イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2015年 06月 03日

   ・・・ カレンディマッジョ2015 アッシジのお祭り  ・ その1の2 ・・・


       アッシジの春のお祭り カレンディマッジョをご覧頂いていますが、
       今回はその1の2、初日の公演 後半部をどうぞ!

       町を2分しての上の地区・ソプラと、下の地区ソットの競演
       と書いておりますが、まずはこちらの地図をどうぞ。
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       ちょうど町の真ん中、緑で囲った所がコムーネ広場
       ここが公演会場となり、その右の青の地区がソプラ
       コムーネ広場の少し右に町のドゥオーモ、サン・ルフィーノ聖堂、
       そして右下にサンタ・キアーラ教会。
       町の西端にあるのがサン・フランチェスコ聖堂で、
       ここは赤の地区ソットに含まれます。

       ソプラの敬称は、ノビリッシマ・パルテ・ディ・ソプラ・
               Nobilissima parte di Sopra・いとも高貴な上の地区
       ソットの敬称は、マニフィカ・パルテ・ディ・ソット・
               Magnifica parte di Sotto・素晴らしきかな下の地区

       もともとが中世の2家族間の争いに端を発し、市民を巻き込んでの
       長い争いをも踏まえた地区分け、競演ですので熱がこもります。




       今回サイトで見つけた写真にこんなのが。
       つまり公演が始まる前、各地区の旗が祝福を受けるのですが、
       上のソプラはサン・ルフィーノ聖堂で、
       下のソットは、サン・フランチェスコ聖堂で!
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       まぁ、シエナのパリオでは、街のドゥオーモ内に
       お馬ちゃんたちも入り、勝ちて帰れ!と祝福を受けるので、
       この写真位で驚いてはいけませんが、ははは、
       町の人々の熱狂度がお分かりでしょう?!




       さて先回見て頂いた太鼓隊の競演が終り、
       舞台にソットの楽師、コーラスが揃い
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       下地区・ソットの人々の行進が始まりますが
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       まず驚いたのは、子供達の参加の多いこと!
       子供の衣装に付いている黒いマークは塔の形で、
       これは赤色とともに、ソットのシンボル。
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       わっ、幼稚園か!と笑ったほどの子供の数で、ははは、
       大きなお父さんの胸の赤ちゃんが、玩具みたいに見えます!




       で、またまた、たくさんの赤ちゃん!!
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       貫禄~!
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       春色の乙女達も登場
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       この方は、一際くっきりはっきりの美人さん! 
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       こうして、下地区の席も埋まり、賑やかに。
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       桟敷席の後ろ下は狭い通路になっているのですが、
       行進を済ませたソットの若者達が、やれ済んだ、と
       ほっとした笑顔で通って行きます。
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       そうこうする内、ソプラの楽師達の音楽に乗り
       向こうから白い長い衣装の男達が踊りながらやって来て
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       なんと、寺子屋の始まりぃ!
       黒いヒゲの若者達が、最初は大人しく子供に扮し、ははは、
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       ですが、先生の講義をそっちのけに、後ろで勝手に遊ぶわ、
       走り回るわ、果ては居眠りを始めるわ、ははは。
       かなり年長組の生徒も見えるでしょう?!
       完全に、彼ら自身が楽しんでいますね、ははは。
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       こちらは広場の反対側で、ソプラの出来や如何にと
       見守るソットの人々
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       先生の「何々だけど、マ・ma・でも・・?」という質問に、
       切羽詰って「マ、・・マンマ!」と答え、広場がどっと笑ったりで、
       
       やぁ、済んだ済んだ、と寺子屋終了にはしゃぐ子供たち!
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       引き上げ間際に、一人がパッとお尻をむき出し、プリプリッとね。
       うん、黒の大型ご愛用なのね、ははは。
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       彼らの健闘を称え、即ソプラの人々の唄が始まり
       一斉の拍手で〆ます!
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       さてこちらソットの人々は、いっせいに手を叩きながら登場
       大変な数の人々で、これだけでも迫力!
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       そして、面をかぶった男性2人の登場で、
       右の男性は、ほらね、楽師の彼。
       2人で組んで、さんざんっぱら、ソプラをこき下ろします!
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       shinkaiのイタリア語能力では到底付いていけませんが、
       悪口を言っているのはよく分り、ははは、
       ちょっと褒めてみても、結局は悪口だったりね。




       渋い顔で見つめるソプラの人々!
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       どういう感じでイタリア版掛け合い漫才が進むか・・
       7分位の所からどうぞ!  最初に寺子屋の最後が出ます。




       最初は座って聞いていたソットの人々も、喜びの大熱狂!
       皆立ち上がって大喝采。
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       最後は広場の向こうに向かって、見たかぁ!!の大歓声!!
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       という感じで、多いに盛り上がって終わった公演初日でしたが、
       翌日は「春の乙女」のご披露に続き、石弓、ソリ引き、
       そして綱引き競技の直接対決と、またまた大変な盛り上がり!
       どうぞ、お楽しみに!!

       古い映像も含まれる気がしますが、一応今年の総集編



     *****

     ◆ 展覧会のお知らせ ◆

       東京の久米美術館で開催中の
       ミヒャエル・クーデンホーフ=カレルギー絵画展
       のご案内が届きました。
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       大変にファンタジーに満ち満ちた絵ですが、
       お名前から即、どんな由縁の方かお分かりでしょうか?!

       久米美術館からの素敵なプレゼントのお話もありますので、
       水彩ブログでのご案内をどうぞ!


    
     *****        
       
       いつもブログご訪問、有難うございます!     
       



       


by italiashiho2 | 2015-06-03 04:43 | ・アッシジ | Comments(11)
Commented by fresco1939 at 2015-06-03 07:48
おもしろかったです。
安野光雅の絵本の実写版を見ているようでした。
アッシジにあんなにたくさんの人がいたとは。
赤ちゃんの目線が可愛かった。
さすがにイタリアという衣装でしたね・・・
Commented by hairpriori at 2015-06-03 09:56
こういう
伝統の
行事いいですね
Commented by musica at 2015-06-03 12:07 x
連日楽しませていただいてます。
5月27日のブログでサンフランチェスコ聖堂の色々な角度と一日の内で変わる光の姿を見たのが功を奏して,そこに滞在した気分になり,その上でこうして時を追ってお祭りの展開を見せて頂き、もうどっぷりです。shihoさんの構成力すごいなあと感心しています。
久米美術館、東京に出ている学生に勧めましたら,行くと言っています、教えて下さって有り難うと感謝されました。
Commented by italiashiho2 at 2015-06-03 13:42
★frescoさん、こんにちは! コメント有難うございます。

ああ、そうですね、安野さんの昔の作品に中世の旅人の絵本がありましたっけ。 あれ大好きでした。
一年間かけて準備し、町の人々が実際に参加し演じるので、凄い迫力なんですよ。

本当に、赤ちゃんがちゃんと見物桟敷の方を見ているのですよね!

毎日そちらに拝見に上がっているのですが、あ、素敵だ!と思っても、ついコメントを書きそびれ・・。 夜出直そう、と思いつつ、草臥れていつも潰れてしまいます。
すみません!!

Commented by italiashiho2 at 2015-06-03 13:43
★hairprioriさん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、途中の中断は何度かみたいですが、戦後からずっと続いているみたいです。
Commented by italiashiho2 at 2015-06-03 13:51
★Musicaさん、こんにちは! コメント有難うございます。

ああ、楽しんでいて頂けて良かったです! まだまだ続きますからねぇ!!

今回は朝とか夕方の光を求めてあちこち、要塞の上、サン・フランチェスコ聖堂の前と粘ったのですよ。
光の角度もそうなのですが、アッシジの町で観光客の姿の入らない時間帯は少ないのですね、はい。
でも面白いのも撮れたのですが、さてどうやって見て頂こうかと考え中です。
いえいえ、お祭りは、彼らが構成していますのでね。

久米美術館の入場券、ご住所をお知らせ下さったら、送って頂けますよ。 どうぞ!

Commented by 小父さん at 2015-06-03 21:01 x
こんにちは

>もともとが中世の2家族間の争いに端を発し、市民を巻き込んでの

へへへ、そんな云われは興味深いです。

聖堂での祝福とは!西洋文化は厳粛なセレモニーがつきものですね。
お~っ、コーラスも入るのですか。
ますますムードが盛り上がりますね。

うわぁ!ご婦人方の行進がまたいい!
男だけの祭ではない!ということですね。
子供たちもとっても嬉しそう。

>大きなお父さんの胸の赤ちゃんが

本物の赤ちゃんなんですか!
これは大きくなったら「僕も私もパレードに出る」と自然に思うようになるでしょう。
なにしろ赤子からだったら自分の祭だという意識が備わりますよね。

子供が二人カメラの方を向いていますがshinkaiさん声かけたかな?(笑)

うわー、乙女はやっぱり華やかだぁ~。

>この方は、一際くっきりはっきりの美人さん!

前回の「あの人は美人ですよ。 正面からのもまたご覧頂きますね、」とは別人ですね。
水色の帽子のお嬢さんを探したけど見当たりませんでした(泣)

寺子屋のお芝居だったんですか!それは、よかった。
最初、写真をぱっぱっと見た時、首を差し出しているし、衣装からもメアリー・ステュアート・スコットランド女王のような斬首を思い浮かべました(爆)
       
>即ソプラの人々の唄が始まり、一斉の拍手で〆ます!

お洒落ですね~。
Commented by 小父さん  2 at 2015-06-03 21:02 x
>さてこちらソットの人々は、いっせいに手を叩きながら登場

すごいすごい。
はっはっは、今度はこいおろすんですか!

>渋い顔で見つめるソプラの人々!

日本だと祭りに喧嘩はつきものですが。険悪な感じにはならないのですか?

掛け合い漫才2回目のブラーボ、ブラーボ、ブラーボまで拝見しました(笑)
会場に居るみたいです。

>見たかぁ!!の大歓声!!

はっはっは

総集編で祭りの大きさが感じられます。
この祭りにかかわる人たちもう来年のことを考えているでしょうね。
これは見応えがあるでしょう。
有難うございました。
Commented by italiashiho2 at 2015-06-04 00:24
★小父さん、こんにちは! コメント有難うございます。

はい、町が大きくなり、実力者が町に出てくるとやはり勢力争いですよね。 それに当時はイタリア中が争いだらけだった様子ですが、その町の2分と、春が来た喜びのお祭りが一緒になっている様ですね。

まぁ、日本のお祭りもやはり神社のお祭り、奉納で、町の人々の信仰とは切り離せないという事なのでしょうが、
それにしても、あのサン・フランチェスコ聖堂でとは考えた事がなかったので、おお!と驚きました。

はい、楽器の演奏とコーラスは、時代衣装での行進の間とか踊りの時はずっ~と続いているのです。
どんな音楽か、また聞いて頂く様にしますね。

あ、桟敷席の方から皆声をかけますから、ちょうどこちらを向いた所だったのだと思います。

ははは、あの水色の帽子の方はまだです。 このはっきりくっきりも正面がありますから、またのお楽しみに!

斬首だなんて、ははは、居眠りですよぉ!

全部の公演の出来具合で、その年の勝者が決まるのですが、決めるのは専門家達で招待されているのですね。
それに公演は2時間半から3時間で終り、子供も女性も町の人たちがたくさん参加しますし、お酒を飲みながらの一日続くお祭りではないので、公演でのおふざけ、冗談はその場限りのもの、と分っているのではないでしょうか。

いやぁ、このアッシジのお祭りを見て後、我が町コネリアーノのお祭りを見たら、なんともはや情けないものでして、ははは、勝てそうなのは旗振り競技だけでした。
知恵も出さない、お金も出さない、参加者も少ないというやつで、逆にアッシジの町のこのお祭りにかける町の人全部の情熱が分りました。
本当に、既に来年は何を、どの様に、と考えているでしょうね。
こういう情熱が若者達をひきつけ、どんどん盛り上がって行くのでしょう。

こちらこそ、いつも有難うございます!

Commented by ミ~タ at 2015-06-05 20:56 x
アッシジの人たちがこのお祭りにどれだけ情熱を注いでいるか伝わってくるようです。
赤ん坊も衣装に身を包んでいますね。可愛らしいです。
衣装は素晴らしいのですが、実際着ている人は暑くて大変でしょうね。
観客の多くは半袖ですもの。
Commented by italiashiho2 at 2015-06-06 00:46
★ミ~タさん、こんにちは! コメント有難うございます。

そうなんですよ、まさに1年かけて案を練り、練習し、本番に臨むのでしょうね。
それが毎年となると、あの会場の雰囲気にも飲まれなくなるのでしょうね。
はい、衣装は何着かあり、日替わりしているのが、写真を見ていると分るのです、ほんと可愛らしいです。

いやぁ、本当に暑い日が続きましたぁ! 前に行った時は涼しさを通り越していたし、家の方も寒い位でしたからそのつもりで用意していったら、大変暑くなり・・!
お土産用で売っているTシャツを2枚買いました、ははは。


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