イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

italiashio.exblog.jp
ブログトップ

タグ:工房・ワイナリー・製作所 ( 19 ) タグの人気記事


2016年 04月 05日

   ・・・ モデナの 伝統バルサミコ酢 ・ 醸造元見学 ・・・

d0097427_00220674.jpg
       先月モデナに出かけた時、イタリアの伝統食品を代表する一つである
       モデナの「伝統バルサミコ酢」の醸造元を見学しました。

       いつも我が家で使っている大量生産のスーパーで買う品とは違い、
       風味といい、味といい、お値段といい、ははは、
       さすがに違う物だと大いに認識を新たにしましたので、

       モデナの伝統バルサミコ酢というのは、
       どういう過程を経て作られるのかをご覧頂きますね。

      
       上の写真は、訪れた醸造元のボンパーナ・Bompanaの品
       左がモデナ伝統バルサミコ酢のDOP 12年以上の熟成
       右がエクストラ・ヴェッキオといわれる 25年以上の品
d0097427_00222069.jpg
       




       ちょっと横道にそれますが、これは
       イタリアの大幹線道路、太陽の高速道路・アウトストラーダ・デル・ソーレ
       と呼ばれる、ミラノ~ローマを結ぶ高速A1線
d0097427_00223301.jpg
       片側4車線、これでミラノからフィレンツェまで行った事がありますが、
       片側2車線になります!

       この日高速の上を往復し、先回のパヴァロッティの家博物館、
       モデナ伝統バルサミコ酢見学と回りましたので、
       どちらも田畑の広がる農村地帯にあった、という事を言いたくて、ははは。
       パヴァロッティの家博物館からは東に少しの位置にありました。




       この日の見学は、見学先が狭いのでと、朝バスの中で
       右側席30名、左側30名と半分ずつに分けられ回ったのでしたが、
       
       ここバルサミコ酢醸造元ではそれでも多い位で、
       中の様子が分かりやすいよう、サイトからの写真も拝借しまして。

       ここは2階にある熟成室の様子で、既に階段を上がる時から、
       ぷ~んとあのバルサミコ酢の匂いが満ち満ちており、
d0097427_00224506.jpg



       この部屋で、ここボンパーナの跡継ぎである女性2人が説明を
d0097427_00225818.jpg
d0097427_00231104.jpg
       
       モデナの伝統バルサミコ酢・Aceto Balsamico Tradizionale di Modena
       アチェート・バルサミコ・トラディツィオナーレ・ディ・モデナ、
       これはモデナとレッジョ・エミーリアのみで製造される、というか、
       ここ2ヶ所でしか出来ない、ワインから作る醸造酢

       ローマ期からの歴史があるそうで、折々の記述からその珍重された様子が窺えますが、
       とりわけルネッサンス期にフェッラーラからこの一帯に領土を持つエステ家で
       事あるごとに重用され、これで王侯貴族間に評判となった、という歴史を持ちます。

       なぜモデナとレッジョ・エミーリアの一帯のみなのかですが、
       この一帯の特殊な気候的要素による物と見られ、
       冬の寒さ厳しく、夏は暑く風通しがよい、という古い建物の屋根裏に寝かされ
       夏は40度にもなる気温の中で、酵素が勢いよく働き蒸発し、
       冬は不純物が樽の底に鎮まり溜まる、という繰り返しの熟成を重ねるのだと。

       かっては各農家のそれぞれの伝統、不出の口伝えの醸造法により作られ、
       量も少なく、それゆえ高価であり、報酬とか税の品払いにも使われた程だそうで、

       それが1977年にDOCの表示を得て、市況に出回る夜明けとなり、
       1983年にモデナの伝統バルサミコ酢・ABTMの名を得て、
       2000年にはヨーロッパ議会での承認も得たという事になります。

       説明の後、12年醸造、40年醸造、そして中間品の味見をさせて貰いましたぁ。




       上と同じ部屋の反対側の眺めですが、奥の小部屋にも熟成樽が見えます
d0097427_00232457.jpg



       これは説明を聞きつつ撮った、shinkaiの後ろに並んでいた樽で、
d0097427_00233635.jpg



       1971年と記された札が下がる棚で、
d0097427_00235088.jpg



       並ぶ樽に付けられた標識には、樽番号、醸造が始まった年1971年、
       樽の材質Rovere・樫、35L 満杯具合83% と。
d0097427_00241625.jpg



       反対側の列には、1987~1990年からの樽が並び
d0097427_00242993.jpg
d0097427_00244367.jpg



       窓は開け放たれているのですが、それでも匂いが充満!
d0097427_00245680.jpg

       お気づきですか、樽の上に白い布がかかっていますね。
       この下は樽に長方形の穴が開けられ、空気が通り、中の液体が
       蒸発出来るようになっているのですね。




       こちらは奥の部屋に並んでいた樽で、
       右横には一番小さな樽が並んでいるのも見えます。
d0097427_00251088.jpg

       バルサミコ酢、のバルサモ・Balsamoとは芳香の事で、
       鎮痛剤とか、シャンプーのリンスの事もバルサムと呼ばれます。

       どの様に醸造され熟成されるか、という事ですが、
       こちらイタリアで酢というとワイン酢で、白と赤がありますが、
       それとの違いは芳香材を加え熟成させたものが、バルサミコ酢とでもいえましょうか。

       使われる葡萄の種類は、モデナとレッジョ・エミーリアの地域内で
       栽培されたトゥレッビアーニ・trebbiani、ランブルスキ・lambruschi、
       アンチェロッタ・ancelotta、サウヴィニョン・sauvignonなど。

       まず搾った葡萄の汁・モストを熱します。
       この段階もモデナとレッジョ・エミーリアでの基準が違うそうで、
       モデナの方でいいますと、
       75度から90度Cの温度で14時間以上、28~30%の濃縮度に、
       そして酵母菌を加えます。

       たくさんたくさん科学的な説明があるのですが、こういうのはまるでダメな
       shinkaiですので、結論のみ要約して、へへ、書いておりますが、

       この段階は、後に続く一連の樽を移し変えての熟成期間とは別で、
    


       樽の図をどうぞ。 これはボンパーナで貰った説明書にあったもので、
       大体似た図が各醸造元の説明にあり、
       この一連の樽はバッテリーア・batteriaと呼ばれ、7つ並ぶ醸造元もありますが、
       ここのは5連で、要はなぜか必ず奇数なのだそう!
d0097427_00252376.jpg
       右から順に、葡萄汁・モストが熱せられ酵母が加えられたものが、
       一番大きな樫の樽60Lに移され、
       次に50Lの栗の木の樽に、
       40Lの桜の木の樽、30Lのトネリコの木の樽、20Lの桑の木の樽、と
       次々と移され熟成を重ね、最後に瓶詰めに。

       樽に使われる木は現在では75%が樫で、
       木が変わることにより加わる芳香も違うそうで、
       それが各醸造元が求める味の違いとなるのでしょうね。


     
       これは熟成期間中の様々な検査なのでしょうか、
       樽の上の穴からの様子を見る写真もサイトで見つかりました。
d0097427_00253680.jpg

       寝かせている間に蒸発する分に付いては、次の小樽に移した時に、
       新しいモストを注ぐのだそうで、
       こういう方法はスペインやポルトガルのシェリーやマデイラ酒、
       イタリアのマルサーラ酒とも同じやり方なのだそうですが、

       こうすると熟成何年、というのがあやふやになるという問題もあり、
       熟成12年のDOPというのは、あくまでも本体の液が熟成を始めた
       年から計算するという事の様子。


       とにもかくにもDOP・原産地名称保護を名乗れるには12年
       熟成期間が要るわけで、これはもう高価な品になるわけですね。

       ここボンパーナで聞いた説明では、彼らの曽祖父から始め今4代目、
       バルサミコ酢の醸造と共にレストランを開き、そこでつかえる物をと始めたのが、
       レストランの仕事は大変なので今はバルサミコ酢の製造のみなのだと。




       樽の列にあったパンフレット、パリオ・デッラ・ギルランディーナ
       Palio della Ghirlandina.
d0097427_00254828.jpg
       ギルランディーナというのはモデナのドゥオーモの鐘楼の名ですが、
       聖堂のあるグランデ広場で毎年開かれる、
       伝統バルサミコ酒の競技会
       味見をしてその年の出来の良いバルサミコ酢にパリオが、
       優勝旗が渡される競技がある事も知りました。
       2016年の今年が第11回目、4月の末から5月にかけて開催される様子。


       伝統バルサミコ酢に付いての説明が済んだ後、
       プラスティックのスプーンが各自に渡され、3種の味見を次々に
       12年もの、確か40年もの、そしてもう一種、名前を覚えていませんが、へへ、
       使いやすい品、として味見をさせてくれ・・。

       確かに12年物は美味しく、やはりスーパーでの品とは違うと思ったのでしたが、
       40年の物はもう一段と円やかで、なるほどなぁと!




       その後大きな倉庫風の建物に案内され
       そこにもこんな様々な大きさの樽が寝かされておりましたが、
d0097427_00260283.jpg



       中央のテーブルには試食用の食べ物が用意されており
d0097427_00261549.jpg



       それぞれに違うタイプの伝統バルサミコ酢をかけて頂き
       なにせねっとりとしているので、なかなか瓶から出てくれませんで、ははは、
       shinkaiのお皿はこんな感じに。
d0097427_00263022.jpg
       左上の白いのがパンナコッタ、その右がパルミッジャーノ・レッジャーノ、
       下の四角いのはパンで、左下は卵焼き。
       3種の各食べ物に違う種のバルサミコ酢をかけて下さったのですが、
       どれがどうなのか、とは聞かないでやって下さいませませ、ははは。

       右のワインは、この一帯の美味しいランブルスコ・ワインで、
       これでお腹もかなりくちくなり、ワインでほこほこに! 美味しかったぁ!!




       この後醸造元としては一番の目的である、ははは、
       販売部門に皆を案内してくれたのですが、

       例えば上の段に見える、このインク瓶位の大きさのこの品
       1971年からの熟成品という事ですが、50mmlで19,5エウロ!!
d0097427_00264453.jpg



       この左の1L瓶、お勧め品なのでしょうが、170エウロ!!
d0097427_00265810.jpg



       チョコレートの真ん中にバルサミコ酢がちょうどブランデーの様に
       入っているもの、店で味見させてもらいましたが、美味しかったです、
       確かに美味しかったですがぁぁぁ、一箱15エウロ!
d0097427_00271203.jpg

       グループの皆さんは、あれこれ買い込まれておりましたが、
       う~ん、shinkaiは正直言って、ちょっと買う気になれませんでした。
       確かに年期をこめて作られた美味しい品であるというのは、
       味見をさせて頂いてよ~く分りましたが、それで十分です、という感じ。
       自分の家で自分が料理する皿には相応しい品では無いなぁと、はい。

       日頃スーパーで見かける大量製品のバルサミコ酢は
       熟成されていないワイン酢に、着色料やカラメル、香料を加えた物  
       だそうですが、
       う~ん、それでも結構野菜料理には美味しく頂いているもんね、ははは。




       というような竜頭蛇尾式見学記になりましたが、きゃはは、
       サイトで検索すると、様々なバルサミコ酢を使った料理が見つかりましたので、
       それらをちょっとご案内いたしますね。

       これからの季節にピッタリの、アスパラガスに。 付け合わせにも良さそう。
d0097427_00272563.jpg



       茄子のグリルに
d0097427_00273848.jpg
       



       カボチャのクリーム・スープに
d0097427_00274980.jpg



       ズッキーニの入ったパスタに
d0097427_00280152.jpg



       これは美味しそう、サーモンに! 海老に!
d0097427_00281532.jpg
d0097427_00282854.jpg



       そして雄牛肉に、ビフテキに!
d0097427_00284189.jpg
d0097427_00285391.jpg



       これはもう定番の、イチゴと、パンナコッタ!!
d0097427_00290824.jpg
d0097427_00292262.jpg
       
       バルサミコ酢の美味しさを引き出すには、余り熱を加えない事だそうで、
       料理の最後にさっと加えるのがコツだそうです。

       うん、家で作る野菜料理にも、今後は仕上げにかける事にしよう!!


     *****

       水彩+色鉛筆画ブログには、ドロミーティの小さな湖 と、サイトで見つけた黒猫の絵 を
       アップしています。   
       見てやってくださ~い!    


     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     

       励まし応援クリックも、どうぞよろしくお願いいたしま~~す!!

         
   
       
          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ


          
  
    






by italiashiho2 | 2016-04-05 00:35 | ・エミーリア・R州 Emilia | Comments(10)
2015年 03月 07日

   ・・・ パルミジャーノ・レッジャーノ ・ イタリア・チーズの王 ・・・

d0097427_01272500.jpg
       今日はイタリアの数あるチーズの中でも「チーズの王」と呼ばれる
       パルミジャーノ・レッジャーノ・Parmigiano Reggianoのお話を。

       手近な所では、削ってスパゲッティやミネストローネに振り掛けたり、
       詰め物パスタの中身に混ぜたり、薄く削ってサラダやカルパッチョの上に、
       またはそのまま割っておつまみにしたりと、
       皆さんも良くご存知の、
       イタリア料理には欠かせない芳醇な香りと濃厚な味
       まさにチーズの王の名に恥じない美味しいチーズですが、



       先日出かけたパルマ・Parmaはこのチーズの生産地。
       城を見に行ったソラーニャ・Soragnaにちょうど
       パルミジャーノ・レッジャーノ・チーズの博物館があり、
d0097427_01274036.jpg



       こんな風に町の脇道を入っていった奥に
d0097427_01275367.jpg
       



       かってのこの町の城主メーリ・ルーピ・Meli-lupiの
       所有していた一廓、農家の横に
d0097427_01280506.jpg



       チーズ製造所・カゼイフィーチョ・caseificioがあり、
       1848年に建設された円形の建物で、1977年まで実際に使われていたのを、
       現在博物館としているのだそう。
d0097427_01281759.jpg



       ちょうどお昼にお腹を空かせて訪問した我々を迎えてくれたのが、
       この博物館のこちら手前にある建物、お味見所で、

       こんな生ハムとパルミジャーノ・チーズ、パンとワイン
       供されたのですが・・、
d0097427_01282815.jpg
       生ハムもパルマ産は美味しいので有名ですが
       私は生ハムは食べず、皆がお腹を空かせたハイエナみたいに、ははは、
       パルミジャーノを割ってくれるのを待ちきれずに一斉に手を出し、
       写真を到底撮れず!  

       おまけに、生ハムもチーズもワインも、皆冷たい食べ物ですよね?!
       チーズをかじり、パンをかじり、寒いのでワインをたっぷり!
       とどうなるか、へへへ、お腹の調子がね・・!

       まったくねぇ、旅行代理店と博物館のご好意ではあったのですが、
       寒いあの日には、暖かな一皿のスープの方が有難かったですねぇ!




       お腹が落ち着き、少し頬っぺがポッとなった所で、
       漸く博物館見学に
       
       まずは絞った牛乳を運んでくる容器、いずれも20世紀になっての物。
d0097427_01284024.jpg
d0097427_01285106.jpg



       これが牛乳をいれ、暖め、チーズを作る銅の鍋
       後の時代の物のようで、ハンドルが付いているのが見えますが、
d0097427_01290353.jpg



       こちらが古い方の、鐘を逆さにした形の鍋で、
       下から火を焚きつけたのですね。
d0097427_01291615.jpg



       当時の働いている様子の絵。
d0097427_01292906.jpg

       後ほどヴィデオで、現在のチーズ製造を見ていただく事にし、
       まずは一連の道具類などをどうぞ。

    

       鍋の中をかき回す道具類。 温度計に木製と金属の器具。
       後ほど見ていただくヴィデオの中に、一番右の形が登場します。
d0097427_01294109.jpg



       出来上がったチーズを形作る型と重石
d0097427_01295349.jpg



       となりの地下にあった水槽。 ここで塩水に浸け、
       その後長い熟成期間を置く事になります。
d0097427_01300680.jpg



       こちらは牛乳の表面に溜まる脂肪分から
       バターを作る、ザンゴラ・zangolaと呼ぶ攪拌器
d0097427_01301855.jpg



       バターの形作りの容器
d0097427_01303127.jpg



       大きな秤もあり、
d0097427_01304576.jpg



       かってのパルミジャーノ・チーズの販売人
       今と同じような形で売られていたのですねぇ!
d0097427_01321216.jpg



       という様に、ざっとパルミジャーノ・レッジャーノの博物館を
       ご紹介しましたが、

       12世紀頃からの長い歴史を持ち、チーズの王とも呼ばれる
       パルミジャーノ・レッジャーノはDOP・denominazione di origine protetta・
       原産地呼称保護指定を受けており、
       エミーリア・ロマーニャ州の特定地域生産のみが、この名を使えます
d0097427_01362953.jpg
       つまり、パルマ県、レッジョ・エミーリア県、モデナ県、
       そしてボローニャのレーノ河左地域(北)から
       マントヴァのポー河の右地域(南)の範囲。

       指定されているこの土地というのは、肥沃な牧草地があり
       湧き水が豊富、そして上等な塩・塩田がある事
       パルマの西に現在はテルメ・温泉地で有名なサルソマッジョーレ・テールメ
       Salsomaggiore Termeがありますが、ここに塩田があったのだそう。
       


       さてこの名高いパルミジャーノ・チーズの製造法ですが、
       ここでは公式サイトからの説明を拝借し。 

       乳牛は朝と夕方の2回の搾乳がありますが、
       夕方運ばれてきた牛乳は大きな容器で一晩寝かされ
       朝方表面に浮かんだ脂肪分を取り除け、これはバター製造に、
       そして朝の搾乳で運び込まれた乳と一緒に
       あの独特の形の銅の鍋に一緒に入れられます。

       そしてここに凝乳酵素(子牛の第4胃から抽出されたレンニン)、
       乳清、前日の仕事から得られる発酵乳が加えられると、
       10分ほどの内に凝結が始まり、
       ここで古くから使われている「茨・とげ」と呼ばれる道具により、
       小さな粒状の凝結物になります。

       こうなって釜に火が入れられ、55度を保ちながら混ぜ合わせ
       最後に鍋の底に大きな一塊のチーズ質の物が出来るのだそうで、
       
       約50分ほどの後この塊が取り上げられ、布の中に収められ
       2つに分けられ、それぞれの型に入れられます。

       この時に一つの型ごとに、身分証明と同じ様に、製造年月日と
       製造所の固有番号が打たれた帯が巻かれ、

       そして数日後に塩水の水槽に沈められ、これは約1ヶ月間、
       この後長い熟成期間を置かれるという訳ですね。
       
       という事で、製造法のヴィデオをどうぞ
       長年の経験から来る熟練職人の手さばきが見事!
       ヴィデオは、一旦途切れてもすぐに次が始まりますので、そのままで。

     ◆ 追記です。
       Come si fa il Parmigiano reggiano・どうやって作るかというこのヴィデオは、
        語りがイタリア語で自動的に項目が変わりますので、どの部分か分かるよう、
        タイトルの横に日本語訳を付けますので、ご参考に。
       IL RE DEI FORMAGGI・チーズの王様の由来
       TERRITORIO・生産地
       LAVORAZIONE・製造法
       STAGIONATURA ED ESPERTIZZAZIONE・熟成期間と熟練者の検査
       MARCHIATURA・検印
       BOLLINI DI STAGIONATURA・熟成期間の色印
       BUONO E SANO・美味と健康食
       AMATO E TUTELATO・愛され保護され


       
       こうして出来上がったパルミッジャーノ・レッジャーノ
       丸い太鼓型というのか、側面一面にPARMIGIANO-REGGIANOと
       文字が見え、様々な身分証明の番号があり、焼印が打たれていますが、
d0097427_01364077.jpg
       



       番号はこんな風に
       1.製造所の登録番号
       2.ヨーロッパ議会の登録番号
       3.選別は1年後に行われ、OKとなった焼印
       4.製造年と月
       5.最初に付けられるチーズの名
d0097427_01365219.jpg

       熟成される年月により、付けられる印の色が違いまして、
       海老の赤色、18ヶ月以上
       銀色 22ヶ月以上
       金色 30ヶ月以上 なんだそうで、

       単に美味しいだけでなく、高タンパク質、ビタミン、カルシウム
       鉱物性塩分を含み、溶けやすく砕けやすく消化性も良く
       どの年代にも適したエネルギー源なのだと。




       こんな風な丸い太鼓型をまず横半分に割り
       それから3角形に切り分けて売られています。
d0097427_01370406.jpg
       この一つを作るために約600Lの牛乳が必要で、
       これ一つの重さは平均して38,5kgなんだそう。

       外側は自然に乾燥してできる硬い皮ですが、
       写真に見える小型のナイフで、かち割って食べるか、
       またはおろし金で削ります。


       お値段ですが、サイトで大体見た所では、
       15~18ヶ月の物で、Kに付き14エウロ
       24ヶ月以上 K-15エウロ
       30ヶ月以上 K-16エウロ と。


       肝心の乳牛は、大体は白黒ブチのホルスタイン種ですが、
       この地域は伝統的に赤茶色の乳牛、乳だけでなく、畑仕事もし、
       肉牛にもなる赤茶色の牛の乳を使っていたのだそうで、

       乳の量はホルスタインの半分少しなのだそうですが、
       質としてはずっと良いのだそうで、こちらを使っていると
       表示の品があり、やはり少しお高めの様子です。

       こちらのサイトは、その赤茶牛の乳を使っているという       
       製造所で、添加するのは塩と凝固剤のみと。
       
       生存が3000頭という赤茶牛、最近その乳の質が改めて
       見直されているそうで、お乳の出を良くする為なのか、
       歩かされているシーンあり、ははは。




       料理の上からかける、中に混ぜると様々ですが、
       どの様に使っても必ず一味引き立てる優れもの!
       何があるかと並べてみますと、

       リゾット、これはサフランのリゾット
d0097427_01371541.jpg



       スパゲッティのアマトゥリチャーナ風
d0097427_01372706.jpg



       トルテッリーニのスープも美味しいし、
       詰め物の中にもパルミジャーノが入り、上からもかけ、
d0097427_01373979.jpg



       トマト・ソースでも美味しいですよねぇ!
d0097427_01375105.jpg



       そうそう、カルパッチョの上にも欠かせませんねぇ。
d0097427_01380337.jpg



       こんな風に割って、ワインのお供にも、果物と一緒にも!
d0097427_01381652.jpg
       

       いつも当たり前みたいに食べているパルミジャーノですが、
       今回改めて調べてみるとその奥深い事。
       如何に有益に、美味しく食べれるようにという
       古代からの人類の知恵と自然の不思議がしっかりと詰まった食品!!
       
       パルマで文句を言いつつ味わった、ははは、でもとても美味しかった
       パルミジャーノ・レッジャーノ、
       次回からはも少し感謝を込めて頂く事に致しま~す!


       
 
     *****

       水彩ブログには、 ヴェネツィア・橋を渡って ・ 再挑戦 を
       アップしております。
       見てやってくださ~い!    
     
    
     *****        
       

       いつもブログご訪問、有難うございます!  
     
       励まし応援クリックも、どうぞよろしくお願いいたしま~~す!!

         
   
       
          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ


          
  


   

       


by italiashiho2 | 2015-03-07 01:43 | ・エミーリア・R州 Emilia | Comments(16)
2014年 03月 16日

   ・・・ ベネットン ・ ファブリカ・Fabrica 見学 その1 ・・・

d0097427_4331923.jpg

       この水曜の午後、仲間と一緒にベネットンのファブリカ
       コムニケーション・リサーチ・センターの見学に行ってきました。

       このチャンスは、先回のアーゾロ、ポッサーニョ行きでご案内したお二人、
       現在このファブリカで働き学んでいる若者達の内の一人の日本人、
       山本龍さんとのご縁によるものでした。

       正直言いまして、その内容が良く掴めないままで出かけまして、
        建物はかの有名な設計家安藤忠雄氏の手によるもので、
        世界中から若者を集め、働きながら学ばせている・・
       言葉では分かるものの、実態が飲み込めないままに
       出かけたと言うのが正直な所だったのですが、

       報道係りの方から説明を受けつつ内部を見て歩き、
       光溢れる素晴らしい建物の中で、若者に提供されているもの
       ベネットンが持つ財力と、その大きな影響力を惜しみなく使っての
       ファブリカの活動。
       それらを徐々に感じ取りつつ、私の内に浮かび上がってきた言葉は、

       日本の若者達よ、大志を抱け!
       今ここで提供されているものを、しっかり受け掴み取り
       日本で、世界で、活躍できる下地にせよ!

       でした。
       
       こんなに幅広く大きく提供される1年間は、他に類を見ない
       でしょうと思います。

       で案内してくれた報道のバルバラさんにも、
       安藤さんの建築の素晴らしさもさることながら、
       私はこういう見地でブログに書きます、とお伝えしました。

       これを上手く、ここでお伝えできますように!!

d0097427_434175.jpg

       上の2枚の写真は、上がまず敷地内に入った所からの眺めで、
       見えるのはこれだけなのですね。
       正面に2つの建物と、左の奥に何か平べったいものがちらと。

       広い空が、土地が広がる、この開放感!



       まず、ファブリカと呼ばれる建物、施設、ベネットン・グループの
       一会社はどこにあるか、地図をどうぞ
d0097427_4342392.jpg

       トゥレヴィーゾから北に電車だと1駅間の距離、
       カテーナ・ディ・ヴィッロルバ・Catena di Villorbaという所。
    
       左の黄色い線が県道、まっすぐ伸びるグレーの線がヴェネツィアに
       行く鉄道線、右のオレンジ色が高速。
       ですから、電車でヴェネツィアに行く時戻る時、すぐ横を通るので
       何時も生垣の隙間から見える円柱の並びと、プールを見ていたのですが、
       漸くに内部見学を、という事でした。

       F A B R I C A
       Via Ferrarezza
       31020 Catena di Villorba TV, Italy
       +39 324 6922774
       http://www.fabrica.it




       当日は我ら総勢7名、車2台に分乗し出かけましたが、

       バルバラさんに案内され、正面の建物の間を抜け
       見えたこの眺めに、いっせいに皆の口から歓声が漏れました!
d0097427_4354544.jpg

d0097427_436120.jpg

       素晴らしいお天気、青空の下に広がるこの見事さ!
       水に映る光と影の鮮やかさ!

       そして、何時も電車から眺めてプールかと思っていたのは、
       10cm程の深さの水で、その下には荒めの砂が敷き詰められ、
       しかも石庭の様に、筋目が付けられているのですね。



       敷地の入り口から見えた右の小さい方の建物が、
       ヴィッラ・パステーガ・Villa Pastegaと呼ばれる、
       かっての貴族の住居で、

       こちら正面の1階部分がかっての厩舎、2階は使用人達の住居
       右下に見える開口部が、こちら側からの入り口。
d0097427_4365178.jpg

       左側の大きなのがバルケッサと呼ばれる納屋で、
       一階部分には、運河を通りここまでやって来た船が
       停泊出来るようになっていたのだそう。

       ファブリカの設立は1994年、当初はこちらの2つの建物を
       使っていたのが、徐々に人数も増え手狭になり、
       97年頃から安藤氏に依頼し増改築を始め
       2000年に新しくオープン。

       「ファブリカ」という言葉自体が固有名詞なのですね。
       普通ファッブリカ・Fabbrica というと工場を指しますが、
       bを一つのファブリカ、になっています。

       ファブリカ・コムニケーションのリサーチ・センター
       何をどういう形で伝えるか、という事かと、
       私なりに考えたのですが、これで良いのかな・・?



       円柱に沿って歩き、入り口から振り返っての眺め
d0097427_4371649.jpg

       落ち葉の季節もあるでしょうし、これだけ見事に水場を保つのは
       大変だろうね、と言うのが我ら主婦経験者の感想でしたが、ははは、
       たまに何かのチャンスがあったりすると、
       学生達が入り込んだりもするんだそう!



       入り口を入った所
       木の床が広がり、見える作品はトルコの女性作家による「運命」
d0097427_4373323.jpg



       横長に、右下から左上に赤ちゃんの浮遊が流れ
       次第に抽象化した形になって行きます。
d0097427_437537.jpg

       戦争で亡くなった母親と赤ちゃんを見てインスピレーションを
       受けた作家の語りは、こんな世の中から逃げ出し、
       母親の胎内に戻る赤ちゃん、なのだそう。

       ヴェネツィアのビエンナーレでこの作品を見た
       ルチャーノ・ベネットンが強い印象を受け、ここに、と。



       入り口から、池の方を振り返り・・
d0097427_4381019.jpg

       写真でご覧頂いた池と、円柱の列を挟んでも一つ池がありますが、
       へへへ、まるで気づかずに通りましたshinkai!



       こちらがベネットンを起業した前社長であり、ファブリカを起こした
       ルチャーノ・ベネットン・Luciano Benetton.
d0097427_4382874.jpg



       そして、日本の建築家(設計家では無く、建築家と自称されているとの事)
       というよりも、既に世界で名高い安藤忠雄氏
d0097427_4384575.jpg

       皆さんの方が、私なんぞよりずっとお詳しいでしょうから、
       ただこの写真1枚を。



       上の玄関部の右奥に、下に下る階段が見えましたが、
       そこを下ってくると、この開けた楕円形の広場を囲む建物となり、
       確かに地下1~2階なのですけど、
d0097427_439539.jpg

d0097427_4392121.jpg

       この明るさと開放感から、地下の重い印象がまるで無い事に
       まず皆が驚きました!



       天井部のカーヴ
       素材はコンクリート、白とグレーの2色、
       そして窓の金属とガラス。
d0097427_439475.jpg

       確かにコンクリートの打ちっぱなしで、
       入り口前の水場の設定にも、
       カルロ・スカルパの設計に通じる物を感じはするのですが、

       水場の下に筋をつけた砂が入っている事は既に書きましたが、
       安藤氏のこのセメントの打ちっぱなしは、
       スカルパのセメントよりはもっとキメが細かいすべらかさを持ち
       ローマ期のフォーラムみたいな広場を作る構築美の大きさと
       神経が行き届いた繊細さが、上手く溶け合っている感じを受けます。

       何ぞと、素人の単純な感想をとお見逃し頂きたいのですが、
       スカルパは色を使っていても、凝った部分的意匠にしても、
       どこかに日本への趣味的感覚、といった物を感じるのですけど、

       ここでは色が無くとも、無機質な色に光と影が加わり、幅を持ち
       そしてそしてこの開放感!!
       きっとその日その日のお天気の変わり具合い
       季節の空の色もすぐ傍らに感じる事でしょうね。



       建物の防火設備の図ですが、建物の様子をどうぞ
d0097427_440436.jpg

       左下部分に水場があり、真ん中に楕円の広場、
       その右の円形は図書館。



       広場を囲む形の、南側の通路兼小会議場とでも
       奥のディスプレイの写真は、ずっと一人でスライド・ショーを。
d0097427_4403360.jpg

       左壁上が開口部となっていますが、


       こんな感じの仕事場
d0097427_4405520.jpg

       ね、こういうのをみると、私はそわそわして来ます、
       羨ましさで・・。



       近くにあった映画「ノー・マンズ・ランド」のポスター
d0097427_4413041.jpg

       ボスニア戦争を描いたものだそうで、
       2001年にカンヌ映画祭で、最優秀脚本賞、
       そしてアカデミーの最優秀外国映画賞をとった作品。

       で、なぜこれがここに、と思いましたら、
       このファブリカで、ここの若者達が、編集をしたのだそう!

       他にも中国映画のポスターがありましたが、
       話を聞きながら、なんと贅沢な学びの環境よ!!と。



       こちらはデザイン部門の仕事場
d0097427_4423922.jpg

       たまたま全体ミーティングがあったそうで、空っぽですが、
       雑然としたこの雰囲気が良いでしょう?!



       ベネットン・カラーと呼ばれる色を使い、
       各自がそれぞれ自分のプロジェクトに従いデザインし
d0097427_4425733.jpg

       製品化するのは、それ専用の工場でとの事。
       ですから、そのままプロト・タイプと言うか、
       一点物ですむ物もあると・・。



       勿論各自がやりたい事に取り組むわけですが、
       地元との結びつきも大変重要に考えているので、
       こういったガラス製品も多くデザインする、との事。
d0097427_4431889.jpg

       お皿も勿論見かけましたが、
       今、ダイキン・イタリアからの要請があり
       無機質なエアコンでも、美しい存在になり得る、に
       取り組んでいるのだそう。



       壁にかかるデザイン作品のポスター
       若者達のセンスが並びます。
d0097427_444367.jpg


       このデザイン部門で働いている山本龍さんも言ってましたが、
       今は4月のミラノの会場出品で大忙し中なのだそう。


       これは山本龍さんのデザインした
       大理石と金属で成形した一輪挿しの花瓶。
d0097427_4441944.jpg

       http://store.fabrica.it/collections/frontpage/products/chloris

       龍さん個人のサイトは
       http://ryu-yamamoto.com/


       彼らがデザインした作品の製品販売は
       ボローニャに店があるそうですが、
       こちらのウェブ・サイトで購入も出来るそう。
       http://store.fabrica.it/collections/all



       こちらが円形の図書館で、こういう本が並んだ眺めは、
       どこで見ても涎が垂れそうになりませんか?!
d0097427_4443797.jpg

d0097427_4445373.jpg

       向こうから2人目に横顔の見える方が、
       ご案内して下さったバルバラさん、そして我が仲間。

       図書館で、ファブリカが発行している雑誌
       「COLORS」なども見ましたが、
       興味深い本も教えてもらいました。

       「イランの居間・Iranian Living Room」という本で、
       イランの家庭内、居間に入り込んだ写真集。
       外ではスカーフで髪を覆う女性達が、ヘアダイの方法を見たり、
       犬と一緒に外に散歩には行けない法律があるそうで、
       イランの犬はずっと居間にいるのだそう・・、などなど。
       http://store.fabrica.it/collections/frontpage/products/iranian-living-room


       広くて美しい図書館の眺めをどうぞ
d0097427_4451566.jpg

d0097427_4453752.jpg

d0097427_4455616.jpg



       サイトから全体が良く分かる写真を拝借。
       天井からは、地上の明かりが。
d0097427_4461497.jpg



       図書館の中でのこの方は、現ベネットンの社長
       アレッサンドロ・Alessandro、今50歳くらいと。
d0097427_4463741.jpg

       彼の奥さんはデーボラ・コンパニョーニ・Deborah Compagnoni
       と言い、スキー大回転の選手だった方で、
       オリンピックで金メダルを3つも取っておられる美人!



       図書館から出てきた部分、楕円の広場の北側に当たり
       ここは地下2階部分になります。
d0097427_4465781.jpg

       上の階の奥にあったヴィデオ関係が、今この奥に引越しの
       最中なのだそうで、手押し車を引いて行ったり来たり・・!

       手前の円柱に立てかかっているポスターは、
       ロベルト・サヴィアーノ・Roberto Savianoの新刊
       ゼロ・ゼロ・ゼロ
d0097427_4471493.jpg

       ナポリのマフィア、カモッラの内実を暴いた作品、映画にもなった
       「ゴモッラ」の作者の7年ぶりの新作なのだそうで、
       南米からのコカインの話を扱っているのだと。

       彼は「ゴモッラ」以降、ボディ・ガード付きの生活ですが、
       ファブリカに話をしに寄ったのだと。
       他にも、著名人があれこれ寄っている、と名を聞きましたが、

       そんなチャンスに近しく接する事が出来るのも、
       ベネットンの力だなぁ、と思いましたし、
       若い柔軟な頭に、どんなに深くしみ込んで行くでしょうか!



       壁際に並ぶ、作品の数々
d0097427_447336.jpg

d0097427_4474990.jpg



       広場に出てくると、日向ぼっこをしている若者の姿
       真ん中の彼女はすぐに中国から、と分かりますし、
       向こうの若者は、どこからかな?
d0097427_4481315.jpg


       ファブリカでは、世界中からの若者を迎え入れている、と
       書きましたが、申し込みは年間を通しいつでも出来
       条件は申し込み時点で25歳以下である事

       応募できる部門は
       デザイン、グラフィック、写真、音楽、出版編集、雑誌カラース出版、
       映像&シネマ

       日本語での応募説明は
       http://www.benetton.jp/company/fabrica/

       英語版だと、申し込み
       http://www.fabrica.it/apply.html

       各部署の説明と応募職種
       http://www.fabrica.it/areas.html

       審査を受け、一応OKが出ると、こちらに来て2週間の試用期間
       飛行機の切符代はファブリカ持ちで、
       OKとなると、1年間の契約を結ぶのだそう。

       審査をしたその道のプロフェッショナル達が、各部門で指導し、

       奨励金が月々支払われ、アパートはトゥレヴィーゾのあちこちに
       会社側が用意し、お昼はベネットンの社員食堂で。

       言語は英語の他に、イタリア語やフランス語ですが、
       英語が必ずしもしっかり話せなくとも、こちらでサポートします、と。
       世界中からの若者が来るので、誰しもが最初から話せるわけではないと。

       自分が取り組みたいプロジェクトを持ち、
       それが1年間で済まない時は、往々にしてもう暫くの
       契約延長もありうるとの事。

       こうして年間をならすと、常時35~40人ほどの若者が
       いるのだそう。


       部門については、日本語ページと英語版では説明がちょっと違い、
       私が聞いたのもちょっと違う部分がありますが、
       
       要は、宣伝デザイン、編集部門で活躍したい若者への
       実戦に携わる場の提供ですので、

       これだけの場所と提供条件を見逃すのは、本当に勿体無い!
       若者達よ、しっかり掴んで、大いに吸収利用すべし!!


     *****

       文字数制限に引っかかりましたので
       急遽2回分に分ける事に致します。

       お手数ですが、こちらをクリックしその2にお進み願います。
       http://italiashio.exblog.jp/20467554/



     *****

       水彩ブログは、「アッシジの黄昏」のペンでの再描きこみ中で、
       1回パスさせて下さいませぇ!  
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho


     *****        
       

       いつも有難うございます!  
     
       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

        

          
          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          


      

by italiashiho2 | 2014-03-16 04:52 | ・ヴェネト Veneto | Comments(21)
2014年 03月 16日

   ・・・ ベネットン ・ ファブリカ・Fabrica 見学 その2 ・・・

       引き続き、有難うございます!

       ベネットンの、コムニケーション・リサーチ・センターのご案内
       その2を続けます。


       広場から、中の壁のポスターを覗きつつ、

       右のは、2011年の宣伝キャンペーン「反憎しみ」
d0097427_452597.jpg

       これはローマ教皇とイスラム教指導者ですが、
       他にオバマ大統領と中国の国家主席、などなどバージョンがあり、
       ローマ教皇庁からは強い抗議が起こったそう。



       右は、カトリック教会内での幼児への性的虐待のキャンペーン
d0097427_455387.jpg

       かってベネットンの専属カメラマン、オリヴィエロ・トスカーニ
       Oliviero Toscani が繰り広げた様々な宣伝キャンペーン、
       中には目を剥きぎょっとする程のインパクトの強いのが
       ベネットンの特徴でしたが、
       彼は既に2000年にベネットンから去っているにも関わらず、
       やはりその線でのキャンペーンを繰り広げている事が良く分かります。
       まぁ、少し大人しくなっては来ていますけど・・!



       さて我々は、その新鮮さ、まさに贅沢な環境、開放感などに
       好奇心も満たされ、満足して引き上げます。
d0097427_481851.jpg

d0097427_484044.jpg

d0097427_485680.jpg

d0097427_491572.jpg

d0097427_493711.jpg

d0097427_495849.jpg

d0097427_4101511.jpg



       階段を上に上がってくると、そこは草原となり、
d0097427_4103419.jpg


       隣には仕切りも何も無く、ブドウ畑が広がります。
d0097427_4105172.jpg



       最後は、見学を一緒にした仲間達
       右から、ルイーザ、マリチッラ、ジュリアーナ・ミラン、
       ジュリアーナ、ロレダーナ、そしてヘルガ。
d0097427_4111127.jpg

       引き上げる途中で、大きな大きなアイスクリームを
       各自2つ玉~4つ玉ほども平らげたのは、
       写真が無くて残念! ははは。

       長いお付き合い有難うございました!!

     *****

       若者たちよ、大志を抱け!
       ここにある大きな提供を掴み、飛躍されよ!
       まずトライする事から、何事も始まります。


       中高年熟年たちよ、体調維持を心がけ、元気で、
       自分の好奇心に正直に、大いに遊ぼうねぇ~!!


     *****

       水彩ブログは、「アッシジの黄昏」のペンでの再描きこみ中で、
       1回パスさせて下さいませぇ!  
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho


     *****        
       

       いつも有難うございます!  
     
       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

        

          
          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          


       
       
       

       

by italiashiho2 | 2014-03-16 04:24 | ・ヴェネト Veneto | Comments(0)
2012年 12月 12日

   ・・・ グラッパ酒の蒸留所見学 ・ アンドレーア・ダ・ポンテ ・・・

d0097427_23305314.jpg

       10月の末に、我が町コネリアーノ近くにあるグラッパ蒸留所、
       何度も通っている道なのに、少し奥にあるせいか、はたまた節穴目か、
       まるで気が付かなかったグラッパ酒の蒸留所見学
       Distilleria della Grappa - Andrea Da Ponteにグループで出かけました。

       大概見学と言うといつもは圧倒的に女性が多いのですが、
       今回はその逆でして、ははは、男性方は熱心に見、説明を聞き質問。
       ですが、工場の方の見学は機械音が大きく聞きとり難く、
       それにお察し下さいね、 
       柔らかい話の部分はなんとか理解出来ますが、
       少し込み入った技術的な話になるとついて行けませんで・・!

       工場の見学の後、事務所の奥にある広い試飲販売所兼見学者接待所
       とでもいう所に案内され、
       会社の経歴、様子とか、あれこれ説明を聞き、
       そこで美味しいプロセッコとグラッパの接待も受けました。
      
       その時に聞いた話にちょっと驚いた内容もあり、
       ブログ掲載の了解を願いましたら、後でグラッパ蒸留について
       概要を書いたのもあるので送りましょう、と快く。


       皆さんもイタリアの食後酒グラッパ・Grappa はご存知でしょう?
       食後のコーヒーに垂らしたり、小さいガラスのコップで供される
       強い、40度ほどの、透明なお酒ですね。

       ワイン用の汁を絞った後の葡萄の滓から作るのが
       グラッパ、とは知っていますが、
       さて実際にどの様に作るのか、と考えるとまるで知りませんで、
 
       サイトでもグラッパ酒蒸留について読み、
       頂いた概要も読んだのですが、イマイチぴんと来ず、
       遂にイタリア語の先生アンナリーザに一緒に読んで貰い、
       漸くに、ああ、そうなのか、という納得が多々あり、はい、
       ですからここで大いに知ったかぶりで、ははは、ご説明させて頂きます。

       トップの写真は、奥の蒸留所の建物
       ガラス越しに、ステンレスと銅の円柱状の蒸留機が見え、
       GRAPPA DI PROSECCO・プロセッコ種から作るグラッパ、とあり、


       蒸留所の名前 ANDRERA DA PONTE
       このダ・ポンテという姓にご留意を。
d0097427_23315653.jpg



       地図をどうぞ
       この蒸留所のある位置は、コルバネーゼ・Corbaneseと言い、
       コネリアーノからだと車で10分位か、もっと近いかの距離。
d0097427_2332890.jpg

       道はずっと北に抜け、ヴィットリオ・ヴェネトから西に向かう道と
       合流しヴァルドッビアーデネに。
       地図の色のついているこの一帯が、プロセッコD O C G の生産地で、
       つまりその中心に、一番新鮮な葡萄の絞り滓の集まり易い地に、
       このアンドレア・ダ・ポンテ蒸留所があり、
       プロセッコのグラッパと銘打っている訳ですね。



       向こうの丘の上にはフォルメニーガ・Foremeniga の教会が見え、
d0097427_23322889.jpg



       工場の道の向こうの家は、こんな大きな農家。
d0097427_23324173.jpg


       1980年代の最初にコネリアーノから、この山沿いの平地に
       この大きな蒸留所が移って来たのだそうですが、
       創業は1892年と、既に100年を越す社歴を持ちます。
       
       プロセッコのワイン醸造はこの辺り一帯にたくさん点在するのですが、
       グラッパの蒸留所もコネリアーノやヴィットリオ・ヴェネトにあり、
       もっと西奥に当たるバッサーノ・デル・グラッパは、
       まさに町の名が示す様に有名ですね。

       プロセッコのワイナリー見学 その1と2
       http://italiashio.exblog.jp/9780579
       http://italiashio.exblog.jp/9780374




       最初に見て頂いた蒸留塔のある建物の手前を抜けると、
       この大変広い広場があり、
       ステンレスのタンク・サイロが並びます
d0097427_2333086.jpg

d0097427_23332840.jpg

d0097427_23335568.jpg

       詰まりこのサイロに、プロセッコ種の葡萄の絞り滓、
       まだ発酵する前の、絞って4時間以内の絞りかす
       順に入れられる訳ですね。

       プロセッコ種の搾りかすは、約800軒の葡萄栽培農家分
       がここに集まってくるのだそうで、
       ・・サイロ1本の収容量なども聞きましたが・・。
       
       この大きなサイロは一定温度に冷却されており
       圧縮された葡萄絞り滓が発酵しながら底に沈まぬよう
       常に新しい葡萄滓が導入される様に管理されていると。

       こうして発酵した後


       この建物内の蒸留器に移され、グラッパの蒸留が始まるのですね。
d0097427_23341072.jpg

       工場の方の説明の方に写真の許可を願いましたら、
       こっちは良いですが、奥はダメです、と言われ、
       その奥なる物が表の建物かと思い、ははは、
       この蒸留器の部分、何機も背の高いステンレスの円柱式が
       並んでいるのを、パシャパシャ撮っているのです。きゃはは。
       説明者を皆が取り囲んで聞いているので、
       写真を撮っても気が付かなかった様子で、私以外にも・・!

       最後事務所でブログ許可を貰う時に、この部分の写真がダメらしい
       と気が付き、ディスプレイで見せましたらノーだったのですが、
       この建物の窓から見えるのは問題無いという事で、
       皆さんにはちょっと覗いて見える部分だけを、ははは、
       shinkaiの出し惜しみではない事を強調して、どうぞ!

       どこもかしこも皆オートメ化されており、
       実際に働いている人は2~3人見かけただけ!



       奥の方の工場が大きな騒音で稼働しており、明るい内部と
       暗い内部とちょっと極端でしたが、

       こんな風にトラクターで、一見土の様に見える、
       明るめの茶色の物体を運んで来ていて、
d0097427_2334443.jpg



       こちらの工場の取り入れ口から、こんな風に内部に落ちて行くのですね。
       ね、まるで土の様でしょう?
d0097427_2335124.jpg

       これが蒸留された後の葡萄絞り滓、つまり皮と種でして、


       こちらの工場で、葡萄の種と皮(粉)に分けられるのですね。
d0097427_23352593.jpg



       この時点では、皮よりも種の方が断然重くなっているそうで、
       葡萄の種からは大変に質の良い油が採れ、
       化粧品にも多く使われ、日本にもたくさん輸出されていると!
d0097427_2337222.jpg

       へぇ!と驚きましたら、あんた日本人?と聞いて来まして、
       自分の所が直接売っているのではないので詳しくは知らないけど、
       とにかく日本がたくさん買っているよ、と。
       


       こちらは頂いて来たパンフレットから、社の写真
       美しい場所にあるでしょう?
d0097427_23373396.jpg
       


       これがプロセッコ種の葡萄で、食べても美味しいそう。
d0097427_23374712.jpg



       手前の建物2階には、こんな風に社の製品がずらっと並び
       本当はこの何倍も棚があり、贈答用の箱入りも各種テーブルに並び、
       販売もしており、
d0097427_2338065.jpg



       その奥に、見学者接待所が続き
d0097427_23381259.jpg



       テーブルには、こんな風に既に誘惑の姿が並んでおりましたが、
d0097427_23382641.jpg



       この方が、こちら接待所の方で説明をして下さった社の相談役
       お名前をどこかに控えていたのにぃ・・、
       大変洒脱なお人柄で、お話しぶりも、すっきりの応対も気持ち良く。
d0097427_23384142.jpg



       さてこちらが社の創業者、ダ・ポンテご一家1900年代初め
       奥の列左から3人目がアンドレーア・Andreaで、
       その右が弟のマッテーオ・Matteo
d0097427_23385834.jpg

       このマッテーオがグラッパ蒸留法についての研究というか、
       技術面を請け負ったようで、1896年に
       蒸留の手引書・Il manuale della distillazioneという本も
       出版しているのだそう。


       最初に見て頂いた社名の写真で、ダ・ポンテという姓に御留意を、と
       申し上げましたが、この時の社の由来説明で、
       モーツァルトの3大オペラ、フィガロの結婚、ドン・ジョヴァンニ、
       コジ・ファン・トゥッテの台本を書いた
       ロレンツォ・ダ・ポンテ・Lorenzo da Ponteの名が出て驚きました。
       詰まり縁続きだというのですね。


       こちらが良く見かけるロレンツォ・ダ・ポンテの肖像ですが、
d0097427_23391557.jpg

       彼はすぐ近くのヴィットリオ・ヴェネト、正確には合併する前の
       チェーネダ・Ceneda の生まれでユダヤ系。
       父親がカトリックの女性と結婚する時に一家で改宗し、
       その時のチェーネダの司教ロレンツォ・ダ・ポンテの姓を貰い、
       長男の彼はその名も貰ったというのですが、

       つまり、この台本作家として有名なロレンツォの父親から
       3代目が、この蒸留所の創業者アンドレーアになるのだそう!

       早とちりのshinkaiは最初の驚きが醒めぬままに、
       ロレンツォとアンドレーアが兄弟だったのかと思い訊ねましたら、
       だって、はっきり最初に説明されなかったのですものぉ、
       いえ、父親から数えて3代目、100年の違いがあります、と。
       ははは、数字に弱い私は、年代がパッと計算できないもんね。

       現在の経営者はフランチェスコ・ファブリス・Francesco Fabrisと
       言いますが、彼の父親ピエール・リベラーレ・ファブリス・Pier Liberale
       が、アンドレーアの娘ブルーナと結婚しているのだそうで、
       社名として創業者アンドレーアの名が引き継がれている訳ですね。

       日本だとこういう場合、婿に、となりそうですが、
       イタリアはそういう事も無く、夫婦も別姓のままです。

       ロレンツォ・ダ・ポンテの破天荒な生涯については、
       ペーシェクルードさんがこちらに詳しく。 是非どうぞ!
       http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-151.html
       http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-152.html
       http://pescecrudo.blog122.fc2.com/blog-entry-153.html
      



       では、実際の写真が使えないので、サイトから拝借の写真で、
       実際の蒸留器や蒸留の仕組みを簡単にご説明しますね。

       これがマッテーオが作り特許を取ったという蒸留機ですが、
d0097427_23395439.jpg



       以下の写真はいずれもバッサーノ・デル・グラッパの橋の脇にある
       ポーリ・Poliという蒸留所が公開している博物館の物。

       こちらが一番初期の形で、右上に見える図の様に、
       釜の下から火を焚き、アルコール分が蒸発したものを、
       左の細い管を伝わる内に冷やされ、液化するという物。
d0097427_23401152.jpg



       そして一段進んだものがこれ、いわゆる湯煎型
       イタリア語ではバーニョマリーア・Bagnomariaと言います。
d0097427_23402719.jpg

       熱が直接に当たって葡萄滓が焦げたりせぬよう、
       沸いた湯の熱が伝わる方法ですが、


       左の写真が、ダ・ポンテのパンフレットにあるバーニョマリーア機
d0097427_23404117.jpg



       現在は技術研究、革新も大変に進んでいまして、
       この湯煎法も下からだけの湯ではなく、ぐるっと周囲を取り巻く方式
       その加熱も常にゆっくりと、つけたり消したりだそうで、
       この伝統の銅製湯煎器も最新型で、蒸留所建物内で稼働中。

       ダ・ポンテの製品の内の2種
       ヴェッキア・グラッパ・ディ・プロセッコ・Vecchia Grappa di Proseccoと、
       ウーニカ・ダ・ポンテ・Unica Da Ponte が、
       この古い形の蒸留機で作られているのだそう。

       全て完全にオートメ化され、内部の様子が映るディスプレイがあり、
       一面の霧状態や、右写真の様にポチャン、ポチャンと
       滴の落ちる映像も見えました。



       こちらがサイトから拝借の、
       最新の真空継続蒸留機、とでもいう言葉でよいのか、
       真空にした場合の利点などもあれこれ読んだのですが、
       つまりです、より美味しいのが蒸留できるらしく、がはは、
d0097427_23412950.jpg

       こんな短いものではなく、最初にご覧頂いた写真の様に、
       4階の建物分の天井まで届くのが、何機も稼働中でした!



       ここまで書いて来ました所で、
       では、グラッパの定義とは、ですが、

       グラッパ・Grappa と呼べるのは、イタリアとサン・マリーノで作られた物、
       とヨーロッパ議会で決められておりまして、

       グラッパは、葡萄の搾りかすを発酵させ、蒸留して作る物
             
       フランスにも同様に絞りかすから作る物があるそうですが、
       上記の条例により、アックワヴィーテ・Acquavite に含まれます。

       アックワヴィーテと呼ばれる物は、絞りかすが既に発酵した物から
       蒸留する、または絞り汁(モスト・mosto)から蒸留させる物、

       ブランデー、コニャックは、ワインを蒸留させた物

       という事で3種、それぞれに違う種類という訳ですね。


       蒸留した際のアルコール分は65~86度にもなり、
       飲むのに適正な40~42度に、蒸留水で薄めるのだそう。

       こうして蒸留の後液化した、いわば葡萄絞り滓のスピリト・魂、
       または葡萄の精とでも呼べるアルコール、葡萄が育った土地の香り、
       葡萄の種の違い、収穫年の出来具合をも全て含んだ葡萄の精は、
d0097427_2343246.jpg
 
       フランスはLimousin産の楢の木樽に入れられ、4年から12年熟成され、
       果物や花、香料の香りが強まり、優しく精製されるのだそうですが、
       木樽で熟成させるこの段階は大変複雑なのだそうで、
       湿度と温度そして年数が絡み、熟練技術が必要とされると。



       そして最後にマイナス10度前後の温度で濾されますが、
       この温度がグラッパに特有の透明度を与えるのだそう。


       という訳で普通のグラッパは透明色ですが、例外も勿論、
       薄く黄色になったグラッパの年代物もありまして、
d0097427_23435721.jpg
     
       葡萄酒だと同じ名前のワインでも、何年産と呼ばれますが、
       ダ・ポンテのグラッパの場合、高級2種はブレンド物で、
       ヴェッキア・グラッパ・ディ・プロセッコ・Vecchia Grappa di Prosecco
       が8年分のブレンド、
       この写真のグラッパ・ウーニカ・Grappa Unica は10年分!
       ね、美味しそうな色をしていますねぇ。

       つまりそれだけ品質保持に努めている事になりますが、
       展示されていた品のお値段も、お高うございまして、
       勿論化粧箱入りでしたが、30とか60エウロとかの朧な記憶。
       サイトで見ましたら10年ブレンドが31エウロ、
       8年ブレンドが24エウロ と出ておりましたぁ。



       最後のこの写真は、
       今春のヴェローナ、ヴィニタリー・VINITALYの会場写真で、
       我々に説明して下さった方が、サンタ・クロースに扮しての、
       クリスマス用グラッパ、メリー・クリスマスの宣伝です。
       この為に何カ月もかけて髭を伸ばされたそうで、かゆかったと!
d0097427_23442070.jpg


       なぜこのクリスマス用グラッパが登場するかと言いますと、
       ロレンツォ・ダ・ポンテは晩年をニューヨークで過ごし亡くなりましたが、
       1822年のクリスマス・イヴに招かれた友人宅で、
       ヨーロッパのクリスマスについてあれこれ語ったのを、
       その友人が書き遺している、という事に因むのだそうで・・、

       親戚の叔父さんのお話とお仕事を結びつけたというご愛敬ですが、
       ・・まぁクリスマスも近い事でありますので、こちらをどうぞ!
        http://www.youtube.com/distilleriadaponte

       Viva la grappa di Babbo Natale!
       No grappa No Christmas! ははは。
                     
       社のサイトは
       http://www.daponte.it/index.php


       shinkaiはです、グラッパの試飲はしておりませんで、
       なぜと言いますと、接待で最初に出されました
       プロセッコのドン・ジョヴァンニ・Don Giovanni
       社ではプロセッコも作っていまして、勿論この命名も
       モーツァルトのオペラ、ロレンツォ・ダ・ポンテ台本の
       「ドン・ジョヴァンニ」に因む訳ですが、

       これが美味しかっただけでなく、それが供された細身のグラス、
       DとG がデザインされて入っている美しいグラスが欲しくなり、
       ははは、若い時以来した事のない、黙ってのお持ち帰りを、ね。
       
       このブログを載せましたら、社の方にご報告を致しますが、
       イタリア語に訳して最後までじっくり読まれない事を願いつつ、へへへ、
       
       皆さんにも、楽しんで頂けましたように!       


     *****

       水彩ブログには、モンテリッジョーニの古い壁 途中経過
       アップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho

       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!

          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

 

by italiashiho2 | 2012-12-12 02:58 | ・ヴェネト Veneto | Comments(6)
2012年 07月 16日

   ・・・ ヴェネツィア観光、 島巡りツァーはいかが? ・・・

d0097427_144450.jpg

       6月初めにお客様とヴェネツィアに出かけた時に、
       島めぐりをしたい、というご希望があり、
       最初は普通にヴァポレットでムラーノ島に行き、それから
       ブラーノ、そして出来たらトルチェッロに、
       と考えていたのですが、

       行かれた方はご存知のように、ムラーノ島はともかく、
       ブラーノ島へはかなりの距離で時間がかかります。
       そして乗り換えてトルチェッロとなると、
       待ち時間、お昼ご飯等など、一日がかりでも少し厳しいのですね。

       所が朝、軍資金調達にサン・マルコ広場西の郵便局に行くべく
       スキアヴォーニ河岸の監獄宮の前を通りかかった時、
       小さな窓口式屋台が出ていて
       「島めぐり周遊観光」とあるではないですか?!

       上の写真の地図の隅に小さく見える、屋台がそれで、
       あれ?! と思って訊ねによると、
       

       こんなシニョーレが
       なんとも達者な、正確丁寧な日本語で答えてくれるのですね。
d0097427_15654.jpg
 
       ええとです、この写真では髭もゴマ塩に見えますが、
       大きめのサングラスをかけ、かなりカッコ良く、
       ええ、こちらの男はんはサングラスをかけていると、
       実物以上、という事が良くありますです、ははは、
       それがです、
       本当にしっかりした日本語での応対で、

       ムラーノ、ブラーノ、トルチェッロを回り4時間の周遊
       1人20エウロ、9時半出発、というので、

       ではこれで行こうか?! という事で参加を申し込みました。

       ツァー・ガイドは英語やドイツ語でガイドします、というので、
       日本語は? とわざとイケズ女が訊ねますと、
       わぁ、と吹き出していましたが、
       私が郵便局に往復の間に、ご一緒していた Rsさんが聞いた所によると、
       日本に行って旅行社で働いていた事もあるんだとか。


       この周遊は、夏の間は朝9時半と14時半出発、
       冬季は14時出発、
       当日の朝、監獄宮の前の屋台で直接申し込むか
       サイトでも予約出来る様子。
       http://www.serenissimamotoscafi.it

       今迄気がつかなかったのは、きっと朝の間だけ、
       冬ならばツァー出発の前何時間かのみ店を出し、
       ツァーが出発する時間には、店仕舞いという事なのでしょうね。


       周遊コースは、こんな感じ
d0097427_154127.jpg
       
       切符を買って待っていますと、9時半にガイドさんがやって来て
       皆一緒にスキアヴォーニ河岸を東にかなりの距離を歩き、
       ヴァポレット式の船に乗り込み、いざ出発



       今日の写真は、ご一緒した Rsさんからの拝借でご覧頂きますが
       彼女はwebデザインのお仕事だそうで、
       それもあってか、写真の狙いがとても分かり易く、
       おまけにデジのテクにも強い様で、これは羨ましい事!
       
       さて、出発です。
       ピエタ教会の少し東が発着場でした。
d0097427_16747.jpg


       
       朝の内は少し曇り加減でしたが、
       ヴァポレットとはまた違ったスピードで行くのは気持ちが良く
       ・・と、射手座のshinkai。
       飛行機が見えるかな?! 
d0097427_162831.jpg


      
       ヴェネツィア本島の先っちょを回り、
       通常の航路とは別に、お墓の島サン・ミケーレの東を抜けて・・
d0097427_164318.jpg



       ムラーノ島の灯台が見えて来ます
d0097427_165872.jpg

       船の中ではガイドさんが何カ国語かで次々と説明をしているのですが、
       我々は船の後ろ外の席に座り何も聞かず、ははは、
       潮風を受け、ただただ風景を楽しみます!



       で、ムラーノ島では通常のヴァポレットの停留所とは違う、
       ガラス工場の入り口に横付け!!
d0097427_172546.jpg

       あれま、こういう事か?! とちょっと驚いたのですが、
       


       ですが、以前2度ほど見たガラス製品制作の実演
       暫くぶりで、面白かった!
d0097427_174717.jpg

       こうして見ると、後ろに並ぶ様々な計器のボタン類というのか、
       素晴らしく機械化されているのですねぇ!
       
       工程を説明する人がいて、「マエストロ」と敬称で呼び、
       まさにマエストロ・師匠で、
       ヴェネツィア共和国時代には貴族階級の娘と結婚できた程ですが、
       
       昔最初の海外旅行でやって来て見た時に、
       若いお兄ちゃまが日本語で「先生が、馬を作って・・」
       とか言うのに、
       先生だって?! とクスクス笑ったのを思い出し・・!



       飴細工のように、別の色をくるくると巻きつけ
d0097427_18527.jpg



       出来上がった壺を皆さんの前に置き、ちょうど Rsさんの真ん前でして、
       これは壺の口に紙きれを刺し込んで見せた所
d0097427_182455.jpg
       
       出来上がった壺はさっと色が見えるようになる、というか、
       温度が下がって行くのですが、
       それでも700度と言ったかな、の高温だそうで、
       パッと紙が燃え上がった所。
       皆一斉に、おお~!  ははは。



       一丁、上りぃ!
d0097427_18403.jpg

       ですが、壺の形に吹く場面を見落としました、残念!



       で、マエストロはお馬も作って見せまして・・
       まさに飴細工式に、ちょんちょんとつまんだり引っ張ったりで、
       あっという間に出来上がり、
       では、店の方にどうぞ! となりました。
d0097427_19231.jpg

       窯口の横に、色石の粒が並んでいるのが見えますね。



       ガラス工場で約40分間、見学と買い物で過ごした後、
       今度はレースの島ブラーノに向かいますが
       今度も通常の航路とは違い、マッゾルボ島の裏を抜け、
d0097427_192551.jpg


       ヴェネツィア ・ ムラーノ島、サン・ミケーレ島
       http://italiashio.exblog.jp/10428873 



       ブラーノ島に近づきつつ、また南に回り込み、
       ・・それにしても、ブラーノ島の鐘楼は恐ろしい程に傾斜していますねぇ!
d0097427_194330.jpg



       島の横を通り抜け、中央の広場に近い、島の南側に到着
d0097427_110534.jpg



       広場の一郭にあるレースの店に一応案内され
       店の人があれこれと英語で説明してくれますが、
       適当に見た後、近くのバールに行き一休み、おやつもね。
d0097427_1102029.jpg


d0097427_110406.jpg

d0097427_1105563.jpg


d0097427_1112469.jpg



       やはりブラーノ島も40分間の上陸で再び乗船し、
       ブラーノ島の東側をぐるっと回り、

       ブラーノ島 ・ 昼下がりの散歩を
       http://italiashio.exblog.jp/13741014        


       トルチェッロ島に
       ここは通常の船着き場に到着の後,やはり40分後に、と。
d0097427_1153279.jpg


d0097427_1123728.jpg

d0097427_116117.jpg

d0097427_1161936.jpg



       特別なガイドも無し、ここはのんびりゆっくりと、
       聖堂見学もせずに島の長閑な緑を楽しみ
d0097427_1164123.jpg

d0097427_1165579.jpg


d0097427_1171035.jpg

d0097427_1172286.jpg

d0097427_1173875.jpg



       木陰に並ぶ猫ちゃん用の館を見物し
       ついでに館の主も見て船着き場に戻ります。
d0097427_118236.jpg
 
d0097427_1181577.jpg

d0097427_1183019.jpg

      
       トルチェッロ島は船着き場から奥の聖堂まで
       かなり歩きますから、戻りの時間を注意されていますが、
       やはり、遅刻者がね。
       インド人のカップル2組、夫達の方は急ぎ足でやって来ましたが、
       妻たちの方は悠然と、まるで急がず!
       時間観念が少し違うのかなぁと思った程でした。

       ヴェネツィア ・ トルチェッロ島へ 
       http://italiashio.exblog.jp/10325334


       こうして再び船に乗り、今度は初めて通る航路、
       ヴェネツィア本島の一番東先を目指して一直線にぐんぐんと
d0097427_1185476.jpg


       3か所x40分で計2時間、つまり4時間のツァー時間の内の
       半分がサン・マルコからの船の往復時間にかかる訳で、
       実際に1ヶ所40分の見物時間では、少し慌ただしい事は確か
   
       ですが最初に切符を買ったら、あとはすべてお任せ、
       で済む気軽さもありますね。
       それにツァー代金の20エウロも、ヴァポレットの往復料金を
       考えると、とりわけ高い程ではありません。
    
       ゆっくり島めぐりをする時間は無いけれど
       それでもちょっぴり島巡りの気分を味わいたい方
       ガラス製品作りなども見て、観光客したい方
       そんな方には良いかも、と思った事でした。
    
       当日の朝、現場で申し込み出来るというのも魅力ですね。
       お試しください!
       
       ヴェネツィアのご案内
       http://italiashio.exblog.jp/i5

       
     *****

       ブログご訪問、いつも有難うございます

       九州の方は大雨で、多くの死者も出た程の被害の様子、
       お見舞い申し上げます。
       引き続きの災害で心の休まる暇も無いだろうと、
       お察し申し上げます。


       こちらも暑い日が続いておりましたが、
       漸くに北イタリアの方は変わり目が来たようです。
       今日日曜日のお昼に、おかしな曇り空になったと思うと、
       豪雨となり、それとともに霰というかヒョウというか、
       2~3cm程の氷の塊がバラバラと!

       音を立ててテラスにも振り込み、コンドミニオの
       庭はあっという間に一面に白くなりました。

       が、まぁ暫く降った後は落ち付き、
       午後はまた陽が射して来ましたが、涼しくなりました。
       今現在、家の中の温度は26度!!
       
       夏はまだまだ続きますが、
       少しは一服出来るかも、
       やれやれ、です。

       皆さまも、夏バテなどされぬよう!


     *****
       
       ただ今水彩ブログには、途中経過報告その2 シロール、チヴィタ
       をアップしております。
       http://blog.goo.ne.jp/suisaishiho

       本家ともどものご愛顧、ご訪問よろしくどうぞ。


       励まし応援クリックも、よろしくお願いいたしま~~す!


          

          


          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          


       

by italiashiho2 | 2012-07-16 00:23 | ・ヴェネツィア Venezia | Comments(12)
2011年 09月 07日

   ・・・ 南仏プロヴァンス ・ ゴルド その2 ・・・

       昨日に引き続き、南仏のゴルド・Gordes
       フランスの美しい村にも選ばれているという、
       岩山の上の、古くからの小さな町の様子をご覧下さいね。

       見事なパノラマ!
d0097427_2310125.jpg


       町の一番の高所は635mあるそうで、坂道を下って行くと、
       平野の海抜111mにまで下る事ができ、
       屋根瓦の古い集落も下に見えます。
d0097427_23102360.jpg

d0097427_23105513.jpg


       下まで行った友人の写真を見ると、まさに洞窟式と言うのか、
       多分倉庫用に使っていた、今も使っているらしい部分もありまして、
       天然の岩山や崖を利用した、古い町の起源が分かる様でした。



       こんな風に、石畳の道が町の下に続きますが
       岩も壁の中に組み込まれているのが良く分かり、
d0097427_23113427.jpg



       見ていると、前方を見据えた猫君がスタスタと
       何か獲物を見つけたかな?
d0097427_2312423.jpg



       一応の説明が済み、では何時に広場に集合と解散になり、
       皆がそれぞれに好きなように探訪に。

       狭い町の古い小路を、あっちにこっちに辿り楽しみますが、
       なんとも急傾斜の石畳に、石組みの作りだす模様が面白く
d0097427_23123381.jpg



       これは雨の日は大変だろうなと思いつつ
       排水溝が口を開けてるのを見て、納得もし、
d0097427_23125538.jpg



       傍らの石垣に、ニンニクの花らしいのも見つけ
d0097427_23131772.jpg



       道との段差を利用した、立派な倉庫
d0097427_23133967.jpg



       町はずれの道から見る、谷の向こう側の崖、岩。
       飛び出し剥き出しの岩の下にも上にも家、家
d0097427_2314132.jpg



       石畳の急傾斜の坂道を上るのはかなりきつく
       ゆっくりと、はぁはぁ、
d0097427_23142229.jpg



       上った坂道を振り返り・・、
       ウンブリアの村の感じとよく似ていますね
d0097427_23144360.jpg


       思い出したこの村をどうぞ
       ヴァッロ・ディ・ネーラ ・ 中世のまま、不思議な美しさ
       http://italiashio.exblog.jp/5572534



       昨日案内を見て頂いた地下の博物館もそうですが、
       岩山ががっしりと頑丈なので、石を切り出し、その跡も
       地下蔵として使えるのでしょうが、この村の家々は、皆、石積み

       角の家にこんなくり抜きがあり
d0097427_23151975.jpg



       最初見た時は、なんとなしに日本の布袋さんを想像しましたが、
       そう、頭の上に帆立て貝があり、
       肩から袋を提げ杖をついた、巡礼姿の聖ヤコブですね。
d0097427_23154657.jpg

       この町をサンチャーゴ・デ・コンポステーラへの巡礼道が通り
       教会の壁にも彫られた帆立て貝がある、というのは知らず、
       見てもいませんでしたから、この像は新しい様ですが、
       壁龕を見つけて写していたのは嬉しいです!

       というのも、
       行く前には(余り)その町について調べませんし、
       まぁ読んでも、頭に入っていないのは長年の経験済みでして、はは、
       戻って来て読み、自分の見たもの写したものと突き合わせ、
       漸くに、ああそうか、となるのが常なので。
       
       今年のポルトガル旅行の最初に、かねてよりの念願だった
       サンチャーゴ・デ・コンポステーラにも寄れましたので、
       またあの街、物凄い大聖堂にもご案内致しますね。
  


       これはまた別の坂道で、窓は修復され新しいのですが、
       テラス自体は古そうで
d0097427_2316936.jpg



       こんな形に張り出すバールも見かけ・・!
d0097427_23163353.jpg



       この道の向こうは崖で、
       脇壁があったのですが、こんな形の石組み
d0097427_23165541.jpg

       セナンク修道院に行く途中、デ・ボリー・Des Bories という
       石積みの家々で有名な村の近くを通りましたが、
       道脇に見る石の塀は、やはりこんな積み方でした。



       ゆっくりと中心広場に戻ります。
       フランス、プロヴァンス旅行で一番目に付いた色グレイ
       これは少し水色が入ったグレイですが、
       白っぽいグレイから、水色に近い、また紫の入ったグレイまで、
       なんともシックで見とれました。

       こんな倉庫と思われる場所にもグレイの色。
       イタリアでは、グレイの窓枠とか扉は見かけないので、
       尚の事、新鮮に目に映ります。
d0097427_23171911.jpg




       このお店も手作りの品々が並び
       入り口の色も素敵でしょう?
d0097427_23174036.jpg



       こちらは、昨日店を見て頂いた広場に面するお店ですが、
       レトロな雰囲気の品々と、品の下に見えるキルト、
       これはミシン・キルトではありますが、ブティ・Boutis という
       フランス伝統のキルトを踏まえたもの。
d0097427_2318597.jpg

       ブティの18世紀頃の作品の写真を見ると、
       細かい2本のステッチでラインを作り、その線で柄を作り、
       線の中にインディゴで染めた糸を通したキャミソールなどがあり、
       ・・どんなのか、想像してみて下さいね、
       その細やかさと浮き上がる柄の美しさに、実物を見に行きたくて
       どきどきする様なのがあります。

       ですからミシンとはいえ、こういう細かい柄のキルトは
       見るだけで嬉しく、
       それに、布の色がなんとも渋く、小さな柄刺繍もシック
       置かれた品の素敵にレトロな雰囲気!
d0097427_23184238.jpg



       集合時間となり、バスがやって来て乗り込み、
       目の前を新芽の様な爽やかな少女が通って行き・・、
d0097427_23191538.jpg



       来た時と逆に、今度は町の後ろを眺めつつ坂道を下り
d0097427_23193640.jpg



       途中の展望台の横をそろ~っと通り過ぎてくれて・・。
       多分ガイドブックの写真もこの辺りからなのでしょうね。
       もし次回のチャンスがあるなら、
       この村に泊まりたいものです!
d0097427_2320020.jpg
       


       セナンク修道院 ・ 南フランス、プロヴァンス その1
       http://italiashio.exblog.jp/13355855

       セナンク修道院 ・ 南フランス、プロヴァンス その2
       http://italiashio.exblog.jp/13355634
  
       モナコ公国  ほんのちょっぴり、駆けめぐり その1
       http://italiashio.exblog.jp/13370083

       モナコ公国  ほんのちょっぴり、駆けめぐり その2
       http://italiashio.exblog.jp/13369955

       ニース ・ 紺碧海岸、結婚式、メルカート 
       http://italiashio.exblog.jp/12371373

       南仏アルル ・ ヴァン・ゴッホの足跡の残る街 
       http://italiashio.exblog.jp/12347108

       南仏の、煌めく陽射しを懐かしみ ・ マルティーグ 
       http://italiashio.exblog.jp/12324090

       アヴィニョンの教皇庁宮殿 その1
       http://italiashio.exblog.jp/11627847  

       アヴィニョンの教皇庁宮殿 その2
       http://italiashio.exblog.jp/11627668

       アヴィニョン ・ 街の中心をほんの少し   
       http://italiashio.exblog.jp/11595014

       エクサン・プロヴァンス ・ セザンヌと学術都市の香り 1
       http://italiashio.exblog.jp/11514416

       エクサン・プロヴァンス ・ セザンヌと学術都市の香り 2
       http://italiashio.exblog.jp/11514310

       セザンヌのアトリエ ・ エクサン・プロヴァンス
       http://italiashio.exblog.jp/11402675

       カマルグ ・ 野生の大平原と、民衆信仰と 1
       http://italiashio.exblog.jp/11476037

       カマルグ ・ 野生の大平原と、民衆信仰と 2
       http://italiashio.exblog.jp/11475814

       ポン・デュ・ガール ・ ローマ期の美しい水道橋  
       http://italiashio.exblog.jp/11439901


      ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       8月の中旬に、身分証明書・カルタ・イデンティタの更新に
       行って来ましたが、5年ごとの更新が今回はなんと5回目!
       そして今迄は紙の2つ折りが、今回からはプラスティックの
       カードとなり、10年間有効。

       写真は備え付けのカメラで撮ってくれ、
       全ての私めの記録を磁気テープに収め、自動的にカードが出来、
       ですが、一人分を作るのに20分はかかるのです!

       市役所に到着したのは10時15分で、7人待ちの8番目、
       計算して見て下さいね、何時に済んだか!!

       まぁ、それにしても、新しいカードを眺めつつ、
       しみじみと、この20年間の年月の重さに想いを!
       滞在許可証に残る写真のなんと若い事!!
       係の女性が見て、髪が長かったのね? 
       ええ、それに若かった!
       うん、ほんのちょっとね。
       優しくて、忍耐強い市役所の係の方でした。

       あ~あ、前の身分証明書も酷かったけど、
       今度のは、人様には見せたくないなぁ!
       とはいえ、身分証明書を提示する時には、
       既に実物が目の前にいる状態ではあるのですけどぉ・・。

       まったく、秋の陽はつるべ落とし、ですぅ!!


       という様子ですが、
       本日もどうぞ、
       励まし応援クリック、よろしくお願いいたしま~~す!

          人気ブログランキングへ
          
          人気ブログランキングへ     

          にほんブログ村 写真ブログ 海外風景写真へ

          にほんブログ村 海外生活ブログ イタリア情報へ

          

          ブログランキング【くつろぐ】
          ブログランキング【くつろぐ】

          blogram投票ボタン


   *・*・*・*・*・*・*・*・*・*
  

by italiashiho2 | 2011-09-07 23:53 | ・フランス France | Comments(8)
2010年 05月 09日

   ・・・ 世界一のワイン樽製造所 ・ ガルべロット のご案内を ・・・

d0097427_115075.jpg

d0097427_1151858.jpg

       今日は先月下旬に見学に行きました、我がコネリアーノにある
       ワイン樽製造所のご案内です。
       この製造所は、世界一と言える素晴らしいワイン樽製造所で、
       前を通るので、樽工場があると知りつつその実質を知らず、
       ワインも毎晩飲みながら、そのワインを熟成させる樽については
       考えた事もなかったのですが、ちょうど良い機会と皆さんにもご紹介を。

       工場の名は ガルべロット・Garbellotto と言い、
       18世紀から続く伝統技術を守り発展させ、
       熟練技能職人集団ともいう、素晴らしい企業なのでした。

       外の木材置き場と、出来上がった樽の写真はOKでしたが、
       工場内は遠慮してくれとの事で、今回の写真は殆どパンフレットから。
       

       工場敷地の全体写真をご覧になってお分かりのように、
       製造部分よりも、木材を貯蔵し、自然乾燥させる土地の方が広いのですね。


       ワイン樽の歴史について、ほんの少し。

       樽や、樽作りの職人技術についてはその起源が分からない程
       古いと言いますが、最初は木の幹をくり抜いた形、
       いわば盥の形があり、それに蓋をする形、
     
       がこれは運送には不便。 
       液体を入れると重たく、転がすには回転しません、
       で、真ん中を膨らませた現在の樽形に、という発展。

       この樽・ボッテ・botte は、温度調整、熟成にも効果があり、
       テッラコッタ容器の壊れやすさとも関係なく、
       いざとなると、樽自体をばらして運ぶ事も可能ですから、
       この丸い樽の様式が瞬く間にギリシャ・ローマの世界に広がります。

       ローマ期3世紀、ワイン樽を運ぶ船の様子。
d0097427_1153890.jpg

       ローマの10番目の州であったヴェネトからフリウリにかけても
       樽作りが盛んで、とりわけ大司教座のあったアクイレイア・Aquileia に多く、
       238年にはイゾンツォ河・Isonzo にかき集めた樽を繋いで橋をかけ
       マッシミーノ・Massimino il Trace が軍隊を渡した、という記録も。


d0097427_1155647.jpg

       アクイレイアの博物館にある
       ローマ人の樽作り職人の石碑(葬い碑)で、
       上に小さな樽が見えますが、それから時計周りに
       ・カーヴしたナイフ、握り部分が万力ボルト
       ・上と似たナイフで、カーヴがきつい
       ・万力ボルト
       ・両刃斧 (石碑内の大きな図)
       ・斧とナイフ

       これらは、現在も使われている道具との事。

d0097427_1161485.jpg

       ヴェネツィアのサン・マルコ聖堂内、浮彫の細部
       
       蛮族の侵入で一旦下火になったワイン製造も、
       キリスト教が栄えるに従い
       ミサに用いられるワインの必要もあり葡萄畑も増え、
       同じく樽の製造もこの一体に栄え、
       中世より、樽に詰められたワインは北国にまで運ばれて行ったと。

       そしてヴェネツィア共和国の下で、船での運搬も大いに繁栄、
       ヴェネツィアには今も 樽職人小路・Calle dei Botteri
       大運河のカ・ドーロの向かい、魚市場の西に名が残ります。



d0097427_1165656.jpg

       工場見学の日、見学者への説明対応の部屋の横に
       こんな家具類も置いてあるのが見えました。
       もともとは木製品一般の手工業からの出発で、ワイン樽のみならず
       建具から高級家具迄手掛けていたのだそう。

       現在はワイン樽のみの製造ですが、木材を選ぶ過程において出る
       樽製造には不適な木材(これが半数以上に当たるといい)は
       別経営の会社の下、家具製造会社に売っているとの事で、
       木の特性からして、ちょうどお互いに良いのだそう。


d0097427_1171483.jpg

       証書は、この春4月ヴェローナで開かれたヴィニイタリー・Vinitaly にも
       展示された、このガルべロット製作の世界一大きい樽

       大きさ    360cmx450cm
       樽板の厚み  8cm  
       底板     10cm
       入る量    33300L (瓶詰め 44400本分)


       corrieredelveneto のサイトからの写真でどうぞ!
d0097427_1814145.jpg

       これはギネスブックに記録された大きさだそうで、
       注文はヴェローナのヴァルポリチェッラ・Valpolicella のあるワイナリー、
       200樽ほどの一連の注文の最後に、何か特別な物を、と
       出来上がったのだそう!

       勿論工場内で製作、現地運搬だったそうですが、
       それはもう大変な運搬作業だったそうで、
       知っていれば、見に駆けつける所でしたぁ!

       最初聞いた時は、単にその大きさに驚いたのですが、
       工場内でその制作過程を見学、
       大きな樽製造には、それに見合う技術が必要な事を見せつけられ、
       凄いなぁ!と一層感嘆したのでした。


       工場奥の木材置き場から、説明を聞きつつ見学
d0097427_117415.jpg

d0097427_118285.jpg

d0097427_118217.jpg

       ワイン樽に一番向いているのは、樫の木で、
       一番質の良いのは、フランス中央の樫林のもの、
       現産地保証付きの120年から130年生育した木を購入。

       なぜイタリア産が無いかというと、単純に樫林が無いからだそうで、
       フランス中部の平坦地の林の木が、年輪のでき方が同質で良いそう。

       スロベニアの樫も質が良く、イスラムの国でワイン製造がないので量が豊富、
       トリエステからわずか170kの距離で近いですから、そちらからも。
       但し、バルカン辺りの木は時に弾痕が入り込んでいて、
       知らずに機械鋸にかけると歯が飛びますから、
       金属探知で調べるそうですし、

       フランス産の木はダンチに値段が高いので、
       時にロシア産を誤魔化して売りつける手もあるとかで、
       こういう場合は、ガイガー・カウンターで検査する事も起こりうるとか。
       何やらきな臭い話しですね。

       樫の木以外にも、桜、アカシア、トネリコ、栗の木など
       注文に応じ製造するそう。

       購入した木は、こうして丸太のまま自然乾燥させますが、
       様々に印が付けられ、割れを防ぐためにカネも打ち込まれています。



       こちらは、板挽きの方法ですが、

       4角に割り、それから平行に挽く方法
       これをするには、木が大変太く目詰まりが平均している必要があり、
       手間がかかる割には元が取れないそうで、余り使われない方法だと。
d0097427_1184810.jpg


       現在、中位以上の大きな樽作りに使われている唯一の方法で、
       目詰まりが平均していると、どの部分の板も樽作りに適応との事。
       唯一、樫の場合、真ん中中心部分は腐りやすいので、
       樽作りのみならず他の製品にも使われないと。
d0097427_119445.jpg


       かっての伝統的なスパッカート・割る と呼ばれる
       ケーキを切る様に割り、そこから板を切り出す方法ですが、
       大変な無駄が出ます。
       現在の様に木の値段が高価になると勿体なく、この方法が取られるのは、
       伐採地が大変不便で丸太のまま運び出せない地でのみ、使われるそう。
d0097427_1192047.jpg

       かってこの最後の方法が重要とされたのは、
       ビールなどの発泡性にも樽が使われたからで、
       この方法で得た板で作る樽は、目が平行になるので
       不浸透性に優れていたからだそう。
       現在ではビールや発泡性ワインには、スチールのタンクが使われますし、
       樽製造の技術も進み、原価が高くつくこの板は小さい樽のみの様子。
      



       丸太のまま保存し、板挽きにした後もこうして積み上げ
       自然乾燥されます。
d0097427_1194470.jpg

d0097427_120671.jpg

d0097427_1202515.jpg

       板の自然乾燥が欠かせぬ訳は、こうする事で気孔が開き、
       樽になって後も空気の浸透を可能にする事、
       自然乾燥の間に、板自体の欠点や不整形が明らかになり、
       選別できるから。

       ワイン樽 と一口に言っておりますが、
       このワイン樽は、アッフィナメント・Affinamento と呼ばれる
       ワイン熟成の為に寝かせる樽ですから、
       樽の中のワインに空気が通る樽でないとならず、
       また単に乾燥させた板だと、空気中の湿度やワインも吸い込み膨らみ、
       樽自体の変形、内容物にも悪影響を与えるとの事で、
       この自然乾燥が欠かせない訳ですね。

       最後の写真は、同じ様に割った板の自然乾燥で見える違いですが、
       木の繊維により、板の厚みにより、その時の気候により、産地により様々で、
       これを見分けるのが、樽職人の眼力だそうですが、

       大体として1cmの厚みにつき6か月間寝かせ
       つまり6cmの板だと36か月、3年間必要との計算。
       8cmだと4年間かかる事になりますね!
       木材置き場が広い訳です。

       ワイン熟成の為の樽と言いましたが、
       木目がしっかり詰まっている方が、ワインの味が柔らかく、
       育成の早い木目の荒いのは、ワインの味も強くなるとか。
       
       で、樽作りの際の板選びは、注文主の求めにもよりますが、
       格別な注文でない限りは、ガルべロットの技術任せ、
       つまり、板の割合を混ぜるのだそうですが、
       その率は企業秘密だそう。
      

       カタログから、1900年から20年、30年代の写真を
       当時は大きな組み立ては屋外でしていたとあり、
       働く少年の姿、荷車運搬の馬たちも見えます。
d0097427_1205122.jpg

d0097427_121849.jpg

d0097427_121297.jpg

       ガルべロットの会社は、最初は家具類なども作っていたのを
       1920年から樽専門に。
       樽作り業界が一番繁栄したのは、1920年から70年にかけてで、
       その後一つづつ消滅、遂にこのガルべロットのみが残ったのだと
       技術が優れ、その品質と大きさ、量も他を抜いていたのが理由だそう。



       現在の工場の様子
       近代的な道具の揃った屋内で、
       木を切ったりは機械ですが、他はすべて手仕事!
d0097427_1214851.jpg
       
       経験を積んだ人間の目が選び、仕事を決め
       仕上げていくのですね。



       工場内の入り口部分で、運ばれて来た板を一枚一枚
       長が印をつけ選りわけて行きます。

       板の目が、真っ直ぐに通っているのを見て頂こうと思ったのですが・・
       見えるかなぁ?
      
       板の屋外の自然乾燥で既に半分程以上もアウトになったのを、
       この両端の白い部分をまた切り落とす訳です。
      
       で、写真はここまで、と言われました、はい。
d0097427_1222084.jpg

d0097427_122419.jpg




       ワイン樽の種類について。

       上から、丸樽、楕円形、盥形、盥形の樽、
       この大きさ1000L以上を ボッテ・botte(複ボッティ)と呼び、
d0097427_123677.jpg

d0097427_1232515.jpg

d0097427_1234645.jpg

d0097427_124591.jpg


       5つ並べた小ぶりの樽は バリーリ・barili
       つまり 1000L以下の樽をこう区別して呼び、
d0097427_1242667.jpg

d0097427_1244512.jpg

       最後の写真、楕円形の樽の写真で良くお分かりと思いますが、
       底板が大樽の場合は中に凹んだ形で、
       小樽の場合は真っ直ぐなのですね。

       比べる大きさの物が横に無く分かりにくいですが、
       最初の丸樽は3000L とありますから、高さが2M以上でしょうか、
       注文主の好みにより、口金の形、金具、飾りで値段が違うそうですが、
       大体2500Lの樽で、5~6000エウロだと聞きました。      

       楕円形の樽は狭い場所を活用でき、樽の表面積が大きい、つまり
       空気に触れる面が大きくなるので良いのだそうですが、
       樽のカーブが複雑になり、作るのが難しく、

       口の開いた盥形は、発酵作用に最適で、

       盥形の樽は、見かけよりもずっと作りが難しいのだそう。
       底板は全重量がかかる為強くないとダメで、
       樽板はホンの少しのカーブ、上板は良く締められて少し尖っているそう。

       この形は、カンティーナの高さを最大限に利用できる利点があるものの、
       いささか美的でない点、そして
       底板にたまるオリに触れる液面、樽上部の空気に触れる面が大きい、
       という理由で、余り使われていない形だそう。
       
       並んだ写真は、左から750,550,350,250L,100L
       のバリーリ・小樽で、いずれも底板は真っ直ぐ。


       切った樽板を樽の形、つまりお腹が膨らんだ形に
       整形する工程には火を使います。
d0097427_125138.jpg

d0097427_1253498.jpg

       上の写真の様に小さな樽の場合、既に計算されて切られた板を
       纏めてまず輪で閉めます。
       つまり、各樽板のカーヴが其々に組み合う形に切られており、
       ぴったり合って円形になる訳。

       そしてその中で火を焚き、時に水をかけ、
       板が柔らかくなった所で、下側も閉めるという具合。

       大きな樽の中で火を焚いている写真は上側が開いていますが、
       私が見学したのは逆でしたから、色々な工程があるのでしょう。

       直接の火の他に、蒸気を与える窯(ボイラー式)もあり、
       両方の技術が必要なのだそう。

       底板を嵌める工程は見れませんでしたが、カタログによると、
       大きな樽の場合の凹んだ蓋、底のはめ込みには蒸気を使うそうで
       これは大変な経験と技術の賜物の様です。

       ましてカタログにある図を見ますと、
       底板をはめ込む溝穴は、逆に入り込む形ですから、
       私の頭脳の想像を超えます!



       注文主の愛情のこもった樽ですから、
       その樽板への意匠も大変に凝った芸術的な物、
       高価な物と色々ありそうです。
       樽の口も、単純な木の物からステンレス製の凄いのまで
       様々なアクセサリーがカタログに。
d0097427_1255522.jpg

d0097427_1261679.jpg

       面白い話を。
       ロシアのガス企業のオーナーがやって来て、
       樽のタガ、これは一般に鉄に亜鉛メッキの輪を使うそうですが、
       この大金持ちは、それを金でやってくれと言ったそう!
       警備員をつけての仕事はできない、と断ったとか。



       で、出来上がった樽の運び出し
       
       樽の大きさを想像して頂く為に、
       人間の写っている写真を選びました。
d0097427_1263966.jpg




       ガルべロットの樽の納まったカンティーナの写真をどうぞ。

       少し小ぶりな樽が2段に積まれたもの、
       この形は良く見かけますね。
d0097427_12716.jpg



       巨大な盥形の樽の並ぶこのカンティーナは、
       アメリカはカリフォルニアの、GALLO WINERY で、
       世界で一番大きな熟成蔵だそうで、この列の並びが28列!
       全体で120000L とか。
       この樽は、確か現地で組み立てたと聞きました。
d0097427_1272510.jpg



       白黒写真は、世界で一番美しいカンティーナとされる
       ドイツのヴュースブルグにある、JULIUSSPITAL WEINGUT
       元は司教公爵のお屋敷で、壁画はティエポロだそう!
       ここに現在ガルべロットの樽が納められているのだそうです。
d0097427_1274998.jpg

      

       ガルべロットのサイト
       http://www.garbellotto.com/

       世界中にこの企業の樽が行っている図がありますが、
       日本にもどうやら。
    


       出来上がった樽の内部は、掃除がしやすいように
       軽くカンナをかけるだけだそうですが、
d0097427_1281352.jpg

d0097427_1283613.jpg

d0097427_1285795.jpg

       外側は綺麗に磨かれ、天然素材のニスが掛けられます。
       勿論空気の流通を妨げない様、単に汚れを防ぐ為とか。

       周囲の赤色はかっては赤ワイン用で、白は緑と区別した様ですが、
       現在は伝統を残す赤色のみの様子。
       この部分は板の切り口ですから、しっかりニス掛け。
       ガルべロットのマークと、縁の上部分に番号。

       樽全体が写っているのは許可を貰い、
       ピエモンテのバローロ・Barolo のワイナリー行き。

       最後の最後に、外から工場内を!

       と、長々とご案内致しましたが、
       興味深く見学した様子が、上手くお伝え出来ましたように!


     ◆*◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今回は既にぎりぎりの文字数なので、
       足は順調に回復しており、
       しっかり食べ、飲み、元気でいます事のみご報告。

       でも、次回の記事を何にするか、迷っていますぅぅぅ!!
       ではまた、お元気で!
       

by italiashiho2 | 2010-05-09 01:11 | ・我が町コネリアーノConegliano | Comments(12)
2010年 03月 25日

   ・・・ エジプト見たまま ・ カイロの街 2 ・・・

       引き続き、有難うございます!
       カイロの街見たまま、古いメルカートの様子を続けます。

d0097427_19212696.jpg

      ◆カイロ  1

       中世から続くという古い大きなメルカート内の道は、
       細い角道から、かなりの広さの道まで様々ですが、
       こんな狭い隙間からも、ミナレットの細い高い塔が覗けます。

       ミナレットの先端の形が丸かったり、この様に尖っているのは、
       やはりその宗派というか、流れが違うのだとか聞きましたが、
       詳細は・・はは、ご勘弁!




d0097427_19214479.jpg

      ◆カイロ  2

       狭い間口の店のガラス越しに、カーペット繕いの様子が見え、
       厚かましく入り込み、撮っても良いかとカメラを示すとOK との事で。

       本当はこういう仕事をじっくり見たいのです。
       イタリア内なら、絶対に傍に寄って覗く所ですが・・。



d0097427_1922117.jpg

      ◆カイロ  3

       こんな銅製品の店がたくさんあり、
       この丸い、細かい細工の施されたのは何だろう?
       と思っていましたら・・、



d0097427_19222044.jpg

      ◆カイロ  4

       なんと、ランプの傘なのです!

       小さいのから大きいのまで、様々な細工が施され、
       そこから明かりがこぼれる仕組み。

       ロマンティックというか、エロティシズムというか!!



d0097427_19235999.jpg

      ◆カイロ  5

       革製品は安いです、とガイドの説明でしたが、
       こんなにぶら下がっていると、ねぇ、探すのに一苦労でしょうね。



d0097427_1924201.jpg

      ◆カイロ  6

       マーケット内、アーチの天井に施された柄。



d0097427_19244943.jpg

      ◆カイロ  7

       ふっと眼を移すと、時々凄い細工が見つかります。
       これは木製の様ですが、イスラム世界に共通すると思われる
       終わりの無い、濃密な模様



d0097427_1925980.jpg

      ◆カイロ  8

       道脇の靴磨きのおじさん
     
       撮って良いかと了解を求めましたら、
       1ダラーと言うので、OK! とこれを1枚撮り1エウロ。

       横で見ていた可愛い若者が笑いながら、
       じゃぁ、自分も撮って! と言い、
       横にいたロベルタがすかさず、1エウロくれるか? と返し、
       大笑いになりました。

       物売りでも何でも、すべてに Xエウロと言うので、
       皆がすっかり慣れて、言葉の最後には必ずXXエウロ、とつける有様に!



d0097427_19253092.jpg

      ◆カイロ  9

       これは写真の整理をしながら、物凄く悔しくなった1枚。
       というのも、私はこの手のとんぼ玉に目が無く、 
       スカラベオも手に入れるつもりで出かけたのですが、
       物売りが売りに来るのは、到底気に入らず、
       カイロ以降では、ちゃんとしたこの手の店に出会わず・・。

       このメルカートに出かけたのはカイロ初日の午後で
       まだ買い物モードになっておらず、時間も短くて。

       振り返ってみると、やはりこのメルカートは大変な品揃えで、
       ロベルタによると、イスタンヴールより凄いとの事。
       これからお出かけの皆さん
       ここでお気に入りを探される事をお勧めです!



d0097427_19255186.jpg

      ◆カイロ  10

       古道具と言うか、骨とう品店と言うか、
       小さなショウウィンドウにあった、直径1.5㎝ほどの釦。
       
       どなたの肖像なのか、どういう服につけるのか?



d0097427_19261597.jpg

      ◆カイロ  11

       この店は、見るからに高級貴金属装飾品ですね、
       店の造りも上等です。
       気楽に冷やかしには入れないイメージですが、
       どんな品があるのかは、見たい気もしません?



d0097427_19265595.jpg

      ◆カイロ  12

       メルカートに通じる道、入り口にはすべてちょっとした柵があり、
       観光ポリスが駐在し、
       こちらのメルカートの外れには、素晴らしいモスク。



d0097427_19271935.jpg

      ◆カイロ  13

       メルカートの外れ、モスクとの境にあった派出所。

       この丸い形のポリボックスはあちこちで見ましたし、
       小さな小屋とか、物見風の高い小屋とか、
       とにかくこの国には、警察、軍関係があちらにもこちらにも。

       何度かあったテロ事件を思うと、これで当然なのかも知れませんが、
       人々は関係ないイメージで、我々も緊張感無しで過ごしました。



d0097427_19274745.jpg

      ◆カイロ  14

       普通の服装も、そしてこんな長い服もごちゃまぜで、
       でも手押し車を見ると、つい写してしまいます。



d0097427_1928417.jpg

      ◆カイロ  15

       こちら側のモスクの入り口のベンチ。
       
       まるで人の写らない写真は、貴重品!



d0097427_19283972.jpg

      ◆カイロ  16

       この派手ハデ衣装は、いったい誰用?!
       マネキンの胴体まで凄い色で、
       イスラム社会の奥深~~いエロティシズムに想いを馳せ、ふ~む。



d0097427_193037.jpg

      ◆カイロ  17

       再度バスに乗せられ、メルカートを離れますが、
       入り口広場付近にあったカフェの席、そして人々の密集振り。



d0097427_19302746.jpg

      ◆カイロ  18

       メルカート周辺の道路にはずっとこういう店が並び、
       これはどうやら、お菓子屋さんかな。



d0097427_1931367.jpg

      ◆カイロ  19

       これは一軒の間口ですが、2軒分の活用ですねぇ。
       
       とにかく色数が豊富なのに、圧倒されます。



d0097427_19314338.jpg

      ◆カイロ  20

       こまごまと、たくさんの品が並ぶ店が続きます。



d0097427_1932456.jpg

      ◆カイロ  21

       高架道路から見下ろすこの店の並び、そしてこの活気、
       大阪鶴橋の商店街に、似ていません?
       今の鶴橋商店街は、きっと小奇麗になっているのでしょうが。



d0097427_19322616.jpg

      ◆カイロ  22

       高級なエジプト綿が有名ですが、
       やはり布の店が大変多かったですね。
       写真を撮るアングルが悪く、布の店がご紹介できず残念ですが、
       如何にも専門店、という店が連なり見事でした。

       これは、黒い衣装で顔まで覆ったご婦人を写したくて。



d0097427_193318.jpg

      ◆カイロ  23

       こんな風に、店先に椅子を出し、
       カモ、いや、お客待ちをする姿が当たり前に見られ、
       隣同士の店でお喋りも弾むのでしょう。



d0097427_19332535.jpg

      ◆カイロ  24

       で、車でごった返す道を、こんな風に自転車でパンを運ぶ人。
       
       写真整理をしながら気がつくと、派手な良い自転車でしょ?
       たくさん見かけた自転車は、古い車同様だったのですが・・。



d0097427_19334540.jpg

      ◆カイロ  25

       こちらは自転車をご覧頂こうと、車の写っていないのを。

       この写真の寸前に、車のごった返しの中を進みながら、
       彼がグラッと揺れ、バスの中から眺めていた何人もが「わっ!」と声を。
       でも大丈夫で、自転車を立て直し、またゆるゆると。



d0097427_1934141.jpg

      ◆カイロ  26

       広い広場の中心にあった騎馬像で、
       イブラヒム・パシャ・Ibrahim Pasha(1789-1848)と台座に。
       祖国の英雄でしょうが、調べてませ~ん。



d0097427_1934428.jpg

      ◆カイロ  27

       ホテルへの帰り道、既にかなり遅い時間でしたが、まだお仕事、
       しかもしかも、機械類が一つも見えないのですよ!
       で、こちらにはきちんと出来上がりつつある石垣が見え・・!!

       勿論、街中で建設クレーンも見かけましたが、
       なんとこれは凄いなぁ、ピラミッド建設と同じ時代やんか、と。



d0097427_1935669.jpg

      ◆カイロ  28

       ロバの荷車が、野菜を積んでトコトコ行きます。



d0097427_19353058.jpg

      ◆カイロ  29

       こちらはスイカを運ぶ、お馬さんの荷車。 
       スイカは少し小ぶりですが、道端で売っているのも見かけ、
       食事にも出ましたが、甘くて美味しかったですよ。



d0097427_19355315.jpg

      ◆カイロ  30

       荷車曳きは、やはりロバ君が多かったかな?

       車のごった返しの中で働く、健気なロバ君、お馬君たち



d0097427_19361723.jpg

      ◆カイロ  31

       こちらはギザで見かけたタクシー。



d0097427_19365149.jpg

      ◆カイロ  32

       ギザに行く途中に通った焼き物で有名な地区とか。
       まさに色とりどりの展示が続きます。



d0097427_19371913.jpg

      ◆カイロ  33

       色とりどり、様々な柄の壺も見えますが、
       手前にはカエルのカップルの姿が見え、かと思うと
       右端には、ファラオの姿もあり・・。



d0097427_19374699.jpg

      ◆カイロ  34

       ギザのピラミッド、スフィンクス、ルクソールでもそうでしたが、
       外国人観光客のみならず、国内の子供たちの遠足見学も多く、
       出会うと皆、わぁ~! と手を振ってくれます。

       で、必ずこれが、男女別々にされているのですねぇ。
       夫婦のカップルは別として、
       この国ではまだ結婚前のカップルには、条件が厳しい様子。



d0097427_19382015.jpg

      ◆カイロ  35

       ギザへの道。
       漸くにホッとする緑の畑風景。



d0097427_19384512.jpg

      ◆カイロ  36

       こちらのツァーでも、やはりお土産物店に連行されますが、
       ここはパピルス製造店

       床に無造作に投げられた、これがかのパピルスの茎と葉



d0097427_1939144.jpg

      ◆カイロ  37

       パピルス という古代エジプトで使われた紙は知ってはいても、
       さて、実際にどうやって作られたのかは知りませんで、
       ここで教えて貰った事を皆さんにも。

       上で見たパピルスの細長い茎を、必要な紙幅の長さに切ります。
       で、この茎の切り口をどうぞ、
       3角形なのです、あのピラミッドと同じで。
       それもあって大事に使われたとの事。



d0097427_19395996.jpg

      ◆カイロ  38

       で、茎をナイフで薄く削ぎ、水に漬けます。
       白い紙にしたい時は、2~3日、茶色くしたい時は1週間ほどとか。

       繊維が大変強いので、一番外側の皮で、かっては籠を編んだり、
       サンダルを作ったりもしたのだそう。



d0097427_19402225.jpg

      ◆カイロ  39

       で、この水に漬けた削いだ皮というか繊維を、槌で叩いた後、
       布の上に縦、横と交互に並べていき、プレスに掛けて出来上がり。

       安く売られている薄い薄いパピルスと称するものは、
       バナナの木の皮などで作られていると言う事で、
       しっかり売りつけられたのでしたぁ!


d0097427_19404566.jpg

      ◆カイロ  40

       あちこちで見かけたムバラク大統領の顔。

       これは少し若すぎますが、TVニュースに出る様子でも
       お若いので、お幾つかとガイドに尋ねましたら、82歳ですと!
       そうは見えないなぁ! と、皆驚き。
       そろそろ引退で息子に譲りたいのだけど、民衆は納得していない、
       というのは、ガイドのナッセールの話。

       という所で、カイロの街見たまま をひとまず終わりに。
       長いおつき合い、有難うございました。


     ◆*◆*◆
      
       ブログご訪問、有難うございます!

       まずはともかくもと、カイロの街の写真を整理しましたが、
       ご覧になって、退屈されないようと願っています。
         
       戻って聞きますと、留守の間の1週間は曇り空や雨だったとかで、
       それが昨日よりとたんに上天気となり、日中の外は暑いほど!
       小鳥たちが一斉に囀る声が聞こえ、ああ、春だぁ!

       柳の木はうっすらと緑色に覆われ、
       白い花も咲きだし、菫もヒヤシンスも。
       ああ、やっとの春!

       これをアップしたら、買い出しにも行かないと!
       送ると約束した、ツァー仲間の写真の整理も!
       頑張って参りましょう。

       では、また次回、よろしくお願いいたします!

       

by italiashiho2 | 2010-03-25 19:18 | ・エジプト Egypt | Comments(10)
2009年 09月 29日

   ・・・ チゾン村、夏のサーグラ ・ 手作り職人市 ・・・

d0097427_0193692.jpg

      今日のご案内は、8月中旬に開催されていた
      チゾン・ディ・ヴァルマリーノ・Ciaon di Valmarino の
      手作り職人市のサーグラ・お祭りです。
      実際に作っている場面も見れるというので、
      暑い夏の午後出かけて来ました。

      早春のチゾンの村
      http://italiashio.exblog.jp/9417768 


d0097427_0202874.jpg

      ◆お城を望み

       トウモロコシ畑の中の特設の広い駐車場に
       車を止め、少し歩きます。
       町外れの山の上には、このカステル・ブランド
       上の写真にも写っていますが、
       古い歴史を持つ素晴らしいお城で、
       現在はホテルになっていますが、面影を残します。
       
       お城のご案内は、こちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/6021939


d0097427_0212521.jpg

      ◆チゾン  1

       この手作り職人市は毎年恒例で、
       今年がすでに29回目。
       イタリアの職人は勿論、
       ドイツなどからも参加です。
       夏の日の午後、出かけて来た人が
       どんどん増えて行きます。



d0097427_0222643.jpg

      ◆チゾン  2

       町の中を川が流れ、小橋を渡って行き来。
       子供が遊んでいますが、
       水の流れはとても綺麗なのですよ。



d0097427_0231648.jpg

      ◆チゾン  3

       中心広場に面した建物の窓。
       春先には寂しかったテラスにも花が溢れます。



d0097427_02471.jpg

      ◆チゾン  4

       そして広場にはこんな風に、
       大テントの下、テーブル席が並びますが、
       こんな席が、あちらにもこちらにも
       何ヶ所にも用意されています。
       まだ時間が早いので空いていますが、
       飲食もサーグラの大きな楽しみなのですね。
       皆さんそのつもりでやって来て、じきに満席です。
       



d0097427_025410.jpg

      ◆チゾン  5

       川岸のわき道にもテントの店が並び、
       人々が覗き込み、品定めしながら、
       ゆっくり移動して行きます。

       人の少ないチゾンしか知らず、
       この人出に、まずは驚き!



d0097427_025597.jpg

      ◆チゾン  6

       あたり一面素晴らしい香りが漂う
       ポプリのお店

       ラヴェンダー、オレンジ、薔薇、等など。
       種々様々の見当もつかない植物の香りの数々。
       求めに応じての詰め合わせもしていましたが、
       お値段もなかなか結構な・・。



d0097427_0264866.jpg

      ◆チゾン  7

       春先には閉めていた大きなお屋敷の蔵も
       開放され、店が並びます。

       大きな手織り機を据えての織物
       いわゆる襤褸織りという古い生地を混ぜるものから、
       素朴な毛糸手織り、バッグ、ベルトなどの革細工
       オリーヴの木の食器類、木工細工
       パッチワーク、衣服、編み物、鈎針レース
       布小物、毛皮、スケッチ、油絵、肖像画
       ガラスの柄入れ、陶器、金物、鋳鉄
       貴石細工、アクセサリー、手作りフェルト
       手作り食品、石鹸、香り、家具類・・・、

       ありとあらゆる屋台が並びます。
       持って帰ったパンフレットによると、  
       全部で110店の出店
       太極拳のグループなども勧誘に。



d0097427_027456.jpg

      ◆チゾン  8

       かって、牛に引かせた農機具の様ですが、
       蔵の横に。



d0097427_0283965.jpg

      ◆チゾン  9

       このお屋敷の蔵も由緒ありげで、
       興味を持って眺めたのですが、
       こんな風にテラス式で、軒下の張り出しの
       通路みたいなのが見えますか?
       あれ、なんのためだろ?!



d0097427_0292662.jpg

      ◆チゾン  10

       テラスの突き当たりの壁には、農機具やら
       牛の首かせやら、隅には大きな炉も。
       真ん中に見える長方形は、鋸ですよ。
       
       ええ、お金持ちの農家なのは分かりますね。



d0097427_031046.jpg

      ◆チゾン  11

       あちこちの建物が開放されて
       店の展示に使われているのですが、
       こうして見える部屋の中の様子、シャンデリア、
       山沿いの村の建物とは思えませんでしょう?

       そうなのです、この村というか町というか、
       チゾンはこの地にありながら
       歴史ある豊かな町なのです。

       手前に見える付け鼻のお兄ちゃんたちは、
       子供たちに風船のサーヴィスをしたり、
       ちょっとした手品を見せたリ・・。



d0097427_0323117.jpg

      ◆チゾン  12

       あちらこちらの小路を上がったり下ったり、
       ちょっとした広場の奥にも店が並び、
       こんな具合に火がおこされ、
       鳥の串刺し焼きの準備万端
       もう、いい匂いが漂い始めます。



d0097427_0332084.jpg

      ◆チゾン  13

       道脇の低い位置に、町の台所家具専門店
       可愛いでしょう?!

       流し、ガス台、レンジなどお馴染みですが、
       日本の台所と違う点、お分かりですか?
       食器棚がないのです
       流しの上にお皿が並んでいますね、
       少し見え難いのですが、あそこが水切り棚でもあり、
       使ったお皿をあそこに並べ収納し、(普通は扉つき)
       普段使いの食器類は、ここので全部!!

       日本の様に、料理に合わせ、季節にあわせて
       食器を選ぶ事などなし!
       いつも同じ家族のお皿類一式があるのみ!       
       何年も同じお皿が出て来るのです・・。



d0097427_0342937.jpg

      ◆チゾン  14

       中心広場まで戻り、教区教会の横の坂道を。



d0097427_0351390.jpg

      ◆チゾン  15
 
       教会正面壁の優雅な彫像。
       右のは、兜を被っているような。



d0097427_0362077.jpg

      ◆チゾン  16

       脇の扉が開いていて、ゴスペルソングが
       聞こえます。

       最終日の今夜、教会内のコンサートを控えての、
       リハーサルの最中でした。
       音響効果抜群なのです、教会内は。



d0097427_0371870.jpg

      ◆チゾン  17

       アジサイがまだ満開!

       イタリアの花の時期が長いのには、
       いつも驚き、そして嘆息。
       四季がなく夏と冬だけみたい、と。



d0097427_038899.jpg

      ◆チゾン  18

       この建物は初めて気がつき、立派さに驚きです。
       というのも、教区司祭のお屋敷、とあったので。
       実際まだそうなのか、すでに個人のお屋敷か・・。

       右手の奥で盛んにワン君が吠え、記念に1枚。
       次のイタ犬に登場願う予定で・・、ははは。



d0097427_039224.jpg

      ◆チゾン  19

       こちらの道は車進入禁止となっていて、
       制服の方が立ち番を。
       町は西・右手に延びるので、皆ぞろぞろと。

       ね、正面も、大きなお屋敷でしょう?!



d0097427_040192.jpg

      ◆チゾン  20

       犬も含めて家族総出のお出かけで
       小さい女の子が最後尾に。



d0097427_041216.jpg

      ◆チゾン  21

       真ん中の細長い広場には、
       刈り込みの動物たちも並びます。

       ブランドのお城はあの高さ。



d0097427_0414898.jpg

      ◆チゾン  22

       面白い呼び鈴だと気がつき、次に上の標識に。
       ジェローラモ・ブランドリーニ広場とあり、
       どなたの名前か調べましたら、
       伯爵で、ソリゲット(この近く)の領主、
       ヴェネツィア共和国の貴族との事。
       今のところ、これで十分ですね。

       写真7、9で、由緒ありげなお屋敷の蔵、
       と書きました建物にも
       この赤色が使われていたのですが、
       何か関連があるのかな?



d0097427_0423847.jpg

      ◆チゾン  23

       どっしりとした、素朴な大きな建物が並びます。
       農家の建物ではないのですが、
       中を窺うと、作業所の様でもあり・・。



d0097427_0433445.jpg

      ◆チゾン  24

       通りの角の水飲み場。
       古い形が趣です。



d0097427_044303.jpg

      ◆チゾン  25

       町の一番西外れの大きな農家の、広い庭。
       ここにもあれこれ店が並び、
       食事用のテーブルがたくさん準備。
      


d0097427_0452751.jpg
       
      ◆チゾン  26

       で、こちらの一廓でこの女性が
       マーブル紙の実演を始める所に出会いました。
       これを見れたのが、今回の大きな収穫!



d0097427_0463333.jpg

      ◆チゾン  27

       マーブル紙はご存知ですね?
       フィレンツェやヴェネツィアで、この紙を使っての
       文具小物や、箱、フォルダ、ノートなど
       様々な細工物を見た事がおありと思います。

       色も柄も様々ですが、見ただけで嬉しく欲しく、
       何度かあれこれ買い込み、
       以前はこの紙の上に
       ルネッサンス衣装の女性の横顔とか、
       紙の柄によっては、花を描いていたのです。

       今回ご紹介してる写真3葉は、
       フィレンツェのオーメロ・Omero のサイトからで、
       紙細工だけでなく、革表紙の本等もご覧になれます。
       http://www.firenze-oltrarno.net/omero/italiano/index.html



d0097427_0484450.jpg

      ◆チゾン  28

       マーブル紙という名の由来が良く分かる柄を。
       まさに大理石を思わせる柄です。

       歴史をたどると、8世紀頃の日本の墨流し染の紙が元にあり、
       今のマーブル紙は16世紀頃のペルシャやトルコが起こりとか。
       オリエントとの交易が始まると、この紙は箱の内張り
       として大いにヨーロッパ向けに利用されたそう。

       同じ色を使っての、3種類の紙の出来上がりですが、
       一枚ずつの手作りで、同じ物は出来ません。



d0097427_0493127.jpg

      ◆チゾン  28

       この写真で、作り方のご説明を。

       まず水を張った容器に、希望の色をポチポチと落とします。
       かっては、水彩絵の具に牛の胆汁を混ぜたそうですが、
       今回私が見たのは、アクリル絵の具使用で、
       水には、粉のゼラチンを溶かしているそう。
       つまり、これで絵の具が水面に浮くわけですね。

       希望の色を落とした水面に、竹串で横に何本か筋を入れ、
       次に縦に何本か引きます。
       この状態で、今下半分に見える形が出来上がります。

       この紙の柄もありますが、
       それを櫛でチョイチョイと引っかくと
       こういう上の形が出来る、という訳ですね。

       この上にもう一度色を落とし、花や蝶を作る事も。

       そして空気が入らぬように紙を広げ
       色を写し取り(3秒程)引き上げて出来上がり!

       油絵の具を使い、それにテルペンチン・松脂を混ぜ
       染めるのも出来るようです。
       
       文字で書くと大変そうですが、小学生の実習で
       作っているサイトも見つけましたから、大丈夫!

       こちらのYou Tub でヴィデオが見れそうです。
       http://video.google.com/videosearch?hl=it&source=hp&q=carta+marmorizzata&lr=lang_it&um=1&ie=UTF-8&ei=gzSlSu-AHcKIsAb49-zSBA&sa=X&oi=video_result_group&ct=title&resnum=8#



d0097427_0504244.jpg

      ◆チゾン  29

       最後に、今回気に入って買った磁器のパンフレットを。
       ドイツのドレスデンからの参加で、
       この市の最優秀賞を受けた様子。

       勿論こんな大きなものは買えませんが、
       このトンボの柄が一つついたカップを。
       15エウロだったと。

       実際の器の色は殆ど白に近いグレイで、
       萩焼の白色に近いかな、
       トンボの青も明るい青灰色で、
       羽の網目が描いてあり、
       お気に入りで使っています。

       一概に手作り職人市といっても、
       趣味の延長的な物が多かったのですが、
       中には上の磁器の様に本格的な物もかなりあり、
       手仕事大好きな私には楽しめた催しでした。



d0097427_051425.jpg

      ◆チゾン  30

       広場のテーブルについて食べ始める人も増え、
       屋台には明かりが点き、ますますの人出。
       おまけに今日は市の最終日ですから、真夜中まで!

       という所で、我が家に戻ります。


     ◆*◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       今回のサーグラを皆さんにご覧頂いている間、
       フィレンツェに出かけて参ります、イェ~イ!
       
       じっくり見て回るのは、なんとXX年振りで、
       ウッフィーチ美術館などには予約を入れました。
       戻りましたら、ゆっくりご報告をと思いますので、
       訪問先予定は内緒ですが、
       パラティーナ美術館にあるという、
       エッツェリーノ3世・ダ・ロマーノの肖像に会えるのを楽しみに!

       と、にんまりしておりましたら、
       なんと驚きのニュース!
       今年はエッツェリーノ3世の没後750年で、
       記念行事があるとの事。
       それを偶然に突然知り、即電話で申し込み、
       催しと、中世の食事会
       この日曜日出かけて来ました。

       場所は、バッサーノ・デル・グラッパのすぐ近くで
       この辺り、XX・エッツェリーノとつく地名がいくつかあります。
       文字数制限に引っかかりそうなので、
       詳細はまたのお楽しみ、とさせて頂きますが、
       まずは楽しみつつ、彼を偲んできた事をご報告!

       行って参りま~~す!!

       
       ◆という事で、
       今週はコメント欄を閉じさせて下さいませ、ませ。

       ↓↓ チゾンの村の、白い猫ちゃん

d0097427_1115828.jpg
       

by italiashiho2 | 2009-09-29 00:12 | ・ヴェネト Veneto