イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2016年 04月 30日

   ・・・ フリウーリの土地柄は ・ パンフレットの写真から ・・・

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       この水曜はグループでの一日見学で、お隣のフリウーリ州、正式には
       フリウーリ・ヴェネツィア-ジューリア州・Friuli-Venezia Giuliaの2つの町、
       イタリアで一番美しい村々に登録のヴァルヴァゾーネ・Valvasoneと、
       南に少し下ってのサン・ヴィトー・アル・タリアメント・San Vito al Tagliamento

       どちらも古い中世からの町ですが、その整備された美しい町の姿と、
       なんとも懐の豊かそうな奥深さにいささか驚きつつ、訪問して来ました。

       写真はまだ整理出来ていないのですが、
       貰って帰ったパンフレットに美しいフリウーリの写真がたくさんあり、
       私もよく分っていないフリウーリ州の取っ掛かりにとでも思い、
       ご紹介致しますね。

       そしてまず第一に、今までずっとフリウリと書いてきましたが、
       これもフリウーリと正確に発音訂正する事に、はい。


       まず上の写真、SLOW COUNTRY、持って帰ったパンフレットの1冊。
       農家の作業場、碾き臼と思うのですが、葡萄の絞り器かも・・。
       普通は大体説明があるのですが、
       今回は土地の名も何も記されておらずで・・。

       情けない事に中の説明は英語のみで、サイトを調べても英語版のみ!
       ですが、まぁ、新しい観光スタイルの推奨パンフレットで、
       協賛のホテルやアグリトゥリズモに最低2泊する旅行だと、
       観光ポイントなどもパックの特典旅行が出来るらしい、という
       スロー・カントリー・クラブなる旅行クラブのご案内。

       様々なレストラン、ホテル、アグリトゥリズモなどの案内もありますが、
       まぁこれは切りがありませんのでパスし、美しい写真のみを!
       
       イタリアの田舎というとすぐトスカーナとかウンブリアが思い浮かびますが、
       それだけではなく、フリウーリも美しく美味しい田舎ですよ、という
       宣伝スタイルのパンフレットですね。



      
       地図をどうぞ
       右に見える、イタリアの一番東北に位置する、
       5つある特別自治州の一つで、左に州地図。
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       州内は3つの県に別れ、左がポルデノーネ県・Pordenone
       真ん中から奥がウーディネ県・Udine
       そして右下がゴリーツィア県・Goriziaと、トリエステ県・Trieste.

       古いご案内も含まれますが、今まで既にご案内したのは、
       スピリンベルゴ・Spilimbergo http://italiashio.exblog.jp/10044969/

       タルヴィーシオ・Tarvisio http://italiashio.exblog.jp/5721170/
       ジェモーナ・デル・フリウーリ・Gemona del Friuli http://italiashio.exblog.jp/5534743/ 
       サン・ダニエーレ・デル・フリウーリ・San Daniele del Friuli http://italiashio.exblog.jp/5417322/
       チヴィダーレ・デル・フリウーリ・Cividale del Friuli http://italiashio.exblog.jp/9063014/
       ウーディネ・Udine http://italiashio.exblog.jp/8979474/       
       アクイレイア・Aquileia http://italiashio.exblog.jp/5035705/
                    http://italiashio.exblog.jp/5037537/
       リニャーノ・サッビアドーロ・Ligano Sabbiadoro http://italiashio.exblog.jp/10000151/
                                 http://italiashio.exblog.jp/10020639/
       グラード・grado http://italiashio.exblog.jp/5031770/

       ゴリーツィア・Gorizia http://italiashio.exblog.jp/5328184/
                   http://italiashio.exblog.jp/5328325/

       トリエステ・Trieste http://italiashio.exblog.jp/16640151/
                   http://italiashio.exblog.jp/16666499/

       ポルデノーネ・Pordenoneも、トルメッツォ・Tolmazzoも、他の町も
       何度か行っていてもご案内がないままで・・、古すぎて気になるのも幾つか・・!
       徐々に整理しなおさないといけません。

       まだ冬枯れの風景ですが、フリウーリの田舎の風景を




       これはどこのヴィッラか、分らないのがちょっと残念ですが
       きっと土地の領主のお城だったのでしょうね。
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     ◆ 追記です
       シニョレッリさんがコメントで教えて下さり、 いつも有難うございます!
       この城は、カプリ—ヴァ・デル・フリウーリ(Capriva del Friuli)にある
       12世紀に建てられたCastello di Spessa  と分りました。
       地図を見ると、ゴリツィアから西にあり、広い広い敷地にゴルフ場もある、
       なにやらお高いホテルになっている様子です。
       サイトはこちらに。 http://www.castellodispessa.it/n/

       


       収穫間近の葡萄畑の風景。 
       この整然と整った畝の美しさ!
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       葡萄摘み風景。 
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       実際はもっと多くの人出で一斉にやって行きますから、
       写真の為のデモンストレーションかな。




       ドロミーティの山の里でも良く見かける風景。
       木を使った扉、階段、そして道具類、ミルク缶。 
       郷愁に満ちているでしょう?!
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       これもまだまだ見かける囲炉裏端の光景
       様々な鍋類が下がり、床は石やレンガです。
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       これは今回見学したヴァルヴァゾーネのお城
       なんと、中に一族用の小さな劇場があったのですよ!
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       この風景は絵葉書で見た記憶がある、
       北東の端タルヴィーシオの近く、オーストリア国境に近い村と
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       この辺りに、イタリア、オーストリア、スロヴェニア3国の
       国境接触点もあり、寒く雪の多い土地で、
       犬ぞりの練習所もあるとか!




       フリウーリは、ドロミーティの山々が北にあり
       広~~い平野が中に広がり、南は海に接し
       イタリアで一番広い干潟もある土地で、

       言語もドイツ語、スロヴェニア語、フリウーリ語が共存し
       それに様々な土地の言葉も影響する複雑さだそう。

       この風景はきっと南の干潟辺り、魚の養殖場かも
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       TASTE EXPERIENCE・味の体験(ですよね?)のパンフレット。
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       まずは生ハム!!
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       フリウーリの生ハム http://italiashio.exblog.jp/5063183/ 
       



       そして、白ワイン
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       フリウーリはやはり白ワイン!  http://italiashio.exblog.jp/5328825/




       これは多分、お肉を炙り、香り付けをしているのだと。
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       チーズ、モンタージオ・Montasio と、
       右は詰め物パスタですが、中身はなんだろ?
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       フリウーリのチーズのあれこれ! 
       真ん中がリコッタで、左下手前の茶色いのは、その燻製。
       右上の3つ重なっている真ん中は、モンタージオ・Montasioの
       刻印が見えますが、上下のもそうかな?
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       フリウーリのチーズ(フォルマッジョ)ポレンタ


       当日の脱線小話をひとつ
       フリウーリのいわば家庭料理にフリーコ・fricoというのがあります。
       チーズをベースに、ジャガイモや玉葱をいれ薄く焼いた物で、
       今頃はスーパーでも売っているのを見ますが、
       見学の最後の時間待ちに、一人があそこに自動販売機があるよ、と。

       久し振りに食べたくなり、小銭整理にもとチャリンチャリンと入れ、
       フリーコの玉葱入り、を選びましたら、幾らだったっけ?
       なんと後ろにいつの間にか何人も集まっていて、
       ジャガイモの入った方が美味しいのに、とか、
       友人のジュリアーナなどは、そんなの美味しくないに決まっているじゃん、
       何で買うの、から始まり、
       家のマンマの作ったフリーコは物凄く美味しかった、なんぞと、
       てんでんばらばら、皆それぞれ好き勝手な事をね、ははは。

       お金はワッチが払うんじゃけん、好きなのを買わせてくれぇ、と云いたい程で、
       好奇心と姑目線を跳ね返し、ははは、
       ついでにフリウーリのチーズ、モンタージオも買って戻りました。

       フリーコを翌日のお昼に電子レンジでチンとやって食べましたが、
       まぁ、特別美味しくもないですが、悪くはないお味。
       それにしても、
       食べ物には一際の関心を示すイタリア国民だと、改めて感心!ははは。




       お肉の調理中、手前は茹で肉で、奥で切ってますね。
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       そして、お魚類!! にゃお~~ん
       手前にポレンタ、イワシ、カレイ、切り身と奥の魚はなんだっけぇ・・。
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       今回の写真の中で、一番shinkaiの心を掴んだもの、
       ああ、美味しそう!と思ったのが、これ!
       ね、食欲をそそりません?!
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       そして、再び囲炉裏端の写真
       一家団欒の場であり、調理の場でもある、暖かい囲炉裏端。
       かっては大変貧しい土地で、でも勤勉で正直で
       営々と生活を築き上げ続けたフリウーリの人々の拠り所なのかも
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       下がっている穴開きの鍋は、栗を煎るためで、
       秋から冬の、厳しい長い生活のお供ですね。




       最後は、ヴィッラ・マニン・Villa Manin
       ヴェネツィア共和国の最後の総督ルドヴィーコ・マニンの住まいであった、
       の広い前庭での、食の祭典。テーブルが並び、皆盛大に飲食している様子を!
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       ヴィッラ・マニンのご案内 http://italiashio.exblog.jp/15502299/

       今回のお昼はこの駐車場横の広場で、
       ピクニックのお昼らしく、バス会社が用意してくれていた
       チーズとハム類、カルチョーフィ(アンティチョーク)のマリネを
       挟んだパニーノとワイン、デザートのトルタなどを頂きました。


       そして私を日本人と見て話しかけてきた初めて会う一人と
       何の話になったと思われますか?
       なんと彼女は50年前に、日本から養蚕の技術指導に訪れた、
       それも松本から!の日本人技術者と働いた事があるのだそう!

       日本の囃子歌の掛け声、ヨイショヨイショ、とか、ヨイヨイ、
       数字の一、二、三、四、五なぞを、聞かされるとは思いもよらず、
       彼女の名前、アンジェラさん、とか、ははは、
       日本人は皆、さん(付け)のサント・聖人だと笑いました。

       イタリアもかっては養蚕大国で、とりわけヴェネトも、
       今私の住んでいる隣の町、サン・ジャーコモ・ディ・ヴェーリアには、
       かっての製糸工場跡が養蚕博物館になっていますし、
       そんなこんなの話も出て、そんな事も楽しい一日でした。
       


     *****

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       アップしています。   
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by italiashiho2 | 2016-04-30 00:08 | ・フリウリ・VG Friuli- | Comments(7)
2016年 04月 25日

   ・・・ モデナの大聖堂 グランデ広場 市の塔 ・ 世界遺産 ・・・

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       1997年に世界遺産に指定された、モデナ・Modena
       大聖堂・サンタ・マリーア・アッスンタ・イン・チエーロ・エ・サン・ジェミニアーノ・
       Santa Maria Assunta in Cielo e San Geminiano、という長~い名前を持つ聖堂と、
       グランデ広場・ピアッツァ・グランデ・Piazza Grande 大聖堂南面の広場、
       市の塔・トッレ・チーヴィカ・Torre Civica

       今回は、このモデナの街の中心にあるこの3つ、
       中世からモデナ市民の生活の要であった、のご案内を。

       トップの写真は西上空からの眺めで、どの位置に、どんな大きさか、
       よくお分かり頂けると思いますが、

       真ん中に見える白い大きな高い塔、これが大聖堂の鐘楼で、
       ギルランディーナ・Ghirlandinaの愛称を持ち、
       その右に大聖堂で、左脇すぐに見える建物群に聖堂博物館があり、
       大きな広場がグランデ広場
       広場の北西を囲む形であるのが市庁舎で、見える塔が市の塔

       ついでにご説明しますと、
       グランデ広場の南面を閉める四角い建物は、元裁判所のあった場所に、
       1963年ある銀行の本拠事務所の建物が建設された物で、
       大聖堂正面前広場の右に見えるのが、大司教の住居
       
       写真左上に見える細長い公園の奥、円形の屋根が飛び出しているのが、




       グランデ広場から見る、左に大聖堂、
       正面鉤の手に市庁舎と市の塔。
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       市の塔の上部。 下に切れて見えるアーチの中に美しい像があるのですが・・。
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       1671年地震の後に崩壊した、と言う説明がありましたが、
       こうして見ると最上階の部分のみの瓦解だった様子ですね。


       モデナには今年3月と4年前の夏、それ以前22年前に訪問で、
       今回、4年前の夏の青空の写真でOKなのは使っております。
       でないと、曇り空ばかりの写真では余りにも寂しいですものね、
       で、ブログ名のある写真はshinkaiの撮った物で、他はサイトから拝借の物。




       グランデ広場の北東の隅、写真奥に見える階段が市庁舎への階段ですが、
       その前にこんな大きな石舞台があり、
       リンガドーラの石・Pietra Ringadoraと。
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       13世紀の記録に既に残っており、その後何度か場所を移されもしたものの、
       1936年より元々あったこの場所に。

       ヴェローナの赤い大理石、長方形の大きなもので、
       リンガドーラの石、つまりアッリンガトーリア・arringatoriaの石、
       この上に立ち、市民に演説をするのに用いられたというもの。

       ですが、この石は他にもいろいろ用いられておりまして、
       泥棒や負債者への懲らしめ、溺死者の身元確認、そしてまた
       殺人の疑いがある場合などにも、ここに展示されたのだと。

       面白いというか凄いのが返済しない負債者への懲罰でして、
       広場で市の立つ日、頭を丸刈りにされ冠を被らされ、
       太鼓の知らせを先頭に広場を一周し、ははは、
       たっぷり松脂を塗ったこの石の上に、お尻を丸出しにして座らされ、
       3度、チェード・ボニス・財産をすべて放棄します、と言わされたと。
       その言葉を言わされたというよりも、そのように判決され、
       多分お尻を叩かれながら自ら宣言した、という事なのでしょう。

       中世の判決は大変厳しく、書きながらそういえばと思い出したのは
       パドヴァのパラッツォ・ラジョーネに関係しての記事で、
       黒い斑石ヴィトゥペーリオの石 


       チェード・ボニス・cedo bonisの意味が最初正確につかめず、
       友人のジュリアーナに援けを求め、その内にパドヴァの件を思い出し
       彼女にも知らせましたら、早速に興味深い!との返事。

       ただパドヴァの方は、ちゃんと下着、パンツをつけていた、
       という点が違い、その辺りで大いに笑った事でしたぁ、ははは。
       



       と言うような市民生活に直結した広場なのですが、

       その広~い広場の南東の隅から撮って
       漸くに鐘楼と聖堂が入る大きさ、高さ!
       鐘楼の高さは86,12m、この塔には上がれる様子。
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       リンガドーラの石のある辺りから見る、
       聖堂の後陣部分で、一番上に立っているのは大天使ミケーレ。
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       鐘楼、ギルランディーナの頂上部分
       ギルランダ・ghirlandaは花飾り、花冠を意味しますから、
       如何にモデナ市民に愛されてきた鐘楼か、よく分りますね。
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       ラ・ギルランディーナをこちらで。

       脱線ですが、
       上のラ・ギルランディーナを探していて偶然見つけた、
       初めて聞いた彼の歌、「歌・IL Canto
       ・・君が行ってしまった日から、夜はもうここには来ない
         時間も思い出も失くし、死なない愛の歌だけが残る
       普通の人々の歌う姿も写り、しっとりと歌うパヴァロッティの
       今は亡き声と姿に、思わず涙したshinkai・・。




       聖堂の脇からの姿、半分
       1099年6月9日、記念すべきこの日、
       現在に残る新しいモデナの聖堂の最初の石が置かれ
       内部の装飾もすべて済んで完成したのが、300年後!
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       こちらに大きな屋根の形が見える内陣の張り出し部分、
       中側左のは15世紀に設置された説教壇で、
       左に張り出す大きな入り口は、ポルタ・レジーア・Porta Regia.


       この聖堂の位置には5世紀からの2つの教会があり、
       聖堂のクリプタ・地下祭室には6世紀から保管されてきた
       街の守護聖人サン・ジェミニアーノ・San Geminianoの遺骸があり、
       教会側のみでなく市民からの強い要請があっての建設で、
       古いこの2つの教会を壊しながら、新しい聖堂が造られたと。

       1099年5月23日付の後陣外の石碑には、
       主任建築家ランフランコ・Lanfranco(11~12世紀)の名が見え、
       このモデナの聖堂が唯一彼の作として確かな物なのだそう。

       ランフランコはマエストリ・コマチーニ・Maestri Comaciniと呼ばれる、
       コマチーニというのはコモ湖周辺出身という意で、
       今も各地の建築物に名の残る、左官や石工の職人集団も連れて来た様子で、
       彼らはすぐに仕事に取り掛かりますが、

       ランフランコはじきに彫刻家のWilgelmo(11~12世紀)発音がぁ・・、
       多分ラテン語のWillelmusからの名で、イタリア語ではグリエルモ、
       (ウィルエルモと書いておりましたが、クリスさんのコメントにより) 
       グリエルモと標記させていただきますね
       
       このグリエルモは、イタリアで初めて作品に名前を記せた作家の一人。
       教会の装飾関係のみだけでなく建築もで、
       彼が正面壁の仕事を手がけ始め、
       ランフランコ達は後陣の仕事を、という進捗具合だった様子。


       でこういう両面からの仕事の進み具合の結果
       計算違いがあったのが良く分る、真ん中の繋がりなんだそう!

       一連の3つの窓を持つアーチの連続が、ほら、
       ポルタ・レジーアの右横で半分になっているでしょう?!
       まぁ、ポルタ・レジーアは後年開けられたからとはいえ、
       実際にアーチの広さや、窓の高さがかなり違うのだとか、ははは。

       こういう寸法の間違いは、ロマネスク建築の前半では頻繁にあった様で
       壁が膨らんだり、アーチの大きさの違い、帯状装飾が踊ったりなど等、ははは
       ゴシックになっていくらか緩和されたのだそうですが、

       当時にあっては、対称であるとか比率とか均衡性などは、
       特別な重さを与えられていなかった事もありで、
       はぁ、こう聞くとゆったりとして、長閑で良いですねぇ、ははは。





       これがグランデ広場に面したポルタ・レジーア
       最初の建設には無かった入り口、1209~1231年の建設で、
       円柱を背に乗せた獲物を抱え込む2頭のライオン像。
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       レジーア・Regiaというここでの言葉は、レ・Re・王には関係なく、
       中世においてのラテン語 regeは、建物の中心的扉を意味するのだといい、
       確かにグランデ広場に向いての、聖堂第2の正面入り口ですね。




       この写真は4年前の夏、工事中の覆いの隙間から撮った物で、
       ローマ期のライオン像と見られる背に、円柱が乗っている様子
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       そして、入り口脇の柱並びの装飾の様子
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       ライオン像の背中の円柱は、上のプローティロ・protiroと呼ばれる
       柱廊式玄関を支え、多分中に見える聖人はサン・ジェミニアーノと。
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       サン・ジェミニアーノ・San Geminiano(312~397)モデナの司教であり、
       この街で亡くなり、悪魔祓いの力を持っているとの評判だったようで、

       ジェミニアーノも、ジミニャーノも同じなんですと。
       で、彼を守護聖人に戴く町は他に幾つも。




       で、このプローティロの屋根の上には、十字を持つライオン君がいますが、
       その斜め上の屋根の仕切り壁脇に見える像にご注目を!
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       聖堂屋根の上の仕切り壁の脇全8面に見られる、
       このいささか複雑怪奇な半人半獣像はメートぺ・metopeと呼ばれ、


       現在この屋根の上にあるものはコピーで、年月による損耗が大きく、
       1950年よりお隣の聖堂博物館に本物が保管されており、

       私も見に行きましたが、現在の屋根の上のものはかなり実物と
       印象が違うので、博物館のサイトからの写真をどうぞ
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       グリエルモの弟子と見られるマエストロ・デッレ・メートペ(1130年頃)
       の作品で、その意匠の奇抜さのみならず、彫の技術も大変優れていると。
       



       これはも一つ西に続いてある扉で、ポルタ・デイ・プリンチーピ
       Porta dei Principiで、半円の下、梁にある彫り物は、
       サン・ジェミニアーノの生涯の逸話にちなむ物と。
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       正面側・ファッチャータに向う前に一枚、見つけた写真をどうぞ。
       1942年の写真だそうで、グランデ広場
       背後に見える聖堂は、ちょっと趣が違いますね。
       年代から考えて、対爆撃予防の防護壁でしょうか?
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       それにしても、この大泣きの女の子!
       私より大分、へへ、言わせてぇ、年上の年代ですが、
       力いっぱいの大きな泣き声まで聞こえそうで、ははは。




       さて、漸くに大聖堂の正面に。 やはり青空が良いですねぇ!
       写真正面を横切るのは、トロリー・バスの電線でして、
       おまけに広場がそう広くないので、こちら側の小路からしか狙えず・・!
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       ゴシック式の薔薇窓と、正面頂上に立つ大天使ガブリエル像
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       聖堂上部の、キリスト像の周囲を4福音者のシンボル像が囲み
       左上人物・マッテオ・Matteo  左下有翼のライオン・マルコ・Marco
       右上鷲・ジョヴァンニ・Giovanni  右下有翼の雄牛ルーカ・Luca
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       こうして見ると、大体左上には人物のマッテオがいつも居るみたいですが、
       後は並ぶ順番に決まりは無いのでしょうか? どなたかぁ~・・。

       そして石の色もいろいろ違うでしょう?
       色の違いは脇の壁でも顕著でしたが、これは石材確保の為に
       近隣のかっての建築物の残りや廃墟の石を運んで来て使ったり、
       それにも不足すると、ローマ期の墳墓の石を掘りに行ったのだそうで、ははは、

       入り口脇の円柱を背中で支えるライオン像なども
       そういう訳でローマ期のものなのだそう!

       同じ様な顔をしたライオン君は、我がヴェネトはトゥレヴィーゾの
       ドゥオーモ前にも座っていますし、フェッラーラでも見かけたような・・!
       そうか、そうだったのかぁ!!




       という事で、ははは、
       モデナの大聖堂正面入り口と、円柱を支えるライオン君
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       背後の壁、両脇に見える浮き彫りの石版と
       入り口脇柱の彫はグリエルモ




       ライオンがこうして柱を支えるというのは、
       ギリシャ神殿の柱に人物が彫られているのがありますね、
       あれの発想から来ているのだそう。
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       グリエルモの彫りがかなり深めのしっかりした物であるのも
       良く見えます。




       支えるプローティロの一番上はこんな感じで、
       ここは司教様が顔を出される場所(だった)のだそう。
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       グリエルモの彫り、聖書の絵解きの浮き彫りは4面あり、
       これは正面左側の脇扉の上のもの。
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       人類創造、アダモからエヴァが生まれ、禁断のリンゴを食べ・・。
       アダモがぱくっと大口を開け、リンゴを食べているのが楽しいぃ!




       正面右扉の上の場面は、カインの殺害、ノアの箱舟、右は何かな?
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       そしてあちこちに浮き彫りが散らばりますが、
       如何にもの中世風な、怪奇で楽しい動物達がいて
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       柱の上の柱頭飾りにも、動物達や人間達がひしめきます
       光りの当っている物は4年前の夏の物で、
       聖堂の脇だったかもしれませんが・・。
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       では、内部に入って頂きましょうか
       先回の夏は修復中で、内部もクリプタ辺りのみの公開で、
       今回は暗く人出も多く、グループ行動で自由に動けず、
       思うような写真が撮れておらず、サイトから拝借を。

       大きな街の、また小さな田舎の町でも、教会はよく改装されており、
       オリジナルは古くとも、内部は新しく明るく豪華絢爛というのが
       良くありますが、
       このモデナの聖堂は大きな修復が15世紀に一度
       それまでの木製の桁組み天井だったのが、日本語で言う
       「交差ヴォールト」に変えられたものと、
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       18世紀にクリプタの内部にある、守護聖人サン・ジェミニアーノの
       お墓の周囲を高価な大理石に変えたり、窓の材質を変えたり、と言う程度で、
       
       お陰で、現在も建設当時のロマネスク様式を保ったままの
       外部と内部が立派に存在している訳ですね。

       内部は3廊式になっていて、翼部分はなしで、
       左側の列柱の中ほどに見えるのが説教壇。




       脇から天井部分
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       内陣部分、下がクリプタで、上部が祭礼用内陣
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       上部の後陣部分に見える絵がモザイクかと思ったのですが、
       これは18世紀末から9世紀にかけて行われた改修の一つで、
       モデナのいわば無名の画家が、ビザンティン式のモザイク画に
       見せる絵を描いたのだそう!

       これは良いアイディアと。
       小さな町の主教会に行き、現代風な絵でも素晴らしければ良いのですが、
       時に無い方がと、失礼! 思うようなのもありますので・・。
       



       クリプタと上の祭壇の間には、このようなポンティーレ・pontile
       直訳すると桟橋、があり、木製と思うのですが、
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       左の円形の説教壇・読経壇の周囲には4人の福音者たちのシンボルが、
       手前直線部には最後の晩餐、ジュダの接吻などの彫り物が。
       
       これらはランフランコ、グリエルモたちに続く12~13世紀の
       建築家や彫刻家達によって小さな変更や装飾が施されたもので、
       マエストリ・カンピオネージと呼ばれる、やはりコモ湖周辺出身の
       集団の名が残ります。       




       こちらは半地下のクリプタで、
       全面にはやはり動物やうずくまる人間達の背中が円柱を背負い、
       上部のポンティーレを支えます。
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       聖堂内の列柱の根元
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       4年前の修復中の聖堂内の様子も窺える写真を1枚
       これは説教壇に登る階段の様子が見えますが、
       絵が描かれているのが見えます。
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       当時この一帯、春の地震のあった後で、どうやら天井ヴォールトにも
       ひび割れがあったり、薔薇窓にも破損部分があった様子。




       この聖堂内には絵画が少ないのですが、
       右側廊部にあったフレスコ画と、
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       左側廊部の、テラッコッタ像の祭壇
       大変手の込んだ繊細な物!
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       正面入り口上の薔薇窓、簡素な美しさ。
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       聖堂から出ますと
       聖堂前広場の南側を占める大司教館
       今は店舗が入っていて、上階はどうなのかな・・。
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       聖堂前から西に抜ける小路の建物壁
       聖堂同様、古いイメージがしっかり残る部分がたくさん見え。
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       聖堂脇すぐの小路から見える、ギルランディーナの美しい姿
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       この小路の左横に聖堂博物館がありますが、
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       今右側にライオン像が見える所、ここにも聖堂入り口があり、




       ポルタ・デッラ・ペスケリーア・Porta della Pescheria・
       魚市場、魚屋の門と呼ばれますが、美しい彫りでしょう?!
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       1110年~20年の作だそうで、動物の形や逸話、12ヶ月の寓意が
       モチーフで、
       なぜ魚屋の門と呼ばれたかと言うと、すぐ近くに魚屋の屋台があり、
       この入り口からは庶民達が出入りしたのだと。
       



       最後は、博物館の庭のベンチと
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       小路が抜けるグランデ広場の、ポルティチの下のカフェの席を。
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       モデナの大聖堂、建設された1000年当時のロマネスク様式を
       今も伝える数少ない聖堂のご案内、
       不足ばかりでしょうが、何とか宿題を済ませホッとしています。

       歴史の教科書式記述ではなく、自分が見て感じた様子を
       自分の言葉でと思い、不足は不足のままでと思っておりますが、
       ・・お付き合い頂き、いつも有難うございます!
      
 
       これを書いている今日は朝は小雨、午後は薄曇なのですが、
       こうしてお天気の良い写真を最後に見ているだけでも、
       気分が救われます!

       皆さま方にも、良いお天気が!
       被災者の方々にも、一日も早いお天気の日が届きますように!!


     *****

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by italiashiho2 | 2016-04-25 01:11 | ・エミーリア・R州 Emilia | Comments(11)
2016年 04月 20日

   ・・・ スコミーゴ村 春の色たけなわ ・・・

       九州の地震は大きな被害が出ている様子ですが、
       皆様には大事無くお過ごしでしょうか?
       心よりお見舞い申し上げます!!

       亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、
       一日も早い収束を願うばかりです。
       皆様、どうぞお大事に!


     *****

       いよいよ春たけなわの、新緑の色溢れるスコミーゴ村
       前夜の小雨の上がった先週金曜の朝、
       薬屋行きを兼ね、カメラを持ってスコミーゴ村のパトロールに!
       それほど爽やかな、陽射しの煌く朝でしたが、
       
       毎日色が変わるほどの植物の成長振りですので、
       季節の色をとブログ・アップです。
       おなじみの我がスコミーゴ村ですが、見てやって下さいね!


       新緑の色違いが美しい木立が目を引き
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       奥の葡萄畑も、明るい新緑の細い畝
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       道脇の、まだ年数が4年ほどの葡萄の木、かなり葉が茂り・・
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       草原に咲く、小さな野草の花々
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       野草のムスカリ、花の丈がせいぜい2cmほどの小ささ!
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       クローバーも咲きだし、 
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       犬ふぐりは終わりかけで、背が伸びて
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       ここは谷の向こう、オリアーノ村の丘の稜線とこちらとを入れる
       縦構図で撮る事が多い場所ですが、
       余りのお天気の良さに、この広さを見て頂きたく・・!
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       ここの雑木林は、秋も葉の色違いが面白い所なのですが、
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       こんな広さがある、大好きな場所!
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       奥にある雑木林には、手前の葡萄畑の脇を抜けて行きますが、

       ここは新しく植え替えられて2年目の葡萄畑
       多分、プロセッコの苗。
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       ひょろっと新芽の芽吹き。  
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       こちらは隣畑の、長い年月を経た葡萄からの芽吹き
       どちらも健気でしょう?! 
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       畑と畑の間には、まだ広い草原の部分があり、
       今は丈の伸びたスカンポの独壇場
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       所々にある、野生のリンゴの木が花を咲かせていて、
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       奥は見事なほどの、落下傘部隊の集合地、ははは。
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       葡萄畑の脇に咲く、白い花の木
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       雑木林の奥、向こうの草原が明るく広がり
       手前と奥の間には湧き水が流れます。
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       もうそろそろの筈、と見に行きましたら、やはり
       野生のクリスマス・ローズの種がこんなに膨らんで!!
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       遠くから盛んに聞こえる、カッコウの声!
       長野の子供時代には、高原で聞いて好きになった鳴き声ですが、
       カッコウの子育ての詳細を知って後は・・・!!

       スコミーゴ村の四季のご案内



       1ヶ月前、北に帰る羊達の群れが休んでいた草原
       今はこんなに緑が美しくなり・・。  
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       この草原の隣にある住宅地。家の造りにどっしり感があり
       好きなのですが、こんなのが何軒か並びます。
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       道の反対側の草原だった場所にも、つい先日から
       こんな風に葡萄畑の杭が打ち込まれ、準備が整い、
       ええ、きっとここもプロセッコの畑になるのでしょうね。
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       道を東に辿り、好きな葡萄畑の畝を見ようとやって来ましたら
       な、なんと、ここも古い木が引っこ抜かれ、整備され、
       う~ん、ここも葡萄の木の植え替えなんですね。
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       我が家からこちらとは反対の方角に向っての、
       広い畑の葡萄の木も冬に引き抜かれ、今、杭打ちの準備中ですし、
       コネリアーノのプールに通う道の、大きな丘の広い広い場所も、
       昨日通ったら、葡萄畑の杭打ちが進んでいました。

       なんとまぁ、どこもかしこも、この辺り一帯が
       プロセッコの葡萄畑に変わりつつあります!!

       プロセッコというのは、白辛口発泡性ワインでして、
       数年前にフランスのシャンパンを抜き、プロセッコの売り上げは
       毎年伸びて不景気知らずと言う、イタリアに取っては良い話なのでしょうが、
      
       こうして古い葡萄の木が引っこ抜かれるのを目の当たりにすると、
       正直な所どこか寂しい気もします。
       25年前にここに住み着いて以来、ここ近年の移り変わりは速く、
       草原もあんなに広くあちこちにあった向日葵畑も豆畑も
       トウモロコシ畑も姿を消して行ってます。

       コネリアーノから北西に向けてのここ一帯が、
       プロセッコの畑の認定地(正式な言葉を知らず)に含まれるので、
       とりわけ目に付く変化なのかもしれませんが、
       う~ん、老兵は消え行くのみ、なのかなぁ・・。
      
       葡萄畑の美しい畝の姿が大好きなのも、否定しませんが・・!!
    



       北のカラルツォとヴェネツィアを繋ぐ高速27号線の高架上から
       こちらは北のヴィットリオ・ヴェネトに向い、
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       こちらは大きくカーヴを切って、南にコネリアーノ、ヴェネツィアに
       コネリアーノから北への路線は片側2車線で、
       コネリアーノ以南は片側3車線。
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       トリエステとを繋ぐ、コネリアーノから東への10キロ程の
       区間工事が10数年掛かったのですが、
       数年前、遂に接続したと言うテープ切りのTVニュースを、
       ヴァカンス先のクロアツィアで見たルイーザとレナート夫妻。

       ではコネリアーノで降りれると思い、東のサチーレで降りずに来たら、
       開通式後の工事がまだ続いていて降りれず、ははは、
       仕方なくトゥレヴィーゾ北まで走り、降りて向きを変え、
       コネリアーノの反対側は開いているのだろうと思ったら、ここもまだ!!
       仕方なく45k程を往復し、サチーレまで戻って降りたと言う・・、
       走りながら時々思い出しては一人笑いをするshinkai、ははは。
       
       トリエステ方面とが繋がって、確かに交通量が増えました。
       それ以前は、走っていて前後にまるで車が見えない事が、ははは
       良くありましたもの!
       お陰で、これで儲かるんかいな、と心配する事も無くなりましたぁ。




       高速脇から見下ろす、葡萄畑
       ここの葉の茂りは遅いでしょう? 春先の剪定の時期の早い遅い、
       土地の温度などで、皆育つ様子が違います。
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       脇の丘の、新緑の色違いも美しく
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       戻る道脇の葡萄畑では、早くも消毒が始まっていて
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       今回のトップに見て頂いた同じ畑ですが、
       一瞬の雲のかげりで新緑が浮き上がって見えた
       春の朝のひと時の、スコミーゴ村便りでした。
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     *****

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by italiashiho2 | 2016-04-20 00:05 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(8)
2016年 04月 20日

   ・・・ ブログ総目次  n. 12 (追記しました)・・・


     月毎にまとめて見ました。
     この方が辿りやすいかと思いますので。
    
     どうぞ古い記事でも、宜しかったらコメントを
     お願い致します!

      2017年

      4月

  29日 ブレンタ川沿いの、ヴィッラ・ヴェネタ  ほんの少し 

  24日 オアジ・チェルヴァーラ ・ シーレ河の自然公園 

  22日 古きロンゴバルドの教会と、 「ティツィアーノの家」始末記 

  14日 サンタンティモ修道院再訪 ・ Abbazia di Sant'Antimo 

   9日 「武器よさらば」 若きヘミングウェイの戦場体験 

   4日 ヴェネトの春、 そして ティツィアーノの家 



      3月

  30日 運河沿いの春 ・ トゥレヴィーゾ 

  26日 印象派絵画展 ・ トゥレヴィーゾ行き 

  21日 エンリコ・トーティ ・ イタリアの英雄、潜水艦と、その運搬 

  16日 ヴァイオリン博物館・クレモーナと、 ヴァイオリン、ストラディヴァリのあれこれ 

  11日 クレモーナの聖堂と鐘楼と洗礼堂 ・ 中世の典雅さに時代毎の改装たっぷり 

   6日 夜明けのスコミーゴ村 ・ 朝歩き再開 

   1日 クレモーナ行き  街のご案内ほんの少しの、予告編 



      2月

  24日 ある傭兵隊長のお話と、 名画に描かれた、または名画の謎 

  19日 古城ホテルへの滞在はいかが?! 

  14日 ガエータ ・ 要塞化し繁栄してきた、陽光明るい海辺の町 

   9日 テッラチーナ ・ ローマ期の遺跡と香りが色濃く残る街 

   3日 15世紀 ミラノの貴族のお遊びは、 ボッロメーオ邸 



      1月

  30日 冬枯れの丘、色  オリアーノ村散歩 

  25日 プラーリア修道院 ・ パドヴァ  

  20日 春5月 シエナのクレーターの道を行く 

  15日 n.2 カステルヴェッキオ 城(博物館)と橋 ・ ヴェローナ 

  10日 カステルヴェッキオ 城(博物館)と橋 その1 ・ ヴェローナ 

   5日 サンタナスターシャ教会 ・ ヴェローナ  

   1日 新春のお楽しみは・・、 映画とDVD! 
 



      2016年

      12月

  27日 デブ猫ちゃん、名画の主人公に扮す  

  23日 新装なった元ドイツ商館からの眺め ・ ヴェネツィア

  17日 ヴェネツィア  アックワ・アルタの日

  13日 安芸の宮島 麗しの厳島神社 

   7日 広島で食べた旨いもの! 

   3日 広島三越での個展を終え、無事戻りました!



      11月

  15日 ルイーザの家の昼食会 ・ お誕生日会と 

   9日 カステル・ベゼーノ ・ トレントにおける最大の要塞城 

   4日 再度の復興の願いを込め、 地震被災地への追悼を 



      10月

  30日 カステッロ・ディ・アーヴィオ ・ 中世からの軍事拠点、居城 

  26日 トレントの古城2つ 前奏曲 ・ カステッロ・ディ・アーヴィオ ・地震速報追記 

  21日 スコミーゴ村 秋の色 秋の空気

  16日 イタリアで一番美しい 10の村々 ・ サイトから 

  11日 エトルスク博物館 ヴォルテッラ 

   6日 ヴォルテッラで食べた旨い物! 

   1日 ヴォルテッラの中心ちょっぴり と プリオーリ宮 



      9月

  26日 葡萄摘みが始まったスコミーゴ村 

  21日 サン・ジミニャーノから、ヴォルテッラへの道 

  16日 ヴォルテッラの洗礼堂、ドゥオーモ、エトルスク門 

  11日 テアトロ・ロマーノ ・ ヴォルテッラ   

   6日 新しい散歩道 ・ スコミーゴ村ちょっぴり秋の気配 

   1日 大地震の後の、 歴史遺産と町の修復保存に付いて 



      8月

  24日 イタリア中部地震 速報 ・ 追記 最終

   2日 動物たちにお留守番をお願いし、 夏休みを頂きま~す! 



      7月

  28日 ポンツァ島 海からの眺めと ・ 暑中お見舞い 

  24日 修道院、地下教会、異端審問所、輪の競走 ・ ナルニ 

  19日 ナルニ ・ ウンブリアの、古代から戦術的拠点の町 

  14日 イ・ヴィヴァリーニ展 ・ ヴェネツィア絵画の煌きと移り 

   9日 ポンツァ島 ・ 青い蒼い海、野性に満ちた風景 

   4日 夏の夜の楽しみは・・、映画のヴィデオとDVD! 



      6月

  29日 ティベリウス帝の別荘跡と博物館 ・ スペルロンガ 

  24日 スペルロンガ ・ イタリアの一番美しい村々の1つ 

  19日 カエターニの城 ・ セルモネータ 

  14日 南ラツィオの旅 ・ 旨い物! 

   9日 セルモネータ ・ グーグルStreet Viewで、美しい6村の1つ  

   4日 イタリア共和国 建国70周年記念パレード ・ ローマ 



      5月

  30日 ニンファの庭園 ・ 中世のポンペイ + イギリス式庭園 

  25日 テッラチーナの海辺 朝と夕 ・ ラツィオ州 

  15日 ヴァルヴァゾーネの城 ・ イタリアで一番美しい村々の 

  10日 湖畔の春色を撮りに ・ ラーゴ・ディ・レヴィーネ 

   5日 ヴァルヴァゾーネ ・ イタリアで一番美しい村々 

      
      4月

  30日 フリウーリの土地柄は ・ パンフレットの写真から 

  25日 モデナの大聖堂 グランデ広場 市の塔 ・ 世界遺産 

  20日 スコミーゴ村 春の色たけなわ 

  15日 イスタンブルの猫たち、ワンたち

  10日 モデナの街歩きちょっぴり シナゴーガ、市役所、軍士官学校 

   5日 モデナの 伝統バルサミコ酢 ・ 醸造元見学 


      3月

  31日 ムーラ ・ 少し遅い春を待つ村 ・ ヴェネト 

  26日 ルチャーノ・パヴァロッティの家博物館訪問 ・ モデナ 

  21日 スコミーゴ村に羊の群れ 到着!

  16日 ヴェネト春の訪れと、友人宅でのお昼 

  11日 モンザの中心ちょっぴり ・ 聖堂 鉄の王冠 王宮 

   6日 パドヴァ ・ ファットーリ展覧会 お昼 カフェ・ペドロッキ 

   1日 ベッラージョ ・ コモ湖の要所にある観光名所 



      2月

  25日 キュズーレ ・ シエナのクレーターの小さな村

  20日 オルチャの谷風景 ・ 緑の大地が恋しくて 

  15日 スコミーゴ村 春近し ・ 馬 葡萄畑 野草の花 犬 

  10日 ヴィテルボ 3 コンクラーヴェ(教皇選出)の言葉の初まり、聖堂 

   5日 ヴィテルボ 2 サンタ・ローザ ジェズ教会 泉 ファルネーゼ邸 



      1月
  31日 ヴィテルボ 1 中世への誘いと、泉のご案内4つ

  26日 有翼の馬 ・ タルクイニアの国立考古博物館 ラツィオ州 

  21日 ヴィッラ・ランテ ・ ラツィオ州バニャイア

  16日 ルイーザの家で、新年会 

  11日 夜の松本、街散策を ・ 縄手通り、中町通り 

   6日 松本城訪問 ・ 信濃の国 

   1日 年明けのお休みには、楽しい映画をどうぞ! 








by italiashiho2 | 2016-04-20 00:02 | ・ブログ総目次Contents 12-1
2016年 04月 15日

   ・・・ イスタンブルの猫たち、ワンたち ・・・

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       予定していた写真整理が追いつかず、少し怠け心もで・・、へへ、
       ストックしていた「イスタンブルの猫たち、ワンたち」を見てやって下さ~い!

       イスタンブルに出かけたのは2011年の11月ですから、
       もう既に4年半ほど経っているのですが、
       楽しかった、美味しかった記憶が今もたくさんで、
       例によって整理していない写真もたくさん!で、 ははは、
       今回の犬猫の後にも、また何か登場してくるかも・・。へへ。

       イスタンブルのご案内全体
       
       イスタンブルの街の野良犬たちは皆保護されていて
       耳に鑑札をつけ、ゆっくり公園で日向ぼっこをしたりですが、
       猫ちゃんたちもどこかのんびり暮らしており、

       上の写真は街の中心公園で、何か獲物を見つけそろそろと寄る姿




       こちらは木の根元での日向ぼっこ。 ワン君も
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       カラスと思うのですが、ツートン・カラーなのですよね。
       このツートンがエジプトでも見かけたもので、
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       首から胸元の色分けはこんな感じ!
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       朝早くホテルの近くを散歩していましたら、
       野良のチビ猫ちゃんに餌をやっている姿を見かけ
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       奥にもふたつ、隠れていたのを発見! はは。
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       夜の公園で。 親御さんの許可を貰って写した女性(予備軍)で、
       イスタンブルで写した数少ない女性で~す。
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       なにせ働いているのはすべて男性で、例外はレストラン前の
       薄いお好み焼き実演の2人のみ見かけたのみでしたっけ。

       イスタンブルで出合った人々



       夜の絨毯店のショウ・ウインドウ内
       ひょっとしてお高い年代物の絨毯だったりしてね、ははは。
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       トプカピ宮殿内の公園のレストランで、おこぼれに預かりたい3匹
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       傍により、じっと顔を見上げておりますがぁぁ
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       まるで見向きもしない2人に、
       奥の白黒ちゃんは、こりゃ、ダメだ、と憮然
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       果物屋の店先で
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       市場横の高い壁にパッと飛びつき、ささっとよじ上った子
       そして振り返った、尻尾の先の白が目印の眉毛猫ちゃん、ははは。
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       どうするのかと思ったら、窓の上が丸く開いており、
       そこから手を伸ばし、ずずっと滑り降りて消えましたぁ。
       家宅事情を良く心得ておりますねぇ! 
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       ホテルの近く、古い街の城壁で。 トカゲ狙いかな?
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       犬の双子なのか、そっくりで、同じ大きさで、同じスタイルで
       店先で寝ている、これは飼い犬君。
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       日向ぼっこ。 これ良い雰囲気でしょう?!
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       街の十字路の角で、二重駐車をしていた馬鹿がおり、はは、
       大変な渋滞になりましたが、その向こう角の関係ない場所には
       のんびり日向ぼっこの居眠りをするワン、都会です、はい。
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       イスタンブルの猫写真、shinkaiの極め付けはこれで~す!! ははは。
       入るのは何とかOKでも、出るのは・・?!
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     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、黒猫ちゃん、そろそろ仕上げ と 描かれたワンちゃん達 を
       アップしています。   
       見てやってくださ~い!    



     *****        
       
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by italiashiho2 | 2016-04-15 00:02 | ・イタ猫イタ犬動物 gatti -   | Comments(0)
2016年 04月 10日

・・・ モデナの街歩きちょっぴり シナゴーガ、市役所、軍士官学校 ・・・

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       先月中旬のモデナ行きの際、グループが2つに別れて回り、
       私方はモデナの街中見学が午後になりました。

       トップは、朝高速を降りて街中に行く途中に見た花々
       コネリアーノよりも早い咲き具合でしたが、       




       街の中心に向う時に、なんとまぁ、こんなに大きな街だったっけ?!
       という感嘆。 なにせ日頃田舎住まいですので、大きな街は怖い、ははは。
       人口は昨年末で18万5千人程。

       突き当りに見えるのが、モデナ駅と
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       建物に見かける色が、黄色とサーモン・ピンクが多い気がし
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       ヴィットリオ・エマヌエレ大通りのロータリー
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       正面にこの街の聖堂の鐘楼、ギルランディーナ・Ghirlandina
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       街の中心部の地図をどうぞ
       我らは北側から来て、コルソ・ヴィットーリオ・エマヌエーレの端で
       バスからおり、歩いて中心に向います。
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       この日中心で見たものは、アッカデーミア・ミリターレ・Accademia Militale
       軍士官学校シナゴーガ・Sinagoga・ユダヤ教徒の礼拝集会所
       市役所・Palazzo Comunale聖堂・Duomo di Modena、そして
       一番左に切れたエステンセ博物館・Museo Estense.
       ・・と書くと、どの様に歩いたかがお分かりですね。

       モデナ駅はコルソ・ヴィットーリオ・エマヌエーレのこちらの端から
       突き当りまで行きそこから北西に、7~800mほどの位置と。




       アッカデミア・ミリターレ前のローマ広場の端を通り、
       街中の細い小路の角で。
       パン屋サン・ジョルジョとありますが、カフェみたいな洒落たお店
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       皆がわぁ~お、と驚いた立派な大きなシナゴーガ
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       シナゴーガというのは、ユダヤ人の礼拝の為の集会所で、
       余りにも凄いので、ならばきっとモデナにはたくさんのユダヤ人が
       いたのだろうと調べましたら、

       確かにモデナには13世紀以来ユダヤ人が多く住み
       15世紀にスペインでユダヤ人排斥が起こった後移って来た人々も多く、
       1638年この辺り一帯がゲットーになった後、1000人ほどが住んでいた様子。

       有数の金貸し業、貴金属業を除き、多くは厳しく報われる事の少ない
       仕事に付かざるを得ず、大きな迫害などはこの街では起こらなかったとはいえ、
       2回の大戦への出兵、その後の変化などなどで、
       現在モデナに住むユダヤ人は100人ほどと。

       この素晴らしいシナゴーガは1873年に建設された、
       イタリアでも有数の、ユダヤ人文化の歴史が残るこの街の記念碑的な物と。
       
       かってのゲットーの道は道幅拡張などで取り壊されたそうですが、
       このシナゴーガのあるピアッツァ・マッツィーニ・Piazza Mazzini
       1、2本東の通り、ヴィア・スクアッローレ・Via Squalloreは、
       陽が射しこむのを妨げる程狭く、背の高い建物が立ち並び、
       かってのゲットーの面影を今に伝えていると。
       
       ヴェネツィアのゲットーは、




       このシナゴーガからすぐ近くにモデナの聖堂、グランデ広場があり、
       
       今グランデ広場の北東の端に出て来て
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       サイトから拝借の写真で、グランデ広場
       左に聖堂、正面が市役所、時計塔のある建物。
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       建物下のポルティチ、アーケード。
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       先回ご案内したモデナの伝統バルサミコ酢の醸造元で、
       試食をさせてもらい、ワインも1杯飲んでいましたから、
       特別お腹が減ってもいませんでしたが、ここで昼食休憩となり、

       5人で、すぐ隣の大きなカフェ・ビュッフェに入り
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       向こう側にはセルフ・サーヴィスのビュッフェがあるのですが、
       我らはこちらのカフェ部分で
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       皆が各自こんなクッキーに、これはカフェに生クリーム、などを取り
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       shinkaiには、そのつもり無く注文したら、薄焼きパンに野菜グリルの
       挟んだのが届き、パンをちょっぴりと野菜だけつまみ出し、ははは。

       今回は時々カフェやレストランでお目にかかる、さすがプロ!という
       ウェイトレスさんで、皆がなんだかんだと質問しながら
       細かく注文するのをメモもせず聞き取り、後の支払いもテーブルで、
       誰がなにを注文したかしっかり記憶しているという・・!
       
       この頃まさにところてん式記憶力のshinkaiには、
       驚異のシニョリーナでしたぁ。
       



       昼食後、元気が良すぎるほどのしっかりお喋りのガイドさんと
       再度待ち合わせ、まず市役所内の見学に。

       グランデ広場の東北の角から、こんな風に階段を上り
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       現在は一見唯一の建物に見える市役所ですが、11世紀頃からの
       次々との建て増しを17~18世紀に改装した物だそうで、
       グランデ広場の写真で見えた時計塔は17世紀に、
       地震の後に崩壊したそうですから、再建された物と。

       コンフィルマーティの間・Camerino dei Confirmati・どういう意味だろ、
       という家族(画家だったと)や、他の肖像画が並んだ部屋。
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       こちらは木の嵌めこみ細工のテーブル
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       部屋の名を覚えておらず、説明を撮ってもおらずで・・、
       これは天井ですが、すっごい部屋だなぁと、ははは。
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       壁が絹の布張りなんですぅ!
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       天井の真ん中にモデナ市の紋章があり、
       正面の絵は16世紀のものですが、ローマ風の衣装で、
       背後に左にボローニャ、右にモデナの街が見え、
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       この部屋は(上の写真も)火の部屋・Sala deo Fuocoと呼ばれ、
       常にこの暖炉に火が燃やされ、市民が暖を取れ、
       また家庭で使う火付けに燃え炭を持って帰る事が出来たという、
       市民サーヴィスの一端で、大変に市民に喜ばれていたと。
       施政者側が本当に豊かだったのでしょうね。
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       廊下の様子
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       グランデ広場側から上った階段の、反対側
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       聖堂脇、南側に広がるグランデ広場。 まさにグランデ・大きい!
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       4年前の夏にモデナに来た事があったのですが、
       来る前はモデナは初めて!と思い込んでいたのですね。
       所がこの広場に来て聖堂を見た途端、いや、ここは来ている!
       と思い出し、ははは、実際その22年前に来ておりましたぁ。

       4年前の春、ちょうどエミーリア・ロマーニャ地方に地震があり、
       その後だったのですが、この聖堂は世界遺産であり、
       即修復が始まっており、内部も半分しか見ることが出来ませんでした。

       今回は内も外も綺麗に修復されており、綺麗過ぎるほどで、ははは、
       別にご案内しようと思いますので、
       今回はこの脇からと




       正面からの1枚ずつのみのご紹介です。
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       聖堂から西に細い小路をずっと抜けていくと、
       古い小さなカフェに人々が集まっている姿があり
       古い街の、昔からの佇まいが偲ばれ、良い感じ。
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       細い道を辿り、エステンセ博物館に行き見学。
       ここもなんとも凄いエステ家のコレクションの博物館で、
       絵画作品よりも、所蔵品類とか、併設の考古学博物館が凄そうでしたが、
       ここのご案内も今回はパス。

       そろそろ夕暮れが近い街中の賑やかな通りを、
       バスの待ち場所に戻りますが、
       
       春色のショウウインドウや
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       ウェディング・ドレスの女性のお供はワン君で
       口の悪い我らは、夫は犬かいな?! ははは。
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       再度ドゥオーモ正面前の広場が見える通りを過ぎ、
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       聖堂鐘楼ギルランディーナも横目に見て
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       ヴィア・エミーリア・via Emiliaの店の明かりを撮っていると、
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       後ろから、マントを着た一団が来るではないですかぁ!
       前の真ん中に見えるのは司祭さんで、
       モデナの軍士官学校・アッカデーミア・ミリターレ・ディ・モデナの
       学生達で、カッコいいぃ!!
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       我々が聖堂見学に行った時、復活祭前の一連の宗教行事として、
       彼らは一人ずつ名前を呼ばれ、「告解」の最中だったのですが、
       ちょうど全員済んで帰る途中だったのですね。

       追っかけするつもりはなく、ははは、でも同じ道を行くもので、
       ついつい揺れるマント姿のかっこよさに惹かれまして・・、へへへ。
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       歩いていく道の突き当たりに見えて来る凄い建物、あれ何?!
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       MODENA-ASOLO と見える垂れ幕は、今年5月18日の
       自転車競技ジーロ・ディターリアの行程案内。 蛇足、へへ。

       隣のオリアーノ村を、ジーロ・ディターリアが通過




       彼らは真っ直ぐ入り口に向かい・・。
       でここは、かってのエステ家のドゥカーレ宮・Palazzo Ducale
       現在はモデナ軍士官学校となっている事を知りましたぁ!
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       入り口のアーチ前で彼らは記念撮影し、勿論shinkaiも、ははは。
       司祭左の君ぃ、歯を出してにっこりし過ぎだよぉ!
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       モデナの軍士官学校・アッカデーミア・ミリターレ・ディ・モデナは、
       第2次大戦後の1947年、かっての砲兵、技師?、歩兵、騎兵の士官学校が
       統合されて出来た、現在唯一のイタリア軍の士官学校。

       男女共に応募でき、学業は2年間、ここで将来イタリア軍と
       軍警察(カラビニエーリ)の仕官になる基礎教育を受け、
       技師、医師、獣医などになるには、各教育期間の延長が。
       
       載っていた彼らの日課は、朝7時の起床に始まりまさに分刻みで、
       食事時間もイタリア人らしからぬ朝20分、昼夕食30分!
       一日3回に分けての学業と、夜23時30分就寝までびっしりで、
       ガイドさんの話でも、大変に厳しいのだと。




       これは毎年6月2日のイタリア共和国記念日に、
       ローマのコロッセーオからピアッツァ・ヴェネツィアまでの
       フォーリ・インペリアーリ通りのパレードで、行進する姿。
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       この制服は昔からの伝統の制服姿との事。
       最前列に女性の姿も見えますが、カッコ良いですよねぇ。
       ここ何年かパレード中継を見ていませんが、今年は見ようっと。

       古いパレードのご案内ですが、宜しかったら・・、
       なんと同じ制服の女性が映っておりましたぁ。




       記念撮影していたアーチの中は、大きな内庭になっていて
       こんな舞踏会も開かれる様子。 多分女性18才の成人デヴュー舞踏会。
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       アッカデーミア・ミリターレ・ディ・モデナのサイトは




       元エステ家のドゥカーレ宮、現在軍士官学校の前に立つこの像は、
       イタリア統一運動時の英雄、チーロ・モネッティ・Ciro Monetti(1798-1831)
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       オーストリアに屈する立場のモデナ公国の独立を願い、
       モデナでの民衆蜂起を企て逮捕され、有罪判決で絞首刑にされたそう。
       詳しい事情はまるで知らないshinkaiですが、
       最初はモデナ公国のフランチェスコ4世との知り合いもあったのが、
       最後は裏切って、処刑判決に署名したフランチェスコ4世の部屋を
       睨む様にも見えるこの像、という説明もありましたです。
       



       最後は、ドゥカーレ宮全体が見えるサイトからの写真を。
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       建物は1634年から建設され、それ以前にあったエステ家の
       古い城跡に建てられたのだそう。
       当時は街の外れだったのが、街の拡張につれ、現在はほぼ中心地に。

       バロック様式の荘厳でエレガントなスタイル。
       
       エステ家のドゥカーレ宮(公爵の、総督の宮殿)と書いておりますが、
       元々ヴェネトはパドヴァ南にあるエステの地から隆盛し、
       フェッラーラの君主(1208-1598)、侯爵となり、
       文化の香り豊かなフェッラーラの宮廷を開いたエステ家・Este。

       教皇領の管轄によりその領土を増やし、1288年にモデナを
       続いてレッジョ・エミーリアも。
       そして14世紀から1859年に至るまで次々と領土の範囲は広がり、
       1471年には公爵位を得、公国領となり、
       モデナはエステ家の本拠地となったのですね。
       街の繁栄振りが分かるような気がします。

       エステ家の最初の本拠地フェッラーラのお城に付いて、1と2を


       フェッラーラの地は継承者が一時不在の際に教皇から召し上げられ失い
       男子の継承が途絶えたりではあるものの、ヨーロッパ中に広がり、
       オーストリアのハプスブルグ家やベルギー王家との繋がりもあり、
       現在もドイツのハノーヴァ家エルネスト・アウグスト公が(1954年生まれ)
       直系の御子孫にあたるのだそう!
       いやぁ、凄いものですねぇ!!


       というような、モデナの街歩きちょっぴりでしたぁ。



     *****

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by italiashiho2 | 2016-04-10 00:53 | ・エミーリア・R州 Emilia | Comments(5)
2016年 04月 05日

   ・・・ モデナの 伝統バルサミコ酢 ・ 醸造元見学 ・・・

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       先月モデナに出かけた時、イタリアの伝統食品を代表する一つである
       モデナの「伝統バルサミコ酢」の醸造元を見学しました。

       いつも我が家で使っている大量生産のスーパーで買う品とは違い、
       風味といい、味といい、お値段といい、ははは、
       さすがに違う物だと大いに認識を新たにしましたので、

       モデナの伝統バルサミコ酢というのは、
       どういう過程を経て作られるのかをご覧頂きますね。

      
       上の写真は、訪れた醸造元のボンパーナ・Bompanaの品
       左がモデナ伝統バルサミコ酢のDOP 12年以上の熟成
       右がエクストラ・ヴェッキオといわれる 25年以上の品
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       ちょっと横道にそれますが、これは
       イタリアの大幹線道路、太陽の高速道路・アウトストラーダ・デル・ソーレ
       と呼ばれる、ミラノ~ローマを結ぶ高速A1線
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       片側4車線、これでミラノからフィレンツェまで行った事がありますが、
       片側2車線になります!

       この日高速の上を往復し、先回のパヴァロッティの家博物館、
       モデナ伝統バルサミコ酢見学と回りましたので、
       どちらも田畑の広がる農村地帯にあった、という事を言いたくて、ははは。
       パヴァロッティの家博物館からは東に少しの位置にありました。




       この日の見学は、見学先が狭いのでと、朝バスの中で
       右側席30名、左側30名と半分ずつに分けられ回ったのでしたが、
       
       ここバルサミコ酢醸造元ではそれでも多い位で、
       中の様子が分かりやすいよう、サイトからの写真も拝借しまして。

       ここは2階にある熟成室の様子で、既に階段を上がる時から、
       ぷ~んとあのバルサミコ酢の匂いが満ち満ちており、
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       この部屋で、ここボンパーナの跡継ぎである女性2人が説明を
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       モデナの伝統バルサミコ酢・Aceto Balsamico Tradizionale di Modena
       アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ・ディ・モデナ、
       これはモデナとレッジョ・エミーリアのみで製造される、というか、
       ここ2ヶ所でしか出来ない、ワインから作る醸造酢

       ローマ期からの歴史があるそうで、折々の記述からその珍重された様子が窺えますが、
       とりわけルネッサンス期にフェッラーラからこの一帯に領土を持つエステ家で
       事あるごとに重用され、これで王侯貴族間に評判となった、という歴史を持ちます。

       なぜモデナとレッジョ・エミーリアの一帯のみなのかですが、
       この一帯の特殊な気候的要素による物と見られ、
       冬の寒さ厳しく、夏は暑く風通しがよい、という古い建物の屋根裏に寝かされ
       夏は40度にもなる気温の中で、酵素が勢いよく働き蒸発し、
       冬は不純物が樽の底に鎮まり溜まる、という繰り返しの熟成を重ねるのだと。

       かっては各農家のそれぞれの伝統、不出の口伝えの醸造法により作られ、
       量も少なく、それゆえ高価であり、報酬とか税の品払いにも使われた程だそうで、

       それが1977年にDOCの表示を得て、市況に出回る夜明けとなり、
       1983年にモデナの伝統バルサミコ酢・ABTMの名を得て、
       2000年にはヨーロッパ議会での承認も得たという事になります。

       説明の後、12年醸造、40年醸造、そして中間品の味見をさせて貰いましたぁ。




       上と同じ部屋の反対側の眺めですが、奥の小部屋にも熟成樽が見えます
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       これは説明を聞きつつ撮った、shinkaiの後ろに並んでいた樽で、
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       1971年と記された札が下がる棚で、
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       並ぶ樽に付けられた標識には、樽番号、醸造が始まった年1971年、
       樽の材質Rovere・樫、35L 満杯具合83% と。
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       反対側の列には、1987~1990年からの樽が並び
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       窓は開け放たれているのですが、それでも匂いが充満!
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       お気づきですか、樽の上に白い布がかかっていますね。
       この下は樽に長方形の穴が開けられ、空気が通り、中の液体が
       蒸発出来るようになっているのですね。




       こちらは奥の部屋に並んでいた樽で、
       右横には一番小さな樽が並んでいるのも見えます。
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       バルサミコ酢、のバルサモ・Balsamoとは芳香の事で、
       鎮痛剤とか、シャンプーのリンスの事もバルサムと呼ばれます。

       どの様に醸造され熟成されるか、という事ですが、
       こちらイタリアで酢というとワイン酢で、白と赤がありますが、
       それとの違いは芳香材を加え熟成させたものが、バルサミコ酢とでもいえましょうか。

       使われる葡萄の種類は、モデナとレッジョ・エミーリアの地域内で
       栽培されたトゥレッビアーニ・trebbiani、ランブルスキ・lambruschi、
       アンチェロッタ・ancelotta、サウヴィニョン・sauvignonなど。

       まず搾った葡萄の汁・モストを熱します。
       この段階もモデナとレッジョ・エミーリアでの基準が違うそうで、
       モデナの方でいいますと、
       75度から90度Cの温度で14時間以上、28~30%の濃縮度に、
       そして酵母菌を加えます。

       たくさんたくさん科学的な説明があるのですが、こういうのはまるでダメな
       shinkaiですので、結論のみ要約して、へへ、書いておりますが、

       この段階は、後に続く一連の樽を移し変えての熟成期間とは別で、
    


       樽の図をどうぞ。 これはボンパーナで貰った説明書にあったもので、
       大体似た図が各醸造元の説明にあり、
       この一連の樽はバッテリーア・batteriaと呼ばれ、7つ並ぶ醸造元もありますが、
       ここのは5連で、要はなぜか必ず奇数なのだそう!
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       右から順に、葡萄汁・モストが熱せられ酵母が加えられたものが、
       一番大きな樫の樽60Lに移され、
       次に50Lの栗の木の樽に、
       40Lの桜の木の樽、30Lのトネリコの木の樽、20Lの桑の木の樽、と
       次々と移され熟成を重ね、最後に瓶詰めに。

       樽に使われる木は現在では75%が樫で、
       木が変わることにより加わる芳香も違うそうで、
       それが各醸造元が求める味の違いとなるのでしょうね。


     
       これは熟成期間中の様々な検査なのでしょうか、
       樽の上の穴からの様子を見る写真もサイトで見つかりました。
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       寝かせている間に蒸発する分に付いては、次の小樽に移した時に、
       新しいモストを注ぐのだそうで、
       こういう方法はスペインやポルトガルのシェリーやマデイラ酒、
       イタリアのマルサーラ酒とも同じやり方なのだそうですが、

       こうすると熟成何年、というのがあやふやになるという問題もあり、
       熟成12年のDOPというのは、あくまでも本体の液が熟成を始めた
       年から計算するという事の様子。


       とにもかくにもDOP・原産地名称保護を名乗れるには12年
       熟成期間が要るわけで、これはもう高価な品になるわけですね。

       ここボンパーナで聞いた説明では、彼らの曽祖父から始め今4代目、
       バルサミコ酢の醸造と共にレストランを開き、そこでつかえる物をと始めたのが、
       レストランの仕事は大変なので今はバルサミコ酢の製造のみなのだと。




       樽の列にあったパンフレット、パリオ・デッラ・ギルランディーナ
       Palio della Ghirlandina.
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       ギルランディーナというのはモデナのドゥオーモの鐘楼の名ですが、
       聖堂のあるグランデ広場で毎年開かれる、
       伝統バルサミコ酒の競技会
       味見をしてその年の出来の良いバルサミコ酢にパリオが、
       優勝旗が渡される競技がある事も知りました。
       2016年の今年が第11回目、4月の末から5月にかけて開催される様子。


       伝統バルサミコ酢に付いての説明が済んだ後、
       プラスティックのスプーンが各自に渡され、3種の味見を次々に
       12年もの、確か40年もの、そしてもう一種、名前を覚えていませんが、へへ、
       使いやすい品、として味見をさせてくれ・・。

       確かに12年物は美味しく、やはりスーパーでの品とは違うと思ったのでしたが、
       40年の物はもう一段と円やかで、なるほどなぁと!




       その後大きな倉庫風の建物に案内され
       そこにもこんな様々な大きさの樽が寝かされておりましたが、
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       中央のテーブルには試食用の食べ物が用意されており
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       それぞれに違うタイプの伝統バルサミコ酢をかけて頂き
       なにせねっとりとしているので、なかなか瓶から出てくれませんで、ははは、
       shinkaiのお皿はこんな感じに。
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       左上の白いのがパンナコッタ、その右がパルミッジャーノ・レッジャーノ、
       下の四角いのはパンで、左下は卵焼き。
       3種の各食べ物に違う種のバルサミコ酢をかけて下さったのですが、
       どれがどうなのか、とは聞かないでやって下さいませませ、ははは。

       右のワインは、この一帯の美味しいランブルスコ・ワインで、
       これでお腹もかなりくちくなり、ワインでほこほこに! 美味しかったぁ!!




       この後醸造元としては一番の目的である、ははは、
       販売部門に皆を案内してくれたのですが、

       例えば上の段に見える、このインク瓶位の大きさのこの品
       1971年からの熟成品という事ですが、50mmlで19,5エウロ!!
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       この左の1L瓶、お勧め品なのでしょうが、170エウロ!!
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       チョコレートの真ん中にバルサミコ酢がちょうどブランデーの様に
       入っているもの、店で味見させてもらいましたが、美味しかったです、
       確かに美味しかったですがぁぁぁ、一箱15エウロ!
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       グループの皆さんは、あれこれ買い込まれておりましたが、
       う~ん、shinkaiは正直言って、ちょっと買う気になれませんでした。
       確かに年期をこめて作られた美味しい品であるというのは、
       味見をさせて頂いてよ~く分りましたが、それで十分です、という感じ。
       自分の家で自分が料理する皿には相応しい品では無いなぁと、はい。

       日頃スーパーで見かける大量製品のバルサミコ酢は
       熟成されていないワイン酢に、着色料やカラメル、香料を加えた物  
       だそうですが、
       う~ん、それでも結構野菜料理には美味しく頂いているもんね、ははは。




       というような竜頭蛇尾式見学記になりましたが、きゃはは、
       サイトで検索すると、様々なバルサミコ酢を使った料理が見つかりましたので、
       それらをちょっとご案内いたしますね。

       これからの季節にピッタリの、アスパラガスに。 付け合わせにも良さそう。
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       茄子のグリルに
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       カボチャのクリーム・スープに
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       ズッキーニの入ったパスタに
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       これは美味しそう、サーモンに! 海老に!
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       そして雄牛肉に、ビフテキに!
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       これはもう定番の、イチゴと、パンナコッタ!!
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       バルサミコ酢の美味しさを引き出すには、余り熱を加えない事だそうで、
       料理の最後にさっと加えるのがコツだそうです。

       うん、家で作る野菜料理にも、今後は仕上げにかける事にしよう!!


     *****

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by italiashiho2 | 2016-04-05 00:35 | ・エミーリア・R州 Emilia | Comments(10)