イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2010年 11月 28日

   ・・・ ニース ・ 紺碧海岸、結婚式、メルカート ・・・

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       初夏に訪れた南仏旅行の最終日はひたすらに走り、
       イタリア国境にほど近い紺碧海岸のニース・Nice を訪れました。
       コートダジュール・紺碧海岸
       フランソワーズ・サガンの作品に何度か登場するコートダジュール、
       こんな形で訪問できる様になるとは考えてもおりませんでしたが、

       実際に行ってみると、現在の興味はかってとまるで別の物に移っており、
       古いメルカートに並ぶ新鮮な野菜類とか、色とりどりの石鹸など・・、
       街の高台の古い教会では、2組の結婚式にも出会いました。
       人口45万の大都市は到底上手く説明できませんので、
       自分の見た物だけをここにちょっぴり。 どうぞ! 


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       街に近ずくとまず見える、この高層アパート群。
       船の形、と聞きましたが、大きくうねる波にも見えません? 

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       海のすぐ脇に飛行場があり、       
       海岸沿いの散歩道プロムナード・ザングレを進むと、
       海に面して立ち並ぶ高級ホテル、アパート群。

       プロムナード・ザングレ・イギリス人の遊歩道、と知り
       避暑や避寒のイギリス人観光客を想像していたのですが、
       失業者対策でこの道建設にイギリス人が働いたからなのだそう。
       真実を知ると、時に若い頃の憧れのこもった想像もふっ飛びますねぇ。

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       海水浴客もちらほら。
       はい、6月20日でした。
       
       う~む、これがかの紺碧海岸、ね。



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       まず訪問したのは、ロシア正教会サン・ニコラ・San Nicola.
       1912年建設の、ヨーロッパでロシア以外に一番大きなロシア正教会
       だそうで、亡くなった皇帝ニコラス2世の妃の提唱によるものと。
       かっては冬の厳しさを逃れるため、ロシア貴族がこの暖かな南仏の地に
       たくさんやって来て、彼らの礼拝の為でもあったそうですが、
       ご存知の通りロシア革命があり、その後の所有者問題が今も続いているのだとか。 

       屋根の青い瓦はフィレンツェのロッビア工房から、とか
       とにかく莫大な費用をかけて建設されたそうですが、
       高層高級アパート群がひしめく中に、まるでオアシスの如く
       今に至るも広い公園を持ち、5つのクーポラが聳えます。



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       またバスに乗り、街を横切り高台に向かいますが、
       ニース駅を上から眺め、

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       確かこの白いホテルに、イギリスのヴィクトリア女王が滞在されたのだとか。
       お気に入りのニースにお出での際の女王様のお付き、召使、お荷物、
       なんじゃらかんじゃらと、当時はとにかく大変な大移動だったと。
       


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       という訳で、ニースの街の一番奥の高台に。
       シミエ修道院・Monastère Notre Dame de Cimies(発音をhiroshiさんに教えて頂き)
       の庭が解放されおり、その木陰に座って長~いガイドの説明を聞きましたが、
       ははは、なにも覚えておりませんで・・、

       遠くに広がる青い海を眺め、
   
       こちらを不思議そうに見つめる鳩君とも目が合い、

       咲き乱れる花々を見つつ、ぽわぁ~ん。


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       教会では結婚式が行われていて、

       素晴らしい教会内部と、

       いささか蚤の夫婦的な新郎新婦。

       教会の前には、この新婚さん用お車が待機。



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       と見るうちに、飾りつけをした別の4輪駆動のごついのが
       クラクションを鳴らしつつやって来て、

       見ると新婦は大きなお腹で、
       しかも新郎は黒人で!
       !をつける事自体がすでに古いのかも。
       ですが、友人のジュリアーナにはかなりの衝撃だった様子。
       
       でもね、新婦もその父君もとても嬉しそうで、
       皆で声を揃えて「アウグーリ!」と言いましたのです。
       
       この高台には、すぐ近くにマチスの住居(現在は博物館)や、
       上の教会の墓地に彼は葬られているそう、
       ローマ期の遺跡も残っていて、
       ゆっくり見ればたくさんの見所がありそうですが、
       残念ながらまた下街に移動して、
       古い昔ながらのメルカート・市場を見に行きます。


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       日本の団体さんが歩いて来るのと一緒になり、
       女性ガイドが、我々イタリアグループを追い越しながら、
       イヤホーンで「脇の花壇に入られないようお願いいたします」と
       皆さんに注意されるのが聞こえ、(やかましいわい)
       「前がつかえておりますので、ごゆっくり!」と
       振り返ったshinkaiは付け加えたのでありました。

       高級ホテルや建物の写真はすべて省いても、
       市場に並ぶ品の写真は捨てがたく、泣く泣く少しだけ削り・・、

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       古本の屋台、  ああ、時間があったらねぇ・・、

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       イタリアの花屋さんとの大きな違いは、
       既にブーケに作られたのが数多く売られている事かな、

       白い花に陽が当っているのが面白いと思ったのですが、
       やっぱり色が飛んでしまいましたぁ。

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       辺り一面に漂うラヴェンダーの香り!

       本物の海綿、なにか懐かしいイメージ。

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       最近は液体石鹸ばかり使っていますが、
       これら色とりどりの石鹸を見ると、
       ささやかな贅沢がしたくなるのですけど、

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       この広い庶民的なメルカートで一番 わぉ! と思ったのが、
       この白アスパラガス

       イタリアのは頭まで白いのですよ、勿論とても美味しいのですけど。
       で、リンクさせて頂いているOtium さんの「エスカルゴの国から」に
       この頭が緑紫の見るからに美味しそうな白アスパラガスが載って
       http://otium.blog96.fc2.com/blog-entry-405.html
       羨ましかったのですが、本当だ、と自分の目で。
       ですがまだ味わっていませんから、心残り大!

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       カルチョッフィのこんな大きな丸い形、少し小さい尖った物などなど
       イタリアにもありますが、
       手前の二十日大根、この細長いお尻の白いのは初めて。
       お味はどんなですか?

       フランス語は tomate なのですねぇ。
       単数形は?

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       果物類、

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       このニンニクの量!

       そして香辛料類

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       こちらは市場横通りのワイン店
       両壁奥までぎっしり。

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       最新スタイルの市電・トラムの走る通りまで戻った所に、
       イタリア食品店がありました。
       山形に並ぶ缶詰はカルチョッフィ、ケース内には詰め物パスタ類、
       下にはドライトマトとか、アンティパスタ類の瓶詰。
       奥には生ハムもぶら下がっていますね。

       イタリア頑張れ! はは。


       南仏はまだセナンク修道院、ゴルド、ニームなど残っていますけど、
       素朴なイタリアが恋しくなり、戻ります。
       さ~てと、どこをご覧頂きましょうか?!


     ◆*◆

       ブログご訪問、有難うございます!

       低地にも雪が来る、との天気予報が見事当たりまして、
       26日午前、この一帯にも牡丹雪が5cmほど積りました。

       朝コネリアーノに出かける時は雨だったので、やれやれ。
       所が10時頃からぼっぼっと振りだし、
       みるみる駐車場の車の上に積もり始めるのが見え、
       道脇には白く積り、車の通り道はベチャベチャに。

       11時過ぎに家に戻る時には車のウインドウにはボッテリの雪、
       道もかなりな渋滞となっていて、
       いつも大賑わいの人出となる毎週金曜の市の日でしたが、
       出店は既に引き揚げ、ライトをつけそろそろと走る車のみ。
       幸い家に向かう坂道にかかりましたら、雨に変わっていて
       町中よりも気楽に走れ助かりました。

       この冬は昨年にも増して、厳しい雪の季節になるかも。
       来週中には冬タイヤに替えて貰わないと!

       皆さんも寒さにお気をつけて、お元気でお過ごし下さいね


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by italiashiho2 | 2010-11-28 00:12 | ・フランス | Comments(8)
Commented by cucciola at 2010-11-29 06:26 x
shinkaiさま、

こんばんは!

私も大好きでしたよ、サガンの「悲しみよこんにちは」。
ここがその舞台だったんですね。さすが、高級感が漂っていますね。特にメルカート、ディスプレイも素敵じゃないですか。海もいいけどこんな素敵なメールカートだったら一日でもふらふらしていたい私です。近代的な建物も素敵ですが、やはり古いパラッツォは趣がぜんぜん違いますね。
Commented by italiashiho2 at 2010-11-29 17:14
★cucciolaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

ああ、cucciolaさんもサガンがお好きでしたか。 これは嬉しいです。 朝吹さんの名訳のお陰もかなりあるのではないかと思うのですが、青春からまた少し行った時期まで何度も読み返したものでした。 「ある微笑」にもニースが出て来ますし、舞台は違っても「優しい関係」なども好きでした。 それにしても彼女の作品のタイトルはいつも素敵で!

豪奢な建物、少しレトロな建物も素敵でしたけど、あのメルカートは本当に楽しかったですよ。 エクサン・プロヴァンスの市も良かったのですが、ここのはずっと大きくて、ね。
Commented by hiroshi at 2010-11-29 20:35 x
今回もまた、写真、堪能させていただきました。

>いささか蚤の夫婦的な新郎新婦。

あはは。shinkaiさんはおやさしい。温もりのあるお言葉。
実態は、「かなり」か、「驚きの!」、くらいの修辞が似合っていそうではないですか! hiroshiメならば、思わず、そう書き込んでしまいそうです。

シミエ地区ですか? ま、フランス語の発音はどうでもいいですが、アレーナもあるあのあたりは、結構、好きです。マチス美術館からシャガール美術館までぶらぶら歩きすると、結構、絵になる光景が。多分、shinkaiさんも、カメラで切り取る街の風景としてはお好きな場所では?
Commented by 利根 at 2010-11-29 22:22 x
こんにちは.
色とりどりの石けん(こんなに多色あるんですね.シリアなんかで見たのは本当にシンプルなオリーブか茶色のヴァリエーションがほとんどでした),色鮮やかな野菜や香辛料があふれていて,メルカートは魅力的ですね.見ていて楽しいです.
そして,ニースにこんな大きなロシア正教会があることとその由来を初めて知りました.南仏の色合いとは違っているけれど,ロシアの色合いとも違っているような不思議な色の教会ですね.
Commented by italiashiho2 at 2010-11-29 22:37
★hiroshiさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はは、このニースはですね、hiroshiさんのクルーズ写真の遠くに高層アパート群が写っているのが見えて、そうそう、ニースがあった! と取り出して来たのです。 有難うございます。 それに、発音も。 この後訂正しておきます。

そうです、そうです、アレーナの遺跡の写真も通りすがりのがあったり、マチスの家の遠望もあったり、シャガールの美術館もあるのですよね。 でもこの時はやはりグループのバス移動で、皆通りすがりだったのです。 
本当に見たい場所は、グループではダメですね。 とはいえ、ちゃんとした説明はやはりガイドがいてくれると本当によく分かるので、その辺りがジレンマです。
Commented by italiashiho2 at 2010-11-29 22:51
★利根さん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうですよね、この色鮮やかな石鹸はとても魅力的でした。 オリーブ油の入ったのとかはあちこちでも見るのですが、いかにも何の花かな?と見とれる色どりで、それぞれに効用とか香りも違うのでしょうし、束にされたラヴェンダーの香りなども辺り一面に漂い、とても強かったです。
メルカートは、本当にどこの土地のもずっとうろついていたくなる吸引力がありますねぇ!

ニースでこういうロシア正教会を見るとは、正直驚いたのですが、かってのロシア貴族達が避寒に来ていたと知ると、「戦争と平和」等に描かれた貴族生活を思い出し、繋がりが納得できました。
Commented by BB at 2012-09-03 11:36 x
よく ロシア正教会のクーポラを 私達は
「ネギ坊主」と読んでいます。ハハハハ(shinkai風に)

『イヤホーンで「脇の花壇に入られないようお願いいたします」と皆さんに注意されるのが聞こえ、(やかましいわい)
↑、ハハハハハ…。(これはBB風に。ウフ)

この外国のティスプレーは いつも感心します。
グラディエーションがきれいなのかな?
お花も、野菜も、石鹸も、綺麗だわ〜。

あら@P@! hiroshiさんもshinkaiさんも
我が家は、これくらいの「呑みの夫婦」ざますわよ。
(プンプン!)てへぇ!
Commented by italiashiho2 at 2012-09-04 00:25
★BBさん、なるほど、ネギ坊主、ですか。 こちらでは玉ねぎ、と呼んでいますよ。 ははは。(shinkai は3回でっせ)

ええ、あの日本人のガイドさん、如何にも日本人観光団体さんを田舎者扱いしたみたいな言い方でね、子供じゃあるまいしねぇ。
イタリアのグループだったら、そういう事まで口を出しませんもの。

そうなんですよね、空気の違いかな、花の色も鮮やかに見える気がしますし、やはり色に対しての感覚が違うと思います。 色を恐れない、というのもあるかもですね。
私は、女ものはともかく、男性用衣類のショウウインドウの色をいつも感心して眺めるのです。

あ、BBさんとこも? でも、BBさんは細身ではないですか、この花嫁さんはとてもとても安定した体格ですもの!


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