イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2016年 12月 03日

   ・・・ 広島三越での個展を終え、無事戻りました! ・・・

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       皆様、お久し振りです、こんにちは!
       お陰さまで広島での個展を盛況の内に終え
       スコミーゴ村の家に無事戻ってまいりました

       写真整理を終えましたので、会場の様子、来て下さった方々、
       食事を一緒にした方々の様子をご覧になって下さいね

       残念にも撮り忘れた方々がたくさんで・・!!
       なにせ久しく会っていない方々が殆どなので、
       お喋りに熱中していると忘れてしまい・・、残念でしたぁ!

       上の写真は広島胡町(えびす)電停付近で、
       毎月2・12・22日は、マイカーに
       「乗るまぁデー」という広島弁の標語にうぷっとなり、ははは。




       市内を走る路面電車も、車両がモダンに綺麗になりましたぁ。
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       三越の開店時間を待つ人々
       デパートで開店時間を待った事など経験無しでしたが、
       今回は毎朝皆さんの後ろに並びまして・・、
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       開店時間とともに入り、「お早うございます、いらっしゃいませ」
       の声に迎えられながら、エスカレーターで7階まで。

       途中の階でそれる方は無く、皆さん殆ど7階のお歳暮会場にお出でで、
       そうだった、日本にはお歳暮というのがあったっけと。
      



       会期は11月22日からだったのですが、
       既にクリスマスの飾り付けで彩られ、ライオン君もね!
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       やはり日本は早いなぁ!と思いつつ戻ってきましたら、
       こちらコネリアーノの町も、スコミーゴ村にも電飾が見え・・!
       はい、12月になったんですよね。




       中国新聞の宣伝にも載せて頂き
       これを見てびっくりして!と、来て下さった方もおいででした。
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       会場の写真は私のと、松戸から来て下さった二木さんのと
       両方でご覧頂きますが、これは画廊入り口
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       中央奥の写真を2人とも撮り忘れておりまして・・!




       入り口で招きをしている猫ちゃんと、頂いたお花の数々
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       入って左手の壁から、中央、そして奥に
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       正面中央を飛ばし、右手の壁奥から、入り口側に
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       画廊外側の壁。 これでちょうど40枚の絵がかかりました。
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       今回多くの方が言って下さったのが
       色が綺麗、明るい、これは何で描いたのか? でした。

       ペン+水彩+色鉛筆、と表の看板にも書いてあるので、
       色鉛筆の途中で水彩を混ぜて使っているのか、
       水彩色鉛筆で描いて水で濡らしているのか、などなど
       様々な質問も受け、
       描き込みは全部色鉛筆で、ペンや水彩は最初の基礎としてのみ、
       最後に不透明水彩で描き起こす事はある、などなど。
      
       一枚描くのにどの位時間をかけるのか、の質問も多く、
       一枚を最初から最後までを仕上げるのではなく、
       何枚かを一緒にローテーション風に描いて行く事を。
       
       水彩用紙を使っていて紙の凸凹を埋める「シラミ潰し」も説明したり、
       
       諏訪でした個展に比して、さすが広島のデパートとなると
       見に来てくださるお客様が多く、反応の大きさが楽しかったです!!


       広島に到着してすぐ、額装や搬入搬出をお願いしていた画材店に直行。
       イタリアから送った小品の額、以外の作品の額を選び、
       その日から3日間は、長年の友である難波佳子さんちにお邪魔しました。

       彼女はこの夏手術を受けた身だったのですが、厚かましくお邪魔し、
       積もる話をしたり、美味しい料理をご馳走になったり、
       あ、皿洗いだけは私がしましたが、はい、
       彼女の家の警報装置を鳴らすドジもありまして、きゃはは、
       この顛末はまたお話しますね。


       そして会期が始まる前日午後の搬入では、今回の個展会場である
       三越への最初の紹介や、DMでの紹介もたくさんして下さった
       三原捷宏先生が来て下さり、作品展示の並びも指示して頂きで、
       本当に有難い事だったのです!

       そしてその後来て下さった、私の師であった新延輝雄先生の息
       泰雄さん(泰っちゃん)や難波ちゃん初めてお会いした相本英子さんとともに、
       三原先生にご馳走までして頂いたのでしたぁ!
       三原先生、本当に有難うございました!! 美味しかったぁ!!
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       会期が始まると、一般のお客様の他に
       毎日「同窓会同時開催」みたいで、ははは、懐かしい方々も
       たくさんお見えで、すぐ分かる方もおられる反面、
       名前を言って下さってもぴんと分からない方々も多く、
       失礼を致しましたが、お許しを!!

       例によりお名前はなしで、写真だけ掲載させて頂きますね。
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       あ、この方の背景が、正面奥の壁の様子です。
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       毎日どなたかが夕食を一緒にしてくださり、ははは、
       美味しい物を食べ過ぎで、3日目にしてズボンがきつくなり! ははは。
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       イタリアに行く前20年程を住んでいた広島ですから、
       既に45年ほどもの年月が経っているのですが・・!

       広島に居た頃、家のアトリエで絵画教室をしていまして、
       大人の方と共に子供達も来ていたのでしたが、
       当時の親御さんが来てくださり、その後の様子を話してくれました。

       姉弟で来ていたお姉ちゃんに、私が木を描いてみてと言い、
       まみちゃんは木の葉を緑色でぐりぐりと塗ったのですって。
       そしたら新開先生が、よく木を見てね、葉っぱは皆同じ色じゃないでしょう?って
       言ったのを、まみちゃんはずっと覚えていて、
       顕微鏡を覗く様になってもその言葉を覚えていて、気をつけて見た、って
       お母さんに話したのだそう。
       いまお医者さんになられており、弟君も東大出のお医者さんなんですって!

       こういうのはまさに、出来の良い子にたまたま言った言葉が実ったわけで、
       聞かせていただくと恥ずかしくなりますが、
       でも会場に来て話していただくのは、有難い事ですよね、本当に!

       も一人、小さな子がお祖母ちゃんに手を引かれて来ていたのが、
       文学の博士号も取り、いま母校で教えておられるとかで、
       こちらはご両親と共に来て下さいました。

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       高校生の時に通って来ていた姉妹も会場に来てくださり、
       お姉さんの方は七宝工芸を続けておられ、
       いま日展の会友8年目です、とか・・、わぁお~。 

       陶器のゴキブリが底に付いているカップでコーヒーを飲ませる、という
       いたずらをした高校生が、はぁ、shinkaiがいたずらをね、ははは、
       今回お世話になった画材店で働いておられ、
       会場にも見に来てくれたのですが、
       やはりあのゴキブリのカップは覚えておられ、当然ですよね、きゃはは、
       長い手紙を書いて渡して下さり、ゆっくり拝見しましたが、
       気持ちがほのぼのとする様な嬉しさを頂きました。 

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       イタリアに移住して既に25年たち、年もしっかり取りましたが、
       改めて広島で個展を、というチャンスを得て戻っての感想は、
       
       本当に暖かく迎えて頂いた、という一言に尽きます!!

       こんなに有難く嬉しい事がありましょうか?!
       長野市生まれではありますが、広島で絵を始めた私にとっては、
       まさに広島は自分の生まれ故郷的な街なのですが、
       今回ほどそれをこれほどまでに生に感じたことは無く
       その発見にとても感謝し、心から有難く感じました


       絵に付いては、どの部分も細かく描くのではなく、
       もっと荒い表現の部分があって良いとおもう、というご意見も頂き、
       それを師の二木さんに言いましたら、
       ほら、それをいつも言っているじゃぁ無いですか!と。

       はぁ、自分でもその辺りはいつか、とは思っておりますが、
       無理して急ごうとは思っておりませんで、
       ははは、かといってのんびりと描いている訳ではありませんが、

       テクニック的な問題として意図するのではなく、
       あれこれ描きつつ、ほんの少しずつ意識しながら描いて行くうちに、
       今も以前と比べるとほんのちょっぴり、大まかに描いても良いよね、
       という部分ができて来ているのを感じるので、
     
       その時になったら、また自然に絵も変わってくるだろう、
       それまでをじくじくと真摯に描いて行けば
       もっと見える目も、描く腕も変わるだろう、と思っているので、
       急ぎません! 急がずに描いていこうと思っています。

       
       広島でお会いできた方々、本当に有難うございました!!
       元気で描き続け、また次の機会にもお会いできる様願っております。

       たくさんの方からたくさんのプレゼントも頂いたのですが
       どれをどの方から頂いたのかごっちゃになっておりまして・・!
       それぞれの方にお礼を申し上げられません、お許しを願います。
       皆様、本当に有難うございました!!!

       
       どうぞ皆様、お元気でお過ごし下さい!!
       私も頑張ってまいります。

       
       次回の個展は、東京で2018年3月に
       1年半後を目指し、描いていきます。

       と、今回は大きなドジはお陰さまで無しで済みましたが、へへ、
       飛行時間のあれこれに出くわしましたので、
       その顛末をまた聞いて頂きますね。
      

     *****

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by italiashiho2 | 2016-12-03 11:14 | ・映画絵画文学 Film Arte Le | Comments(12)
2016年 09月 26日

   ・・・ 葡萄摘みが始まったスコミーゴ村 ・・・

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       この木曜22日の朝、隣のカルページカ村まで歩いて戻る途中、
       葡萄摘みが始まっているのを見かけ、
       一旦家に戻って朝ご飯を食べ、カメラを持って出かけました。

       葡萄畑に取り囲まれた田舎に住んでいても、
       いざ葡萄摘みとなると、毎日出かけるわけでも無いので、
       なかなかその日のその畑に出会うことは難しく、
       チャンス!と思って出かけたのですね。


       上の写真はこの春のものですが、何度か見て頂いているこの丘の、
       葡萄摘み・ヴェンデンミア・vendemmiaを見かけたのは
       これに続いて広がる畑で、




       奥に建物が見える手前の、傾斜地のこの広い畑
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       ここは緩やかな坂道の東側にず~っと続いて広がる畑。
       坂道の写真は7月に、カルページカ村の教会まで歩いての
       戻り道に撮ったものですが、
             
       最初のカーヴを過ぎ、ちょうどこの右奥の庭に、
       いつも吠えて尻尾を振ってくれるワンがいて、
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       上のカーヴを過ぎると、これがまた長~~い坂道!
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       で、この長い坂道の最初辺りから、最後位まで続く、
       これまた長~~い広い葡萄畑でして
       ほら、同じ柵がずっと続いているでしょう?




       その一廓の半分から北側、右に見える道の角下で、
       朝7時半頃に葡萄摘みが始まっているのを見かけたという訳。
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       曇り空の日で、一寸残念と思いつつ朝ご飯を食べ、
       9時になって家をでました。

       所が坂道にかかる頃から有難いことに太陽が顔を出し
       良かった!と思いつつ道を行きますが、
       朝見かけた皆さんの赤いジャンパーが見えません!

       こちら側の傾斜の葡萄摘みが済んで、向こうに下ったりすると
       見えなくなる・・、と心配しつつ歩いていくと、
       畑の手前と向こうにちょこっと頭が見え
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       小さな車のウンウン唸る音と、人の姿は見えるのですが
       肝心の皆さんの姿は見えず・・!!
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       その内に遠くから音楽が聞こえてきたので、ああ、いるいる!!

       ほらね!!
       葡萄の畝の陰に隠れて、皆さんの姿が見えなかったのでした。
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       こちらの道から手前の畑を越えての、向こうの畑で、
       おまけにここの畑には普通は無い柵があり、私有地の標識もあって
       傍に寄れず、近くからの様子は撮れないのですが、

       でも考えてみると、平地の畑は傍では見れるものの
       一列の畝の間しか見えませんから、逆に良かったのかも!




       若者、中年のシニョーレも混じり
       赤い籠の中には満杯の葡萄も!!
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       今年は雨が多かったので、ほんのちょっぴり色が付き始めたかな、
       という程度で、未だに葡萄の葉が緑なのですね。
       
       この小さい車と2人のシニョーリが何をしているのか
       何度か写真を見返していて分かりました。
       まだ摘果の済んでいない列に、収穫用の赤い籠、プラスティックの籠を
       適当に置いているのですね。
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       そうそう、まだまだ摘むべき畝は長いぞ~!!
       
       そしていっぱいになった籠は、この2人が運び上げているのでしょう。


       摘んだ籠から、大小のトラックの荷台にシートを敷き広げて移され、
       それから各地の農業組合の醸造所に運ばれるのが普通ですが、

       ここの畑はビゾール・Bisolの土地なので、
       自分ちの醸造所に運ぶわけですね。

       ビゾールの醸造所訪問

       一度私が撮った写真を使いたい、というので本社まで持参しましたら、
       お昼ご飯前でしたの、はい。
       すると折角なので1杯どうぞ!と大き目のシャンパングラスに
       プロセッコをたっぷりね。ははは。
       嫌いではないので、写真代と思って勿論頂きましたがぁぁぁ、
       帰りのカーヴ続きの坂道は、ほろ酔い加減にはきつかったぁ!!
       



       すぐお隣の畑の葡萄の熟れ具合!
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       少しでも近くが良いかと思って移動したのですが、
       畑に近づくと畝の中に皆さんが隠れて見えずで、

       再び畝と真っ直ぐの位置に戻り
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       どんどん摘み取りながら、皆さん移動して行きます
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       中腰での作業が多く大変な仕事!!
       一度フリウリの農業学校で機械摘みの畑の葡萄の木を見た時、
       働く側の作業としては楽になったのでしょうが、
       一列にスパッと刈り取られた枝を見るのは無残でした。
       
       土地と日光の恵みを含んだ、芳醇なワインの味わいの中には、
       元の葡萄を手塩をかけて育て、手で摘み取った人々の愛情もあるんだよね、
       と、改めて思ったことでした。




       道沿いに植えられているオリーヴの木々の実も
       かなり大きく育って来ています。
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       そろそろと道を戻りかけると
       皆さんが畝の下まで下りてきて、次の畝に移動する所。
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       坂道の下の畑は、この春、前の葡萄が引っこ抜かれ、
       整地されて新しく植えられた苗木がひょろっと
       確か葡萄摘みができるまで3年かかる、と聞いたような・・。
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       家に戻る道の角の奥地には、お馬の親子も健在で
       どちらが親か、姿だけではもう分からないほど!
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       家の近くまで戻っての畑の葡萄
       もうそろそろね、と思ったのでしたが、まさにその翌朝
       買い物に出かけるのに通ったら、葡萄摘みの最中でしたぁ!
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       最後はお隣のオリアーノ村の様子を
       色づき始めた木々の色と、村の教会。
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       こちらは昨年の、家の近くの葡萄摘み
       http://italiashio.exblog.jp/22238958/   
       
       トスカーナはピティリアーノの葡萄摘み、運ぶ様子



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by italiashiho2 | 2016-09-26 00:35 | ・スコミーゴ村の四季 Scomigo | Comments(9)
2016年 07月 24日

   ・・・ 修道院、地下教会、異端審問所、輪の競走 ・ ナルニ ・・・

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       先回に続いてのウンブリアはナルニの町のご案内ですが、
       今回はちょっと特殊異質な場所へお連れ致しますね。
       
       上の写真は地下教会のものですが、
       この写真提供は、ナルニのヴォランティアのグループで、
       現在この地下教会、異端審問所の管理、さらにはサン・ドメニコ教会の
       地下室の新しい発掘にも働いておられる「UTEC」から送って頂いたもの。

       サイトは http://www.narnisotterranea.it/

       内部写真は禁止で、もし写真が欲しい方は申し込んで下さったら
       送ります、というので大いに期待してお願いしましたら、
       上の写真を含めたったの3枚!が届き、
       それも雰囲気を盛り上げたキャバクラかと思うような照明のもの!!
       
       がっかりで、ここでは1枚のみ拝借し、他はサイトから探しましたが、
       お陰で結構見つけ、へへ、それも良く見える、状態が良く分かるものを
       ここで使わせて頂き、
       サイト名の入っていないのが、拝借した写真です。
       



       先回ご案内した元のサン・ドメニコ教会、現在講演会場などに
       用いられている、その地下に
       12世紀の地下教会と異端審問所があったのですが、

       現在はナルニ・ソッテラーネア・Narni Sotterraneaとして公開されており、
       町の中心の通りをずんずん行き、元のサン・ドメニコ教会より手前に
       こんな表示が出ていて、ちょっとした広場になっているのに曲がります。
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       一番下の表示は、幼稚園があるという表示ですが、




       広場は幼稚園の子供達が遊び、迎えに来た母親達で混雑していて、
       そこで以前の訪問でも見た覚えの、この塔を撮っていましたら
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       一人のチビ君が、撮って!とポーズし、OKと撮って見せましたら、
       すぐ仲間を連れて戻って来て、ははは、全員でポーズ!
       こうして見ても、性格や将来の顔立ちも分かるようで面白いでしょう?!
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       右上角で笑ってみているのはアンジェラで、
       以前ちょっと書きました、50年前日本からの養蚕指導に訪れた
       松本からの日本人達と、暫く働いたという彼女です。




       広場にある入り口門をくぐり、階段をおり、右手に見える入り口が
       事務所、切符売り場。
       上の広場からはかなりの高低差
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       事務所から外に出れるようになっていて、その庭からの眺めがこれ
       つまり元のサン・ドメニコ教会は町の北西の崖っぷちにあり、
       奥の山腹に見えるのは、サン・カッシアーノ修道院・Abbazia di San Cassiano
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       アップするとこんな様子。 北からの高速をオルテ・Orteで降り、
       ナルニに向って谷底の道を来る途中で見上げる高さに見えましたが、
       10世紀に建設されたベネデッティーノ派の修道院
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       サイトで見つけた修道院内部、教会入り口の写真
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       14世紀に元のギリシャ十字の形から3廊式の聖堂様式に変更され、
       16世紀頃から僧侶達が退去しだし、ついには無人となり、
       建物の衰退も著しく進み、1970年代の修復までほって置かれたのだそう。
       
       内部にはあれこれ興味深い柱頭などもある様子ですが、
       時代が混乱するような部分もあり、
       さて現在はどのような管理で、公開されているものかどうか・・。




       遠望する写真で見えた位置から、かってはこちらの庭当りまで、
       修道院の領地だったという事ですが、

       こちらの庭にはこのアカンサス・Acanthusがたくさん咲いていて
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       私はこの花びらの形が柱頭の飾りの形になったと思っていたのですが、



       この葉の形、アザミの葉を大きくしたような葉の形が
       装飾文様に使われたのだそうで、
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       コリント式のと、ヴェネツィアのパラッツォ・ドゥカーレの柱頭飾り
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       いやぁ、やはり花びらの形も装飾文様になっていたと・・。




       さて、庭から入った場所でガイドさんからの一応の説明を受けますが、
       入り口の様子を一連でご覧頂きますと
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       最後の写真の軒下に見える左側の鉄柵の付いた扉口
       これが発見された地下教会の入り口で、
       上のさし掛け屋根はかって発見された時はなく、
       手前の前庭、この一帯は当時住み着いていた老人の
       家庭菜園だったのだそう。



       つまりです、1979年の5月、青年ともいえない少年の年頃の
       6人が洞窟探検と称し、新しく手に入れたロープの装備を使い、
       左側の高い壁を伝って、この庭に下りたのだそう。
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       第二次大戦の際、この一帯は爆撃を受け城壁が崩れていたのだそうで、
       きっと少年達には格好の遊び場と思われたのでしょうね。

       所が下に住み着きちゃっかりと家庭菜園を作っていた
       エルナーニ・Ernani の上に舞い下り、畑を荒らした少年達に
       老人は怒りますが、洞窟探検、宝物探しと聞き、
       エルナーニは、この壁の奥に宝があるに違いないと思っている!と。

       上の写真で見て頂いた地下教会の入り口には、
       今でこそ張り出しの屋根も付き、鉄柵も装備されておりますが、
       当時は石の壁で塞がれ、上部がほんの少し開いていたのだそうで、
       エルナーニ自身は何かあるのではと思いつつ、自分は潜りこむ気もなく、
       少年達に教えたわけですね。




       これが当時の少年達6人で、現在もボランティアたちのグループ
       UTECの創立者でもある、ロベルト・ニーニ・Roberto Nini
       が一番の年長で20歳だったそう。
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       このロベルト・ニーニは、リンクしますあれこれの
       Youtubeに登場して、地下教会や異端審問所に付いての
       説明をしておられる方で、
       彼はこの後大学に進み、考古学を修められたのだそう。
       ちょうど当時の冒険で出会ったこの地下教会を初めとする
       歴史の謎が、彼の一生を決めたという事ですね。




       潜り込んだ少年達が見つけたのはこの地下教会!
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       たっぷりと毎日与えられていた家庭菜園の水が上から浸み込み、滴り、
       発見された当時は、上から薄く石灰の幕をかけたようになっており、
       それでもフレスコ画に描かれた左右の天使の目が射る様に見えたと。

       左の下に槍を持っている天使は大天使ミケーレで、
       発見されて後12世紀建設のこの教会は改めて聖別を受け、
       サンタ・マリーア・デッラ・ルーペ・Santa Maria della Rupeと呼ばれますが、
       元の名はサン・ミケーレ・アルカンジェロ・San Michele Arcangelo
       分かったのだそう。




       少年たちは周囲の壁を叩き音響の変化を探り、
       ある部分の壁の奥が空白であるのを知り、崩したく焦りますが、
       隣に住んでいる住人のシニョーラが、自分の家にも被害が
       及ぶのを恐れ許しません。

       で、町中が見物に出かける「輪の競走」の夜を狙い決行。
       するとその奥に、長い細い通路が口を開け!!
       

       その通路の先には広い地下室があり、
       それがかっての異端審問所であった事が分かったのですね。
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       異端審問所、そう、キリスト教の教義に反する者であるかどうかを
       審問する所、その為には拷問もし、まずは死を逃れられない審問所。
       恐ろしい事は、その人自身のみでなく、証人させようと狙われた人間も
       拷問を受けたこと!

       ここがその場所であった事は、ヴァティカンの記録にあった
       地図で分かったと言いますが、

       ガイドさんの話では、今ここに見える拷問台2つ、
       右が引き伸ばし器、左が上に見える三角の角の上に上から落とす、は、
       ここに残っていたものではない、という事でしたが・・。

       に、拷問の図も出てきます。
       



       そして審問兼拷問所の横にある、そう広くも無い独房がこれ
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       壁一面に刻み込まれた様々な暗号のような図と文字!
       
       これの殆どを掘り込んだ人物は、
       Giuseppe Andrea Lombardini・ジュゼッペ・アンドレーア・ロンバルディーニ、   
       と彼自身が刻んでおり、
       彼はスポレートのサンタ・セーデ・Santa Sede、この言葉をどう訳したら良いのか、
       意訳して、カトリック教会での最高権威を持つ(事務所)とでも?
       に勤める伍長で、
       逮捕された友人を救うために働き、逆に逮捕された様子。
       



       一番上に見えるのは、真ん中に IHS ・救世主キリストの意 を図案化した物で、
       その左右に IL PARA   TISO SANTO・Il Paradiso Santo・聖なる天国
       にも見えるように、わざと D の字が省かれ、T で置き換えられています。
 
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       これは上記した彼の名前の中のDを使うべき箇所もTの字になっており、
       自分をこの様な異端審問所、独房に落とし込んだドメニコ会派の頭文字である
       D を意識し、憎み、省いたものだろうと。

       R が我々には V かとも見えますが・・。
       引っかき削り込んでいて、赤く見える字は砕石+おしっこ、なのだそう。

       中には、シンボルらしき印が何か分からなかったのが、ここを訪れた
       観光客の一人が、あれはフリー・メイスンの印であると教えてくれたり、
       とにかく全部の壁一面に広がっておりますが、未だに書かれた意味が
       判読できないものもあるそう。

       4,12,1759の数字も見えますが、もう1つの数字から想像するに、
       彼がこの独房で過ごし、取調べを受けたのは
       約3ヶ月間だったろうといい、その後特赦を願い3年後に許しが出て、
       その後の彼がどこに行ったか、どこで亡くなったかは分からないと。

       彼の名はヴァティカンの記録にも残っているのが、
       10年ほど前に分かったそうで、
       独房の文字は殆どが彼の掘り込んだもので、他には2人かな、
       の名前が見えるそう。

       
       そして彼の他にも一人名前が挙がるのが、ドメニコ・チャボッキ・
       Domenico Ciabocchiで、1726年の4月重婚罪で逮捕され、
       この独房に入れられたのが、看守を絞殺して逃げます。

       逃げた後どうなったかを、ガイドさんが話してくれましたが、
       逃げたものの2人目の妻が恋しく便りを出し、ははは、
       勿論ちゃんと見張りがついていて、会う約束を教皇領との境の町にして
       返事を出し、やって来たのを再逮捕した、という事。

      
       この異端審問所と独房に至る戸口は石を積んで隠してあり
       1860年にイタリア国家統一がなった時、ガリバルディ軍が到着し
       修道院を略奪したので、ドメニコ会僧たちは放棄して逃亡
       老人達の言い伝えで、町に地下があると言われていたものの、
       誰も見た事がなかったのを6人の少年達が見つけ出した訳です。

       つまり新しいイタリア国が出来る直前まで、19世紀まで!
       我らが中世の歴史の1つと思い込んでいた
       あのおぞましい異端審問所なるものが、纏綿と続いていた事になります!!

       という事は、
       きっとナルニの町だけの事ではなさそうと思われませんか?
       ドメニコ会派は異端審問では大いに活躍したという話ですしね。

       
       そして重婚罪のチャボッキの記録は、町の記録にも名前があったのが
       見つかったのだそうですが、
       全審問記録が見つかったのは、なんとアイルランドはダブリンの
       トリニティー・カレッジの図書館から!

       これも聞いていて、携わったヴォランティアの方にとっては
       ちょっとした鳥肌物の因縁話の様にも感じられたろうと思うほど
       興味深い話なので、ここにご披露しますね。

       つまりこの記録類は、ナポレオン軍が到着してあれこれかっぱらい、
       しっかりパリに持って帰っていたのを、
       ヴァティカンから特使が行き、どんな記録かを調べた後、
       大したものではないと思うのを古物市で売ったらしいのです。
       一駄分と言ったか、一行李と言ったか、ちょろまかしたとか・・。
       
       それを買ったのがダブリンの図書館に収まっていた、というのも、
       一学生がここの見学に来て話を聞き、それは自分の大学の図書館にあると

       ヴォランティア達はこの地下を整備し公開し、そうやって幾らか
       稼いでは保存費用、新しい発掘に使っているのだそうで、
       到底ダブリンにまで出かけて調べる余裕もなく、
       ヴァティカン古文書館でコピーを頼むと、1枚80エウロなんだそうで!
       半ば諦めていたのが、
       ある日大きな荷が届き、中にはいっぱいの裁判記録のコピー!
       それが重婚罪でつかまったチャボッキの全記録だったそうで、

       漸くに長い年月の調査、約30年間の調査の末に
       地下の異端審問所の働きが明らかにされた事になります。

       Youtubeはイタリア語のみで、説明も重複しますが、
       2つ目のには、町のご案内もありで、

       町のみのご案内は




       長々とお話しましたが、
       他の地下室を利用しての展示もされており、
       その中のひとつ、
       ちょっとこれは見難いのですが、中央の鉄製の物にご注目を
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       真っ直ぐ続くアッピア街道に感嘆したものですが、     
       その建設などに使ったものがこれ。
       上に十字に渡された棒から、錘に糸のついたのが2本ずつ下がり
       これを支柱の後ろから眺め、真っ直ぐの位置を決め、
       先行する杭打ちに指示したというもの。

       そうなんだ、こんな道具を使って、あの真っ直ぐな
       美しい道が出来たのですね。




       こちらは現在のヴォランティアの皆さん達で、
       中央にしゃがんでおられるのが、ロベルト・ニーニ氏
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       地下教会、異端審問所の公開は、ガイド付きで約1時間
        6月15日から9月15日まで
         月曜~金曜12時と16時  土曜 12時 15時 16時15分 17時30分
         日曜と祭日 10時 11時15分 12時半 15時 16時15分 17時半
       
        4月1日から6月14日  9月16日から10月312日
         土曜 12時 15時 16時15分 17時30分
         日曜と祭日 10時 11時15分 12時半 15時 16時15分 17時半

        11月1日から3月31日
         土曜 15時
         日曜と祭日 11時 12時15分 15時 16時15分

         クリスマスは休館

        ガイドはイタリア語、英語、フランス語などで、他はオーディオ・ガイドですが、

        日本語は・・?


        予約は 333.1041645 または 0744-722292

        info@narnisotterranea.it 規定時間以外の日時でも予約は可能との事





       地下を辿って元のサン・ドメニコ教会内もちょっと拝見
       写真なし、うろつきなしで、こういう柱の壁画などは見られず・・。
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       今回は少し重いお話が続きましたので、
       最後は、毎年5月に行われるナルニの町を挙げてのお祭り
       「輪の競走・コルサ・ディ・アネッリ」の写真を少しご覧頂きますね。

       これは中心通りで繰り広げられる「中世の市」
       様々な屋台店が並び、楽しそうでしょう?
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       「輪の競走」の前夜には、町の各地区の楽隊の競演もある様で、
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       これは2015年のものですが、余り手振れが無いので、




       美人さんを。 2015年のオフィシャル・イメージですと。
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       競技の模様を2枚
       吊るされた輪の中を騎乗の選手が槍で突くのですが、
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       競技場の広い場所と、町中の狭い通りでのと2種類見つかりましたが、
       競技は2週末に渡り繰り広げられる様子なので、その違いかも。
       済みません、詳しく読む余裕がなく・・。




       勿論、お祭りには美味しい食事も付き物ですが、
       ははは、こういう人が作る料理は絶対美味しい筈ね!!
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       最後は落穂ひろいを、ははは。
       先回ご覧いただいた紀元前27年のアウグストの橋ですが、
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       1826-27にフランスの画家カミーユ・コローが描いたのを見つけました。
       ルーヴルに収蔵されているようですが、

       なんとネーラ川がかなり幅広いではないですかぁ!
       私が見た撮った川の2倍は軽くありますねぇ。
       今この左岸のすぐ近くを国鉄が走り、家も立っているのですけど、
       現在は水量が少なくなったのか、それとも画家のデフォルメかな?

       それにしても遥かフランスから、ウンブリアの南のナルニまで、
       あの当時どの位かかって辿り着いたのでしょうか?!
       その画家魂に、敬意を表しますです。


       という、ナルニのご案内その2でした。
       お楽しみ頂けました様に!



     ◆ 嬉しいご案内を ◆

       皆さんは「ルネサンスのセレブたち」というブログをご存知でしょうか?

       ルネッサンスのみでなく、ローマ期の歴史も含め、様々な人物や
       絵画、歴史上の事柄に付いて詳細に書かれているブログで、
       書き手はCuccila・クッチョラ・子犬さんと仰います。
       この名はイタリア人のご主人が、小柄な奥さんに付けられたとか。

       ブログの最初からファンになったのですが、
       しっかりした文章、内容、そしてローマ大学に留学され
       勉強された事なども知るにつけ、
       いつか必ず何かを成し遂げられる方、と思い、
       遠くから、頑張って下さい!とエールを送って参りました。

       彼女とは未だお会いした事なく、メールで時々のやり取りなのですが、
       それでもお付き合いはもうかなり古く、
       暫くしてお生まれのお嬢ちゃんが、この秋から小学校に!
       というお付き合いです。

       その彼女がどうやらウェブ・マガジンの書き手となったらしい、
       というニュースを知り、メールをしましたら、
       暫く前にお返事を頂き、
       
       講談社の Courrier  クーリエ・ジャポン
       というウェブ・マガジンに記事が既に記事が2つ掲載された事、

       「薔薇の名前」のウンベルト・エーコの遺言に付いて
 
       イタリアの「観光できない楽園」をめぐって

       偽イタリア産食品に気をつけろ
       
       これ以外の新しい記事は、署名が出ないので探しようがなかったのですが、
       新しい記事も既に載っているのかもしれません。

     
       そして別のウェブ・マガジン CIRCUS には

       ダ・ヴィンチの食堂 第1回 天才達の食事情   
       雑誌は月刊のようで、アドレスで出なくとも、
       右のカテゴリ欄「最近の記事」から読めます。
       
       第2回 美食の国イタリアの給食あれこれ
       と載っているのを拝見できました。

       こちらは署名入りですし、「ダ・ヴィンチの食堂」で
       調べられますね。

       Cucciolaさんのファンの方、またそうで無い方も、
       どうぞ彼女のブログ以外の記事にも、ご訪問お願いいたします


       cucciolaさん、遂にご自分のされたかったお仕事を始められ、
       本当におめでとうございます!!

       現在されているお仕事、お家の事、そして子供さんの事、
       様々にお忙しい日常の中で、別に調べて書く仕事が増えるのは
       大変だろうと思いますが、
       幸いご主人が協力されて下さっていると知るのも、心強く、

       ご自分の念願に向って、次なる飛躍に向けて
       体調にお気をつけ、大いに頑張って下さい、と応援いたします!!

       フレー、フレー、クッチョラ!!
       


     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、お終いと、描き始めと、 カルページカ村の日の出 を
       アップしています。    
       見てやってくださ~い!    



     *****        
       
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by italiashiho2 | 2016-07-24 00:43 | ・ウンブリア Umbria | Comments(10)
2016年 06月 04日

   ・・・ イタリア共和国 建国70周年記念パレード ・ ローマ ・・・

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       イタリアは第2次大戦後の国民投票により、
       それまでの王政から共和国となり、今年で70周年
       その意味ではとても若い国なのですが、

       毎年6月2日を共和国記念日として祝う祭日となり、
       ローマの中心フォーリ・インペリアーリ通りで
       軍事パレードが行われる様になったのも、
       先々代のチャンピ大統領の時、2000年からの事。

       以前はよくTV中継を見ていたのですが、久し振りに今回
       中継を見て写真を撮り、皆さんにも様子をと張り切ったのでしたがぁぁ、
       情けない事に、コンデジ・オートで撮ったら良い写真が撮れず・・!
       ご容赦願います!!
       
       が、イタリアの建国記念日祭日の軍パレードのTV中継、
       どんな様子かお楽しみ下さい!

       上はフォロ・ロマーノの近くのお家にかかる、大きな三色旗




       フォーリ・インペリアーリ通り・Via dei Fori Imperialiは、
       かのコロッセーオから北西のヴェネツィア広場を結ぶ850mの通りで、

       ヴェネツィア広場の西角にあるヴィットリアーレ、無名戦士の廟
       番組の最初に流れ、 
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       3色の煙を吐きながら、上空をアクロバット飛行隊が通った様子も。
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       どちらの写真にも見える煌びやかな甲冑姿は、
       コラッツィエーレ・Corazziereと呼ぶ、大統領の儀式で護衛を勤めるもので、
       乗馬が出来ること、背が高い事を条件にカラビニエーレ・Carabiniere・
       元々国王の護衛から派生した警察、の中から選ばれるのだそう。
       



       正面にコロッセオの見える風景
       左に見える通りがパレードの行われるフォーリ・インペリアーリ通りで、
       右側にフォロ・ロマーノの遺跡跡が広がります。
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       フォーリ・インペリアーリ通りの左側、既に観客がいっぱいですが、
       後ろにも遺跡群が。    
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       正面にコロッセオの見えるフォーリ・インペリアーリ通り
       右に半分切れて見えるのがヴィットリアーレ・Vittoriale、      
       無名戦士の廟はここに。 

       パレードは、コロッセオの方からこちらに向って進みます。
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       この中継を見る時いつも思うのですが、 
       本当に舞台装置が良いなぁと!! 思われません?!
       

       コロッセオの修復は済んだのでしょうが、
       今回、手前にまだ少し覆いが見え、これが残念・・。

       それにしても、少し修復が綺麗過ぎるのではないかと思いますが、
       ローマ期の人々は、こんなコロッセオを見ていたのでしょうか?!
       



       音楽隊がコロッセオに向って進み
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       大統領の乗られた車を護衛するコラツィエーリを迎える形。
       後部座席奥に大統領の姿。
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       こうして中央の貴賓席前に到着され、 
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       お迎えの上院下院議長と首相にご挨拶され、
       貴賓席中央にお着きのセルジョ・マッタレッラ大統領・Sergio Mattarella,
       第12代イタリア国大統領、現在74歳。
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       はい、イタリアに大統領が居られるのは余りご存知無いかもですね。
       大統領はイタリア国を代表する方ですが、国政には直接関与せず、
       首相に助言を与える、というお立場なんだそう。

       先々代のチャンピ大統領の時よりイタリアは大統領に恵まれており、
       とshinkaiは勝手に思うのですが、
       チャンピさんは国民に初めて大いに愛された大統領であり、
       先代のナポリターノ大統領はご自分で任期を延ばしても、
       あの恥知らずなベルルスコーニ首相と戦われた大統領でした。
       
       現在のマッタレッラ大統領は、イタリア憲法の判事だった方で、
       彼の弟は1980年にシチーリア州の知事を務めていた時にマフィアに
       暗殺され、それが政治界に入るきっかけとなったと聞きました。



       コラッツィエーリの団長(言葉が浮かばず・・!)が音頭を取り
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       ファンファーレが流れ、ついでイタリア国歌の演奏
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       今年建国70周年のパレードの先頭を切ったのは、
       イタリア国中から集まった400人の市長たちの行進で、
       8000市の参加があったそう。
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       先頭の真ん中にいるのは、(写真前列左から2人目)レオルーカ・オルランド・
       Leoluca Orlandoパレルモ市長で、その右も顔は知ってますが名が・・。


       今年は共和国建設70周年記念でもありますが、
       婦人の投票権獲得70周年でもあるのだそう。



       貴賓席前列中央に並ぶ、左から首相のマッテオ・レンツィ・Matteo Renzi、
       上院議長ピエトロ・グラッソ・Pietro Grasso、
       マッタレッラ大統領、下院議長ラウラ・ボルドゥリーニ・Laura Boldrini、
       一番右は・・、知りません。
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       貴賓席前を護衛するコラツィエーレ
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       そしてその脇にしゃがみこむのは、招待された子供達
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       さて、カラビニエーリの軍楽隊の行進が始まり
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       中央貴賓席前で、礼を捧げて行く姿。(ピッタリの言葉がありましたっけ?)
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       このパレードは軍隊の行進が主で、
       右から、陸軍、海軍、空軍、カラビニエーリ、財務省の軍
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       日本では大蔵省が軍を持つ、というのは考えられませんが、
       イタリアには財務省の軍があり、大いに働いています。
       



       そしてイタリア20州の旗の行進
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       この方は軍に在籍の、パラリンピックに出場される方だそうで、
       車椅子に乗っての行進参加、
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       その後ろには、各軍からのオリンピック参加の選手たち
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       陸軍の先頭を切って登場は、有名な歌う部隊、
       サルデーニャはサッサリ・Sassari旅団
       第一次大戦の時は「赤い悪魔」との勇名を馳せたそう。
       歌はこちらで。 
       歌詞は勿論サルデーニャ語! まるで分からずですが、
       「お前がもしイタリア人なら、サルデーニャ語で話せ」と!
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       貴賓席で拍手するレンツィ首相と、その左の女性は、
       マッタレッラ大統領と一緒に車で登場した、初の女性防衛大臣
       ロベルタ・ピノッティ・Roberta Pinotti、52歳だそう。
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       寄り道ヴィデオ。朝会場に上院議長グラッソと歩いて到着のレンツィ首相。
       市民達から、頑張れ、投げ出すなよ!と声がかかります。
       政治オンチのshinkaiですが、今までのイタリアの政治家とは一味違う
       彼に、どこまでやるれか、密かに声援して見ています。




       これは赤十字のヴォランティアの皆さんと。
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       アルピーニ・イタリア山岳兵部隊、オーストリアからのイタリア独立では
       大いに戦ったアルプス兵、帽子に黒い羽1本が目印で、
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       今回はスキーを担いだ姿も登場
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       普通の行進速度は、1分間に130歩だそうですが、
       アルピーニの速度は遅く1分に100歩。
       逆にパレード最後に登場のベルサリエーリは、180歩!




       たくさんの部隊、士官学校の生徒達、様々な伝統衣装で登場なのですが、
       とてもすべてご案内できず残念!

       海軍の登場、まずは軍楽隊から
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       士官兵たちが、サン・マルコ!と(連隊名)叫んだ所
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       海兵の中に、肌の色の違う兵もいるのを見つけました。
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       イタリアは既に軍は皆職業軍人ですので、かっては国籍が違っても、
       イタリアで生まれ育った人達が軍に入っているのでしょうね。




       空軍
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       驚きましたぁ! モデルが扮装したのかという様な女性が、
       ヘルメットにカメラを付けたパイロット姿! 立派!!
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       カラビニエーリ。 元は国王護衛の憲兵から派生した、
       警察でもあり、軍組織もあるカラビニエーリ。
       ミラノのスカラ座前辺りで白馬に跨っているのもカラビニエーリですが、
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       軍であり、アフガニスタンにも中近東の紛争にも派兵
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       こちらはカラビニエーリ所属のワン君たち
       綺麗に撮れずにごめんよ!
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       そして財務省軍、フィナンツァ・Finanzaといいますが、
       どの軍も最初に軍楽隊が行進し、
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       ほらね、軍隊であるのが分かるでしょう?
       マフィア相手の財産差し押さえとか、襲撃とか
       やはり軍である必要がいろいろあるんだろうなと想像・・。
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       そして赤十字の皆さん
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       国の警察、ポリツィーア・Polizia関係、刑務所警察、地方警察などなど
       たくさん登場してきたのですが、この方達だけは外せず、
       
       プロテツィオーネ・チヴィーレ・Protezione Civileの皆さん。
       様々な自然災害の時に働いてくれる方々です。
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       そして最後を〆るのは、ベルサリエーリ・Bersaglieri
       黒い羽根つきの帽子を被り、走って行進する歩兵隊。
       とても人気があるんですよ!

       まず整列し、演奏しながら走り出し
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       あっという間に通り過ぎて行きます!
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       こんな感じで~す



       マッタレッラ大統領が近くの皆さんにご挨拶されはじめ、
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       もうそろそろと、テレビ・カメラが捉えたフィレッチェ・トゥリ・コローリ・ 
       Frecce Tricolore・3色の矢
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       ああ、やっと一枚綺麗なのが撮れましたぁ! そう止まっていてくれたらね。
       いつも思うのですが、それにしてもRAIのカメラマンは良い目をしています!!
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       大統領お迎えのカラビニエーリの軍楽隊と、コラツィエーリが近づき
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       貴賓席前に整列
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       再度、国家演奏が始まると、上空をアクロバット飛行隊
       「3色の矢」が飛びます。 綺麗! いつもわぁお~!と見とれます。
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       フレッチェ・トゥリコローリの演習風景は、


       今年のパレードの様子、短いですが、最初に用意したのよりも
       良く見えます。 イタリア警察のヴィデオですと。
       
       こちらは前夜の夜間リハーサル、全部の軍楽隊
       




       貴賓席前にいた子供達が、自分達で描いた5mもの、
       この記念日の印象の絵を差し上げ、記念撮影を。
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       ローマの空を去っていく、フィレッチェ・トゥリ・コローリ
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       パレードの間は何とか保った曇り空が、遂に小雨となりましたが、
       車のホロをそのままに、コラツィエーリに護られ会場を去る大統領
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       お帰りになる大統領官邸、クゥリナーレ宮・Palazzo Quirinaleに翻る旗
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       という、イタリア建国70周年の軍パレード
       毎年同じではなく、今年は装甲車類の参加もなく、
       一度見て恐ろしくも感じた騎馬の槍部隊の参加もありませんでした。

       私は単純に煌びやかなイタリア軍の男達を眺め、
       空を飛ぶ美しい「三色の矢」の軌跡に憧れ、パレードを見つめます。

       イタリアの一面を楽しんでご覧頂けると、嬉しいです!



     *****

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by italiashiho2 | 2016-06-04 03:40 | ・イタリアのお祭り Festa ital | Comments(9)
2016年 05月 15日

   ・・・ ヴァルヴァゾーネの城 ・ イタリアで一番美しい村々の ・・・

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       先々回ご案内しました「イタリアで一番美しい村々」に登録の、
       フリウーリ・ヴェネツィア-ジューリア州のヴァルヴァゾーネ

       今回は村の起源ともなり、公爵領主の居城でもあった
       お城のご案内を。

       当日は曇り空でしたので、まずトップは青空の美しい写真を
       サイトから拝借致しまして、

       元々は13世紀の要塞城で、周囲を深い堀が囲み高い塔もあって、
       現在は橋も普通ですが、当時は跳ね橋だったと。
       


       真正面からの写真では見えない、向って左側も少しどうぞ
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       長い世紀の間に炎上もし、修復され拡張され地震の被害も受け、と
       様々な変遷を辿った城で、
       まず橋の向こうに見える門囲いの上部、本来ならばこの上部には凸凹形、
       イタリア語でメルレット・レース飾り、があったのが潰されていて
       名残がうっすらと見えますね。
       
       左に見えるロッジャ部分も、18世紀になってつけられたもので、
       正面上部の壁にも円柱が残っているのが見えます。
       我々の内部見学は、左のロッジャ部分から入りましたが、
       ロッジャには門囲いの内側の、左に開いた入り口から。

       城は現在、国の記念物に指定になっているそうですが、
       持ち主はコムーネ・市。
       現在まだ修復が続いていて内部の一般公開はされていない様子。
       ガイドさんが鍵を開けて、という形でした。





       橋を渡っての奥に見える中庭と、円形の井戸
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       実は上の写真で見える右側の翼部分、ここは個人の持ち主が
       3軒分入居されているそうで、かって公爵から購入されたとの事で、
       我々は中庭には入れず。

       門の奥には鉄柵があり、たまたま入居者の車がやって来て柵が開き、
       中が見えたのでした。




       本館側左部分3階と4階の間、18世紀の改修部分
       これは実は3階の上の部分に、テラス庭園があったのを潰し、
       居住部分に替えた名残なのだそう!
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       皆が一斉に、勿体ない!と声を上げたのですが、ははは、
       ガイドさんの説明によると、時代が下り、要塞城というよりも
       ルネッサンス様式の居城に様変わりしていて、
       一族の皆さんがたくさん住んでおり、部屋が不足だったのだろうと。       




       正面左側壁の様子。 右がやはり18世紀に建て増しのロッジャ部分の上、
       左の窓の形は古い物。
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       ロッジャの前庭から見る埋め立てられた堀と、深い堀だったそう、
       お城前の広場にある建物類、多分この辺り家臣達の物と。
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       お城前の広場・ピアッツァ・カステッロ
       現在は駐車場になっていますが、
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       右奥に見えるのは塔の門で、



       こんな様子で、町の西側の門。
       塔の名はトッレ・デッレ・オーレ・Torre delle Ore,
       かっての時代、時を知らせる鐘でも備えていたのでしょうか。
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       右に見える壁画のある建物は
       


       これ。 トラットリーア・ラ・トッレ・Toratoria La Torre,
       ちょっと有名な土地の料理、そして古い土地の料理を食べさせる様子。
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       広場の端にある井戸、優雅な飾りがありますから、
       この広場の周辺建物は、領主の主だった家臣達で占められていたものと。
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       広場南面の様子。 見える鐘楼は先回ご案内のドゥオーモの鐘楼。
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       サイトで見つけた17世紀のお城と村の様子
       堀が周囲を囲い、町の周囲にも流れ、城壁が町を囲んでいた様子。
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       堀に渡された橋は3本あり、一つは上のトッレ・デッレ・オーレに、
       もう1本は城に、そして集落に連絡していたそう。

       城の高い塔も、高さ18mあったそう、積年の災害などで危険な状態となり、
       1884年に取り壊されたと。




       こちらがロッジャ部分で、ここから我らは城の中に
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       最初に入った部屋の様子で、兵達の詰め所でもあったでしょうか。
       一番手前に見えるのが大きな釜、洗濯物の煮沸に使われ、
       18世紀まで使用されていたと。
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       灰汁を使い、また香り付けの香草も使ったりで、
       この部屋は「香りの部屋」と呼ばれていたと。
    
       ですが、洗濯の後はちゃっちゃっと洗って、きっと煮炊きもしたんだろうね、
       というのは、shinkaiと傍の仲間との内緒話。

       見える鳥の様な物は、グリフォーネ・grifoneという伝説上の鳥で、
       現代の鉄の彫刻。

       一番奥に切込みが見え、真ん中にも扉が見えますが、ご留意を。       




       これが釜の部分で、大きなフードがあり、
       左横には、窓際に設えの席が向かい合ってありました。
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       真ん中の扉の中、隙間から中がチラッと見えるのに気がついた
       shinkaiが必死で狙うのを見て、ガイドさんが開けてくれ、ははは、

       はい、トイレなんですけど、壁に聖像用のくり貫きがあるのを  
       初めて見まして・・!
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       そして、蓋付き! ガイドさんに確かめましたら、
       やはり堀に落下する様になっていて、ははは、
       蓋は臭い封じでもありますが、風などの吹き込みも防いだのでしょう。

       ここのは修復され、座も蓋も新しい物でしたが、




       部屋の奥に見えた、壁の切り込み式のトイレがこれ!
       ここのは座も蓋も木の、古い物でしたぁ。
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       こういう古いトイレには、大いに興味をそそられるshinkaiでして、ははは、
       フィレンツェはヴェッキオ宮のは  http://italiashio.exblog.jp/10363547/
       同じくフィレンツェ、ダヴァンツァーティ邸  http://italiashio.exblog.jp/10480570/
       アシャーノの博物館内のは  http://italiashio.exblog.jp/20195158/


       友人のジュリアーナは、フリウーリの北で暮らした子供時代
       お祖母ちゃんの家にこんな蓋付きトイレがあり、
       中に吸い込まれそうでとても怖かった!という想い出話をね。

       以前読んだ「ノルチーノ登場」という戯作本には、
       ノルチーノというのは、ウンブリアはノルチャ出身の、
       豚肉加工職人であり、藪医者でもあり、去勢手術人を指しますが、

       ケチなノルチーノがあれこれ細々と遺言を書き残すのに、
       瓦1枚とか、楊枝1本、スプーン1本とか、ははは、
       中にトイレの蓋、というのがあり、当時は意味が分らず訊ねましたっけ!
       ははは、こちらのトイレの蓋は丸いのも知ったのでしたぁ!!




       天井にはこんな風に飾りが描かれ、柱の間にはそれぞれの紋章が
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       部屋の端の壁には、かっての落書きがあれこれ!
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       窓の外を覗くと、抱卵中の鳩が2羽。 頑張ってね!
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       こちらはフレスコ画装飾がされた部屋
       修復が済んだばかりなので、触らないように注意をとガイドさん。
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       順にご案内しますと、正面のは、最初のフレスコ画を塗りつぶした上に
       後の時代に描かれたもの、を引き剥がし、改めて別の下地に貼り付けた物。
       



       右側の壁、これが上に見えたものと同じ、後から描かれた柄。
       これがいつの時代のか、説明を聞き逃し、サイトでも見付からず・・。
       17~18世紀の物でしょうか?
       長年同じ古い壁画を見続けて、きっと飽きが来たのでしょう、ははは。
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       これも上の写真の続きですが、
       上に見える黒と赤の狼の立ち姿、これがヴァルヴァゾーネの
       城主の紋章でして、
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       白地に黒が、このヴァルヴァゾーネのもので、
       赤が同じ家系の分家筋というのか、クッカーニャ・Cuccagna、
       そしてスピリンベルゴ・Spilimbergoの領主の物で、
       村の中にも並んで描かれているのが見えました。

       元々ヴァルヴァゾーネ・Valvasoneという領主の名、村の名は
       ドイツ語の wolfes + höfe に由来し、狼の群れの意、
       イタリアの北東の国境を越えたオーストリアは
       カリンツィアの貴族出身との事。

       13世紀に当時あった古い要塞の跡に城を築き、
       先回町のご案内の時にご説明した、ローマ期以来戦術上重要な
       ターリアメント河渡河のこの位置で栄えたという家系です。




       さてこちらが左の壁の興味深いフレスコ画で、
       修復の際に偶然上のフレスコ画の下から見付かったという
       14世紀中頃のもの!
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       右端から、貴族の男女の姿、木の姿に囲まれての比喩的な物
       そして左端が大変興味深いロバと狼の姿。




       右端の貴族の男女の姿ですが、
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       左の3人の女性の真ん中は既に結婚した女性を表し、何か贈り物を
       差出し、奥は城を抱えていますね。そして音楽を奏でる手前の女性。
       さて何を物語っていたものか、絵に隠された比喩は?
       



       真ん中の木に囲まれた小さな図ですが、これも当時の比喩らしく、
    
       子供達が遊んでいる図ですが、フリウーリ弁で書かれた文字は、
       「さて、遊びが始まる」と。
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       夫婦に小さな子供2人、テーブルの上には硬貨が見え、
       夫が頬杖をつき、書かれた文は
       「ここが思案のしどころ」という意味と、ははは。
       ね、洋の東西、世紀を問わず、どこの家庭も同じなので~す!
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       男女が向き合い、鏡を見ながら見繕いを
       「綺麗にして」と。
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       全体で何か賢者の言葉を伝える、絵解きだったのでしょう。




       左のこれは、アルメッリーノの毛皮を着たロバが立派な椅子に座り
       前に狼が居ます。
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       現在はロバは馬鹿の意味で使われますが、中世の世にあっては、
       ロバは賢者だったのだそうで、ガイドさんは意味不明と言いましたが、
       サイトで見た説明にはこんなのがありました。

       つまりアルメッリーノを肩にかけたロバは、アクイレイアの司教で、
       アクイレイアの司教はかっては大勢力を誇り、このヴァルヴァゾーネも
       その支配下にあったほどで、
       前にいる狼に、勿論ヴァルヴァゾーネの領主、何か教えていると。

       土地に残る話に「ゾッポラの戦争」というのがあり、それの関係だろうとあり、
       何かと調べましたら、
       ゾッポラ・Zoppolaという町がヴァルヴァゾーネの南西10kほどにあり、
       ここに11世紀からの城があり、城主は変わっても1405年まで続いていたのが、
       それ以降アクイレイアの司教の持ち物となり、現在に至るも
       荘園(土地)は当時の司教アントニオ・パンチェーラ・A.Pancieraの子孫、
       パンチェーラ家のものである、というのがありました。

       ヴァルヴァゾーネの領主とゾッポラの領主が争ったというのに、
       案外アクイレイアの司教が乗り出し、上手い事我が物にした、された、
       という事を代々伝えているのかな、とも・・?!
       
       所でこの城は現在も残り、中には天井が木製金塗りの小さな司教の書斎とか、
       ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロやピエトロ・ロンギの作品も残っていて、
       予約すると、庭園共々見学できるのだそう!
       
       電話 +39-0432-288588   ファックス +39-0432-2297790
       サイトは www.consorziocastelli.it
            info@consorziocastelli.it

       聞いたことも無い別の田舎の町にも、かっての富が眠っているようですね!



       
       この部屋の天井にもやはり模様が施されており、間には多分一族の
       肖像なのでしょうね、特別豪華ではありませんが、
       やはり中世の要塞とは違う、居城の趣になっていたのが分ります。
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       これは隣(最初)の部屋から入ってきた境にあるアーチですが、
       やはりここにもフレスコ画の装飾が。
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       この階段の下には下りれませんでしたが、城の半地下にでもなるのでしょうか、
       きちんと修復が施されており、
       階段は貴人たちが騎乗のまま上れる、段差の低い物
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       この部屋から低目の扉を潜り、段差を一段下ると、
       この城の呼び物の一つである、小劇場!
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       舞台上はこんな風で、上には左脇からと、今見える右奥から階段があり、
       子供達が遊ぶ間に風景が描き込まれた帯状の飾り模様が天井の下を巡り、
       正面左側の聖母子像と、右の大きな額縁は騙し絵です。




       舞台に向う客席側は、こんな感じで上部にあり
       細かい細部にもすべて装飾が施された18世紀の、一族用の小劇場!
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       我々が入ってきた隣の部屋からも入れますが、
       舞台の対面に入り口扉があり、そこから左右にある階段で上の桟敷に
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       観客席の下はこんな感じで、立ち見も出来ると言うわけですが、
       上の観客席はせいぜい35,6人と言ったかな、
       完全に一族が楽しむ為の小劇場なのですね。
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       帯状の飾りは子供達と風景ですが、
       16世紀のエラーズモ・ディ・ヴァルヴァゾーネ・Erasmo di Valvasone
       (1523-1593)という方が、一族の中で一番有名な詩人で
       作品を残されているのだそうで、その中の場面の様子と。
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       城の2階には礼拝堂や、豪華な大部屋などがあるそうですが、
       ガイドさんによるとやっと修復が済んだ所で、まだ公開されていない、
       との事でしたが、

       初めて知り見たこの城の内部の裕福さ贅沢さに
       なんとまぁ、こんな田舎に!というのが正直な感想で、
       奥が深いなぁと思った事でした!
  



       毎年9月の半ば、金土日の3日間、今年2016年は9月9,10,11日に、
       「中世のヴァルヴァゾーネ・Medioevo a Valvasone」という、
       栄えた16世紀辺りを目安にした回顧祭りが開かれる様子で、
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       こんな旗振り競技も、騎士物語りも、時代衣装の行列も
       繰り広げられ、
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       中世風の屋台や職人芸や、様々な催しが楽しめる様子。

       最後は、夜の広場の様子をどうぞ!
       チャンスがありましたら、このフリウーリの古い町にお出かけ下さいね!!
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     *****

       皆様、いつもブログご訪問、有難うございます!

       さてshinkaiは、この18日から22日までの5日間、
       グループのバス旅行で、ラツィオ州の海岸沿いの町、島を巡る旅に
       出かけますので、春休みを頂く事とし、へへへ、
      
       次回のブログアップは25日に、という事で、
       宜しくお願い致しま~す!!

       はぁ、いつも日曜のshinkaiではありますがぁ、
       ブログに追われぬ10日間は嬉しいぃぃぃ!! うふぃうふぃ。

       しっかり眺め、撮りまくって来るつもりで~す!

       皆様にも良い春でありますように!!
       

     *****

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by italiashiho2 | 2016-05-15 00:03 | ・フリウリ・VG Friuli- | Comments(4)
2016年 01月 16日

   ・・・ ルイーザの家で、新年会 ・・・

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       10日の日曜日、ルイーザが仲間を昼食に招いてくれ
       彼女の料理の上手さを知っている我ら一同、いそいそと出かけました。

       本当は6日の祭日、主のご公現の祝日・エピファニーアにと
       ルイーザ・Luisaは考えていたらしいのですが、
       なぜならこの祭日はまたべファーナ・Befanaとも呼ばれ、
       かってはクリスマス・シーズン最後の日、5日の夜子供達に
       プレゼントをもって来た老婆・べファーナを指しますので、
       ルイーザはこの日に仲間を集めたかったらしいのですね! きゃはは。

       残念ながら既に食事の約束があった仲間もいて、
       10日に、となったわけです。




       曇り空、朝にはちょっぴり小雨も降り、歩き会は中止となったこの日、
       家の中に入りますと、既に居間のテーブルには準備が整い
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       脇の小卓にもお菓子や果物!
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       かって知ったる家でして、ははは、台所に行くと、
       ルイーザの従姉妹のマーラ・Maraも来ていて、
       ルイーザの夫レナート・Renatoと共に、せっせとカナッペの準備中!
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       既に準備の出来たお鍋の中には、左上から小玉葱の甘酢漬け
       右にレンティッキ・レンズ豆の煮物、右端と手前下はラディッキオ・トゥレヴィジャーノ・
       ラディッキオの中でも一番美味しいトゥレヴィーゾ産のグリル
       左端の黄色いのはポレンタ
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       お鍋の中にはカボチャのスープと、菜食者が多いのを考慮した料理のあれこれ。
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       台所の窓からは庭が見え、左にチラッと見えるのは、
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       レナートが作った工具小屋で、手前は菜園
       庭が玄関前からL字型に広く続いていて、様々な花壇も。
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       玄関前の大きな木に、昨年何度もフクロウがやって来て
       朝2階の寝室の窓からちょうど見える高さに止まり、
       それも1羽から2羽になり、最後には小さいのも一緒だったそうで!
       今年も葉が茂り始めたら戻ってくれるのを楽しみにする彼ら。




       shinkaiが台所口から庭に出て、クリスマス・ローズなどを撮り戻ると
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       既に皆はカナッペを食べつつ、プロセッコで乾杯の準備をしており、
       ほらね、カナッペの量が残り少ないでしょう?! ははは。
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       上に乗っているのは何だったっけ? 茄子に、トマト味に、
       ええとこれも皆野菜味でしたぁ。




       で我らが席に着くと、マーラとレナートが給仕役で、

       カボチャのスープがまず運ばれ
       胡椒をふりクルトンを入れ、パルミッジャーノ・チーズをかけ頂きます。
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       ほんのり甘く、胡椒がピリッと。 美味しかったぁ!!




       スープが済むと、
       レナートが大皿いっぱいの、各種チーズ盛り合わせを持ってきて
       各自の好みを聞きながら説明をし、取り分けてくれ、
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       その間にも、マーラがせっせと料理を各自のお皿に乗せてくれ、
       shinkaiのお皿の上は、
       左のお皿、左の赤いのは、赤カブとルバーブの煮物、リンゴなども入った
       スイスに住む叔母さんのレシピだそうで、ほんのり甘く美味しく、
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       その右はラディッキオ、このトゥレヴィジャーノの食べ方は色々ありますが、
       このグリルが一番野菜のほろ苦い甘みが出て、美味しい!
       右のお皿には、レンズ豆、小玉葱、ポレンタにチーズ。

       ワインは赤の美味しいのが出てきまして、さっぱり味なのに、
       飲む内にいつもより回りが速いのに気がつき、
       あれっとアルコール度数を見ましたら、なんと15度!!
       15度というワインを飲んだのは初めて!!




       食べるうち飲む内に、どんどん気持ちよく、にこやかになる我ら!!
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       ポレンタもいつもよりもずっと円やかな美味しさで、
       なんという種類なのか、どこで買ったのかなど訊ね、
       特別な種類ではなく、良く売れる店の新しい品で美味しいのだと知り、
       が多分、手間をかけてよく練っているのだとも思います。
    
       パルミッジャーノ・チーズなども最低2年は寝かせた物が良いのだ、
       とかあれこれ教えて貰いました。
       なぜか、という理論は聞きましたが、言葉を覚えていないので、
       皆さんのご質問にはお答えできませんです、ははは。




       デザートには、まず
       我らが手土産に持っていったセミフレッド・semifreddoのお菓子。
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       ええと、セミフレッドというのは、ジェラートを土台に上に
       クリームやムースなどをのせているお菓子で、
       ルイーザが果物よりもこれを持ってきて、との注文でして・・。




       shinkaiは余りチョコレートを食べませんで、このシロップの方を
       頂いたのでしたが、思っていた以上に大変美味しいのを発見、はは、
       ジュリアーナの家の近所の店を一つ覚えましたぁ。
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       この時レナートが新しいワインを開けてくれたのが、
       収穫した葡萄を干してから作るワイン、ヴィーノ・パッシート・vino passito.
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       この製法で作る甘く強いワイン、ヴィン・サント・Vin Santo
       色が明るめですが、今回頂いたのは濃い赤色で、
       確かに口の中でゆっくり味わうと、干し葡萄の味もほんのりと!




       頂いたワインの瓶を並べて撮ろうとすると
       レナートが最初のプロセッコの瓶も持ってきてくれまして、はは、
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       ラベルの部分をアップですが、ちょっと見難くいかな・・。
       左から、プロセッコ、サンフェレットのGASTALD  DOCG
       中、 フリウリのNORINA PEZ 赤 これもDOCG 15度
       右、 イル・コッレの、REFRONTOLO PASSITO 2010年 13度
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       葡萄を干すには、格子の上とか板の上に並べるのが一般的らしいですが、
       干し柿みたいに葡萄の房を一つずつ括って縦に干す方法もあるそうで、
       これにはヴェテランの女性の手が必要で、などとも聞きましたが、
       そう、ワインのお値段もイマイチ高くなるはずですよね。

       レナートはワインの目利き、味効きでもあるのですが、
       家庭での集まりの時には、まさに最高のホストであり、
       shinkaiんちで何かある時も、ワインを届けてくれる気前の良い男性!

       昨年彼のペース・メーカーの調子が悪く、彼とルイーザにとっては
       大変な一年だったのですが、優秀なドットーレとの出会いで良い状態を保っているので、
       彼の健康を祈り、皆で大いに乾杯した事でした!

       でもこれ、考えてみるとちょっと可笑しいですよね?!
       XXさんの健康に乾杯!と言いつつ、飲むのは自分ですものね、ははは。
       



       デザートを食べて暫くして、次に出てきたのが、はは、
       マーラが作って持って来てくれた大きなストゥルーデル!
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       お腹がいっぱいと言いつつも、皆美味しく頂くのですよね、ははは。
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       で、後ろに見えるのが、新しく頂いたデザート・ワインと言うのか、
       すっきり味の、どれが醸造元の名なのかも判断できませんが、ははは、
       Di Michelaかな、Torelliかな、 ASTI DOCG 発泡性ワインでした。




       お腹いっぱい、満足してにこにこ笑顔の我ら
       奥にエレオノーラ、ヘルガ、ルイーザ、
       そしてジュリアーナ、ロレダーナ。
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       このあと何をしたと思し召す?

       ヘルガとルイーザの前にあったゲーム、そう、トンボラで遊びましたぁ!




       トンボラ・Tombolaという、イタリアはナポリで18世紀に始まったと言う
       ゲームは、とりわけクリスマス・シーズンに家庭内で行われるゲームで、

       いや、賭け事の一種でもあるのですが、家庭内ではお金を賭けず
       様々な贈り物を賞品にしたりで、友人達の間でもよく行われます。

       まず親を決め、親は1~90までの番号の入った盤を前にし
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       参加者は、こういった欠けた番号の札を何枚か前に置き
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       我等は各自3枚ずつ札を前に置きまして、
       親は袋の中に1~90までの駒を入れ、混ぜながら一つずつ取り出し
       番号を読み上げ、自分の大きな番号表に置いて行きます。

       参加者の方は、自分の持ち札に言われた番号があれば
       その上に豆とか、ルイーザは小さなボタンを持ってきましたが、
       用意された物を置いていくのですね。

       札一枚15の番号が全部塞がったら「トンボラ」で勝ちとなる、
       単純で子供でも参加できるゲームなのです。

       町のお祭りでも、広場で皆が参加する大掛かりな物もありますし、
       ジュリアーナ達はクリスマス前にも友人20人ほどが集まって
       騒いだらしく、

       親が引いた番号を読み上げるのに、ナポリ風にその番号にあてはまる言葉、
       見た夢の、何の夢かで番号が決められており、その番号を賭け事の数字にする、
       というのは良く知られていますが、
       例えば、イタリアは1、女の子が2、雌猫が3、お祭りが20と言うように、
       1~90までの数字があらわす言葉を読み上げる時に使ったり、
       という事もあるようで・・!

       shinkaiも一度「トンボラ」を当て、金属の小さいイルカをルイーザに貰い、
       親も2度務めた、なんとも久し振りのトンボラ遊びでしたぁ。




       後の3人は、テーブルの向こうでトランプ遊びをしており、
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       普通こちらではトランプではなく絵札で遊ぶので、
       てっきりそれかと思って見もしなかったのですが、
       残念、トランプだったら参加できたのに!

       てな事で、夕方さよならを言って引き上げたのは6時半過ぎ!の
       美味しく楽しい新年会でした。

       Grazie mille Renato e Luisa!!



     ◆ 個展のお知らせ ◆

       広島の絵の師であり友人の 田谷行平さんが23日から31日まで
       広島並木通りの ギャラリーたむら にて、個展を開催されます。
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       どうぞお出かけご高覧下さいますよう、ご案内申し上げます




     *****

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by italiashiho2 | 2016-01-16 01:08 | ・旨いもの!Buono! | Comments(11)
2015年 12月 28日

・・・ 村のクリスマス飾り ・ チゾン・ディ・ヴァルマリーノ ・・・

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       皆様には、良いクリスマスをお過ごしでしたでしょうか?
       こちらは、いつもは仲間が集まって会食の日なのが、
       今年は親類が集まるからなどの不参加者が出て、
       結局ジュリアーナと2人だけ、という事に!

       よっしゃぁ、では特別なクリスマスにしようぜ!という事で、ははは、
       午前中はどこかにドライヴ、お昼を食べ、そしてshinkaiんちの
       新しい大型TVで (SONY、横幅110cm 49インチが来ましたの、うふ)
       大いに笑えるDVDを見よう!
       と言ってたのが、いつも行くレストランがお休みと分り、
       ならばお昼もshinkaiんちで野菜中心と天麩羅にしよう!となりまして。

       快晴のクリスマスの朝、パネットーネやお菓子、果物を持った
       ジュリアーナがやって来て荷を置き、2人で出かけました。
       勿論shinkaiの車で、shinkaiが運転。
       なぜってジュリアーナは運転歴が長い割にはかなり乱暴で、
       とりわけ喋っているとそうなり、おまけに喋らない時の方が珍しいので・・!

       所が訪問予定していた村のプレゼーピオが少しお粗末そうなので、失礼、
       そのまま大好きな村であるチゾン・ディ・ヴァルマリーノ・Cison di Valmarino
       まで、少し足を延ばしました。

       この村の様子は何度かご案内していますので、

       今までのご案内は、ここからあれこれリンクを。

       今回はクリスマスの飾りつけに絞りますね。

       村に着いて、まずはバールに行きカフェにしますが、
       バールの中は男達ばかりで皆一杯やっていて、ははは。

       トップの写真は、今回この村で見かけた(家の外では)唯一の賑やかな物



       と言うのも、村全体に飾りつけがされていて
       それがとても統一された素朴な良い感じのものだったのですね。
       
       例えばこれは教会への上り坂の脇にあったもので
       木肌の付いたままの木材や丸太、木の細枝、そしてカボチャ、
       杉、蔦やヤドリギの葉などを組み合わせた物。
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       こちらはホテルの窓なのですが、けばけばしいイルミネーションではなく、
       ほんのちょっぴりの色を添えたものですよね。
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       下に垂れる濃い緑の葉の中に、青紫の色がとても綺麗だったのが、       
       残念、写真では色が出ませんでした。




       町の北に広がる山。 快晴で素晴らしい眺め!
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       上の写真の真ん中に見える家の手前を川が流れていて、
       橋にもこんな可愛い飾りつけが見え、
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       下を流れる川の防護塀の上に街灯があるのですが、
       それにもこんな飾りつけ、木の板、杉の葉、そしてカボチャ。
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       小広場の前には、やはり同じ様な飾りつけ
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       こうして次々見て行き、だんだんと楽しくなりました。
       お金はかかっていませんが、なんと素朴で質素な美しさ!
       おまけにこの村全体の飾り付けには、筋の通った統一デザインがあり
       単なる一軒のお家の発想ではない、かなり専門家の手になる物と分ります。
     
       このチゾンの村では、夏の職人市を始め各種催しが行われ、
       いつもたくさんの人々が集まるのですが、
       このクリスマスの飾りを見ても、見られる村を意識した
       どんな村であるかを見せようとするかの意識が感じられ
       とても気持ちの良い、爽やかなものでした。

       それにこの飾りつけは、こちらでは単にクリスマスの日のみでなく
       新年を迎え、1月6日が過ぎるまでこのままですので、
       いわば日本の門松の代わりもするわけ。
       となると、こんな感じも新鮮で爽やかな気がしませんか?




       大きなお屋敷の前、門扉の飾りつけ
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       村の通りを西に向かい、道路が交差する前の小広場にあった、
       荷車に大樽、そしてヤドリギの葉
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       そしてその隣には、こんな形のプレゼーピオ・家畜小屋で生まれた
       キリストの生誕場面を表現するもの。
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       村の西、山の上に見えるカステル・ブランド・Castel Brando.
       少し離れて見える姿は素晴らしいもの。
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       お城のご案内はこちらに。 村全体の姿もこちらから見れます。




       西に見える山、落葉松の枯れ色がアクセントで、とても美しい!
       林に下にちょっと見えるのは、オリーヴ畑。
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       村の集落の西の端に大きな家があり、前庭も広いので
       職人市の時などたくさん店が出ている場所ですが、

       その物置部分にも、木の枝を編んだこんな飾りつけ
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       こちらが屋敷というか、大きな家なのですが、
       今回一つジュリアーナが教えてくれたのは、
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       ほら、家の色が朱色で白い線が入っていて、紋章も見えますね。
       この朱に白い線、というのは、上に見えるカステルブランドの領主、
       ブランドリーニ伯爵・Brandorini家の持ち物の印なんだそう。
       そういえば、村の中にも同じ朱に白い線の家がありますっけ。

       このブランドリーニ家は15世紀にこの地に領土と城を
       ヴェネツィア共和国から貰い、1950年代までここに居住していたそう。

       今回ちょっと読みかけたブランドリーニ家の歴史、変遷、人物像も、
       なかなか興味深いものでした。
       またチャンスの時にご案内いたしますね。

       夏にご案内したコッラルト家は、白い建物に赤い線だったですが、
       こんなちょっとした事も知ると、とても興味深いですね。




       最後は家の前の大きなクリスマス・ツリーを
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       飾りつけはプラスティックで包んだ、子供達の描いた絵や願い事で、
       光って色が見えませんが、とても素朴な形のツリーで、
       あれこれ願い事を読んだりしてジュリアーナと笑いました。
       


     *****

       皆様、いつもブログご訪問、有難うございます!
   
       今回で今年度を終わらせて頂きますが、

       今年一年のご愛顧を深く感謝し
       来年度もどうぞまた宜しくお願いいたします!!

       良いお年をお迎えくださいませ



     *****

       水彩+色鉛筆画ブログは、本年度分を既に終りにさせて頂きましたが、
       こちらに。



     *****        
       
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by italiashiho2 | 2015-12-28 00:00 | ・ヴェネト Veneto | Comments(14)
2015年 12月 23日

   ・・・ インスブルックの街訪問 チェントロ その1 ・・・

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       クリスマスももうすぐ、そして年の瀬、お正月と
       皆様にはお忙しい事と存じます

       こちらは特別の事は何もせずの一人暮らしですので、
       皆さんよりは気楽ではありますが、
       ただやはりクリスマスとなるとちょっと特別で、
       会食の予定が幾つかありますので、お腹ごなしも考えませんと・・。

       と、カレンダーを睨みながらブログの予定も考えまして、
       やはり年内にインスブルックは終わりにしたい、
       ではどうするか、どこを抜かすか、となると難しく・・、
       で、今回を頑張って2回分に分ける事にいたしますね。

       と言うのも、やはりインスブルックは美しい街だったと思うのです。
       アルプスの山を背後に、建物も重厚で美しく、
       そして建物の色がいわゆるパステル・カラーで目に優しく、
       古い中世風も、逆に近代的な物もその中にあって趣を醸し、
       如何にも繁栄している街らしい賑わいや活気も感じられました。

       という事で、中心街の賑わい、美しさ、歴史などなど
       shinkaiが見た物だけでも纏めて見て頂きたいと思いますので、
       写真が多く長くなりますが、難しい事はなしで、はは、
       年末間近の一時をごゆっくりどうぞ!


       トップは、ガイドさんに連れられてあっちにこっちに、
       街の中心の通り、マリーア・テレーザ通り



       そして同じ通りの反対向き、夜の写真を見て頂いた凱旋門
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       ちょっと通りを入り込んだ所に見えた古い建物
       壁の装飾がレトロの趣きで、一番上の階の天井が低そうなのも、
       如何にも西洋風ですよね?
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       ネオクラシック風と言うのか、重厚でしょう?
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       かと思うと、こんなモダンな建物に、ピッツァ&パスタとあり、
       ははは、こういうのは若い人向けなんだろうか?
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       オーストリアの偉大な女帝の名を冠したマリーア・テレーザ通りは、
       旧市街に近く幅が広く、そして車通行禁止だったと。
       そしてクラシックなイメージの、大きく重厚な建物
       店が立ち並びます。
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       店のショウ・ウインドウも、クリスマス・カラーと飾りつけ、
       そしてどこかやはりティロル風
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       通りの真ん中に立つ塔、聖アンナの円柱と呼ばれ、1703年の対バイエルンと
       フランスとの戦勝を記念して1706年に建てられたものと。
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       ですが、名前の由来の聖アンナは、戦勝の日の守護聖人だったとの事で、
       塔の上にいるのは聖母で、聖アンナは他の守護聖人と共に基礎部に。
       今見える姿は背中側。 



       何よりもこの通りの美しさ素晴らしさは、このアルプスの眺め!
       常に山に向い、四季折々に対面する美しさには敵うものが無いですよね。
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       インスブルック・Innsbruckの街は海抜574mに位置し、
       もっと高いのかと思っていましたが・・! で人口は12万7千人ほど。

       インスブルックという街の名は、イン河にかかる橋、という意味だそうで、
       街の名が歴史に登場するのは1138年。現在「古い地区」と呼ばれる一帯が、
       Witen修道院から伯爵Andechsに贈られたというもので、
       1187年にはインスブルックと呼ばれる新しい、として登場。

       その後変遷を経て1363年にハプスブルグ家の元に入り、
       1420年にはティロルの首都となり、マッシミリアーノ1世・MassimilianoI
       の公的な居住地ともなり、14世紀から17世紀にかけ大きな繁栄を迎え、
       という事ですが、

       我々には1964年、1976年と2度の冬季オリンピック開催地としても
       記憶に新しいですよね。


     

       ガイドさんはオーストリア人でイタリア語を話す方だったのですが、
       自分でも「少しイタリア語が錆び付いていて・・」と言われた通り、
       とても話し難そうで、すぐに「ああ・・、ええ・・、」とつかえ、

       そればかりでなく、通りの店の紹介をずっと続け・・!!
       皆が草臥れて「店ばっかり・・!」とぶつぶつ言い始め、
       おまけになかなか先に進まないばかりか、
       自分が持っているガイドブックを売り始めたりして・・!

       ちょうどこの教会の前だったので、なかなか美しい教会でもあり、
       写真を撮りつつ待ったのですが、
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     ◆ 追記 ◆
       クリスさんがこの教会の名を教えて下さいました。
       シュピタールキルヒ(Spitalskirche)というそう。
       教会病院、と言う意味で、元あった病院の跡地に建てられたから、
       という意味だと教えて頂きました。

       中世の病院に付いて関心のある方、クリスさんのコメントをどうぞ!
       この土地にあった病院の様子から、あれこれ詳細に書いて下さいました。



       余りにも待たされ続けたので、遂に何人もが教会の中の見学に入り
       ははは、ね、中もなかなか素晴らしいでしょう?!
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       皆がイヤホン式のガイドを耳にしていたのですが、
       そのうちに一人が、先に進んでいるよ、と呼びに来てくれ、ははは。




       そうなると、余りガイドさんの話を聞かなくなり、へへへ、
       山を眺め、通りの向こうの建物を眺め・・
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       「シャネルのN.5」なんぞと言う大クラシックが並んでいるのを見つけ、
       どこかこの街に相応しい気がして撮ったのですが、
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       クリスマス前のTVのコマーシャルにも復活しているのを見ましたので、
       シャネル全体の商対策だったのかも。




       さて通りの奥に「金の屋根」の見える所まで来まして
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       街の中心部の地図をどうぞ
       左上部のイン河の右、黄色く囲まれた一帯が最初に町が出来た
       旧市街ですが、
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       Golgenes Dacelという赤い印が、「金の屋根」の位置で、
       その上、十字の印があるDom St. Jakob・サン・ジャコモ聖堂
       その下 Hofburg・王宮
       その斜め下 Hofkirche(王室教会)の隣に白い印を付けた所が
       現在博物館で、マッシミリアーノ1世の墓所を見学した所。
       



       左に折れ、如何にも中世の古い小路、という感じの通りを行き、
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       小さな画廊というのか、ショウウィンドウに展示されている
       如何にもアルプス、という感じの絵を見ていて、
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       左の中ほどの絵を発見!
       わぉ~、風邪ひかんのかなぁ、というshinkaiに、
       隣にいた仲間の男性が、毛皮があるから大丈夫だろ、と。ははは。
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       ちょっとした広場に出て、向こうの建物の窓一つ一つに
       全部番号が付いてプレゼントがぶら下がっているのです。
       こういうの、アドベント・カレンダー式というのかな?
       如何にも12月!という雰囲気ですよね。
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       細い小路が続き、低い軒に見える古い天使像と、聖母像
       如何にも稚拙な荒削りが素朴で良い感じ。
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       こちらはアルプスの山に、ガォ~という感じのライオン君
       何屋さんだったっけ?
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       ビールにワインに
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       薄い木の板の繊細な彫りもの
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       赤い色のリース集合
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       クリムトの絵が付いたカップが良いねぇ、と撮った写真なのですが、
       よく見ると、茶筒の入れ物に、抹茶の容器、茶筅まで!
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       小路を辿り、イン河沿いの道まで出て
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       橋や川向こうの建物を見ながら、そういえば26年前に来た時、
       この橋の上で、市民マラソンを見たっけ、と思い出し・・!
       確か川向こうのマリアフィルフェ通り・Mariahilfeにも行ったよね。
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       古い地区を振り返り。 
       左側の如何にも元要塞、という感じの建物は、
       オットーブルグ・Ottoburgと言うようですが、
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       その足元にあるこの人物像、何者かとガイドに聞きましたら、
       ティロルの英雄と教えてくれましたが、何をした英雄なのかは・・!
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     ◆ 追記 ◆
       この英雄の名と、何をしたかも、クリスさんが教えて下さいました。
       名はアンドレアスホーファー・Andreas-Hofer (1767-1810)で、
       ナポレオンがオーストリアに侵攻してハプスブルグ家が屈服した時、
       農民軍を率いて抵抗したのだそう。
       左の帽子を被り銃を持ったのが彼で、フランス軍の接近の知らせを
       聞いている姿なんだそう。
       詳しくは、コメント欄でもどうぞ。
       
       クリスさん、いつも有難うございます!!



       また旧市街の中心に向って引き返しますが、
       上の写真でも見えたこの建物(正面とも)は、かっての税関で、
       インスブルックの町に着いた荷は、ここに1晩置く事が
       義務付けられていたのだそう。
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       建物の装飾はすべてフレスコ画で描いたもので、
       かってもそうだったのか、それらしく描いたものなのか・・。

       現在この建物の1階は、レストランになっておりましたが、
       上階はホテルかな?




       道脇の建物の下は、どちらもポルティチと言うか、
       アーケード式になっていて、そうですよね、雪国ですものね。
       軒が低いのが、如何にも歴史が古い町の感じ。
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       と言う所でページの一番下の、 ・・ インスブルックの街 その2》をクリックし、
       その2に飛んで下さいね。
      
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by italiashiho2 | 2015-12-23 01:57 | ・ヨーロッパ Europe | Comments(9)
2015年 12月 18日

   ・・・ スワロフスキーの、クリスタル・ワールド訪問 ・・・

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       インスブルック訪問初日の午後、近郊ヴァッテンス・Wattensにある
       クリスタル・ガラスの装飾品で名高いスワロフスキー・Swarovski
       工場脇にある展示館とショップ、「クリスタル・ワールド」に行きました。

       今では大概の街にスワロフスキーの店があり、珍しくない品となりましたが、
       shinkaiには未だまるで縁のない品々でして・・!
       もし一人でインスブルックに行ったとしたら
       到底見物に出かけては行かないと思いますが、ははは、
       クリスマス・シーズンの皆との観光旅行ですから、これも日程にあり、
       ブログに載せよう!と思い、マメに撮ってまいりましたぁ。

       キラキラ輝くクリスタル・ガラスの、これでもかぁ!というほどの
       様々な展示を、どうぞご覧くださいね!
       光りと色と、煌きの異次元の世界で~す

   
       上の写真は、インスブルックの街からイン河を渡って郊外に
   


       グーグルの地図検索では、インスブルックからヴァッテンスまで
       東に17,3km 車で19分と出ましたが、

       工場前に到着。 shinkaiのいる位置の左手に、
       「クリスタル・ワールド」入館の切符売り場。 
       1人17エウロ! だってと見て来た1人が報告、高い!! ははは。
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       入り口前にはバス停があり、時刻表も出ていましたから、
       インスブルックの駅辺りからも、勿論来れるのでしょうね。



       横にあった YES TO ALL 。 さよかぁ。
       うん、これもクリスタルなんだぁ!
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       白く輝く背後の山と、クリスマスの星
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       展示館の外に庭園があり、そこにたなびく雲も、キラキラと
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       巨人の顔を模した小山と、口から流れる滝、光る目鼻立ち。
       この小池がスケート・リンクになる写真もありましたっけ。
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       展示館入り口は、この巨人の左下に




       最初に入った部屋で、イタリア人のガイドさんが出て来て説明を。
       見える壁は、クリスタルの壁としては世界一大きいのだそうで、
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       肉眼で見ていたときは白かった壁ですが、
       写真を撮るとこんな風に赤紫色に写りまして・・!
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       とにかく大小様々、各種のクリスタル・ガラスがびっしり詰まり・・。




       部屋の中のあちこちに、サルヴァトール・ダリの「垂れ下がった時計」とか
       あれこれ名画模写というのか、クリスタルを使って再現してあり、

       これは誰のだったかな、馬はともかく、馬具がキンキラなのでしたぁ!
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       こちらはニキ・ド・サンファールの作品模写
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       これは、作られたクリスタル・ガラスとしては世界一大きいのだそうで、
       直径40cm、31万カラット、62kg、100カット面、
       1995年のスワロフスキー創業100年を記念してのものだそう。
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       今見ているこの「クリスタル・ワールド」も、ボヘミア出身の一家が
       インスブルックに創業しての100年を記念して開館されたのだそうで、
       ここには毎年何百万もの訪問者があるのだそう!

       スワロフスキーのクリスタル、というのは、
       普通のクリスタル・ガラスよりも鉛の含有量が高く、
       それによって虹色に光るのだそうで、
       表面加工の特殊技術も付加し、人気があるようですね。
       



       大きな塊の横にあったこちらは、これも100年記念に作られた
       今まで作られた事のなかった一番小さなクリスタル!
       一粒が0,7mmの大きさながら、17のカット面を持つのだそう。
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       何にでも「世界一」という言葉が付いてまわり、
       どことなく大袈裟な、それでしか価値が無いような感じも受けますが、
       過ぎたるは及ばざるが如し、という観念はここには無いのかも・・!



       この部屋以外はガイドがなく、自由に見て回れます。
       一つ一つの部屋が区切られ、ドッシリとした黒い垂れ布を潜り
       次の部屋に進みます。

       色々な作家、アーチストによっての作品が展示されているのですが、
       ここではクリスタル・ガラスに関連した物だけに絞りました。


       これは丸天井のように囲まれた部屋の中で、照明による色の変化
       面の角度によって映る物が変わり
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       クリスマス・ツリーがくるくると回り、光りを投射
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       これは特別に色も変わらなかったのですが、
       作品群の中ではちょっと幾何学的で面白く・・
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       どっしりと垂れ下がる量感と、ガラス面への反射の面白さと
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       長~~く滝のように流れる、形様々なクリスタル・ガラス
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       モダンな様でもあり、またレトロの印象もあり
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       ちょっと異種なイメージで、新鮮。
       どこか昆虫を思い出したり・・、はは。
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       展示室の一つ。 壁の物はカットの仕方のようですが、
       手前の棒状の物は、やはり輝きが少ないですね。
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       工場入り口にあった表示「Yes to all」のごとく、
       とにかくなんにでもかんにでも、クリスタル・グラスを使いましたぁ!
       という印象の展示館で、お祭りのびっくり展示館みたいなもんだなぁ、と
       言う印象を受けつつ見て回ったのですが、ははは、

       暗~~い部屋を次々見て行き、突然子供部屋の様な明るい部屋に!
       世界各地の有名な建物が点在し、その間をときどき列車が走る
       という設定なんですがぁぁ、
       周りを取り囲むロープの支え棒の頭には、写真左より一番手前、
       なんと、金どくろが付いており! これぞまさにキッチュ!!
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       ヴィデオの部屋では、キンキラの凄い衣装のソプラノが歌っており、
       ・・歌手の名と歌の名が出てこないぃぃ・・・。
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       森の中の小道を行くような部屋もあり、
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       タジ・マハール、ピラミッド、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルなど
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       面白かったのは、一番真ん中の底に映像が映っていて、
       ピラミッドの底では探検者がミイラに襲われていたり、
       エンパイア・ステートの天辺には、ゴリラと美女がいたり、
       こういうのもちょっぴりの風刺を効かせ。




       奥の球体と流れる線の色が変わり、部屋を囲む鏡の効果により、
       球が幾つにも見える騙し絵効果。
       球も、実際は半球位なのでしたぁ。
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       アーチスト達の展示室が終わり、スワロフスキー創業者達の写真や
       いわば歴史のひとコマみたいな作品群なのでしょう、それらが並び、
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       左は、シンプルで美しいと思ったネックレス。 
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       ガラスの靴、いや、クリスタル・ガラスの靴もあり、ははは、
       これはここには絶対無いと不思議よね、うん。 
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       これらのバッグは、レトロっぽくてなかなか良いなぁ、と。
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       展示室が終わり、ショップになる間にトイレがあり
       これは、オッ!と思った流し。
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       分ります? 丸い洗面台がなく、傾斜している薄緑色の平面!
       大丈夫、こちら側に流れることなく、ちゃんと隙間にね。

       でもね、日本では成田空港、松本市内の公衆トイレにまであった、
       ウォッシュレットではありませんでしたぁ、ははは。
      



       ここはショップの入り口で、ず~~~とこの何倍も店が続くのですね。
       お土産用の小物から、全身キラキラの馬や豹まで、これが素敵だった!
       大きな物から小さな物まで、みんなスワロフスキーのクリスタル、ははは。
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       仲間の話では、何年も前に来た時は店もずっと小さかったのだそうで、
       儲かるんだねぇ!と頷きあったことでした。
       
       お土産用の一番安い品は、黒い鉛筆の頭にクリスタルが一つ付いて、3,5エウロ。
       横に一列に5つ(3つ?)並ぶと5エウロの小品でしたが、
       shinkaiは同じ値段のもっと可愛い小豚ちゃんを見つけたもんね、ははは。




       見るものもさっと見、買ってしまうと集合時間までが暇で、
       ショップ内を歩いている天使嬢も撮らせて貰い、
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       予定よりも1時間早く皆が帰ることに同意し、はは、
       漸くに表に出てくると、
       光の垣根と奥にたなびく雲、そして遠くの山
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       出口近くに、ローマ遺跡の発掘場所が床のガラス板から覗けたり、
       こんなアラバスターの鉢や壷の展示がありました。
       うん、shinkaiにはこっちの方がなんぼか良いなぁ、美しいなぁ!!
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       という、クリスタル・グラスのスワロフスキー展示館訪問でしたぁ
       光りと色、そして煌きの世界、お楽しみ頂けたでしょうか?

       皆さん、クリスマスには、スワロフスキーのアクセサリーで、
       キラキラとお出かけなのでしょうね。
       クリスマスなら、それも素敵ですよねぇ!
       

     *****

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by italiashiho2 | 2015-12-18 00:11 | ・ヨーロッパ Europe | Comments(4)
2015年 12月 13日

・・・ インスブルックで食べた物 と クリスマス市をちょっぴり ・・・

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       先回に続き、今日はインスブルックで食べたあれこれと、
       クリスマス市と、夜の通りの賑わいをちょっぴりご覧下さいね。

       インスブルックの街に到着し、最初にバスから降ろされた場所が
       ちょうどこのクリスマス市の前で、皆がお昼を食べに解散し、
       さて何を食べようかという事になると、
       まだ街の感覚もつかめず、何がどこで食べれるかも分らず、
       集合時間の制限もありで、


       ですが、上の写真を撮っている位置の裏の内庭に、店が立ち並び、
       そこで目ざとくshinkaiが見つけたのは、


       じゃ~ん、Sunriseという中華料理店!
       インスブルックに来て、土地の料理を食べずに中華?!という
       ルイーザ-Luisaを、もう何年も食べていないんだからぁ!(大嘘)と説き伏せ、
       ははは、店に入りました。

       イタリアで見る中華料理店とはちょっと趣が違い、インテリアが上品!
       ロココ調の中華料理店、というイメージで、ははは、
       メニューがドイツ語で、下に小さく英語で書いてあり、
       何とかビールと料理を注文し、
       まず届いたのは真ん中に見えるこれ、お皿暖め器!!
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       そして注文した品、海老焼き飯と海老焼きソバ!
       かなりな量で、わぁお、これ全部食べれるの?!という感じでしたが、
       味がとても素直な美味しさで、海老もプックリのがたっぷり!
       2人であっちこっちと取り皿に取り、結局平らげましたぁ。
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       お皿の脇に、花と豚ちゃんをかたどった野菜が乗っていて、
       そういえばこういうのも久しく見なかったっけ、と。




       さて満腹した所で、すぐ前のクリスマス市に戻ります
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       入ってすぐにスワロフスキーの店
       午後の集合の後はズヴァロヴスキ(イタリア語の発音はこうなんです)の
       展示館見物があるので通り過ぎ、
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       平日の昼間とあってもかなりの人で賑わい
       食べ物、飲み物の店もたくさんあるので、立ち食いの人も多く、
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       チラッと横目で、またはまじまじと見つめる食品の大きな事!
       ビスケットにチョコレートをかけたものでも、いつもの倍以上の大きさだし、
       ピッツァと書いてある屋台から漂う匂いは、いつものピッツァの
       香ばしい匂いとは違い、何かいろいろな肉の匂いが混じっているような・・!

       ルイーザがカフェを飲みたがっても、カフェはなし!
       すべてヴィン・ブルレとか、アルコール類のみで、
       カフェはただ1軒の屋台が、ちょこっと端でやっておりました。

       うん、ブレンナー峠を越えて来ただけで、こんなにも食べるものが違う!
       食べ物の匂いも違う!!  大きさが違う!!!




       ひっくり返すと雪が降る、こういう円球のスーヴェニール
       イタリア各地のお土産で見ますが、クリスマス仕様のは初めて!
       可愛いので、一番小さなのを一つ買いましたぁ。
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       メリーゴランドも動いていましたが、女の子が一人だけ!
       手前右に見える絵が、どことなくドイツ印象派的でしょう?!
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       メリーゴランドに乗っていた、金髪の女の子の髪が逆光に光り・・!
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       店の屋台がたくさん出ているのと、余りにもたくさんの品で
       写真を撮りきれないのです、目移りがしすぎて、ははは。
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       店の人々は大体片言のイタリア語も喋り、何とか通じます
       これは、毛皮のすべらかさ、柔らかさにほう~っと触りつつ、
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       端っこにあった子供用の靴。 この夏新しい孫が出来たルイーザは、
       4ヵ月半の孫用に一つ買い求め!
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       こういう屋台店ではカードを使えませんので、
       あれこれと買い込んだルイーザは、翌日の午後には現金が不足し、
       遂に「金の屋根」の近くにあった現金引き下ろし器のお世話に、ははは。

       毛皮のコートには縁の無いshinkaiですが、
       ルイーザと覗いたインテリア用品店で、遂に毛皮で包んだクッションを!
       白と薄いベージュの混じった毛皮で、何の毛皮かを片言のイタリア語と
       英語でさんざやりあった挙句、リンチェ・山猫のと分り、
       色も良かったので、グレイの狐の誘惑に勝ち、一つ持ち帰りましたぁ!
       今ソファーの片隅にあり、猫ちゃんを思い出し、さすっています・・。

       毛皮反対のジュリアーナには内緒ね、とルイーザに口止めしていますが、
       ははは、クリスマスには我が家に来る予定なので・・、へへへ。




       メルカートの向こうに見える家並みと北の山並み
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       そろそろ集合時間となり出てきましたら、
       アルプスの動物達の絵の付いたバスが通りかかり、
       右から2番目に大山猫ちゃんも!
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       同じ位置の屋台店の夜の写真が見つかりましたので、
       サイトから拝借。 夜のほうが雰囲気が増しますね。
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       インスブルックの中心街の地図をどうぞ
       一番左の中ほどの P が、このクリスマス市の開かれていた場所で、
       そこから斜め右上辺り、ぐるっと黄色く囲まれた一帯が旧市街
       残る位置。 ここはまた改めてご案内しますね。
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       我らのホテルは、下寄りの真ん中Hotelと書き込み囲んだ所にあり、
       「金の屋根」まで歩いて10分もかからない場所。
       最初はまったく土地勘がなかったのですが、
       翌朝一人で歩いた事もあり、地図を眺めて納得できました。




       夕ご飯の前に1時間ちょっとの時間があり、同室のアンナマリーアと
       街をちょっと歩きました
       アンナマリーアは大変な勉強家で好奇心旺盛、良く識り良く喋り!

       そういうのと同行するのは楽しいですが、写真を撮るチャンスを逸します!!
       おまけに今回はコンパクト・デジで・・、ご容赦。

       街の一番の大通りマリア・テレーザ通りに出て、
       木々がイルミネーションされていてとても綺麗な、通りのあっちと、
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       こちら側の奥に、凱旋門が見えたので傍まで行きまして、
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       1765年オーストリアのレオポルドとスペインのマリア・ルイーザとの
       結婚記念に造られた凱旋門だと言うのですが、
       結婚式のために一家がインスブルックに滞在していた折に、
       父親である皇帝フランチェスコ・ディ・ロレーナ、
       オーストリアの大女帝マリア・テレーザの夫が突然に亡くなり、

       凱旋門は記念碑的に南側には結婚の喜びを、
       北側の面には悲しみの、喪に服す女性像と。

       2人で両面を見たのですが、ラテン語で書かれている
       略された言葉の意味が、さすがのアンナマリーアにも良く分らず・・!




       サイトで見つけた上空からの写真をどうぞ
       ここから右に向けての道が、街の中心のマリーア・テレーザ通りで、
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       最初のshinkaiの夜の写真同様、マリーア・テレーザ通り。
       車通行禁止の広い通りで、様々な屋台が出ていて
       木々のイルミネーションも美しい通りでした。
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       これは凱旋門のすぐ傍らの通りに見かけた十字架像
       山の方に行くと良く見かける形なのですが、
       きっとずっと長い歴史を経て、今街のど真ん中に!
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       イタリアの生ハム屋さんだよ、と気が付いて覗き込み
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       横の通りには、ラッパを吹く天使像が空を舞い
       街の中をトラムが走っているのですね、線路が光ります。
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       この写真もサイトから。
       屋台の形、イルミネーションの形も皆見たのと同じなので
       毎年同じ物を使っている、つまり頑丈な物を作って長く使っている様で・・。
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       一軒湯気の立つのを覗き込みましたら、ソーセージ店でして、
       昼間も見たのですが、太い大きなのを大きなパンに挟んでいたり・・!
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       マリア・テレーザ通りを奥の方にまで進み、横道を覗きましたら、
       ああ、あの奥に「金の屋根」があるんだね、と分かり、
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       そろそろ夕食の時間が近いので、ホテルに戻ります。




       もう一つ交差する通りのイルミネーション
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       さて、ホテルの夕ご飯
       アンティパストに出て来たのは、マリネの野菜、きゅうりのピクルス、
       小タマネギ、インゲンなどと生ハム。
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       ヴェジェタリアンだから、肉じゃないのをと頼み、
       トマト・スープで良いか?と、皆が食べ終わるほどにも待たされて、
       でも暖かいし、美味しかった!
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       トマト・スープと聞いたルイーザも同じのをと頼み、
       熱いスープにパンをちぎって入れ食べました。
       ねぇ、冬の夜には、冷たいマリネの野菜なんぞ欲しくないよね。




       次に出てきたのが、豚肉のステーキと、ジャガイモの薄切りを
       型に入れて焼いた物、そして野菜炒め
       豚肉のステーキの上に乗っているのは、香草入りバター。
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       ヴェジェタリアン!とまたまたお願いし、待って、漸く持って来てくれたのは、
       肉の代わりにジャガイモの塊が3つ!!
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       きゃはは、いくらなんでも3つは多いよ、と同席のバスの運転手君に
       一つ手助けを頼み。

       でもね、これはジャガイモの固まりも、野菜炒めもさっぱり味で
       美味しかったです。 やはりバターが乗ってくるのね。

       イタリア国内グループ旅行では、いつもテーブルには赤と白のワインが
       先にちゃんとセットされていて、お代わりも勿論ね。
       ところがここではなんと水だけ置いてあって、
       いくらなんでも夕ご飯を水ではねと、皆でビールを頼み。
       う~ん、こういう所が断然違うのですよねぇ!
       食事の終わりごろに、ビール代を集めに来ましたっけ。

       それに一番大きな違いを感じたのが、カメリエーレ君達
       イタリアだと、バールでもレストランでも、カメリエーレにしろ、
       カメリエーラにしろ、台所からお皿を持ってお給仕に出て来て、
       戻り際には必ず周囲を見て、何か用がないかと気を配りますが

       ここではお皿を持ってくると一直線にその席に行き、
       余所見はしない、こちらで手を上げていても見向きもしない、
       声をかけてやっと止ってくれて注文を聞き、
       ついでに隣の席の人も注文をしようとすると、
       後で、と手を振り、さっさと行ってしまう・・。

       なんとまぁ愛想のない、そう、愛想がない、と言う言葉が
       ピッタリのカメリエーレ達なのでした!
       愛想がないカメリエーレなんて、まったく可愛くないですよぉ。
       イタリアに修行に行ったらぁ、ブレンナーを越えて、ははは。
       



       デザートは、パンナコッタ
       盛りが大きなのは、向かいの席のジュリアーナ・ミランが
       私のお皿にたっぷりと自分のを盛ってくれたのでした。
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       こんなレトロ感溢れるなかなかの食堂でして
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       こちらはホテルの入り口部分で、右手前奥にレセプション。
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       翌朝朝食後にちょっと街を歩いた時、ホテルの表を。
       この部分だけ改装されていて、
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       サイトで見つけたホテル、カフェ、レストラン全体の様子
       そう、歴史ありそうな大きな建物だったのですね。
       左側の真ん中辺りに、上の写真の入り口が。
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       使った部屋と印象が良く似ているのが見つかったので、ご説明を
       いつもならshinkaiはシングルの部屋を頼むのですが、
       今回は満員で部屋数が不足なので相部屋を、とツインだったのですね。

       部屋に入りましたら、こんな風にはベッドが並んでおりませんで
       部屋のあっちとこっちの壁に引っ付けてベッドがあり
       真ん中が非干渉地帯、ははは、なんとなく学生寮のイメージ。
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       で、掛け布団が本当にこんな風に三つ折で
       私達の場合は真ん中に横向きにポンと置いてあり、
       掛け布団の袋のみで、シーツは無し!
       大きな枕と、小さいクッションみたいなのが上に一つ。

       シンプルというかなんというか、尼さんの部屋はこんな感じかも、と
       言う感じでして、ははは、
       でも掛け布団、薄~い座布団位の厚さので十分に暖かく、
       部屋もしっかり暖まっておりましたし、寒がりのshinkaiでも大丈夫でした。

       いやぁ、イタリアのあちこちで安宿に泊まっておりますが、
       こういうシンプルさは初めてで、とても興味深かったです!

       ベッドが離れている事、掛け布団のことなどは、オーストリアや
       ドイツのホテルに泊まった事のある人は、こうなんだよ、というので、
       やはりお隣の国とはいえ、大いに習慣が違うのですねぇ!!




       ホテルのサイトで見つけて、大笑いした写真を1枚
       ここは4星ホテルでしたが、サウナとか温泉、トレーニング部分もある様で、
       その一枚に、奥にはサン・ジョルジョとジュウデッカ島と見られる
       ヴェネツィア風景が描かれ、手前には小型ゴンドラまでがね。
       そう、君知るや南の国、なのでしたぁ。
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       ホテル・セントラルのサイト
       http://www.central.co.at/




       さて翌朝の朝食ビュッフェ風にかなりの品数が並び
       shinkaiのお皿は、手前左に昨夜食べなかったマリネの野菜、
       そしてキュウリとトマト、ちょこっとチーズと、手前にバター。
       パンを少しと、左上にいり卵、チーズ一切れと、ブルーチーズ。
       左にフルーツと、右上は各自ジューサーをガーッと押さえつけて作る
       人参1本とリンゴ一つの生ジュース。
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       ハムやソーセージ類はたくさんの種類たっぷりで、
       勿論コーヒーに紅茶、シリアル類も。

       朝ご飯はこんな風にたくさん種類のあるのが嬉しいですねぇ!




       翌日は朝9時から12時半頃まで、ずっとガイドに連れられて
       街中を歩きながら観光が続き、やっと解放され3時半まで自由時間!
       
       前日食べたら美味しかった!という同じ店に連れて行ってもらい、

       皆が頼んだのは、クヌーデル・Knödelとスープ
       スープも美味しかったそうで、温まって冬には良いですよね。
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       shinkaiは、待ってましたとばかりに鱒の燻製とジャガイモ
       やはりバターが乗っていて、鱒の皮までしっかり食べれて美味しかったぁ!
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       我がグループのヘルガは魚が嫌い、匂いも嫌いというオーストリア女性で、
       一緒に出かけると魚が一切食べられないのですね。
       だから彼女が参加しなかった今回は、大手を振って魚喰いのshinkai、ははは。





       そしてデザートには、ストゥルーデル・strudelを。
       生クリームとカスタード・クリーム添えから選べ、shinkaiは生クリームを。
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       リンゴがしっとりと美味しく、生クリームたっぷりも嬉しく、
       という、食べ物のご報告でした。



     *****

       皆さん、こんにちは!
       いつもブログご訪問、有難うございます!

       実はこれを書いています12月12日は、私shinkaiメのお誕生日で、
       
       今朝は早々から友人達、息子達からお祝い電話も貰いましたが、
       朝一番のメールで届いた、絵の師でもあり友人でもある
       二木さんと奥さんの竹ちゃんからの、お祝いのカード
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       アイディアは2人の合作の様子ですが、竹ちゃんのイラストで、
       嬉しい傑作なので、皆さんにもご披露させて頂きますね。

       shinkaiが額に青筋を立て、口に筆まで咥え、ははは、
       必死にトスカーナ風景を描いている所を、猫が足跡をつけて横切り、
       尻尾をとっつかまえている所、ははは。

       上にある署名は、イタリア風にちゃんと IciroTacheco
       した芸の細かさを見せ、ははは、
       イタリア語ではKは使わず、Cで代用するのです。
       
       右にほんと余計な一言、 祝 せったんた!

       ははは、でもまぁ、せったんたでも良いよねぇ、
       元気で楽しく過ごしております、有難うございましたぁ!!

       皆様にも、これからも宜しくお願いいたしま~す!!



     *****

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by italiashiho2 | 2015-12-13 02:45 | ・ヨーロッパ Europe | Comments(18)