イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2013年 11月 18日

  ・・・ 「レオナルド・ダ・ヴィンチ 万能の人」展 ・ ヴェネツィア ・・・

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       先週ヴェネツィアのアッカデミア美術館で開催中の
       「レオナルド・ダ・ヴィンチ 万能の人」展に出かけて来ました。

       12月1日までの会期なので、早く行かないと最後は混雑するだろうし、
       かの手稿の貴重なデッサン類はやはり見て置かないと、と
       天気予報なども睨みながら出かけたのでしたが、

       あっけない程のいつもの少ない見学者で、独り占め的に有難く、
       行ったり来たりためつすがめつ、顔を近づけ舐めれる程の近くから
       見る事ができ、満足して戻りました。

       あいにくお天気には恵まれず、余り写真も撮らず、
       ゆっくりと美術館を出て、さてお昼をと思う頃に雨がパラパラ。
       で、通りすがりにサンドイッチの太巻きを買い、齧りつつ大急ぎで駅に、
       うん、また来月に来るし、とあっさりと切り上げた今回でした。

       一つデッサンの手法について疑問を持って帰りましたが、
       調べて興味深い事も知りましたので、最後にそれもご紹介しますね。

       
       トップは、今回の展示会のポスターで、


       本来はアッカデミア美術館の入り口上に、こんな風に掛かり、
       見える筈だったのですが・・、
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       私が行った日は美術館の前が工事中で塞がり、出入り口は脇から。
       アッカデミア橋を渡るにはぐるっと美術館の裏を回る有様で、
       ははは、初めて美術館の建物の後ろを眺めました。
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       今回の展示は美術館内が写真禁止ですので、
       私のはこの一枚のみで、あとは全てサイトから拝借です。
       http://www.huffingtonpost.it/2013/08/29/leonardo-da-vinci_n_3835090.html#slide=2853155
       http://espresso.repubblica.it/foto/2013/10/31/galleria/i-disegni-di-leonardo-da-vinci-in-mostra-a-venezia-1.139684#6

       
       「ヴェネツィア ときどき イタリア」のfumieveさん
       この展示会について詳しく書かれておりますので、こちらを。
       http://fumiemve.exblog.jp/18584278/



       さてレオナルドの手稿のデッサンで一番有名な物、となると
       やはりこれ「ウィトルウィウス的人体図
       あまりにも有名過ぎる作品で、おまけにここアッカデミアの収蔵品と
       言う事なのですが、イェイ、初めて実物を!
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       ウィトルウィウス的人体図、ずっと以前は「方円形の人体」と
       言う様に覚えておりましたが、
       イタリア語でヴィトゥルーヴィオ・Vitruvioと呼ばれるローマ期の建築家が
       提唱した「神殿建築は人体と同様に調和した物であるべき」に影響され
       描かれた人体の調和図。

       
       
       この図はご存知の様に、現在イタリアで鋳造される1エウロ貨に。
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       エウロ硬貨は、表の金額部分は統一デザインなのですが、
       裏はユーロ圏それぞれの国のデザインですので、
       私めの財布のコイン入れにも、何カ国もが入り混じっています。

       イタリアが裏のデザインを決めた時は、電話による国民投票でしたが、
       基本となるこの1エウロは既に決まっておりました。
       で、イタリアの硬貨はデザインが8種類全部違うのですが、
       その点フランスなど、自由、平等、博愛を掲げた全部同じデザインで、
       何を掲げているか、国によるお国ぶりがこんな所にも現れています。

       懐かしい! 既に11年経ったのですね。
       


       こちらが今回のポスターに使われた作品のデッサン
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       これはレオナルドのお気に入り、晩年の弟子である
       フランチェスコ・メルツィ・Francesco Malzi(1491-1568/70?)の
       デッサン、人物の戯画像
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       フランチェスコ・メルツィはミラノ近くの貴族出身、
       父親はミラノの軍の指揮官、レオナルドが彼らの居城に滞在した時に知り合い、
       彼が15歳、レオナルドが55歳の時から仕えるようになります。

       そしてレオナルドの晩年の十数年間を忠実に仕え、
       フランスで、国王フランソワ1世に与えられた城での臨終をも看取り、
       レオナルドの遺産、作品のすべての相続人となります。

       若い頃のレオナルドの有名な弟子にサライがおりましたが、
       美貌で手癖も悪いサライと違い、フランチェスコは家柄も良く、
       多分実の父親に対する以上に、偉大なる師に敬愛を籠めて仕えたのでしょう。

       受け継いだ遺産の中に、これらの手稿デッサンも含まれていた訳で、
       フランチェスコは忠実に護り通しますが、
       彼の長男である法律家オラーツィオ・Orazioの代になり、
       スペイン王フェリペ2世のお抱え彫刻家の口車に乗せられ、手放し、
       これがレオナルドの手稿散逸の始まりとなります。



       デッサン類は、ペンとインク、水彩を部分に、という物や
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       これは印刷された物だったと記憶していますが、
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       いずれも会場で見る印象は、これほどはっきり見えず、
       もっと柔らかい印象でした。



       このデッサンも、以前レオナルドのデッサンから実際に動く模型を
       作った展覧会で見た時は、かなり大きく、強い線に見えたのですが、
       実物は小さく線も柔らかく・・
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       レオナルド・ダ・ヴィンチの発明した物、考案した物
       この記事から様々にリンクしておりますので、お楽しみ下さいね。
       http://italiashio.exblog.jp/15156875

       
       今回実際に見ての印象、今迄本やサイトで見ていた写真との大きな違いは、
       大きさが本当に小さく、線が細く、柔らかい、という事でした。
       
       会場の照明が少し薄暗い事もあったのですが、
       これ等、何が描かれているのか、かなり見つめ、
       それから、ああ、騎馬の男がドラゴンと戦っているんだ、と
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       戦いの図で有名な「アンギアーリの戦い」のデッサン類はこちらに。
       http://italiashio.exblog.jp/14885331/



       印刷したりサイトで見る場合、何が描いてあるのかをはっきり見せる為、
       また写真に撮るだけで肉眼とはまた別の物になりうるわけですが、
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       会場でこういう小さなデッサン、それも裏表に描いてある物もあり、
       こんな小さなサイズにこれだけの物を描く技量にも驚きますが、
       次々と浮かぶアイディアを、心覚えに描いて行ったのだろうなぁ、と。
       


       この女性の胸元のデッサンも、
       会場で見た時は顔があるのに気が付きませんで・・!
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       パルマの絵画館から来ていた、懐かしい作品にも再会。
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       パルマの国立絵画館の様子を、こちらにちょっぴり。
       http://italiashio.exblog.jp/5340456/
      


       最後の晩餐も、こんな風にアイディアが練られた訳ですね。
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       そして今回、私が気に入ったデッサン類はこれら
       花、そして様々な物が同じページに描かれた物の一枚。
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       最初のウィトルウィウス的人体図の人体の周囲も
       細い細い線、ハッチングと呼ぶ、線を並べて調子を付ける、
       で囲んでいるのですが、
       
       ここに見える線の細さに、実は驚いたのです。
       ペンでこんなに細い線が引けるわけがない!と。

       勿論「ペンとインク」と分かる線もあるので、
       なおの事興味を持って眺めたのでした。

       最初は顔を近づけてしげしげと。
       そしてブザーが鳴らない事に安心し、メガネをはずして、ははは、
       それこそ5cmかそこらから、見たのですね。

       こういう事が出来るイタリア万歳!なのです、本当に!

       それから作品札に目が行き、
       プンタ・メターリカ・punta metallica・金属の先っちょ、に。
       最初は鉄筆かな、と思ったのですが、銅とか金、銀もあるのですね。
       紙についても、(それ用に)準備された、と書いてあります。

       なんだろ?! 家に戻って調べました。

       
       プンタ・メターリカで検索を掛け、遂にこの写真が見つかり
       その手法についても記したサイトが見つかりました。
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       つまり紙を、鉛とか錫の金属で覆い準備したものの上に、
       金属の細い先で描くと薄いグレーのデッサンができ、
       それが酸化して明るい茶色になり、繊細な作品となる技法で、
       しばしば、先に顔料で紙を染めるのと共に準備されたのだそう。

       この技法を使うには、紙を既に金属が覆っているので
       消す事が出来ませんから、
       しっかりした作画意図を持ち、安定して描ける技量である事が求められ、
       15世紀ごろドューラーとか、レオナルドが好んだ手法なのだそう。

       これはファン・デル・ワイデンが、この技法で描いた聖母子像で、
       繊細な線の衣装の襞の美しい作品。
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       後の17世紀になると、多分鉛筆の台頭で
       この技法は流行から外れたそうですが、
       18世紀になり細密画を描く事から再度評価を受けているのだそう。

       上でご覧頂いたプンタ・メターリカの写真は、
       フィレンツェの画材店、ドゥオーモ近くにあるゼッキ・Zecchiの物で、
       昔この店でテンペラ画の顔料を買いこんだ事があり、懐かしい再会でした!

       ゼッキでは、このプンタ・メタリカを使う為の、
       既に金属加工した紙も売っている様子で、さすがぁ!
       ご案内はこちらに。
       http://zecchi.it/products.php?category=2
       
       ゼッキのHPのカテゴリに見えるVETRINAを開くと、
       ラピスラズリや貝金も見え、何かわくわくする気持ちに・・!


       ここからは、ちょっとおまけで、

       所で今回の展示会場は、アッカデミア美術館の最後の部屋の近くで、
       矢印に従い逆回りに見に行ったのですが、
 
       なぜか、このジョルジョーネの「老婆」の作品が最初の部屋に!
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       それはね、まぁ、見れるのは良いですが、
       なんでぇ、こんな所にぃ?! 
       shinkaiへのあて付けかや?! 
       ・・とまでは思いませんでしたがぁ、ははは。


    
       最後ついでに見に行きました
       好きな「十字架の奇跡」を描いた2枚のある部屋ですが、
       (ここからの記述についてはご指摘を受けまして、2度訂正を致しました。)

       こちら上の作品はジェンティーレ・ベッリーニ
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       「十字架の奇跡」は元々が複数の画家に依頼して描かれた作品だそうで、       
       単純にカルパッチョの作品と思っていたのもそうではないとの事ですが、

       今回しげしげ見ていて、今更ながらに、
       物の大小で遠近を描き、空間の意識が無かったんだ、と気が付いた私。
       ・・はい、幾ら読んでいても、実物で納得するまでは
       頭に納まらないshinkaiでして、

       ならば空気遠近法で描き始めたレオナルドと時代の差は、と見ると、
       カルパッチョの方が13年ほど後に生まれ、没年もそれくらいの差。
       ならばぁ、やはりレオナルドは凄かったんだぁ、と
       こういう考え方はいかにも短絡的なのですが・・! ははは。

       それにしても「カルパッチョ」だけで検索を掛けると、
       イタリア語、日本語版ともずら~~~っと、
       料理のカルパッチョが出てきます!!
       
       カルパッチョの回顧展の時に、ヴェネツィアのハリーズ・バーが
       考えた一品と言う事らしいのですが、
       何となしに、本家越えという言葉を思い出しましたぁ。
       


       で、カルパッチョの部屋を出ての廊下に、
       このアントネッロ・ダ・メッシーナの「受胎告知」を見つけたと思ったのですが、
       こちらも甥のアントネッラ・デ・サリーバの作との事
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       となると、このサイトで探した写真は、案外本人の物かも、です。
       というのも、私が見た作品ではヴェールの色が違い、
       頭の上部分はもっとブルーグレーで、左右が渋いブルーだったのです。

       実はこの月末にグループでの、ロヴェレートからトレントに小旅行があり、
       その時にアントネッロ・ダ・メッシーナの展覧会も日程にあるので、
       一瞬、では展示されていないのか、と思ったのですが、
       本物はシチーリアにあるとの事で、出品されているのかも?!


       実物を見た記憶が無かったので、楽しみにしている展覧会ですが、
       また様子をご報告いたしますね。



     *****     

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by italiashiho2 | 2013-11-18 06:12 | ・ヴェネツィア | Comments(14)
Commented at 2013-11-18 07:45
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by hairpriori at 2013-11-18 07:56
天才って言葉はこの人にぴったりですね

街並みも美術館の建物自体もアートですね
羨ましいです
Commented by K@AZ at 2013-11-18 09:39 x
こんにちは。
そのユーロコイン持っていたと思います。
あの頃直ぐに紙幣の方を替えてしまえば良かったのに、
大分今損をしてしまってとても悔やまれます。

出来たら家に飾るなら、綺麗な若い人の絵が良いと思いますが、
わざわざ老婆をモデルにする人もいたんですね。
それに夢に出て来そうな不気味な雰囲気もしませんか。

しかしずっと繊細な線を描く方法だったので腱鞘炎になったかもしれませんね。家の絵をやっている息子も腱鞘炎の症状が一寸あるようです。
フランチェスコが個人でなくて、きちんと公のところに管理をお願いすべきでしたね。

Commented by italiashiho2 at 2013-11-18 15:02
★fxxさん、こんにちは! 教えて頂き有難うございます!  早速に訂正を致しました。

あそこはカルパッチョの作品のある部屋と思い込んでおりまして、昨夜サイトを見ていてジェンティーレ・ベッリーニという名で出たのも、確かめずに書いておりました。

そうなんです、Martでの出品作も調べたのですが、どれが実際に出ているのか良く分からず、修復されたばかり、という作品も余り食欲をそそらず・・、な感じなのですが、
トレントのお城の見物もあり、あのフレスコ画が見れるのがとても楽しみです!
Commented by italiashiho2 at 2013-11-18 15:06
★hairprioriさん、こんにちは! コメント有難うございます。

本当に、あれこれ知るにつれ、こういう頭脳の人も生まれるんだなぁ、と思います。
まぁ現代でも素晴らしい頭脳の持ち主もおられるのでしょうが、当時にあっては画期的な出来事、人材だったのでしょうね。

はい、古く美しい物が残り、積み重なってできる街の造りがやはり素晴らしいと思います。
Commented by italiashiho2 at 2013-11-18 15:13
★K@AZさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうですね、それでなくともエウロに変わった時は約2000分の一の価値になりましたし、あれ以来諸物価の値上がりが続いています。

まぁ、絵の価値は単に売れるかどうか、好みかどうかの違いだけではないと思いますので、その辺りは個人のお考えで・・。

当時の「公」という部分も、今と違ってそれぞれに変遷している訳ですし、その部分は良く分かりません。 フランチェスコも貴族の出で裕福だった様です。 
ただその息子の代になると、絵に対する興味よりも、世俗的な興味が勝った、という事かも知れませんね。
Commented at 2013-11-19 04:04
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by italiashiho2 at 2013-11-19 07:02
★fさん、こんばんは! はい、再度有難うございます。
ご指摘の様に再度訂正いたしました。

「受胎告知」の作品写真は、サイトで思う様なのが見つからず、これが絵としてまともかな、と思うのを選んだのですが、見たのとは違いますね。
実際の会場でもし見れるならば、アッカデミアで気になった指の描き方などを見たいと思います。
Commented by fresco1939 at 2013-11-19 09:16
ようやく冬らしくなってきました。近辺の山が染まりかけています・・・

あの茶色やセピアは、インクが劣化したのかとおもっていました。なるほど・・・

フランチェスコ・メルツィは、やはり師匠と同じで、左手で描いていたのでしょうかね。
師匠の影の線は不自然な感じはしないけれど、彼の線はやや不自然・・・ですね。

Commented by italiashiho2 at 2013-11-19 14:52
★frescoさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、こちらは黄色の良い色というか、既に葉が殆ど落ちたのもあり、晩秋の最後の色になりかけています。

そうなんです、今までずっとペンとインキと思い込んでいましたので、今回あんなに細い線であるのを知り、知らなかった技法を知る事が出来ました。
多分実際のデッサンが本当に小さいので、紹介するのに大きなサイズとなり、それで細い線の繊細さが消えてしまっているのだろうと思います。

そうそう、ハッチングの線が一定していませんね。 ただこの作品をこうしてみると、会場ではもっと柔らかい線に見えたのですが、案外印刷した物かも知れません。 これはきちんと作品札を読んでいないのです。
Commented by cucciola at 2013-11-20 19:21 x
shinkaiさま、

こんにちは。
ここ数年、レオナルドブームがまた押し寄せているなあ、とは感じていましたが、こんなに素敵な展示会があったんですね。私は完成作品よりも、時には素描のほうに惹かれるタチで、画家たちの素描だけの画集ももっているくらいなんです。レオナルドの本物は迫力があるだろうなあ、と思っていたのですが、そうですか、やわらかい印象なんですね。インターネットで見ているだけでは実際の大きさも伝わりませんし、やはり本物を見るというのはすごい経験なんですね。
さらに、ベッリーニにカルパッチョにダ・メッシーナ!私だったら鼻血が出てしまいそうな画家のオンパレードです。いや、うらやましい。数年前にローマでダ・メッシーナ展があったんですよ。その美しさに夫は惚れ込んだ、と今でも話題にしますが、私は当時は日本にいて見れなかったんです。私もこんな展示会に一人でふらりと出かけたいです!
いよいよ冬が本格的になりそうですね。こちらは週末は雪の予報まで出ています。
Commented by italiashiho2 at 2013-11-21 20:04
★cucciolaさん、こんにちは! コメント有難うございます。 漸くにPC復帰でお返事が書けます!

そうなんです、あまりにも有名な手稿のデッサンなので、なんとなしによく知っている感じを持っていたのですけど、やはり実物を見ると大きな違い、大きさ、そして印象の違いもありました。
「ペンとインク」と思い込んでいたのも、自分がペンを使って描いているのでその違いに気がついた、というのもありましたし、やはり技法の違いから来る柔らかい印象、というのも実際に見ての大きな収穫でした。

メッシーナの展覧会は、サイトを見ても何が展示されているのかあまりよく分からないのですが、彼の絵はあまり見たことがないので、これは楽しみにしています。 かなりあちこちから集まっている様子ですし、ね。
そうなんです、展覧会はこのごろはもう、説明を聞かず、一人で見たいものをじっくり見たいです。 こちらの会場はそれができるので、本当に有難いです。

ひどい天気が一応済んだものの、一度に寒くなりそうですね。 
そちらは雪に?! 坂道にお気をつけて!!

ブロンズィーノの記事拝見しました。 後ほどお邪魔を!

Commented by 小父さん at 2013-11-22 21:19 x
レオナルド・ダ・ヴィンチなる者は果たして人間なのか?と思ってしまいます。

でも、こうやって実物に顔くつけたり、日本での展示との違いを感じます。
なんとも贅沢ですね。

「ウィトルウィウス的人体図」は映画「ダ・ヴィンチ・コード」で馴染みになりました。
私は字幕版や日本語吹き替え版も含めて三回映画館に足を運びましたが、最後までストリーの全容が掴めませんでした(笑)

フランチェスコ・メルツィの戯画像もどこかで見た気がします。
そしてレオナルドの相続人となるというところが興味深いです。

>スペイン王フェリペ2世のお抱え彫刻家の口車に乗せられ・・・

昔も今もに似通った事情で歴史は作られていくのですね。

>会場で見る印象は、これほどはっきり見えず

写真は違った印象を創りあげていくわけですか。

最後の晩餐のアイディアは興味深いですね。
しかし、そんなものが残っていることが凄いです。

>金属の細い先で描くと薄いグレーのデッサンができ、

こんなことまで分かるんだ!
細密画の秘密が隠されているかのようです。

>shinkaiへのあて付けかや?! 

いや美人のshinkaiさんの引き立て役でっせー!
Commented by italiashiho2 at 2013-11-23 01:29
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなのです、こちらの展覧会は日本のように混んでもおらず、それに本当にすぐ傍で見ることが出来るのがとても、そうですね、贅沢ですね! しかも、かのレオナルドの実物ですものね。
とりわけ彼のデッサンは実物が小さいので、大きく載っていますよね。 それだけで線が太く見えるわけで、やはりそんな違いからの印象はずいぶん変わってくると思いました。
なので、プンタ・メターリカの技法に気がつき、知ったことは、自己満足なのですけど、嬉しかったです。

いやぁ、あの「ダ・ヴィンチ・コード」は、私も見ているときはなんとなしに分かっている感じで見ているのですが、後で説明できませんねぇ、ははは。

暖かい励まし、ははは、有難うございます!
いやぁ、でも何であんなところに掛かっていたのかと、可笑しくなります。
ああいう所が、本当にイタリアらしくいい加減で、笑えます。


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