の高さ、和らぎの雰囲気にファンが多く、
         近くにあるフィレンツェ大の文学部の学生や教授たちが
         通ってくる場所、との事。


         写真を見ても、如何にもその雰囲気がありますね。
         サン・マルコ教会、捨児養育院、またアッカデミア美術館に
         行かれた時などに、レトロの雰囲気を味わいにどうぞ。
         
         
         
         
       4.カッフェ・レ・ジュッべ・ロッセ・
         Caffè Le Giubbe Rosse Restaurant
         piazza della Repubblica 13/r  レプッブリカ広場
         tel 055-212280
d0097427_0115863.jpg

         再びレプッブリカ広場ですが、このカフェは広場の南面にある様子。

         1897年に、ビール酒場 Reininghaus兄弟 として創業し、
         すぐに各種ドイツ人集団にその名を知られるようになったものの、
         フィレンツェ人たちはウェイター達の奇妙な上着から
         レ・ジュッベ・ロッセ・赤ジャンバーと勝手に命名。

         国際的雰囲気、そして各種会議開催にも協力的な事から、すぐに
         若いフィレンツェのインテリ層が集まるようになり、  
         文学雑誌や芸術催しの場ともなったそうで、その中には、と
         Papini、Soffici、Palazzaschi、Gadda、Gatto、Pratolini、Vittorini、
         Montale などの名が挙げられております。

         戦後の1947年に再開されたものの、街の文化の衰退に従い、
         店も流行らなくなったようです。
         
         が、1991年より Smalzi 兄弟が経営をするようになり、
         かっての文化交流の場と同様、再びその任を果たすようになっているとか。


         レプッブリカ広場では、以前2度ほど食事をした事がありますが、
         まだこの店も知りません。 レストラン、と店の名に入っているので
         食事も出来るのでしょうし、街の中心ですので休憩にも良いですね。


         という様な事で、まだバールが他に5つありますので、
         次にまたご案内致しますね。

     ◆ おことわり ◆
         私の頭の中には、レプッブリカ広場の北面角に
         カフェ・ジッリがあり、そしてカフェ・パズコフスキーがあり、
         サイトの地図にもあるように、レ・ジュッべ・ロッセが南側、と
         思ってその様に書きましたが、
         グーグルの地図をあれこれ検索しても、確認できませんで、
         逆に北面角にレ・ジュッべ・ロッセがあるように出ます。
         
         どうぞ、ご存知の皆さん
         一つのカッフェの位置でもよろしいですから
         正確な位置をお教え願います!!

       ◆*◆

         ブログご訪問、有難うございます!

         今日は天気予報では曇り空、所により雨の筈でしたが、
         有難い事に、この辺りは予報よりも
         ちょっと良いお天気になるのがいつもの事で、
         はい、薄曇りでやや暖かい気温です。

         と書きだしたものの、後が続きません。
         ガス暖房の燃焼機の点検掃除に来るという
         その連絡電話待ち状態でもあるのですが、
         頭の中空っぽ、体調は順調、です。

         てな事で、ではまた次回に。
         愛の励まし、応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-02-22 00:15 | ・フィレンツェ Firenze | Comments(4)
2011年 02月 20日

   ・・・ 活字印刷博物館 訪問 その1 ・・・

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       今日のご案内は、1月半ばにグループで見学した
       活字印刷博物館・Museo del Carattere e della Tipografia を。

       ご存知のように、ほんの20年ほど前まではまだ活字印刷
       写真植字などが印刷の主流でしたが、
       コンピューターの登場、技術革新の凄まじい早さに駆逐され、
       あっという間に姿が消えたわけですが、

       この博物館の趣旨は、
       引退に追い込まれた活字印刷の様々な印刷機の歴史と展示
       また、それ以前の印刷の歴史も学べるように工夫され、
       最後には、見学者が自分の名前の活字を拾い、印刷もできるという
       大変興味深く楽しい物でした。

       言葉での説明よりも一見に限ると、写真も多くなり
       2回分に分けましたが、最後には意外な物もありますので、
       どうぞお気軽に!

       上はピアーヴェ河・Piave.
       かっては上流のべッルーノから筏を組み、木材をヴェネツィアに
       運んだという河ですが、農業用水や発電に水を使うとかで
       川床の広さにしては水量が少ないのです。が、

       このピアーヴェ河は、歴史には、殆どヴェネトと
       フリウリの境界線の様なイメージで登場しますし、
       第一次大戦では、この河を挟んで激戦が繰り広げられました。

       で、今、ピアーヴェを西に渡ります



       上が博物館への標識で、
       下が第一次大戦の戦没者慰霊廟への印。
d0097427_0364558.jpg



       この一帯の地図をどうぞ
d0097427_0372045.jpg

       右上、太線で囲ったコルヌーダ・Cornuda に活字博物館があり、
       斜めにかする河がピアーヴェ。

       コルヌーダから南東に斜めにまっすぐ伸びる道と、
       下に見えるカステルフランコ・Castelfranco から真っ直ぐ東に、
       その合流点にトゥレヴィーゾがあり、
       そこから南に30Kほどにヴェネツィア、という関係です。       
       
       上から順に、
       ポッサーニョ・Possagno、アントーニオ・カノーヴァの塑像博物館
       http://italiashio.exblog.jp/12742447

       マゼール・Maser、ヴェロネーゼの騙し絵で有名なヴィッラ・バールバロ
       http://italiashio.exblog.jp/9337470

       アーゾロ・Asolo、文化の香りたつ、優雅な小さな町
       http://italiashio.exblog.jp/9806024

       サン・ヴィトー・San Vito、カルロ・スカルパ設計のブリオンの墓
       http://italiashio.exblog.jp/10093931

       アルティーヴォレ・Altivole、キプロス女王であった
       カテリーナ・コルナーロがアーゾロの領主となり、この地に大別荘を、
       http://italiashio.exblog.jp/10138432

       西にバッサーノ・デル・グラッパ・Bassano del Grappa
       グラッパ酒、アルピーノの橋で有名な、豊かな小さな町
       http://italiashio.exblog.jp/11279319

       南にカステルフランコ・ヴェネト・Castelfranco Veneto
       ジョルジョーネの生地として名高い、市壁に囲まれた典雅な町
       http://italiashio.exblog.jp/10712975

       こうして見ると、我ながら結構真面目にご紹介している、と思いつつ、
       ロマーノ・デッツェリーノ・Romano d'Ezzelino の中世風お祭りが
       まだだった、と宿題も思い出し、
       モンテべッルーナ・Montebelluna も何度も通過しながら・・。
       ええまぁ、ぼちぼちと。



       この運河を左に渡った所に博物館があり、
d0097427_0375546.jpg

       オレンジ色の建物の壁に、カナピフィーチョ・ヴェネト
       Canapificio Veneto と読めますが、カナピフィーチョというのは
       麻繊維工場を指し、運河を利用しての作業なのでしょう。

       奥に煉瓦の煙突風が3本見えるのは、
       これは石灰を作っていた窯だそうで、現在は勿論活動せず、
       少し破壊しかけておりました。

       石灰を作る窯については、夏のドロミーティーのハイキングでも
       傍で見た事があり、こちらでご案内を。
       http://italiashio.exblog.jp/11841205



       こちらが今日の訪問先、活字博物館
d0097427_0382691.jpg

       この建物もかってのカナピフィーチョ
       麻のロープを作っていた工場跡利用で、
       右はかっての教会跡をこちらも利用です。
       


       壁にあった開館時間
d0097427_0391777.jpg

       下に以前の案内がうっすらと見えますが、
       今のが断然すっきりとした案内で、
       流石、字体に拘っている、と眺めました。

       ご覧のようにサイトは、
       http://www.tipoteca.it



       案内をして下さったダニエーレ氏・Daniele に迎えられ、
d0097427_0393775.jpg

       こちらは入り口脇の壁を飾る、
       かって実際に使われていた木製活字。

       木の材質は、梨とか桜の柔らかい物で、
       細工がしやすいけれど、1000部位の印刷で消耗したとか。


       所で、ちょっぴり活字印刷についての変遷を。       

       一番最初の活字印刷は、グーテンベルグ・Gutenberg が1455年に
       ドイツのマインツで聖書を印刷した、というのが定説ですが、
       その数年前から彼は活字を使った商業印刷を始めており、
       
       活字による印刷の先駆者は、オランダ人のヤンソン・コスター・
       Janszoon Coster という説もあるようですし、

       はたまたイタリアはヴェネトのフェルトゥレ・Feltre 出身、
       医者にして文学者であるパンフィーロ・カスタルディ・Panfilo Castardi
       が、グーテンベルグに先立つ事22年前の1426年に、
       木製の活字の固まり(単語と思います)を使っての
       手動印刷をした、という研究もあるそうです。

       カスタルディの妻がマルコ・ポーロの孫で、
       マルコ・ポーロが中国より持ち帰った活字を持って嫁入りしたのが
       カスタルディの研究の始まり、という信憑性に満ちたもので、
       彼の客人がマインツにその活字を持ち帰った、のが
       グーテンベルグにアイディアを齎し、金属活字を発明、という物です。

       大変興味深い話だと思うのですが、
       彼について調べられているというニュースもありますので、
       記事がアップされましたらお知らせいたしますね。

       フェルトゥレにあるカスタルディの像はこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/5012770


       では、活字はどのように作られるのか、ですが、
d0097427_040628.jpg

d0097427_0405629.jpg

d0097427_0412036.jpg

       まずこの様に、一番元になる打ち型、金型・プンチが作られます。
       この形は、読む活字の逆の姿ですね。



       そして、柔らかい金属にプンチを打ち込み、
       活字の原型ができ、
d0097427_0414153.jpg



       その原型に鋳物風に金属を流し込み、活字が出来ます
d0097427_042465.jpg

d0097427_0422466.jpg

       この様に上下2つに分かれ、その間に原型を挟み込み、
       上に見える穴から、溶解した金属を流しこみ、
       冷めたら取りだし、縁の余分を削って一つの活字が出来る、という訳。
       


       こちらは、いつの時代の物か、珍しい中国の木版
d0097427_042443.jpg
       
       版は反りを打ち、割れてもいますが、
       両面使われていました。

       大体いつの時代の物か、どんな内容か、どなたか読んで頂けると
       博物館の方にもお知らせ出来て、嬉しいのですが、
       両面の写真がありますので、お知らせ頂けましたらお送りします。



       最初に説明を聞いた部屋ですが、
d0097427_043650.jpg

       この薄い引き出し風の棚、タンス、全てに活字、活字で
       まだ他の部屋にもいっぱい詰まっているのでした。



       モノタイプ・Monotype機
d0097427_0432529.jpg

       上でご覧頂いた活字は全て手作りだった訳ですが、
       そこに登場するのが、このモノタイプという活字製造器
d0097427_0441233.jpg

       まずこちらで、望む活字のタイプを打つと、
       この青い紙に穴が開きます。
       ご覧のように、活字の大きさも指定でき、


       この水色の型紙を、こちらの機械に入れ込みます。
d0097427_0443962.jpg

       正面からの写真が、色が飛んで見えにくいのでこの写真で失礼して、
       前部分の奥に、飛び出した部分がありますね、
       少しでも分かるかと、水色をちょっと入れましたが、
       あの部分にロールのペーパーを挟み込み、

       その下脇には、活字鋳物に要する金属を溶かし、
       自動的に注入する部分もあります。

       要するに、一字づつ作っていた活字が自動的に作れる様になった
       画期的な機械という訳ですね。

       19世紀末に発明され、大変複雑な機械操作の為、
       ロンドンに5年間の勉強に赴いた後に操作出来たと言い、
       現在この近くに当時の技師がひとり居て、
       時に様子を見に来るそうです。



       息抜きに、部屋の片隅にあった銅製の手洗い所をどうぞ。
d0097427_045421.jpg

       美しいでしょう?!
       こんなのが、あちこちの部屋にありました。



       展示されていた、かっての活字拾いの部屋の写真。
d0097427_0452682.jpg

       働いている少年の姿も見えますね。
       こうして拾った活字を組んで印刷した後、
       活字を一つずつ再び指定の枠内に戻す訳で
       その作業時間がバカにならなかったと言います。

       所で、活字を作る金属ですが、
       これもグーテンベルグの発明で、錫と鉛とアンチモンの合金。
       微細な型のなかに入る流動性と、凝固の時に収縮する度合の小さいもの、
       という事だそうです。
       



       手動印刷機
d0097427_046791.jpg

       この様に版に活字を組み、ローラーでインキを載せ、
       左手に跳ね上がっている版に紙を挟み込み、この活字版に伏せ、
       右に見える圧縮板の下に差し込み、印刷、という手順。

       活字を組んだ周囲に様々な形の支え、
       活字版がずれない為の金属のブロックが見えますが、
       これは後になっての発明で、
       グーテンベルグの時代には、木片を差し込んでいたのだそう。

       
       こちらが、全体の様子。   
d0097427_0463515.jpg


       この手動印刷機の古い形、
       また、グーテンベルグが使った当時の木製の印刷機、
       これらについては、ソンチーノの印刷博物館のご案内でどうぞ。
       http://italiashio.exblog.jp/7479431  



       リノタイプ・Linotype機
d0097427_0465846.jpg

       英語では、ライノタイプと呼ぶようですが、
       モノタイプよりも暫く後に開発されたもので、
       こちらは単語のブロックを作ります。

       やはり下のタイプライターを打つと、自動的に単語の活字が
       出来て、上の線が並んでいる部分から落ちて来て集められ、
       左下の版に並んだのだそう。

       一緒に見学に行ったジュリアーナ、彼女は長年中学の先生を
       していたのですが、
       これを見た途端に、わぁ~、懐かしい! と声を上げ、
       生徒を連れて新聞社だったか、見学に行った時に見たようで、
       それを聞いた案内のダニエーレ氏が
       これは”つい最近まで”使われていた、と言葉を訂正、あはは。

       ジュリアーナによると、単語の活字が上から列を作って
       どんどん落ちて来て下に集まる、という
       活気に満ちた光景だった様子で、
       やはり当時としては、大変高額な機械だったそう。


       リノタイプ機の左脇にある、活字用金属の小溶鉱炉、とでも。
d0097427_0472547.jpg
       
       このリノタイプになると、
       使った活字は再び溶かして再生したのだそう。


       前にあった、如何にも使い込まれた感じの皮張り椅子
d0097427_0474624.jpg


       こちらは、ずらっとリノタイプ機が並んだ部屋
d0097427_048754.jpg

       20世紀初めのトリノの新聞社・Gazetta del Popolo だそうで、
       壮観です!



       そしてこちらは、楽譜印刷
d0097427_0482780.jpg

       金属板に、直に彫り込みで、


       その道具類
d0097427_0484864.jpg


       そしてこの写真! 
d0097427_049987.jpg

       専門職というか、職人仕事の最たるものというか・・!!


       という所で、その2にお進み願います
       http://italiashio.exblog.jp/12937234

       明日また来るよ、という方は、お戻りの前に
       下のクリックをお願い致しま~す。  
       寺銭集めみたいだなぁ、ははは!

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by italiashiho2 | 2011-02-20 00:49 | ・ヴェネト Veneto | Comments(2)
2011年 02月 20日

   ・・・ 活字印刷博物館 訪問 その2 ・・・

       引き続き有難うございます!
       活字博物館訪問 その2 をご覧下さい。

       博物館の展示から、
       こちらは、木製活字、キシログラフ
d0097427_23562473.jpg

       
       これもキシログラフの版木
d0097427_23564528.jpg

       我々日本人には、なじみ深い物ですね。


       こちらも木製の、古い時代の物
d0097427_2357757.jpg



       これは金属板の彫り込み
d0097427_23581173.jpg



       活字のデザイン
d0097427_23582999.jpg



       古い写真で、かっての印刷工場風景
d0097427_23585064.jpg

       印刷された物をたち切っていますが、
       この押し切り鎌の形、懐かしいですねぇ。
       そして、なんとたくさんの働く子供達。



       2階部分にある図書室から、
d0097427_23592079.jpg


       現在の活字印刷の本を拝見。
d0097427_001685.jpg

       今も勿論、何軒か何人かは手仕事の活字印刷を続けていて、
       平板な紙の印刷を見慣れた目には、素晴らしく美しい印刷で、
       それもまぁその筈、恐ろしくお高い値段になる本なのです。

       紙はコットン紙



       そして、これを是非ご覧下さい
d0097427_003821.jpg

       翡翠の杯、玉杯、とでもいうタイトルで、  


       中はこれ。
d0097427_005959.jpg

d0097427_013920.jpg
     
       棚にこの本を見つけたのはジュリアーナでしたが、
       中にこの印字を見つけた時、息を飲みました。

       なんと素晴らしく見えるこの名前、印字の美しさ!

       漢詩などは既に忘れ果てていましたが、
       横に並ぶイタリア語で意味が分かり、
       懐かしい世界に、やや茫然となりました

       下終南山過斛斯山人宿置酒  李白

       暮從碧山下  暮に碧山より下れば
       山月隨人歸  山月人に隨って歸る
       卻顧所來徑  來る所の徑を卻顧すれば
       蒼蒼橫翠微  蒼蒼として翠微に橫はる
       相攜及田家  相ひ攜へて田家に及べば
       童稚開荊扉  童稚 荊扉を開く
       綠竹入幽徑  綠竹 幽徑に入り
       青蘿拂行衣  青蘿 行衣を拂ふ
       歡言得所憩  歡言 憩ふ所を得て
       美酒聊共揮  美酒 聊か共に揮ふ
       長歌吟松風  長歌 松風に吟じ
       曲盡河星稀  曲盡きて河星稀なり
       我醉君復樂  我醉へり君も復た樂しめ
       陶然共忘機  陶然として共に機を忘れん


       そして、これ
d0097427_0215100.jpg

       これも!
d0097427_023743.jpg

       美しい美しい漢字の姿!!
       それに引き換え、まずい写真で申し訳ないです。

       イタリア語に対応するために横書きにしているけど、
       本当は、右上から縦書きで、左に続くのだと説明しましたが、
       サイトで見つけた詩は、PCの世界のやはり横書きなのでした。


       各種印刷機の展示
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       どれもがまだまだ充分使える機械ばかりなのですが、
       世代交代で引退の身です。
       こちらに集められた機械類は、全てイタリアの物ばかりで、
       世界の物となると多すぎて、到底無理だそう。

       とりわけ最後の2つは、
       アウシュヴィッツの収容所解放記念に放送されたTV番組内で、
       収容所内での印刷シーンでたくさん登場し、
       納得するやら、絶句するやら。

       そしてこれらの機械類には、作り上げた技術者たちの
       なんとも言えない誇りが込められた装飾があるのです。
       打ちつけられた銘板にしろ、小さな装飾にしろ、
       長く長く使い込まれる筈の機械に相応しい物が。
       それが、ちょっと辛い想いを伝えました。



       見学の最後に、
       各自の名前の活字を一つずつ拾い、枠に並べます。
d0097427_07536.jpg

       逆に打たれた活字を、また逆の向きに並べる訳です。



       こうして皆の名が揃うと
d0097427_081470.jpg

       ダニエーレ氏が微調整を行い、枠の外を詰め、
       上から木片でトントンとそっと叩いて面を揃え、



       こうして版面が整い
d0097427_083795.jpg

       試し刷りをして、また活字の配合などを微調整。 



       この機械は、インキのローラーが自動で回り
       インキの乗り具合も自動調節で、
d0097427_08577.jpg

       脚元のペダルを踏むと紙を挟む爪が持ち上がり、


       こうしてハンドルを回すと、ぐるっとドラムが回り、
       印刷できる仕掛け。
d0097427_091814.jpg

       写真に写っている若者は、高校生かな、
       アンドレア・Andrea といい、
       お母さんと一緒に見学に来ていて、
       写真掲載許可はお母さんに貰いましたからね。

       右に写っているのがレナート・Renato で、
       先日のサン・ボルド峠の写真提供者。 

       この印刷実演には皆大喜びで、にこにことハンドルを回し
d0097427_0102334.jpg
       
       で、出来上がりがこれ!

       一番上に見えるArteStoria というのが、
       あちこち見学に一緒しているグループの名で、
       ちゃんと宣伝して!と言われましたので、はい。

       我々は、ただ活字を拾いハンドルを回しただけですが、
       ここに至るまでの大変な仕事を見た後でしたから、
       こうして皆が大満足だった訳です。


       
       最後に、活字印刷の普及の年代を記した掲示を。
d0097427_013744.jpg

       少し見難いのですが、      
       Magonza 、グーテンベルグのマインツの街 1452年
       イタリアでは、スビアーコ・Subiaco が一番早く1465年
       ここは確か、べネドット派の修道院がある町ですね。
       そしてローマ・Roma が1467年
       ヴェネツィア・Venezia が1469年。

       ヴェネツィアでは、アルド・マヌーツィオ・Aldo Manuzio
       1475年に既に商業印刷出版所を開き、
       ルネッサンス文化に大いに貢献した歴史もあり、
       他にもたくさんの印刷所があったそうです。

       ヨーロッパ圏外では、マロッコが1520年、
       メキシコ、ロシアと続き、日本は1582年と。

       木版刷りはそれまでにもあった訳ですが、
       これは活字を使った手動印刷、という年で、
       これがどこの誰による物か、まだ判明できずにいます。
       天正四少年が手動印刷機を持ち帰った、と読みましたが、
       彼らの帰国は、もう少し後になりますので。

   
       日常生活からは消えてしまいましたが、
       500年間続いた活字印刷の歴史がこうして残り、
       知る事が出来た、興味深い博物館訪問でした。

       そして、最後までお付き合い下さり、有難うございました!

     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       漸くに重い腰を上げ、やっと纏めました。
       なんとかアップでき、正直いささかホッとしています。
       これで明日一日は執行猶予で、ははは、
       ちょっとのんびり出来るというサイクルです。

       昨夜紙綴じ教室で習ったコプタという
       昔エジプトやローマで使われた方法、
       これの仕上げの宿題がありますが、
       また全部済んだら、見せびらかしますので、
       見てやって下さいね。

       という事で、ではまた
       愛の励まし、応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-02-20 00:14 | ・ヴェネト Veneto | Comments(8)
2011年 02月 18日

   ・・・ アルノ河の、ミズスマシたち ・・・

d0097427_23592993.jpg

       今日ご覧頂くのは、フィレンツェのアルノ河
       そして、そこに生息するミズスマシたち、いや違った、
       アルノ河でボートやカヌーの練習をする人々、です。
       そう、ヴェッキオ橋から見ていると、
       まるでミズスマシみたいに軽やかに、行ったり来たり。
       
       日曜祭日は朝から、平日は仕事の済んだ夕暮れ時に、
       アルノ河の煌めく水の色、刻々変わる夕暮れの空と水の色の中
       無心にトレーニングに励む姿に、
       心を遊ばせて下さいね。

       フィレンツェの街のほぼ中心部にかかる橋は4本
       東・上流から、アッレ・グラツィエ、ヴェッキオ、
       サンタ・トリーニタ、カッライアで、
       この区間の先には、上・下流とも堰がありますから、
       彼らミズスマシ族は、この間を行ったり来たりして
       練習する訳です。

       という訳で、上の写真は上流側アッレ・グラツィエ橋の
       東にあるアルノ河の堰
       見える塔はサン・ニコロで、
       山上に広がるのがミケランジェロ広場。
       堰の右の、水の流れが淀む辺りに
       白い水鳥が幾つかいるのが、見えますか?



       こちらは、アルノの南から見るウッフィツィ美術館
       下に3つの大きなアーチを持つ建物で、
       真ん中がコの字型建物の中庭兼通り抜け道。
d0097427_002150.jpg

       左下の河畔に、緑の垂れ下がりがありますが、
       後ほどご覧に入れますね。

       2年前の秋晴れの空



       お馴染のヴェッキオ橋
d0097427_01859.jpg

       あの真ん中のアーチ部、東西に開けた場所から
       ミズスマシ群を待ちうけます。

       ヴェッキオ橋のご案内はこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/12544434


       どこで写した物か、正確に覚えていないのですが、
       ダンテの神曲地獄篇の一節。
d0097427_044559.jpg

       フィレンツェの街中、いやイタリア中の町村の一郭に、
       ダンテが自作に読みこんだ、その場に関連する一節の碑が
       掲示されています。

       良く意味が分からないのは元々なのですが、何に関連する言葉かを
       今回はつきとめましてございます、はい。
       地獄篇13曲146 を頼りに検索をかけ、見つけましたのが、
       sempre con l’arte sua la farà trista;
       e se non fosse che ’n sul passo d’Arno
       rimane ancor di lui alcuna vista, 147

       山川丙三郎氏の訳によると、
       その術(わざ)をもて常にこの邑を憂へしむ、
       もしその名殘のいまなほアルノの渡りにとゞまるあらずば 一四五―一四七

       という部分と思われますが、
       ちょっと読んだだけでは分からない部分が多すぎ、以下略。

       ですが、3つほど全出、全訳のサイトを見つけて喜んでいます。
       というのも、まるで手掛かりが無いのも詰まらないですし、
       時にダンテが、自分の尺度に合わない人間は全部地獄行きにしたのでは?!
       と思う事も多々あるのですもの。
       ぼちぼち取りかかる教科書類だけでも整えて置きませんと。



       こちらが先ほど遠望頂いた河岸の緑の幕の下
d0097427_051630.jpg

       上の通りには、アルノ河を、ヴェッキオ橋を見る観光客がうようよ。
       ですがその下、蔦の緑のカーテンの下には、
       フィレンツェ市民の、多分ミズスマシ族関係の憩いの場が。
    


       で、上のうようよの群れの一人となって下を見ましたら、
       日曜の朝だったか、練習に取り掛かる前の整備中で
d0097427_05402.jpg


       あ、若い女性がいる
d0097427_055946.jpg

       あはは、パンツ丸見えじゃん!


       屈強な男どもに伍して、背番号も1ですぞ。
d0097427_063510.jpg



       ヴェッキオ橋の上から見ていると、
       こんな2人漕ぎも
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       まさにミズスマシみたいに、波紋を引いてやって来て
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       水を煌めかせて通りすぎ
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       下流の堰で折り返して、また通りすぎて行きます。
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       向こう岸に白くぽつんと見える水鳥、
       詐欺かな、もとえ、かな?
d0097427_091252.jpg



       夕暮れに、また戻って来たヴェッキオ橋から。
       下流側のサンタ・トリーニタ橋
d0097427_0101017.jpg



       背番号1、はい、あの女性は舵とりで、
       多分ピッチも数える係だと。
       この夕暮れの写真は別の日ですから、毎日練習なのですね。
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       幾つものミズスマシ
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       奥の方で、方向転換をしているのが見えますね。
d0097427_0112912.jpg



       どんどん夕暮れの空が暗くなり、街の明かりも点き、
       風も冷たくなっていくのに、
       まだまだ粘って練習するミズスマシたち
d0097427_0115032.jpg

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       じゃぁ、夕御飯を食べに行くのでね、
       頑張ってね、チャ~オ!

      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       先月血液検査をしたとお話しましたが、
       蕁麻疹の経過やら、コレステロールの検査の物で、
       コレステロールの数字はぐっと下がっており、
       痒みもまるでなくなり、
       これで無罪放免まちがい無し、と意気込んで皮膚科に。

       が、女医先生が驚くほどの、素晴らしく高いアレルギーの数値がでて、
       何が原因かと、もう一度血液検査に追いやられ。
       豚肉は食べるか、リンゴは、などなどリストがずらっと並び、
       その結果も先日判明しました。

       結果を持って行く前にそっと覗きましたら、
       物凄く高い数値の一つに、コーダ・ディ・トーポ・ネズミの尻尾
       というのがあり、何これ??!!
       いくらなんでも、そんなもの食べまへんよぉ!!
       もひとつ高い数値のは、辞書で、ニガヨモギと知りました。

       女医さんのお話によると、私は野草類にずらっとアレルギー持ちで、
       その上に、トマト、リンゴ、桃、小麦粉、犬・猫のフケ、埃、ナッツ類、
       大豆、海老、ecc ecc
       なんとまぁ、今迄生きて来れたのが不思議なくらい並びました!

       ホントかなぁ、この数値?!
       ネズミの尻尾というのは、野草の名前だそうでやれやれですが、
       とにかくこの結果を壁に貼って、注意しなさい!との
       先生のお話で、それでも一応の決着を見ましてやれやれです。

       春先に目が乾いた感じで、時にムズムズする位、
       桃はアレルギーがあるのを感じていますから、食べず、
       リンゴも少ししか食べない、で長年大過なく過ごしてきましたから、
       まぁ、これからもアレルギー体質である、と自覚し、
       その辺りは少し食べるのを控える、位で大丈夫だろうと。
       ワインは関係ない、としっかり確認しましたし・・!
       大好きな魚介類も海老に少し気をつけるとOKのようで、
       早速にお寿司が食べたくなっています。

       という様な、これからの健康指針でした。

       ではまた
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by italiashiho2 | 2011-02-18 00:16 | ・フィレンツェ Firenze | Comments(8)
2011年 02月 16日

   ・・・ ランス ・ フランス国王、シャンパン、藤田嗣治の街 ・・・

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       今日のご案内は、フランスはランスの街を。
       とはいえ、私はまだ行った事がありませんで、
       写真提供はブログを見てメールを下さり、お友達になった
       海外旅行大好きというkazuさんです。

       ついでに文章も書いて下されば良いのに、ははは、
       思い出だけをちょっぴりお知らせ下さったので、
       自分の為にもとサイトで調べた事を整理しながら、
       この大きな街のほんの少しをご紹介致しますね。

       上はまず、このランスの街のシンボルとも言える
       ノートルダム大聖堂



       ランスの街はどこにあるか
       ウィキペディアの地図でどうぞ。
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       フランス北部シャンパーニュ=アルデンヌ地域圏マルヌ県の
       最大都市だそうですが、ただし地域圏首府でも県庁所在地でもなく、
       人口約18万、パリの北東約130Kに位置し、
       シャンパン醸造の街としても有名。
       赤丸をつけた所がパリ。

       書いてアップして後、どこか気になり再度調べましたら、
       このシャンパーニュ地域は、中世のシャンパーニュの大市
       有名なトロワの街がランスの南にあり、
       イギリスのカンタベリーからの巡礼道ヴィア・フランチジェーナ
       通ってもいたという、
       古くからの通交商の要の町だったのでしょう。


       で、このノートルダム大聖堂・Cathédrale Notre-Dame de Reims
       13~15世紀にかけて建設された、現在世界遺産指定の大ゴシック建築。
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       この聖母のお顔が、エクサン・プロヴァンスの聖堂入り口にあった
       聖母像と目の感じが良く似ていますから、
       やはりフランス女性的なのかも。



       ランスの街は、・・所で、ランスとカタカナで書くのは楽ですが、
       おフランス語では Reims と綴るのですね、
       フランス人のエスプリ、議論好き、文句垂れが想像出来る綴りですねぇ!

       で、ランスのこのノートルダム聖堂で、歴代フランス国王が聖別を受け
       戴冠式を行った事から、戴冠の街、王たちの街と呼ばれるのだそう。
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       こちらはサイトで見つけた獅子王ルイ8世(12~13世紀)が
       王妃ビアンカ・ディ・カスティーリア・Bianca di Castiglia と
       この大聖堂で1223年8月6日に戴冠した時の様子。

       獅子王ルイ8世なる方も王妃もまだ存じ上げませんが、
       最初の1歩という訳で、そのうちまたどこかでお目にかかるかも。

       有名なのは、オルレアンの少女ジャンヌ・ダルクの奮闘のお陰で、
       15世紀にここで聖別を受け戴冠したシャルル7世のお話ですね。



       ランスの聖堂は、数多くの美しい彫像群でも有名ですが、
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       なかでも西面にある、この頬笑みの天使像
d0097427_0521151.jpg

       これは、サイトから。

       ジャンヌ・ダルクとシャルル7世の話、頬笑みの天使など
       頭の片隅に散らばっていた記憶が、お陰さまで
       こうして繋がりましたが、もうひとつありましたので後ほど。



       そして有名なステンドグラス
d0097427_0523846.jpg

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       ここのステンドグラスは美しいだけでなく、
       上下に2つ並んでいるのが特徴ですが、



       こちらは内陣奥にある、シャガールのステンドグラス
d0097427_0532943.jpg

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       第一次大戦の際の空襲で、聖堂は大被害を蒙ったそうですが、
       フランス革命の際の彫像破壊とともに徐々に修復され、
       このステンドグラスは20世紀になってから、
       シャガールが描いた物だそうで、
       下の写真は絵葉書から。
       当時は評判が良くなかったそうですが、今は観光の目玉。



       こちらは、聖堂内に掲示の、
       藤田嗣治画伯がこの聖堂で洗礼を受けた、という物。
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       ランスの街のご紹介を、サイトからの写真で。
       街の市庁舎
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       ローマ遺跡、マルス門
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       葡萄畑
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       イタリアの葡萄畑よりも、木がもっと低いですね。
       やはり美しい葡萄畑!



       この街はシャンパン醸造で有名と書きましたが、
       こちらはシャンパン醸造大手メーカー、MUMM・マム社の前。
d0097427_0563399.jpg

       かって使われていた葡萄絞り機の様ですね。

       マム社には展示室もあるようで、シャンパンの本
d0097427_0565294.jpg

       
       このマム社のシャンペンというのは、皆さんもご存じの筈。
       というのも、F-1レースの表彰台で優勝者がぶっかけあう
       あの大瓶のシャンペンがここの物だと知りました。
       まったく勿体ない事をしますよねぇ。

       そして、この社のかっての社長が藤田嗣治のパトロンで、
       社の敷地内に、藤田嗣治が晩年にデザインし、
       内部にフレスコ画を描いた、小さな礼拝堂があります。
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       藤田画伯の業績、人生についてはたくさん書かれていますから
       ここでは割愛しますが、
       
       小さく静謐な、ロマネスク調の礼拝堂の素晴らしさ
d0097427_0575195.jpg

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       内部は写真禁止だそうですが、サイトから見つけた物を。
       ピンボケですが、感じがお分かりかと。
d0097427_0584211.jpg


       こちらは絵葉書から。
d0097427_05994.jpg

       彼がこれを描いたのは最晩年、80歳を過ぎ病魔に侵されつつの事で、
       まさに美の女神に取りつかれ、捧げつくした人生でした。

       彼はスイスのチューリッヒで亡くなり、パリ郊外に葬られましたが、
       この礼拝堂には最後の妻君江さんがその遺言により
       葬られているそう。

       この礼拝堂は、国鉄の駅から1kほどの所だそうですから、
       歩いても行ける距離ですね。


       こちらは、パリのカフェに残したスケッチとか。
d0097427_0593299.jpg



       ランスの青空の見える、ローマ遺跡跡を最後に。
d0097427_0595232.jpg

       ローマ遺跡の後ろに見える、いかにもフランス調の古い建物、
       そして左端の、洒落た赤いテントに窓枠、扉。

       フランスは南仏を駆け足で見ただけですが、
       こうして図らずもランスの街を知り、また行きたい場所が増えました
       kazuさん、おおきに、有難うございました!!  


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       ブログを続ける事は、時に追いかけられる有様で大変ですが、
       自分の旅の記録でもあり、止めたら写真もそのままほっとくだろう、
       と頑張って続けています。 が、
       時にこうして、見て頂いた方とのメールのやり取りが始まり、
       写真を見せて頂き、ブログに載せてもよろしいか?
       という事も起こり、新しいお友達も増えます。

       学校が同じだったという若い頃の友人よりも、
       同じ興味、趣味を持つネットを通じての新しいお友達とは、
       勿論お互いの性格の相性にもよるのでしょうが、
       お会いした事もないのに、大変親しく感じる事が多々あり、
       お喋りも弾みます。
       不思議ですけど、納得です!

       こうして声を掛け合い、励まして頂き、
       また元気で遊んでご報告を、という・・、あはは。

       トラックバックについては、余りネット・サーフィンを
       しないタイプでもあり、今迄閉じていましたが、
       そちらから入れて頂ければ、こちらも目指して訪問できる、
       という事で、承認制ですが欄を開きましたので、
       こちらもどうぞ、よろしくお願いいたします。
    
       という事で、ではまた
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by italiashiho2 | 2011-02-16 01:00 | ・フランス France | Comments(12)
2011年 02月 14日

   ・・・ 2月14日 ・ チョコレート・ケーキはいかが ・・・

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       2月14日はサン・ヴァレンタインデイ、だから
       愛のチョコレートを! の騒ぎを大分前から眺めていても、
       部外者には蚊に刺されたほどにもピンと来ず・・! 
    
       ですがお尻に火が付く前日となり、ははは、
       苦し紛れに見つけだして来た
       チョコレート・ケーキ・torta di cioccolato のレシピをどうぞ!

       皆さんがご覧になるのは14日の当日ですが、
       ああた、今からでも遅くはない!
       何にもしないよりは良い、かもだし、

       はたまた、
       だぁれもチョコレートをくれそうな人もおらず、
       上げようか、にも縁がない方、
       せめてレシピをご覧になって、想像してね。
       来年用に、という手もあるし・・、
       イタリアでは、そんなに騒いではおりませんし、
       なんちゅう事のない平日なのだ、とご安心を!
       ん? 自分に言い聞かせているみたい? うるさい。



       レシピの元は、この本
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       民放イタリア・ウーノの、お昼のニュースの最後に短い放送があり、
       彼女べネデッタは元々ジャーナリストですが、
       一家の主婦でお母さんでもあり、自宅の台所で
       友人や視聴者からも届く、簡単で美味しいレシピを作って見せ、
       イタリア・ウーノのサイトでもヴィデオが見れるのですね。
       http://www.tv.mediaset.it/italia1/cotto_e_mangiato/

       お昼を食べながら眺め、以前も紹介しようかと思っていましたが、
       番組の評判がよく本も出版、しかも今度のは写真入りなので、
       ご紹介がしやすくなったという訳です。 

       ではどうぞ。

       材料 1ケ分 4~6人分
       ・甘くない溶けるチョコレート  200g 
       ・バター            200g
       ・砂糖             200g
       ・卵                4個
       ・小麦粉    大スプーン   3~4杯
       ・粉砂糖 ココアの粉



       作り方

       チョコレートを小鍋に入れ火にかけ、半カップの水で溶かす。
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       砂糖を加え、
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       バターも加えて混ぜ、クリーム状になったら、
       火から下して冷ます。
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       卵黄を白くなるまで泡立て、
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       チョコレートに加え、
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       最後に小麦粉も加え、そうっと混ぜる。
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       焼き型にオーブン用の紙を敷き、流しこみ、
       180度で約20分焼く。
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       型から取り出す時は、柔らかいので注意する事、
       上から粉砂糖とココアの粉で飾りつけをする。
d0097427_3183669.jpg


       このケーキは、小麦粉を加えるか無しにするか、
       バターの量も好みで、多くも少なくも出来るそうで、
       各自の好みで変化が付くそう。
      
       食事の後のデザートにも最適ですが、
       かなりボリュームがあるので、小さく切る事、ですってさ。

       
       ボナッぺティ!

     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       ご存知のように、余りレシピの載らないブログですが、
       簡単な家庭料理の写真入り本を見つけましたので、
       時にご紹介出来るかもですが、如何ですか?

       前菜、プリモ、セコンド、デザートとあり、
       材料が日本で余りポピュラーでない以外のレシピ、
       で、探して見ようと思いますが、
       ご意見いただけると嬉しいです!

      ◆無事に息子の結婚式も済み、長い長い食事会を抜け出し、
       余り遅くなり過ぎない内に戻って来ました。

       一旦これをアップした後、写真を整理して、
       見れそうなのがありましたら、また追加いたしますね。
       いやそれにしても、皆さんよく粘りますねぇ。
       私は5時間でギブアップ、でした!


       フランコは50歳再婚、新婦クレディは39歳、
       住んでいるアノーネ・ヴェネトの市役所での挙式でした。
       
       右の市長さんが2人を前に、結婚という物は、とお話しになり、
       この後3人が結婚証明書にサインし、結婚証明書が手渡され、これで終了。
       フランコは何度も涙をぬぐう感激振りで、なかなか可愛い男なのですよ。

       市役所から出てきた所で、お米やら紙吹雪をぶつけられ、
       立ち往生しながらも、新婚さんのキス。

       まずはめでたく、無事に済みました。 
       おめでとう!!

      ◆新婚さんの写真を2葉アップしていたのですが、
       彼の友人がフェース・ブックに載せた写真でちょっともめているらしい、
       と聞きましたので、写真は削除いたしました。
       ご了承くださいませ。


       という所で、では
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by italiashiho2 | 2011-02-14 03:18 | ・旨いもの!Buono! | Comments(4)
2011年 02月 12日

   ・・・ 安くて旨い食堂と、塩のお話 ・・・

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       今日の話題は、1月半ばにグループで出かけた際に食べた
       安くて美味しく量もたっぷりだったオステリーアの様子と、
       料理に欠かせぬ塩の味についての考察を!

       上は、オステリーアに向かうヴェネト平野の冬の畑
       奥の山に雪が見えますが、最近は好天気が続き、
       まるで雪など見えませんです。


       お昼を食べに寄ったのは、我が町コネリアーノからだと
       車で西に40分程でしょうか、
       第一次大戦の激戦地となったピアーヴェ河・Piave を渡り、
       北に向かって少し行ったぺデロッバ・Pederobba という小村の、
       村の真ん中にあるかなり大きなオステリーアでした。

       グループの中に近くの村出身者がいて推薦したとかで、
       トラック運転手が立ち寄る場所で、
       プリモとセコンドで12エウロ!というお値段。

       トラック運転手が立ち寄るとなると、
       美味しい事、安い事は既に請け合いですが、
       さて出して頂いた物は・・、

       プリモ・最初のお皿、にはペンネのトマトソースが出て、
       パスタを頼んだのは私を含め4人ほどだけで、
       ルイーザと半分こして平らげました。

d0097427_015026.jpg

       で、こちら手前2皿が私のお皿ですが、
       左は野菜サラダ、これは分かりますね、
       そうそう、こちらのサラダは野菜だけ出て来て、
       オリーヴ油、ワイン酢、塩コショウは各自好みでかけますが、
       最近はバルサミコ酢の出る事も多くなりました。

       右のお皿の左から、
       熱くて美味しいポレンタの出来立て。

       ポレンタはご存知ですか?
       トウモロコシの粉を水で、火の上で鍋の中をぐるぐるかき回して
       出来上がる薄味の美味しい物で、魚やソーセージの付け合わせ、
       茸の炒め煮などにも美味しく、
       とりわけ出来たては、本当に美味しい!

       その右に2つ見える塊が、とろ~り、チーズを焼いた物
       これは菜食のジュリアーナと私用に。
       手前の茶色の物は、
       ヴェルザ・verza という縮緬キャベツの炒め煮で、
       これが柔らかく甘く美味しくて、味を覚え家でも食べるように。

       ポテトのフライの左に見えるのは、インゲン豆の煮物で、
       あれこれドンと大皿で運ばれて来るのを、各自好きなように取り分けて。

       パスタを先に半分食べていますからね、
       このチーズの半分は到底食べきれませんでした!
       12センチ角位で、厚さは2センチほどもあり、
       これを食べると夕方までお腹がいっぱい!というやつです。


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       これはルイーザのお皿。
       ポレンタ、チーズ、インゲンなども見えますが、
       お肉は串焼きの鶏と豚肉で、美味しかったそう。
       
       これにワインとお水とパンが付いて、12エウロ!!
       嘘みたいでしょ?
       皆お腹いっぱいとなり、にこやかにこやか! ははは。

       勿論ちゃんとしたメニューもあるのですけど、
       皆同じものを大皿で、早く出来るものを、と頼むと
       こんな形で出て来て、どこでも大変安く美味しく食べられます。
       まさに気取らない、家庭料理と同じ食事ですね。



       次の話題は、暫く前から拘っている塩について。
       まずは、
       フランスは南仏カマルグのお塩
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       左から、粒塩の大袋。 これはスーパーで購入。
       真ん中は昨年アルルの街で買って帰ったカマルグの物で、
       これで塩の味に目ざめました!
       右はやはりカマルグの塩で、これはこちらのスーパーで。



       こちらも、今台所にある他の塩類。
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       左から、キプロスの白い塩。 
       氷の結晶を割った感じの薄片粒状の塩で、
       キプロスの黒い塩、というのも小瓶でスーパーにあります。

       ヴェネツィア共和国の塩の歴史を以前読んでいましたら、
       かってはなんと今の大運河沿いにも塩田があり
       船着き場の基礎工事の意味からかと考えていた
       フォンダメンタという言葉、
       これが塩田の仕切りを現わすとあり、へぇ~!

       ヴェネツィアの干潟の端のキオッジャにも有名な塩田があり、
       それに絡む悲惨な籠城戦もあったとか、
       塩の歴史には深い物がありましたが、

       やはり南のキプロスの塩というのは、砂糖と並んで
       当時から有名で高価な上等品だったようです。

       次、フランス北方ブリターニュのグレーの塩
       蓋の部分を回すとガリガリと引ける仕掛け。
       同様の小瓶で、ヒマラヤの塩、確か薄いピンク色もスーパーに。

       次は暮に届いたプレゼントに入っていた、伯方の塩
       これも美味しそうで、まだ大事に取っています。

       一番右がスーパーで一般に売られている塩
       これは下にFINOとあるように細かい塩で、
       大きな粒の塩と両方を、今迄疑問なしに使っていたのですね。

       最初に塩の味に目覚めたのは、昨年カマルグの塩を買って戻り、
       味がまるで今迄の物と違い、甘い事に気が付いた時からで、
       そうなのですね、本当に甘い塩の旨さなのです
       
       一般に売られている塩も、海の塩と書いてありますし、
       これ程違いがあるとは考えもしませんでしたが、
       なんとまぁ、ああた、それはもう目から鱗の違い、
       いや、味の問題ですから、・・どう言ったらいいんだろ?
       てな事で、今頃はとんとお出ましの機会がなくそのままに。

       上の写真の丸い筒状の、新しく見つけたカマルグの塩125gは、
       やはりスーパーで見つけた大袋1Kgの倍以上のお値段ですが、
       まぁ一人暮らしのささやかな贅沢で、サラダなどに気分良く、

       パスタを茹でる時などは、大袋の塩を、
       キプロスの白い塩は、スープや煮物、炒めものに、
       ブリターニュの小瓶は卓上でちょっとかける時に、と
       あれこれ使い分けて楽しんでいます。

       日本には何でもありますよね? ・・と少々羨望をこめて、
       どこかでカマルグの塩など見つけられたら、
       是非、塩の味の違いをお試しくださいね!
       こちらがもっと美味しい、という塩があったらお知らせを!



       という事で、美味しいカマルグの塩に敬意を表し
       カマルグの白馬、海辺の店で食べた旨かった物をどうぞ!
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       カマルグのご案内はこちらに、
       http://italiashio.exblog.jp/11476037

       最後は、美人のマリアーナ・Mariana で〆て。
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       彼女はモルドーヴァの女性なのですけど、美人で性格良く、
       イタリア語もペラペラ、・・・ん、えらい違いやなぁ!


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今夜は、簡単な製本の仕方のコースに出かけるので、
       あれこれ自分専用の道具に使えそうな
       紙を折り曲げる線の印付け用に、布用のヘラとか、
       穴あけの千枚通し、色糸各種(レース編み、刺し子糸など)
       小鋏、針穴の大きな針、などを揃えましたが、
       不足は、金属の定規位。

       道具類、使用する紙は全て講師が揃えてくれるのですが、
       自分で持っている使える物は使いたい、手仕事大好き人間で、
       揃えたものをいそいそと小袋に入れて、・・小学生並み!

       かってのエジプトやローマ期に羊皮紙を閉じたという
       コプトという製本法、
       和綴じの方法、などもこれから覚えますが、

       ですが最近はPC使用のみで、手書きを極端にしなくなり、
       綴じたノート類を何に使用するか、
       という素朴な疑問・・、さて?!

       でもまずは、手を使いに行って参ります。
       
       という事で、
       愛の励まし、応援クリックを、お忘れなくお願いいたしま~す!

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by italiashiho2 | 2011-02-12 00:18 | ・旨いもの!Buono! | Comments(14)