イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

italiashio.exblog.jp
ブログトップ

<   2013年 05月 ( 7 )   > この月の画像一覧


2013年 05月 27日

   ・・・ サロ ・ Salò ・ ガルダ湖西岸のヴァカンス地 (追記あり) ・・・

d0097427_2329892.jpg

       今日ご案内しますのは、ガルダ湖西岸に位置するサロ・Salòの町、
       ・・サロのにアクセント、の発音でお願いいたします、はい。
       なぜ急にサロの町か、という複雑な理由はありませんで、 ははは、
       単純に、いまだ寒い日が続く日常から逃れたく、
       夏らしい写真を探していて見つけた、という事でして・・。
       
       と、以前「ガブリエーレ・ダヌンツィオの家とサロ」というタイトルで
       取り上げたにも拘らず、彼の家のご案内だけになってしまい、
       はぁ、時に思い出しては悔恨の情にかられ・・、へっへ、
       てな事はないのですが、宿題になっておりました。

       漸くに今回チャンスが巡って来ましたので、出かけた2回分、
       2007年と11年の写真を混ぜてご覧頂きますね。

       トップの写真は町の西からの眺めですが、
       結構細長く続き、おまけに夏の紫外線が強く色が出にくく、

       では、とウィキペディアのサイトから拝借がこちらです。
d0097427_23293052.jpg



       ガルダ湖畔のどの町も、湖畔に沿って細長く広がり、
       すぐ背後に迫る山との間を国道が走りますので、
       運転も、狭い道カーヴ続きで少し緊張しますし、
       駐車場の確保にはいつも大変!なのですが、

       ガルダ湖全体の地図をどうぞ
d0097427_23294841.jpg

       ガルダ湖はイタリアで一番大きな湖でして、
       真ん中と上部にグレイの線が通っているのが見えますが、
       東岸がヴェネト州、西岸がロンバルディア、北がアルト・アディジェと
       3州に跨る、ローマ期から開けた温暖の地なのですね。

       この北の地にあり、レモン栽培もオリーヴ畑もあり、
       温泉地としても有名で、夏のヴァカンス期にはどこもいっぱい!

       今日ご案内のサロは、西岸の湾の奥にあり、
       古くから大いに栄えた裕福な町なのだそう。

       ガルダ湖の東南端のペスキエーラ・Peschiera del Gardaから
       ミンチョ河・Mincioが流れ出しており、
       この河は南下して、マントヴァを通りポー河に合流、
       アドリア海に注ぎます。
    
       という流れを利用し、海側からの船による物資運搬
       このガルダ湖まで楽に到着し、このサロにはその物資の貯蔵庫、
       とりわけが貯蔵され、繁栄していた町なのだそう。

       
       そしてこの町の名サロがイタリアの歴史にしっかり残るのは、
       1943年9月~45年4月にかけ、イタリア社会共和国
       Repubblica Sociale Italiana 通称サロ共和国
       ドイツのヒットラー政権の下、ムッソリーニによる傀儡政府の
       幾つかの省がここと、お隣のガルドーネに
       置かれたからなのですね。

       公的にはローマがイタリアの首都のままでしたが、混乱の時期、
       ムッソリーニがパルチザン兵に逮捕され処刑されるまでの
       最後を過ごした地でもあります。
     

       ガルダ湖各地のご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/i22/       
       
       

       サロに到着し町の西に駐車、中心部に向かいますが、
       湖岸のすぐ脇を通りつつ
d0097427_23301476.jpg



       夏の早朝、こんな子供達のヨット教室も既に準備中で、
d0097427_23303986.jpg



       小さなイタ鴨の子も、一人泳ぎ。
d0097427_23305586.jpg



       町の中心広場の円柱上には
       ヴェネツィアはサン・マルコのライオン君。       
d0097427_23311567.jpg

       湖に向かって開いたこの広場、何度も通りながら、
       なぜか一枚も全体写真がありませんで・・!



       湖岸沿いの道脇には、こんなに太い、
       古いオリーヴの木も並んでいて・・。
       ですがこういうのも、やはり並木道というのかな?
d0097427_23313259.jpg




       北隣の町ガルドーネ・リヴィエーラにある
       詩人ガブリエーレ・ダヌンツィオの家博物館
       イル・ヴィットリアーレ・Il Vittorialeに辿り着いたのは、
       このガスパーロ・ダ・サロの銅像を見つけたのが切っ掛けで、
d0097427_2332178.jpg


       ガブリエーレ・ダヌンツィオの家のご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/5946852/



       像の美しさもさることながら、この碑に彫られた
       ダヌンツィオの言葉に魅かれたからなのでした。
d0097427_23324084.jpg

         ヴァイオリンを引き出すために胸を開いているのか
         心を入れる為にヴァイオリンを開いているのか分からない


       碑にも、ヴァイオリンの発明者、ガスパーロ・ダ・サロ 
       とあるのですが、このサロの町出身であるガスパ―ロ、
       本名(姓)はベルトロッティ・Bertolottiと言い、
       ヴァイオリン制作者であり、コントラバスの奏者でもあった様子。

       多分彼の祖父は羊の腸から弦楽器の弦を作っていたのであろう事、
       そして一家一族が楽器製造、または奏者として有名な中で育った様子で、
       彼の叔父はサロの礼拝堂のマエストロであり、その息子、ガスパ―ロの従兄弟
       ベルナルディーノはフェッラーラのエステ家宮廷、そしてマントヴァに、
       遂にはローマのカステル・サンタンジェロの教皇付き音楽家だったと。

       彼自身も奏者としても活躍し、父親が亡くなった20代前半に
       ブレーシャに出て工房も持ち、町の音楽奏者たちとも付き合いが深くなり、
       楽器製造名手としてヨーロッパ中に名を知られたと言います。

       私は楽器に詳しい訳ではなく、良く分からずに読んだままで書きますが、

       ヴァイオリンの発明者というよりも、以前からあった素朴な
       初期の形のヴァイオリンを、現代的で標準的なモデルに定めた人とでも
       
       39~44.5cmに及ぶ、サイズの小さい物から大きな物、
       コントラルトからテノ―レに及ぶ物、
       ヴィオラ・ダ・ガンバ、ヴィオローニ、ヴィオロンチェッロ、
       コントラバス、リーラ、そして大きなリーラまでを作り、
       
       その作の内でも最上はヴィオラとコントラバスで、
       響きの柔軟性と強さは、後世に出てくるストラディヴァり同様、
       世界中の名奏者に好まれているのだそうで、
       100年後にストラディヴァリによっても、製造法を研究されたのだとか。


       初期の競争相手として名を知られるアンドレア・アマーティですが、
       当時の評判もまるで相手にならずであった様子で、
       アマーティの方がガスパ―ロよりも長く生きたものの、
       記録に残る弔辞も素っ気ないものであったとか出まして、

       単純にヴァイオリンの発明家と思い込んでいたのとは一味違い、
       ちょっと興味を引かれましたので、ここに。

       クレモナ ・ ストラディヴァリの典雅な街
       http://italiashio.exblog.jp/5745890/

       

       ガスパ―ロはブレーシャで亡くなっていますが、
       ガスパ―ロ・ダ・サロの名で通っている様に、
       生まれた町のここサロでは、毎年彼の名を冠した
       国際ヴァイオリン奏者のコンクールが開かれているそうで、
       2007年度のポスターをどうぞ。
d0097427_23331037.jpg



       湖畔沿いにはホテル、レストラン、店が立ち並び、
       ヴァカンス地特有の明るい雰囲気に満ちておりまして、
d0097427_23333063.jpg

d0097427_23335070.jpg

d0097427_2334844.jpg

       時にこんなリバティー風の建物装飾も見かけますが、
d0097427_23342790.jpg
 
       この地一帯は地震発生地なのだそうで、とりわけ大きなのに
       1900年そして2004年と被害を受けたと知りましたので、
       新しく見えるのも、案外以前通りに修復されているからかも、ですね。



       町の中心地には、こんな風に古い建物の形も残り
       中世の面影が宿ります。
d0097427_23345064.jpg

d0097427_23351249.jpg
       


       湖畔に面し、かってのこの地の歴史を残す名、
       マニ―フィカ・パートリア・Magnifica Patriaのロッジャ。
       かっての政庁の建物は、現市役所に。
d0097427_23352852.jpg

d0097427_23354633.jpg

       14世紀前半から始まる、この周辺34のコムーネが一体となり
       様々な変遷を経ながらも、ヴェネツィア共和国政府の元に入り、
       大きな自治権を得、いわば一つの国の扱いを得ながら忠誠をつくす、
       
       それにヴェネツィア共和国が与えた名が、
       マニ―フィカ・パートリア・素晴らしい祖国。
       セレニッシマ(ヴェネツィア共和国)の長女、というタイトルも。

       16世紀のヴェネツィアとトルコとのレパントの戦いには、
       この地から武装した船に男達が乗り込みミンチョ河を下り、
       ヴェネツィアの艦隊と合流、大いに戦った、という・・、
       はい、勇壮な男達の忠誠に満ちたお話も残り、
       両者の関係は、かのナポレオンがヴェネツィア共和国を倒すまで。



       このロッジャも地震災害によるのか、殆ど何も残っていませんが、
       夏もひんやりと涼しい風の通る、ここの
       ベンチはいつも町の人々の憩いの場所
d0097427_23362673.jpg

d0097427_23364744.jpg



       狭い町中の両脇に並ぶ建物の壁には、
       古い壁画の名残もあり
d0097427_2337449.jpg

d0097427_2337257.jpg



       かと思うと、円柱上の司教像のお向かいには
       リバティ風のなまめかしい女性像も描かれていたりで、ははは、
d0097427_23374114.jpg



       張り出したテラス風のカフェでも、お喋りが広がり、
d0097427_23375969.jpg



       狭い通りは、かなりの人で賑わい、
d0097427_23381683.jpg



       こちらは中心の古い地区の西の門
d0097427_23383854.jpg



       さて逆に中心から東に向かうと、狭い道の正面に見えてくるのが
       サロのドゥオーモ
d0097427_2339367.jpg



       後期ゴシック様式で建設が始まった物の、未完のままで現在も。
       が、正面入り口の大理石の装飾は1506年からの物と。
d0097427_23392720.jpg

d0097427_23394614.jpg



       ピン甘ブレ写真で失礼して、こちらが内部の様子と、
       正面の薔薇窓を内側から。
d0097427_2340135.jpg

d0097427_23403191.jpg



       ドゥオーモ脇の狭い道を横に抜け
d0097427_23404717.jpg



       湖岸通りをさらに東に、ドゥオーモ後ろからの眺め
       ドゥオーモの丸屋根が少し変わった傾斜の半球ですね。
d0097427_2341117.jpg



       この東の方は住宅地区となり、お家の庭に見える
       驚くほど色鮮やかな赤い花!
d0097427_23413577.jpg



       湖岸沿いも少しのんびりとした感じとなり、
       ゆらゆらのイタ鴨一家とか、
d0097427_23414971.jpg



       ちゃっかりとボート上で憩うカップルとか、ね。
d0097427_2342378.jpg


       という様子の、ガルダ湖西岸のサロ、
       お気に入って下さったでしょうか?

       ガルダ湖というと、ヴェローナから行きやすい
       シルミオーネが有名ですが、東岸も、奥も、
       そしてこの西岸も、それぞれに趣ある町が続きますので、
       チャンスを見つけてお出かけ下さ~い!


     ◆ 追記 ◆

       このサロの記事を見て下さったcucciolaさんから、
       ラツィオ州はブラッチャーノ湖畔のお城城主であった
       パオロ・ジョルダーノ・オルシーニと、彼は妻殺しでもあり、愛人の夫も殺し、
       素晴らしい美人ヴィットーリア・アッコランボーニと遥々このサロの地に
       逃げて来て結婚したものの、二人とも報復のため殺された、という16世紀のニュースを!

       ブラッチャーノのお城というのは、かのトム・クルーズが結婚した城ですが、
       この2人の当時の大スキャンダルの詳しいお話は、こちらに。
       http://blog.livedoor.jp/cucciola1007/archives/3261454.html
       

     *****     

       水彩ブログには、金色使いの2枚、 途中経過と、もうそろそろ?
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho
       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

by italiashiho2 | 2013-05-27 23:46 | ・ヴェローナ・ガルダ湖 | Comments(14)
2013年 05月 23日

   ・・・ 初夏のヴェネト、プロセッコの葡萄畑をどうぞ! ・・・

d0097427_0264557.jpg

       初夏のヴェネト、と書いたのは良いのですが、
       まだこちら北イタリアはお天気が安定せず、
       今日もまだ肌寒い程。

       が、昨日一回りして来ました「白ワインの道」と命名されている
       我が町コネリアーノから北西のヴァルドッビアーデネ・Valdobbiadene
       に至る葡萄畑では、
       暑い程の快晴のお天気に恵まれ、辛口発泡性白ワイン
       プロセッコ・Prosecco になる葡萄の赤ちゃん達が
       順調に育っておりました。

       今日は大急ぎで整理した写真、簡単な説明のみで、
       初夏の葡萄畑の様子をお楽しみくださいね!

       上は、いつも上の道から眺め下ろす写真でご覧頂いている
       グイア・Guiaの村を、葡萄畑の道から。


       地図をどうぞ
d0097427_027667.jpg

       コネリアーノの町は、この地図の右下外れの方向で、
       往きは南のピエーヴェ・ディ・ソリ―ゴ・Pieve di Soligoから
       西に向かい、グイア辺りからは畑の中の細い道を。
       で、サント・ステーファノ・Santo Stefanoに出て、
       目的地のサン・ピエトロ・ディ・バルボッツァに。

       戻りは北側の県道を通り、フォッリーナ・Follinaの修道院にも
       ちょっと寄り戻って来た、という一回りでした。


       サン・ピエトロ・ディ・バルボッツァ・San Pietro Barbozza
       目的地だったと書きましたが、上の地図では場所が出ませんで、
       こちらをどうぞ。
d0097427_0273057.jpg
     
       赤点を付けた場所、この辺りという感じですが、へへ、
       ここからの以前撮った写真がどこかに消えてしまい、
       しっかりしたのをもう一度撮りたかったのが、今回の目的。

       赤点のすぐ南側、ここのほんの小さな一帯がプロセッコの中でも
       最高と言われるカルティッツェ・Cartizzeの葡萄畑で、
       ちょっと一人で入り込むのが躊躇われるのと、

       とにかく道が狭くカーヴ続き、上り下がりも多いので・・、
        一計を案じまして、写真仲間のジョヴァンニに同行を頼み、
       彼の車でミレーナも一緒に、3人で出かけたという訳でした。

       まさにこれが正解でして、ジョヴァンニはサイクリングもしているとの事で
       この辺りの道に詳しく運転も上手、
       私が通った事のない道や、眺めの良い葡萄畑の中の道を通ってくれまして。

       快晴のお天気の中での、念願の葡萄畑の写真撮りを
       大いに楽しめた半日、という様子でした。

       ヴァルドッビアーデネのワイナリー訪問 その1と2
       http://italiashio.exblog.jp/9780579/
       http://italiashio.exblog.jp/9780374/

       白ワインの道を走る自転車競技
       http://italiashio.exblog.jp/7884302/

       ヴェネトのご案内はこちらから
       http://italiashio.exblog.jp/i8
       

       
       グイア辺りから入り込んだ、葡萄畑の中の細い道から
d0097427_0275228.jpg

d0097427_028172.jpg

       この辺り、道の両脇が葡萄畑なのですが、
       ご覧のように小山、丘が続く古くからの葡萄畑。
       畑にはトラクターが入り込めない程の傾斜地の葡萄畑なのですね。



       所々にあるかっての農家、と思うのですが、
       殆どが農具、トラクター置き場となり、
       または小屋の様な農具置き場が点在します。
d0097427_0284054.jpg



       土地の傾斜に適応しつつの、小さな葡萄畑。
d0097427_02857100.jpg

d0097427_029137.jpg



       そして、ほら、小さな葡萄の赤ちゃんたち
d0097427_0292995.jpg

d0097427_0294636.jpg



       畑脇の、小さな白い花いっぱいの房。
d0097427_030133.jpg



       サント・ステーファノの町。
d0097427_0302892.jpg



       この辺りの葡萄畑。
       いつも、耕して天に至る、という言葉が思い浮かびます。
d0097427_0304439.jpg

d0097427_0312495.jpg



       この家はジョヴァンニが教えてくれたのですが、
       「主のいないオステリーア」といい、飲食物と値段表が用意されており、
       欲しい物を飲み食べ、料金を置いてくる仕組みだそう!
       ちょっと高いけど、と。
d0097427_0314654.jpg



       葡萄の木は何十年も働いてくれる訳ですが、
       根元近くの木肌を見るたびに、畏怖の念さえも!
d0097427_032174.jpg



       道脇にバール件レストランらしき物を見つけましたが、
       ちょうど改装中で店は開いておらず、
       ですが、小高くなっているテラスから素晴らしい眺めを

       雲が動き、面白い陽と陰を。
d0097427_0322282.jpg

d0097427_0324471.jpg



       すぐ傍らにあった碑と祠
d0097427_033618.jpg

d0097427_0332323.jpg

       碑には、バルドビッアーデネ
            人々と プロセッコ葡萄の 歴史の土地



       一旦上側を通る県道に出て、サン・ピエトロまで行き、
       バールでカフェを飲み休憩。

       たまたま店の中にも私が以前撮ったと同じ場所からの写真があり、
       これを見れる位置は、と土地のシニョーレに訊ね、
       3~400m程戻った所から入り込む、と教えて貰いました。

       ははは、3~400mね、1k300mの間違いだったかも!
       何度か違う道に入り込み戻り・・、

       ですが、遂に細い細い道の先から、
       この風景の場所をね!
       丘の上に見えるのが、サン・ピエトロ・ディ・バルボッツアの町
d0097427_0334728.jpg



       道の先、葡萄畑を抜けていくと、この大砲も!
       これは雨が欲しい時にドカンとやるのだそう。
d0097427_0341597.jpg

       済みません、前の記事で確かめましたら、
       この大砲、ガス発射砲は対寒害防止用だそうです。


       丘の一番先、見晴らしの良い場所にある、
       これも記憶にある大木の、しぶとい生き残りの姿!!
d0097427_03431100.jpg



       ここから南はこんな急傾斜となり、
d0097427_0344695.jpg



       この素晴らしい葡萄畑の眺めに感嘆!!
d0097427_035625.jpg

d0097427_0352441.jpg

       傾斜に沿い、小さなハンカチを広げた様な葡萄畑が続き、
       たしかこの畑のすぐ東側が、案外この辺りが西の端なのか、
       ヴァルドッビアーデネ・プロセッコの最高品カルティッツェの畑なのですね。

       今回私は、こちら西側に魅せられ、
       何枚も何枚も写しておりました。
d0097427_0354740.jpg

d0097427_036261.jpg

       ちょっとした桃源郷と思われません、
       この見事に手入れされた素晴らしい葡萄畑の眺めは?!

       はい、日本のプロセッコ・ファンの皆様
       この一帯があの美味しいプロセッコの畑
       そして、カルティツェになる葡萄が育つ畑なのです!


       葡萄畑の向こうに望める大きな町は、ヴァルドッビアーデネで、
d0097427_0364963.jpg



       すぐ南の向こうには、ピアーヴェ河が白く光ります。
d0097427_037366.jpg



       畑の傾斜のきつさがお分かりでしょうか?!
       営々と続けて来たこの土地の人々の忍耐、凄さを思います。
d0097427_0371769.jpg

d0097427_0375183.jpg



       ここでもやはり、プロセッコの赤ちゃんたちが大きくなりかけ、
d0097427_038941.jpg



       細い中の道では消毒薬噴霧中
d0097427_0382371.jpg

d0097427_0384179.jpg



       遠くの畑は、まさに山の半ばまで!
d0097427_0385860.jpg

       今迄の写真でもお気づきになったかもしれませんが、
       この一帯の葡萄畑の畝の違いに、気がつかれましたか?

       普通は葡萄畑の畝は平行に並びますね。
       所がここ一帯のは格子状になっている所もあるのです。
       近くで見ましたら、横に広げずに隣の畝に向けアーチ状に。

       何か原因があるのか、単に木が古く収穫が多いのを享受する為なのか、
       チャンスがあったら訊ねてみましょう。



       最後にもう一度、サン・ピエトロ・ディ・バルボッツァの眺めを。
       雲が動き、手前が陰に入り、これもなかなかなのでした。
d0097427_039283.jpg



     *****     

       水彩ブログには、猫ちゃん達に、お援けを願いまして ・・
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho
       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

by italiashiho2 | 2013-05-23 00:41 | ・ヴェネト州 | Comments(16)
2013年 05月 18日

   ・・・ ヴィッラ・エモ ・ ヴェネトのヴィッラ訪問 ・・・

d0097427_253248.jpg

       先日のルッカのアンフィテアトロ広場でご覧頂いた
       ホモ君ならぬエモ君に拘った訳ではないのですが、ははは、
       今日はこの早春に訪問しましたヴェネトのヴィッラの一つ
       ヴィッラ・エモ・Villa Emoのご案内です。

       
       ヴェネト州に点在するヴェネツィア貴族の館・ヴィッラ・ヴェネタ
       と呼ばれるのが一体幾つあるか、ご存知ですか?
       ヴェネト州の公表では4000以上という事になっていまして!!、
       現在一般公開されている物、非公開、またホテルなどに改装されている、
       そんな様々たくさんのヴィッラですが、
    
       アントーニオ・パッラーディオ・Antonio Palladioが設計建築のヴィッラは、
       ユネスコの世界遺産に指定されており、
       このヴィッラ・エモもその一つなのですね。


       地図をどうぞ
d0097427_26066.jpg

       真ん中に見えるファンツォーロ・Fanzolo
       ヴィッラ・エモはあります。

       ヴェネツィア貴族の館と書きましたが、ヴェネツィア以外に
       なぜこんなにヴィッラが存在するか、という事ですが、
       
       最初は地中海貿易から始まったヴェネツィアの繁栄が、
       15世紀の半ばから始まる大航海時代になると、
       東洋のみならず、アメリカ大陸にまで商業交易が広がり、
       ヴェネツィアの独占は衰え、航海による繁栄は斜陽を迎えます。

       で本土側に広い領土を持ち、農業収益を求めるようになり、
       この管理、作業所、そして蒸し暑いヴェネツィアの夏を逃れる為にも
       本土の領土に館を持つ様になったという訳です。



       この日は地図の左下に見えるヴィッラ・コンタリーニ・Contariniを
       先に訪問し、お昼ご飯の後こちらにという事で、
       まだ早春、午後の半ばでも早くも陽がかげり加減という様子でしたが、

       かっては全てこの館の領土だったろうと思われる広い駐車場の向こう、
       ポプラ並木の向こうに見える建物は駅舎で、
       トゥレヴィーゾからカステルフランコ、ヴィチェンツァを結ぶ
       鉄道線の、ファンツォーロ駅なのですね。
d0097427_262340.jpg

       という訳で、こんな平野のど真ん中にあるヴィッラなのですが、
       鉄道が通っておりますのでヴェネツィアからも訪問できます。

       ついでに開館時間などを
       5月~10月
         月~土曜 15時~19時
         日曜祭日 9時半~12時半 15時~19時 

       11月~4月
         月~土曜 10時~12時半 14時半~17時半
         日曜祭日 9時~12時半  14時から18時

       15名以上のグループは、上記以外の日でも予約可能
       fax 0423.487043   又は e-mail info@villaemo.tv.it

       サイトは
       http://www.villaemo.org/



       お屋敷の鉄柵の前からは、こんな感じで、
d0097427_264048.jpg



       柵の中、こんな様子に石像のある前庭が広がります
d0097427_265856.jpg



       玄関前はこんな様子で、敷き石が敷き詰められており、
       パッラーディオ特有の高くなった本邸、そして円柱の並ぶ
       前のテラスですが、あとは至って簡素な印象。
d0097427_4525963.jpg

       正面のテラスに至る緩やかな石段の横に見える生垣は藤だそうで、
       花の時期には大変見事なのだそう!

       この写真では向かって左側だけですが、
       本邸の両脇には細長いバルケッサ・barchessaが翼の様に連なり、
       その一番端に見える塔はコロンバイア・colombaia・鳩小屋



       本邸左のバルケッサに見えた小さな鐘
       十字が付いているので、この下に礼拝堂でもあったのかも・・。
d0097427_271854.jpg



       本邸建物上部の装飾で、真ん中に見える縞の紋章が
       この館の持ち主であったエモ家の物。
d0097427_273960.jpg

d0097427_281157.jpg

       エモ家というのは、オリージネはギリシャで、そしてダルマチアに。
       ヴェネツィアには10世紀に、そして貴族に1304年から、という
       いわば名門ですが、

       ここのヴィッラの建設は1558年からで、
       建築設計のパッラーディオは既にこの様式のヴィッラを手掛けて
       20年もの事で、
      
       建築史に取っては初めての、バルケッサが両翼に広がる形
       ほぼ同時期に建設のアーゾロ近くのヴィッラ・バールバロ・Barbaroも
       この翼を広げた形ですね。

       ヴィッラ・バールバロ・ディ・マゼール
       http://italiashio.exblog.jp/9337470/       


       現在の我々の見学には、勿論正面階段は使わせて頂けませんで、はは、
       階段脇の入り口から入り、向かって右のバルケッサに。
d0097427_291328.jpg

       バルケッサというのは、元々はバルカ・小舟に由来すると思うのですが、
       小舟の収容場所、ちょっとした倉庫的意味合いから、
       こうして農作業や事業が主となってもそのまま使われた様子で、
       いわば作業場、倉庫ですね。

       15世紀ごろのヴィッラでは、周囲を建物が取り囲む内庭が
       所謂作業場だった訳ですが、
       この時代、既にヴェネツィア共和国が安定していた事も
       大いに関係し、広い土地のこの形、に移行したのではないでしょうか。



       バルケッサにちょっとした展示物がありましたが、
       館の上空からの写真をどうぞ
d0097427_293371.jpg



       こちらはウィキぺディアから拝借の平面図で、
       真ん中の本館はこの様に四角く、
       上でご覧頂いたバルケッサと言いましたのは、角柱が並ぶ前部の
       廊下部分で、後ろに各部屋があります。
d0097427_295291.jpg

       我々が見学したのは、まず本館の狭い階段を上がり、
       赤い点をつけたテラスに出て、そこから右に抜け、
       そして奥の部屋に。 
       そしてテラスの奥に当たる北側の大きな部屋から左側に。



       では、前面のテラスの様子からどうぞ

       建物は装飾が殆ど無く、派手な装飾のヴィッラを見慣れた目には
       質素な感じさえするのですが、
       内部は大変細やかな素晴らしい装飾、フレスコ画で埋められており
d0097427_2101688.jpg

       上部の天井も深い格天井で、



       その下部分と床。
d0097427_2103196.jpg

       右奥にトウモロコシが見えますね。
       これは、このエモ家がここの領土で、アメリカから齎された
       トウモロコシを、ヴェネトで始めて栽培し始めた由来に拠る物と。



       床には大理石のモザイク装飾が施されているのですが、
       真ん中にはクジャクがおりました。
d0097427_2104994.jpg



       上部
       脇に見える花模様が可愛いでしょう?
d0097427_211833.jpg

d0097427_2112752.jpg

       この館のフレスコ画装飾を手掛けたのは、ヴィッラ・マルコンテンタの
       装飾と同一人ジョヴァンニ・バッティスタ・ゼロッティ
       Giovanni Battista Zelottiという画家だそう。

       ヴィッラ・フォスカリ、または、ラ・マルコンテンタ
       http://italiashio.exblog.jp/14731966



       多分本来の名士客人達は、このテラスから直接に奥の部屋に
       通ったのでしょうが、今は硝子戸が閉じられておりまして・・、
d0097427_2114464.jpg



       テラスから見はらす前の景色
       現在は上記しました様に鉄道線も横切り、
       この前庭の柵の向こうには道路も通っておりまして・・。
d0097427_212092.jpg



       こちらはテラスの右脇の部屋で、
       暖炉もあり、
d0097427_2121462.jpg



       フレスコ画の装飾、ムラーノ製のランプもありまして、
       小さな部屋なのですが、なかなか居心地の良さそうな可愛い雰囲気。
d0097427_2123241.jpg

       フレスコ画のモチーフは、扉上部のキリスト像は別とし、
       ヴィッラ全体が神話に題材を取っている様子。



       こんな風に奥の部屋が見渡せ・・
d0097427_2124657.jpg



       脇の窓からは、下のバルケッサも見えます。
d0097427_213365.jpg

       かっては開いた廊下だったのでしょうが、
       現在は硝子戸で覆われた場所となっており、
       各種催しもここで行われているとか。



       中央部分にはこんな風に上階への階段があり、
       我々は上れませんでしたが、きっと寝室があるのでしょうね。
d0097427_2132486.jpg



       真ん中部分の通り抜ける小部屋
       ここはかなり暗い部分だったのですが、
       こんな風にグロテスク模様があり、
d0097427_2134243.jpg



       天井の梁や板にも可愛らしい模様
d0097427_2135691.jpg



       こちらは右側の奥の部屋の壁
       壁の装飾はトウモロコシやキャベツといった野菜類で、
d0097427_2141217.jpg



       この素敵な小箪笥の上の黒い箱
       これに何が入っていると思われます?
       開けては見れなかったのですが、ナイフ入れなんだそう。
d0097427_2142668.jpg



       こちらが奥の大部屋の装飾
       テラスの円柱ともども、こちらも騙し絵になっていて、
       テラスとをつなぐ間のアーチの下には、
       東屋風の植物の絡んだ格子と空。
d0097427_214514.jpg



       そしてこの部屋から見渡す、北側のお庭!
       なんとも広大で・・。
d0097427_21551.jpg



       左脇の部屋ですが、
       ここの部屋の装飾がなんとも居心地が良さげなゆったりさで、
d0097427_2152227.jpg



       同屋の西向きの壁の暖炉
       渋い色と柄で素晴らしいでしょう?
d0097427_2154590.jpg

       
       所でヴェネト州にある無数のヴィッラですが、
       最初の建設所有者が現在もそのまま、というのは
       なんとこのヴィッラ・エモと、ヴィッラ・マルコンテンタの
       フォスカリ家だけと!!
       蛇足ながらフォスカリ家の当代は、建築家だそう。

       ですが残念な事に、このヴィッラ・エモは2004年まで
       エモ家の所有だったのが、現在は銀行が買い取り、お値段も聞きましたが・・!
       法人名義となっております。

       寒い早春に訪れた我々は、暖房の効いた温かい空気に和み
       館内の装飾の、優しい居心地の良さ、細やかさが大変気に入りました。

       今の時代、ご先祖様からの大き過ぎる遺産は逆に大変なのかもしれず、
       銀行の持ち物となっても、上手く残ってくれるのが有難いですね。

       フォスカリ家の悲劇については
       http://italiashio.exblog.jp/14830419/



       さて館内の見学が済み、裏のお庭に出て
d0097427_2161239.jpg


   
       建物の裏側も拝見
       ほらね、裏は北側という事もありますが、修復が済んでおらず、
       印象がまるで違いますね。
d0097427_2163217.jpg

       そしてお気づきですか、
       表には一つも見えなかった煙突類が、こうして裏側にたくさん!



       本館真ん中の下に入り口が見えますが、
       ここに台所があったのだそう。
d0097427_216482.jpg



       表に回って来て、見学もお終いに
       もうかなりの薄暗さで、テラスに灯が灯っておりました。
d0097427_217672.jpg

d0097427_2172595.jpg



       という様子で、              
       ヴィッラ・エモの見学、ご苦労様でしたぁ!       
d0097427_2174023.jpg




     *****     

       水彩ブログには、進行中1点、そして手直し2点の、近況報告を
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho
       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          



      

by italiashiho2 | 2013-05-18 02:20 | ・ヴェネト州 | Comments(2)
2013年 05月 13日

   ・・・ ブログ 総目次  その9 ・・・

     月毎にまとめて見ました。
     この方が辿りやすいかと思いますので。
    
     どうぞ古い記事でも、宜しかったらコメントを
     お願い致します!


      2013年

      12月

  27日 絵本原画展 ・ 仲間とのお昼 ・ コネリアーノのクリスマス飾り 
      http://italiashio.exblog.jp/20153583/

  22日 ベルリンの、ゲメルデ絵画館 をちょっぴりご案内 
      http://italiashio.exblog.jp/20132103/

  17日 霧深きヴェネツィア ・ 冬の夕暮れから夜 
      http://italiashio.exblog.jp/20111861/

  12日 北国の朝 ・ ロヴェレートからトレントまで、そして古城 
      http://italiashio.exblog.jp/20093993/

   8日 ロヴェレートの旧市街散歩  そして モーツァルト 
      http://italiashio.exblog.jp/20074965/

   3日 ロヴェレートのクリスマス市 
      http://italiashio.exblog.jp/20053906/


      11月

  28日 白根登山と、草津温泉 
      http://italiashio.exblog.jp/20033636/

  23日 ヴェネツィア散歩 ・ 冬に向かう日々 
      http://italiashio.exblog.jp/20013213/

  18日 「レオナルド・ダ・ヴィンチ 万能の人」展 ・ ヴェネツィア 
      http://italiashio.exblog.jp/19973971/

  12日 ヴェネツィアのラグーナ ・ フラミンゴの群生地 
      http://italiashio.exblog.jp/19952644/

   8日 長野再訪 ・ 芹田小学校 と 善光寺 
      http://italiashio.exblog.jp/19934175/

   2日 日本で食べた美味しいもの!! ・ それの、ほんの少し! 
      http://italiashio.exblog.jp/19911711/


      10月

  28日 スコミーゴ村に戻って ・ ちょっぴり晩秋 
      http://italiashio.exblog.jp/19890032/

  24日 無事、戻りました! と、諏訪の個展のご報告 
      http://italiashio.exblog.jp/19871424/

   2日 長野・諏訪での個展のお知らせ と 出発前のもろもろ! 
      http://italiashio.exblog.jp/19754172/


      9月

  25日 その3 スフォルツェスコ城 ・ ミラノ 
      http://italiashio.exblog.jp/19714693/

  19日 スフォルツェスコ城 その2の2 ・ ミラノ 
      http://italiashio.exblog.jp/19679491/

  19日 スフォルツェスコ城 その2の1 ・ ミラノ 
      http://italiashio.exblog.jp/19679446/

  12日 スフォルツェスコ城 その1 ・ ミラノ 
      http://italiashio.exblog.jp/19641723/

   5日 ピッコロ・サン・ベルナルド峠越え ・ ルイーザの写真で
      http://italiashio.exblog.jp/19600459/


      8月

  25日 しのび寄る秋の気配 ・ スコミーゴ村 
      http://italiashio.exblog.jp/19531080/

  19日 ムラーノ島の朝散歩 ・ ヴェネツィア 
      http://italiashio.exblog.jp/19488925/

   1日 暑中お見舞い申し上げます! ・・残暑お見舞いも兼ね、
      http://italiashio.exblog.jp/19387101/


      7月

  21日 ドロミーティの景観 ・ 山小屋サン・マルコ 
      http://italiashio.exblog.jp/19311429/

  16日 トゥレ・チーメ・ディ・ラヴァレード ・ ドロミーティの景観 
      http://italiashio.exblog.jp/19280151/

  12日 チゾンの村 ・ 水の道 ・ Via dell'Acqua 
      http://italiashio.exblog.jp/19248110/

   6日 麗しの古都 コインブラ n.2 ・ ポルトガル 
      http://italiashio.exblog.jp/19203273/

   2日 コインブラ、麗しの古都 その1 ・ ポルトガル 
      http://italiashio.exblog.jp/19138012/


      6月

  27日 発見のモニュメント ・ ポルトガル、リスボン 
      http://italiashio.exblog.jp/19064402/

  22日 夏のヴェローナ ・ ランベルティの塔の上から
      http://italiashio.exblog.jp/19030652/

  17日 薔薇に囲まれたお家にお邪魔して
      http://italiashio.exblog.jp/18991093/

  11日 ベリー公のいとも豪華なる時梼書 
      http://italiashio.exblog.jp/18945185/

   6日 古物コレクション、 スコミーゴ村のお隣さん 
      http://italiashio.exblog.jp/18914570/

   2日 オペラに生き、恋に生き ・ プッチーニの家博物館 
      http://italiashio.exblog.jp/18889877/


      5月

  27日 サロ ・ Salò ・ ガルダ湖西岸のヴァカンス地
      http://italiashio.exblog.jp/18861056/

  23日 初夏のヴェネト、プロセッコの葡萄畑をどうぞ! 
      http://italiashio.exblog.jp/18825339/

  18日 ヴィッラ・エモ ・ ヴェネトのヴィッラ訪問
      http://italiashio.exblog.jp/18796424/

  13日 ピエトロ・ベンボとルネッサンスの創造展 
       http://italiashio.exblog.jp/18746557/

   8日 アンフィテアトロ広場 ・ ルッカ 
      http://italiashio.exblog.jp/18716928/

   2日 ピノッキオの公園 ・ コッローディ
      http://italiashio.exblog.jp/18685672/


      4月

  28日 4月25日、祭日大快晴、 ヴェネトの春をどうぞ! 
      http://italiashio.exblog.jp/18655967


  22日 街並みツァー n.2 ・ ルッカ中心部を一巡り 
      http://italiashio.exblog.jp/18606575


  18日 街散歩 n.1 ・ ルッカ中心部を一巡り 
      http://italiashio.exblog.jp/18571892


  13日 ルッカ周辺旅行で食べた、旨いもの! 
      http://italiashio.exblog.jp/18530969


   8日 ナポリ カポディモンテ博物館のご案内ちょっぴり 
      http://italiashio.exblog.jp/18496907


   3日 春のルッカ周辺小旅行 予告編を 
      http://italiashio.exblog.jp/18468366



      3月

  20日 最近見た映画とDVD ・ 春休みを前に” 映画祭り ”を 
      http://italiashio.exblog.jp/18379789


  15日 ルイーザの雪国報告 ・ ブルグ・サン・モーリス 
      http://italiashio.exblog.jp/18195794


  10日 ヴェーラ・ダ・ポッツォ ・ ヴェネツィアの井戸 n.1 
      http://italiashio.exblog.jp/18065316


   5日 ドムス・デル・ミート ・ サンタンジェロ・イン・ヴァード 
      http://italiashio.exblog.jp/17938708


   1日 サンタンジェロ・イン・ヴァード ・ マルケ州の珠玉の町 
      http://italiashio.exblog.jp/17906765



      2月

  24日 ヴィッラ・ヴェネタの訪問記予告編  と  お昼ごはん 
      http://italiashio.exblog.jp/17879590


  19日 光と影の、または、揺らめくヴェネツィア 
      http://italiashio.exblog.jp/17853959


  14日 ウルビーノのパラッツォ・ドゥカーレ・Palazzo Ducale di Urbino 
      http://italiashio.exblog.jp/17825804


   9日 春の小さな先ぶれ ・ ジョヴァンニの写真で 
      http://italiashio.exblog.jp/17794599


   4日 ソヴァーナのドゥオーモ   最後に、宝もの探しの話題も 
      http://italiashio.exblog.jp/17756379



      1月

  30日 ソヴァーナ ・ Sovana   まず町の様子をどうぞ! 
      http://italiashio.exblog.jp/17721629


  25日 ロベルト・インノチェンティ ・ サルメデの絵本挿絵展にて 
      http://italiashio.exblog.jp/17685748


  21日 仲間と一緒の、美味しくて安いアグリトゥリズモのお昼 
      http://italiashio.exblog.jp/17658992


  16日 ソラーノ ・ Sorano の町散歩をどうぞ! 
      http://italiashio.exblog.jp/17631030


  11日 ミラノのドゥオーモ ・ Duomo di Milano
      http://italiashio.exblog.jp/17601733


   6日 年明け早々の、ミラノの街 散歩 
      http://italiashio.exblog.jp/17570619


   1日 新年明けまして、おめでとうございます! 
      http://italiashio.exblog.jp/17544269

by italiashiho2 | 2013-05-13 23:01 | ・ブログ総目次 12-1
2013年 05月 13日

   ・・・ ピエトロ・ベンボとルネッサンスの創造展 ・ パドヴァ ・・・

d0097427_5181159.jpg

       先週の木曜日にパドヴァで開催中のピエトロ・ベンボ展
       仲間と出かけて来ました。

       展覧会の正式の名はタイトルの様に
       ピエトロ・ベンボとルネッサンスの創造展
       Pietro Bembo e l'invenzione del Rinascimento と言い、
       詩人であり、近代イタリア語の父として知られるベンボを、
       (1470.5.20ー1547.1.18)
       その幅広い交友関係、関係した宮廷、宮廷文化等を通し、
       彼自身は意図していなかったにせよ、ルネッサンス文化を創り上げた
       人物の一人と捉え、
       彼の芸術コレクション、関係した作品、手稿本などを一同にした
       絵画作品などの規模は小さいものの、
       大変に内容密度の濃い展覧会だったと感じました。

       とは言え、私は彼の名前、作品等の名は知っているだけで詳しくはなく、
       到底それらについては語れませんが、嬉しい事に、
       ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ラファエッロ、ミケランジェロのデッサンも、
       そして今回舐めるようにして見る事の出来たマンテーニャがあり、
       そんなこんなをご覧頂こうと思います。

       日本ではまだ余り知られていない人物の様ですが、
       展覧会の難しい事などよりも、いつものshinkai流に、
       あちこち脱線しつつのご案内となると思いますので、
       お気軽に、お楽しみ頂けると嬉しいです。

       今回の写真は全て会場で求めたカタログとパンフレット、
       そしてサイトから拝借した物です。
       
       この展覧会については「ヴェネツィアそしてイタリア」のfumieveさん
       書いておられますので、人物像などはこちらでどうぞ。
       http://fumiemve.exblog.jp/17473542/

       会期は今週末5月19日までですが、大変好評だった様子。
       サイトはこちらに。
       http://www.mostrabembo.it/


       上の写真は、会場で配布していたパンフレットの表紙で、
       ジョルジョーネの「2人の肖像」

       上の作品の全体像がこちら。
d0097427_5184839.jpg



       同じくジョルジョーネの作として展示されていた
       「緑色の本を持つ若者」 
d0097427_519635.jpg

       ベンボは、当時のヴェネツィアにあって、画期的な出版を
       続けていたアルド・マヌーツィオとの交流も深く、
       何冊か出版もしているのですが、
       この小型本がベンボのアイディア、という様子。
       
       この絵もジョルジョーネかどうかという疑問もある様ですが、
       私は絵の美しさにほれぼれと・・。

       今回は平日の朝一番に会場に行ったのですが、
       それでもかなりな入場者数。
       おまけにこの時期は学校の見学期と重なり、小学生から高校生まで。

       が、それでも日本の展覧会を思うと少なく、
       傍に寄ってじっくりと矯めつ眇めつ眺める事も出来まして、

       このジョルジョーネの若者、向かって左目がちょっと気になる
       感じもあるのですが、良く見ましたら、
       一旦削って描き直した跡がありました。



       ジョルジョーネの「若者の肖像」 
d0097427_5193195.jpg



       ジョルジョーネ「フランチェスコ・マリーア・デッラ・ローヴェレの肖像
       Francesco Maria della Rovere」
d0097427_5194790.jpg

       勿論子供時代の肖像画。

       以前見たジョルジョーネ展で、初めて彼の絵の素晴らしさに
       感嘆した、のでしたが、
       今回は4点も素晴らしいのが並び、それはもう圧巻でした!!

       ジョルジョーネの生まれた町ヴェネトのカステル・フランコと
       ジョルジョーネ展についてはこちらを。
       http://italiashio.exblog.jp/10712975/



       こちらはサイトから拝借の、青年期のフランチェスコ像、ラファエッロ作
d0097427_520881.jpg

       すっきりとしたお顔に成長されておりますが、はは、
       彼はウルビーノ公フェデリーコ・ダ・モンテフェルトゥロの娘
       ジョヴァンナを母にデッラ・ローヴェレ家に生まれ、
       母の弟グイドバルド、つまり叔父が継承者なしで亡くなったため、
       ウルビーノ公国を継承した、という人物。

       ですが、なかなか複雑困難な人生を送った方の様子で、
       大人になっての肖像はティツィアーノ作がありますが、
       大変厳しい顔になっておりまして・・。



       ルネッサンス期の文化で名高い宮廷、ウルビーノ公国の名が出ましたので、
       このベンボ展に出品のラファエッロ作
       「エリザべッタ・ゴンザーガの肖像・Elisabetta Gonzaga
       (1471年ー1526年)を。
       と書いたのですが、実は私はこの作品をどうしてか見逃しまして・・、
d0097427_5203079.jpg

       彼女はマントヴァのゴンザーガ家から、ウルビーノ公国の
       グイドバルド・Guidobaldoに嫁いだ、教養と美徳を謳われた女性で、
       ベンボは彼女と彼女の夫から、ウルビーノの宮廷に1506年から数年間
       招かれた、と言う事情です。

       ただしエリザべッタは上記しました様に、継承者なしの結婚生活、
       はたまた時代変遷の狭間にあってウルビーノに定住できず、
       最後はフェッラーラで亡くなっております。

       マントヴァ侯爵夫人として名高い、ルネッサンス女性
       イザベッラ・デステ・Isabella d'Esteは、
       彼女の兄嫁に当たる、という関係。

     ◆ お断り ◆

       私はこの作品を見逃した、と思っていたのですが、
       はは、どうやら東京にお出ましだった様子でして、
       なんともイタリアらしいチョンボで、私も納得致しました。


       ではおまけに、エリザべッタの夫グイドバルドの肖像
       これもラファエッロ作と、
d0097427_5205136.jpg



       グイドバルドの子供の頃、父のフェデリーコ公との姿を。
d0097427_5211686.jpg


       ウルビーノのパラッツォ・ドゥカーレについては、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/17825804/



       こちらは清楚で優しさに満ちたジョヴァンニ・ベッリーニ
       Giovanni Belliniの聖母子像
d0097427_5213435.jpg

       ベンボは大変彼の絵を好み評価していた様子ですが、
      


       こちらも会場にあった、ガブリエーレ・ダッラ・ヴォルタ・Gabriele dalla Volta
       描く所のジョバンニ・ベッリーニ像
d0097427_5215219.jpg

       この髪形と僧服に驚いたのですが、理由は探しかねまして、
       見つめるかなり厳しい目、それにも少し驚きました。
       
       彼の絵は一見優しそうに見えますが、大変な勉強家で、
       姉のニコロシーア・Nicolosiaが結婚したマンテーニャからは勿論、
       ピエロ・デッラ・フランチェスカ、アントネッロ・ダ・メッシーナ、
       ジョルジョーネ、果てはデューラーからも学んでいる様子が分かるそうですが、
       決して自分を失くすことなく、ヴェネツィア派絵画の大家でした。

 


       ちょっと息抜きに、はは、会場にあったこの絵を。
       ロレンツォ・コスタ・Lorenzo Costaの「若い女性の肖像」
d0097427_5221523.jpg



       こちらはティツィアーノの作品で、
       たぶん40歳頃のベンボ像と。
d0097427_5223181.jpg

       目も鼻も後の彼の枢機卿の姿、ティツィアーノ作にそっくりですものね。
       


       そしてこちらが好奇心満々のshinkaiが、見たかった物、
       はい、ルクレツィア・ボルジャの金髪の一房!
d0097427_5225593.jpg

       ええ、大きさはですね、上の金髪が入っている部分、
       両面からガラスで挟んだ薄いものですが、10x5cm位、
       髪の毛の長さは、まぁ15cm程だったでしょうか。

       金髪、キラキラ輝く鮮やかな金髪、というイメージはなく、
       ベージュ色、藁色という様な髪の毛でござった。

       ルクレツィア・ボルジャとベンボの出会いは1502年
       ベンボ32歳、ルクレツィアが10歳年下の22歳、
       彼女が3度目の結婚でフェッラーラにお輿入れして後の事と。

       3度目の結婚というので、なんとなしにも少し歳が行ってた様な
       気がしていましたが、なんとまぁ、22歳だったのですねぇ。

       抗しがたい危険な情熱に陥った2人、ですが、
       プラトニックな関係と書いてあるのも幾つかありまして、
       まぁつまりです、彼女は自分の髪の一房を彼に贈った、のですとさ。

       彼が我に帰り、危険な関係から逃れた得たのは、
       翌年の12月に彼の弟がヴェネツィアで亡くなった時の事で、
       家に帰らざるを得なかったからなのですと。



       ここからちょっと寄り道を致しまして、ははは、
       ルクレツィア・ボルジャ・Lucrezia Borgiaの肖像を何点かどうぞ。

       これはもう大変有名なバルトロメーオ・ヴェネト・
       Bartolomeo Venetoの手になる肖像で、
       美人でちょっとばかり勝気で、男を蕩かすタイプに見えますね
d0097427_5231840.jpg



       一方こちらは、もうまるで楚々たる美人像
       ピントゥリッキオ作・Pinturicchio
       ヴァティカンのボルジャのアパートに描かれた物で、
       全体と、
d0097427_5233843.jpg



       少し色が違いますが、細部を。
d0097427_524256.jpg

       私の偏見かもしれませんが、こちらの方が実物のイメージに
       近いのではないかという気がします。
       ベンボなる人物も知りませんが、
       こういう楚々とした一見か弱げな女性像の方が
       男はんを、密かに情熱的な恋に引きずり込む、
       ははは、と思うのですけど、
       皆さんはどの様に?

       法皇アレッサンドロ6世・ボルジャの娘として生まれ、
       兄にチェーザレ・ボルジャを持ち、いまわしい噂もあれこれ囁かれ、
       生涯に3度の結婚を、父と兄の政略でさせられた女性。
       それが父も兄も亡くなった後もフェッラーラで39歳まで。
       それにしても、短い人生だったのですね。      

       今時の研究では、かっての淫乱女性のイメージどころか、
       慈善や福祉にも熱心とかいう説があるそうですが、
       う~ん、こういう女性は常に、愛されている、という確信を、
       男はんの目の中に認めたいのでしょうねぇ。
       ・・うん、まぁ、これはどの女もそうかもしれんっちゃ!



       さて再び展覧会会場に戻りまして、
       ラファエッロ・Raffaelloの作品2点をどうぞ。

       こちらは「聖家族」まだ若い頃の作品と。
d0097427_5242615.jpg



       ナヴァジェーロとべアッツァーノの肖像
       Andrea Navagero e Agostino Beazzano.
d0097427_5245157.jpg

       この二人はベンボの親友で、同じくウルビーノで知り合い
       親友となったラファエッロと共に、
       彼がレオーネ10世法皇の秘書となりローマにいた時、
       バルダッサーレ・カスティリオーニ・Baldassarre Castiglioni
       「宮廷人」の作者も連れだって、ティヴォリに出かけたりも、と。

       カタログには、話していた友人がふとこちらを見た様子と
       説明があるのですが、会場で見た時には大変難しい絵だと・・。
       つまり、絵を見る方は視線が割れ、どちらを見たら良いのかと
       いうのが、正直な感想。



       こちらは金糸も織り込んだ大変豪華なつづれ織り
       デザインはラファエッロだそうで、
       これは一部分で、大変大きな物でした。
d0097427_5251251.jpg

       ヴァティカンでレオーネ10世が貴賓を迎える場で
       使っていた物だそうで、
       後にベンボはこれを買う為、パドヴァの土地を売ったとか。

       ラファエッロの生家、ウルビーノの町
       http://italiashio.exblog.jp/14300199/



       ラファエッロの師であるぺルジーノ・Peruginoの作品
       「サンタ・マッダレーナ」も会場に。
d0097427_5253291.jpg

       私は意外とぺルジーノが好きでして、
       多分初めて実物を見たのだと思いますが、
       しげしげとその美しさを堪能致しました。

       肌の色は、後世のニスのせいかも知れませんが、
       もっと黄土色という感じで、
       はぁ、美しい絵でございましたぁ。



       こちらはミケランジェロのデッサンで、
       なんともまぁ、やはり凄いなぁ、という単純な感想のみ!
       ベンボはミケランジェロを賛美、感嘆していたのだそうで・・。
d0097427_5255257.jpg



       そして今回のこの展覧会で、私めが本当に感嘆し、
       何度も戻っては矯めつ眇めつ、舐める程の距離に顔を寄せ、
       また離れて見、そして見上げてしげしげと・・、しましたのは、 
       こちら、
       マンテーニャの「サン・セバスティアーノ」
       A.Mantegna - San Sebastiano
       この絵はヴェネツィアのカ・ドーロ、
       フランケッティ美術館からお出ましだったのですね。
d0097427_5263673.jpg



       カ・ドーロの、この絵が置かれている場所は
       この館の修復に生涯を捧げた様なジョルジョ・フランケッティの
       本当に心の籠った素晴らしい場所、

       この作品の為に設えた礼拝堂の様な奥まった場所でして、
d0097427_5265711.jpg

       全体の素晴らしい調和の中にあり、
       ですが傍には寄れず、遠くから眺めるだけだったのですね。

       所がこの会場には絵のみが来ておりまして、
       最初は味気ないなぁ、と感じた物の、
       次の瞬間にはその魅力に引き寄せられました。

       上のカタログからの写真は全体がありませんが、
       213x95cmの細長い丈の高い作品で、
       一瞬私はフレスコ画かと思い、いや、それにしたら
       なんとも柔らかい、なんだろ?! と
       傍にいた管理の女性に訊ねに行き、
       キャンバス地にテンペラ、と教えて貰いました。
       それをも訊ねる程の、肌合いが柔らかい作品だったのですね。



       これは同じマンテーニャの、ミラノのポルディ・ペッツォーリ博物館
       にある美しい「聖母子」ですが、
       キャンバス地に描かれた物である事が分かりますよね。
d0097427_5273165.jpg



       所がこのサン・セバスティアーノの作品は、もわっと柔らかい質感を持ち、
       マンテーニャ独特の固い線も、雰囲気も無いのです。

       何度も何度も顔を近づけて見て、布端の糸も縫い目も
       しっかり描かれているのも、
       白い布の白い所は何度ものハッチングの重ねによる物で、
       下から見上げると、本当に白く描かれた部分は、
       テンペラで描く際に使う、卵の艶が光る程なのも認め、

       そして布の陰は、バックのグレイとも渋い緑ともつかぬ色に
       溶け込むばかりに描かれ、
       肌の色は本当に美しく、ほんのりと朱が入った感じ。

       75歳で亡くなったマンテーニャの最晩年の作品だった様で、
       その凄さに、私は圧倒されました!
d0097427_528119.jpg
  
     
       こんなにしげしげと絵を見たのは、以前あったっけ?!
       そして10cmも離れていない所まで顔を近づけ、
       また下から見上げたり・・、舐める程に何度も!
       こんな絵の見方をさせて貰える有難さ!!

       絵の凄さ、それはもう即自分に跳ね返り、
       文句を言わず、謙虚に描け!!
       そんな風にぶちのめされ、
       見れた事、出会えたことに感謝しつつ、
       大いに気分高揚して戻って来たのでした。
      
       この絵は、画家が1506年に亡くなった時にアトリエにあり、
       その後暫く後には、パドヴァのベンボの家にあった、
       という記録があるのだそうですが、
       
       ベンボ展のお陰でこんな近くで見るチャンスを得、
       有難い事でした。

       カ・ドーロのマンテーニャの絵についてはこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/13683956/


       という事で、最後はティツィアーノ描く所の
       枢機卿姿のベンボ像をどうぞ。
d0097427_5284171.jpg

       ピエトロ・ベンボというと、枢機卿の赤い衣装姿で
       サイトでお目にかかりますから、
       かなり若い時期に枢機卿になったのかと、思っていました。

       所がファルネーゼ家出身のパオロ3世によって
       枢機卿に任命されたのは1539年、69歳
       亡くなる7年前の事で、この絵は枢機卿任命の同年の作。

       これも傍でしげしげ眺め、向かって左の襟の部分の
       描き増しはすぐ見えますが、肩から腕の部分、
       そして帽子の形がかなり小さく削られている事にも
       目が止まりました。

       もう一枚亡くなる前年か、ベンボ最晩年の枢機卿の姿も
       ティツィアーノは描いており、これも先年見ましたが、
       ここではまだゴマ塩の髭が見事に美しく白くなっており、
       ティツィアーノが男を描く時は、本当に素晴らしい
       と思った事でした。

       ファルネ―ゼ家のパオロ3世について、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/18496907/


       という様な事で、絵画作品を主にご案内いたしましたベンボ展、
       作品出展は他にもあり、コレクション品も他にたくさんあったのですが、
       正直、好きな絵を見るのに気を取られ、殆ど見ておりませんで、

       お楽しみ頂けました様に!
       お付き合い、有難うございました!


     *****

       水彩ブログには、下描きが一応済み・・、ムラーノの教会
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho
       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          



       

by italiashiho2 | 2013-05-13 05:34 | ・パドヴァとその周辺 | Comments(15)
2013年 05月 08日

   ・・・ アンフィテアトロ広場 ・ ルッカ ・・・

       皆さま、ご心配をおかけいたしました!
       明日は即PCの修復を頼まないと、と昨夜は早めに不貞寝しまして
       先程未明に目が覚め、ふともう一度とPCをつけましたら、
       なんと、接続OKに自力回復しておりました!
       という事で、改めて用意していたのをアップさせて頂きます。

     
d0097427_1151984.jpg
    
       漸くにゴールデン・ウィークも済みまして、
       さて次は、  ・・夏休みですねぇ! ははは。
       しっかり頑張って参りましょう!!

       今日ご覧頂くのは、ルッカのアンフィテアトロ広場
       Piazza dell'Anfiteatroです。

       ここは今回3度目のルッカ訪問で初めて見る事ができ、
       とても嬉しかったのと、
       いつもあれこれ教えて下さるcucciolaさんが、
       ルッカの特集が載っていますよ、と知らせて下さり、
       有難うございました!
       中にはご説明するのにちょうど良い、よく分かる図が
       ありましたので、まずはこの広場をどうぞ!
       

       上の写真はガイドブックからで、真ん中が光って済みません。
       はい、上空からの写真でご覧頂くとよく分かるのですが、
       ルッカのアンフィテアトロ広場、
       実はローマ期の野外劇場、闘技場の廃墟を利用した広場で、
       この写真で、楕円形の広場右下側が東になります。

       蛇足ながら、実はルッカでまだ見ていない、見たい物が2つ
       あったのですが、一つはこのアンフィテアトロ広場。
       もう一つがサン・フレディアーノ教会なのですがぁ・・、
       悔しい事に、写真右上に見える白い教会がそれなのですよぉ!! 
       そうなのです、すぐお隣に。  
       
       が、下調べをまるでせずに出かけ、地図も見ずにいて、
       一人うろうろと、置いて行かれない様には注意しつつ、はは、
       写真を撮って歩きまわっていたので、はい、自業自得ながら、
       ミレーナが教会前まで行って写して来たのを見せられた時は、
       あ~ん、なんでや~!と悶絶しそうでしたぁ。
       ・・ええねん、また行くのだ!!



       さて、この広場には入り口が東西南北と4つあり、
       ちょうどその真ん中に当たる点には、十字が刻まれているのだそうですが、
       それは見ておりません。
       我々は南側から入りまして、
       建物の形に一番特徴があり、高い西側の眺めがこれ。
d0097427_1154524.jpg

       ちょうど大きなすぼめられたテントが見える高いアーチ、
       あそこが西の入り口アーチです。



       小さくなりますが、ウィキペディア・サイトから拝借の、
       広場の建物360度の写真をどうぞ。
d0097427_116171.jpg

       左から2番目に高い建物群が、上で見て頂いた西側で、
       そこから右に、ちょうど写真の真ん中に見えるアーチが北の入り口、
       そして一番低い建物にちょっと見えるアーチの入り口が東で、
       このアーチが唯一のオリジナルで残っている物だそうで、
       写真の右に切れているアーチが南側。



       低い2階建て建物のアーチ、これが東の入り口で、
       ローマ期のオリジナルの残りと。
d0097427_1161884.jpg



       分かり易い図をどうぞ
d0097427_1164185.jpg

       赤丸のついた部分が、
       東側の入り口を外側から見た所。



       この図で見ると、かってのローマ期の野外劇場の遺跡が
       明らかに残っているのが見てとれますね。
d0097427_1181024.jpg

       下の白い部分、これは当時は地面が下の線の位置だったものが、
       現在は約3m程上がっているのだそう。



       そしてこちらがshikaiの写真で、

       アーチの左側の、かっての様子がよく残っている壁と、
d0097427_118293.jpg



       入り口の足元、左側
       なにせ後ろが迫っていて下がれず、1枚に収まりませんで・・。
d0097427_1184334.jpg



       こちらがアーチの右側と、足元
d0097427_1185943.jpg

d0097427_1191947.jpg



       そして、ここからこう撮りますと、はは、絵葉書や
       サイトでお馴染の、アンフィテアトロ広場の姿という事に。
d0097427_1194738.jpg



       この広場はローマ期のアンフィテアトロ・野外劇場、闘技場の
       遺跡を改修した物、とご説明しておりますが、
       本当に?!と思われる方もおいででしょうから、ははは、
       もう少し詳しく、この図をどうぞ。
d0097427_11103970.jpg

       先回のルッカのご案内で現在のルッカの地図をご覧頂きましたが、
       長方形の街の周囲を長さ4kmに渡る16世紀建設の城壁が
       取り囲んでおりました。

       が、古いローマ期の町の姿はほぼ正方形で、その北東の外れに
       紀元後1~2世紀建設のこの野外劇場があったのですね。
       今では完全に街を囲む城壁内になるのですが。

       で上の図の様に、このアンフィテアトロは
       外側が2層になった建物で、各階のアーチが54
       観客席は24階段席、という規模だったそう。

       所が北からの蛮族の侵入により破壊放棄され、
       ここの石材は教会建設に切り出され、円柱や
       装飾に使われていた大理石も教会建設に!

       中世にはここは「洞窟」と呼ばれたそうで、この廃墟跡には
       残った石材を使っての素朴な家とか店とか、塩の倉庫、
       または監獄に使われて来たのだそう。
       当時からの残っている店と宿(食堂)が各1軒と。

       そして1830年、ルッカ出身の建築家ロレンツォ・ノットリーニ
       Lorenzo Nottoliniの天才的なアイディアにより、
       この廃墟跡が生まれ変わったのですね。

       つまり、真ん中の広場部分のごちゃごちゃを取り除き、
       いろいろ建て込んでいた建物の、広場に接するラインを
       アンフィテアトロのオリジナルの楕円形に正し、
       ただし建物の高さには手をつけず、という
       素晴らしいアイディアで、広場として蘇った訳です。

       そうだったのか、と知った時は驚き、
       またそのアイディアの秀逸さに感嘆しました!

       こうして広場は食料品市場に20世紀初頭まで利用され、
       時にメルカート広場と呼ばれるのはこの為なのですが、
       後に市は引っ越して、現在のゆったりの広場となった訳です。



       では少し細部も見て頂きますね。

       こちらは東のオリジナルのアーチ入り口の脇、広場内側の
       壁にある聖人像で、サン・フレディアーノ
d0097427_11113191.jpg

       フレディアーノという聖人は、ルッカにとっては
       まるで旧約聖書のモゼの様な方でして・・。
       現在は街の北側をおとなしく流れているセルキオ川・Serchio
       ですが、16世紀この方が町の司教様だった頃は氾濫を繰り返し、
       ルッカの人々は流れを変える事ができなかったのだそう。

       で、この方が熊手を持って川に行き願いを込め祈ると、
       以後、この川は流れを変えたという、町の恩人なのだと。



       広場南側の建物の並びと、あれこれあるスーヴェニール店
d0097427_11115895.jpg

d0097427_11121779.jpg

d0097427_11123689.jpg



       で、こちらも広場の南側なのですが、
       写真を整理していて眼が止まった、一番左端に写っている方!
d0097427_11125268.jpg



       こういう事にはマメなshinkai、ちょっと大きくしてみました。
       如何、明らかに男性、若者ですよね?!
d0097427_1113891.jpg



       こちらが後ろ姿! じゃ~ん!!
d0097427_11132546.jpg

       で、ですね、我が家にアンナリーザが来た時にこれを見せ、
       ねぇねぇ、これホモちゃんと思うのだけど・・!
       彼女は慌てず騒がず、はい、事情通は落ち着いたものでして、
       いや、これはホモではなくエモ・emoと言い、流行なんだ、と。

       つまりです、ユニセックスというのか、
       女性とも男性ともつかない、服装持ち物をするエモという流行なんだそう。
       皆さん、ご存知でしたぁ?
       単純にホモちゃんと決めつけてはいけない、とは知りましたけんど、
       なんだぁ、この脚の線! そうか、見せたいのか!
       ・・でもまさか、スカートでは? ホット・パンツかなぁ?



       さて、本筋に戻りまして・・、ははは、

       こちらが西側にある、一番高い建物の、そのまた上にある屋上階
       う~ん、眺めは良さそうですけど、買い物など大変だろうなぁ!
       それに、風の強い夜などちょっと怖いかも!
d0097427_11134882.jpg



       西側の建物に見えた窓
d0097427_11142149.jpg



       今ご夫婦が座っているベンチですが、
       その足元に低くめに一列、横並びに並ぶ石があります。
d0097427_11143639.jpg



       この真ん中に見える一列の並びなのですが、
       多分この石を境に、左がかって観覧席で高くなり、
       右が広場、劇場、闘技場の境だった石だろうと。
d0097427_11145472.jpg



       広場の西側から東側の眺め
d0097427_1115918.jpg



       そして、西のアーチから外に出ますと
       外側はちょっとした古い建物の感じがあるだけで・・。
d0097427_11152393.jpg
       


       その一番角は、こんな風に建て増しされた四角い角になっていて、
       大体がほぼ楕円を保つ中で、ここだけが建て増しの角。
d0097427_11153781.jpg



       このすぐ近くで見かけた、動物繋ぎの輪
       これはどの町でも大概そのまま残されていて、いろいろな形がありますね。
d0097427_11155140.jpg

       アンナリーザに写真を見せながら、「かっての駐車場」と言いますと、
       彼女が、昔も今みたいに駐車場を探したりしたのかしらね、と。
       途端に私の頭の中には、お馬ちゃんの口輪をとった2人が
       俺が先、いや俺だ、と争っている姿が思い浮かび・・、
       きゃはは、能天気shinkai!



       では、最後は綺麗に〆るべく
       これをどうぞ!
d0097427_111695.jpg



     ◆ お知らせ ◆

       私の絵の師である二木一郎さんが、講師をしておられる教室の皆さんの
       グループ展が、東京京橋のギャラリーくぼた にて、
       13日から開催されるとの事。
       どうぞ、お出かけ下さいますようご案内いたします。
d0097427_15265692.jpg

d0097427_15271558.jpg

       展覧会につきましては、こちら二木さんのブログ記事もどうぞ!
       http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/351bd6255f629f9cb1680d756361af85


     *****

       水彩ブログには、色鉛筆について、もう一度!
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho
       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          



       

by italiashiho2 | 2013-05-08 11:18 | ・トスカーナ州 | Comments(8)
2013年 05月 02日

   ・・・ ピノッキオの公園 ・ コッローディ ・・・

d0097427_23253070.jpg

       日本はゴールデン・ウィークの真っ最中ですねぇ!
       いつも日曜日の、はは、私メですが、
       今の青葉若葉の爽やかな季節、柏餅、筍、初鰹なんぞを思いますと、
       あ~あ、羨ましいよぉおお!!

       ですがぐっとこらえまして・・、
       偶然にも子供の日を狙った訳ではないのですが、
       今日は「ピノッキオの公園」として親しまれている
       トスカーナはコッローディにある公園をご案内です。


       地図をどうぞ
d0097427_23255111.jpg

       コッローディ・Collodi は、ルッカとピストイアの中間、
       山沿いにあり、
       上に見えるぺーシャ・Pesciaのコムーネに含まれます。

       「ピノッキオの冒険」の作者はカルロ・コッローディ
       Carlo Collodiですが、これはペンネームで、
       本名はカルロ・ロレンツィーニ・Lorenzini.
       (1826.11.24 - 1890.10.26)

       彼の母親がこのコッローディの村の出身で、
       フィレンツェで生まれた様ですが、子供の頃をここで過ごし、
       大人になってからもここに戻り、この土地を大変愛し、
       ペンネームをコッローディとしたと言います。



       さて入り口を入りますと、こんな風に様々な展示や、
       博物館などもあり、青い馬にまたがる大きなピノッキオ像も。
d0097427_23271613.jpg



       こちらがピノッキオ公園の地図
       色が大変薄い地図で、見難くて済みません。 ケチるなよなぁ!
d0097427_23263863.jpg

       左真ん中の入り口を入り、オレンジ色の建物内に博物館など。
       で、緑部分が屋外でまず大きな白い四角の部分は、
       周囲の壁にモザイクで、ピノッキオの冒険の各場面が描かれており、

       右半分は土地の高低を利用した、上がり下がりの細い道を辿りながら、
       各場面の彫像を楽しむという・・。

       ええとですねぇ、
       最初にひとつ告白して置きますと、
       私は「ピノッキオの冒険」を読んでおりません。
       おまけに、あのピノッキオの顔と姿は、子供の頃から大嫌いでして・・。
       なので、あまり大きな声では言えませんが、はは、
       この春の旅行で、この公園にも寄ると知った時は、・・・!

       で、最初の大きなピノッキオ像のお迎えにはアレでしたが、ははは、
       公園内を辿る内に、随所に置かれた彫像群がとても気に入りました!

       つまりです、この公園は子供に媚びていないのです。
       十分に大人の鑑賞眼に堪えられる彫像群で、
       ちょっとした現代美術館訪問の感覚で、大いに楽しみました。
       良かった!

       最後にはエミーリオ・グレコ作の大きな像もご覧頂きますが、
       ピノッキオのお話を皆さんはよくご存知と思いますので、
       それぞれのエピソードを思い出しながら、
       どうぞお気楽に、お楽しみ下さいませませ!

       ピノッキオ公園のサイトは、こちらに。
       http://www.pinocchio.it



       公園内には、こんな古い素敵な水道口もありまして、
d0097427_23274833.jpg

       そうなのですね、この公園の開設は1956年!
       世界各国から700万人以上もの訪問者数だそうです。



       さて、モザイクの壁に囲まれた四角い広場から始まり
d0097427_141159.jpg

d0097427_1411883.jpg

d0097427_1413491.jpg



       緑の細道の行程にかかりますと、
       両手を広げ、とうせんぼうをする大きなカラビニエーリ像
       両足の間をくぐり抜け、進みます。
d0097427_2329840.jpg



       コオロギ(ですよね、それともバッタかな?)がいて、
d0097427_23292437.jpg



       猫とキツネ
d0097427_23294565.jpg



       可笑しいのは、ほら、猫君が腰に下げているのは、
       コカコーラの瓶!
d0097427_2330341.jpg

       そして、猫君と書きましたが、ふっと気が付くと、
       この猫ちゃんは、高いヒールの靴を履いてる!
       他の動物たちも、靴を履いているのと、履いていないのと・・。
       
       この辺りから、断然楽しく愉快になって来まして・・!


       2人の人殺しがいるのですけど、
d0097427_23311035.jpg
       


       後ろのは、コートの胸元と腰から、はは、銃口が飛び出し・・、
d0097427_23312530.jpg



       行程はこんな感じで、ぐるぐるとあっちにこっちに
d0097427_1415962.jpg



       白い椿の花も咲きだしていて、
d0097427_2336586.jpg



       カタツムリ君が塀の上に
d0097427_23362081.jpg



       妖精の家があり、
       ほらね、皆が窓から覗き込んでいるでしょう?
       そう、馬車が見え、寝室があり、妖精もいましたよ。
d0097427_23363656.jpg

       ご覧の様に、特別に広い公園ではないのですけど、
       土地の高低を上手く利用して、こんな風にエピソードが随所に。



       妖精の家の屋根はガラス瓶利用で、
       はい、イタリアらしくワインの瓶で、一番上には紫の壺。
d0097427_23365149.jpg



       これ、素敵でしょう?!
       こんな花がありますねぇ。
d0097427_23371682.jpg

d0097427_23373643.jpg



       は大の苦手なのですけど・・、
d0097427_23375320.jpg



       ここのは、尻尾の先が塩入れになっていて、ははは、
d0097427_2338761.jpg



       お棺運びですが、
       うん? ・・どちらに向いて進むんだろ?!
d0097427_23382334.jpg



       カニが間を置いては、シュッと水を吹きだし、
d0097427_23384110.jpg



       緑の漁師の網と鍋、って書いてあったっけ・・。
d0097427_23385934.jpg



       このロバ君、可愛いでしょう?
       耳があっちこっちに向いて、この足のつま先ね、ははは。
d0097427_1421811.jpg



       大きなクジラがいて、中に入れます。
d0097427_23392983.jpg

d0097427_23402466.jpg



       クジラに向きあう位置、池の端にヤギ君かな?
d0097427_1423597.jpg



       公園内はかなりの人出で賑わっていて、
       我らの後には、こんな小学生たちが待っておりまして・・
d0097427_23404099.jpg



       クジラの口の内奥には、こんな螺旋階段があって上に上れ、
d0097427_2341342.jpg



       後ろ側に下りますが、
       これはクジラの背中のモザイク
d0097427_23411985.jpg



       別の池があり、出島が帆船を模していて、
       
       こちらはその横にあった、海賊たちの洞窟
d0097427_1425339.jpg



       入り口の方に戻って来ますと、
       脇には子供たち用の遊園地も設えられていて、
d0097427_23415479.jpg



       長い鎖にぶら下がり、遊んでおりました。
       そう、子供たちには、こちらの方が嬉しいかもね。
d0097427_23421198.jpg



       入り口脇の建物内部には売店があり、様々なグッズ販売があり、
       その横には、こんなピノッキオ誕生の工房風
d0097427_2342257.jpg



       内部にはレストランもあり
d0097427_23425682.jpg



       さて、こちらが公園の端にあったエミーリオ・グレコの作品
       常のピノッキオ像と違って、これは良いなぁ!
d0097427_23431367.jpg



       公園内から見えた、山の傾斜地に貼りつくコッローディの村
       ここはやはり一度は実際に上まで行って見たい村!
d0097427_143954.jpg




       ピノッキオ公園、楽しんで頂けたましたように!
       読んだ事もなく、最初は偏見に満ちた目でいても、ははは、
       楽しめる公園である事を、保証致しますです、はい。
       
       ピノッキオが嫌い、というのは人前では余り言いませんが、
       はは、とりわけイタリアではね、
       ・・隠すのではなく、言って回る必要が無いと思うだけでして、
       ですが偶然に、ジョヴァンニの奥さんが「嫌い」と言うのを
       聞きまして、私もぉ!
       ははは、やっぱりいるのよね、安心しましたぁ!!



     *****

       水彩ブログには、再審査をお願いしま~す、の 2枚!
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho
       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          



                    

by italiashiho2 | 2013-05-02 23:49 | ・トスカーナ州 | Comments(12)