<   2011年 05月 ( 16 )   > この月の画像一覧


2011年 05月 31日

   ・・・ ヴェネツィアの館 ・ カ ・ ドーロ その2 ・・・

d0097427_5335179.jpg

       煌びやかで優雅な館としてヴェネツィアを代表する
       カ・ドーロ・Ca' d'Oro のご案内を続けます。

       15世紀にマリーノ・コンタリーニによって建設され、
       世紀を経るうちに所有者が何代も変わり、内部も住居として
       分割され変化していたのを、
       現在の国の美術館ジョルジョ・フランケッティと
       その名を冠されている彼が1894年に買い取り、
       30年近い年月と情熱と膨大な金額をつぎ込んで修復したもの、
       とお話しましたが、

       今日は上階の様子、所蔵品のほんの一部
       そして、あのロッジャからの大運河の眺めをご覧頂きますね。

       上の写真は、運河の斜め向かいの魚市場から河岸沿いに行き、
       少し西の位置から見る
       カ・ドーロとその西隣のパラッツォ・ジュスティ・Palazzo Giusti
       このジュスティ邸には、カ・ドーロに設置の
       ジョルジョ・フランケッティ美術館の事務所があるそう。



       こちらが現在の美術館の入り口を入った所にある中庭で、
       この奥に先回ご覧頂いた運河側からの中庭があります。
d0097427_5341480.jpg

       かっての正面玄関であった運河側とは違い、
       今は店が立ち並び観光客が行きかう道路側から入って来ますから、
       緑の中庭の穏やかさは心に沁み入り
       なんとなしに日本の坪庭を思い出しました。



       2階に上がり大展示室に足を踏み入れ、
       まずその右手の先にある、目を瞠る美しいもの
       A.マンテーニャ・Andrea Mantegna の「聖セバスチャン」
d0097427_5343148.jpg

       マンテーニャの絵も素晴らしいのですが、
       置かれている場所の見事さ!

       この絵の為に、ジョルジョ・フランケッティが
       礼拝堂風に設えらえたものだそうで、        
       使われている大変貴重な大理石とが醸し出す
       なんとも言えぬ素晴らしい調和の佇まいをご覧下さい。


       こちら、アップをどうぞ
d0097427_5352078.jpg


       15世紀の画家マンテーニャ(1431~1506)の作品は
       生地に近いパドヴァからヴェローナ、
       その生涯を閉じたマントヴァを始め各地に散らばりますが、
       ミラノのブレラ絵画館にある「死せるキリスト」
       逆遠近法をしたとでも言える足の方からの描写、を
       ご覧になられた方は多いと思いますし、
       有名作品は数多いのですが、
       ここでは「聖セバスチャン」に限りまして

       これはほぼ最晩年の作品、多分1506年、画家が亡くなった年に
       彼のマントヴァのアトリエに残されていた物で、
       キャンバスにテンペラで描かれた(213x95cm)もの。
       
       絵はその後16世紀の前半半ばに、枢機卿ぺエトロ・ベンボ・
       Pietro Bembo の家にあったのを見た、という記録があり、
       1810年、その遺産の相続人から、パヴィーアの解剖学外科医の
       アントニオ・スカルパ・Antonio Scarpa のコレクションに。
       1832年、このスカルパ氏の死去に伴い、この作品は
       ヴェネトはモッタ・ディ・リヴェンツァ・Motta di Livenza の
       彼の弟と甥の元に1893年まで。

       こうしてこの作品は、カ・ドーロの修復に生涯を捧げた
       ジョルジョ・フランケッティの手元に
       カ・ドーロを購入する1年前にやって来た、という次第。

       画家の最晩年の作品(75歳)でもあるのですが、
       なんとも素晴らしい、全ての無駄を省いた到達点
       ともいえる描写、

       絵の右下に、ふっと火が消え薄い煙がなびく蝋燭があり、
       それに巻き付いた紙片にあるラテン語の意は、
       NIHIL NISI DIVINVM STABILE EST / COETERA FVMVS,
       神のみが永遠、他は煙  

       晩年の画家の心境が写しだされたかのような作品ですね。

       同じモチーフを描いた、同画家の他の2点を下に
       並べて見ると、その差が良くお分かりと思いますので。

       ウィーン・Kunsthistorisches Museum 68x30cm
       板にテンペラ  1456-1457頃の作品、画家25、6歳
d0097427_5355724.jpg
       

       パリ・ルーヴルの作品 257x142cm
       キャンバスにテンペラ 1481年、画家50歳
d0097427_5361198.jpg


       こういう素晴らしいマンテーニャの作品を手にし
       その翌年カ・ドーロが売りに出されたと聞いた時の、
       ジョルジョ・フランケッティの心の内の想いが
       想像できる気がしません?!


       作品にぴったりの礼拝堂風の安置場所の天井は、
       このなんとも素晴らしい格子天井
d0097427_5363413.jpg

       この格子天井も、他の古い建物から移したものだそう。

       カ・ドーロの修復に関して、友人の一人であった
       ガブリエーレ・ダヌンツィオ・Gabriele D'Annunzio
       様々に助言したと言いますが、
       ダヌンツィオ自身も国に贈り、博物館として今残こる彼の家
       ガルダ湖畔ガルドーネ・リヴィエーラ・Gardone Riviela の、
       彼が自分の好みに合わせてコレクションした膨大な品々で
       埋め尽くされ、飾られた家を思い出しました。
       こちらもご覧下さい。
       http://italiashio.exblog.jp/5946852 



       2階の、大運河に面するロッジャの様子をどうぞ。 
d0097427_5365297.jpg

d0097427_537633.jpg

       訪問したのが昨年12月の半ば、冬の早い夕暮れ時。
       それでも素晴らしい眺めでしたので、
       もひとつ上の3階からの景色をお楽しみに!

       以前、外壁の修復が済んでしばらくの時期だったかに
       訪問した事があったのですが、
       荷物は全て下に預け、ですから勿論写真もダメで、
       運河を覗こうと手摺の下の部分にちょっと足をかけましたら、
       ・・写真では普通の高さに見えますが、
       これが天井も大変高く、手すりも背の高いものでしで・・、
       監視の人が即やって来て、ダメ!と言われたものです。

       今回は、学習済みの私めは爪先立って覗きましたが、
       グループの他の女性は足を乗せ・・、
       でも、誰も叱りには来ませんでしたし、
       写真もフラッシュ無しならOKでした。
       はぁ、少し監視体制が緩んで来ているのかも、ですね。



       こんな可愛い大理石の少年像とか、
d0097427_537332.jpg



       ロッジャ側から奥を眺めた様子で、
       左手に見える窪みの部分に、マンテーニャの作品。
       この綴れ織りも素晴らしかったですねぇ。
d0097427_5375797.jpg


  
       多分、これはどこかのお屋敷の天井下の飾りの部分
       フレスコ画を剥がしたもので、大変長く、
       様々のモチーフが続いたもの。
d0097427_5381279.jpg



       こちらは3階への階段の木の手すり
d0097427_5383124.jpg

       細かい彫りの施された素晴らしい物で、
       ヴェネトのゴシック様式教会から外されていた物を
       譲り受けたといい、
       これは表の彫りと、階段内側の普通の格子と
       2重になっていたと記憶します。



       3階の展示室には、ヴァン・ダイク・Anton van Dyck
       「紳士の肖像」や、
d0097427_5384955.jpg

       肉眼では顔と手、襟飾り以外は全て真っ黒に見えたのが、
       写真の中では・・?!



       こちらがちゃんとタイトルを見ていないので・・ですが、
       ジョルジョーネのフレスコ画かも、
d0097427_539550.jpg


       これは、ティツィアーノだったと。 
d0097427_5391997.jpg

       

       北方絵画も何枚かありまして、そのうちの一つ
       ヤン・ファン・アイク・Jan van Eyck の「磔刑」
d0097427_5393439.jpg



       3階のロッジャ、冬の陽が落ちかけ・・
d0097427_5394929.jpg


       
       お待たせいたしましたぁ、
       なんとも素晴らしい、大運河の眺めをどうぞ!
d0097427_5401738.jpg
    
       まずは東向きに、
       斜め前の鮮やかなテントが見える建物が魚市場で、
       その向こうの低い白い屋根の並びは、野菜市場。

       斜めに続くのは裁判所で、大運河はカーヴし、
       リアルト橋に出会います。
       遠くにサン・マルコの鐘楼も見え・・、


       こちらは正面、
       左から2軒目か、一番右端かが正確ではないのですが、済みません、
       モロシーニ・ブランドリン邸・Palazzo Morosini Brandolin
       どなたか、お教え願います!
d0097427_5404083.jpg

       と書きましたら、有難うございます、「在伊の者」と仰る方から
       即教えて頂けました!
       左から2軒目の、ロッジャの円柱上の飾りがカ・ドーロ、ドゥカーレ宮
       とも似た建物、がモロシーニ・ブランドリン邸です。
       綴りも間違っておりましたのを訂正いたしました。
       今後とも、よろしくお願いいたします!
       


       西になりますが、
       赤い建物が、カ・ファヴレット・Ca’Favretto 現在ホテルで、
       その向こうの白い大きなのが、
       カ・コルネール・デッラ・レジーナ・Ca' Corner della Regina
       呼ばれる、カテリーナ・コルナーロ・Caterina Cornaro、
       キプロス女王となり、後アーゾロの女君主となった、
       が生まれた家。
d0097427_5405582.jpg

       カテリーナ・コルナーロについては、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/10138432

       冬の夕暮れ近い写真で、少し寒そうな色で残念ですが、
       ヴェネツィアは、夏も冬もそれぞれに美しいという事で・・!


       では最後に、青空に映えるカ・ドーロをどうぞ!
       ヴァポレットの中からで、全景は一枚には到底無理ですが、
       細部をゆっくりお楽しみ下さいね。
       2階、3階部分
d0097427_5424120.jpg


       1階の、かっての正面玄関口
d0097427_5425951.jpg


       最後は、正面の一番上部の飾り部分と、休憩中のカモメ君たち
d0097427_5431215.jpg


       2回に分けて、少し詳しくご紹介したカ・ドーロ。
       この館は、私にとってのヴェネツィア大好きが始まった
       原点の一つでもあり、修復に情熱を傾けた男性の事も読み、
       なおの事、ちょっと頑張ってご案内したかったのですが、
       お楽しみ頂けたように願っています。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       昨日日曜は上天気の暑い一日でしたが、グループで
       トリエステの手前のドゥイーノの古城、リルケの小道、
       そして第一次大戦の大激戦場跡の一つを訪れる事ができ、
       充実した日を過ごしました。

       海辺の素晴らしい古城の様子や、蒼い海のヨットなど、
       またたくさん見て頂こうと思いますので、
       よろしく、そしてお楽しみに!

       で、今朝は屋外の冷たい水のプールで体操し、
       ブログ書き、といささか疲れ・・。
       はい、今夜は早仕舞にしようと思いますが、

       それではまたまた、
       励まし応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
   

by italiashiho2 | 2011-05-31 00:48 | ・ヴェネツィア Venezia | Comments(13)
2011年 05月 29日

   ・・・ カ ・ ドーロ  その1 ・ ヴェネツィアの館 ・・・

d0097427_531784.jpg

       今日のご案内は、ヴェネツィアの館のシンボル的存在である
       カ・ドーロ・Ca d'Oro です。
       かっては金色に塗られていたのでカ・ドーロ・金の家
       と呼ばれる、と、豪奢なヴェネツィア貴族の館の代表にも、
       はたまたヴェネツィア・ゴシック様式と呼ばれる
       その実に典雅な姿は皆さんも良くご存じでしょう。

       国鉄駅からヴァポレット・水上バスに乗り、
       リアルト橋に向かって大運河をゆるゆる行くと、
       じきに進行方向左手に見えてくる美しい姿。
       
       2度訪問もし、スケッチもし写真も何度も撮りつつ、
       でもご案内は準備不足でまだでしたが、
       昨年暮れの再度の訪問の際に、新しく知った事どもが
       気持ちのきっかけとなりました。

       ご存知のように、このカ・ドーロには現在国の
       ジョルジョ・フランケッティ美術館・La Galleria Giorgio Franchetti  
       が設置されていますが、
       名前の由来である男爵ジョルジョ・フランケッティ
       この館の修復に大変な情熱をかけたのですね
       そして多少ながらもその修復の様子を知ると、
       是非皆さんにも知って頂きたくなりました。

       という事で2回に分けてご覧頂きますので、
       どうぞ、よろしくお付き合い下さいませ、ませ。

       上の全景はカナル・グランデからの正面で、サイトからの物。


       これは建物のすぐ東脇にあるヴァポレットの停留所からで、
       2階部分のロッジャとバルコニー
d0097427_534265.jpg

       建物、美術館訪問には、ヴァポレットでもOKですが、
       国鉄駅とリアルト橋を結ぶストラーダ・ヌオーヴァ・Strada nuova
       を駅からですと、橋を5つ渡り右手にあるカッレ・カ・ドーロを入るか、
       リアルト橋南方面からですと、橋を3つ渡り左にカッレ。

       開館時間は、月曜日 8:15~14:00
             火曜~日曜 8:15~19:15
       休館日  1月1日、5月1日、12月25日



       入り口を入り、そのまま上にも上がれますが、
       まずは素晴らしい中庭の様子をどうぞ
d0097427_54321.jpg

       正面、ちょっとエキゾチックな香りの飾りのついた塀の向こうを、
       ヴァポレット乗り場に続く小路・カッレ・Calle が通り、
       今見える扉は通常閉じられていますが、


       カッレから見る扉の模様は、こんな素晴らしい彫り。
d0097427_541848.jpg



       中庭にある井戸、床のモザイク、2階部分への外階段


       ヴェネツィアの街は、運河が道路の役を果たし、舟が交通手段。
       ですから建物の運河に面した側が正面という訳で、美しく装飾され、
       その一郭に舟が入り込んで係留できるようになっていますが、
       最初の写真、左側の真ん中部分に係留場があり、

       客人主人一族は通常、建物に横付けした舟から降りると
       この中庭を通り、外階段から上階に上がったのですね。

       2階部分は、ピアーノ・ノービレ・piano nobile と呼ばれ、
       主人たちの住居、客人の接待部屋などがあり、
       このカ・ドーロにも2階、3階に素晴らしいロッジャがあり、
       最初の写真に見える左半分ですが、
       そこに外階段が連絡しているわけです。

       という訳で、この中庭はいわば建物のロビー部分
       商売用の荷降ろし、荷積みにも勿論使われたでしょうが、
       一家の繁栄ぶりをまず見せつける入念な造りでもあったでしょう。

       以前ご案内したカルロ・ゴルドーニの生家博物館
       中庭にも、似た様子がありましたので、こちらもどうぞ。
       http://italiashio.exblog.jp/10445682


       この素晴らしい中庭の井戸ですが、
       ヴェローナ産の赤い色紋入り装飾用大理石を使い、
       3面に裁き、力、情けの寓意が彫り込まれた物。
d0097427_545615.jpg

d0097427_554578.jpg

       館の最後の個人所有者となり、修復に力を注いだ
       ジョルジョ・フランケッティ男爵がここを1894年購入した際、
       この井戸の所有権は建物と分割され、既に売り払われていたのを、
       パリの骨董屋にあるのを突き止め、買い戻したのだそう。
       

       ヴェネツィアの街の広場でも良く見かける井戸ですが、
       単に井戸・ポッツォではなく、ヴェーラ・ディ・ポッツォ・
       vera di pozzo と呼ばれる事を今回知りました。
       ヴェーラというのは井桁の事で、
       落ち込んだりしないように、また使用に便利なように
       石で井桁を作り囲った井戸の事をそう呼ぶのだと。

       ヴェネツィアの井戸は、こういった穴から雨水を受け、
       マンホールを通して中央に流し込み、
       砂と粘土の層を透した後に汲みだす仕組みで、
d0097427_56265.jpg

       大きな広場には井戸が2つも3つもあったりしますが、
       乾期が続き水不足になる時は、大きな水の運搬船で
       ラグーナ近辺の川から真水を運んだのだそう。

       井戸の使用が不便な家用に、水売りの存在もあったそうですが、
       1884年に遂にシーレ川・Sile、トゥレヴィーゾを通り
       ヴェネツィア・ラグーナに注ぐ川水を利用しての水道が通り
       現在はこのヴェネツィアの街の井戸は使用されていません。

       が、一体幾つぐらい井戸があると思われます?
       確認されているのが600以上!
       個人の家の分を含めると、まだ200以上見つかるだろうとの事。

       ははは、私が何を考えたか分かります?
       今迄撮りためた井戸の写真を纏めなくっちゃ、とね。
       ・・そして勿論、皆さんにご覧を!


       はい、また本題の中庭に戻りまして、
       色大理石を使ってのモザイクの床模様をどうぞ!
d0097427_562597.jpg

       素晴らしいでしょう?!
       上の中庭の写真にも少し見えますが、
       これも修復に情熱をかけたジョルジョ・フランケッティの賜物で、
  
       彼はとにかく、最初にこの建物が造られた15世紀のイメージに沿った
       当時の豪奢で洗練された建物に修復をする事に心を砕き、
       使う大理石も決して新しい物を使わず、
       モザイク柄も、サン・マルコ聖堂やヴェネツィアの古い建物からの
       イメージ、はたまた12~14世紀に持て囃されたコズマ風から、
       彼自身が幾何学模様を描いたりしたのだそう。

       コズマ風・cosmatesche というのは、コズマ一族・cosmati という
       ローマを中心に12~14世紀に活躍した大理石装飾や
       モザイク技術に長じた、彼らの柄なのだそうで、

       il porfido rosso antico・斑岩、
       il serpentino・蛇紋岩、
       il cipollino verde・緑色の縞がある雲母大理石、
       il giallo antico・アルジェリア産の濃黄色の大理石、
       il pavonazzetto・(paonazzo?、暗い赤紫色の、濃い菫色の)
       il verde antico・白い筋目の緑の大理石、

       なんぞという使用した大理石の名がぞろぞろ出て来まして・・、
       il marmo luculleo が、何か判明しませんでしたが、

       どうぞ、写真と石の名を見比べて下さいませぇ!



       中庭から見上げる建物、北側
d0097427_564831.jpg


       西側
d0097427_57749.jpg


       西側の3階部分
d0097427_572355.jpg

       今ここに見える素晴らしいバルコニーも、
       ジョルジョ・フランケッティが、最初にあったように再建したもの。

       というのも、もともとこの館は1421年から40年にかけ
       有力裕福なヴェネツィア貴族のマリーノ・コンタリーニ・Marino Contarini
       によって当時の一流建築家が集められ、彼自身が指揮を取り建設、

       大運河に面した正面壁は、ウルトラマリン、黒、白、赤色に塗られ
       しかも多くの部分に金箔が貼られていたそうで
       その素晴らしさから、金の家・カ・ドーロ・Ca' d'Oro と呼ばれたと。

       多色装飾があった事は知りませんで、
       金が塗られていた、と今迄考えていましたので、これも新知識。

       コンタリーニ家というのは、とにかく栄えた家柄で、
       18の家に分枝し、8人ものヴェネツィア総督を送りだし・・。
       が、読んでいて大笑いしたのは、
       彼らの家柄の人間が関係している際の投票では、代理人達が
       大評議会の部屋から出る都度に、大騒ぎをしたというのです。

       ご想像下さい、どんな騒ぎだったかを!
       厳格な政治制度を持ったヴェネツィア共和国、と言われていても、
       昔も今も中身はやはりイタリア人、いや、ヴェネシァンですねぇ。
       
       はは、また脱線ですが、
       で、このマリーノ・コンタリーニは館建設のすぐ後1441年に死亡、
       その一人息子ピエロ・Piero が継ぎますが、
       その後はその娘たちの間で所有が分割され、
       長い年月のうちに所有者が次々と変わり
       分割された住居としての内部変更が甚だしくなっていた様子。

       それを19世紀の末にAlessandro Troubeskoy (プリンチぺですと)が
       当時有名なバレリーナのマリーア・タリオーニ・Maria Taglioni に
       贈り物として購入! 改装します。が、
       この時に、はい、お待たせいたしました、
       上のバルコニーや、外階段を取り外したというのですね


       この時の改装で、運河側にも手をつけたのかどうか、
       サイトから見つけました当時の写真をどうぞ
d0097427_574629.jpg

       上階の変化は見えませんが、1階の右側、
       現在は2つの窓が4つ見えます。
       が、案外これは、こちらがオリジナルの形なのかもですね。



       これは、運河側から中庭に入って来た時に見える様子。
       なんとも素敵な空間でしょう?!
d0097427_58954.jpg

       奥に彫像が見えますが
        
       こんな様子。
d0097427_582584.jpg
   
  
       ジョルジョ・フランケッティ自身、大変なコレクター
       しかも素晴らしい目利きのコレクターで、
       この館にも彼のコレクションが展示され、
       はたまた、1916年に彼から国へ贈呈されたこの館には、
       現在幾つかの国のコレクションも含まれているそうです。


       中庭脇の天井部分はこの格子天井
       細かい柄が施されているのが見えますか?
d0097427_5201625.jpg




       壁の大理石の色、柄も素晴らしいでしょ、
       運河側からの入り口脇の壁も、この柄で埋められ、
d0097427_584922.jpg




       こちらが、中庭を挟んでの南側と外階段
       階段の下の整然としたアーチが素敵ですねぇ。
d0097427_5281540.jpg




       階段の手すり部分の小さな像
       どれほどフランケッティが苦心して集めたものか・・。
d0097427_595927.jpg



       という事で、最後はジョルジョ・フランケッティ男爵を
d0097427_5101864.jpg
 
      
       この笑顔の写真は大分前に見つけたのですが、
       彼の人生について書かれたのが見つからなかったのですね。
       それが、つい先日偶然に短いながら2つ程も見つかり、
       カ・ドーロについても書かれたのが別に見つかり、
       読んでいて、彼の修復にかけた情熱に
       ささやかな敬意を捧げたくなったのです

       ヴェネツィアを27年前に最初に訪問した時
       即大好きな街となり、カ・ドーロの素晴らしさにも魅せられ
       いつか絵に描こう、その時は金箔を下に貼って、と
       謂れも詳しく知らぬまま、描いたり撮ったりして来て、
       いま改めて知った彼の仕事に、感謝と敬意を表します

       ジョルジョ・ジョアッキーノ・フランケッティ
       Giorgio Gioacchino Franchetti

       1865年1月18日トリノ生まれ
       父 ライモンド・Raimondo 男爵  
       母 ルイーザ・サーラ・ロシィフィールド・Luisa Sara Rothschild
       
       3人兄弟の末子、長兄アルベルト・Alberto は力量ある作曲家に、
       2番目エドアルド・Edoardo は外交官に、

       父親とまるで違う性格を持つ彼は母親似、
       ウィーンの洗練された知的な環境の中で育ち、
       音楽や美術品、文学に情熱を持ちます。

       トリノの軍のアッカデミアを卒業するものの、
       ピアニストへの勉強で、ドレスデン、そしてミュンヘンに。
       ここで知り合った男爵令嬢 Maria Horustein Hohenstoffeln と結婚、25歳。

       父親との不和が原因で家から離れ、その為経済的には余り良い状態では
       ないものの、美術品のコレクションに情熱を持ち始めます。

       1890年26歳にフィレンツェに音楽家としての勉強の為移住。
       当時フィレンツェはまさにルネッサンス期のトスカーナ美術に
       世界中が注目し始めた時期に当たり、
       妻と一緒に、それまで以上に系統だったコレクションを、
       祖父からのそう莫大でもない財産もつぎ込み、始めます。

       経済的にはそう自由ではないコレクターではあるものの、
       とにかく目利きだったようで、その本質を見極めての
       掘り出し物が多かったとか。

       1891年の長男ルイージ・Luigi の誕生を機に良好となった
       父親との関係もあり、ヴェネツィアに戻りますが、
       一家の所有となったサン・ヴィダールのパラッツォ・カヴァッリ・
       Cabvalli の修復に関し、そのオリジナルと大いに違う修復方法に
       再び家を出て別に住まいを持ちますが、余りの狭さに深い違和感を。
       
       この現在のアッカデミア美術館の大運河の向かいにある
       カヴァッリ・フランケッティ邸の内部はこちらでご案内を。
       http://italiashio.exblog.jp/12672369
      
       そうこうするうちに、1894年カ・ドーロが売りに出され
       当時としては莫大な金額17万リーレで購入
       そしてその全ての情熱と知識を注ぎ、修復に取り掛かった訳です。

       井戸の買い戻しや、床のモザイクについても触れましたが、
       新しい材料を使わずに、往時の高価な貴重な物を選び、
       洗練された美的センスが許すものだけをつぎ込んだのですね。

       様々な友人達が助言を与えたと言いますが、
       その中には、ガブリエーレ・ダヌンツィオもいたとかで、
       最初から、彼はこの館を自分の住居にするつもりはなく、
       自分のコレクションを置く、公開の博物館にするつもりだったと言います。
      
       余りにもの莫大な修復経費に、遂に1916年に国と契約を結びます。
       彼のコレクションとカ・ドーロを、修復が済んだ時点で
       国に贈る代わりに、経済面をカヴァーするという同意です。

       こうして1927年1月18日
       本来ならば彼の62歳の誕生日に当たる日に
       ジョルジョ・フランケッティ美術館が開館に至りますが、
       その5年前に彼は世を去っています。

       29歳で館を購入、その後の28年間、
       まさに人生の半分をこのカ・ドーロの修復に捧げつくした男
       美に魅入られたというか、ある意味なんとも壮絶な彼の人生ですが

       改めて彼の写真を見ると、磊落そうな爽やかな笑顔で、
       良いなぁ!!       
       カ・ドーロの美の女神が、彼を欲したのかもなぁ。

              
       少々長くなりましたが、書かずにおれない気持ちがありました。
       ヴェネツィアにお出でになり、
       カ・ドーロを訪問するチャンスがございましたら
       その美しさに大いに見惚れ、愛で
       そして、修復に己の人生を懸けた男性に、暫しの想いをどうぞ!

       
       という所で今回は一応お終いにして、
       次回は中の博物館の様子、 
       そして、あのテラスからの眺めなどをご覧頂く予定です。

       明日日曜は終日トリエステの方に出かけて来ますので、       
       アップが月曜午後になるかもしれませんが、ご了承を。

       それではまた、
       励まし応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
     

by italiashiho2 | 2011-05-29 05:17 | ・ヴェネツィア Venezia | Comments(8)
2011年 05月 27日

   ・・・ イタリアで一番素晴らしい 植木の迷路・ラビリントを、・・・

d0097427_0355090.jpg

       今日のご案内は、ほら、タイトルと上の写真で
       もうお分かりですね。
       はい、イタリアに現在残る3つ(または4つという声も)の  
       植木の迷路の内でも、一番大きく素晴らしい、

       ブレンタ川沿いのヴィッラ・ピサーニ・Villa Pisani
       の庭園にある迷路、にご案内です。

       「イタリアで一番XX」というタイトルは好きではないのですけど、
       本日の内容で他に言葉が出て来ませんで、・・むむ。

       上のガイドブックの写真でお分かりのように、
       九重の輪を形作り、真ん中に塔があり、その頂きにミネルヴァ像
       円形の4隅に張り出し部分があって、全体は少し歪な四角形
       
       植木の迷路なんて、と少々侮っておりましたが、はは、
       なんとなんと、大いに楽しく迷い、行ったり来たり!
       ええ、今日は皆さんもお迷い下さいね。

       ヴィッラ・ピサーニ、現在は国の博物館なのですが、
       地図のパドヴァ・Padovaの東に見えるストゥラ・Stra にあります。
d0097427_0364534.jpg

       ピサーニ家は、13世紀頃より既に大変裕福なヴェネツィア貴族
       の家系で、幾つかに枝分かれし、ヴェネツィアはもとより
       ヴェネトのあちこちに屋敷を構えていて、
       それぞれがヴィッラ・ピサーニ・XX と呼ばれますので、
       ここのはヴィッラ・ピサーニ・ストゥラ、
       
       ヴェネツィアのサン・ポーロ地区にも
       大運河に面したパラッツォ・ピサーニ・モレッタ・Moretta
       があります。
       

       先回もちらっとお見せしましたが、
       こちらが正面の真ん中部分
       見事な正面の威容は到底ズームの18mmにも収まらず!
d0097427_0362596.jpg

       車前方、突然に目の前に現れた時の印象の強さと驚きは、
       あ、あ、あれ何?! と子供みたいに訊ねた程、ははは。

       ヴィッラ・ピサーニにつきましては、
       また改めてご案内をと考えておりますので、
       今日は庭園をほんの少しどうぞ。

       こちらが入り口部分
       人間の大きさから、像の高さ、はたまた建物の大きさのご想像を!
       入り口にたむろしているのは、ドイツ人の団体さんで、
       他にフランス語も聞こえたりでして・・。
d0097427_037692.jpg



       入り口から真っ直ぐに主館部分を通り抜けると、
       細長い池があり、向こうに見えるのが厩舎、はい、お馬小屋!
d0097427_0372121.jpg

       まぁ当時のお馬ちゃん達は現在の車と同等ですから、
       素晴らしいお高い車を何台も納めるガレージ、
       ではありますが・・、
       サイトであれこれ写真を見ていた時には、
       池の奥にあるこれが母屋かと想像していたのでしたぁ!

       ちなみにヴィッラの建設は1720年、
       以前からのヴィッラを完全に建て直したものだそうで、
       この池は当時はありませんで、
       造られたのは1911年、パドヴァ大学の水理学研究の為に。

       そうなのですね、ヴェネツィア共和国の崩壊が1797年ですから、
       この屋敷はヴェネツィア貴族、栄華の最後のあだ花とでもいうのか
       後にヴェネツィア共和国を倒したナポレオンに購入されたり、
       北イタリアを治めたオーストリアのハプスブルゴ家の物にもなり、
       1866年、イタリア王国にヴェネトが併合されたのを機に
       国の持ち物となって残っている訳です。
       が、また改めてご案内致しますね。
       


       こちらは、コーヒー・ハウス・Coffee House と呼ばれ、
       かっては旅人たちが休憩出来る場所で、
       当時は建物の窓枠がなく、ここの地下にある氷室からの
       涼しい空気が床の穴を通って吹き出す、
       暑い季節に大変心地良い場所だったのだそう。
d0097427_037458.jpg

       小山の周囲を取り囲む池の、蓮の葉からポチャッと蛙が飛び込み、
       まさに、古池や、かわず飛び込む・・、なのでした。



       訪れた午後は、初夏を思わせる暑い日でしたが、
       広大な緑の庭園内は、爽やかな風が吹き抜ける天国で、
d0097427_03813.jpg



       あちこちに置かれた彫像類も目に愉しく・・。
d0097427_0381978.jpg



       こちらが敷地内の様子、本当に広いでしょう?!
       打たれた番号は、現在開催中の彫刻家の作品展示場所を示しますが、
       ついでにこの番号をお借りして言いますと、
       が今日ご案内の迷宮・ラビリント・labirinto です。
d0097427_0383673.jpg



       と言う事で、これが植木の迷宮の入り口
       両脇に右に見える様な彫像があり、
d0097427_0385352.jpg

       その脇にある注意事項には
       禁煙、走らない、動物入園禁止、
       植木に潜ったり乗り越えない、
       ゴミ捨て禁止、乳母車は禁止、
       入園は9:00~13:45  14:15~19:30


       ツゲの植木の高さですが
       中程にちょこっと頭の先が覗くのが見えますか?
d0097427_0391118.jpg

       これは少し高い場所から写したのでこう見えるのですが、
       内に入るとすっぽり隠れる高さ、密度で、
       声はすれども姿は見えず、ほんにお前はXの様な・・、あれ?
       という様子でございます、はい。

       入り口脇に管理の方がいて、子供連れがやって来ると、
       「手を離さないように、中はとても難しいですから」と注意し、
       グループなどは最高30名までが一時に入れ、
       代表はメンバーの名前を記したリストを提出しないとなりません。

       そうなのですね、元々は貴族のお遊び、気晴らし用に
       造られた迷路ではあるのですが、
       なんと全長5Kほどにもなる長さだそうで、

       イザ入り込むと、その高さと密度から見通しが利かず、
       軽~く方向感覚を失い、
       人生の変遷にも例えられる迷路という言葉
       納得できる気がしました。



       ここからは、漸くに辿り着いた中央の塔の上からの眺めを
       まず入り口付近
d0097427_0394142.jpg


     
       その上角部
d0097427_0402026.jpg



       その左
d0097427_0403389.jpg



       中央の搭の上には、辿り着いた人々が上り、
       後から来る仲間に、そこを右、左、とか大声で・・!
d0097427_0405394.jpg

       下の段に見える女性はここの管理の人で、
       とりわけ難しい北側辺りで、迷った人間が顔を上げると、
       そこを左に、とか教えてくれるのですね。


       入り口から塔まで届く正しい道は唯一で、
d0097427_0411833.jpg

       そう、この辺りから西にかけて難しい位置がありましたね。

       ツゲの木で出来た迷路、と書きましたが、
       元々はシデの木だったそうで、
       1929年の寒波でやられたのを、今のツゲに植え替えたのだそう。

       殆どの木がきちんと整えられているのですが、
       ご覧のようにこの辺り、少しまばらに崩れていますね。
       パオロの話によると、乗り越えたり潜ったりする輩のために
       植木が型崩れし、整えるために何年か閉鎖された事もあったとか!
       で、内側に金網が張られているのが見えました。


       この辺りだったか、行ったり戻ったり
       向こうからの人が、行き止まり!と教えてくれたり、ね。
d0097427_0413827.jpg


       
       一旦は塔に近づき、そしてまた離れる行程で、
       遂に塔の入り口が見えた時は、いぇ~い!
d0097427_0415676.jpg



       やっと辿り着いた子供達が、嬉しい大声で、
       仲間や親に指図して。
d0097427_0421419.jpg


       いやぁ、塔の上に着くと
       やったぁ~!という気持ちになるのは皆同じの様で、
       隣の男ども2人が仲間に教えつつ、両腕を広げ、
       ドンネェ~、インフェデーリィ・不信心者の女たちぃ~、と
       教えた通りに動かない仲間に叫んだり、ね、ははは。

       かってはこの塔に若い女、迷路を先に通り抜けた者への賞、
       がいたのだとか・・、優雅なお遊びですねぇ。


       こちらは塔の上にあるミネルヴァ像
       理性の女神で、芸術の守護神だそう。
d0097427_0424455.jpg


       イタリアに現在3つ残っている植木の迷路ですが、
       他にヴェローナのパラッツォ・ジュスティ・Palazzo Giusti
       街の東北部テアトロ・ロマーノに近い場所にあるそうですが、
       ここのは背が低く1m程の高さのツゲの植木、
       つまり隠れ場所にはならない迷路だそう。

       そしてトリノ近郊カラヴィーノ・Caravino という所にある
       カステッロ・ディ・マジーノ・Castello di Masino の庭園にあり、
       シデの木で再建された1kの長さの迷路と。

       という訳で、このヴィッラ・ピサーニの迷路が
       イタリアで一番素晴らしいという事で、

       ガブリエーレ・ダヌンツィオ・Gabriele D'Annunzio
       この迷路からインスピレーションを得て、
       炎・Il Fuoco を書いたとか。
       ミーハーしていると言いつつ、まだ読んだ事が無く・・。


       塔の上から、通り抜けた道をしっかり復習したにもかかわらず
       帰り道には、塔の上の女性に一度教えを仰いだり・・。
       ひょこっと顔を出した子供がダメだった、と言うので、
       そこをもひとつ左だよ、とか言いつつ通りすぎると、
       追いかけて来て、
       あんたたちは出るの? 入るの? って、ははは。

   
       最後におまけ。
       迷路の図をサイトで見つけましたので、皆さんもお試しを!
       赤点が入り口ですよ。
d0097427_0431617.jpg



       庭園のメルロ・Merlo`・クロウタドリが申します。
       辿り着けた?
       実地に試しに来てねぇ!
d0097427_0433525.jpg


       はい、ヴィッラの入場料は、大人8.5エウロ、
       庭園の奥にはカフェがあり、飲み物やパニーノもあり、
       博物館、庭園を一日楽しめますです。


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       お天気の良い日が続いていまして、
       プールの体操も、どうやら来週からは外のプールになりそうで、
       陽射しが少しでも水を温めておいてくれるよう祈るばかり!

       はい、こちらの外のプールというのは、
       何にも覆いのない、まさに屋外プールでして、
       自慢ではありませんが、一日で真っ黒になりますです!
       
       イタリア語では、ブロンズ色になる、と言いますが、
       私の場合は青銅色ではなく、赤銅色!
       あと何年かしての、シミ、ソバカスの大いなる養殖中で、
       今はまだ潜伏期間(・・はかない願望)で、
       そろそろ効果が目に見えてくるのではないかと、
       はい、内心恐れておりますが・・、

       まぁ、ここまできたら諦めの心境で、
       よぉし、今年も真っ黒に、赤銅色に焼けてやるぞぉ!!


       それではまた、
       励まし応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
     
     

by italiashiho2 | 2011-05-27 00:18 | ・ヴェネト Veneto | Comments(12)
2011年 05月 25日

   ・・・ 美味しく食べる・・より良く生きるために ・・・

d0097427_23562121.jpg

       今日のご案内は、先日美味しく頂いて来ましたレストラン、
       いや、レストランと言うよりもトラットリーア・Trattoria・
       飲食店 と呼ぶ方が似合いそうな店ですが、
       美味しくて高くない、イル・チッケット・il cicchetto
       食べた物をご覧下さいね。

       今日のタイトルの言葉は、上の写真の店の名刺の下にある
       mangiare bene...per vivere meglio
       マンジャーレ・ベーネ・・・ペル・ヴィーヴェレ・メーリオ。 
              
       チッケットという言葉の意味は、
       小言、お説教、そしてちょっぴりのお酒などと辞書にはあるのですが、
       どうも、つきだしという意味、軽い料理という意味かも。
       店は昔の場所と変わったそうですが、主人と息子のパオロとは
       既に30年近くもの知り合いだそうで、
       昨年行った店と違う場所にという事で、今回はここに。
       はい、昨年も美味しい店でしたが、こちらの方がお味が良い様で・・。


       地図をどうぞ
d0097427_23564522.jpg

       カンポノガーラ・Camponogara に息子の家があり、
       コネリアーノの我が家から、高速を行くと1時間ほど。

       イル・チッケットの店は、ミーラ・Mira にあり、
       この辺り一帯はリビエーラ・デル・ブレンタ・Riviera del Brenta
       と呼ばれ、トレント辺りからのブレンタ川がゆるゆると
       蛇行しつつ流れて行きます。

       今はシーズン中の遊覧船が通る事で有名ですが、
       ヴェネツィア貴族の素晴らしいお屋敷・ヴィッラが
       立ち並ぶ事でも有名で、眺めが素晴らしい!

       店の位置は、赤字のAの所
       il cicchetto
       Via Nazionale 200 Mira   Tel 333.6882951 
d0097427_2357974.jpg

       ちょっと先に赤い四角をつけましたが、
       ここにはヴィッラ・コンタリーニ・Villa Contarini が。

       右の並木の横を川が流れる素敵な場所で、
       手前に小さな教会、コンタリーニ家の礼拝堂かもで、
       その先に見える大きなのがお屋敷で、こんな様子。
d0097427_2358110.jpg

       ヴィッラ・コンタリーニと呼ばれるのは別にもあり、
       こちらは1558年建設のドゥエ・レオーニ・ライオン2頭
       呼ばれている物で、ご覧のように玄関前に彼らが控えておりまして、
       お屋敷は最近修復が済んだ模様。
d0097427_23582934.jpg

       16世紀建設にしては、すっきり過ぎる気もするのですが、
       まだ調べておりませんで、写真のみを。
       奥にはやはり広い庭園があるようですが、
       一般公開はされていないようです。

       昨春のブレンタ川沿いのドーロ・Dolo の様子はこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/11176143


       すぐ前の川を、こんな風に遊覧船が行ったり来たり
d0097427_23584983.jpg



       店の表の写真が無いのが、例に寄りチョンボでして・・、
       が、まぁ、店の中の飾りつけも至って簡素シンプルで、
       農具やら、
d0097427_235983.jpg


       野菜やら・・。
       トウモロコシの下がっている下にある丸いのは、
       ポレンタを作った時乗せる板
d0097427_23592720.jpg


       上の写真に見える向こうの席には、この後男性のみ9人の
       グループがやって来て、食べるわ飲むわ・・!!
       こちら側にも年配客のグループ6名、
       我々よりしっかり食べていましたねぇ!
       まぁ、皆さん大きなお腹をしていましたけど。

       店は全部で25席ほどの小さな店で、
       予約無しだと到底無理、
       何人か観光客と見える外人さんが入って来ましたが、
       あっさりと断られておりました。



       では、参りましょうか!
       まずはアンティパスト・前菜から
d0097427_00322.jpg

       これはバカラ・マンテカート・Baccala` mantecato
       鱈を柔らかくほぐしてクリーム状にしたものを、
       トーストしたパンに乗せて頂きますが、
       この鱈の味が柔らかく上品で、とても美味しかった!


       蛸のマリネとセロリ
d0097427_003084.jpg


       これは既にご覧頂いた写真ですが、盛り合わせ
       子蛸、シャコ、小海老、イカの子(でしたっけ?)
       そして、貝柱のグラタン!
       美味しく新鮮、量もたっぷり、既にかなりの満腹感。
d0097427_005610.jpg


       これは写真を撮る前に、パオロが先に自分の分を皿に取り・・、
       左が小鰯のマリネで、右がサオール・Saor と呼ばれるやはり鰯料理で、
       一旦唐揚げをした鰯を、玉ねぎと共に酢味で絡めマリネーに。
d0097427_01247.jpg

       鱈のマンテカートも、このサオールも、
       酢の味がきつくなくて美味しかった。



       パスタは、2人前を3人に分けてで、お腹の調子にちょうど良く!
       細い麺に手長海老と白アスパラガスのクリーム・ソース
       白アスパラガスも入っていて、柔らかく優しいお味で、
d0097427_02932.jpg


       この後、各自が野菜サラダを取り、
       パルミッジャーノを割ったものを一皿つまみながら。
       写真撮り忘れ!



       店の前を道と川が並んで通り
       その向こうにこんなお屋敷が見え、
d0097427_023659.jpg


       時にこうして遊覧船が通るのが、
       店の中からも見えるのですが、
d0097427_025964.jpg


       パオロが、あ、食べてる、と言うのでアップでね、
       はい、やはり遊覧船上でもお食事中。
d0097427_032368.jpg


       食い意地が張っているのか、なんというか、
       自分も美味しい物を食べているのに、
       あれらは何を食べてる?!と気になる、
       なんとも卑しい性格で・・、ははは。

       隣の男だけ9人のグループ、向こうの年配6人に
       新しい皿が届くたびに、あれ何? と。
       もうお腹いっぱいで、入らないのにね!!

       といった様子の、ミーラのイル・チッケット、
       お値段は3人で90エウロでした。
       お味を考えるとこれはお安く、
       またのチャンスには行きたい店です。



       ついでに、今回撮りました食事の写真をどうぞ。
       これはジューリアが作ってくれたイカの詰め物と、
       グリーン・ピース
       茄子の茸風という、茄子とニンニクの炒め煮。
d0097427_04050.jpg


       勿論この前に前菜として、たまたま店と同じ
       パンに乗せて食べるバカラ・マンテカートが出て、
       パスタがあり、サラダが出て、デザートはトルタ!

       この家は、ワインを飲まないのがねぇ、難でして!!
       この浮世にはねぇ、飲まずには過ごせない色~んな事があるのを
       幸せな事に、あんたらは知らんのだねぇ~。
       へぇ、まぁ私用に、大変度数の低い白を買ってくれておりましたが、
       甘口でして・・、内心文句少々。
       


       ベランダから夕陽を眺めるジッボ
d0097427_043261.jpg
   


       さて、ここからは出かけて来ましたお祭り会場での食事を。
       ヴィチェンツァ・Vicenza 近くの町の市に行きましたら、
       ちょうどフェスタ・ディ・プリマヴェーラ・春のお祭り
       が開催中で、何があったのか知りませんが・・! はは、

       市の大混雑の人並みの向こう、広場の端に大きなテントが張られ、
       中で食事が出来るようになっていて、
       そうなのですね、何かお祭りの時には必ずこういう食事場所があり、
       お安く気軽に食べれるので、
       バールのパニーノよりは、よほど嬉しく頂けますです。

       これは既にご覧頂きましたが、パオロとジューリアの分。
       サラダ、これはもう一皿あり、
       上は、パオロのスパゲッティ、グリーン・ピースのソース
d0097427_05258.jpg

       右下は彼らが食べた一皿、
       上に乗っているのは、パンチェッタ・ベーコンの5mmほどもある
       厚いのをグリルしたもの2枚、
       その下には、豚のアバラ肉のグリル、これも2切れ、
       そして、パンチェッタに隠れてソーセージ10cm程のが1本、
       付け合わせに、ポレンタをさっと炙ったもの2切れ、


       こちらはジューリアのニョッキ・グリーン・ピースのソース
d0097427_052415.jpg


       グリーン・ピースのソースを食べられた事ありますか?
       写真のはオリーヴ油ですが、
       トマト・ソースにしても大変美味しいソースが出来ます。
       単純にトマト・ソースにグリーン・ピースを入れるだけで、
       美味しい甘いソースが出来ますよ、お試しを!


       これが私めので、はは、記念撮影用にちゃんと並べまして、
       左がポレンタの炙ったのと、・・食べ切れずに一切れ残し、
       バカラ・ヴィチェンティーナ・Baccala` vicentina
       同じバカラでもマンテカートと違い、ヴィチェンツァ風という名。
       どちらも好きですが、こちらの方が味が庶民的というか・・。
d0097427_055255.jpg

       右は、ニョッキにトマト・ソースで、
       サラダ
              
       
       と言う事で、これにお水をつけて、
       一人分12エウロ位だったと。
       プラスティックのお皿でも、
       出来たての熱々、お味もまずまず、
       文句は言えませんよね?!
       

      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       昨年の春に引き続き、泊まりがけで出かけた息子の家ですが、
       彼らは彼らで、どこに連れて行こうかと考えているようで、
       年に1度が恒例となりそうです!

       あそこは? ここは? と聞いてくれるのですが、
       ははは、結構出かけていますからね、私めは。
       ですが彼らにしても、日頃余り出かけない場所に改めて、
       が楽しい様子で、有難い事です。

       ただし、家に戻ると彼らののんびりペースに、
       バタバタ貧乏性の私は、正直少しもてあまし気味。
       猫のジッボをからかって遊んで貰い、
       世間付き合いも3日が限度だなぁ、 
       なんぞと内心勝手な事を!


       お出かけが多くて、なかなかじっくりと調べたり
       読んだりができず、あれこれ溜まっておりますが、
       ぼちぼちと頑張って参りますので、

       励まし応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
     
       

by italiashiho2 | 2011-05-25 00:09 | ・旨いもの!Buono! | Comments(10)
2011年 05月 23日

   ・・・ ブレンタ川沿いに ・ お休みのご報告と予告を ・・・

d0097427_4325744.jpg

       今日日曜日の夕方、遊びに行きました息子の家から
       元気で戻って来ました。

       今回はブレンタ川・Brenta 沿いに連なって立ち並ぶ
       かってのヴェネツィア貴族のお屋敷をあれこれ眺め、
       博物館となり広大なお庭も解放されている
       ヴィッラ・ピサーニ・Villa Pisani も訪問しました。

       その屋敷が物語る富の物凄さに感嘆しつつ、
       庭の隅にある生け垣の迷路も大いに楽しみ、
       美味しい物もお腹いっぱいに頂き、
       猫のジッボにも遊んで貰い、
       夏の先取り休暇を楽しんだ気分です。

       まずはとりあえず予告編と言う事で、
       説明抜きで、初夏の水辺の心地よさを
       お楽しみ下さいますように
       ぼちぼち整理して、ご案内する予定ですので、
       では、どうぞ!
d0097427_4332430.jpg

d0097427_4341071.jpg

d0097427_4352451.jpg

d0097427_435488.jpg

d0097427_436926.jpg

d0097427_4363548.jpg

d0097427_4365661.jpg

d0097427_437187.jpg

d0097427_4373777.jpg

d0097427_4375793.jpg

d0097427_4382113.jpg

d0097427_4384479.jpg

d0097427_439571.jpg

d0097427_4392640.jpg

d0097427_4394656.jpg

d0097427_440594.jpg

d0097427_44026100.jpg


       と言う事で、  
       写真整理に励みますです

       励まし応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
     

by italiashiho2 | 2011-05-23 04:40 | ・ヴェネト Veneto | Comments(13)
2011年 05月 20日

   ・・・ ちょっと一息、そして見直し。 写真についてのあれこれ ・・・

d0097427_14443482.jpg

       ブログの更新は、いつもは日本との時差を利用して
       イタリア時間の夕方に、夏だと午後5時、冬は4時を目途に
       アップすると、日本時間翌日の午前0時過ぎ、という訳ですが、
       今日はこちらの朝7時半に更新しておりまして、
       つまり日本時間の午後2時半で、この後出かけます。

       ヴェネツィアから南西になるカンポノガーラ・Camponogala の
       息子の家に3日ほど出かけるだけなのですが、
      
       その前にブログのアップをと考え、まずは本のご紹介を
       先日からフィレンツェの聖堂や洗礼堂の写真を纏め文を書きつつ、
       上の写真のガイドブックをあちこち拾い読みしているのですが、
       これが中々面白く・・、
       このガイドブックは、2年前に買って戻ったもので、

       FIRENZE  Istruzioni per l'uso
       フィレンツェ・イストゥルツィオーニ・ぺル・ウーゾ
       Mandragora 出版社

       イストゥルツィオーニ・ぺル・ウーゾ と言うのは、
       使用説明書 の事で、この言葉自体笑えますが、
       フィレンツェ博物館友の会とでもいう協会・AMF が、
       若者たちの好奇心や質問から逆にインスピレーションを受け
       この本が書かれたようです。
       
       最初のページにこの写真があり、
d0097427_144511.jpg

       これはジョットーの鐘楼の装飾にあるのだそうですが、
       Turisti・旅行者
       Fristino・鞭
       と言う訳で、ははは、まぁ、ご想像下さい、

       有名な考古学者の叔父さんカルロに連れられて
       フィレンツェ観光をするフィリッポ少年、と言う設定で、
       いろいろな基本的な知識やらこぼれ話やら、盛り沢山の内容。
       面白いのでつい釣られて道草を食っているのですが、
       知った事など、

       例えば、花の大聖堂内で起こったパッツィ家の陰謀により、
       ロレンツォ・デ・メディチの弟ジュリアーノが殺害されたのは
       頭に受けた斧の一撃だったとか、
       その頭がい骨は人類博物館にあるとか!
       洗礼堂の天国の扉のコピー作りにお金を払ったのは、
       日本のお金持ちの企業だったとか・・、
       皆さん、ご存知でした?!
       そんなこんな、また皆さんにお話しますね。


       と、先日来よりジェノヴァ旅行の際の仲間の写真の整理や、
       写真コースの展示会等など、他の遊びにも時間を取られ!
       同時にこの展示をチャンスに、
       自分の写真について改めて気がついた事など多々あり、
      
       それやこれやでちょっと時間を稼ぎたく、
       今回の展示でこちらの仲間に見て貰った写真を、
       既にブログで見て頂いてはいるのですが、
       ここに纏めて、というまぁ手抜きですが、
       ご寛容下さいませ。

       展示会に出した写真ですが
       講師のルチャーノに10枚ほどメールで送り、
       それから彼が7枚選び、A4の大きさに印刷してくれたのです。

       殆ど私がトリミングしていた写真のままでしたが、
       一枚横の構図を彼が縦に切り取ったのと、
       周囲を一回り切り込んでくれたのがあるのに、気がつきました。

       それに気がついた時、
       今迄かなり大まかに整理し、トリミングも甘かった事など、
       ああ、そうなのか、という注意点にも気がつき、

       そうなるとあれこれ気になり始め、
       聖堂や洗礼堂の写真も、何枚かトリミングし直したり、
       今また、昨年秋の旅行の未紹介の写真をやり直しています。

       そんな事もあり、今回はちょっと時間を頂きたいのです。

       再度になりますが、ご覧下さいね。

       ヴェネツィア・冬の夕暮れ
d0097427_14455513.jpg

d0097427_14461847.jpg

       これは、皆さんに好評を頂きました。
       それにヴェネトの人間には、我らがヴェネツィア、
       ですしね、ははは。
       http://italiashio.exblog.jp/12708154


       フェッラーラ・カッテドラーレ広場
d0097427_14464161.jpg

       ブログに載せた写真と比べると、
       一回りカットされた事が良くお分かりと思います。

       ルチャーノが「一番気に入った」と言ってくれたもの。
       http://italiashio.exblog.jp/10815368


       コネリアーノ・時代衣裳
d0097427_14472045.jpg

       この時は、マクロレンズをつけて。
       http://italiashio.exblog.jp/12824107


       プロヴァンス・カマルグ
d0097427_14474366.jpg

       動物の写真はねぇ、少々の難を隠してくれます!
       http://italiashio.exblog.jp/11475814


       スロヴェニア・ピランの海
d0097427_1448548.jpg

       これを私は横構図にして、海の潮目を狙ったのですが、
       ルチャーノは、遠近感を強調して、と縦構図に。
       ああ成程、それもあるか、と気がついた次第です。

       と、この写真をブログにアップする時、我ながら、
       ああ、もう少し左側を切ればよかった、と思いつつ横着しまして・・。
       http://italiashio.exblog.jp/11559874


       南仏・マルティーグ
d0097427_14482882.jpg
    
       我ながら絵葉書だなぁ、と思いつつ撮りましたが、
       それを指摘されつつも、構図としては決まっているから、と。
       http://italiashio.exblog.jp/12324090

       撮っている時は、水平垂直に気をつけているつもりでも
       かなりの斜め撮りになっていたりして、
       写真整理でがっかりする事も大いにあるのですが、

       ルチャーノに頼み、ディスプレイに水平垂直の枠線が
       表示される様にして貰いました。
       自分ではマニュアルを読みつつ試みたものの、
       表示させ得なかったのですよ!

       この枠線が随分役に立ち、かなり真っ直ぐに写せるように。
       と、ディスプレイを覗いた時この線が見えると、
       なんとなしに構図にも気をつけるように・・。


       そうそう、これは簡単で良いアイディアだと思い、
       自分でも用意してカメラバッグに入れている物、
       素朴で、軽くて、三脚代わりに使えるものです。
   
       三脚を差し込む穴に合うネジ釘を求め、
       それに紐をつけ、紐の先に重しになり足で踏める大きさの物、
       ボルトでも良いですし、を付けます。
       紐の長さは、カメラを構えた姿勢でちょうど重しを踏める長さに。

       少し不安定かな、という時にこれをつけ、
       足で紐の先の重しを踏み、ピンと紐が張る様な状態で
       カメラを構えてシャッターを押すと、
       これだけでも、かなりの安定性が得られます。

       そんなこんなで、やはり写真コースに加わる事で
       あれこれ気がつく事、新しく知る事もたくさんあり、
       嬉しく思っています。
       共通の趣味の仲間と出かける楽しみもありますしね。

       ルチャーノは、設定を全て自分で決めるように勧めるのですが、
       私はその辺りは、ははん、と聞き流す横着な生徒で、
       ・・まぁ、あと何年かしたらね、ひょっとして、ははは。


       元々はスケッチをした現場での記録を兼ね撮りだしたので、
       もちろん、絵と同様昔から好きではありましたが、
       写真の特性を生かした写真独自の描写と言うよりも、
       旅の記録的な物が多いタイプですが、

       ブログを始め、あちこちご紹介するようになると、
       場所のイメージが分かりやすい事が第一になりがちですが、
       
       もう少し撮り方も工夫し、カメラの使い方も
       良く知らないと、と思い始めてもいます。
       と言う事で、写真についての忌憚のないご意見、
       ご教授も頂けると有難いです。
       よろしくお願いいたします!


       では、行って参ります!
       かの家にいる、鼻ぼくろの白黒猫ジッボに大いに遊んで貰い、
       日曜の夕方戻る予定ですが、

       PCは持参しますので、コメントを頂いても大丈夫かと思います。

       ではどうぞ、励まし応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!


          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
     

by italiashiho2 | 2011-05-20 14:48 | ・ご挨拶・番外 Saluti Speci | Comments(8)
2011年 05月 19日

   ・・・ サン・ジョヴァンニ洗礼堂 ・ フィレンツェ ・・・

d0097427_6134530.jpg

       フィレンツェの国鉄駅サンタ・マリーア・ノヴェッラから
       斜めに中央に延びるパンツァーニ通り・via del Panzani を
       進むと、やがて見えてくる花のサンタ・マリーア大聖堂
       いつもちょっと戦慄が走る様な素晴らしい眺めですが、

       既にご覧頂いているジョットーの鐘楼
       そして先回ご案内の花の大聖堂、と2つ済むと、
       最後はやはり3点セットの一つ
       サン・ジョヴァンニ洗礼堂を取り上げませんと、ね。
       ご存知のように手前に見えるのが、
       今日ご覧頂こうと思う洗礼堂です。

       ジョットーの鐘楼 については、こちらをどうぞ。
       http://italiashio.exblog.jp/12472245


       こちらは4年前の早朝の写真で、足元も良く見え、
d0097427_614715.jpg

       右端に先回の聖堂ご案内トップの写真、上部が切れた原因の
       道を塞いでいた修復の覆いも、

       聖堂に向かいあう東の扉、天国の門として名高い扉も、
       広場の向こうに、ビガッロのロッジャも見えますね。

       ご覧の様に洗礼堂は、八角形をしたロマネスク様式
       起源は~5世紀に溯るそうですが、
       この建物は11世紀に建設された物だそう。

       ですから当時はまだ、現在の花の大聖堂はまだ存在せず、
       向かい合って小さなレパラータ教会があり、
       多分こちらの礼拝堂の方が立派、という理由で、
       礼拝もこちらが使われていたのだそう。

       後に大聖堂が造られると、
       こちらも改修され、洗礼堂として使われる事になり、
       かのダンテもここで洗礼を受けたのだそう。



       こちらが東の扉、天国の門とも呼ばれる扉
d0097427_6143163.jpg

       昼間はいつもこの様に大勢の観光客で、
       傍に寄るのもなかなか大変な程。

       上部の「キリストと洗礼者、天使」の像は、
       アンドレア・サンソヴィーノ・Andrea Sansovino 作で、
       扉と共に彫像の原作は、大聖堂の東にあるドゥオーモ博物館にあり、
       どちらもコピーなのだそう。


       と言う事で、扉全体の様子を、ガイドブックから、
       やはり細部が良く見えず、申し訳ないです。
d0097427_6145356.jpg

       1425~52年、なんと27年の歳月をかけて
       ロレンツォ・ギベルティ・Lorenzo Ghiberti によって
       制作された青銅金塗りの扉で、

       大きな10の場面の逸話は、旧約聖書のお話から取られ、
       左上から「アダムとイヴ」 その右「カインとアベル」
       等などと続き、最後の右下は「ソロモンとシバの女王」。

       「ルネッサンスの画家彫刻家建築家偉人伝」を現わした
       ヴァザーリ・Giorgio Vasari によると、
       ミケランジェロがその美しさを讃えて「天国の門だ」と言った
       という逸話が伝わっておりますが、それについては後ほど。


       これは扉の右脇から写したもので、上から4段目
       左が「モゼ」でこちらが「ヨシュア」の話だそうですが、
       ぽこっと上に男性2人の頭が突き出していますね。
       偶々の位置から興味を持って写したのですが、
d0097427_6151091.jpg
   
       向こう側の年配者が、この扉の制作者のギベルティの自彫像
       (この言葉は正しい?)で、
       こちらの若い方が、息子のヴィットリオ・Vittorio
       一番弟子であり、協力者だったのでしょう。       


       所で、ミケランジェロが「天国の扉・門」と言ったというお話ですが、
       彼の作風から考えて、ふっと疑問を持ったshinkai、
       改めてミケランジェロの生年月日と、
       ジョルジョ・ヴァザーリの名著の現わされた年を調べました。

       ミケランジェロ・ブオナロッティ・Michelangelo Buonarotti
       1475年生~1564年没 ですから、
       彼が生まれた時には、既にこの扉は出来上がっていた訳。
       12歳で当時一番の評判を取っていたギルランダイオ・
       Domenico Ghirlandaio の工房に弟子入り、
       最初の作品とされる「階段の聖母」は、1491年16歳、
       現在ヴァティカンにあるあの美しい「ピエタ像」は22歳!

       ヴァザーリの「偉人伝」は1550年著ですから、
       ミケランジェロ25歳。
       と言う訳で、初期の彼の美しい作品群から考え、
       まぁ、評判の良い大先輩の作品を、その様に褒めたかも、と。
       後年になっての彼なら、別と思いますが。
       
       細かい事に拘ると思われます?
       でもね、とりわけ年代、数字に弱い私は、その都度調べないと
       時に?と言う事が大いにありますし、
       昔教えて貰った事柄が、大いに違う面を持っている、と
       だんだん知恵がついて来ておりまして、・・ははは、遅い遅い!



       では、内部に
d0097427_6155177.jpg

       こちらはガイドブックからで、建物の西側、礼拝堂部分
       アーチの部分が、少し外側に張り出しており、
       右に見える墓所は、ドナテッロ等が制作の法皇ヨハネ23世の墓碑

       内部は直径が25.6mで、この広さは聖堂のクーポラの
       約半分の長さだそう。
       それにしても大きな洗礼堂なのですが、
       当時は年に2回と定められていた洗礼日に、
       大勢の洗礼者を受け入れるために必要だったと。

       この右に切れている北の扉から入り、
       この北の扉、そして現在出口になっている南の扉も
       其々由緒ある有名な物の様ですが、まるで記憶になく・・!
       床も一面のモザイク柄、ですって、あれま。
       それどころか、中央にあった筈の洗礼盤も覚えが無く・・、あ~あ。


       実際は写真よりももっと暗い内部の席に座り、
       見上げ見惚れるのは、天井部の13世紀黄金モザイク画
d0097427_6162385.jpg


       余りにも密な凄さに、どこから見たら良いのかいささか茫然、
       この大変難しいモザイクの仕事は高価にも付き、
       多分1270年頃に始まり、3~40年かかったろうと。

       頂上部は天使像が並び、
       その下に、聖書からの各場面

       そしてキリスト像があり、
d0097427_6173253.jpg


       最後の審判 の場面。
d0097427_6174675.jpg


       ご覧の様に図柄が大変密で出来が良く、
       ヴェネツィアからの職人や、下図制作にも名のある画家が
       関わっているだろうとの事。



       内部壁面には幾何学模様が描かれますが、
       大理石の部分と、フレスコ画で描かれた部分と。
d0097427_618835.jpg



       この窓は、向かい合った聖堂方面に開いている窓で、
       ここだけ天井部分と同じモザイク画の装飾。
d0097427_6213558.jpg
 

       
       窓の向こうに聖堂の正面壁が見えるのに気がつき、
d0097427_622195.jpg

       ピントを合わせますが、
       はい、鳩の進入除けに金網が在り、
       上は玉座の聖母子像の左隣の像で、

       こちらは右隣。
d0097427_6222124.jpg

       洗礼堂内には、たくさんの人が椅子に座ったまま動かず、
       聖母子像を上手く見れる位置には、届きませんでした!



       遠い天井部のモザイク画もカメラのレンズを通して見るうちに、
       あ、洗礼図が見える
       誰か牢に入れられている
d0097427_6223951.jpg



       あれ? あれはサロメが踊っている場面ではないか?
       上には、キリストの磔刑図も見える、
d0097427_6225177.jpg



       そうだ、やはり洗礼者ヨハネの首切り場面だ、
       上は、十字架降下と昇天場面だ、
       なんぞと見えて来て楽しみましたが・・、
d0097427_623758.jpg


       階層により、創世紀の話、ヨハネ、聖母とキリスト、
       洗礼者ヨハネの話が語られているそう。
       ・・次のチャンスには、もっと上手く撮れますように。



       夜景写真ですが、洗礼堂の後ろからというか、
       後陣部分の張り出した様子を。
d0097427_6233120.jpg



       張り出した角の上部には、こんな顔とライオン君
d0097427_6234730.jpg

d0097427_624376.jpg
       
       上は北側角で、下は南側角。
       13世紀初頭の改装部分ですから、中世風が楽しい。



       本日トップの写真と同じ角度から見る
       ほぼ満月ですが、
d0097427_6243071.jpg

       月を撮るには少し時間が遅く、周囲がぼやけましたので、


       本日の最後は、この夕暮れ迫る薔薇色で
d0097427_624474.jpg

       ああ、また行きたいなぁ!!


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       はへ、今日もいささか息切れ気味です。
       と言うのも、
       朝のプール体操の教師が若~い男性に変わり、
       肌が白くほっぺの赤い! まるで可愛い子なので
       おばさま連中には人気が出ていますが・・、

       これが結構きつい体操をやらせてくれるのですよ。
       良いよ、良いよ、OK! と言いつつ、
       次々に筋肉に良い体操をね、ははは。
       で、45分後に水から出ると、はへぇ、という次第。

       でも頑張らないとね。
       しっかり遊ぶ為にも、体力が必要!

       てな事で、
       励まし応援クリックを、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
     

by italiashiho2 | 2011-05-19 00:13 | ・フィレンツェ Firenze | Comments(8)
2011年 05月 17日

   ・・・ 花のサンタ・マリーア大聖堂 ・ フィレンツェ (写真追加を) ・・・

d0097427_71643.jpg

       何回かジェノヴァのご案内をしているうちに、
       何となくもぞもぞと帰りたくなり・・、どこへ?! 
       ジェノヴァに対抗してヴェネツィアに? なんぞと考えつつ、
       まだ見て頂いていない写真をひっくり返しながら
       漸くに、気分にぴったり来たのが上の写真。
       
       お分かりですね、ご存知、泣く子も黙る
       ルネッサンスの花の都はフィレンツェの、
       サンタ・マリーア・デル・フィオーレ聖堂
       Cattedrale di S.M.del Fioreです。
       
       ジェノヴァの建物類の素晴らしさに見とれつつも
       どこか豪奢過ぎる、如何にも西洋風デコレーションに
       少しばかり馴染めなさを感じたのかも。

       と言う事で本日は、豪華絢爛なれども豪壮ではない、
       花のサンタ・マリーア大聖堂のファッチャータ(ファサード)を、
       はい、内部やクーポラはまたの機会にして、
       正面壁だけに絞り、ご覧下さいね。

       上の写真は4年前の秋にちょっと寄ったフィレンツェで、
       こちら手前に修復の為の覆いが(洗礼堂の修復?)
       掛かっていて切れたのですが、
       いつもと違った眺めになりました。



       こちらも4年前ですが、朝7時前の聖堂
d0097427_7162531.jpg

       いつもは建物の足元が見えない程の観光客ですが、
       ほらね、こんなにすっきり見える時もあるのです。



       ドゥオーモの正面壁の話題の前に、ちょっと寄り道を
       聖堂の正面に向き合って洗礼堂があり、
       その脇の広場には、観光客用の馬車が客待ちをしていますが、
d0097427_7164327.jpg



       広場の南側のこんな古い建物の下にあるのが、
       ロッジャ・デル・ビガッロ・Loggia del Bigallo.
d0097427_7165894.jpg



       少しアップを。
       ビガッロ博物館・Museo del Bigallo と読めますね。
d0097427_7171682.jpg

       アーチの彫りの素晴らしさ、扉の上の聖母子像、
       そして、フレスコ画もまだ鮮やか。


       馬が見えますが、1445~8にかけて描かれた
       「荒れ狂った馬の奇跡」と言うのだそう。
       成程なるほど、・・とはいえ、肝心の話がまるで・・!
d0097427_7173425.jpg



       東側からの写真を撮っていないのがボケというか、残念。
       と思っていましたら、1枚見つけましたので追加を! やれやれ。
d0097427_7184725.jpg
       


       初めてのイタリア旅行でフィレンツェを訪れた時に、
       この建物に大変魅かれ、写真を撮りつつ眺めたものでしたが、
       2年前の秋の再訪の後、興味深い事も分かりました。

       古い歴史はさて置き、ロッジャは1352年に今の場所に
       アルベルト・アルノルディ・Alberto Arnoldi の設計により建設、
       彫りの部分も彼が担当したのだそうで、

       元々がスペダーレ・Spedale、巡礼や旅人の宿、老人ホーム、
       孤児院、病院、貧者への食物と衣類の供給の働きをする為の
       施設の組織の運営でしたので、
       この新設のロッジャの1階には公開の祈祷所、
       そして上階は捨て子の収容所に当てられたのだそう。

       で15世紀当時、ロッジャに3日間、収容された捨て子が披露され、
       その間に家族が名乗り出ない場合は、養子に出されたと。


       期間の限られた旅行中はつい大きな見物に急ぎ、
       戻って後、あれも、これも忘れた、と気がつくのですが、
       またフィレンツェに行くチャンスがあったら、
       見たいもの、そして宿題は山ほど!!



       では本題に戻りまして
       花のサンタ・マリーア大聖堂の正面壁に。
d0097427_7191874.jpg

       
       正面壁につきましても、知らない事だらけでして、
       ルネッサンスの時代に聖堂が建設された時に、
       この正面も整えられたのだとばかり思い込んでおりました。
       所が何と、最終的にこの正面壁が出来ましたのは19世紀!

       聖堂の起工式が行われたのは、1296年9月8日。
       その時にサンタ・マリーア・デル・フィオーレ・花のサンタ・マリーアと命名、
       なんとも素晴らしい名前ですねぇ!
       
       以前この場所にあったサンタ・レパラータ教会・S.Reparata
       の遺構は、現在地下の博物館として見学できますが、
       その何倍もの大きさ、しかも2度に渡る計画変更で拡大され、
       途中の中断も経ながら1380年に身廊が完成、
       1418年にはクーポラを残すのみにまでに進行します。

       で、この当時はこの大クーポラを如何に架けるかが
       問題だった訳ですが、ブルネレスキ・Filippo Brunelleschi
       が解決、1434年8月30日に頭頂部が閉じられます。
       その後の頭頂部の上の明かり取り部分の完成は1461年、
       そして天頂の球、金色ブロンズ製が取り付けられたのは
       1468年、レオナルドの師ヴェロッキオ・Verrocchio に依ります。

       つまり170年程の年月が掛かった訳ですが、建物はすべて完成、
       外側の大理石壁のデコレーションも、鐘楼も全て整いながら、
       正面壁だけ石と煉瓦壁のまま残された訳です。
       サイトからの証拠写真をどうぞ
d0097427_7193532.jpg


       勿論聖堂建設と同時に正面の壁も最初の設計者である
       アルノルフォ・ディ・カンビオ・Arnolfo di Cambio
       デザインで進められた訳ですが、
       堅固でないという報告があり、1587年にトスカーナ大公
       フランチェスコ1世の命により撤去され、  
       その後様々に討議されつつ、未完のまま19世紀まで!

       絵が描かれたり、何かの大きな祭時には飾りつけられたりしつつ、
       そのまま残っていたのが、遂に1864年のコンクールで
       エミーリオ・デ・ファブリス・Emilio De Fabris の案が採用、
       1876年から建設が始まり1887年に完成、という訳。

       白大理石を基に、緑とピンクの素晴らしいゴシック様式風装飾
       明るく晴れやかで、イタリアの青空に良く映えます

       と言う訳で、これより
       ごゆっくりじっくり細部を眺めて下さいませ、ませ。
       
       まずは、正面下部の銅製の巨大な扉
       これは1903年に作られたものと。
d0097427_7195864.jpg


       で、扉の前には、余りの見るべきものの多さに疲れた
       善男善女がいつもへたり込んでおりまして・・、
d0097427_720105.jpg



       扉の一番下にある手近な、浮彫の聖人聖女像は、
       ご覧の様に撫でられてピカピカに、という次第。
d0097427_7203197.jpg



       こちらは扉の左側の聖女
       全ての聖人聖女がどなたか、何をされた方か分かるには・・!
d0097427_720439.jpg



       正面扉の上の部分は、こうなっておりまして、
d0097427_7205876.jpg



       半円形のキリストと諸聖人の絵の上の、三角部分のアップ
d0097427_721135.jpg



       そしてその上、身廊上部、中央の高い部分
d0097427_7212739.jpg
  
     

       玉座の聖母子像の左右に並ぶのは、どなたでしょうか、
       確かめ得ませんでした、ご容赦を。
d0097427_7214397.jpg



       なんとも素晴らしく美しい薔薇窓!
d0097427_7215631.jpg

       アッシジの大聖堂の典雅な薔薇窓が大好きですが、
       こちらにはまるで違った華麗さで魅かれます。 


       そして最上部
       下に並ぶ左から、どうやらペトラルカ、ダンテ、
       その次はどなた? そしてレオナルドかな、
d0097427_7221227.jpg

       青空をバックに、本当に美しい!


       こちらは正面壁に3つ並ぶ扉の、左側の扉上部
       正面中央よりも小振りです。
d0097427_7223172.jpg



       南側側面壁の装飾
d0097427_7234390.jpg

       たくさん写した様な記憶があったのに、一枚だけ!
       到底かなわない思いで、尻尾を巻いて退散したのかも。       



       2年前の秋に行きました時、南側面は既に洗われて
       ご覧頂いた様に明るさを取り戻していましたが、
       北側の壁はご覧の様子。
d0097427_7242940.jpg

       それでも周囲から集まって来るどの道の奥にも
       こんな風に聳えて視界を塞ぎ、
       それがまたいかにもフィレンツェ、というイメージを与え・・。



       では夜景で、クーポラと南側面の壁と、
d0097427_7245465.jpg



       最後に、もう一度正面を
d0097427_725724.jpg


       そうですね、次回再訪する時には、
       またもう少し落ち着いて対面できることを期待して・・、

       お付き合い有難うございました!


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今回はなかなか的が定まりませんで、
       文章に書き上げるのが遅くなりました。

       で、その続きで、今まだ頭がいっぱいですが、
       お見せしたい雪景色がありますので、
       晩御飯の後にでも、また追加アップいたしますね。

       追記です

       昨日日曜の朝からかなりの雨降りでしたが、
       午後半ばには少し小雨になり、予定通り、
       写真展示や舞台での仲間の発表を見に出かけ、
       写真を褒めて貰ったり、うふうふ、仲間のベリーダンスに
       大笑いしたりで、夕方戻って来ましたら、

       なんと、北の山が白くなっているのに気がつき!
       道脇に車を止め2枚ほど撮りました。
       ご覧下さい、5月15日に見る雪を!!
d0097427_7253372.jpg

       今朝からは良いお天気で、プールの戻りに見る山は
       少しとけていましたが、
       昨夕は曇って見えなかった奥の山の峰が、
       真っ白になって覗いておりました。

       ニュースでも、南は泳ぎ、北は積雪、と。
       この夏は少し雨が多く涼しい、との予報ですが、
       さて、どうなりますか。

       ではまた励まし応援クリック、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
     

by italiashiho2 | 2011-05-17 01:10 | ・フィレンツェ Firenze | Comments(12)
2011年 05月 15日

   ・・・ 海からの眺めを ・ ジェノヴァ観光 その2 ・・・

d0097427_422543.jpg

       さて昨日に引き続き、ジェノヴァの旧港からバス船に乗り込み、
       西隣の街ペーリ・Pegli までの港の眺めを楽しんで頂きますが、
       ほんの少し、旧港・ポルト・アンティーコの雰囲気をどうぞ!

       上の写真と次は、光る海に沿っての広場
       散歩道が広がり、人々が憩い、
       こんな帆船の帆をイメージさせるモービルが風に舞います。
d0097427_425313.jpg

       国際的な港で受ける感覚はここジェノヴァも、トリエステも、
       そして神戸でも同じ、明るく開けた空気。

       では、出帆!
       航路は昨日の記事をご覧下さいね、

       旧港は上でご覧頂いたモービルを始め、1992年の万博
       コロンブスの生誕500年記念の開催を機に
       レンツォ・ピアーノ・Renzo Piano の設計の元一新されました。
       彼は関西空港、パリのシャルル・ドゴール空港などなど
       お馴染の設計家ですが、
       
       このビーゴ・Bigo と呼ばれる、高さ40m360度回転の
       観覧エレベーターを始め、
d0097427_432346.jpg

       観覧車の中で、あれこれ説明も聞けるそうですが、
       この高さでの360度と言うのは、素晴らしいでしょうねぇ!


 
       このスフェーラ・Sfera・球体 と言う名の熱帯植物園、蝶もいるそう、
       単に玉・Palla・パッラとも呼ばれるとか言いますが、
       そして左隣に見える長~い水族館の建物、
d0097427_435036.jpg
       
       これらがかっての古い港のイメージを一新させ
       街の人々自身も、かっての歴史を超える新しい街に誇りを持ち、
       観光客誘致にも大きな役割を果たすようになったそう。

       水族館には、日本での経験から余り期待していませんでしたが、
       なんのなんの大変面白く楽しかった!
       見せ方が上手いというのか、また写真をご覧頂こうと思いますが、
       ジェノヴァご訪問の方、お時間を見つけてご訪問下さいね。
       



       水族館の先の突堤は長~く続き
       たくさんのヨットが係留、人々が散策を楽しみ・・、
d0097427_441932.jpg

       きゃは、左の彼女の、ピンクだねぇ!


       で、この突堤の下の浮きには、かっての運搬船が使用され。
d0097427_443860.jpg


       かなり大きなヨットも小さいのも、種々様々。
       背後の山がすぐ街に迫る景色も美しく、迫力に満ち
d0097427_45946.jpg



       湾に突出す長い突堤の先を回り込み、南に向かい、
d0097427_45335.jpg

       こんなに古くて可愛い灯台かな、信号かな、
d0097427_455314.jpg



       少し進んでの開けた辺りに、大きな連絡フェリーが並びます、
       鮮やかな黄色は、サルデーニャ島へ
d0097427_461372.jpg



       地図をご覧頂くとお分かりと思いますが、
       港全体の先に、屏風のように長~~い防波堤が続き
       東西に港への出入り口が開きます。
       バス船は防波堤の内側をゆっくりと行き、
       ガイドも乗り込み、あれこれ説明を。

       今、向こうから豪華客船がタグボートに引かれて港の入口に、
d0097427_463487.jpg


       そして頭のすぐ上を、
       空港に向け下降する飛行機が通り過ぎ、
d0097427_465227.jpg

       この辺りになると潮風がかなり強く、皆襟を立て・・、



       ジェノヴァのシンボル、一番古い、でも現役の灯台
       ランテールナ・Lanterna の脇を。
d0097427_471422.jpg

       なんとも素敵な風格が感じられますが、高さは117m、
       30Kの距離からも識別できるそうで、

       こちらは、ガイドブックからの写真で、
       夜景を街側から
d0097427_473288.jpg


       見える 白地に赤十字 がジェノヴァの紋章ですが、
       ヴェネツィアの有翼のライオン同様、至る所に!

       白地に赤十字は、サン・ジョルジョの十字・Croce di S.Giorgio 
       とも呼ばれ、サン・ジョルジョはご存知ドラゴン退治の英雄ですが、
       この十字は元々は聖地礼拝に赴く巡礼達が付けていたのが、
       武装した巡礼団 の意から十字軍の印ともなります。

       かってのイタリアの4大海運国の一つ、
       ヴェネツィア、ピサ、アマルフィと並び、
       地中海から黒海に至るまでを制覇したジェノヴァ共和国
       10世紀以降より8世紀間を越える歴史の変遷を経て、
       今もなおこの白地に赤十字の旗印の元に集う
       ジェノヴァの人々なのでしょう。



       西に向かい進むと、こうした重工業の工場地域も。
       イタリア統一の後、積極的に工業国に向けての推進を
       図ったのだそうで、今もここに鉄鋼工場があり、
d0097427_475891.jpg



       そして、クリストーフォロ・コロンボ・ジェノヴァ国際空港
d0097427_48179.jpg

       大きくはありませんが、かっての第2次大戦中、
       ここジェノヴァの空港からポルトガルのリスボンに向け
       ユダヤ人たちが脱出。
       そしてアメリカに、という行路を取ったのだそうで、
       まさに映画「カサブランカ」のお話が蘇りました。



       さて、目的地ペーリが見えて来ます。
       お、意外に良いじゃないの! という印象を受けましたが、
       ね、そう思われません?
d0097427_484017.jpg

d0097427_49071.jpg

       上がすぐ東隣の町ムルテード・Multedo、
       下が我々の宿のあったペーリ、浜続きです。


       港はやはり防波堤に囲まれた形になっていますが、
       カヌーの練習やら、
d0097427_492031.jpg


       船着き場に近づいて行くと、たくさんの釣り人!
       女性も混じっているのが珍しく、・・今夜のおかず用かな?
d0097427_493923.jpg


       これは翌日の夕方ですが、浜の釣り人
d0097427_495737.jpg

       一番向こう奥に見えるのが、ジェノヴァから続く防波堤。

       ジェノヴァからの所要時間は、良く覚えていませんが
       3~40分位だったでしょうか。
       現在もジェノヴァ港はイタリアで一番の貿易港である、
       と言うのが実感でき、楽しめました。



       ペーリの宿は、船着き場から歩いて5分もかからない場所。
       我が部屋の前に海が広がり、
       翌朝窓を開けると、道の向こう遥かに
       ジェノヴァの朝焼けが望め、
d0097427_4101880.jpg

       
       大きな貨物船がタグボートに前後を曳かれ
       トットットットッとゆっくり入って来るのが見え、
d0097427_4103914.jpg

       この後ぐるっと大きく向きを変え、防波堤内に。


       朝日に染まる町の西側
       あの海の横の塔も、かっては見張りの砦だったのでしょう。
d0097427_411081.jpg

       
       ペーリの町には、素晴らしい庭園のお屋敷がある様子。
       ジェノヴァからこのバス船で散策に来られるのも、一興かもです。               http://www.google.it/search?tbm=isch&hl=it&source=hp&biw=1420&bih=681&q=Villa+Durazzo-Pallavicini&btnG=Cerca+immagini&gbv=2&aq=f&aqi=&aql=&oq=

       海の散歩、お疲れ様でしたぁ!
       楽しんで頂けました様に願います。


     * ご存知の方、お教え下さい! *
       友人から、そのまた友人のアメリカはニュー・ジャージーに
       お住まいの方から、移った新住居に知らない植物があると
       写真が届いたそうで、どなたかご存知でしたら、  
       何の植物か、名前をお教え願います
d0097427_4112549.jpg

       花には、どうやら腐った様な匂いがあるそうで・・。
       よろしくお願いいたしま~す!


      ◆*◆
       
       ブログご訪問、有難うございます!

       今日土曜日は朝の8時半から家を出て、成人教室の
       写真コースの作品展示準備に正午まで。
       我が写真ながら、大きく引き伸ばしますと、
       うふん、馬子にも衣装でございます!

       で、ジャンナからのお昼のお誘いを遠慮なく受け、
       白アスパラガスの太くて美味しいのを頂きましたが、
       圧力鍋で茹でると、根元まで本当に柔らかくなり
       全て食べられる事を知りました。

       一度レストランで素晴らしく太く美味しく柔らかいのを
       長い姿で頂いた事があったのですが、
       その調理の秘密は、そうなのか!と納得です。

       ぽきっと折れる所で折って、上の方を茹でて食べ、
       下半分の固い所はリゾットにしたり、
       スープに入れたりで食べていましたが、
       新しいお得な調理方法を知った訳です。
       ただし、我が家には圧力鍋が無く、
       ・・さて、他の野菜の調理の為にもと求めるか・・、
       う~~ん、だんだん横着になって来ているので、さてさて・・。

       ジャンナのスペイン・アンダルシア旅行の写真を見せて貰い、
       これが素晴らしいのがたくさんあったので、
       拝借して皆さんにもご覧頂くかも、です。
       その後タータの家にもより、今度はマルケ州の写真を拝見、
       パソコンの指導もちょこっとしまして、きゃはは、
       漸くに家に戻りまして、これを書き、
       これよりブログをアップです。

       以上、今夜のブログ更新の遅れた理由でございます。
      
       ではよろしく、励まし応援クリックをお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
               
       

by italiashiho2 | 2011-05-15 04:13 | ・ジェノヴァと周辺 Genova e | Comments(4)
2011年 05月 14日

   ・・・ ジェノヴァ観光 その1 ・ 山の上から、そして駆け足で ・・・

d0097427_1421457.jpg

       今日は大急ぎのジェノヴァ観光をお楽しみ下さいね
       いいぇ、重要な場所はまた改めてそれぞれご案内したいのですが、
       今回で一旦ジェノヴァをお終いにしたいので、
       今日は駆け足で、ざっとジェノヴァの街中の見所を一瞥頂き
       明日は船から、大海洋都市の港の眺めをのんびり、という予定!

       トップは、港に係留の古い帆船ですが、
       いかにもジェノヴァに相応しいですよね。


       街の高台にあるカステレット・Castelletto からの
       パノラマをどうぞ。

       広い眺めの上、少し靄っているのが残念ですが、
       港の西側の様子を少しアップすると、
d0097427_1424183.jpg


       ランテールナ・Lanterna と呼ばれる灯台、
       ジェノヴァの港のシンボルともいえる、が見え、
d0097427_1443738.jpg


       そして少し内側、
       鉛筆みたいなビル、大鉛筆・Matitone・マティトーネ
       真ん中あたりに、港駅・Staz.Marittima という
       大型沿岸クルーズ船の発着港が。
d0097427_1445392.jpg



       ほんの少し場所を移動しまして、ここから旧市街の中心を。
       中程に横並びの、左側クーポラと右の鐘楼は、
       ドゥオーモのサン・ロレンツォ・S.Lorenzo
       手前に重なって見える鐘楼とクーポラは、
       サンタ・マリーア・デッラ・ヴィーニャ・S.M.della Vigna
d0097427_14513100.jpg


       こちら半分下に見える建物の並び、
       この通りが世界遺産指定のガリバルディ通り・Via Garibaldi で、
d0097427_146922.jpg

       右下手前の中庭を持つ大きな建物が、現市役所でもある
       ドーリア・トゥルシ宮・Palazzo Doria Tursi

       緑の庭を挟み、左がポデスタ宮・Palazzo Podesta`

       通りの向かい側、一番右の赤いのがロッソ宮・Palazzo Rosso
       このロッソ宮、ドーリア・トゥルシ宮、そして手前右側にある
       もう一つの建物(見えません)のビアンコ宮・Palazzo Bianco とが
       一つの博物館になっていて、ルーベンスやヴァン・ダイク、
       そしてカラヴァッジョなども見ましたので、
       また改めてご案内を。

       通りの向かい側、ドーリア・トゥルシ宮の庭の向こうは、
       カンパネッラ宮・Palazzo Campanella
     
       その左はカッターネオ宮・Palazzo Cattaneo で、
       その左に屋根だけ見えるのが、ドーリア宮・Palazzo Doria

       と言うように、このガリバルディ通りには両側に
       14の素晴らしいお屋敷が立ち並んでおり、
       見物した3つの建物も、ジェノヴァの栄華を物語るもの!
       


       朝っぱらからお忙しい鳩のカップルを横目に、ちょっと一息。
d0097427_147172.jpg


       カステレット、小さな城と呼ばれるのは、
       ここに古い時代から見張りの要塞が築かれていたからで、
       ジェノヴァの街を一望にできるこの高台の地区に行くには、
       幾つかのケーブルカーやエレベーターがあるようです。

       ガリバルディ通りの北のポルテッロ広場・Piazza Portello からと
       ガリバルディ通りから更に西にカイローリ通り・Via Cairoli
       を行った所にあるラルゴ・デッラ・ゼッカ・Largo della Zecca
       からも連絡している様子。

       カステッロ地区は眺めが良いだけでなく、
       緑の多い古くからのちょっと高級な住宅街でもあり、
       幾つか博物館などもあるようで、散策を楽しめそうです。

       
       
       街の地図をどうぞ
       白い線で囲ってある部分が中心街と言う訳ですが、
       緑の線で囲った辺りが、今回歩いて回った地域。
d0097427_1471990.jpg

       街のパノラマを見たカステレット・Castelletto は上部に、
       右下に付けた緑の印が、エウロフローラ開催のフィエラの会場

       港の真ん中に突出す部分に、大きな灯台ランテルナ・Lanterna
       ジェノヴァの飛行場の位置もお分かりですね。

       今回の宿は左の海沿いに見えるペーリ・Pegli にあり、
       中心部の旧港・ポルト・アンティーコ
       緑の印をつけた所から船に乗り、港を出て外堤防の内側を通り
       ペーリまで行ったのですね。

       これが港の賑わいや大きさを垣間見れる、
       大変楽しい行程になりましたので、明日ご案内を。



       では、ジェノヴァの有名見所を駆け足で
       街の中心、旧市街の地図はこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/13520374

       まずは、ドゥオーモ、サン・ロレンツォ教会
       白と黒の素晴らしい正面のみを、ちょっぴりどうぞ!
       内部の宝物庫も凄かったので、改めてのご案内をお楽しみに!
d0097427_1481112.jpg

d0097427_1482579.jpg



       ドゥオーモから少し坂道を上ると、
       このドゥカーレ宮・Palazzo Ducale
       かってのジェノヴァ共和国時代の政治の中心の建物で、 
       中は見ませんでしたが、印象派の展覧会とアフリカ展、
       左の建物内ではロバート・キャパ展が、・・時間があったらねぇ!
d0097427_1484366.jpg



       同じマッテオッティ広場の東側には、
       このジェズ教会・chiesa del Gesu`
       なんとここにもルーベンスが2枚も、ね。
d0097427_148598.jpg



       こちらは、新世界アメリカ大陸発見のコロンブスの家
       ここに生まれ育ったといわれるのですが、
d0097427_1491444.jpg

       オリジナルではありませんで、
       17世紀にフランス軍の砲撃で破壊されたのを、
       18世紀に再建した物だそう。

       そして、クリストーフォロ・コロンボ(伊語読み、1451頃~1506)の生誕地も
       このジェノヴァの町ではなく、もっと西の郊外と言う説もあり、
       はたまた今回ちょっと読んだだけでも、
       子供の頃に単純に教えられた「アメリカ大陸発見の大航海者
       とはかなりかけ離れた人物像
       残虐な掠奪殺戮者や奴隷商人の姿もが重なり、
       今迄の知識が軽く覆り、正直いささか困惑気味です。
       ぼちぼちと真実をインプットして行きたいと思っています。
       
       

       大きな素晴らしい噴水のあるフェッラーリ広場・Piazza de Ferrari
d0097427_1493235.jpg

       ドゥカーレ宮やジェズ教会のすぐ北側の位置に当たり、
       広場の半分が車進入禁止になっているので、
       人々がのんびりと憩いを取っている姿が見られます。



       小さめながら美しいサン・マッテオ教会・S.Matteo
d0097427_1494727.jpg

       この周辺も車の通らない旧市街にあたり、
       一帯はかってジェノヴァの名門ドーリア家の居住地だったそうで、
       鄙びた中世風の空気が建物群にも残ります。



       と言う事で、大急ぎで街中を見て頂きまして、
       ええ、本当はまだまだ有名な場所がたくさんあるのですが、

       とりわけ、明治の日本にやって来て紙幣や印紙の版作りに貢献した
       エドアルド・キオッソーネ・Edoardo Chiossone が収集した
       日本と東洋の美術品の博物館・Museo d'Arte Orientale
       庭園も含めて素晴らしいとの事で、
d0097427_150770.jpg

       この明治天皇の肖像画も彼のコンテ画と、・・知らなんだ!
       ええ、それはまぁ知らない事ばかりですが、それにしても・・。


       これら色々全て、またのチャンスと言う事で・・、

       では港に戻り、出帆!
d0097427_1502441.jpg

       トップで見て頂いた帆船ですが、 ガレー船ネプチューン号と言い、
       ポランスキー監督の映画「海賊」で使われたそう。
       毎日一般公開、5エウロ払うと中も見れるとの事。



       で、乗ります船は、ナーヴェ・ブス・NaveBus と言い、
       つまり船がバスの役割をするという訳で、
       上記しました様に、ジェノヴァの旧港とペーリを結ぶもの
d0097427_1503961.jpg

d0097427_1505281.jpg

       サイトはこちらに、時刻表もご覧になれます
       http://www.metrogenova.com/Navebus.html

       お代は、メトロの10時間有効の切符1.5エウロが使えるとの事。
       お安いでしょう?!
       お時間があったらペーリまで行き、ぐるっと海沿いや公園を散歩し、
       また戻って来るのも楽しいかもです。
       勿論陸を通るバスも15分毎にあるようですから、
       片道づつの見物もね。
d0097427_151811.jpg

       こちらもサイトから、船の写真を。


       で、乗船・出発地点は、旧港・ポルト・アンティーコの
       水族館の横、この写真の左に水族館、からです。
d0097427_1512478.jpg

       てな事で、では出発いたしま~す
       いや、既に港を離れた所で~す。

      
       と言う所で、また明日、続きをアップさせて頂きますね。

       ではまた、お忘れなく、
       励まし応援クリック、よろしくお願いいたしま~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
         

by italiashiho2 | 2011-05-14 00:03 | ・ジェノヴァと周辺 Genova e | Comments(9)