イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2014年 06月 29日

   ・・・ ピエンツァ 夜の散歩 と 朝もやの風景 ・・・

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       今日ご覧頂くのは、はい、またトスカーナに戻りまして、
       ピエンツァの夜の風景、残念、雨振りでした、と、
       早朝の靄のかかった平野の風景。

       小さな町の中心を抜ける1本道と、ご説明も少なく、ははは、
       夕食後にひっそりとした道をのんびりと散歩
       そんなおつもりでお楽しみくださいね。

       早朝の景色は朝ご飯前の、まだ朝靄のかかった時間
       ピエンツァに行かれても、この時間はまだお休みでしょうし、
       はい、暇なshinkaiが、ははは、お目にかけますです。


       トップの写真は、町の壁のすぐ外のホテルから来た1枚で、
       ちょうど9時頃だったと。

       昼間の、ピエンツァのご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/20740905/



       ピエンツァ・Pienza の町の中心を抜けるコルソ・ロッセリーノ
       Corso Rossellinno には、町の東端に1軒トラットリーアがありますが、
       他は入り込んだ広場にのみで、他のお店も既に閉まっていて、
       明かりの付いた店内だけ、ひっそりと覗けます。
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       どっしりと重い扉と、壁
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       トスカーナのアイディア、と書かれたのが見え、
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       オリーヴの葉がデザインされたパッケージの
       陶器や石鹸、化粧品類。
       他人よりも、自分へのお土産に最適かもですね、ははは。
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       そのお隣だったかな、夜の暗さの中でちょっと妖艶・・!
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       奥の通りを曲がりかける人の姿が見えますが、
       後は殆ど人通りがないのです。
       ・・ええ、ほっつき歩くのは、ほぼ一名、ははは。
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       街灯はこんな形
       写真ではかなり明るく撮れますが、実際はも少し暗いかな。
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       ピオ2世広場に近く、2軒隣り合って明かりが付き・・。
       左は骨董品店で、右はバッグとか服飾品だったと。
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       そして照明されたドゥオーモ
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       よくよく見ましたら、鳩が3羽ほど飾りにつかまって
       寝ているのですね。
       ・・夜電気を消すと眠れない鳩もいるんかいな?!



       広場の西端の井戸
       今回初めてこの井戸の基礎石が、ピッコローミニ邸の下段の
       石に嵌め込んだ造りになっているのに気が付きましたっけ。
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       ピッコローミニ邸と、井戸の円柱を繋ぐ支えもね。
       ・・というので、shinkaiにしては少し凝ってこんな風に!
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       ドゥオーモの側から、向かいのコムーネの建物とロッジャを
       如何にも人気のない町の夜の様子ですが、
       広場のここにはバールがあるので、まだ人々が寛いでいて、
       ロッジャの中には、女の子達が携帯を見ながら騒いでいて・・。
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       バールの前の人々。   手振れご容赦!
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       ピッコローミニ邸とドゥオーモの間を入っていくと、
       こんな半円の井戸もあり、    またまた手振れご容赦!
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       この井戸がも一つ奥側に
       後ろを削ったようなおかしな形をしているでしょう?
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       で、雨降りでしたが、特別大降りではなかったのですね。
       ところがこの井戸の底から、物凄い大きな水音が。
       ガランゴロン、ゴボッゴボッ、ゴラッゴロッ・・!!
       ドゥオーモの雨樋の水が流れ込むのか、反響して凄い音!
       暗い道の奥で一人で聞くにはちょっと恐ろしく、ははは、
       早々に退散しましたっけ、はい、恐れのshinkai。



       煉瓦敷きの道、ちゃんと柄になっていて・・。
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       緩やかな道を辿り、
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       ささやかな壁と扉、昔の鉄具がそのままなのでご覧に。
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       左上はよく見る、これはちょっと高い位置なのですが、
       かっての駐車場というか、馬つなぎで、右端のはかなり低い位置!
       扉の右にあるのは、下に小さな蝋燭立てがつき、
       その上に見える丸い輪の形は、細めの松明用なのかな

       馬つなぎの輪は場所により、ずっと使われた挙句に、
       輪の跡が壁に食い込んだ形になっているのもよく見かけ、
       石の文化の名残だなぁ、と時に思います。



       町の東の端近くから、振り返り・・。
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       ちょうど車が通りかかり、角のトラットリーアの植え込みが
       明るく照らし出され。
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       ・・さて、ホテルに帰ろ。




       翌朝、朝食前にカメラを持って、城壁に沿っての道に
       左の小山の上にうっすらと見える町、一番上に塔も見えますが、
       あれはモンティッキエッロ・Monticchiello の町。
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       町に向かう山腹の道が見えますね、あの道も通ってみましたが、
       ひっどい部分がありましたっけ!

       モンティッキエッロの町、以前のご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/9961158/


       こちらはもっと北側のほう
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       町の南側、城壁内の道から。
       この道は、ピエンツァに南からやってくる道
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       真ん中のカーブの左に、細長くはみ出している部分が見えますね。
       あそこはです、車を止め、ピエンツァの町を仰ぎ眺めるのに
       最適地でありまして、ああいう一時停車用があちこちにありますです!



       上の写真の少し手前部分
       真ん中少し下に細い道が通っているのが分りますか?
       あの道を入っていきまして、素晴らしい平野を見ましたっけ!
       またご覧に入れますね。
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       こちらは少し西側の眺め
       奥に見える特徴ある山の姿が、モンテ・アミアータ・monte Amiataと。
       手前に何度もカーヴしながら来る道は、サン・クイリコ・ドルチャから
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       こんな風に近づいて来ますが
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       部分のアップをどうぞ
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       は~い、この道も通ってみましたので、またご覧に入れますぅ!

       サン・クイリコ・ドルチャの町
       http://italiashio.exblog.jp/9573061/


       今回このオルチャの谷周辺の道をあれこれ辿りましたが
       パノラマの道、ハイキングに最適、トレッキング用等と案内があり、
       様々に眺めの良さの違いはあるのですが、
       私めの好み、絵にもなる道、風景となると、
       ピエンツァ周辺がやはり宝庫であるとの結論です。
       そして、アシャーノ周辺でしょうか。
      
       ですが、写真のモチーフ、好みとなるとまた別ですし、
       ぜひオルチャの谷に、トスカーナの美を満喫できる地に、
       お出かけされるのをお勧め致しま~す!!
     


     *****

     ◆ 個展のお知らせ ◆

       我が絵の師匠であり友人の二木(フタツギ)一郎さんが
       ながの東急百貨店において、長野初の個展を開催中です。
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       長野生まれの私と違い松本郊外出身の二木さんは、
       長野に行かれることも本当に久し振りなのだそうで、
       そういう私めも、昨秋が半世紀以上経っての訪問でしたが、ははは、
       今回ながの東急百貨店における二木さんの初の個展は、
       そんな私にとっても大変嬉しいもの!

       広い5Fの別館シェルシェ会場では、特選秀作絵画展が開かれ、
       同時に二木さんの個展も開催で、多数の作品が展示の様子です。
       
       どうぞ、お出かけ、ご高覧下さいますよう
       ご案内申し上げます

       新作の写真、長野への想いは、こちらの彼のブログでどうぞ。
       http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/444f1960aa41f509377bf82738465cea
 

     *****

       水彩ブログは、今回パスさせていただきま~す
       「ピエンツァ 5月の朝」もかなり進み、ずっと以前の描きかけの
       「トスカーナの農家」も、救済作戦続行中ですが、
       写真が間に合いませんでしたので、次回によろしくお願いいたしま~す。     
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho


     *****        
       

       いつも有難うございます!  
     
       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

         

          
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by italiashiho2 | 2014-06-29 01:05 | ・トスカーナ州 | Comments(14)
2014年 06月 24日

   ・・・ モンテ・ディ・ピエタ(公営質店)と、皮装飾の部屋 ・・・

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       先回に続きましてトゥレヴィーゾのご案内ですが、
       今日は少し毛色の違う、いや、猫ちゃんのお話ではなく、はは、
       かっての貧しい庶民相手の公営質店内部の様子と
       その奥にあった素晴らしく豪華な皮装飾の部屋を!

       つまりです、その取り合わせの妙にも驚きましたが、
       サイトで調べていて、皮細工の素晴らしい部屋も
       他に見つけましたので、最後にご覧頂きますね。

       
       写真は先回申し上げた通り、キメが粗いイマイチのでご容赦願い、
       私のよりも分りやすいグーグルのストリート・ヴューのも拝借、
       ブログ・アドレスの入っていないのが、サイトからお借りした分です。

       トップの写真は、トゥレヴィーゾの街の中心にある
       正面がパラッツォ・デル・ポデスタ・Palazzo del podestà
       15世紀末建設の執政長官邸と市の塔
       右がパラッツォ・デイ・トゥレチェント・Palazzo dei Trecento
       12世紀の建設で、ここ一帯が政治文化の中心でした。

       建物同士の角にあるアーチをくぐると
       裏の広場に抜けれますが、


       グーグルの衛星地図をどうぞ
       上でみて頂いた写真は、下のシニョーリ広場からですが、
       レストランの印のある下のアーチを抜けると、
       上につけた緑色のモンテ・ディ・ピエタ広場に出ます。
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       広場の西1の印の2階に、今日ご案内のモンテ・ディ・ピエタがあり、
       同じ建物の1階はサンタ・ルチーア教会で、入り口は北の丸印に、
       2の建物はサン・ヴィート教会で、入り口は北と西にありますが、
       サンタ・ルチーアの内部と繋がっているという、
       この辺りちょっとややこしい構造です。



       パラッツォ・デル・ポデスタの北の、モンテ・ディ・ピエタ広場
       ご覧のようにカフェのテラス席が3つほどあり、
       突き当たりに見えるのが、今日ご案内のモンテ・ディ・ピエタ。
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       こんな感じで入り口
       上にはキリスト像も見えますが、現在はウニクレディト銀行の持ち物。
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       ですが入り口を入った所には受付があるのみの狭さで、
       上の階に上がった奥には事務所もある様子でしたが、
       普通の銀行業務はしておらず、広告関係のみとか。
       つまり銀行業務に関連した博物館を持っている、とでも。



       広場の端、入り口の斜め前にもこんなキリスト像
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       まずモンテ・ディ・ピエタ・Monte di Pietàのご説明を少し
       上のタイトルに「公営質店」と書きましたが、
       このモンテ・ディ・ピエタというのは、日本の質店とは
       少し設立の由来が違うのが、まず特徴でしょうか。

       キリスト教の教えにおいて、お金を貸して利子を取る、
       金貸しで儲けるというのは大変な罪悪の一つで、
       中世においてはその事業に携わる者は地獄行きの教え!

       が、経済の発展により都市生活者も多くなり、
       小口のお金を求める一般庶民も増える、
       そんな必要から金貸しも増えたわけですが、
       キリスト教の教えが根本にありますから、
       これに関係のないユダヤ人の金貸しが幅を利かせ、
       時に高利貸しという事になります。

       ユダヤ人は不動産所有を認められず、数少ない許された
       業務の一つが金貸しでもあったのですね。

       ところが利子が高くなる、時に20%という記述もありましたが、
       我が町コネリアーノのユダヤ人の歴史を調べている方の話では、
       時に25%にもなったのだそう!

       そんな様子を見ていて、ユダヤ人の金貸し排斥に立ち上がったのが、
       主にフランチェスコ会派の中の一派で、
       都市の庶民相手の質店、儲けを目的としない質店を
       イタリアにおいては大体15世紀半ば以降に、設立します。

       質草は、貸して欲しい金額の少なくとも3分の一以上の値打ちである事、
       利子は大体5%、時に6%~10%の所もあり、
       元金を返す余裕は1年間、それを過ぎると競売にかけて売ったのだそう。

       というのが、モンテ・ディ・ピエタの設立動機と運営の様子で、
       聖職者が始めた、儲けを目的としない質屋ですね。

       という事で、入り口にキリスト像が掲げられていたりの
       理由もお分かりになったと思います。
       あちこちの町で、元モンテ・ディ・ピエタだったという建物を
       見てはおりますが、実際に中を見るのは今回が初めてで、
       まずは内部の様子をご覧下さい


       銀行の入り口からすぐ階段を上に上がった所で、
       これは部屋の中から逆に奥の階段の位置を見ていて、
       廊下は敷石の重厚なものですが、部屋の中はちびた木の床。
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       長方形のさほど広くもない部屋の正面にあったフレスコ画
       ここだけ残したのか、残ったのか・・。
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       右手の壁にあった絵、作者名も聞きましたがぁ・・。
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       小さな秤、2つあったうちの一つ。
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       この部屋の右手奥にもう一つ小部屋があり
       部屋の入り口の上に掘り込まれた文字。
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       友人のジュリアーナにも訊ねましたが、
       読めない、意味不明の言葉が2つほどあり、
       要は、出納係りの書付とXXの立会いなしの預けは無効、と。



       奥の小部屋の隅に、手洗いの泉があり!
       水盤には1557の年号が刻まれ、上にはトゥレヴィーゾの紋。
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       こちらの隅に、こんな急な細い階段があり
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       上がった暗い小さないわば金庫室は、木張りを施され、
       左手奥にこんな棚があり、貴重品類が収められていた様子。
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       つまりこういう貴金属、貴重品などを触った後は、
       手を洗った、というわけですが、
       この金庫室はサクレスティア・Sacrestia・聖具室と呼ばれます!



       最初の部屋の左手に入ると驚くばかり、こんな豪華な装飾の部屋
       ラ・カッペッラ・デイ・レットーリ・La Capella dei Rettori
       長官達の礼拝所、とでも・・!
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       奥は半円形で天井部分も半球で、まさに教会の後陣風ですが、
       壁の部分をびっしりと皮細工が覆い



       天井部分のフレスコ画はフィゥミチェッリ・L Fiumicelli16世紀
       ですがかなりの修復を経ている様子。
       天井のすぐ下の油絵はポッツォセッラート・L Pozzoserrato17世紀.
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       この2人の画家はどちらもトゥレヴィーゾを中心に活躍した画家で
       コネリアーノにも彼らの作品が残ります。
       フィゥミチェッリは、現在ホテルとなっている
       元のモンテ・ディ・ピエタの建物の正面壁画を、
       ドゥオーモの正面上部の壁画がポッツォセッラート。

       我が町コネリアーノのご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/11025847/
       http://italiashio.exblog.jp/11025704/



       天井部分の豪華さをどうぞ!
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       天井の梁に施された極彩色の模様と
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       その下の、なんと呼ぶのでしょうか、漆喰と金塗りの文様
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       そして部屋の窓側の様子
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       これが周囲を囲む壁の、皮に赤色と、金、銀での装飾で
       この柄が左右の壁を覆います。
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       金銀の部分には打ち込みの柄が入り、
       1枚の皮の大きさは、今考えると、50x60cm位でしたか、
       継がれて、壁面全部をタペストリー状に覆っているのですね。



       正面の奥は、上部がこの皮の柄で、
       下側は皮ではなく、フレスコ画だったと。
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       とにかく始めてこんな装飾を見て驚きましたが、
       ヴェネツィアのドゥカーレ宮にも皮装飾の部屋があるが
       ここまで手の込んだ素晴らしいものではない、とも聞き、
       箪笥なども皮で装飾したのがあるのだ、とも。

       もうちょっと詳しく知り、確かめるべくあれこれ検索し、はは、
       ここの皮装飾は、スペインのコルドバ製である事を知りました!
       さぞやお高いものであったことでしょう!!

       皮装飾はヴェネツィア独特のもの、なんぞとも聞いたのですが、
       それだけではなく、ウルビーノのドゥカーレ宮にもあることや、
       皮を使う装飾はかなり広まったものの、
       いずれにしても高価なもので、一般庶民のものではなかったと。

       ヴェネツィアもウルビーノもどちらのドゥカーレ宮の
       皮の部屋の写真は、サイトでは見つけることが出来ませんでしたが、
       代わりに、ヴェネツィアにある素晴らしい部屋を見つけましたので、
       最後にご覧頂きますね。



       部屋の外、廊下の様子を。
       すぐ傍らに、こんな厳しい鉄の格子戸があり
       中に見える扉が、あの皮装飾の部屋の扉なのかどうか・・?
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       ここトゥレヴィーゾのモンテ・ディ・ピエタが設立されたのは
       1462年といいますが、公的には1496年だそうで、
       16世紀には現在のサンタ・ルチーア教会の方にも伸び、
       最終的には入り口前の広場の北側に翼廊式に建物が伸びたという繁盛!
       あの豪華絢爛装飾の部屋を見れば、一目瞭然ですよね?!

       そうなのですね、いくら儲けが目的でないとは言え
       利子を取り、元金回収がない場合は競売で売るわけで、
       巨額の富が集積されたであろう、と思われます。

       モンテ・ディ・ピエタの歴史を読んでいると、
       係りが横領の現行犯で捕まる、 泥棒が入り大金を盗む、
       資本金の半分が消え永久に閉鎖、高位聖職者と管理人が
       金庫を持って逃走、 などなど、お金に纏わる笑えるお話も!

       そうそう、資本金はどうやって都合したかですが、
       まず、お金持ちの寄付、 そして家に大金を置かない為に
       このモンテ・ディ・ピエタに預ける、というのもあったそう。
       そうすると、泥棒の心配も、貧乏人に寄付する心配も要らず、はは、
       必要な時にはいつでも引き出せる、というちょっとした銀行代わり。

       そして私が大笑いしたのは、贖罪の為に払う、というのですが、
       この贖罪の中には日頃の罪のみならず、
       非嫡子を嫡子に認める、とか、近親相姦の罪をあがなう、というのも!
       はい、聖職者というのは、人の弱みを良く知っておられますですねぇ!!

       所で、モンテ・ディ・ピエタは町中に、都市生活者の為に、
       日頃の生活の糧の為の小口の資金融資が目的で設立されたのですが、
       勿論、質草になる物がある、という読みでして!

       では田舎の貧しき者、農業者への救済はどうだったかというと、
       こちらにはモンテ・フルメンターリオ・Monte frumentario
       というのがあり、種籾を貸し出しており、
       ウンブリアのノルチャ、そしてアッシジにもこの建物が残っています。

       これについては、パドヴァの項で触れておりますのでどうぞ。
       http://italiashio.exblog.jp/14182400/



       これは、新しい翼廊の方にあった壁画で、 
       扉に見えるDIREZIONE・ディレツィオーネは、本部、局長室とでも。
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       この壁に見える十字架と、元の屋根の形が残るのは
       現在西隣に隣接するサン・ヴィート教会の元の壁と。
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       鉄の金庫、かな。
       こういう場所で見るこういう金庫は、一際実感がありますねぇ!
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       廊下の突き当たりの窓から見る、北のサン・ヴィート広場
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       正面のこの建物はどうやら古い様式で建てられた、
       新しい時代のと思うのですが、そのせいか、
       何の建物なのかどこにも名前が見つからず・・。
       
       でも、青空が見えてちょっとホッとする感じ、ははは。

       ここのモンテ・ディ・ピエタの活動は19世紀になるまで続きますが、
       当時この北イタリア一帯を治めたナポレオン、そしてオーストリアの
       時代になり非難攻撃された事から、大幅に活動を減らし、
       遂には預貯金銀行に鞍替えしたのだとか。



       元のモンテ・ディ・ピエタの見学を終え、
       裏のサン・ヴィート広場の方に。
       階段が見えるアーチから出て、両脇を広告写真に
       挟まれて見えているのが、サンタ・ルチーア教会の入り口。
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       上に並ぶ窓がモンテ・ディ・ピエタの窓で、
       広場を見た窓は一番右のアーチ型の窓。
       その右側は、サン・ヴィート教会の前のポルティチに。



       所でサイトで見つけた素晴らしい皮装飾の部屋
       ヴェネツィアのどこにあると思われますか?
       カ・ヴェンドゥラミン・カレルジ・Ca' Vendramin Calergi
       大運河沿いの、現在はカジノ・ディ・ヴェネツィア
       リヒャルト・ワーグナーが住んだ事でも有名な、あの邸宅に。
       写真がちょっと小さいのが残念ですが、どうぞ!
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       クオーリ・ドーロの部屋・La Sala Cuori(Cuoi皮) d'Oro
       と呼ぶそうで、やはり金を使ったタペストリー風の芸術品で、
       15~17世紀にかけて大変流行ったのだそう。。



       そしてですね、ここで結婚式が挙げられるのだそう!
       http://www.wedding-venice.net/Wedding-in-Venice/sposarsi-a-venezia-a-ca-vendramin-calergi.html

       テーブルの置かれた同じ部屋の写真と、
       他の重厚で美しいお部屋の写真をどうぞ!
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       という事で、モンテ・ディ・ピエタの少し重い内容も、
       ヴェネツィアの美しい部屋で終える事が出来、
       shinkaiもちょっとホッ! でした。


     *****

     ◆ 個展のお知らせ ◆

       我が絵の師匠であり友人の二木(フタツギ)一郎さんが、
       ながの東急百貨店において、長野初の個展をされる事になりました。
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       長野生まれの私と違い松本郊外出身の二木さんは、
       長野に行かれることも本当に久し振りなのだそうで、
       そういう私めも、昨秋が半世紀以上経っての訪問でしたが、ははは、
       今回ながの東急百貨店における二木さんの初の個展は、
       そんな私にとっても大変嬉しいもの!

       広い5Fの別館シェルシェ会場では、特選秀作絵画展が開かれ、
       同時に二木さんの個展も開催で、多数の作品が展示の様子です。
       
       どうぞ、お出かけ、ご高覧下さいますよう
       ご案内申し上げます!

       二木さんご本人は、会期中28日の午後と29日の午前中、
       会場におられるとの事です。

       新作の写真、長野への想いは、こちらの彼のブログでどうぞ。
       http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/444f1960aa41f509377bf82738465cea



     *****
       
       ところで明日は、
       イタリアも、日本も最後の踏ん張りの日です!
       皆さ~ん、しっかり応援いたしましょうねぇ!!!
 

     *****

       水彩ブログには、ピエンツァ 5月の朝 ・ 描き始め
       をアップしております。
       見てやってくださ~い!       
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     *****        
       

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by italiashiho2 | 2014-06-24 02:27 | ・ヴェネト州 | Comments(14)
2014年 06月 19日

   ・・・ トゥレヴィーゾ ・ 新緑の候、運河沿い ・・・

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       2週間ほど前、友人達と一緒にトゥレヴィーゾ・Trevisoに。
       仲間の一人にトゥレヴィーゾ生まれがいて、
       ちょっと珍しい場所に案内出来るよ、という計画にのり、
       都合8人で出かけたのでした。
       そして予約なしでは見れない銀行の、素晴らしい装飾の室とか、
       まだ入った事の無い教会も3つ、見ることが出来ました。

       街中を何本も流れる運河の流れが、
       とても心地よいトゥレヴィーゾの街ですから、
       まず今日は、爽やかな運河沿いの風景を!


       上は我が町コネリアーノから出発前、
       駅ホームから見る町並みと山の上のお城の塔
       たまたま金曜日で、手前には市の店開きの様子が見えます。


       ただ今回の写真はです、・・最初にお断り、言い訳を、
       大幅に修正はしたのですが、イマイチなので~す!!

       と言いますのも、暫く前にちょっと書きましたが、
       最近、今更にカメラの使用説明書を開いたりしておりましてぇ、
       で、ISO設定をカメラが自動で、という機能があるのを知り、
       このトゥレヴィーゾ行きの日に試したのですね。
       
       この最初のコネリアーノの一枚は何とか良いですよね?
       なのでそのままずっとISO自動設定で撮ったのです。
       途中、教会の中で、ふむ、余り良く機能しないな、とは思いつつ、
       まぁ横着shinkai、一日をそのままの設定で。
       それにです、あの日は皆の歩くペースが素晴らしく速く、
       撮っては追いかけるという感じで、見直す余裕も無く・・!

       ところが戻って見直して、がっかり!!
       いつもはお天気加減、影、室内、教会内などと
       大雑把なりにも自分で設定しているのですが、
       このISO自動設定という機能だと、設定できる最大限、
       私のカメラだと3200ですが、殆どをこれでやっつけているのですぅ。

       するとどうなるか、ご想像ください!
       シャッター・スピードが速くなり、ブレは無いのですが、
       キメが大変粗くなり、おまけに露出不足加減、発色悪し・・!!
       ああ~~ん!

       てな事で、盛大に明るくし、ピンも絞り、色も付け、と
       修正に頑張りましたが、切れも色もイマイチの写真となりました。
       ・・ああ、あんなに良いお天気だったのにねぇ! 勿体無い!
       
       てな事で、トゥレヴィーゾには敵討ちにまた行かないといけませんが、
       ははは、今回ともう1回分は、
       どうぞ、お優しいお気持ちで見てやっておくんなまし!

       街の以前のご案内はこちらに、1と2を。
       説明などもダブらないようにしますので、宜しかったらこちらも。
       http://italiashio.exblog.jp/9878470/
       http://italiashio.exblog.jp/9899598/


       コネリアーノ・トゥレヴィーゾ間は約30分、
       駅前から中央に向かい、シーレ川・Sile を渡る橋
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       街の地図をどうぞ
       今回は運河の風景に絞りますので、川の流れの良く分かるのを。
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       街の中心は現在ぐるっと国道に囲まれていますが、
       この内側に大体濠があり、その内に城壁があるとお考え下さいね。

       シーレ川が街の南を西から東に横切り、
       北の中程から流れ込むのが、ボッテニーガ川・Bottenigaで、
       四角く囲った位置に水量調節の堰があり、
       ここから3本に分かれた運河が街の中心を抜け、
       城壁脇の濠を通り、南のシーレ川に注ぐ、という様子です。

       南に駅があり、赤い四角のしるしを付けた所が上の写真で、
       真ん中のパラッツォ・デイ・トゥレチェント・Palazzo dei Trecento
       周辺が一番の街の中心。

       今回の一番の目玉は、このパラッツォの北裏にあるかっての公営質店
       モンテ・ディ・ピエタ、現在は銀行ウニクレディトの上階でしたが、
       これは次回にご案内予定を。
       ・・次に見れるチャンスがそう簡単に、とは思えませんので、
       次回も少々写真が悪くともと、はは、ご容赦を先に願っておきますです。
       


       さて駅近くのシーレ川に戻りまして
       ここの眺めは本当に、いつも心が晴れる素晴らしさで、
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       カモ達が、だいぶ大きくなった子供たちも一緒に泳ぎまわり
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       少し進むと、街中とは思えないこんな深い木立も
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       サン・ニコロ教会に寄りましたが、管理人が出て来て話し始め、
       時間がないというのに、内陣の中にまで入らせてくれ・・!

       駆け足で約束の銀行に行くのに、ドゥオーモの横を通り
       始めてみた道のモザイク!!
       道の真ん中を丸く大きく掘り、周囲から覗く感じで見れ、
       やっと脇から3枚だけ。
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       アクイレイアのドゥオーモのに良く似ていますが、
       ・・これはやはり敵討ちに再訪問しないと!!

       アクイレイアのご案内
       http://italiashio.exblog.jp/5037664/

       http://italiashio.exblog.jp/5035705/
       http://italiashio.exblog.jp/5037537/



       銀行の部屋を見学した後、北西方面に小路を辿りますが、
       お昼前とてあっちもこっちもレストラン、トラットリーアが
       準備中で・・、お腹がへったぁ~と喚くshinkai!
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       トゥレヴィーゾという街の名を直訳すると、
       3つの顔となりますが、市役所の近くの小路にあるこの像、
       トゥレヴィージ・Trevisi と、文法的に正しい名前!
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       幸せ、驚き、悲しみの3つの顔という、
       ・・何か良く分からないまま、まぁ一応、街のシンボルと。



       何度か見て頂いていますが、ここはやはり美しい!
       ブラネッリ運河・Branelli を。
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       街の地図でみて頂いた3本の街中を通る運河の、
       真ん中を通るのがこのブラネッリ運河で、
       東側がカニャン・グランド・Cagnan Grando
       西側がロッジャ・Roggiaと呼ばれます。

       トゥレヴィーゾの街の中心は、許可車以外は通行禁止区で、
       街のど真ん中のこの一帯も、殆ど車が通りません。
       まぁ、道も狭いので妥当な措置とは思いますが、

       歩行者がのんびりと、お年寄りもゆっくりと
       買い物袋を提げて歩く姿も多く見られ、
       道脇の運河には水鳥たちが餌を漁るという、
       人口8万を越す街としては、素晴らしい姿



       少し北に行ったフランチェスコ橋の脇
       カニャン・グランド運河が通りますが、
       通路に沿って、トラットリアーアのテーブルが並び、
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       お昼のメニュー、プリモ(パスタ類)と、
       野菜のビュッフェ・スタイル、お水とカフェで12エウロ!
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       ここ良いじゃぁないの!と食いしん坊が騒ぎますが、
       その内に食べるからね、と軽~くバッサリ・・!



       橋の上から東側を
       正面の建物の下を、運河が潜って流れて行きます。
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       この反対側には、大きな水音を立て水車が回っていて、



       ぐるっと北方面を回って、この広場に。
       毎日この広場で開かれる野菜果物の屋台と、  
       反対側にはチーズ・ハムの屋台。
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       桃、スモモ、イチゴ、後ろには野菜類。
       大きくぷっくり熟れたサクランボを買い
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       広場の端の水道で洗い、皆で平らげます。
       こんな花鉢で埋まったバルコニーを見上げながら・・
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       先ほどのカニャン・グランド運河が広場の南を流れ、
       脇にあるフレスコ画のある建物。 
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       この右側が中の島となっていて、毎日の魚市場ですが、
       この一帯は野菜の屋台も店も多く、まさに市民の中央市。



       さて、漸くにお昼にありつきます!
       それが以前通っていた画材店の隣で、始めて入り、
       中年のご主人が、適当で良いか、と人数分を見繕い、
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       出てきたのが、ははは、これ!!
       直径50cmはあろうかという大きな丸い俎板の上に
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       カナッペ式にアスパラガス、茸、ハム類、チーズ、
       海老にアンチョヴィー、タラ、卵焼き、丸いのは肉団子と
       てんこ盛りに出てきまして、 ははは、皆大満腹!
       shinkaiはビールもね、勿論!
       8人分を7人で割り、一人13エウロのお昼でしたぁ。



       お腹が落ち着き、街中の店をちょっと覗きつつ
       ・・まるでお洒落心が無くなりましたが、それでもね、

       こんなざっくりの涼しげなジャケットを見ると、
       おお、良いじゃぁないの、とは思いますです、はい。
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       色が賑やかで、眺めるのには良いですねぇ! へっへっ。
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       ブラネッリ運河の横を再度通りますが、
       夏休みが始まったばかりの若者達が集まっていて
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       ・・でもね、皆携帯で、一人で遊んでいる!



       もう一本の運河ロッジャの横を通りますが、
       すぐ近くなのに、ここには来た事が無く・・!
       それになんと、この家並みはまるでヴェネツィア!!
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       そして脇の路地を入ると、ここもまた中世のまま!
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       トゥレヴィーゾの街中、あちこちに残る多くの古い建物類。
       戦時中の爆撃も免れて生き残ったものは、
       現在は中を改装しつつ保存の方向の様子で、
       訪れる者にとっては、ほっとする一時。



       そろそろ今年最後のティーリ(オ)・シナの花
       香りが強く、あたり一面に漂います。
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       さてここがボッテニーガ川が街に流れ込む場所、
       7つの半円の堰が設けられているプリーア橋・Ponte di Pria.
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       この辺りの風景、建物は古い絵画にも描かれていますが
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       この堰の出来たのは1521年
       堰の中にはシャッターがあり、水流調節が出来るようになっていると。
       そして鉄製の格子があり、これを閉めると
       街中には水が流れず、この堰の外側を流れる濠にのみ水が行く仕掛け。
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       つまり敵に攻撃された時にこの格子を閉めると、
       濠から溢れ出る水で街の周囲は氾濫状態となり、
       敵を近づけさせないという防御にも使える仕組みだそう。

       堰があるとか、街中の運河とか部分は知っていましたが、
       はぁ、今回のように系統だっては初めて知りましたので、
       付け刃の知識を皆さんにもね、ははは。

       そしてこの水量豊かなボッテニーガ川
       なんとトゥレヴィーゾの街の何キロかの北に水源がある、
       つまり湧き水の川なのも知りました!
       こんな湧き水がヴェネト・フリウリ地方にはいくつもあるそう。
              
       2年ほど前に写真仲間と行った湧き水の一つ、
       フォンターネ・ビアンケを思い出しました。
       http://italiashio.exblog.jp/17071805/



       すぐ近くにあった、この橋の脇でお洗濯をする女性達の写真。
       上にもう1枚ありましたが、ブラネッリ運河脇でも見ましたっけ。
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       街中の細い運河の横の小路、大きな白い車の上に猫ちゃん
       それがほら、ウインドウとボンネットの隙間に頭を突っ込んでいて、
       まぁさか、死んでいるんじゃなかろうね、と騒いでいると、
       うるさいわねぇ!と頭をもたげ
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       わっ、良かった! ・・生きてるのは分ったけど、
       でも、どこに目があるん?!


       もう、まったく煩いんだからぁ・・
       ほら、目をあけたげたからね、早く行って!
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       ぐるっと体の向きを変え、目を尖らせる猫ちゃん
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       ははは、ジュリアーナと大笑いしましたが、
       すぐ近くの女性もにやっと笑っていましたっけ。
       こんなお高そうな猫ちゃん、
       道の脇で一人で寝ていて、大丈夫なんかなぁ・・?!



       最後は、カニャン・グランド運河脇のお家。
       古い建物のあちこちを残し修復していて、素敵でしょう?!
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     *****

       水彩ブログは、今回パスさせてくださ~い。   
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       だって、ほらぁ
       20日の夕方には、TVの前に座らないといけないのですぅ。

       写真の整理に手間取り、見て頂く予定ほどには上手く行かず・・!

       日本は19日だから、・・このブログ、皆さん見てくれるかなぁ・・?!



     *****        
       

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by italiashiho2 | 2014-06-19 00:57 | ・ヴェネト州 | Comments(17)
2014年 06月 14日

   ・・・ 狙いたがわず! モンティージの町 ・・・

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       トスカーナはシエナ県、オルチャの谷の北に位置する町の
       カステルムーツィオ、サン・ジョヴァンニ・ダッソと続きまして、
       この地域三点セット、ははは、今回最後を〆ますは、
       モンティージ・Montisi の町のご案内。

       サイトで知る町の歴史、イメージ情報、衛星地図の町の形
       などから、ここは良さそう!と狙って行ったのですが、
       まさに!珠玉の町と呼ぶに値する姿を見る事が出来ました。

       上の写真は町の東側からの眺め
       海抜413m、町の住人350人弱という様子を
       ゆるゆるとご案内いたします、どうぞ!

       すぐ近くのカステルムーツィオ、サン・ジョヴァンニ・ダッソの
       町のご案内は先回、先々回にアップし、
       近辺の地図も載せておりますので、そちらでご覧を。


       旅の初めに1泊した朝、前夜からのかなりの雨降りの中を
       歩きつつ、これは良い町だ、出直そう!と決め、
       旅の最終日の快晴の空の下、もう一度訪問したのでした。
       なので、ここにアップの写真は殆どが2度目の訪問時の物。

       町は東西に細く伸びていますが、
       西端と北側に駐車場があり、宿に近い事もあり西側に停め、

       町を通り抜ける一本道ウンベルト1世通り・via Umberto I
       出てくる角にこの小さな礼拝堂。
       案内も何もなく、そう古い物でもなさそうですが・・。
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       グランチャ・ディ・サンタ・マリーア・デッラ・スカーラ
       Grancia di Santa Maria della Scala
       サンタ・マリーア・デッラ・スカーラの荘園が道の向こうに。
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       これです!
       こちらが入り口で、緩やかな坂道の敷石には、
       荷車を引いて上がったかっての轍の跡が残り、
       建物全体は素晴らしく大きく、
       今、車が通る左端の向こうにチラッと見えるオレンジ色のミラー、
       あれよりも奥まで。
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       現在は手前側の建物がアグリトゥリーズモの宿にもなり、
       イタリアで一番小さい劇場の一つでもある、
       座席58席のテアトロも近年復元されていると。
       


       入り口扉上に見えるシエナのデッラ・スカーラ病院の紋
       スカーラは梯子、階段を言います。
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       入り口脇の角に見えるタベルナーコロ
       聖母像などを安置する壁龕。
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       タベルナーコロをたくさん見かけたジェノヴァの街
       http://italiashio.exblog.jp/13520374/


       こちらが奥に続いている、まさに巨大な建物で、
       あの見える扉には「オリーヴ油エキストラ・ヴェルジネ直販」の
       看板が出ていて、
       13世紀から延々と、このグランチャの歴史が続いているのですね。
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       今回モンティージに行くにあたり、デッラ・スカーラ病院の荘園が
       あったのを知り、今までもあちこちでこの病院の名前と
       設けていた巡礼宿に出会っていますので、
       今回は少しその実態について知りたくなり、読んでみましたので、
       ほんの一端ですがどうぞ。


       かってあった大きな高い塔、シエナのカンポ広場にある
       マンジャの塔を模したといわれる塔は、
       第2次大戦の終戦間際、ドイツ軍が引き上げる際に爆破したといい、
       現在はありませんが、

       この図は1762年の財産目録・カブレーオ・Cabreoの為に描かれた
       この荘園の細部に至るまでの図が添えられた目録だそうで、
       塔以外は現在と余り変化の無いのが良く分かります。
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       現在内部を一般公開していないので見れないのが残念ですが、
       サイトからの写真を1枚どうぞ。

       入り口の扉を入った第一の中庭の眺めで、もう一つ中庭があるそう、
       坂道から門のアーチをくぐった所の石の擦り減り具合が印象的。
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       サイトはこちらに
       http://www.lagrancia.com/


       道脇から眺め、まさに要塞だ!と感じた威容、圧迫感ですが、
       これがグランチャ、中世における修道院付属の荘園の姿なのですね。
       
       このモンティージのグランチャの元は1295年
       町の領主シモーネ・カッチャコンティ・Simone Cacciacontiが
       彼の住いと土地を含む資産すべてを、シエナの
       サンタ・マリーア・デッラ・スカーラ病院に
       遺言で残したのに始まります。

       これについては後に再度触れますが、ここではこれのみで。

       グランチャ・Granciaと呼んでいますが、
       一般にグランジャ・Grangiaとも呼ぶそうで、
       15世紀の記録に残る記述によると、
         塔のある邸宅、外扉と回廊内庭を挟んで巻き上げ橋、
         深い外堀がある城壁が取り囲み、
         内部の住居、穀物倉、ワイン貯蔵庫を護るまさに要塞
       という当時の様子。
       ええ、現在無いのは塔と外堀、そして巻き上げ橋!

       こういう大規模要塞造りの荘園を、デッラ・スカーラ病院は
       イギリスのカンタベリーからローマへの巡礼道、通商道である
       ヴィア・フランチージェナ・フランチェージェナ街道沿い、
       またその近辺に設け、つまりトスカーナ一帯に跨り各地に。

       モンティージの他にこの近くではサン・クイリコ・ドルチャ、
       その南東にあるスペダレット・Spedaletto、
       先回ご案内のサン・ジョヴァンニ・ダッソの城・要塞も一時
       デッラ・スカーラの持ち物だったとありました。

       つまりその周辺の穀物の集積場、倉庫であり
       保管し護る為の要塞であり、またオリーヴ油やワインの製造所も
       兼ね、如何に合理的に膨大な農産物を管理するかで、

       最初はこの荘園も、修道院付きの信用できる僧侶達が管理を任され、
       15世紀まではそれで続きましたが、
       それ以降は世俗の人物に任せるようになったと。


       一方モンティージの町は1371年にシエナの元に入るものの、
       シエナの凋落と共にフィレンツェのトスカーナ大公国の元に。
       続く世紀はこの町を貧しさが覆いますが、サフランの栽培で
       何とかしのいだ、という記述も!

       1778年にここのグランチャを私有にするという事から、
       町の有力者であるイアコポ・マンヌッチ-ベニンカーザ・
       Iacopo Mannucci Benincasaが買い取り、現在に至ると。
       まさに町の歴史そのままのグランチャの歴史、姿なのですね。

       マルケ州のファブリアーノの紙の博物館で、
       たまたま開催中の公証人の展示会で見た愉快な落書き、
       農民が荘園に農産物を納め、管理する修道僧の様子を。
       http://italiashio.exblog.jp/9391469/

       ヴィア・フランチェージナについては
       http://italiashio.exblog.jp/9599110/


       町の衛星地図をどうぞ
       左下斜めに薄緑の線で囲った所がグランチャで、
       町中を通り抜ける道がヴィア・ウンベルト1世・Via Umberto I.
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       中程、薄緑の四角を打った広場に泊まった宿があり、
       広場から通りの右側2軒目の大きな建物が、
       マンヌッチ-ベニンカーザ邸、写真撮り忘れで、はは、
       元々はフィレンツェ出身の貴族の家系なんだそう。

       ブルーのバス停の位置から、町の一番の中心核に。



       さて、グランチャから町の中心に向かいます。
       緩やかにカーヴする道をそろそろと行きますが、
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       道の両脇に並ぶ建物群の背が高く重厚な事など、
       単なる田舎町でない事を示します。
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       建物の壁には、デッラ・スカーラの紋がある所も見え、
       その関連の建物でもあったのでしょう・・。



       ここが町の通りの中心広場、見える鐘楼は、
       古い一廓にあるサンティッシマ・アヌンツィアータ教会のもの。
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       実はこの日、町の入り口で時代衣装を纏った人々が
       出かけて行くのを見かけ、どうもなにやらあるらしいと・・。
       窓から白い布が翻っていますね?
       最初は単に洗濯物かと、ははは、失礼、思ったのですが、
       訊ねてみると、やはりぃ!

       ポルトガルのファーティマの聖女像が、
       今日この町にお出ましになるので、皆さんでお出迎えし、
       上の教会まで行進するのだそう!

       ファーティマ・Fátima にも行きまして、ご案内は宿題のまま!
       強い民間信仰の雰囲気にも触れていますから、
       町の皆さんが浮き浮きと興奮するのも分りましたが、
       上の町の路地を歩いている時には、
       車椅子に座ったままのお年寄りから、今日はね!、と
       話しかけられたりもしたのでした。



       広場から、ラ・ロカンダ・ディ・モンティージ
       La Locanda di Montisi、shinkai の泊まった宿。
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       朝食の部屋は、古い17世紀頃という建物の雰囲気を
       利用していたものの、各部屋は普通に整備され特別の事はなく・・。
       それにしては今回の宿で一番高いお値段、シングル75エウロ!



       この広場で町の皆さんが、食べて飲んで騒いでいる写真を!
       これは毎年8月に開催される町の最大のお祭り、と想像、
       ジオストラ・ディ・シモーネ・Giostra di Simoneの後、    
       勝者をたたえ、負けた地区は慰めあい・・、はは、の光景。
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       こちらがそのジオストラの様子
       ジオストラというのは、現在のお祭りの移動遊園地も指しますが、
       回顧の馬上競技、槍試合などを言います。
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       大体がこういうサラセン人と見立てた像の持つ標的を
       槍で突いたり、手から下がる輪の中を突き刺したりなのですが、
       ここのは凄いのですよ、ははは、
       標的は左手に、左の肩には輪が、槍の先5,5cmよりも1,5cm大きな直径、
       延ばした右手からは石膏の球が2つ下がるという・・!

       輪を突き通す、または標的の真ん中を突くと点数が加算され、
       5回の勝負の合計点で、町の地域の一つが勝者に。
       はい、町は4つの地域に分けられていて、
       勝つと聖母子像の描かれた布・この町ではパンノと呼ぶそう、が
       与えられると言うもの。

       shinkai が何を必死に読んだかと言いますと、
       標的の数もさることながら、ははは、
       ジオストラに冠された名前がシモーネのジオストラ、なんですね。

       これはこの町の領主だったシモーネ・カッチャコンティ、
       シエナのデッラ・スカーラ病院に遺言で資産を残した、
       という男の名に由来するのですが、
       読んで分った事はです、

       このシモーネというのは悪辣な領主で、町の住人から憎まれ
       モンティージから追放されるのですが、
       自分の兵士を使い逆襲し、町を焼き払い略奪、
       農園の家畜を皆殺しという残虐行為で、
       挙句、結局町を治められずシエナに逃げそこで亡くなり、
       遺言で町を病院に残したのだ、というのを知りました。

       つまり18世紀には既に記録にある、というこのお祭りで、
       いまだに13世紀の悪辣領主が槍で突かれ続けているという
       ははは、そういう由来のあるお祭りなのでしたぁ!

       そうそう、どこにこんな馬が走れるほどの広場があるのかと訊ねましたら、
       町の西の入り口の前に教会があって、その前に広場があるのだそう。
       きっと何かの大きな行事の時には、そこでなのでしょうね。



       さて町の一番の核、衛星地図でも見えた北東部に
       素晴らしい青空でしょう?!
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       時計塔は、かってトスカーナ大公国に入る前の町の動乱期、
       フランスの占領下にもあったようで、その時の遺産ですが、
       かなり改修を経ているとの事。
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       翻る旗は、町を4分する地区の一つ、
       ここカステッロ地区のもの。



       道の奥に見えるサンティッシマ・アヌンツィアータ教会
       Pieve della Santissima Annunziata.
       13世紀建設のロマネスク様式で歴史的にも由緒があるそうですが、
       入り口上の半円のモザイク部分、内部も改修されています。
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       今日は重要な祭日とて、扉も開け放たれ
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       最初に訪問した時はガラス戸が閉まり入れずに、
       カメラを押し付けて撮った内部。
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       扉の開いていた祭日に撮った写真はもっとボケ!
       はぁ、ボケのshinkai・・。



       教会の横、鐘楼と隣の建物の間に隙間があるのを見つけ
       そろっと覗きに行きましたら、
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       はい、町のパノラマ! 金網が残念!
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       教会前の建物、道に沿ってのカーヴが面白いでしょう?
       右手前の建物からは、ぐぃ~~んとドリルの音が響き、
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       石版彫刻のギーゴ・Ghigoというシニョーレの工房でした。
       町の至る所で、彼の作品を見かけましたが、
       ええまぁ、素朴稚拙な味わい。
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       古い一廓をあっちにこっちに行ったり来たり、楽しみます
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       ご覧の通り、ちゃんと人々が住み、手入れがされた家々で
       人の姿は余り見ないのですが、寂れた感じは一つも無いのです。
       石の色も美しく、見かける人々もにっこり!
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       細い路地を辿り、町の一番の高所の広場に
       こちらが南側で、
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       西側
       あれ、白いワンちゃんがいるのか、と一瞬思ったほどの
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       大きな猫ちゃんが寝ておりまして・・、
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       こちらは北側ですが、こちらにも茶色の猫ちゃん
       見えますか?
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       ほらね
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       東側の大きな高い建物、カッゼーロ・Casseroと呼ばれる
       元々はモンティージの領主の住まいだったと。
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       その後小学校になったり、様々な改修もされ、
       現在は住まいになっているそうで、自転車やボールが転がり・・。



       茶色の猫ちゃんに触らせてもらって遊んでいると、

       後ろに白ちゃんがやって来て、ごろんごろんして見せてくれ
       おお、可愛いねぇ!と喜んで撮るshinkai。
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       すると後ろで、茶ちゃんが
       何だ、その位で喜ぶのかぃ、そんなの簡単じゃぁないかぁ、と
       ごろんごろんを、ははは、うれしいぃぃ!
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       遊んでもらって、じゃぁね、またねぇ! 元気でねぇ!
       と再度路地歩きを。
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       教会の鐘が切れ目なく鳴り始め、
       そろそろ行事の始まりを告げるのを潮に、
       バールでカフェとクロワッサンを食べ、引き上げますが、

       道脇の下にのんびり日向ぼっこのワンちゃんを見つけ、
       チッチッ、と舌を鳴らして呼びますが、
       見てくれたのは茶色の方だけ! ははは。
       このワンちゃん達は、トリフ探しのワンちゃん!
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       駐車場の脇のサクランボの実
       5月上旬のこの日、まだ緑色。
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       そして、脇のオリーヴ畑。
       銀緑の細い葉が光ります
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       眩しいほどに晴れ上がった5月のトスカーナ
       素敵な町を見た喜びを味わいながら、
       北のシエナのクレーターの道に向かったのでした。



     *****

       水彩ブログには、最近買った画材あれこれ
       をアップしております。
       見てやってくださ~い!       
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho


     *****        
       

       いつも有難うございます!  
     
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by italiashiho2 | 2014-06-14 01:34 | ・トスカーナ州 | Comments(12)
2014年 06月 09日

   ・・・ 白タルトゥーフォの町と、雨上がりの緑のクレーター風景 ・・・

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       今日は、タルトゥーフォ・ビアンコ・白トリュフで有名な
       サン・ジョヴァンニ・ダッソ・San Giovanni d'Assoの町と、
       雨上がりの緑が美しいシエナのクレーター風景をご覧くださいね。

       行った朝は雨降りのどんよりの空模様。
       オマケに正直に言いまして、失礼ながら、はは、
       町中の風景は本当に、見る程のものが見つからなかった!
       どんな田舎町でもどこかしら、良いなぁ!を見つけるshinkaiですが、
       ははは、まったく今回、あれま!と感じた唯一の町!

       と言っても、やはりどんなのかを見て頂きませんとね、
       それに、この町に行ったお陰で、
       雨上がりのしっとり緑の美しいクレーター風景が撮れましたので、
       茶の町と緑の平野、という対比でご覧下さい!

       上の写真はコムーネのサイトから拝借の
       サン・ジョヴァンニ・ダッソの町の一番の高所、
       海抜310mに聳える13世紀の城・要塞
       
       これはもう素晴らしい威容で、前日にこの町を通り抜けた時の
       印象が素晴らしかったので出直したのでしたが、
       この内部は現在ホテルとレストランになっていて入れず、
       後は道筋の家並みのみの町なのでしたぁぁぁ・・!


       サン・ジョヴァンニ・ダッソの町はどこにあるか
       地図をどうぞ。
       先回見て頂いたカステルムーツィオ・Castelmuzioの北の町
       モンティージ・Montisi から西に6k、7分の位置に。
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       ピエンツァ・Pienza、サン・クイリコ・ドルチャ・San Quirico d'Orcia、
       モンタルチーノ・Montalcinoから南の町はオルチャの谷に含まれる
       コムーネ・市なのですが、

       カステルムーツィオ、モンティージ、今日ご案内の
       サン・ジョヴァンニ・ダッソ、西に見えるブオンコンヴェント・
       Buonconvento、そして北にあるアシャーノなどはクレーテ・セネージ
       シエナのクレーターの地域に含まれます。



       お城の前の町の駐車場に車を止め、さて、どこに何が?!
       と案内板を見つつ、古い教会がある様子なので、
       坂を下って上り、お城の裏側に回ります。

       見つけたのがこのサン・ジョヴァンニ・バッティスタ教会
       S.Giovanni Battista.
       13世紀の建設だそうですが、綺麗に修復されすぎ、
       オマケに閉まっていて・・!
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       町の名のサン・ジョヴァンニはこの聖人の名に由来しますが、
       後ろにつくダッソ・d'Asso は、
       すぐ近くを流れるアッソ川を意味します。

       というので探したのですが、35kに渡る流れ
       オルチャ川に注ぐ、という川はついに見つけられず!
       雪解けの春先限定なのかなぁ・・?



       教会前から、お城の裏側と、一本通る道
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       お城の裏側に入り口を見つけ
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       石段にはこんな古い煉瓦が並び、なかなか良いでしょう?
       が雨降りなので、滑って転ばぬよう、
       おっちょこちょいで有名なshinkai、気をつけて上がります、はい。
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       中庭はまたまたこんな風な整備で、がっかり!
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       唯一中世の面影を残す、城壁の一部
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       ホテル・レストランの一部と思われるテラス席が
       井戸の横にも続き、ですがこちらもまだ閉店。
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       後は道を挟んでの家が何軒か並び
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       隙間から向こうは即平野の風景
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       ですが、グーグルの衛星地図で見ると、
       この家並みの裏に、大きなプールのある庭園を発見!
       ちょうど教会裏辺りなのですが・・。
       ・・単純なshinkaiには良く分からない町。



       白トリュフで有名な町、と書きましたが、
       町の名で画像検索をかけると、トリュフ祭りの写真とか、
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       これ、可愛いでしょう?!
       タルトゥーフォ(探し)の鼻、ははは。
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       町にはトリュフの博物館もあり、このポスターは、
       トリフ採取者が、トリュフ探しのワンちゃんを使って、
       模擬実演を見せてくれるというもの。
       見たい! ははは。



       お昼を食べる手頃な店も見つからず、町案内の地図掲示で
       見つけたバールでサンドウィッチとジュースでお昼。
       
       漸くに雨も上がる様子でやれやれと駐車場に戻って来ると、
       中年のカップルに声をかけられました。
       相手が外国人と分っていても、質問するのがイタリア人!!
         この町のドゥオーモとかチェントロとかは・・?
       やはり同じ印象を持つ人がいるんだ、と嬉しくなり、ははは、
         そうなんです、お城の裏に古い教会がありますが閉まっていて、
         家が10軒ほどありましたけど、他には・・。
         やっぱり・・!
       町中の道を行って見た様子で納得し、挨拶して分かれました。

       いやぁ、あのお城の威容には、
       何かありそう!とコロッと騙されますよ、誰だってね、ははは。
       やはりシエナのサンタ・マリーア・デッラ・スカーラ病院の
       持ち物となった歴史もあるようなのですが、
       中が見れないのではねぇ!



       さて、サン・ジョヴァンニ・ダッソとモンティージ間
       衛星地図をどうぞ。
       一目でお分かりですよね、波打つ大地、平野の広がりが?!
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       この道は旅行初日にピエンツァに抜けるのに通り、
       ですがこの時はもう、お昼から緑の風景に浸りきりで頭が満杯!
       でこの朝にモンティージから町に行くのに通り、
       素晴らしい!のを既に2度も見て知っていますから、
       少し行っては止まり、また止まりと、6k7分どころか!ははは。



       という事で皆さんも、ごゆっくり、緑の広がりをどうぞ!!

       奥の高所に見えるのが、サン・ジョヴァンニ・ダッソのお城で、
       まだこの辺りは木々が茂り・・
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       雨上がり後の、雲の切れ間から青空が少し覗き、
       緑の丘も陰ったり陽が射したり、雲が動いていきます
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       麦畑でない茶色の土の畑なのですが、
       何か花が咲いているのか、時にとても色が濃いピンクに。
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       奥の山の右に切れる位置の、町並みが分りますか?
       あれはモンタルチーノ、海抜567m!
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       モンタルチーノの以前のご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/9754254/



       平野の中に見える農家、道、畑の波打つ様は、
       広さの中で一際際立ちますねぇ!
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       平野の広がりに圧倒され、小さな写真の中では迫力が劣る、
       と分りつつも、やはり撮らずにはおれません!
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       道の向こうに車が止まり写真を撮っている様子なので、
       私めはこちらに止め・・。
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       向こうの車が動き出すと、中で盛んに手を振っているのが見え、
       ははは、町で話したカップルでした!

       同じ道を前後して行くと、大体同じ場所で写真を撮るのに止まるので、
       ・・良くした物で、ここは素晴らしい!と思う場所の道脇には、
       余程の傾斜とか細い道でない限り、ちゃんと停める場所が出来ていまして、
       なんとなしに顔見知りになり、またですねぇ!と
       顔を見て笑うのは、トスカーナではよくあります、ははは。



       右下に見えるのは線路で、シエナからアシャーノを通り、
       サン・ジョヴァンニ・ダッソ、そして西海岸に抜ける線。
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       シエナのクレーターの中を、季節限定の蒸気機関車も走る様で、
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       11月にはサン・ジョヴァンニ・ダッソの町の
       白タルトゥーフォのお祭りにこの機関車で、という宣伝もあり!
       http://www.metegustose4u.it/?page_id=5585



       糸杉の並び、トラクターの跡、光と影・・
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       畑による緑色の違い、波打つ丘!
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       奥の山の稜線にモンタルチーノの町。



       木々が増えたり、また波打つ畑、遠くに見える農家
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       一番下の写真の右奥、農家の林の奥に青い影がぼんやりですが、
       木にしてはちょっとポコッと出ていますね。
       あれはカスティリオーネ・ドルチャの要塞なのです。

       カスティリオーネ・ドルチャのご案内は
       http://italiashio.exblog.jp/9920007/



       丘の波打つ起伏! 見飽きませんねぇ!!  
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       モンティージに近づき、山の木々が増え
       丘の上に教会と修道院かな。
       下は古い農家を修復中の様子。
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       まだ若い緑の平野を、お楽しみ頂けましたでしょうか?

       ピエンツァ周辺の素晴らしく広大な起伏も、
       アシャーノからのクレーターの中の地道も、
       あちこちの町の様子もぼちぼちと、ご案内いたしますね。
       お楽しみに、お願いいたしま~す!! 


     *****

       水彩ブログには、そろそろ満杯、アッシジの夕暮れ
       をアップしております。
       見てやってくださ~い!       
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     *****        
       

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by italiashiho2 | 2014-06-09 00:55 | ・トスカーナ州 | Comments(10)
2014年 06月 04日

   ・・・ カステルムーツィオ ・ 古い小さな町の散策を ・・・

       そちら日本は突然に夏、猛暑の訪れの様子
       お見舞い申し上げます!
       どうぞ皆様、体調にお気をつけて下さいねぇ!!

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       今日はトスカーナの小さな古い町カステルムーツィオ
       Castelmuzio にご案内です。
       ヴァルドルチャ・Val d'Orciaの、世界遺産に指定されている
       ピエンツァ・Pienzaの北に位置する小さな町で、
       地図も要らないほどの小さな町歩き点描をご覧下さいね。

       上はこの町の案内で必ず、というほど出てくる町の門ですが、
       雨上がりの曇り空で少し残念。


       周辺の位置確認をどうぞ
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       ピエンツァからだと約10k 15分、
       も一つ北の町モンティージ・Montisiには3k 7分。

       地図やナヴィでは分らないもの!と今回痛感したのは、ははは、
       道路カーヴの、角度は平面の図でも分りますがぁ、
       高低差は行って見ないと分らない!! これです!

       つまりピエンツァからだと一旦谷を下り、そして
       上って行った所にカステルムーツィオの町があり、
       町に入る最後の曲がり角は、上り坂のまま30度を切る角度!

       そしてモンティージの町に向かうと、
       これまた谷を下って上る、おまけに連続カーヴの道!

       今回はこの道を結局2回行き来した事になりますが、
       日常的に通る方は偉いですねぇ、ははは。



       という事で、それぞれの町は山の上に位置するわけで、

       カステルムーツィオの町の駐車場から見た
       谷越しのモンティージの町
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       カステルムーツィオは海抜443m、
       モンティージは413mで、
       向こうが少し高く見えるのは、はい、カステルムーツィオの
       町の駐車場が、町の北側の低い場所にあるからなのですね。



       グーグルの衛星地図で、町の古い地区部をどうぞ
       町は西に広がりますが、まぁ、家並みがある、という程度でして・・!
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       上に切れる部分に駐車場があり、青いバス停の左の印から右下に、
       そこに上の写真の町の門があります。



       バス停の左の印の位置から見た、町を通り抜ける県道の家並み
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       この道を右に通り抜け、町外れ1k程の位置に
       小さなロマネスクの教会サント・ステーファノがあります。
       今回一緒にご案内しようかと思ったのですが、
       意外に写真の数が増えましたので、次回のチャンスに。



       町の門は素敵なのですが、なにせアーチの向こうど真ん中に、
       赤丸の交通標識が写るので、味わい半減!
       でこんな風に、町を覗く感じでは如何でしょうかぁ?
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       そして、門の手前横に続く壁の様子
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       門の壁の、重厚な石組み
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       実を言いますと、町訪問の時は余り良い印象を受けなかったのですね。
       門の外の家の庭には、家庭菜園手入れ中の人の姿もあり、
       この門のすぐ外では子供たちも遊んでいたのです。
       ですが門内で見かけた人は、お昼を食べたバール兼宿の2人とお客、
       そして教会前で町の人2人だけ!
       曇り空の下に見る、寂しい町の姿は余り・・、ですよね?!

       ですが写真整理をしながらじっくり見ると、
       石組みの石の色が大変美しい事に気が付きました。
       手入れをされている町、という感じは受けていましたが、
       重厚な趣を持ち、石の色が美しい!
       そう考えつつ写真を整理し纏めると、数が増え!
       という結果になりました。
       
       町の歴史もちょっと探しましたが、特記する程でもなく・・。
       なので今回は、古い趣きある町点描、という事で、
       気軽な町散策をお楽しみください!



       道に沿い、斜めに入り込んでいくと
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       建物の下をくぐるアーチがあり
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       アーチの下から辿ってきた道を振り返り
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       下り坂の道
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       また別のアーチをくぐり、町の中心広場に、
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       中心広場にある教会サンタ・マリーア・アッスンタ
       Santa Maria Assunnta.
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       元はロマネスク様式というのですがご覧のように改修され、
       なんとなし魅力も感じず、失礼! 入らずに・・。
       鐘楼は16世紀のものと。



       その向かいにあった、お昼を食べたレストラン兼ホテルの
       重厚な造りの建物
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       トスカーナで食べた旨いもの
       http://italiashio.exblog.jp/20723820/



       お昼を食べて落ち着き、ははは、
       またゆっくりゆっくり、小さな町の中を行ったり来たり・・
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       この扉が並んだのは、レストランの向かいにある建物
       二つ並ぶ扉アーチの左側、上に1837と刻まれたのが見え、
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       ですが上に伸びる壁は、こんな感じの中世のまま
       きっと19世紀にお金持ちがここを買い取り、彫り込んだのでしょう。
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       町の歴史にも特記する程のことは無い、と書きましたが、
       町自体の歴史は古くエトルスク・ローマに遡ります

       記録に登場するのは1213年、カステル・モッツォ・Castel-Mozzo
       というのが古い町の名で、
       アシャーノのシャレンガ・Scialengaという郷士がここの持ち主。
       要塞化した、というのが最初の記録なんだそう。

       1270年にシエナ共和国の元に入り、1470年まで
       サンタ・マリーア・デッラ・スカーラ病院
       Spedale di Santa Maria della Scalaの持ち物に。

       その後ピエンツァの町造りのピオ2世の一族ピッコローミニ家が
       買取り、16世紀半ばよりカステルムーツィオの名で
       トスカーナ大公国の一部となった、という変遷。

       サンタ・マリーア・デッラ・スカーラ病院というのは
       シエナのドゥオーモ前に現在博物館として残る、
       中世以来の貧民・巡礼救済の為の宿も街道筋にたくさん設けていますが、
       と同時に大地主でした。
       お隣の町モンティージには、まさに要塞まがいの修道院・農園跡が
       今も残りますので、またご紹介しますね。



       この石組みも素晴らしいでしょう?!
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       古い梁の見えるアーチの向こう、鮮やかな石の色
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       住まいは左の階段が入り口で、下は納屋でしょうね
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       緩やかな下り坂の道の先
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       開けた素晴らしい展望をどうぞ!
       まず、すぐ近くから
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       多分通ってきた道
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       広がる平野の奥に見える町は
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       そう、ピエンツァ!
       裏から、いや北側からの眺めは珍しいでしょう?!
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       花のピエンツァ点描
       http://italiashio.exblog.jp/20740905/


       そして一際そびえる、ラディコーファニ!
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       ラディコーファニのご案内
       http://italiashio.exblog.jp/9701524/



       そしてそして、これには驚いたshinkai、
       そうなんです、モンテプルチャーノの町!!
       町の右下にちょっと見える教会サン・ビアージョで特定できますね。
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       地図上の直線距離では8k程ですが、道程は21k 30分!
       海抜605mの高さにあるので見えるのでしょうが、
       ・・そう言えば、風が吹きまくる町だったよなぁ! 
       
       モンテプルチャーノの以前のご案内
       http://italiashio.exblog.jp/9625273/



       例によって一般車は入れない古い小さな町ですが、
       こんな三輪車が町の外れに
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       古い古い壁に、今年も咲く薔薇
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       聖母子像が描かれたアーチ
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       この建物もなかなかどっしり・・。
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       引き上げる前に、もう一度町の門を
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       翌日モンティージの西にあるサン・ジョヴァンニ・ダッソから
       モンテプルチャーノに向かう途中、
       カステルムーツィオを通り抜け、暫くして見えた町の姿
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       陽の光の下、オリーヴ畑に囲まれて
       なかなか素敵でしょう?!



     *****

     ◆ 展覧会のお知らせ 2つ ◆

       ◆ 玉垣 光 展 ◆
   
         広島の絵の友人玉垣光さんが今日3日から29日まで
         版画を主とした「聖画」展を開かれます
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         郵便が遅れて届き、今日のご案内となりましたが、
         開催期間がまだまだ長いですから、
         ぜひお出かけ下さいますよう、ご案内申し上げます。


       ◆ 洲羽の会 絵画展 ◆

         長野県諏訪のギャラリー橋田さんにて
         我が絵の師二木一郎さんが講師をされている絵画教室の
         初の展覧会が7日より開催されます
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         昨秋私が個展をさせて頂いた画廊で、
         二木さんの作品も展示されるとの事です。
         お近くの方、どうぞお出かけ下さいませ!
         
         会の様子、受講者の作品写真などは
         こちら二木さんのブログでどうぞ。
       http://blog.goo.ne.jp/futa2560/e/13ca333f82c989b9601dea4ecf6dc7d0

         
     *****

       水彩ブログは、今回パスさせて頂きま~す!
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho


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by italiashiho2 | 2014-06-04 00:13 | ・トスカーナ州 | Comments(14)