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2016年 06月 29日

   ・・・ ティベリウス帝の別荘跡と博物館 ・ スペルロンガ ・・・

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       先回のスペルロンガの町のご案内に引き続き、
       今日のご案内は町の東、浜続きにある
       第2代ローマ皇帝ティベリウスの別荘跡、洞窟と
       洞窟内から発掘された大彫像などを展示している博物館のご案内を。

       上の写真は、海辺に面している別荘跡の写真をサイトから拝借し、
       右下に見える建物が博物館。



       私はローマ史に弱く、ギリシャ神話にもまるで疎いので、
       最初に博物館内を見学した時、ギリシャの大古典である
       ホメロスのオドュッセイに関連した大彫像群を見ていささか困惑。
       ガイドさんの説明も殆ど聞かなかった事を白状いたしますが、へへ、

       一人で館内を歩きつつ見ているうちに、
       船が難破しかけ、なにやら海獣たちに喰いつかれる人間達
       その迫真の彫像を見て、これは凄い!!と感じ、

       今回これらが何を現しているのかをあれこれ読み、写真も集め、
       ああ、そうなのか!と納得しましたので、

       shinkai同様、こういうのがいささか苦手、という方にも分かりやすく、
       私めがそうか!と納得した方法でご説明いたしますので、
       お付き合い頂ける様、お願いいたしますです、はい。




       博物館前、 国立考古学博物館 ティベーリオ(ティベリウス)の洞窟
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       入り口入ってすぐの左側、ガラス張りの天井から射し込む光の下、
       シッラ・Scilla(セイレーン、スキュラ)・海の怪獣たちに襲われる
       オドュッセイ達の船
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       かなり破損し失われている部分が多く、
       残っている像から元の姿を想像するのは困難なのですが、
       援けになったのは、横にあったこの写真
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       ですがセイレーン(スキュラ)という怪物がオドュッセイの船を
       襲っているらしいのは分かりますが、
       写真上に見える女性と、男達を襲う動物との関連が
       良く分かりません。




       で、見つけたのがこれ。
       そうなんです、このスキュラの下半身が6つもの海獣(犬)に
       分かれ、男達に喰らいついている凄まじい場面!
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       こうして見ると、オドュッセイの第12話に詠われた、
       オドュッセイは船にしがみつき何とか無事にやり過ごせそうなものの、
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       頭はスキュラの手に捕らえられ、危ない状態で!!
       ははは、持って行かれず助かって良かった!
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       ライオンにも似たこの凄まじい犬達に、むさぼり喰われる男達!!
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       ホメロスのオドュッセイ物語は、同じくイーリアスと並んでの
       ギリシャの大古典といわれ、shinkaiも名前のみは知っておりますが、
       荒筋を読んだ程度の無知でして・・!

       このオドュッセイを詠った英雄叙事詩の大筋は、
       トロイア戦争での勝利から故郷に戻ろうとしつつ
       ギリシャ神話の神ポセイドンの怒りを買い、10年に及ぶ漂泊の身となり
       その間様々な冒険というか、危険な目に遭いつつ遂に家に戻ると、
       亭主が既に死亡したものと思い、妻に言い寄る男達を発見、
       それらを殺害、復讐する、という物語で、なかなかに凄まじい物!
       
       で、このオドュッセイの逸話の中から、
       大きな彫像群としては2話、上のスキュラが船を襲う場面と、


       第9話の、一つ目の大怪物ポリフェーモ・Polifemo(ポリュペーモス)
       の目をオドュッセイと仲間達が突き潰すというもので、


       それがこちら。 博物館の一番奥にあったのですが、
       建物の大きさと比較して、その大きさをご想像くださいね!
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       こちらも、全体の想像図を見つけましたが
       こんな様子で、これだと分かりやすいでしょう?!
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       一つ目の大怪物群像とはいえ、こういう肉体美の像でして・・!!
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       発掘された実物の方も展示されていて、
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       まさに考古学者たちの細心にして忍耐の賜物である
       復元像に、驚き感嘆するばかり!!




       これは一つ目の目を狙うオドュッセイの顔
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       所でこれらの彫像群は、1957年、西のテッラチーナから
       東のガエータに至る道を建設中に偶然発掘された物で、

       建設技師の方が考古学に大変詳しい方で、発見されすぐに
       大変な物らしいと分かり、私費で工事人たちに発掘させたといい、

       当初から、あれに良く似ている、とされた彫像がこちら
       1506年にローマのトラヤヌス浴場付近で発掘されたもので、
       見学に来たミケランジェロに大きな感銘を与えと言われる、
       現在ヴァティカン美術館に所蔵されている、ラオコーン像
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       トロイアの神官ラオコーンが、ポセイドンが送った海蛇の怪物
       2匹に、息子もろとも喰われたというもの。

       確かに後に確かめられたのは、このラオコーンの彫像の作者名3人
       と同じ、Agesandro、Atanodoro、 Polidoroの名が見つかったとの事。

       そして発掘された像の幾つかは、ギリシャのヘレニズム期・
       紀元前180年のオリジナルの物である事も確かめられたと。




       これらの大彫像群を含めた素晴らしい大理石像が
       どのようにティベリウス帝の別荘に隣接の洞窟内にあったかですが、

       博物館にあったこの図をどうぞ
       洞窟内の円形プールの真ん中に、最初にご覧頂いたセイレーンに
       襲われるオドュッセイたちの船の像、B、
       洞窟の奥、右の小洞穴に一つ目のポリュペーモス像群が、C、
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       現在は欠けている円形プールの突き出した部分に
       A アキレスを救い出すオドュッセイ
       D パラス神殿の強奪
       と洞窟入り口上に、E 鷲に拉致されたガニメーデ像
       という具合に配置されていた様子。
    



       こちらが博物館にあった、
       鷲に拉致されたガニメーデ像と、顔の部分
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       と、洞窟上部にあるコピー像
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       なんとも凄い趣向のガニメーデ像を、ヴェネツィアの館で
       見たことがあります。

       なぜガニメーデが登場するのかは
       オリンポスの神々へのお給仕の為に鷲に拉致されたというので、
       成る程、夏の食卓、横臥宴会場のあるこの洞窟に相応しいという
       皇帝の思し召しだった訳でしょうね。
       




       博物館内には発掘品の幾つか、壷や、彫像、モザイクも
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       そして外に出て、ヴィッラ発掘場所に向いますが、
       
       庭に見えた、これは浴槽でしょうか?
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       サボテンにたくさんの実がつき、熟れていて・・!
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       草むらに咲く花
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       最初に見て頂いた上からの眺望写真に見える、
       博物館と遺跡との間の木々は刈り取られ、見晴らしが良くなっていて、
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       こちらが全景。 海のすぐ傍にある大きな別荘で、
       一番手前は兵舎や馬小屋だったそう。
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       その向こうに、広い中庭を取り囲む形で住居や召使達の住まい
       台所、フォルノ、パン焼き釜部分などが広がります。




       壁の造りがとても厚く、見事なサイコロ型の石の斜め積み
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       そして床はレンガの杉綾模様
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       山に沿った東側に洞窟が見え、屋根の掛けられた部分には
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       こんな風に、フレスコ画装飾された部屋がある様子ですが、
       ここは見ておりません。
       きっとこの奥まった部分に、皇帝の居室、寝室があったものと。
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       これはヴィッラ跡の一番の南西角にあったもので、
       水洗トイレ跡なんですと!
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       どう使ったのか良く分からず隣にいたエレオノーラに訊ねると、
       ローマのオスティアにも有った同じ形と言い、
       見ていないshinkaiが再度訊ねるのにガイドさんが気がつき、ははは、
       詳しく説明してくれたのですが、

       この周囲に水が流れていて、今は無くなっているものの、
       石とか木製の突き出した椅子式おまるがあり、
       それに腰掛て用を足し、拭き取るには、スプーン状の物でぬぐったのだと!
       
       もうちょっと詳細にお尻にお知りになりたい方は、こちらを。
       ガイドさんの話では、水洗とはいえ、やはりかなり匂ったと!
       ふむ、さもありなん!!


       この別荘は元々ティベリウスの母方の祖父、つまり初代ローマ皇帝
       アウグストゥスの妻にもなったリディア(リウィア)の父
       が持っていた物と見られ、
       紀元後1世紀の始めに拡張し、自然の洞窟にも手を加えたものと。




       さて洞窟の正面からですが、上部にガニメーデの像が見え、
       手前に広がるのは生簀、魚の養殖をしていたプール!
       でその中、洞窟の正面に四角くもう1つプールが見えますね。
       その真ん中に草の生えた四角い部分が見えるのは、夏用の食堂!
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       図をどうぞ
       白く点々の付いた道が見学用に歩ける道で、上に遺跡群があり、
       中庭を囲み住居部が広がる様子、北に離れて兵舎、厩舎があり、

       洞窟の中に丸いプールがあり、これは直径12mで、
       真ん中に島が見えるのは、ここにスキュラと船の像があった場所で、
       手前に方形プール、その中心部色の濃い部分に夏用食堂
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       魚の養殖をしていた外側の広い四角いプールは海水ですが、
       淡水魚も山からの水を引いて養殖していたとの事ですので、
       円形とその手前の小さい方形プールは淡水か、もしくは
       海水とが混じるようにされていたのかも、ですね。

       洞窟の奥に、左右に奥まる小洞窟があり
       右は奥にポリュペーモス像群がおかれていた部分で、
       この手前には小さな滝があり、水の遊びが出来た様子で、
       左には横臥食堂があったそう。




       外側の大きなプールには、今も悠々と大きな魚が泳ぎ
       狭い道を列を作って歩く我らは、
       うっかり落ちると魚に食べられそう、と笑う位の大きさ! ははは。
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       洞窟内はご覧のようにかなり広く、手前に円形プールがあり、
       奥に見える小洞窟は、手前に小さな滝があったり噴水があったり、
       この奥に一つ目の怪人の目を潰すオドュッセイ達の群像があった場所。
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       これは滝から流れ出す水を、円形プールに導く溝
       で、多分円形プールでは淡水魚も飼っていた、と想像する水の流れ。
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       洞窟内から見渡す現在のスペルロンガの町
       夏の暑い日、海風の吹き込むこの涼しい洞窟内から海を眺め、
       あの正面に見える夏用の食卓で、美女をはべらせ、
       養殖している新鮮な魚を食べ、音楽を聞き・・!!
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       こちらは左にある小洞窟の方で、奥に横臥食堂があったと言いますが、
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       この一部に最近修復が済んだという、皇帝の寝室もあったそうで、
       覗きこむと、床に黒い線のモザイク跡。
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       壁脇にある穴、これは何かとガイドさんに訊ねましたら、
       花を生けていたのだそう! なんと優雅な!!
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       いやぁ、紀元1世紀に生き、栄華を尽くしたローマ皇帝の
       夏の別荘なのでしたぁ。




       洞窟のすぐ傍まで迫る海、見える石積みは防波堤。
       位置から見て、かっては船の停泊も出来たのだろうと。
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       近くの砂浜に出来た波の紋
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       スペルロンガの町を望み
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       夏の夕暮れにはこんな風に!! 
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       そして、頂く海の幸
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       う~ん、ローマ皇帝の権力栄華には及ばずとも、
       我らもきっと彼と同じ位の幸せは味わえているのですよね
       そう思われません、皆さん?! ははは。
      


     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、下描きを始めた1枚と、 スペルロンガの夕暮れ を
       アップしています。   
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by italiashiho2 | 2016-06-29 00:05 | ・ローマ・ラツィオ Roma Lazio | Comments(2)
2016年 06月 24日

   ・・・ スペルロンガ ・ イタリアの一番美しい村々の1つ ・・・

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       ラツィオ南の旅のご案内、今日はスペルロンガ・Sperlongaを。
       「イタリアの一番美しい村々」にも選ばれている1つで、

       上の写真は、町の東にあるローマ皇帝ティベーリオ(ティベリウス)
       の別荘跡から眺めたもので、
       町の旧中心部は、こんな風に突き出した山の崖上に。

       
       ローマ皇帝ティベーリオ・Tiberioというのは、ローマ帝国第2代皇帝。
       初代皇帝アウグストゥスの養子だったそうで、
       ティベーリオの別荘というとカプリ島にあるのが有名ですが、
       ここの別荘跡もかなりの大きさ。

       傍らにある洞窟内から発掘された、素晴らしい大きなギリシャの
       大理石彫刻群が、現在隣接の国立考古学博物館に収容展示されており、
       次回にでもご案内したいと思っておりますが、
       今回はまず町のご案内で、浜辺から見えた町の姿を。




       スペルロンガの町はどこにあるか、地図をどうぞ。
       ローマの南、車で約2時間程で行ける位置で、
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       上記のティベーリオの別荘跡、洞窟内の発掘などは、
       テッラチーナ・Terracina からガエータ・Gaetaに至る道を建設中の
       1957年に、偶然に発掘されたのだそう。




       これはトップの写真に、町から海に突き出した岩場の上に見える物で、
       かっての海賊船相手の物見の塔トゥルーリア・Torre di Truglia、16世紀、
       元のローマ期の塔の後に建設されたものと。
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       現在は一帯が自然博物公園となり、博物館として使用されているそう。
       それにしても、ペンキ塗り立て、みたいな凄い色ですねぇ、ははは。




       町のある高さは55mで、人口は3300人ほどですが、
       この位置からは隠れる向こう側の浜辺に、現在は新しい町が広がり、
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       右端に見える木々のある場所、ここに海を見渡せる展望台が。




       さてティベーリオの別荘、洞窟跡見学から町に移動し、
       バスを降りて見える風景は、こんな新しいそっけない広場で
       えっ、大丈夫かいなといささか心配に・・!
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       広場にある古いオリーヴの根元で、ぐっすり眠る黒猫ちゃん
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       展望台から見渡す東側の海、浜辺
       ほら、洞穴みたいなのがポコッと見えますね、
       あれがローマ皇帝ティベーリオの別荘跡と、彫像群の見付かった洞窟。
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       こちらが西側、崖の上にそそり立つ町の古い部分
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       展望台でかなり長いガイドさんの説明があったのですが、
       こちらは早く町の中に行きたい一心で気もそぞろ、ははは。
       やっと集合時間を告げられ、町の広場に向いますが、

       こんなに高い家が見え・・!
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       先ほどの海の岩場の上の見張り塔の他に、町の中にも
       3箇所ほど見張り塔があったというのですが、
       この建物の右半分、ここが案外その1つだったかも、ですね。




       中心広場に出て来て、ブーゲンビリアの花がもうこんなに!!
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       この辺りは夏はきっと大変な人出でしょうね!
       ローマから2時間で来れるのですものね。




       広場のカフェの椅子の下
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       広場から西に延びる小路
       そう、どこもかしこもこんな小路があっちにこっちに。
       緑の十字のネオンは、薬屋さん。
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       小路突き当りの建物の、入り口の脇柱の足元
       なにやら由緒ありげと見ましたら、
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       内部は12世紀の元教会の建物で
       カフェを兼ねた催し物とか集会場とかに変貌。
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       前を横切る小路の天井部は青く塗られ
       右に見えるアーチをくぐると、
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       奥に小さな広場と井戸が見え、
       一番手前の左側の壁と、奥の建物に残るフレスコ画
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       こちらは古いフレスコ画で、どうやらトルコの海賊船!
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       そしてこちらは建物の2階の壁に描かれた騎士物語りのロマンス
       海賊船にもかかわりがあったと思うのですが、
       ガイドさんから聞いた話はきれいに忘れまして・・! へへ。
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       旧石器時代に既に住人が居たらしいこの町は、
       あの東に残るローマ皇帝ティベーリオの別荘にも見られるように、
       ローマ期にはかなりの数のローマ貴族の別荘があった様子。
       きっと風光明媚で、暖かい土地なのでしょうね。
       が7世紀ごろには、あの洞窟も海賊から避難する為に使われたと。

       町の名のスペルロンガというのは、この一帯にあるたくさんの
       天然の洞窟、くぼみ、穴を意味するスペルンカエ・speluncae
       から来ているのだそうで、

       町の名が記録に登場するのは10世紀。
       今は無いものの町の城壁が11世紀に造られ、
       今も残る町の門に残る紋はカエターニ家の物と。       
       
       最初に見て頂いた町から突き出す岩場の物見塔、
       そして町の中にも3つほどあったといわれる物見塔、
       そして城壁と、様々な防御にも拘らず、
       この町は2度トルコの海賊に破壊されており、
       最初は1534年、そして1622年、
       海賊の名はバルバロッサ・Barbarossa・赤ヒゲ(1475-1546)と呼ばれる
       Khair ad Din・ハイレッディン、オスマントルコの提督で、
       16世紀イタリアの海岸沿いは、軒並み彼にやられたのでした。

       こんな小さな漁村を襲って取る物があるのか、と思われるかもですが、
       人間を略奪し、奴隷に使った、売り払ったのですね。


       そして町はずっと小さな貧しい漁村、として近年まで来て、
       ティベーリオ帝の別荘跡が偶然に発見されたという道路の建設で、
       一挙に状況が変わり、それ以降観光の町に変わったのだと。
       



       細い小路の両脇に高い建物が迫りますが、
       一番上の窓も綺麗にされ、住んでいる事が分かり、
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       こんな色違いの扉、これは多分倉庫の扉、の並び
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       狭い土地にかなりの人々が住んでいた、
       いるのだろうと想像できる建物の高さ!
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       この手前の建物は、




       こんな感じ、この高さ!! 
       途中で拡張され、嵩上げされたのも分かりますね。 
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       玄関脇の狭い土からも、木々が頑張り! 
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       上の玄関から顔を覗かせる、暇そうなワン君! 
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       脇に延びる下り坂の先に見える、ちょっと興味を引いた形の建物。
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       小路の名は、元の病院通りとあったので、
       案外貧者や病人の救護所だったのかも・・。 時間があったらねぇ。




       なんとなし、髪の毛を細い細い三つ編みに何本もたらし、
       ビーズなどを編みこんだ髪型を思い出した扉、ははは。
       扉の開け閉めのたびに、ちゃらちゃらと鳴りそう!
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       郵便受けの上の青い陶板には、4人家族の名前が書かれ、
       その上左で飼い猫ちゃんが居るのも分かり、ただし名はなし、ははは。




       一方こちらは頑丈一式の扉、ただし、救命ボート風の飾りあり!
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       大概のお家の中はかなり狭いのではないかと想像したのですが、
       この入り口部をご覧くださいね。

       番地が打ってある札を見ると、51、53、55とここに3軒分あり、
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       同じ建物の2階には、左から43、45、47、49と4軒分!
       まぁ2階のお家は、中が2階建てになっているのだと思いますが、
       やはりかなり狭い居住環境なんだろうなと。
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       ここがずっと辿ってきた道の下り坂、つまり旧中心地の終わり
       下り坂で、上って来た仲間からもそう聞き、
       上り坂は避けたいshinkaiは、引き返します、へへ。
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       ご覧頂いているように、建物の色は殆ど白で、
       入り組んだ小路と階段という特徴がありますが、
       扉の色、玄関周りの小さい飾りで、そっけなさが消えていますし、
       何よりも路地が綺麗、人々が住み、掃除が行き届いている感じを受けました。




       夏のこの辺りの海の色を思わせるような青い扉!
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       今度は家の前の石段に、腰を下ろしているワン君
       う~ん、狭い1段には、お尻と前脚が入りきらないんだね、君は!
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       隙間から見えた港、青い海
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       来る時通った時は何もなかったこの階段に
       そろそろ店開きをする手前のワイン・バーがクッションと明かりを。
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       細い路地を覗きながら、ゆっくりと戻ります
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       ティベーリオ帝の別荘跡横の洞窟が真っ直ぐに見え
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       午前中に傍で見た時は、なんとなしに自然洞窟と思い込んでいたのが、
       この写真を見て、手を加えて入り口を掘ったんだと気が付き、
       調べましたら、やはりそうなのを知りました。
       かなりの厚みを掘り込んでいます!




       小路が狭すぎて、扉の前からはレンズに入りきらないのが殆ど!
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       入り組む小路と階段が至る所に!!
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       中心広場まで戻り
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       テラスの椅子席を占領している猫ちゃん2人!
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       猫ちゃんの詳細は、水彩+色鉛筆ブログに載せますね。




       町の新しい広場の角の展望台から見る、薄い夕焼けの色
       一箇所にうっすらと光線が射しこみ・・!
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       あの岬の向こうの町、テッラチーナまで戻ります。




       正面に見えるポンツァ島
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       この日の最後は、海に射し込む一筋の光
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       我らが行った5月下旬は、漸くに浜辺の準備が整いだした頃で、
       少し曇り空の日でもあり、小路に射し込む陽も弱かったですが、

       今頃はきっと暑い夏の陽射しの下、町はヴァカンス客が
       あふれ出している事でしょう!
       あの狭い路地に余り人が溢れるのはちょっとね、と思いますが、
       夏はまた別の表情を見せるのであろうスペルロンガの町。

       狭い路地奥のレストランで、美味しい魚料理を食べるのも
       きっと美味しく楽しい事でしょう!!
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     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、描き初めと、お終いと、 スペルロンガの猫たち を
       アップしています。   
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by italiashiho2 | 2016-06-24 00:08 | ・ローマ・ラツィオ Roma Lazio | Comments(7)
2016年 06月 19日

   ・・・ カエターニの城 ・ セルモネータ ・・・

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       先々回に、ラツィオ州にあるセルモネータ・Sermoneta の町
       ご案内いたしましたが、    
       今回はこの町にほぼ完璧な姿で残るカエターニの城・Casello Caetani
       と呼ばれる中世からの城塞見学のご案内です。

       上の写真はサイトから拝借の、城の形が良く分かる物で、
       主塔・マスキオ・Maschioと呼ばれる塔が見え、
       その左に張り出したテラスが見えるのにご留意を。

       で、左下に見える低い張り出し部が、城への入り口部




       町の中心にあるコムーネ広場から上り道を辿り、
       このアンニバルディ門をくぐり、さらに小路を上って行くと、
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       右手に城が現れ、この部分は主塔の手前の館部分で、
       一番上に主塔のてっぺん部分が。
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       ここが城の入り口、切符売り場
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       木曜が定休日で、毎日公開されていますが、
       内部はガイド付きの案内で、10時から1時間毎、午後は3時から。
       詳しくはこちらを。http://www.fondazionecaetani.org/visita_castello.php 




       入り口を入ると草地の小広場・オルミ広場があり、 
       そこから折り返す感じで、城内部への入り口にかかりますが、

       これは切符売り場の先から見上げる、最初の跳ね橋。 
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       最初の広場から見る城への入り口ですが、
       下から見上げた最初の跳ね橋はこの門の手前で、鎖が見えますか?
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       跳ね橋の上から見る平野の眺め
       写真では分かり難いのですが、遥かに海が!
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       そして左に折れ、2つ目の跳ね橋があり、
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       それを渡ると、城の中庭に出ますが、
       分かりやすい様に上から撮った写真で、ご説明を。

       2つ目の跳ね橋を渡ると、内庭の手前左隅に出て来て、
       正面に見えるのが、枢機卿の家・Casa dei Cardinaleと呼ばれる建物。
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       カエターニ城と呼ばれるこの城は、
       13世紀、当時の教皇からこの一帯を領土に預かった
       アンニバルディ一族が建設した物で、
       現在も残る主塔マスキオ、高さ42mと、それに付随している小さい塔・
       マスキエットを主とした完全に中世の軍事的要塞

       それを1297年、当時経済的危機に陥っていたアンニバルディ家から、
       教皇になったボニファーチョ8世の甥ピエトロ2世カエターニが、
       セルモネータと近接の土地を14万フィオリーニ金貨で、
       既に庭園をご案内したニンファの土地を20万フィオリーニで買い取ります。
            
       建物も増設、この地をカエターニ家の本拠とし、着々と勢力を伸ばしますが、
       
       1492年ボルジャー家のアレッサンドロ6世が教皇に選出されると、
       1499年カエターニ家は破門措置を受け、財産も特権も没収され、

       この城はボルジャー家の手に渡り、以前にも増し軍事色の濃い配備がなされ、
       城壁を完璧にし、主塔の上部にあった教会を潰し、
       1400年代からそこに埋葬されていたカエターニ家の領主の墓も潰し、
       後世1536年に神聖ローマ皇帝カルロ5世が、騎馬千頭、歩兵4千を
       持っても落とす事ができなかったという要塞城に。

       きっと城の軍事的改造にはチェーザレ・ボルジャーも来て、
       あれこれ実際の指揮を取ったに違いなく・・、
       と、あれこれ想像が広がります、はい。
       
 
       で、上の写真のご説明に戻りますが、
       この正面に見える「枢機卿の家」というのが、ボルジャー家が
       ここに居た短期間・約5年間、アレッサンドロ6世の死1503年まで、
       彼らが唯一建設した住居で、
       ここにはかのルクレツィア・ボルジャーも住んだ事があったと。




       そして1504年、教皇ジューリオ2世によりカエターニ家に戻され、

       内庭の南側はこんな感じで、左に、枢機卿の家の斜めの位置に、
       2棟の建物があり、
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       14世紀にカエターニ家がここに住み始めて建設、拡張した物で、
       この左側の建物にフレスコ画の描かれた部屋があり、




       内庭の西を占める形でこの建物があり、そして塔への入り口階段
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       広場の真ん中にある大きな井戸は、高所にあるのを配慮した
       天水利用の井戸なんだそう。




       主塔マスキオと小塔マスキエット、そして右下に第2の跳ね橋から
       この内庭に続くアーチの入り口が見え、
       塔の左に、主塔への階段上り口が。
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       塔の上部と
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       塔への階段上り口
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       見物は、内庭の東側に見えた「枢機卿の家」からで、
       これは壁にあった、カエターニ家の紋。
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       内部はとにかく広い広い部屋が3つ、だったっけ?あり、
       余りにも整備されすぎていて、写真の撮りようもなく・・!
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       壁にはかってこの城を訪れた客人たちの落書き、
       作曲家であったカエターニ家の一人の五線譜の音符などもありましたが・・。




       建物を出て、城郭の東南角に当たる部分
       ここの角部分が崩壊した廃墟部となっているのですが、
       その幾何学的ともいえる形態に、光が射し込む様子に魅せられました!
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       石畳の下り阪を行き、左に折れると
       先頭は今回の旅のガイドさん、元気印で美人のリンダさん。
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       内庭からの下り道を振り返るとこんな様子で
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       城の東南角の崩壊部分
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       ここには小麦を挽く、碾き臼の部屋があったそうで、
       挽石なども地面に見られましたが、
       上階は多分居室だったのでしょう、暖炉の名残も見えます。


       17世紀になり、平野を通るアッピア街道も再開発されると、
       カエターニ家も平野部に一族の本拠を移し、この城は放置され、
       18世紀、スペイン軍、フランス軍の略奪破壊にも遭い、
       19世紀には軍や農作物の倉庫代わりに貸し出されたりもし、
       漸くに19世紀の末になり、カエターニ家が修復を始めたのだそう。
       



       で、先ほどの石段の下りの先には、

       これは入り口部分を逆に見ていますが、
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       ここに厩舎があり
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       この小さなアーチ部、これは古いのが残されたのと思いますが、
       ここに秣を置いたものと見られ、
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       片側に20、つまり20頭、全部で40頭の厩舎だそう!

       ここにずらっと駿馬40頭が並んでいる姿をご想像あれ!
       かっての栄光時は、きっと煌びやかなものだったでしょうね。

       この厩舎は映画の撮影にも使われ、10年ほど前までは
       ここで室内楽のコンサートも行われたのだと。




       細長い厩舎の突き当りを出ると、この左の壁は周囲を囲む城壁で、
       この広場で、馬の毛をすいたりしたのだと。
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       石段道を戻り、奥に見える建物の奥側の扉から入りますが、
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       建物の壁の装飾が単純にフレスコ画と思っていたのが、
       少し削っているのにも気が付き・・。
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       建物の端には台所がありましたが、
       そっけないほど台所仕事を想像させる何物もなく、
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       単に大きな大きな吹き抜けの煙突!
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       ここでは城内の兵士すべての食事を賄うのではなく、
       貴人達のみの食事を作っていたのかも、と。




       隣の建物の入り口から入ると、ここは大広間で、
       「狩の部屋、または男爵の部屋」という部分と思いますが、
       大宴会なども開かれた部屋と。
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       仲間が一緒で部屋の写真が撮れず、上のはサイトから拝借し、
       右奥に見える扉から入ると




       客人用の寝室が2部屋あり、ピンタの部屋と呼ばれる
       15世紀後半のフレスコ画装飾された部屋で、
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       主題は伝説的、神話的なもので、画家はピントリッキオ派の 
       無名画家だそうですが、絵として余り上等とは思えませんで・・!
       これでピントリッキオ派なんて言ったら、師匠が泣くのではないかと、ははは。




       古いまま残った窓際の席と
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       出窓の天井にあったカエターニ家の紋
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       1つの出窓から町の姿が見え!
       飛び出している鐘楼は、サンタ・マリーア・アッスンタ聖堂のもの。
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       これは南西に見えた教会で、コムーネのサイトで分かったのは、
       サン・フランチェスコ教会と元修道院。
       13世紀頃からの古いものだそうですが、今見えるのは15世紀の物と。
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       建物を出て、主塔に上るべく移動しますが
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       内庭越しに見る、北の城壁
       最初に内庭に入ってきた時も、この城壁の威圧感が凄かったですが、
       壁の厚さは3mもあるのだそう。
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       上部のメルレット・レース飾りと呼ばれる凸凹も、
       ボルジャー時代の改造だそうで、この上の歩哨の見張り道を
       後ほど歩きましたぁ!




       右が塔で、左が建物に沿った外階段で、
       今見える渡り橋は、かっては跳ね橋だったのだそう!
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       で、塔との間の隙間部分は、こんな感じの深さ!で、
       足の悪い方、高所に弱い方は下で待つように、と言われまして・・。
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       多分、かってはここにも床が在ったのだろうと想像しますが、

       窓越しの遥か向こうに、海が見えましたぁ!
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       一旦小塔の部屋に入ると、書斎があり、
       主塔の中に、代々の領主達の寝室がそのまま残されており
       この天蓋つきベッドも、オリジナルなんですと!
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       つまりこの領主の部屋に至るには、3つの跳ね橋を通る訳で、
       この部屋から外のテラスに出るにも、跳ね橋が在るのだと。
       ・・テラスに出ましたが、跳ね橋には気がつかずで・・!

       小塔の方にある書斎は、20世紀の始め、この城の修復に
       取り掛かったジェラージオ・カエターニ・Gelasio Caetaniが使っていたと。




       これは部屋の隅にあった暖炉で、如何にも古い作りでしょう?
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       ちょっと脱線しますが、あれこれ写真を調べたりしていて、
       このセルモネータのカエターニ家の最後の人々の写真も見付かり、

       おまけになんと、母親のアーダと一緒にニンファの庭園作りに取り掛かった
       ロッフレード、彼の名が現在の財団の名に残りますが、
       その兄である15代セルモネータ公爵レオーネの妻
       ヴィットーリア・コロンナ、ローマ貴族コロンナ家の名を引く様ですが、

       彼女と当時の未来派画家ウンベルト・ボッチョーニとの
       2ヶ月間に渡る秘密の、いや、秘密ではないですね、
       ばれて別居になったようで・・! 情事なども知りましたぁ。
       なぜ2ヶ月だったか、彼が落馬して亡くなったのだそうで・・。 

       「カエターニ」で検索していて素晴らしく美しい婦人の写真が見付かり、
       それからずるずると芋蔓式にたどり着いたのでしたが、
       あれこれ詳細記事が見付かったものの、ははは、
       いまだしっかり読んでおらずで、暫くひっそり楽しめそうです、うひひ。
       



       さて本題に戻りまして、ここが領主の寝室から跳ね橋で出る
       主塔から張り出したテラス
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       つまりこのテラスまでは敵が上って来れても、跳ね橋があるので
       領主の寝所には入れない事になりますが、
       味方の謀反程度ならいざ知らず、本当に大群の敵に取り囲まれた場合、
       塔の中に引きこもり無事であっても、兵糧攻めになったらどうするんだろ?




       これが城壁の上の見張りのパトロール道、広いでしょう?!
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       一番東端まで行き、間から見晴らす北の眺め
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       そして狭い階段で潜り込んだ、城壁の壁の厚みの間をくり貫いた
       トンネルのパトロール道。  ここを逆行きに戻り、
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       階段を下り、2つ目の跳ね橋の脇、つまり内庭に出るアーチの横に
       出て来て、7世紀間を生き残ってきた城塞見学がお終いに!
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       我々見学者に公開されている部分はこんな感じですが、




       この方角からの城の写真に見える、周囲を取り囲む城壁の上、
       またこの南面に見える建物上階に続くテラスなど、
       きっとずっと兵士の見回りがあり、今も上れるのだろうと思います。
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       いやぁ、如何にも堅固な中世の城という感じで、
       華麗さは無かったですが、興味深かった。

       ニンファの庭園に行かれる方、お近くにお出かけの方、
       可愛い小さな町の散策と共に、お城見物も是非どうぞ!!




       ◆ おまけ ◆

       町のご案内の時に、「ロカンダ・ボニファーチョ8世」という
       宿とレストランの表を見て、中はどんなのかと思ってましたら、
       写真を1枚見つけましたので、どうぞ。
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       階段の段差が少し複雑に入り込んでますが、
       如何にも中世風な趣でしょう?!




       町のサンタ・マリーア・アッスンタ聖堂に付いては
       水彩・色鉛筆画ブログの方でご案内をしておりますので、
       下のリンクからどうぞ!


     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、もうちょっとの2枚と、 S.M.アッスンタ聖堂・セルモネータ を
       アップしています。   
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by italiashiho2 | 2016-06-19 00:12 | ・ローマ・ラツィオ Roma Lazio | Comments(4)
2016年 06月 14日

   ・・・ 南ラツィオの旅 ・ 旨い物! ・・・

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       5月中旬南ラツィオの旅、なかなかご案内が捗りませんが、へへ、
       今日は恒例の、旅で食べた旨い物編をどうぞ!

       初日はウンブリア州のナルニ・Narni に寄り、
       お昼はナルニで。

       トップ写真は、この町は丘の上、高くに位置しますが、
       駐車場から見上げる中心部。


       駐車場からエレベーターで上り、町の中心の外れに出て来ますが、
       これは中心を望む位置
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       ナルニの町は8年前にも訪問しているのですが、
       当時建物の修復中が多く、ご案内はせずのままでした。
       やはり5月初旬の訪問で、今回同じお祭りの旗も出ている風景で
       懐かしかったのですが、
       
       新しく知った地下教会・異端審問所などもあるので、
       頑張って写真整理をしてご案内したいと思っています、はい。




       お昼は、エレヴェーターで上がってきたすぐ近くの、
       小さなオステリーアで早く!早く!と注文し済ませましたが、

       隣のテーブルの仲間は図太く、仲間が揃わない内は待ってるさ、と
       チーズや生ハム類の盛り合わせも注文し
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       下の写真の皿、真ん中のパンは、ここの80歳以上の母親手作りの
       携帯用のパンで、中にアニスの入った香りの良いもの。




       我らのテーブル、ロレダーナの頼んだパテの乗ったパンのお皿。
       チーズやハム類、トマト、サラダにオリーヴ、オリーヴのパテなど。
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       我らヴェジェタリアーノのお皿。 野菜炒め煮、ズッキーニ、
       そしてトマトの中にお米を詰めた物、茄子やピーマンの上に
       パン粉と野菜類の混ぜたのを乗せオーブンで焼いた物など。
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       美味しかったですが、同じ様な味で量が多く、残しましたぁ!




       これは今回の宿で4泊した、テッラチーナの海辺の宿
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       さすが海辺の宿らしく、今回の夕食は魚、肉、魚、肉と出まして、
       これは初日の夜、魚介類のパスタ、嬉しい!
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       前に見えるワインは、白、赤と同じ銘柄のが出ましたが、
       う~ん、我が家で飲んでいる計り売りのワインの方が
       ずっと美味しいと感じましたね。




       そして、上にジャガイモの薄切りを乗せた魚のオーブン焼き
       付け合せはインゲン豆。
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       同じテーブルの向こう、タータとエレオノーラ
       タータ!と声をかけたら、きゅっと笑い顔になり、
       それが余りにもの急激な変化で大笑い!!
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       この頃は、shinkaiが写真を撮るとブログに載る!と分かっているので、
       ははは、大サーヴィスの笑顔なんで~す。



       デザートは、クリームを挟んだケーキの、イチゴ・ソースかけ
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       ホテルの朝食。 これは初日の朝で、翌日からパイナップルも
       持って来て、しっかり食べましたっけ。
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       昨年の秋からカフェを飲まなくなり、朝もミルクだけ。
       でもぜんぜん欲しくもなく、かったるさも感じませんね。




       旅2日目はガエータ・Gaeta行きで、
       こちらは突き出した岬の東側、旧市街の港で、写真の
       ほぼ中央に見える2階建て、テントの張り出したレストランで昼食を。
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       一際高い鐘楼は聖堂の物で、素晴らしいのを見学!




       向かいに見える山の中腹の町、調べましたら、
       マラノーラ・Maranolaという町の様子。
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       ガエータもそうですが、トルコ海賊の襲撃に備えての
       山の上の町で、この辺り一帯がいずれもがこんな形で、
       午後訪問したスペルロンガ・Sperlonngaもそうでしたね。
       ここも素晴らしかったのでご案内をお楽しみに!




       ガエータの町の午前中の訪問を終えて港に戻ってきた時、
       ポツポツと雨が降り出し、お昼解散となり歩き出した途端に
       急に土砂降りとなり、大急ぎですぐ目の前のレストランに。

       テラス席の周囲をビニールで囲ってあり、
       shinkaiの座った席から、このサン・フランチェスコ教会が見え・・
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       待つ間のパン籠
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       これはお隣の仲間が注文した、海の幸のアンティパスト
       いろいろ乗っていて、美味しそう!!
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       昨夜ホテルの夕食に出たのと同じ、ジャガイモを載せた魚
       この土地柄の一皿かな?
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       ウンブリア、トスカーナで良く出る太いパスタ、ピーチよりも
       も少しごつい感じのシャラティエッリ・scialatielli
       というパスタの魚介トマトソース
       手打ちパスタで、本当に美味しかった!
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       こちらはメッゾ・マーニケというパスタよりももっと大きな
       パッケリ・Paccheriというパスタ、茄子のソース
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       shinkaiの魚のから揚げ、美味しかったぁ!!
       右下はエレオノーラと半分こしたシャラティェッリで満腹!
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       匂いをかぎつけた猫ちゃんがお出ましとなり、
       shinkaiのお給仕で結構たくさんお召し上がりになり、ははは、
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       食後の身だしなみをし
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       さて、雨も上がったし帰ろうかな、と・・。 ははは。
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       デザートのドルチェと、パイナップル
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       このレストランの横に港湾警察の本部があり、
       我らが食事中に一人、制服姿のすらっとかっこ良いのが通ったのですね。
       一人がすぐ「タータ!ほらっ」と注意を引き、皆が一斉に見つめると、
       こちらを見て、にっこり笑って通って行きましたっけ、
       さすがぁ、イタ男、余裕ですねぇ、ははは。




       2日目のホテルの夕食は

       ショート・パスタのラディッキオ・ソース
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       肉食人には、豚のローストにオレンジソース
       ジャガイモのロースト。
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       我らヴェジェタリアンには、チーズ各種にルーコラサラダ
       ジャガイモのロースト
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       そしてフルーツ・ポンチ、イタリア語ではマチェドーニア
       macedonia と呼びます。
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       3日目のお昼は、セルモネータ・Sermonetaの広場のテント下で。
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       ハム類と野菜、チーズの盛り合わせがお勧めで、
       これで2人前、19エウロだったと。
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       美味しいのと量が多いのとで、皆大いに満足だった様子!




       我らヴェジェタリアンは、野菜のグリルやサラダ、オリーヴ
       チーズのあれこれの乗った一皿を、これも2人前。
       これだけ食べると、お腹いっぱいでしたよ!
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       ホテルの夕食はこの日は魚の日で、
       まず魚介のリゾット
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       はぁ、shinkaiは普通はヴェジェタリアンと言っておりますが、
       実は魚大好き人間、猫またぎのshinkaiでして、ははは、
       そしてチーズも大好きなんで~す。




       そして魚ミックスのフリット
       うん、前日のレストランに比べるとささやかですが、ははは、
       これもとても美味しかった!
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       隣のジュリアーナには、チーズとカリフラワーね。
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       デザートは、パンナコッタ
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       4日目はポンツァ島に遠征し、お昼はここ島の北にある
       アンジェリーノという店で。
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       店の入り口と、ご主人
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       料理を待つ間の、ワインと水。 
       このワインはかなり美味しかったですね。      
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       ご主人と娘さん、この2人は重量級で、ははは、
       それに奥さんとコックで切り回している店の様で、
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       アンティパストには、海の幸にセロリやジャガイモ、人参
       入ったもので、美味しかった!
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       魚を食べないジュリアーナ達には、豆、オリーヴ、カルチョーフィ
       左はなんだったっけ、の野菜のマリネ類
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       魚介のリゾット、これは今回2度重なりましたが、
       ええ、こっちの方がやはり少し美味しかったかな?
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       そして、メカジキのムニエル、海老とイカのフリット
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       デザートはクリームの挟まった冷たいタルトで、
       これをお代わりした豪傑が何人か!!
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       アンティパスト、リゾット、魚のフリットと全部綺麗に平らげ、
       その後にデザート2皿!
       それはもう、お腹周りが丸くなるのは当たり前ですよねぇ、ははは。

       この店のこのメニューで、一人頭25エウロだったそう。
       やはり南の方が安いですね。
       それに魚類がどれも新鮮で美味しかった!!




       店が道よりも低い位置にあり、道から眺める奥の様子
       これはホテルというよりも、夏のヴァカンスの貸し部屋かも。
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       という、南ラツィオの旅で食べた旨い物ご報告でしたぁ



     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、階段の猫ちゃん描き初め ・ ドロミーティの麓の春 を
       アップしています。   
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by italiashiho2 | 2016-06-14 00:48 | ・旨いもの!Buono! | Comments(13)
2016年 06月 09日

・・・ セルモネータ ・ グーグルStreet Viewで、美しい6村の1つ  追記 ・・・

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       今日のご案内は再度ラツィオ州南の旅に戻りまして、
       セルモネータ・Sermonetaという、中世がそのまま残ったような
       小さな素敵な町のご案内です。

       トップの写真は、平地から山の上に町が見えて来た所で、


       こんな風!
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       セルモネータの町はどこにあるか、地図をどうぞ
       ローマの南にあるラティーナ・Latinaから東に入り、山を上ります。
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       この日は午前中にセルモネータの町を訪問、昼食の後
       先回ご案内したニンファの庭園に行き、最後ちょうど中間に見える
       ヴァルヴィショーロの修道院に寄った、という日程でした。




       セルモネータの町は海抜237mに位置しますので、
       平地からぐんぐん坂道を上り始め、そして見えてくるのがこれ、

       突き出す岩山の上の塔、モンティッキオの塔・Torre di Monticchio.
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       中世のセルモネータの領主によって、ちょうど良い丘の上に建設され、
       近辺一帯平地の見張り基地とされたものだそうで、
       兵士や家族達が住んでおり、
       もしも敵の接近が見られたならば、即座にリレー式に町に知らされ、
       防御なり攻撃なりの態勢がとられたのだと。
   
       この近辺は近くを通る街道や鉄道施設に使う砂利採取が行われたというので、
       今見るこの姿は特殊ですが、建設当初はもっと緩やかな丘の姿で、
       砂利採取で周りが削られたのではないかと、想像しますが・・。




       曲がりくねりながら続く町への道。 漸くに見えて来た所!
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       町からかなり離れた場所に駐車場があり、そこから歩きますが、

       谷の向こうに見える山の斜面は、一面のオリーヴ畑
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       北の人間は働き者だけど、南の人間は・・、なんていうのは嘘だね、と
       思うほどにぴっちりとオリーヴが栽培されていて、
       



       こちらの道の脇に見えるオリーヴのこの幹!
       きっと何千年も経ているのでしょう!!
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       道の左手には、町から張り出したと思われる要塞が続き
       先方に町が見えてきて、
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       さて、町の門。 ここから中心に
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       町の地図をどうぞ
       右の2の位置の門から入り、ガリバルディ通り・Cosrso Garibaldiを行き、
       中央上に見える赤い大きなのが、カエターノの城・Castello Caetano
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       1. サン・ジュゼッペ教会
       2.ビアージョ・マルキオーニの階段  見逃しましたが美しい階段の様子
       4.18. カエターノ宮・陶器博物館
       8.コムーネ広場
       9.10.ロッジャ・デイ・メルカンティ・商人達のロッジャ
       13.見晴らし台 横に市役所
       14.15.16.サン・ミケーレ教会
       19.20. サンタ・マリーア・アッスンタ教会




       ガリバルディ通りを行きますが、奥に聳える城の塔。
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       右手前に見える大きなテラスの建物は、




       これ、番号4.18のカエターノ宮、現在陶器博物館の様子
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       町の中心コムーネ広場に到着
       見えるアーチが9.10の、ロッジャ・デイ・メルカンティ
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       かってはここで商取引が行われたのでしょうね。


       セルモネータの町がこの高所にあるのは
       かって下の平野は湿地帯でマラリアが蔓延していた事や、
       サラセン人の襲撃などを逃れる為だったといい、

       当時はローマへの通商道がこの山側を通っていた為、
       通行税の取立てや商交易の繁栄もあったのだそうですが、
 
       16世紀に入り平地の干拓が始まり、アッピア街道も再開発されると、
       この町は次第に衰退し、      
       13世紀の末からこの町を拠点にしていたカエターノ家も、平地の、
       セルモネータからは北西にあるチステルナ・Cisternaに本拠を移したと。


       グーグルのストリート・ヴューによる美しい村の人気度は
       6つの内の1つ、とありましたが、(後の5つはどこか不明!)

     ◆ 追記です ◆
       グーグルのストリート・ヴューによる美しい村の人気6村
       早速にクリスさんが調べて下さいました。
       それによると、

       アオスタのエトロブレス(Etroubles) エミリア・ロマーニャのサン・レオ(San Leo)
       カンパニアのカステッラバーテ(Castellabate) カラブリアのボーヴァ(Bova)
       シチリアのガンジ(Gangi) そしてこのセルモネータ だそうです。

       クリスさん、有難うございました!


       古い歴史を刻み込んで残ったこのセルモネータの町の趣は
       やはり単なる田舎町ではないのを感じます。
       そして、この高さのこの辺鄙な位置にある町なのに、
       訪れる人が多いのも分かり、寂れていない事が心地良いです。
       
       


       コムーネ広場から見えるこの道を辿ると、地図19.20の教会
       サンタ・マリーア・アッスンタがあり、ベノッツォ・ゴッツォーリの
       素晴らしい可愛い聖母の絵もあったのですが、教会ご案内は次回に。
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       コムーネ広場は3角形をしていて、ロッジャ・デイ・メルカンティの
       上から眺めるとこんな様子で、
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       我らはカエターノの城、サンタ・マリーア・アッスンタ教会の
       見学が済んでの昼食は、この広場の奥に見える白いテントの下で。




       ロッジャ・デイ・メルカンテの横にかっての城への門があり・
       アンニバルディ門・Porta Annibardi、道は細く上り坂に城に続きますが、
      
       脇道の様子がどこも素晴らしく、皆が覗いて撮りながら、
       ぼちぼちと上っていきます。
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       門の脇辺りにはかってユダヤ人のゲットーがあり、
       シナゴーガも(普通の家)あったそうなのですが、
       午後に一人で少し歩いた時は、見逃しました。

       カエターノ家の城要塞は素晴らしい威容でほぼ完璧に残っていて
       見張りの兵士達の歩いた城壁の上の道も通れ満足でしたが、
       ここのご案内も次回にさせて頂きますね。



       コムーネ広場の点景と、広場の敷石
       如何にも硬そうで古そうで、つるつる滑ります。
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       さて城から戻り、教会の見学も済ませ昼食も済ませると、
       集合までの時間を、ガイドさんが教えてくれた小路歩きに出かけますが、

       両脇から高い建物が押し迫り、古い石造りの威圧を。
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       狭い小路を抜けていくと、どことなく生活の匂いも感じられ
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       この家は一体いつからの物だろうと感嘆した家!
       道が狭く後ろに下がれずで、下と上に分け、
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       これが上の住居部への階段。 凄いでしょう?!
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       かと思うと、レモンが実る大きな木もあり
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       小路を上に上に辿っていくと、城の下に出て・・
       凄い高さ!! まさに中世の要塞城なのですね。
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       土台には自然の岩も組み込んでいるのですが、
       脇にあるお家の方が植えたのでしょう、ピンクの薔薇が
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       3輪車が2台。 そう、こんな車でないと辿れませんね、小路は。
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       城の脇から中の道を辿り下りますが、
       
       半分だけ木の扉にして修復されていると、しかも濃い色でね、
       なんとなしにモダンな感じも受け、
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       坂道に見えたお家ですが、扉の上にある年号は、1560年!
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       古い壁に残る、古い丸窓
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       保護色みたいになって見え難いですが、ははは、
       コムーネ広場の所で書いたアンニバルディ門の裏側に至り、
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       ロマネスク寺院めぐりの旅を続けられているクリスさんが、
       昨年10月にセルモネータに行かれており、
       違う駐車場から町歩きをされているので、どうぞ。
       トップの写真が、このアンニバルディ門です。




       門を出ての右側の眺め、陶器店の看板
       陶器博物館もありましたから、陶器製造が盛んだったのかも。
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       門の脇から横道に入り、すぐにあった店
       ここも陶器で作った家などの模型店の様子でしたが、
       如何にも古い趣でよい感じでしょう?!
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       少し入り込み、見上げる建物の壁と
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       建物の壁の角が作り出す、小さな一廓
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       この場所にはまさに中世の趣を感じ、暫く佇みましたっけ。
       ベンチやバイクを除けたら、そのまま時代が遡る感じでしょう?!




       そろそろ集合時間に近くなり、コムーネ広場に出て来ましたら、
       我々がお昼を食べたバールのテラス席には、中学校の生徒達が
       お昼を食べ終わってわんわんと騒いでおり・・!
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       なぜか窓の外に置かれているパン籠!
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       昼食後のひとときの時間、観光客の姿もなく
       来る時には見えなかった物が見え、仲間の姿もなしで、
       時計を見ながら、歩きながら、パシャパシャとやり、
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       ロカンダ(宿)ボニファーチョ8世の看板の出た扉。
       代々のカエターノ家の、一番の著名人物の名が付いていると、
       中はどんなのか興味がわくではないですかぁ?!
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       昼下がりの町の通りを振り返り
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       朝、町の門から入ってすぐの所にあった半円の塔の内部
       今はぞろぞろ歩く仲間もおらず、しっかり見え。
       時間があったら、あの銃眼から覗いたのに、残念!
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       町中から駐車場まで15分はかかるから、そのつもりで集合を
       と言われていたのを、門を出たら駐車場がすぐだった様に
       勘違いしており、必死にはぁはぁ言いながら歩き、ははは、
       途中でまだのんびり歩いている連中を追い越し、一安心!

       という様子で、セルモネータの町を後にしたのでしたが、
       次回にお城と教会のご案内を。
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       町の散策にお付き合い下さり、お疲れ様でしたぁ!
       有難うございました!



     *****

       ブログ「セレナ日和」のabiさんが、
       shinkaiが描かせて頂いた愛猫セレナ君の絵を、
       お家に掛けて下さった様子を載せて下さいました。
       猫ちゃん好きな方、見てやって下さいね!
       
   

     *****

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by italiashiho2 | 2016-06-09 00:07 | ・ローマ・ラツィオ Roma Lazio | Comments(18)
2016年 06月 04日

   ・・・ イタリア共和国 建国70周年記念パレード ・ ローマ ・・・

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       イタリアは第2次大戦後の国民投票により、
       それまでの王政から共和国となり、今年で70周年
       その意味ではとても若い国なのですが、

       毎年6月2日を共和国記念日として祝う祭日となり、
       ローマの中心フォーリ・インペリアーリ通りで
       軍事パレードが行われる様になったのも、
       先々代のチャンピ大統領の時、2000年からの事。

       以前はよくTV中継を見ていたのですが、久し振りに今回
       中継を見て写真を撮り、皆さんにも様子をと張り切ったのでしたがぁぁ、
       情けない事に、コンデジ・オートで撮ったら良い写真が撮れず・・!
       ご容赦願います!!
       
       が、イタリアの建国記念日祭日の軍パレードのTV中継、
       どんな様子かお楽しみ下さい!

       上はフォロ・ロマーノの近くのお家にかかる、大きな三色旗




       フォーリ・インペリアーリ通り・Via dei Fori Imperialiは、
       かのコロッセーオから北西のヴェネツィア広場を結ぶ850mの通りで、

       ヴェネツィア広場の西角にあるヴィットリアーレ、無名戦士の廟
       番組の最初に流れ、 
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       3色の煙を吐きながら、上空をアクロバット飛行隊が通った様子も。
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       どちらの写真にも見える煌びやかな甲冑姿は、
       コラッツィエーレ・Corazziereと呼ぶ、大統領の儀式で護衛を勤めるもので、
       乗馬が出来ること、背が高い事を条件にカラビニエーレ・Carabiniere・
       元々国王の護衛から派生した警察、の中から選ばれるのだそう。
       



       正面にコロッセオの見える風景
       左に見える通りがパレードの行われるフォーリ・インペリアーリ通りで、
       右側にフォロ・ロマーノの遺跡跡が広がります。
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       フォーリ・インペリアーリ通りの左側、既に観客がいっぱいですが、
       後ろにも遺跡群が。    
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       正面にコロッセオの見えるフォーリ・インペリアーリ通り
       右に半分切れて見えるのがヴィットリアーレ・Vittoriale、      
       無名戦士の廟はここに。 

       パレードは、コロッセオの方からこちらに向って進みます。
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       この中継を見る時いつも思うのですが、 
       本当に舞台装置が良いなぁと!! 思われません?!
       

       コロッセオの修復は済んだのでしょうが、
       今回、手前にまだ少し覆いが見え、これが残念・・。

       それにしても、少し修復が綺麗過ぎるのではないかと思いますが、
       ローマ期の人々は、こんなコロッセオを見ていたのでしょうか?!
       



       音楽隊がコロッセオに向って進み
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       大統領の乗られた車を護衛するコラツィエーリを迎える形。
       後部座席奥に大統領の姿。
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       こうして中央の貴賓席前に到着され、 
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       お迎えの上院下院議長と首相にご挨拶され、
       貴賓席中央にお着きのセルジョ・マッタレッラ大統領・Sergio Mattarella,
       第12代イタリア国大統領、現在74歳。
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       はい、イタリアに大統領が居られるのは余りご存知無いかもですね。
       大統領はイタリア国を代表する方ですが、国政には直接関与せず、
       首相に助言を与える、というお立場なんだそう。

       先々代のチャンピ大統領の時よりイタリアは大統領に恵まれており、
       とshinkaiは勝手に思うのですが、
       チャンピさんは国民に初めて大いに愛された大統領であり、
       先代のナポリターノ大統領はご自分で任期を延ばしても、
       あの恥知らずなベルルスコーニ首相と戦われた大統領でした。
       
       現在のマッタレッラ大統領は、イタリア憲法の判事だった方で、
       彼の弟は1980年にシチーリア州の知事を務めていた時にマフィアに
       暗殺され、それが政治界に入るきっかけとなったと聞きました。



       コラッツィエーリの団長(言葉が浮かばず・・!)が音頭を取り
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       ファンファーレが流れ、ついでイタリア国歌の演奏
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       今年建国70周年のパレードの先頭を切ったのは、
       イタリア国中から集まった400人の市長たちの行進で、
       8000市の参加があったそう。
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       先頭の真ん中にいるのは、(写真前列左から2人目)レオルーカ・オルランド・
       Leoluca Orlandoパレルモ市長で、その右も顔は知ってますが名が・・。


       今年は共和国建設70周年記念でもありますが、
       婦人の投票権獲得70周年でもあるのだそう。



       貴賓席前列中央に並ぶ、左から首相のマッテオ・レンツィ・Matteo Renzi、
       上院議長ピエトロ・グラッソ・Pietro Grasso、
       マッタレッラ大統領、下院議長ラウラ・ボルドゥリーニ・Laura Boldrini、
       一番右は・・、知りません。
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       貴賓席前を護衛するコラツィエーレ
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       そしてその脇にしゃがみこむのは、招待された子供達
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       さて、カラビニエーリの軍楽隊の行進が始まり
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       中央貴賓席前で、礼を捧げて行く姿。(ピッタリの言葉がありましたっけ?)
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       このパレードは軍隊の行進が主で、
       右から、陸軍、海軍、空軍、カラビニエーリ、財務省の軍
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       日本では大蔵省が軍を持つ、というのは考えられませんが、
       イタリアには財務省の軍があり、大いに働いています。
       



       そしてイタリア20州の旗の行進
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       この方は軍に在籍の、パラリンピックに出場される方だそうで、
       車椅子に乗っての行進参加、
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       その後ろには、各軍からのオリンピック参加の選手たち
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       陸軍の先頭を切って登場は、有名な歌う部隊、
       サルデーニャはサッサリ・Sassari旅団
       第一次大戦の時は「赤い悪魔」との勇名を馳せたそう。
       歌はこちらで。 
       歌詞は勿論サルデーニャ語! まるで分からずですが、
       「お前がもしイタリア人なら、サルデーニャ語で話せ」と!
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       貴賓席で拍手するレンツィ首相と、その左の女性は、
       マッタレッラ大統領と一緒に車で登場した、初の女性防衛大臣
       ロベルタ・ピノッティ・Roberta Pinotti、52歳だそう。
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       寄り道ヴィデオ。朝会場に上院議長グラッソと歩いて到着のレンツィ首相。
       市民達から、頑張れ、投げ出すなよ!と声がかかります。
       政治オンチのshinkaiですが、今までのイタリアの政治家とは一味違う
       彼に、どこまでやるれか、密かに声援して見ています。




       これは赤十字のヴォランティアの皆さんと。
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       アルピーニ・イタリア山岳兵部隊、オーストリアからのイタリア独立では
       大いに戦ったアルプス兵、帽子に黒い羽1本が目印で、
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       今回はスキーを担いだ姿も登場
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       普通の行進速度は、1分間に130歩だそうですが、
       アルピーニの速度は遅く1分に100歩。
       逆にパレード最後に登場のベルサリエーリは、180歩!




       たくさんの部隊、士官学校の生徒達、様々な伝統衣装で登場なのですが、
       とてもすべてご案内できず残念!

       海軍の登場、まずは軍楽隊から
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       士官兵たちが、サン・マルコ!と(連隊名)叫んだ所
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       海兵の中に、肌の色の違う兵もいるのを見つけました。
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       イタリアは既に軍は皆職業軍人ですので、かっては国籍が違っても、
       イタリアで生まれ育った人達が軍に入っているのでしょうね。




       空軍
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       驚きましたぁ! モデルが扮装したのかという様な女性が、
       ヘルメットにカメラを付けたパイロット姿! 立派!!
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       カラビニエーリ。 元は国王護衛の憲兵から派生した、
       警察でもあり、軍組織もあるカラビニエーリ。
       ミラノのスカラ座前辺りで白馬に跨っているのもカラビニエーリですが、
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       軍であり、アフガニスタンにも中近東の紛争にも派兵
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       こちらはカラビニエーリ所属のワン君たち
       綺麗に撮れずにごめんよ!
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       そして財務省軍、フィナンツァ・Finanzaといいますが、
       どの軍も最初に軍楽隊が行進し、
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       ほらね、軍隊であるのが分かるでしょう?
       マフィア相手の財産差し押さえとか、襲撃とか
       やはり軍である必要がいろいろあるんだろうなと想像・・。
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       そして赤十字の皆さん
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       国の警察、ポリツィーア・Polizia関係、刑務所警察、地方警察などなど
       たくさん登場してきたのですが、この方達だけは外せず、
       
       プロテツィオーネ・チヴィーレ・Protezione Civileの皆さん。
       様々な自然災害の時に働いてくれる方々です。
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       そして最後を〆るのは、ベルサリエーリ・Bersaglieri
       黒い羽根つきの帽子を被り、走って行進する歩兵隊。
       とても人気があるんですよ!

       まず整列し、演奏しながら走り出し
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       あっという間に通り過ぎて行きます!
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       こんな感じで~す



       マッタレッラ大統領が近くの皆さんにご挨拶されはじめ、
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       もうそろそろと、テレビ・カメラが捉えたフィレッチェ・トゥリ・コローリ・ 
       Frecce Tricolore・3色の矢
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       ああ、やっと一枚綺麗なのが撮れましたぁ! そう止まっていてくれたらね。
       いつも思うのですが、それにしてもRAIのカメラマンは良い目をしています!!
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       大統領お迎えのカラビニエーリの軍楽隊と、コラツィエーリが近づき
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       貴賓席前に整列
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       再度、国家演奏が始まると、上空をアクロバット飛行隊
       「3色の矢」が飛びます。 綺麗! いつもわぁお~!と見とれます。
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       フレッチェ・トゥリコローリの演習風景は、


       今年のパレードの様子、短いですが、最初に用意したのよりも
       良く見えます。 イタリア警察のヴィデオですと。
       
       こちらは前夜の夜間リハーサル、全部の軍楽隊
       




       貴賓席前にいた子供達が、自分達で描いた5mもの、
       この記念日の印象の絵を差し上げ、記念撮影を。
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       ローマの空を去っていく、フィレッチェ・トゥリ・コローリ
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       パレードの間は何とか保った曇り空が、遂に小雨となりましたが、
       車のホロをそのままに、コラツィエーリに護られ会場を去る大統領
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       お帰りになる大統領官邸、クゥリナーレ宮・Palazzo Quirinaleに翻る旗
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       という、イタリア建国70周年の軍パレード
       毎年同じではなく、今年は装甲車類の参加もなく、
       一度見て恐ろしくも感じた騎馬の槍部隊の参加もありませんでした。

       私は単純に煌びやかなイタリア軍の男達を眺め、
       空を飛ぶ美しい「三色の矢」の軌跡に憧れ、パレードを見つめます。

       イタリアの一面を楽しんでご覧頂けると、嬉しいです!



     *****

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by italiashiho2 | 2016-06-04 03:40 | ・イタリアのお祭り Festa ital | Comments(9)