イタリア・絵に描ける珠玉の町・村 ・ そしてもろもろ!

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2006年 11月 24日

   ・・・ みんな、広場へ ・ ウンブリア紀行 3 ・・・

 
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     ◆みんな、広場へ

      今日は トゥッティ・イン・ピアッツァ・みんな、広場へ と題して
      ウンブリアのお祭りのご紹介です。  勿論、槍の試合も、お神輿かつぎも、
      時代衣装の美女もいますが、美味しい物、美しい物もあります。
      いざいざ、まずは広場へ!!
      今日の写真は、すべて DeAgostini出版と、specialeTOURING からです。



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     ◆ウンブリアの地図

      今日ご紹介する場所は、ナルニ・Narni  ベヴァーニャ・Bevagna
      ノルチャ・Norcia  グッビオ・Gubbio  フォリーニョ・Foligno
      スペッロ・Spello 




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     ◆ベヴァーニャ の中世風・「ガイーテの市」  1

      ベヴァーニャ・Bevagna の町では、毎年6月の末の1週間、町のすべて
      の人々が中世の生活に戻り、当時の市のお祭りで賑わうのだそうです。
      勿論特産の「タルトゥーフォ・トリフ」も売られているのが見えます。
      台の上中央の籠に黒く見えるのがそれで、1キロ150エウロ(21000円程)
      とあります。  悔しいけど、まだ食べた事がないので、なんとも・・・!



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     ◆ベヴァーニャ の中世風・「ガイーテの市」  2

      これがお祭り期間中の様子です。  「中世の村に変身する」と。
      女性が長い衣装をつけるとなかなか良い、といつも思うのですが、
      如何?  皆さん、のんびりと楽しそうです。  コンサートや、
      弓の競技も行われ、訪れる人々も中世に戻って楽しめるそうです。



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     ◆ベヴァーニャ の中世風・「ガイーテの市」  3

      この女の子の写真に大変魅かれ、この雑誌のウンブリア特集を
      皆さんにもご紹介したい、と思ったきっかけになりました。
      愛おしいというか、あどけなさに胸が痛くなる感じがします。



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     ◆ノルチャの特産品

      ノルチャは豚肉の加工食品で大変有名なのですが、ここには
      チーズ、サラーメ、オリーヴ油、蜂蜜、そして豆類が見えます。
      またノルチャは、18世紀まではイタリアの外科医の学校でも有名でしたし、
      ウンブリアに於けるちょっと特殊な位置も占めているようです。
      また機会を見つけてご紹介したいと思います。



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     ◆タルトゥーフォ・ネーロ ・ 黒トリフ

      これが有名なノルチャの黒トリフです。  といっても、私はまだ
      白も、黒も食べた事がないので、味をご説明できないのが残念です!
      中の様子が、霜降りの様になっているのですね?!  フ~~ム。



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     ◆黒トリフの、パスタ

      ノルチャのタルトゥーフォ・ネーロ をつかった、
      ストゥランゴッツィ・strangozzi と説明があります。  
      皆さん、美味しさを御想像ください!!



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     ◆グッビオ のお祭り、 大ローソクの競走

      この有名なお祭り、高さが4Mもある巨大なローソクを担いで走り回り、
      そして山上のバジリカに奉納する為につづれ折りの山道を登る
      熱狂的なお祭りも、まずは神聖なミサから始まります。  
      そしてこれは大ローソクを梃子の要領で起こしている所です。  
      広場の熱狂が始まります!



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     ◆グッビオ のお祭り、 大ローソクの競走

      さぁ、男たちの肩に担がれまず広場を3周、
      それから町の狭い道を走るそうです。 
      大ローソクは3本あり、それぞれの天辺に町の守護神のサントゥバルド、 
      サン・ジョルジョ、サンタントニオの2聖人が鎮座し、
      揺すられながら、衣を翻しながら、走り回ります!!



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     ◆グッビオ のお祭り、 石弓競技

      大ローソクのお祭りの他に、グッビオにはもう一つ有名なお祭りが。
      中世からの武器、石弓の競技会です。
      写真の様に、固定され、水平に構えて歯車を使って広げるもので、
      その威力はものすごく、一度TVで見て寒気を覚えるほどでした。
      騎士の甲冑など、紙のように軽~く射抜くのですよ!



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     ◆ナルニ のお祭り ・ 輪の競技

      「輪の競技」というのは、建物の間に張られたロープに吊るされた輪を、
      騎乗の騎士が槍で突き通す、というもので、14世紀から続いているそうです。
      写真は、この競技に先立っての、時代衣装で行進の若き美人。
      今日のブログの最初の写真も、このナルニの時代衣装の行進です。



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     ◆フォリーニョ のお祭り ・ クインターナ  1

      クインターナ というのは、槍の的の事で、この名を冠したお祭りは、
      あちこちにあります。 いずれも、騎乗の騎士が、槍で的を突く、突き通す
      というもので、この写真でお分かりのように、輪の中を突き通す競技ですね。
      上のナルニのお祭りも、やはり輪の中を突き通す競技のようでした。



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     ◆フォーリニョ のお祭り ・ クインターナ  2

      こちらはお祭りに花を添える、時代衣装の美人。
      17世紀の素晴らしい衣装だそうで、 ここ 
      フォリーニョでも、お祭りの熱狂は変わらないようですね。



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     ◆カーシア・Cascia の 薔薇の祝福 のお祭り

      カーシア というのは、14~15世紀の聖女リータ・Ritaの町。
      若くして結婚、暴力的な夫が殺された後、息子たちが
      復讐をするよりも死ぬ事を神に願った、そう。  
      そして修道院に引きこもり40年、身体的な痛みを受ける事をも望み、
      額にキリストの茨の冠の棘を受けたという聖女で、
      写真は、その聖女リータの祭日で、善男善女が薔薇の花束を持っています。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  1

      インフィオラータ・Infiorata のお祭り というのは、町の通りに
      図柄を花びらの色を利用して描く、というものです。
      南フランスの海岸に続く、紺碧海岸の街でも行われますし、
      ローマ近郊でも確かあったと思いますが、
      ここスペッロのは大変大掛かりで、素晴らしいもののようで、
      キリスト教の祭日と結びついたお祭りです。
      これはお祭りに賑わいを添える吹奏楽バンドの面々。 女性もいます。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  2

      このスペッロの、インフィオラータに使われる花びらは、
      全て自然の色、本物の花びらで、  
      人工の色、作り物の花びらなし、
      今こうして皆さん、それぞれの家の戸口で花びらをむしっている所。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  3

      図柄に沿って手直しの最中。 すでに出来上がった場所を
      壊さぬよう細心の注意を払って、片脚で!
      両膝にサポーターをつけているのを見て、ご苦労さん!と。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  4

      全部で70もの作品が作られるそうで、これがそのうちの
      最大級の作品との事。  
      場所が、広場と道の上ですから、見るのには不便だろう
      と思っていましたら、やはり櫓が作られているので安心。
      花びらの作品で感心するのは、中間色の使い方が素晴らしい事
      絵の具なら簡単ですが、花びらの色ですから、どの花と特定するのには
      花に関する大変な知識が要求されることでしょう。



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     ◆スペッロ・Spello  インフィオラータ のお祭り  5

      最初にこの写真を見たとき、この書体の感じがすごいなぁ!、
      と思いましたら、この作品が2006年度の賞を獲得した
      その一部分だそう。  なるほど、なるほど!!


   ***

by italiashiho2 | 2006-11-24 22:44 | ・ウンブリア州 | Comments(0)


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