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2005年 12月 03日

   ・・・ 冬のヴェネツィア ・・・

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      ◆サン・ジョルジョ・マッジョーレ

       冬のヴェネツィアは、憂鬱だと人は言う。 
       確かに寒いし、細い少路を歩くのは、気が滅入る。
       が時に、霧に囲まれ、常よりももっと美しく見える時がある。
       弱い冬の陽を浴び、サン・ジョルジョが浮かんでいる。



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      ◆鐘楼 そして コロンナ

       深く、濃く晴れ上がった空の色は、夏の色と違い、
       深い深い群青色。 または、藍色。
       き~んと澄んで、ヴェネツィアのシンボルを引き立たせ、
       鐘楼の先の、天使の羽を光り輝かせる。



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      ◆霧の運河

       細い、細い運河にも、霧が満ちる。 
       橋はびっしりと濡れて、渡る人の足音を重くする。
       窓を開けると、白い霧が入って来そうな、そんな冬の朝。



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      ◆霧の中のドゥカーレ宮 

       冬の日に一度、リド島から戻ってきた事がある。 
       リドは、晴れていた。  ヴェネツィア本島の端の
       公園辺りに着いた時に、少し霧が出てきた。
       霧は、見る見るうちに濃くなり、
       サン・マルコに来た時は、ご覧のとおり、真っ白。
        ドガーナ、サンタ・マリア・デッラ・サルーテも霧の中。
       そして、逆S字型のカナル・グランデの角、アッカデミアを
       過ぎた頃から、少しずつ収まった。
       その間、1キロ足らずと思う。



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      ◆カナル・グランデの夕陽

       リアルト橋に近づく頃には、霧など忘れる位に晴れていた。
       素晴らしい、カナル・グランデの落日。
       たっぷりと柔らかい、冬の夕陽の空の色。



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      ◆ゴンドラがゆらゆらと

       連なって、ゴンドラが行く。 
       ゆらゆらと、たわたわと、ゆっくりと進んでゆく。
       こうして連なって行くのは、皆同じグループだから。
       時に、歌手が乗って、アコーディオン弾きも乗って、
       歌いながら、揺られてゆく。
       時々、ナポリ民謡が聞こえたりして・・!



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      ◆霧の日

       冬の霧の日、ラグーナ(干潟)を走る航路には、
       昼日中でも、灯がともる。
       小さなモーターボート等は、航路無視で突っ走るが、
       水上バスなど、ゆるゆると蛇行しながら航路内を行く。
       この写真は、硝子細工のムラーノ島の、港近くで。
       鴎までが、寒そうに。



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      ◆サン・マルコ広場で

       夕暮れ時、広場に灯がともり、広場を囲む店の中は、
       既に、灯が赤々と点いている。
       ふと階上を見上げて、驚いた。
       素晴らしいシャンデリアが、垣間見える! 
       フ~ム、  何が、始まるのだろう?



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      ◆夜の運河

       夜、運河を水上バスで行く。
       店が連なり、赤々と灯の流れる道と違い、
       夜の運河は、驚くほど暗い。
       舟の、小さなランプのみで、航行している。
       昼間は耳に入らない、ちゃぷちゃぷと船端を叩く水音がする。
       水上バスの中の明かりも暗く、早く、家に帰りたくなる。

       (写真は、リアルト橋から。 てぶれ、ご勘弁)


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# by italiashiho2 | 2005-12-03 01:49 | ・ヴェネツィア Venezia | Comments(0)